フォトマスターについて

15：Photo検1級所持者：2009/09/25(金) 10:14:32 ID:ovVXlALI0: 1級及び準1級ではレンズの光学理論についても出題があるので、色収差で小絞り
にすることで軽減出来るのは、倍率の色収差なのか軸上色収差なのか(軸上色収差
が正解)とか、ザイデルの5収差に分類されるのには何があるかとかは、覚えてお
いた方がいいでしょう。
また、レンズの構成でテレフォト、レトローフォーカスがどういう交換レンズに
使われどういった特徴があるかとか、フローティングシステムはどういう効果が
あるかとかもとっさに連想出来ないならば、整理しておくべき。
それから、1級だとビューカメラのあおりについての出題もあると思われるので、
ライズ、フォール、シフト、スウィング、ティルトのそれぞれがどういうことで、
また、フロントとバックのあおりで何が違うのかも整理しておくと良いと思う。
1級と準1級の差は、1級には一部業務用の機材に関する設問が出てくる場合がある
ことなので、過去問にはなかった(自分の場合は平成18年と19年の過去問をざっと
見ただけなので見落としがあるかもしれない)と記憶してるけど、スタジオ用の大
型ストロボとか単体露出計の特徴や使い方に関する一通りのことも整理しておけ
ば万全でしょう。
あと、デジタル分野を選択する場合はCCDとCMOSセンサーのそれぞれの電気特性の
特徴を、フィルムの場合はネガカラーとリバーサルの特徴(乳剤の青緑赤の感光層
の塗布の順番)と現像手順(リバーサルの場合は内式と外式の違いも)整理しておく
べき。
因みに自分の場合は、デジタル分野を選択した。フィルム分野でも合格できたと
思うが、デジタル分野はとっさに正しい選択肢で迷う設問がなかったが、フイル
ムの場合は一部考え込む設問があったので、前に書いたようにとっさにわからず
考え込んだ短等式の正答率は3択ならば所詮確立1/3程度でしかないから、自分の
知識では明らかに正答率が高いと考えられるデジタル編を選択した。

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