メモメモ

29：名無しさん：2009/02/12(木) 09:21:23: 幼い頃の話だから信じてもらえないかもしれないが…
俺は誕生日プレゼントに母ちゃんに買ってもらったダンロップを履いて走り回っていた
そこで俺はふと思いついた。水の上を走ることはできないか？と
そう思い立ったらすぐに近くの川に行った。川の向こう岸まで10mはあったと思う
(この時点で俺はせっかく母ちゃんに買ってもらったダンロップを汚したくなかったから違う靴に履き替えていたんだ。)
岸の向こうをまっすぐ見つめ、一気に助走をつけ駆け出した！
…がむなしく俺の足は水中に飲み込まれてしまった。
そこで俺は思った。
ダンロップなら…ダンロップならきっとやってくれるって。
俺はダンロップに履き替えた。ダンロップのグリップを信じたのだ。
もう一度スタート地点に着き、呼吸を整え意識を集中し…まっすぐに向こう岸を見つめた。
(ゴー！ダンロップ！)
何者かが俺の頭にそう語りかけ、弾かれるように俺は駆けた！
いよいよ足が浸かる瞬間「キュッ！」というグリップ音と共に、水の上を走っていた
それは完全なる支配。
アメンボがそうする様に俺のダンロップは完全に水をグリップし支配していた。
俺はそのまま向こう岸まで駆けていき見事に水上川渡りを成功させたのだった。

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