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【場】『自由の場』 その3
1
:
『星見町案内板』
:2022/10/15(土) 22:39:13
特定の舞台を用意していない場スレです。
使いたい場スレが埋まっている時や、
現状スレのない地域での場活動にご利用下さい。
町にありえそうな場所なら、どこでもお好きにどうぞ。
61
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/19(土) 22:39:01
>>(涙音)
『花時計』という名の喫茶店にやって来た。
こっちは自撮り写真を送ったが、相手の顔は知らない。
店内を見渡しながら、それらしい相手を探す。
62
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/19(土) 23:27:36
>>61
チリーン…
喫茶店に来客を知らせるベルの音が鳴り響く。
「たしかここで待ち合わせ…だったはず」
やってきたのは、清月学園の学生服を着込んだ少女。
アリスは顔を知らないだろうが、彼女が涙音である。
「さて、どこにいるかな…」
アリスを探してあたりを見回す涙音。
その様子はアリスからも見えているかもしれない。
63
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/19(土) 23:39:53
>>62
キョロキョロしながら歩いていたせいで、前を見ていなかった。
ド ン ッ
「おッ――――――」
カシャァン
二人の体が軽くぶつかり、その反動で『サングラス』が外れる。
「ゴメン!!ダレだかわかんないけど!!」
「え〜〜〜〜と…………」
ササッ
たった今落としたサングラスを、手探りで探す。
夢見ヶ崎の目は『光』に弱い。
サングラスがない状態では、何も見えなくなってしまう。
ちなみに、サングラスは『涙音の足元』に落ちている。
近い距離のはずだが、当のアリスには見えていないようだ。
64
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/20(日) 00:26:47
>>63
ドンッ
「あいたっ」
涙音も前を見ていないところでぶつかってしまった。
「あ、こちらこそすいませ…ん?」
と、頭を下げたところでその姿が、どこかで見たことのある人であることに気づく。
「あー、その、捜し物はコレでしょうか?」
そう言って落ちたサングラスを手にとって、
アリスに手渡そうとする。
「もしかして、あなたがアリスさんですか?」
65
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/20(日) 00:42:45
>>64
「――――――おん??」
声を頼りにして、差し出されたサングラスに手を伸ばす。
スカッ
しかし、見えていないせいで、一回『ミス』ってしまった。
「あ!!コレコレ!!」
そうしてから、改めてサングラスを受け取ったのだった。
スチャッ
「わたしの『ナマエ』をしってるってコトは…………」
「ん〜〜〜〜〜〜??」
サングラスを掛けてから、目の前の人物を観察する。
「ズバリ!!『しらないヒト』だ!!」
66
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/20(日) 00:52:42
>>65
「これがないとよく見えないんですか?」
サングラスを付けていないときの動きを見ながら答える。
眼鏡だろうか、と思ったようだ。
「えーっと、私は…って
知らない人じゃないでしょう!」
思わずツッコミを入れる涙音。
「ここで待ち合わせって話だったでしょう!
私は朱鷺宮涙音です!
鉄さんから聞いてないんですか?」
見た目の話はしてないのだろうかと
やや呆れながら答えた
67
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/20(日) 01:26:45
>>66
夢見ヶ崎が聞いていたのは『連絡先』だけだ。
そもそも涙音だって、
夢見ヶ崎の性別すら分かっていなかった。
顔を見て分からないのは当たり前の事だろう。
「まぁまぁ、おちつこうぜ。いっしょにオチャでものんでさ」
ストン
冗談めかして笑いながら、手近な席に腰を下ろす。
「『ルネ』はナニたのむ??
わたし、『ホットミルクティー』にするけど。
あとは…………コバラがすいたから『ミックスサンド』!!」
メニューを眺め、一足先に自分の注文を出しておいた。
「チューモンしたヤツがくるまえに、
かるくジコショーカイしとくね。
わたし、『アリス』。
しってるとおもうけど、クロガネくんのトモダチ。
『コートーブ』の『1ねんせい』で、
『セカイのゼンブ』をみるのがユメ」
「んっと――――そんで『スタンドつかい』。
スタンドのナマエは『ドクター・アリス』。
ノウリョクは『イロイロ』」
「とりあえず、そんなトコかな〜〜〜〜」
68
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/20(日) 08:59:06
>>67
「えー、まぁわかりました…
私もそこまで気にしてませんし。」
やれやれという感じで涙音はアリスと向かい合うような席に座った。
「私はそれじゃあ…ラッシーというものがあるみたいですね。
コレを注文します。私ももひとつ注文しますね。
この、ホットサンドで。」
涙音もアリスに合わせ、一通りの注文をした。
「ふむ、アリスさんですね。
私は朱鷺宮涙音。同じく高等部1年です。
夢…は今のところよくわからないですね。」
「…フォートレス・アンダー・シージというスタンドを持っています。
どうやらお互いスタンド使いのようですね。」
と、一通り自己紹介をした。
69
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/20(日) 11:16:37
>>68
「『ききたいコト』っていうのは――――」
そう言いかけた時、注文した品が運ばれてきた。
「お、きたきた。そんじゃ、『カンパイ』!!」
ズズズ
カップを持ち上げ、ホットミルクティーを口にする。
「うんうん、グッドグッド。
ルネもなかなかイイみせしってるじゃん。
コレは『ぼうしや』にもおしえないとな。
アリスメモの『324ページ』にキロクしとこう」
カチャ
カップを置いてから、再び口を開く。
「で、『ムラタエイイチ』ってどんなヒト??
クロガネくんから『なんとなく』はきいたけど、
レンラクサキおしえてくれなかったから」
「ルネからみて、どんなカンジ??」
ミックスサンドに手を伸ばしながら尋ねる。
70
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/20(日) 11:44:44
>>69
「はぁ、わかりました。
とりあえず乾杯しましょう。」
そう言ってラッシー入りのカップを打ち鳴らす。
「…帽子屋さんですか?
ふーん、いろんな知り合いがいるんですね…」
そういいながらラッシーを飲む。
はたして涙音の連想する『帽子屋さん』と同じイメージの人物かはわからないが。
「村田さん…ですか?」
夏の魔物との戦いの時、一時共闘を果たした人物のことだろう。
少し手を止めてから考える。
「うーん、そうですねぇ。
私もそこまで知り合っているわけでもないんですけど…
夏の魔物との戦いのときにあってからはそれっきりですし。」
「でもわかることといえば、割りと容赦なくて
結構な強さを持っていて…」
「でもなんというか、色々真っ直ぐな人って感じですかね。
悪い人ではなさそうです。」
そう言ってからホットサンドをもぐもぐと食べ始めた。
71
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/20(日) 20:28:53
>>70
「アリスは『カオ』がひろいぞ。だって、アリスだもん」
「いろいろと『しりあい』はおおい!!」
ムッシャ ムッシャ ムッシャ
「ふ〜〜〜〜〜〜ん」
サンドイッチを頬張りながら、涙音の話に耳を傾ける。
小林丈の失踪に関わっているという情報は、
事前に『アリーナ』から得ていた。
連絡先がもらえなかったという事は、
『拒否された』って事だろう。
対面さえできれば『真実』を掴む自信がある。
しかし、会えないんじゃあどうしようもない。
「『なかみ』はだいたいわかったからさ、
こんどは『みため』おしえてくれない??
トシはナンサイくらいとか、せはたかいかとか、
どんなカッコしてたとか」
「ソレわかってないと、さっきのルネとアリスみたいに、
ゴッツンコしそうだし。
『キオクソウシツ』になったらタイヘンだ!!」
もし『キオクソウシツ』になったら、
『グリムのセカイ』をボウケンするのもよさそう。
『シンデレラ』とか、『あかずきん』とか、
『ヘンゼルとグレーテル』とか。
みんなとトモダチになれるかな??
72
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/20(日) 22:20:21
>>71
「へぇー、色んな人の知り合いなんですね。
アリスだから…でうか?」
自信たっぷりな雰囲気を彼女の言葉からは感じている。
「ふーむ、見た目ですか?
…まぁあれくらいで記憶喪失にならないとは思いますけど…
見た目といえば…」
少し前であるからか、少し考えてから口を開いた。
「学生服とマフラー…
でしたね?…なので学生の人だと思いますよ。
結構遊んでそうな感じというか…」
学生服をそれなりにいじってたように思ったらしい。
そして少し付け加える。
「後はまぁ、棒術が得意な感じですかね…」
そこまで言ったところでまたホットサンドを食べる。
73
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/20(日) 22:39:17
>>72
「じゃ、トシおんなじくらいかぁ。
ん〜〜〜〜『カオ』わかんない??
『シャシン』とかあったらイイけど、たぶんナイよね??」
ゴソッ
「クチでセツメイしにくかったらさ、ササッと『かいて』みてよ」
ポケットからペンを一本取り出して渡す。
それから、『紙ナプキン』を押し出した。
『そこに描いて欲しい』という事らしい。
「『トクギ』まではきいてないけど、まぁイイや。
ついでに『アリスの』もみせてあげちゃおっかな〜〜〜〜」
ズ ギ ュ ン ッ !
そう言って、『ドクター・アリス』を発現する。
全身に『光のリボン』を纏う人型スタンド。
長い『金髪』を持ち、両手にカラフルな『ネイル』がある。
目の部分には、『青いリボン』で覆われていた。
『アリス』を思わせるヴィジョンは、『本体の姿』とよく似ている。
「これが『アリスのアリス』。どうよ??」
シ ャ ラ ァ ン ッ
輝きを放つ金髪を、得意気にかきあげてみせる。
74
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/20(日) 22:49:35
>>73
「顔…顔ですかー…
そこまで詳しくできるかはわかりませんけど…
まぁ絵にしてみますけど…」
ペンとナプキンを見てうなずく。
と、アリスがスタンドを発現させたのを見て
「おぉ!それがあなたのスタンドですか!
それにしても…スタンドって、もっと人間っぽい見た目でも
人間らしさからどこか外れていそうな見た目な感じかと思ってましたが…」
じっとアリスのスタンドを見て
「あなたにそっくりな見た目をしてますねー。
…それじゃあ私もせっかくなので」
そう言って涙音も
ドギュゥン!!
スタンドを発現させ、それにペンをもたせた。
「これが私のスタンド、『フォートレス・アンダー・シージ』です。」
彼女のスタンドは兵士のような力強い見た目のスタンドであった。
そしてそのスタンドにナプキンで絵を書かせているようだ。
「普通に描くよりもスタンドに描かせたほうが早いですよ。
見た目はえーっと…」
涙音はスタンドに絵を描かせていく。
サラサラと比較的精密に早く描いているようだ。
「こんな感じでしたかねー。」
涙音のスタンドはどうやら描き終えたようだ。
彼女の記憶だよりであるためか、村田の絵は『わりと』本人に似ているくらいになったようである。
75
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/20(日) 23:20:38
>>74
「ソレはあるな!!『スタンド』って、みんなそんなんだし!!
アリスも『ケイケン』はおおいほうだからわかるぞ!!」
涙音の意見は正しいだろう。
スタンドというのは、どこかしら異質な雰囲気があるものだ。
そして、『ドクター・アリス』にも、『異質感』は確かにあった。
しかし、『髪の毛』があったり、『爪』があったり、
人間に近い要素も多い。
全身に巻きついている『光のリボン』も、
見ようによっては『光のドレス』に見えなくもない。
「やっぱにてる??クロガネくんにもいわれたっけ。
でも、『ムカシ』はゼンゼンにてなかったんだよ」
「イロイロあって『こうなった』」
自身のスタンドを一瞥してから、
『軍人のようなスタンド』に目を向ける。
「おお!!スッゴイつよそうだ!!
おしろの『ケイビタイチョウ』かな??
おしごとゴクローサマです」
ビシッ
至ってテキトーな動作で『敬礼のマネ』をしてみせる。
「ほうほう、『こんなカンジ』かぁ〜〜〜〜」
完成した『村田の絵』を、じっくりと眺める。
「でも、『アリス』もまけてないぜ!!」
ヒュババッ
張り合うように、別の紙ナプキンを取り、
その上に『ネイル』を走らせる。
『ネイル』は『刃物』のような鋭さを持っているようだ。
『フォートレス・アンダー・シージ』と同等の速さで、
素早く指を動かしていく。
「――――――どうだ!!」
バ バ ン ! !
少しして出来上がったのは、
『フォートレス・アンダー・シージ』の『切り絵』だった。
目の前に『モデル』がいるため、なかなかのクオリティだ。
精密さに関しても、同じくらいのものを持っているらしい。
76
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/20(日) 23:40:20
>>75
「色んな人のスタンドを見てきましたが
人だったりモノだったりと見た目は様々ですねー
…以前は違ったんですか?」
色々あって、というアリスの言葉に少し不思議そうな顔をする。
「やっぱり、経験によってスタンドも変わっていくんでしょうね…
あなたのスタンドは以前はどんな感じだったんでしょうね。」
やや興味ありそうに見える。
「フヒヒ、どうもありがとうございます。
警備隊長、といえばたしかにそのとおりかもしれません。
私のイメージでもそんな感じでした。」
そう言って涙音は自分のスタンドに敬礼をさせてみる。
「あなたのスタンドもなかなか…ほうすごい!」
アリスのスタンドの動きを見てどこか感心した表情を見せる。
「すごいです!あなたのスタンドもかなり器用なスタンドみたいですねー。
そして、私のスタンドと見た目がそっくりです。」
嬉しそうに手をたたきながら答える。
(にしてもこの状況…他の人から妙に見られたりしてないかな…)
ふと、あたりを見る。スタンドが見えていない人間からするとかなり変な光景に見えたかもしれない。
「あぁ、それで…私のスタンドの描いた絵は参考になりそうでしょうか?」
77
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/21(月) 00:13:24
>>76
「バッチリ!!ルネ、『センス』あるよ、うんうん。
もしみかけたら、コレでわかっちゃうもんね〜〜〜〜。
アリスポイント『300てん』プレゼントだ!!」
パシャッ
スマホを取り出して、『似顔絵』を撮影する。
これで他の人に聞くのも簡単になった。
大きな手掛かりだ。
「そうそう。ムカシは『ドクター・ブラインド』ってナマエでさぁ。
いや〜〜なつかしいな〜〜!!
ず〜〜っとイッショだったから、
いまでもタマにまちがえちゃうし」
「『みたい』??え〜〜〜〜と」
ススッ
『イラストアプリ』を起動し、保存してある『絵』を呼び出す。
「――――『こんなカンジ』だった」
涙音に見せた画面に表示されているのは、
『盲目』の人型スタンドの絵。
『白衣』を着ているようなデザインで、
両手には『手術用メス』のような爪がある。
まるで『医者』を思わせる無機質な雰囲気が漂う。
かつてのスタンドである『ドクター・ブラインド』の絵だ。
ふと『ドクター・ブラインド』の事を思い出した時に、
スタンドを使って描いたものだが、
今の『ドクター・アリス』とは全く違う見た目をしている。
78
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/21(月) 20:12:59
>>77
「それは良かったです。
私が助けになれたのなら嬉しいですね。」
そう言って涙音は微笑んだ
「それにしても、そこまでその人のことを知りたいんですかー?」
と、何気なく聞いてみる。
「へぇー、スタンドの名前まで違ったんですか。
…どれどれ」
と、イラストアプリに保存されていた『絵』を確認する。
「確かに…今とはかなり見た目が違いますね。
なんというか、全体的に…」
じっと見ていても、今のアリスのスタンドとは全く違うと思えた。
「ここまでスタンドが変わるのはよっぽどの『きっかけ』があったんでしょうかね…」
とても興味深そうな様子だ。
79
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/21(月) 20:45:28
>>78
「まぁ、イッペンあってみたいだけなんだけど。
かくされるとさぁ、しりたくなるじゃん??」
『誰かが誰かを殺した』。
そんな話は簡単に言いふらしていい事じゃない。
ましてや、本当かどうかも分からないのだから。
「でしょでしょ〜〜〜〜!!
『きっかけ』っていうか、『つみかさね』なんだよね。
あるひトツゼンかわったんじゃなくて、
ながいあいだの『ボウケンのレキシ』みたいな…………。
コツコツやってきたセイカがでたっていうの??」
『ドクター・ブラインド』と『ドクター・アリス』は、
正反対の雰囲気だ。
共通点は『爪』くらいしかない。
それも『メス』から『ネイル』に変わっている。
「ソレをかたりだすと、スッゲーながくなるな!!」
そう言いながら笑う表情は、至って無邪気なものだった。
「そのかわり――――チョットだけ、
『アリスのチカラ』をおしえちゃおう」
耳を澄まし、『超人的聴覚』を働かせる。
それによって、
店の外から聞こえてくる『足音』と『話し声』を拾う。
ここに来る客の『種類』と『順番』を当てようとしているのだ。
「まず『オトコひとり』」
「ツギが『オンナふたり』」
「それから『オトコとオンナ』」
カラン
入店してきたのは、まさしくその内訳だった。
80
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/21(月) 21:25:44
>>79
「ふーむ、隠されると…ですか。
ということはあの連絡は、村田さんの方にも…」
だが断られた、ということなんだろうと考えた。
「冒険の歴史…
スタンドを使うようななにかが、あなたのスタンドを変えたってことでしょうかね…
にしてもここまで変わるもんなんですねー、スタンドって…」
じっと『ドクター・ブラインド』を見ている。
「流石にいっぱいいろんなことがあったんですねー。
まぁそこまで長くなるなら別に無理はしませんよ。
…スタンド能力ですか?」
どこか注意深そうにアリスの動きを見ていると。
「…確かに、その通りの客が入ってきましたよ!
それがあなたの能力ですかー…」
涙音の考えでは、彼女の能力は聴力の強化のようなものだろうと考えられる。
最もそれは能力の一端にすぎないのは涙音は知らない…
81
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/21(月) 22:08:35
>>80
「そーいうコト!!
アリスは『ミミ』がスッゴイいいんだよ。
ほかにも『イロイロ』あるけど、
ゼンブみせちゃうとつまんないから、コレくらいにしとこう」
スタンドの能力は『一人一つ』とはいうものの、
『ドクター・アリス』の『出来る事』は豊富だ。
特に、『即時の情報収集』に関しては随一と言っていい。
とはいえ、『同じような能力』がない訳でもない。
「でも、『にたようなスタンド』みたコトもあったっけ。
『おなじタイプ』っていうか…………。
にてるけどちがうカンジ??」
『モノディ』――『ドクター・アリス』と同じように、
『超人的聴覚』を持つスタンド。
しかし、他の部分はかなり違っていたし、
発現のきっかけも異なる。
『ドクター・ブラインド』が感覚を発達させたのは、
『全盲』の本体を補助するためだった。
それに対して『モノディ』は、
本体自身の『聴覚過敏』を打ち消すために、
生み出されたスタンドだった。
まさしく『対照的』だ。
「ところでさぁ、わたしはいつも、
『オモシロいモノ』をさがしてるんだよね〜〜〜〜」
「アリスはウサギをおいかけるでしょ。
そんで、わたしはアリス。
だから、わたしはウサギをおいかける!!」
「つーワケで!!なんか『オモシロいハナシ』ない??
なんでもイイよ〜〜〜〜」
話題は変わり、いきなりの無茶振りだ!!
82
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/21(月) 22:30:42
>>81
「全部…いまのも能力の一つにすぎないってことですか…
なかなかきになりますね…」
そう言ってうなずいた。
「ほう、似たようなスタンドがいるんですね。
…スタンド使いもいっぱいいるようですし
似た感じのも現れたりするかもしれませんね…」
ふと、自分の母親のスタンドのことを思い返す。
どことなく自分のスタンドと似ていたようにも思える。
「面白いものですかー…
好奇心旺盛なんですね、…うーん?」
突然話題は面白い話を!という要求に変わった!
「急にふられると…うーん…
夏の魔物の話か…
それとも、以前急に現れた妙な動画の話か…」
どうやら、必死で話題になりそうなものを探しているようだ…
83
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/21(月) 22:47:44
>>82
「あ〜〜〜〜そこらヘンのハナシは、
もうしってるんだよねぇ〜〜〜〜」
ホットミルクティーとミックスサンドを順調に減らしつつ、
こちらも少し頭の中で考える。
「じゃあじゃあ!!『ルネのママ』のハナシしてよ!!
レンラクサキもらってるんだけど、まだあったコトないし。
どんなヒト??」
親子でスタンド使いというのも珍しい。
自分が知っている限りでは初めてのケースだ。
興味はある。
「オヤコだから、やっぱにてるんだよね??
たとえば『スタンド』とかも」
『フォートレス・アンダー・シージ』を見る。
こんなスタンドが涙音から出てきたというのも、
なかなか不思議に思う。
一見したところ、共通点らしいものが見当たらないからだ。
「ま!!ソレはおいといて…………。
おもしろいエピソードとかあったらきかして!!」
84
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/21(月) 23:12:42
>>83
「あー、知ってましたか…
ならそっちは無理そうですね…」
と考えて、首を振った。
「おかあさ…あ、ゴフッ」
思わず咳き込むような動作をしてから
「母のことを知りたいと?
興味があるんですねー…
私は別に構いませんけど…」
そう言ってから少し考える。
「まぁ似てるといえば似てるかもしれませんね。
兵士っぽい外見とか、パワーもそれなりにあるところとか…」
流石に能力までは言わないが、どうやら似ているスタンドらしい。
「母はとても頼りになる人なんです。
あと、私とは違ってかなりの幸運の持ち主です。
おみくじをひいていい商品を手に入れるなんてしょっちゅうでして…
そういえば、旅行券を手に入れたときの旅行では…」
「『薫衣草園』で友達と楽しく遊んだとかそういう話をしてましたね…
不思議な体験をしたとか何とかで…」
85
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/21(月) 23:37:16
>>84
「すっごい『ラッキー』なんだ!!イイな〜〜〜〜。
それだったら『ウサギ』もイッパイみつかりそう」
頬杖をつきながら、いかにも興味ありげに涙音の話を聞く。
「『わたしとはちがって』??」
気になったところで相槌を打つ。
言い方からして、涙音は『ツイてない』のだろうか。
もちろん、どの程度アンラッキーなのかまでは知らないが。
「ほうほう!!ソレはハジメテきいたぞ!!オモシロそう!!」
そして、『旅行の話』には、大きく関心を示した。
「『フシギなタイケン』――ココロくすぐられるコトバですな〜〜」
『アリス』は『フシギ』をもとめるモノ。
『フシギなタイケン』ときいては、だまっていられない!!
コレは『ホンニン』からチョクセツきかないとな!!
「ルネのママにつたえといてくれない??
いつか『そのハナシきかせてほしい』って」
パクッ
ズズズ
最後のミックスサンドを口に放り込み、
残っているホットミルクティーを飲み干す。
「ルネ、まだジカンある??
せっかくだし、これからどっかアソビいこうよ」
「ん〜〜〜〜〜〜」
「とりあえず『ブラブラしながらかんがえる』ってのは??」
スマホと紙ナプキンをポケットに収め、今日の予定を尋ねる。
ここでの話は一段落したようだ。
問題がなければ、ぼちぼち店を出る流れになるだろう。
86
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2022/11/21(月) 23:54:30
>>85
「うさぎをいっぱい…?
まさか狩る…んですか?」
よくわからない感じのようだ…
「あー、その
まだ私はついてないというか
まぁ不幸と言えるかもしれませんね…」
そう言って軽く自分のみぞおちのあたりを触った。
そういえばたまに涙音はみぞおちのあたりを擦る動作を見せていた…かもしれない。
「まぁ旅行の話は結構聞きましたけど…
やっぱり本人が一番その『不思議な体験』を知ってると思いますよ。
もっと詳しく知りたいなら母から直接聞くのがいいでしょう。」
そう言ってうなずいた。
「確かに。お伝えしておきますね。
きっと母も色んな人に話したいと思います。」
アリスに合わせて、涙音も食べ終えたようだ。
「時間ですか?
もちろん、今日は一日フリーにしてありますよ。
なにかするとしたら…じゃあブラブラしながら考えましょう。」
そう言って彼女も立ち上がった。
「遊びに行くとかなら、この辺にも色々ありますからねー。」
そう言ってお代を払い始めた。
会計を済ませればすぐにでも出られるだろう。
87
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2022/11/22(火) 17:54:38
>>86
アリスはウサギを追いかけて、不思議の国に落ちていった。
ウサギ――それは『好奇心』の象徴である。
だから、夢見ヶ崎明日美は、常に新しいウサギを探している。
自分を不思議の国にいざなってくれるからだ。
今日も、明日も、これからも。
「――――よし!!いくか!!」
支払いを終えて、店の外に出た。
『超人的聴覚』に意識を集中すると、あらゆる情報が入ってくる。
『ドクター・アリス』の能力は、こんな時にも役立つのだ。
「アッチのほうでナンかやってるみたい。いってみようぜ!!」
新たなウサギの気配を感じ、涙音を先導しつつ、
アリスは歩いていくのだった。
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