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【個】『やがて星に至り給へ』【他】

1『リィン・カーネイト』:2022/09/05(月) 23:58:31

゚+*:;;:*『勇者』との応答専用スレです。*:;;:*+゚

              ☆詳細は>>2にて。

2『リィン・カーネイト』:2022/09/06(火) 00:02:23

☆当スレでは『勇者』が『リィン・カーネイト』と会話出来ます。

☆当スレ以外で呼ぼうとしても呼び出せません。

☆当スレでも、しかるべきロケーションでないと呼び出せません。

☆状況が正しくとも『リィン・カーネイト』が姿を現すかはその時次第です。

☆『リィン・カーネイト』側から『勇者』に声を掛ける事もあります。

☆『リィン・カーネイト』は勇者に従属する存在ではありません。

☆『質疑』は『心音サイフォン』の質疑スレでのみ受け付けます。

3勇者『リィン・カーネイト』:2025/02/26(水) 18:58:11
体感1年以上に渡る面接
応募者同士で血を血を洗う凄惨な争いを終えて帰って来た日の夜

お風呂に入り、パジャマ姿で自室にいる勇者
膝の上に布みたいな猫みたいな何なのか分からない謎の生物を乗せている

謎の生き物「にゃあ〜」

謎の生き物をコロコロローラーでコロコロしている
こいつは異様に綺麗好きだからこうすると喜ぶ
ブラッシングみたいなものだ

《リィン、いる?》

まぁ居るかどうかで言えば居るんだろう、多分
ただ、このリィンは基本的に勇者一人の時にしか姿を現さない
この謎猫が居る状況で姿を現すだろうか?

4『リイン・カーネイト』:2025/02/26(水) 20:27:35
>>3(モモゾノ)


       ・・・


            ・・・


     
                 ・・・



『出てこない』。

体感1時間ちょっとだが、実時間で言えば、
数時間待っても『リイン・カーネイト』が来ない。

原因は……この和やかな時間を演出する、『一匹』かもしれない。

5『リィン・カーネイト』:2025/02/26(水) 20:28:12
>>4(名前の変換ミス)

6勇者『リィン・カーネイト』:2025/02/27(木) 18:39:31
>>4
それは声(?)をかけてから何時間も待っていたという事なのか?
いくら勇者といえども気長過ぎだろう…

謎の生き物「にゃぁ〜う……ぅぅ……」

コロコロされて付着していた埃がすっかり取れた
綺麗好きだからお風呂に入れるのも好きな変わった猫だ
布だから洗いやすいし

「よっ」

睡眠状態に入った布みたいな猫みたいなのを抱え、
別室にある専用ベッドにそーっと寝かしに行く

そして現在、改めて自室に一人という状態が作られた
しかし、どこからどこまでが一人という状態になるのか?
蚊の一匹でもいたら駄目!とか言わないだろうか?

7『リィン・カーネイト』:2025/02/27(木) 18:51:35
>>6(モモゾノ)

待っていたかどうかは勇者次第だ。
どちらにせよ、結果は同じ。

室内に『桃園』が一人になって少し経つと…………

            キラキラキラキラ


     《やあ、モモゾノ!
      今日は何の用事だったかな?》


『リィン・カーネイト』が何処からともなく現れた。

待たせて来たにもかかわらず、どこ吹く風といった様子だ。
『妖精』に人間の待ち時間を話しても仕方ないのかもしれないが……

8勇者『リィン・カーネイト』:2025/02/28(金) 19:50:11
>>7
一人の条件には猫の一匹でもいてはいけないわけだが
その条件には虫けら、蚊やノミの一匹でも居てはいけないのか
もし居たらリィンは出て来ないのか?
例え見えなくてもそこには肉眼では確認できない生物がうようよしているのだが、
流石にそこまで徹底してはいないだろう
しかしどこからどこまでを一人と定義するのか……

なんていう考察は今は置いておくべき事か

>やあ、モモゾノ!
>今日は何の用事だったかな?

とぼけちゃってぇ…(SNJ)

《今日の面接の話》

返ったら吉報を聞かせてくれ、と言ったのは他でもないリィンだ
ベッドに腰を掛けてリィンに念で話しかける

9『リィン・カーネイト』:2025/02/28(金) 23:47:30
>>8(モモゾノ)

少なくともこの部屋にも微生物はいるだろうし、
虫が一匹もいない保証も、流石に難しいだろう。
それで現れたという点で類推は出来るかもしれないし、
あるいはもっと実験をすることも出来るかもしれない。


   《ああ、そのことだねェ。
    呼んでくれたってことは……
    『吉報』があった、ってコトでいいのかな!》


言い振りからするに、
今日の出来事を見ていたわけではないようだ。
『電脳世界』や『密室』での出来事となると、
『妖精』でも追えないのだろうか。


   《例えばァ……『仲間』が出来た、とか?》


         ――――『仲間』。

更なる可能性のきっかけとなるそれは、
あの『面接』の中で果たして出来ていただろうか?

        『どんな話をするのか』
        『今、どんな心持ちなのか』

    そこのところはけっこう、重要かもしれない。

10勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/01(土) 19:47:13
>>9
>ああ、そのことだねェ。
>呼んでくれたってことは……
>『吉報』があった、ってコトでいいのかな!

《見てたんじゃないんだ、何か意外》

ストーカーのように
四六時中べったり張り付いて勇者の動向を監視していそうな妖精だが、そうでもないのだろうか

まぁ、リィンにもプライベートはあるだろうし
お風呂まで見てる妖精も嫌だが

どこかから勇者の知らない情報を仕入れて来る事からも、
常に付き纏っているわけじゃなく結構あちこち飛び回ってるのかもしれない

>例えばァ……『仲間』が出来た、とか?

お前は物事をあせりすぎる(サム8)

《仲間かぁ…》

今日の事を思い出す
鷲見や外神田と一緒に、漣の面接を受け、見学者からの質問を受け
ロダンの出す問題をそれぞれの考えで答えを出し…
そして実力を示すため全力で戦い合い、その末に勧誘を受けた

彼らとはライバルだった
ライバルであり、同じ目標に向かって進む

《うん、出来たと思うよ、仲間》

11『リィン・カーネイト』:2025/03/01(土) 20:10:54
>>10(モモゾノ)

《見られるならぜひ見たいところだけど、
 誰もが妖精の物語に寛容じゃあないからねェ》

『アリーナ』という組織から見た時、
確かにこの存在は『不審』ではあるかもしれない。
それでも『見ようがない』わけでもなさそうだが……
『桃園』の推理通り他で何かをしてたのかもしれない。


《それは何より!あの場を紹介した甲斐があったよォ》

         キラキラキラキラ

      《フムフム、そうだねェ…………》

              キラキラキラ

答えを聞いてからしばらく、
桃園の周りを飛んで回る『リィン・カーネイト』。

  《実戦じゃない一回で成立するのは珍しいけど、
   相手の価値観も『拳を交わせばダチ』みたいな、
   不良マンガみたいなタイプだったんだろうねェ》

そして、答えははっきりと告げられる。

         セイソウ
《『武闘家』の武器、『聖爪』。
 これなら今のキミからでも引き出せるかなァ……》

      《ただし!》

《これを引き出すと、『二人目』はもっとハードルが高くなるよォ。
 キミとは長い付き合いになるし、個人的なアドバイスをさせてもらうけれど、
 接近戦向けの『ワタシの武器』を二つ揃えるのは少し効率は悪い》

       《……ま、選択はキミがすることだ!
        あくまでワタシは、勇者を導くの存在だからね!》

……ただし、結構長めの補足とともに。

妖精というより武器商人のセールストークか何かのようでもあるが、
そもそも『武器を授ける』存在というのは、そういうものかもしれない。

12勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/02(日) 19:42:44
>>11
《え、え、『聖爪』?》
《かっこいい!》
《それってどんなの?ねぇねぇそれってどんなの!?》

まんまとセールストークに乗せられるかのように
キラキラした目で『聖爪』とやらに食いつく

見たい!見たいし、どんな物なのか知りたい!

武器商…もとい、妖精は気前良く『聖爪』の詳細を教えてくれるだろうか?

13『リィン・カーネイト』:2025/03/03(月) 09:37:07
>>12(モモゾノ)

《えぇ? どんなって言われても難しいなァ!
 セイソウ、聖書の聖なる槍じゃなくて、聖なる爪。
 爪が伸びるっていうよりは『鉤爪付きの籠手』かな。
 ワタシも『授けて』みるまで全部はわからないけど、
 強いて、というか方向性で言えば…………》

       キラキラキラキラ

         《『スピード』で『連撃』》

『速度差』による『手数の差』でいえば、
『拳』を武器とする『鷲見』戦で味わった物だ。

《聖剣とはぜんぜん違った戦い方にはなるだろうね!
 まあでも、キミは剣に限らず鍛えてるだろうから、
 大抵の武器なら使いこなせないってことはないんじゃない?》

『選んだはいいが上手く使えない』といった落とし穴は無さそうだ。

いずれにせよ、『聖爪』を選んだ場合、『他の武器』を目に出来るのは、
かなり先の時期か……もしくはかなりの試練を超えた先になるのは予想される。

   《っで、どうするんだい勇者モモゾノ?
    待ってほしいならいくらでも待つよ。
    選択する事は、妖精じゃなく勇者の特権だからね!》

『他の武器候補』が分かるまで、もう少し今のレベルで仲間集めを続けてみるか、
それとも一旦『他の武器』は置いておくか…………この辺は好みの問題だろう。

14勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/04(火) 20:28:39
>>13
《れんげき…連撃》

脳裏に思い浮かぶ、聖爪を身に付け
疾風の如き動きで戦う自分の姿

……かっこいい!

《ううああぁぁぁ
 悩むなぁぁぁぁぁぁ》

ベッドに寝転がりごろごろごろごろ
取るか取らないか凄く悩んでいる勇者

《う〜〜〜ん…
 でもさ、今選ばなくても後からでも『聖爪』はもらえるよね?》
《選ばなかったらなくなる、っていう事ないよね?》

《新しい装備貰う時に一緒に貰っちゃったり》

15『リィン・カーネイト』:2025/03/04(火) 20:56:00
>>14(モモゾノ)

脳裏に浮かぶ光景通りの『戦闘』が出来るのかは、
もちろん『桃園』次第なところだろうが……
『リィン・カーネイト』の言い回しからしても、
想像とそう遠くはない『戦法』は期待できる。

          キラキラキラキラ

   《悩むのも選べる者の特権だね!
    キミの言う通り、武器は後でも選べるよ。
    ワタシはキミの、『勇者』の武器を授ける。
    キミの経験値が消えでもしない限りは、
    一度見出せた武器は後でも選べるよォ》


   キラキラキラキラ


  《ただ、一緒に……というのは、
   けっこう難しいんじゃないかな?
   溜めて溜めてで貰い始めたら、
   2個目3個目が早くはなるかもねェ》


回答に滲む『迷い』からするに、
これも事実とそう遠くないだろう。
何らかの狙いで巧妙に騙している……
といった『理不尽』な線までは捨てられないにせよ、だ。

16勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/05(水) 20:52:55
>>15
《うーん、そっかぁ》

う〜〜〜ん……

勇者はベッドの上でひとしきり悩んだ

難しい、とは言うが不可能ではないんだろう

溜まった武器を頃合いになった時に一気に貰う
というのが効率が良いのかもしれないが

《それってさ、貰う時って一つしか選べなかったりしない?》

17『リィン・カーネイト』:2025/03/05(水) 21:15:20
>>16

《普通は一つずつになると思うよォ?
 キミがよほどの『大業』を成し遂げたなら、
 話はまた変わるかもしれないけどね!》

        キラキラキラキラ

《つまりは『選択肢の広さを優先するか』
 それとも『進行の速さを優先するか』
 基本はどっちかで、両取りは相当に難しい。 
 そういうものだと思ってほしいな、モモゾノ》

『たくさんの選択肢を広げて、一気に総取りする』。
その可能性自体は否定はされていないが、
普通にやっていて自然に進めるルートでは無さそうだ。

選択肢を広げる方向なら、方針転換は可能になる。
後からでもすぐに『聖爪』を貰うことは出来るからだ。
一方、すぐに『聖爪』を貰えば、それを足がかりに、
さらに早く経験値を貯めていけるという見方もある。

        『どちらでも損はしない』。
        損があるとしたら選んだ先の行動次第だ。

18勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/07(金) 20:10:08
>>17
どういうシステムなのか詳しくはよく分からない(多分聞いても詳しく教えてもらえない)が、
より困難な道に挑むのが勇者らしいと言えるかもしれない
だがユウリは、勇者を目指してはいるし、そのための努力は惜しまないが
苦労を好き好んでしたいわけじゃない
もちろん、何かでっかい事を成し遂げれば超かっこいいだろうけど

《うーん、じゃあ今は溜めておこうかな》

貰おうと思えばいつでも貰う事は出来るかもしれないが、
今は『選ぶ』ことも『選ばない』こともしない、という事を選ぶ

《あー、そういえば
 貰う時お代とか取らない?》

19『リィン・カーネイト』:2025/03/07(金) 21:12:41
>>18(モモゾノ)

《うんうん、『選択しない』のも一つの選択だからねェ。
 もちろん尊重するとも!
 気が変わったらまた呼んでくれれば良いからね》

もちろんいつでもどこでも呼べるわけではないが、
選択肢を保つことは何ら問題なく通る。

《お代なんていらないよォ。
 ワタシは武器屋じゃないんだ》

       キラキラキラキラ

《あくまで武器を授ける存在、それが『妖精』さ》

      《それじゃ、他に用事がないなら、
       ワタシはこの辺で失礼するよ?》

20勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/08(土) 20:36:17
>>19
お代はいらない
それは真実なんだろう
ユウリはそこに関してはリィンの言葉を信じている

…何かの代償が無いとは限らないが

《あ、ちょっと待ってよ》

どっかに消えようとする妖精を止める

《リィン、さっき言ってたよね?》

何の話だろうか?
このまま姿を消して逃げる事も出来るだろうが、
リィンはどうするだろうか

21『リィン・カーネイト』:2025/03/08(土) 22:33:47
>>20(モモゾノ)

少なくとも今、ここまでの旅路において、
『桃園』は『リィン・カーネイト』に支払っていない。
支払わないところに、代償があるのは否定できないが。

   《ん?何をかな?》

『妖精』は去るのを止めた。

話を聞いてくれるかは、おそらく内容次第だろう。

22勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/09(日) 18:00:39
>>21
《実戦じゃない一回で成立するのは珍しいけど、
 相手の価値観も『拳を交わせばダチ』みたいな、
 不良マンガみたいなタイプだったんだろうねェ》

念話でありながらリィンの声真似と表情…
リィンに表情があるのかは不明だがそれっぽい顔で真似をする勇者

《それってさぁ、私以外ともこういう事してるって事だよね?》

『珍しい』と発言したという事は、
ユウリが初めてではない事を指しているという事だ

現在ユウリ以外とも平行してやっているのか、
今はユウリ一人だけなのかは定かではないが、
少なくとも過去に他の誰かとやっていた事は確かじゃないだろうか

じとーっとした目でリィンを見て、ちょっとむくれているように見える

23『リィン・カーネイト』:2025/03/09(日) 18:29:36
>>22(モモゾノ)

《……おっとォ、ワタシとしたことが。
 勇者にいらない心配をさせちゃったみたいだ!》

       キラキラキラキラ


『リィン・カーネイト』は妖精だ。
そのデフォルメされた表情から感情は窺えない。
だが、声色からは窺えるものがある。

          『誤魔化し』だ。


《どうか、安心してほしい。
 今、勇者はこの世界にキミだけさ!  
 キミだけの特権なんだよ。
 だからキミのために情報を集める余裕もある》


嘘を言っているというよりは、『感情を誤魔化している』。
今の『桃園』の質問に、『見せたくない感情』を抱いたのだ。

《過去に勇者候補がいたのは事実だけどね……
 それは、キミが気にする必要があることじゃあないと思わない?》

妖精は問う。勿論『必要があるかどうか』を選ぶ事ができるのは――

24勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/10(月) 21:15:40
>>23
《何か誤魔化してる?》

妖精の表情から感情は窺えなくても
その声色、態度からは感情らしきものが見て取れる
それは慌て、取り繕っているいるかのように感じられる

《えっへへ、リィンもそういう事あるんだ》

何か人間味のようなものがある
ユウリは妖精『リィン・カーネイト』にそういうものを感じた

>過去に勇者候補がいたのは事実だけどね……
>それは、キミが気にする必要があることじゃあないと思わない?

《えー、気になるよぉ》
《だって、『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』って言うし》
《その人達がどうなったか、知りたいよ》

リィンは『珍しい』と発言した
その言葉が示す事はつまり、過去にリィンと関わったのは1人ではなく複数人いるという事だ

25『リィン・カーネイト』:2025/03/10(月) 21:20:27
>>24(モモゾノ)


≪誤魔化したりなんかしないさァ。
 ……といっても納得はしてくれないだろうけど、
 少なくとも、キミに害のある話じゃあない≫

          キラキラキラキラ


≪そして、『利益』もない。
 キミは愚者でも賢者でもない。
 『勇者』は――――――『経験』に学ぶのさ≫

その言葉もまた、誤魔化しだろう。
だが『リィン・カーネイト』から何かを聞き出すにあたり、
『モモゾノ』には、引き出すための手札が無い。

≪それでもどうしても聞きたいなら、
  そうだね、『聞くべき時』が来たら、ワタシも話すだろうね≫

少なくとも害がないという事を信じるなら、
今すぐ聞き出さないとまずい事が起きる、といったことはないはずだ。

26勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/11(火) 20:49:28
>>25
害はないし利益もない
だから知る必要はないとはならない

何かを知らないのと知っているのとではまるで違う
暗い夜道を照らす灯りと同じだ
その灯りがあらぬ方向へ誘導している、という事もあるが

と言っても、
ユウリが今リィンからこれ以上の事を聞き出すのはかなり難しい
餓鬼みたいに「やだやだやだ!おしえてくれなきゃやだ!!!」
と駄々捏ねればドン引きして教えてくれるか?
むしろユウリを見限ってどっかに逃げそうだ


頑張って誤魔化して感情を隠そうとするリィンを見て、
面白いけど、ちょっとからかい過ぎかな
と、ここは一旦引く事に決めたユウリ

≪じゃあ今度はちゃんと聞かせてよね≫

≪でも≫
≪もう一つ聞きたい事があるんだけど≫

ギラン

鋭い刃物が妖しく煌めく

『聖剣』
その手に握られているのはそう呼ばれている物だ

27『リィン・カーネイト』:2025/03/11(火) 21:49:01
>>26(モモゾノ)

《ああ、いつか話すよ。キミが強くなればね!》

        キラキラキラキラ

      《それで》

    キラキラキラキラ

《もう一つの質問は……何かな? 勇者モモゾノ》

『聖剣』の刃は容易に人体を断つもので、
それを振るう桃園の腕力は人外の域にある。

それでも、その刃を翳すことは、
『妖精』の感情に特段の揺らぎをもたらしてはいない。

28勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/12(水) 19:45:12
>>27
元々聖剣はリィンが与えた物だ
リィンがその気になれば、即座に取り上げる事も出来るかもしれない
出来ないかもしれないが

《この子の事》
《いつも『聖剣』ってしか呼んでないけど、名前あるのかな》

ユウリも『聖剣』とはそこそこの付き合いだ
それなりに一緒に死線を潜ってきた相棒と言っても良い

いつまでもただ『聖剣』とだけ呼ぶのもどうだろう

29『リィン・カーネイト』:2025/03/12(水) 20:16:50
>>28(モモゾノ)

《名前かァ………………………》

『リィン・カーネイト』は少しだけ考えたあと、
あるいは考える仕草をしたあと。

《あるかないかで言えば、ない。 
 それは名もなき花の一つだからね。
 けど、別に付けたっていいよォ?
 『聖剣』の本質が変わるわけじゃないから!》

          キラキラキラキラ

《付けるならワタシに付けさせてほしいけど。
 それとも、なにか呼びたい名前でもあったのかな?》

『名前』はあくまで『呼び名』にすぎないが、
一つの『推進力』になるのなら、それもまた良いのだろう。

30勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/13(木) 18:09:41
>>29
名のある名将が使った武器も無銘だった物は多い
名前の有無で性能が左右されたりはしない

だが、愛着というものは湧く
物に対する愛着という感情は、案外馬鹿には出来ない
時にはそれが意外な力になる事も…無いとは限らない

《スゴイケンとかどうかなって思ったんだけど
 リィンの考えた名前も聞いてみたい》

尚、他の候補として剣タッキーフライドチキンとかもあるのだが
ユウリのネーミングセンスに任せたら酷い名前が付きそうだ

31『リィン・カーネイト』:2025/03/13(木) 19:41:25
>>30(モモゾノ)

  Freiheit
《『フライハイト』》

『聖剣』の名付けに迷いはない。
冗談も、澱みも、誤魔化しもない。

《本当はもっと後で付けるべき名前なんだけど、
 『聖剣の本質は変わらない』からね。
 名前がある方がいいなら、そう呼ぶと良いよ》

あるいは、最初からそうだったかのように。

《元より選んだ人間ではあるけれど、
 キミなら不相応ってわけでもなさそうだしねェ》

『聖剣フライハイト』が、今『勇者モモゾノ』の手にある。

32勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/14(金) 20:14:47
>>31
《『フライハイト』かぁ》

聖剣『フライハイト』を掲げ、彼女の姿を改めてよく見る

フライハイト
その言葉は『自由』を意味する
彼女と称したのは、それは女性名詞だからだ

《どうして?》

どうして?
その一言には複数の「どうして?」が含む事が出来る
圧縮言語だ

1つ、どうして『フライハイト』なのか?
2つ、まるで既定路線だったかのように名付けたのは何故か
3つ、最後の言葉はどういう意味か?

察しが良ければここまで汲み取る事も出来るかもしれないが、
普通に考えれば1つ目の「どうして?」までか

ただ、察してもあえて答えないという事もある

33『リィン・カーネイト』:2025/03/14(金) 20:23:59
>>32(モモゾノ)


 Frei
《自由が好きだから、かな》

          キラキラキラキラ

『それはどこまで察しての答えなのか?』
当然、妖精の側がそれを明かすことは無い。
『問いの数より答えの数が多い』事もあり得る。

《まっ、気に食わないなら別の名前で呼んでも良いよ。
 結局のところ選択肢はキミに、勇者にあるからねェ》

      《それで? 他に質問がないなら、
       ワタシはそろそろ行かせてもらうよ?》

『勇者と妖精』の関係は常に不均衡だ。
『何をするかを決める』のは勇者であり、
『何かを知っている』のは妖精である。

今この場で、それを崩すことはできないようには思えた。

34勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/15(土) 19:04:36
>>33
《そうなんだ》
《私も好きだよ、自由》

リィンの言葉にどこまでの意味が含まれているのか
どこまでもいっても想像の域を出ないが

《うん、何かフライハイトって気がする》

何を以てそう思うのか

《うん、もういいよ》

35『リィン・カーネイト』:2025/03/15(土) 19:28:44
>>34(モモゾノ)

《現代日本で勇者になるなんて、
 自由が好きじゃなきゃしないだろうからね!
 だからこそ、ワタシはキミを選んだんだ》

       キラキラキラキラ

《それじゃあまた会おう。
 なにか良い話があれば教えに来るよォ》

                キラキラキラキラ


そうして『妖精』はどこかに飛び去っていった。
『聖剣』に付けられた名の通りに過ごしていれば、
次の物語もそれほど遠くはない――そんな気はした。

36勇者『リィン・カーネイト』:2025/03/15(土) 19:44:13
>>35
どこかに飛び去る妖精を見て手を振る

《リィンも自由だよね》

リィンが居なくなった後に念話で一人呟く
けど、案外そうでもなかったりするのか?


今日は色々あった日だが、ぐっすり休む事にした勇者
泥のように寝て、また次の日を頑張る事も鍛える事の一つだ

明日はどうしようか
次の旅路に向けて、閉じた瞼の中で夢想をする


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