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【ユニット】リコーGXRスレッド【交換式】
84
:
774
:2009/12/04(金) 10:39:11 ID:XLo3YkyA0
パナGH-1/GF-1のAFが速いのは、レンズも含めてコントラストAFに最適化して
いることもさることながら、センサーからの信号をDVCAMに迫る高いフレーム
レートでAFコントローラに送出していることが大きいです。コントラストAFは
原理上コントラスト最大となったポイントが合焦点なわけなので、コントラスト
最大となるまでの途中経過をどれだけ早いタイミングでチェックし続けられる
かが、AF速度に大いに寄与します。
APS-Cのデジ一のコントラストAFが遅いのは、このフレームレートが低いから
です。しかし、フレームレートを上げるとセンサーの発熱が多くなるので、
サイズの大きいセンサーは原理的に不利です。それを解決するには、産業用
CCDカメラみたいにペルチェ素子二段に水冷という強力な冷却でもしないと
だめでしょう(これらは、30コマ/秒のフレームレートでフルサイズのCCDで
ライブビューするものがある)。こういう場合は、センサーが小さい方が面積
比で発熱が少なくなるので、GXRのAPS-CのユニットのAFは高いフレームレート
に耐えられるくらいの冷却をしない限り改善は難しいでしょう。
D90/5000のコントラストAFが遅いのは、ライブビューの連続使用時間を長く
する為にコントラストAFの速度との間でギリギリの妥協であの様な仕様にして
いる筈です。ペンタのコントラストAFも遅いのですが、こちらは、ボディ内
手振れ補正の関係でセンサーに十分な大きさのヒートシンクを付けられない
ので遅いだけでなく、夏場は熱警告が出たり保護機構がはたらいてライブ
ビューが強制中止になったりします。キヤノンのAPS-C機の方がコントラスト
AFが早いのはセンサーのサイズの小ささがメリットになってます。発熱体の
面積が小さければ間違いなく絶対発熱量は小さくなり同じ程度の冷却対策で
はより高いフレームレートに出来るので、ニコンのAPS-C機より有利です。
まして、パナのG-1/GH-1/GF-1の様にセンサーサイズも小さく、しかも、手振れ
補正もレンズ内ならば、二重に有利ですから原理的にコントラストAFの速度を
速めやすいわけです。
GXRのあのユニットは、サイズ的に冷却もレンズ内手振れ補正のデジ一並の
ものを入れることは不可能でしょうから、せいぜいボディ内手振れ補正機並
とせざるを得ないでしょう。そうなると、AFコントローラとしては、ペンタ
機やニコン機並みで、レンズの方でコントラストAFに最適化することで、
それらよりはやや速くすることがやっとでしょう。
実は、私も昨日新宿ヨドバシカメラでGXRの展示機をいじりましたが、D5000
より少しましくらいな感じでした。APS-Cでこれでは、フルサイズセンサーの
ユニットでは、それこそ動き物は一切撮れない風景、クローズアップ、ブツ
撮り専門になってしまう様に思いました。
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