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【ミラーレス】フジフィルムX Series総合スレッド【レンズ一体型】

71読者:2016/12/23(金) 10:02:37
>70
ガット氏の考察 頷くこと多いなぁ。これまで沢山撮影してこられたんでしょうね。
カメラ買い換えが生き甲斐で 新しいカメラを買うことばかりに熱心な人では
分からない次元の話だ(笑)

>ですから私には少し眠く感じる時があります。
これは私もX-T1と16ミリf1.4を借りて撮影した画像を見たときに 同じような印象を持った。
レンズは十分に優秀だと思うのだけど、シャープさを前面に出すのではなくて 滑らかな
表現を優先しているような印象。
遠くの風景を撮影したときに 木々の細い枝が少しぼやけて写るのではないか...という
懸念を持った次第。これはE-M5と12-40ミリProの組み合わせでも若干不満足で
やはりソニーα7やα7IIの描写は その点細部までクリア。LPFの有る無しでシャープさを
論じる乱暴な人もいるけど α7/α7II 更にNEX-6ではLPFを搭載しているにもかかわらず
細密感が十分感じられる画像を提供してくれる。
逆に人物の撮影では女性はソニー機で撮られるのを嫌がるかもしれない。フジX機の方が
向いているだろうなぁ。

>レンズの描写も同様で、・・・
画面全体のコントラストは撮影時あるいは撮影後にトーンカーブをいじれば調整できるけど
ここでガット氏の述べておられる「コントラスト」は細部描写についてのコントラスト再現性の
ことだと自分は解釈した。細部のコントラストが高いレンズは「解像感」非常にが高く感じられ
これが80年代にツアイスが「解像度よりコントラストの高さがシャープさにつながる」と
主張したことにつながる。
アンシャープマスク処理することである程度は解像感を改善することは出来るけれど、やはり
素の状態で高周波領域のコントラストの高いレンズの描写にはかなわない。
自分は標準〜中望遠の画角で好んで引き伸ばしレンズを使うけど、この「細部のコントラストが
高い」魅力にはまっている訳です。別の言い方をすれば「緻密に描写する」レンズが好き。

もう一つのコントラストは レンズ描写の「抜けの良さ」と称される部分で、もしかしてガット氏の
コメントはこちらに関するもの?
昨年2群3枚構成のレンズを手に入れてこれで撮ってみると 猛烈に「クリア」な画像が得られて
びっくりしたことがある。シングルコートなのだけど構成枚数が少なく空気境界面が4つしかない。
設計者はずいぶん苦心惨憺してこのレンズを作ったのだろうなぁ。たとえとしては「被写体とレンズの
間が真空状態で光を拡散するものが存在しない」かのような印象の写り。
フジXシリーズの描写は「被写体と最終画像の間でほんの僅かに光を散らしている」そんな印象。
これは撮像素子のカラーフィルター構成によるものかもしれないし、画像エンジンによるものかもしれない。

好き勝手なことを述べたけど、富士フイルムやソニー、マイクロフォーサーズ、ニコン、キャノンの「優劣論争」は
不毛なことで、各社それぞれ微妙に違った方向を目指しており、ユーザーとしては好みのものが選べるのは幸福なことだと思う。


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