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【場】『自由の場』 その3
1
:
『星見町案内板』
:2022/10/15(土) 22:39:13
特定の舞台を用意していない場スレです。
使いたい場スレが埋まっている時や、
現状スレのない地域での場活動にご利用下さい。
町にありえそうな場所なら、どこでもお好きにどうぞ。
107
:
甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』
:2022/12/19(月) 16:23:18
>>105
暗くて静かなトンネルの中に足を踏み入れる
中は少し湿っているようで
ひんやりとした冷気を感じる…霊気か?
夏ならば、このひんやりとした感じも悪くはないが
ただでさえ寒い冬に、この冷たい空気は体に毒と言える
冷気が体を蝕み、体温が奪われていく…
懐中電灯で辺りを照らすと、
外観とはまた違う雰囲気が漂う光景が見られる
歴史を感じさせる古い壁は、不気味さを感じさせると同時に
齢を重ねたそれ特有の、荘厳さや美しさといったものがある
しばし、それを眺めながら歩いていると…
>>106
「何か言った?」
聞き間違いか幻聴か?
いや、今のははっきりと聞こえた「人の声」だ
よく聞いている円谷の声でない事も確かだ
何が死ねば良かったというのだろう?
そんな事は無関係な自分がいくら考えたって分かるわけがない
少し辺りを見回して見ると、壁に顔のような染みを発見する
シミュラクラ現象というものだ
3つの点が集まれば、人はそれを顔と認識してしまう錯覚である
世の中の心霊写真の大半は、このシミュラクラ現象だ
この染みを顔のように認識してしまうのも
心霊スポットという場所だからか、そういう心理が働くからかもしれない
この壁の染みを、なんとはなしにスマホで撮影してみる
108
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』
:2022/12/19(月) 19:25:51
>>106
>>107
「わっ! 天音ちゃんってば……」
不気味な声に思わず周囲を見渡す。
甘城ならやりそうな悪戯だと思い、声をかけるが……
「え、あたしー!? ナイナイ、何も言ってないでーす!
だって、あたしだったら天音ちゃんに聞こえるように言うよ」
「天音ちゃんでもないよね?
なんか不気味ーっ。
誰かのイタズラかなー!?
死んでいい事なんか何もないのにネ」
スッ
―シャリリリリ
「変な人かもだしー、そうだったらやっつけちゃお!」
『リトル・スウィング』を念のため発現して、
その輪っかを一つだけ手に持っておく。
「もしもーし、誰かいるんですかーーーーーーっ」
先制攻撃を仕掛けるほど戦いは好きでもない。
やったら誰にでも勝てるとしても。
「あ! 天音ちゃん、撮った写真あとでラインしてネ」
甘城にそんな声をかけてから、周囲をもう一度見渡してみる。
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