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D3とD2Xを比較する
17
:
MSFD
:2008/05/14(水) 23:25:20
銀塩時代、ベルビア(RVP)が発売されるまでは、私も6X4.5判をメイン機材にしていた頃がありました。
しかし、私の仕事の中心である昆虫の高倍率撮影においては、必ずしもラージフォーマットが有利とは言えないのですね。
それは、フォーマットが大きくなる程、同じ撮影倍率での撮影範囲は広くなってしまいます。(35mm判の等倍撮影での撮影範囲は36X24mm、同じく6X4.5cm判では56X41.5mm)
しかし、ある被写体を前にして構図をとる場合、撮影倍率で決めるのではなく、画面の中でその被写体がどの程度の大きさを占めるかを考えるのが普通です。
つまり、同じ被写体を同じ構図で撮影しようとすると、フォーマットが大きい程、撮影倍率が高くなってしまいます。
通常撮影ならばそれ程問題になりませんが、元々が高倍率撮影の世界ですから、撮影倍率が高くなる程、解像度が低下する、被写界深度が浅くなるといったデメリットが増大していくのです。
従って、ラージフォーマット=高画質とは限らないことは、銀塩時代から経験していたのです。
一方で、高倍率撮影とは逆の風景撮影などでは、圧倒的にラージフォーマットが有利になります。
そのために、高倍率撮影は35mm判、低倍率の接写は6X4.5cm判、風景的な環境撮影では、6X9cm判と4X5と使い分けていました。
今後は、デジタルであっても、撮影目的によって、APS-Cサイズと35mmフルサイズの使い分けを意識することが必要なのでしょうね。
さらに、現状では価格的にも特殊サイズである、さらに大きなフォーマットが低価格で供給されるようになれば、なおさらのことでしょう。
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