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【ユニット】リコーGXRスレッド【交換式】
15
:
774
:2009/11/16(月) 19:26:32 ID:vXQz/zok0
>>12
上で書いたことは、レンズの後玉とシャッターの干渉だけではなく、レンズシャター
をビハインド式で使用する場合の制約全般の問題点です。は、上で書いた様に、
中心から開き周辺から閉じていくレンズシャターの構造上、焦点面に近い位置
だと、センサー中央と周辺で露出に差が出て来ることです。だから、レンズの後玉
の直後という焦点面から最大限離すことで、シャッターが全開の状態でなくても
シャッター羽根がボケて画面全体が暗くなるようにして、中心と周辺の露出村を
防いでました。トプコンユニの交換レンズは、当然のことながらレンズの後玉がレンズ
シャターのギリギリ手前に来るように揃えてありました。それと、後玉の径は必ず
シャッターの開口径より小さくしないとケラレが発生します。これは、後玉の位置
を揃えることと並んで、レンズ設計の大きな制約になりました。結果として、トプコン
ユニ用の交換レズは種類も少なく、開放F値も暗いものしかありませんでした。
確か、昔の写真工業かアサカメかは忘れましたが、トプコン自身がレンズ設計の
制約が多く発展性に限界があるということで、エキザクタマウントのRE/DM系に
注力する為とか述べている記事がありました。
それから、上でKOWA SE-Tはビトウィン式と書きましたが、KOWAのもビハインド
式でシャターは、トプコンと同じ様な構造(絞りはレンズになく中判・大判カメラの
ビトウィン式と同じようにシャターユニットに着いてました。それで、ビトウィン式と
間違えてしまいました。)だったそうです。訂正します。
トプコンユニシリーズはセイコーが組み込み向けのレンズシャターから撤退した
為、マウントは同じながらフォーカルプレーン式のIC-1オートに変わりましたが、
今度はIC-1オート向けに後から出された交換レンズは、トプコンユニに使えませ
んでした。これは、後玉の径と位置の問題でシャターにぶつかってしまうからで
す。レンズシャターの呪縛から外れ設計の自由度が増えたところで、IC-1向けに
ラインナップを増やそうとしたんでしょうが、トプコン自身が35mm判カメラから
先に撤退していったので、ユニ専用よりはちょっと明るい50mm F1.8の標準レンズ
が出ただけで終わってしまいましたが。
シャッターにぶつからないようにするのは、簡単なことですがセンサー中心と周
辺の露出差の解消には、過去のビハインド式レンズシャッターの一眼レフと同じ
問題を抱える(レンズの後玉系は、必ずシャッターの開口径より小さく、且つ、
シャッターの直前に位置すること)ので、既存マウントのユニットにはフォーカル
プレーン式シャッターの内蔵が望ましいと思われます。
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