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企画もの【バトル・ロワイアル】新・総合検討会議2
882
:
夕陽が、罪を、照らす。(12/27)
◆29ZH4ztR.E
:2012/08/08(水) 01:42:23
この謝罪行為も、ランスの意に沿わぬ行為を行ったことを謝罪しているに過ぎず。
そこに反省などなく。
ただ単に許しを請うているのであって。
要約すれば、ランスに自分だけを愛せよと、
わがままをごり押ししているだけであった。
「まひるさんの気持ちは良く分かりました、が。
あなたの言葉ではユリーシャに届かないこともよくわかりました。
なので。
ユリーシャが話を聞くであろうただ一人の男、
ランスの意見も聞いてみませんか?」
「え……? 俺様か?」
「むしろこの場を裁けるのはあなただけかと思われますが?
というかいつまでも呆けてないで甲斐性みせなさい」
ランスは足下に跪くユリーシャから目を背けた。
夕闇の空を仰ぎ、目を閉じた。
「……ユリーシャ、ちょっと離れろ」
別離を匂わすランスの言葉に、ユリーシャは一層の悲壮さで応じた。
「お願いします、お願いします、お願い……」
「いいから離れるんだ!!」
ランスの怒声。
それがユリーシャに向けられるのは、初めてのことであった。
ユリーシャは恐怖感から思わず身を竦め、足首を握っていた手を離し。
ランスはその瞬間に数歩、後退した。
そうして、深く深く息を吸い込み……
「すぅぅぅぅぅ……」
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