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【全】いつも何度でも【無】

1ロイドパ:2022/06/25(土) 10:24:22
呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも心躍る 夢を見たい

 木村 弓『いつも何度でも』(千と千尋の神隠し 主題歌)

詳細は>>2

7大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』[:2022/07/02(土) 08:37:10
>>6
一番乗りだぜ。

「なんやら思わぬ『副収入』(意味深)が入ったから、今日は病院でボランティアしちゃうんだぜ」  (↓ハスキーボイス↓)

黄リボン付シルクハットを被った緑髪・右青目・左赤目・改造済清月学園黒制服の男装少年(16歳 女子)が
屋内の『お立ち台』で、棒を『ジャグリング』をしている。

「場所が場所だし……心臓に悪そうな手品は、控えめにしておこう」(↓ハスキーボイス↓)

「あ、それ」(↓ハスキーボイス↓)
ジャグリング。

「あ、それ」(↓ハスキーボイス↓)
ジャグリング。

「あ、っと失敗」(↓ハスキーボイス↓)
ジャグリング失敗。 (場を盛り上げるためにわざと)


┏━━━━━━━━━━━━┓
┃--大神のお立ち台---.┃←このへん
┃------------┃

8石動織夏『パイオニアーズ・オーバーC』【中3】:2022/07/02(土) 09:04:08
>>6
二番乗りだぜ。

「ふはははは! 俺さまは、『打ち水マン』! 子どもたちよ、『打ち水』をするのだ! 地面が冷却されて、涼しくなるぞ!」

なんやら髪の逆立った少年が小芝居とともにボランティアをしている。

   バシャーン!

「うわっぷ!」
髪の逆立った少年はいたずら好きの子どもたちに『水鉄砲』・『ひしゃく』・『バケツ』で水をかけられた。

   バシャーン!


「うわっぷ! なにをする!」
髪の逆立った少年は、子どもたちに水をかけられている。

「うわっぷ! まだまだー! もっとだー! もっとだー! まだやられんぞー! 」

小芝居とともに、子どもたちに打ち水を促している。

まあ、遊びの範疇だ。怒ったりするようなこともない。

(つっても、俺は『スタンド能力』を使ってるから、大量の水で、苦しむことなんてことはないんだぜ。溺れないし、冷えないぜ。)

┃///素麺//西瓜///┃ 
┃甘/オルカの打ち水//飲..┃ ←このへん
┃///ス////ス///.┃

9ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/02(土) 13:21:05
>>5

「この『あぽろんおまつりこいん』とやらは……金……では無い?
 つまり……増やせるわけじゃな?」


一回でも『アポロンおまつりコイン』の『交換』に成功すれば、
出店回りたい放題である。


「ムフフ。まずはこのお面を『交換』して、元手とするかの」


オリジナルお面を作成し、それを売りに出す――
『ペイデイ』で通常より良品(多分粘着力とかが良かったりするんだろう)なシール
(ttps://www.amazon.co.jp/dp/B081DVP389/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_DVE6AAJZWYCJS5PFY116?_encoding=UTF8&psc=1)
がめちゃくちゃ貼られたお面を手に、道行く人に声をかける。


「ちょっとよいか? このお面、欲しいとは思わんか? どうじゃ?」

10『アポロン納涼祭』:2022/07/02(土) 14:04:36
>>9 (ナイ)
(GM:言われてみれば金ではないので増やせるかもしれん……)

(GM:といっても、これは老人・子供向けのイベントだから、コインの枚数にはそこまで意味なくて『子供に選択の楽しみを教える系のイベント』なんだよな……)

(GM:身内の少人数イベントだから、スタッフさんが顔を覚えれば乱用を防げるし、多少はいいか……)

んー!許可よっ!

スタッフが顔覚えたかんな!3日後アポロンコイン(厚紙製)100倍だかんな!

オメーン屋スタッフ「あいよ!お嬢ちゃん!アポロンコイン1枚ね!」

ナイは『オリジナルお面』を手に入れた!

  テレテテ-!(例のSE)

ちなみに『ボランティアの小規模お祭り』だから、そんなに質は良くないじょん…。
プロのテキ屋さんではないスタッフさんたちなので…。

さて、オリジナルお面は自分で紙に手描きするタイプのオメーンなので、出来はナイさんのアート能力次第…シールも含めて、どんなものが完成するかな…。

11ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/05(火) 15:23:59
>>10

特にセンスも無いので無秩序にシールが貼られたお面になった。
集合体恐怖症の人が見れば嫌がりそうな出来栄えだ。


「誰も来んな」


いや、子供とかはいるのだろうが、いい感じの客になりそうな人がいなかった。
メタ的に言えばPCが来ない。

とりあえずわたあめを交換して食いながら客を探している。
アポロンおまつりコインは残り1枚だ。

12日下部『アット・セブンティーン』:2022/07/06(水) 22:49:27
>>11
>>GM

「えぇ〜? 来てるよぉ。私のことちゃんと見て〜」

近くに真っ白な少女が立っていた。
肌は白く、三つ編みの髪も白く、
着ているワンピースも白い。
トドメに、白い日傘を差している。

「んふふ、納涼だなんて言ってくれてるけどさ〜。
 そんな名前だけじゃあ、涼しくはならないよねえ」

        「冷たくてあま〜い、
         そういうのが欲しいんだよ」

『コイン』の内一枚をかき氷に変換しに来た、という意味だ。

13ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/06(水) 23:01:03
>>12

「ハッ!? 客か!?」


いきなり声をかけられてびっくりした。
きゅうりを見た猫のように飛び上がる。


「ちょ、ちょっと待て」


その場で座り込み、リュックを降ろして、中から
『電動かき氷機』『氷』『シロップ』を取り出してかき氷を作り始める。
そんな事しなくても出店で普通にかき氷がある。
日下部は子供をスルーして出店でかき氷を入手しても問題ない。
問題あるのは参加者の子供のくせにコインを入手しようとしているコイツだ。
営業妨害ですらある。

14日下部『アット・セブンティーン』:2022/07/06(水) 23:27:29
>>13

「お客さんだよ〜。んふふ。
 ね、かわいい店員さぁん、かき氷一つちょうだい」

        スッ

「ゆ〜っくり待つから、焦らなくって大丈夫だよお」

目の前にかき氷があるなら、
それを取らない理由はなかった。
的屋がやってる出店なら棒で叩かれそうだが、
ここは病院で、運営委員はボランティア。

「カバン、色々入ってるんだ〜。
 んふ、漫画に出てくる魔法のポケットみたいだねえ」

     「シロップ。何味があるの?
       私はね、みぞれ味が好きかな〜」

大きな問題はない……だろう。

あるとしてもそれは可能性。
目に見えている楽しさより優先するべきか? いや、ない。

15ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/06(水) 23:54:37
>>14

「み、みぞれ味?
 みぞれ味って何味じゃ?」


実際どんな味なんだ? PLもわからない。


「味はぁ〜……いちご、ハワイブルー、マンゴー、エメラルドパイン、コーラじゃ」


とりあえず、この子供の持っているシロップはこの5つなのだ。
みぞれ味は無いッ


「あっ! 入れ物が無い!
 ち、ちと待っておれ」

                 「すまんが、入れ物だけ交換するのは可能か!?」


かき氷の材料はあっても入れ物が無く、かき氷屋台に入れ物だけ入手しに行く金髪の子供。
かき氷をコイン一枚で交換するにしても、そのためにコインを消費して入れ物を入手するのは、
客観的に見ればアホの所業である。
『ベター・ビリーブ・イット』の前ではそのような常識的な計算は無意味だが。

16日下部『アット・セブンティーン』:2022/07/07(木) 00:45:48
>>15

「んふ、いいよ〜。ちゃんと、ある物の中から選ぶから」
 
       「そうだね、この中なら〜。
        …………ハワイブルーがいいな。
        んふふ、名前が涼しそうだもん」

「エメラルドっていうのも綺麗な名前だけど〜。
 緑のパインって言われちゃうとねえ?」

『見た目』の涼しさは重要だ。
特に、こんな暑い夏には。

「あれ、みぞれ知らないんだ〜?
 私ね、小さい時にたま〜に食べてたんだ。
 なんて言うんだろうね。透明で、味だけするんだよ。
 あまぁ〜いお砂糖を……水に溶かしちゃって、 
 それをね、そのまま飲んじゃう……そんな味」

         「地味だし、甘いだけだけど」

「やっぱり好きなんだよねえ〜。んふふ。
 もっと豪華なね、テレビに出てくるみたいな、
 果物とかアイスとかたくさん載ってるのも好きだけど〜」

だがそれは目の前には無いし、無いなら必要はない。

「んふふ……だいじょーぶ、だいじょーぶ。
 楽しい事は、ゆっくりやって行こ。
 焦って、転んで、怪我とかしちゃったらイタくて嫌だもんね」

待てば貰えるなら、迷わず待とう。
かき氷だけでなく……遊ぶのは楽しい。日下部は遊ぶのが好きだ。

17ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/07(木) 13:20:56
>>7

        「ミャッ」

いつの間にやら、そこにいた。
『お立ち台』の前にいる観客達に混ざり、
大神の芸を鑑賞している。
ところで、野生のラッコに『30万円』渡す人間がいたらしい。
お陰で、ポケットの中が暖かくなったラッコ。
しかし、ラッコにとっては『紙束』であった。

18ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/07(木) 13:43:24
>>7

「――――初めまして、『ニンゲン』の皆さん」

            バサァッ

背中に翼を生やした女が、『お立ち台』に上がってきた。
羽毛の生えた両腕を伸ばして、恭しくお辞儀をする。
『ハーピー』という芸名で知られる『ストリートパフォーマー』。
大神同様に、『ボランティア』の一員として来ているのである。
これも『人間研究』の一環だ。

(『自発的公共活動』――
 『進化の秘密』を解き明かす鍵になるかもしれません)

「ここからは、ワタクシの『バードショー』も、
 パフォーマンスに加えて頂きましょう」

       バササササササァッ

ハーピーが舞台に立つと、数羽の『鳥』が集まってくる。

              ク イ ッ

        ク イ ッ

指揮者のように指を動かす。
それに合わせて鳥が空中を舞う。
『取り決め通り』の動きだった。

19『アポロン納涼祭』:2022/07/07(木) 17:51:57
>>15(ナイ)
>「すまんが、入れ物だけ交換するのは可能か!?」

氷屋のおばあちゃん「おやまぁ、かわいらしい子だやぁ。お手伝いしてくれるかやぁ。 いい子、いい子だやぁ」

氷屋のおばあちゃんが遠州弁丸出しで反応した。

どうもこのばあちゃん、『ナイ』を『屋台の手伝いに入った関係者の誰か』と勘違いをしているようだ。

そのせいか、『交換』どころか、タダで『容器』をくれた。

氷屋のおばあちゃん「元より、タダ同然で配ってるもんだら、お嬢ちゃが、手伝ってくれるなら、な〜んも、困らんにぃ」

どうも、そういうことのようだ。

つまり、『老婆はナイを手伝いと勘違いしているし、老婆にとって、今のナイは【働いているも同然】なので、【お手伝いの労働の対価】として器を持っていくぐらいなら、安いもの 』なのだ。

とは言え、この祭り活動自体が【ボランティア】なので、【労働の対価】に高価なものが出てくるものはないだろう……。


(GM: 活動内容的にほぼ労働してるわけですし、【労働の対価として行きすぎない程度】なら、『NPC屋台のモノ』を使ってもいいですよん、という『許可』)

20石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』パート:2022/07/07(木) 18:11:50
>>17(ラッコ)

ピュッピュッ…

ラッコが鑑賞してると、なんやら背中の方から、水が飛んでくる気配がした。

ふと振り返ると、ドアの方から複数の人々が、ラッコに水鉄砲を向けている。 ※ラッコの視界はあんがい広いので振り向く必要すらないかもしれない。

その持ち主たちは……

 悪童ちび「たいちょー!ラッコかいじゅー はっけんしました!」

  悪童ぼうず「うむ! こちらでも かくにんした! ひるむな!うてー!うてー!」

   悪童おてんば「きゃっぷ! あたしの じゅう には もう たまが ありません!(水切れ)」

彼らは、体力とヒマを持て余した、入院中の悪童どもである。 ※様子を見るに、少し暴れても大丈夫な部類の患者だろう

ピュッピュッ…

逆立った頭の少年「 こらー! 室内で水鉄砲はいけませーん! だめだぞー! 」

どこかのパーティイベントで会った、逆立った頭の少年が、子供たちを追いかけている。 ただ、会ったことがあっても、ラッコの脳がそれを覚えているかは、別問題である。 さてはて。

(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1540228313/247)

┏━━━━━━━━━━━━┓
┃────お立ち台────┃
┃面──────────輪┃
┃扇─────────達磨┃ ←屋内
┃手芸────────土竜┃
┃───ス────ス───┃
┣━━━━━ドア━━━━━..┫
┃///ス/オ子/ス///.┃ ←オルカくんと子供たち
┃玩//////////焼┃
┃///素麺//西瓜///┃ ←屋外
┃甘//////////飲┃
┃///ス////ス///.┃
┗━━━━門//門━━━━┛

21大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』パート:2022/07/07(木) 18:19:49
>>18(ブリタニカ)

ポッポくん 『ぽっぽー ぽっぽー』

ふと見ると、『鳥』の一団に、なんか『見慣れない白い鳩』が混ざっていた。

あれこそは、大神の手品の助手&相棒&ペットの白鳩 『ポッポくん』 である。 大神のポケットから、いつの間にか飛び出していた。

ポッポくん 『ぽっぽー ぽっぽー』

とりあえず、人馴れしているのか、芸慣れしているのか、ポッポくんは、『周りに合わせて、ハーピーの命令を聞いている』。

22ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/07(木) 19:21:44
>>20

何だか騒がしいので、そちらを見るラッコ。
結果、背中ではなく、顔に水が掛かってしまう。
しかし、ラッコはラッコなので問題なかった。

        「ミャー」

逆立った頭の少年の事は、よく覚えていた。
『シャチのヒレ』に似ているからだ。
本能レベルで刻まれた記憶である。

       トテ トテ トテ

『お立ち台』の前を離れ、少年に近付いていくラッコ。

23ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/07(木) 19:35:36
>>21

            「おや、『アナタ』は?」

       グィィィィィィィィッ

「ワタクシの『キャスト』ではありませんね」

呼んだ覚えのない一羽が混じっている事に気付き、
『注視する鳥』を思わせる動作で、大きく首を傾げる。

(後ほど『ギャランティ』を出さなければならないのでしょうか)

自分のキャストには、『出演料』として、
相応の『食料』を供給しているのである。

「続いてご披露いたしますのは、翼が織り成す空の芸術」

(しかし、『ボランティア』とは本来『無償』であると聞きます)

「鳥達の『アクロバット飛行』をご覧に入れましょう」

(『全体』のために『個』を投げ打つ――
 これが『進化の鍵』なのでは?)

「どなた様も『瞬き』はご遠慮下さいませ」

この星の『制空権掌握』のため、密かに思考を巡らせつつ、
パフォーマンスを続行する。

24大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』パート:2022/07/07(木) 20:47:13
>>23(ブリタニカ)
ポッポくんは『アクロバット飛行』に従う…

 ポッポくん 『ポッポゥ!』   ズンタッ ズンタッ スッ スッ

だが、ポッポくんもまた、芸人ならぬ芸鳥のはしくれ…

 ポッポくん 『ポゥ!』   ポゥッ ポゥッ

『全』となる『群』を乱さず、それでいて『個』の『鳥』として光る『アレンジパフォーマンス』…

『全』の中でもひときわ輝く『個』とならんとするかのような『スター』…


 ※ただ、まぁ、彼は『星見町』のメインストリームとは特に関係がない、ただのハトである…

25石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』パート:2022/07/07(木) 21:46:28
>>22(ラッコ)

ピシャッ…!

ラッコの顔に水がかかったが、それはさながら『蛙の面に水』がごとく、特に何も困らないことだ…。
むしろ、この夏の日には、涼しげでさえある。
 水+屋内のエアコンの風 = 超すずしい !

スタッフ「あーもう、悪ガキたちめ。滑って怪我するから部屋ではやめろって言ったのにもう……。

       あの子たちもそろそろ退院かぁ…。」

…とか言いながらスタッフがテキパキと水を拭いている。

そんな中を、ラッコはトテトテと横切っていく。

  ラッコの姿が珍しいのか、存在にびっくりしたのか、わからないが、周囲にはスマホを取り出して、ラッコの姿を撮る人もいるようだ。

 キャッキャッキャッ

頭の逆立った少年と、子どもたちは、ドアの前にはもういない。

子どもたちは、屋外のスタッフたちに追いかけられながら、太陽の下で声を上げながら、水を浴びて、騒いでいるようだ。 逆立った頭の少年もスタッフに混ざっている。

┏━━━━━━━━━━━━┓
┃────お立ち台────┃
┃面──────────輪┃
┃扇─────────達磨┃
┃手芸────────土竜┃
┃───ス────ス───┃
┣━━━━━ドア━━━━━..┫
┃///ス//オ子ス///.┃ ←オルカくんと子供たちとスタッフさん
┃玩//////////焼┃
┃///素麺//西瓜///┃
┃甘//////////飲┃
┃///ス////ス///.┃
┗━━━━門//門━━━━┛

26ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/07(木) 23:47:57
>>19

「お、おお? そうか?」

「じゃが『交換』することに意味がある……そういうこともあるんじゃ」


と、コインを置いていく。
かき氷がコインと『交換』できれば、『ベター・ビリーブ・イット』で事実上コインは無制限なので、
ここは入れ物を『交換』のラインナップに入れた方が得だ。
非スタンド使いには、スタンド使いが何をしてるのかなんてわからないものである。
まあ、ストローとかスプーンは貰っていくが。


>>16

容器などを入手して戻って来た子供が、かき氷旁を再開する。


「みぞれって雪のことじゃと思ってた」


まあ、天候のみぞれの方が有名だろう。
天気予報でも耳に挟むことがあるだろうし。


「ヘイ! ハワイブルーオマチ!」


この文章を書いてて、「あれ? 普通ブルーハワイだよな……間違ってメモしたかな……?」と気づいたPLは、
シロップの記録を確認してみる……(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1630107603/113)
『ハワイアンブルー』……正しくは、『ハワイアンブルー』だった。
ちょっとネットで調べてみたら、『ブルーハワイ』は『ピーチ味』
『ハワイアンブルー』は『サイダー風味』らしい。
……どういうことだ?

ともあれ、青くて涼しげな印象のかき氷が日下部に差し出された。
袋から出したばかりの氷を、電動かき氷機で砕いて、屋台の容器に入れたものだ。
子供がおままごとでおにぎりと称して泥団子を食べさせようとするような危険性は一切無い。安全だ……。

27日下部『アット・セブンティーン』:2022/07/08(金) 00:46:03
>>26

「雪の仲間にもみぞれっているよね。
 図鑑で見たことあるよ〜。んふふ」

       スッ

「この辺ではあんまり降らなさそうだけど〜」

『ハワイアンブルー』……?
突如得体が知れなくなったかき氷を受け取る。

「わ〜待ってました。
 店主さん威勢がいいねえ〜……んふふ。
 それじゃあ、いただきます」

スプーンに乗せた細氷を口に運ぶ。
青い食べ物というのは珍しい。
食欲を減らすとかなんとか……
だが、この食べ物は目に見て涼しい方に価値がある。

「私ね、『ブルーハワイ』は食べたことあったけど〜、
 これはちょっと違う感じ。
 良いシロップ使ってる〜? 期待してたよりず〜っと美味しい」

『ブルーハワイ』ではなく『ハワイアンブルー』。

    キン…

     「あぁ〜……頭、痛くなってきちゃった」

     「こういうの〜、
      アイスクリーム頭痛って言うんだよね。
      んふふ、そのまま過ぎるよねえ」

28ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/08(金) 01:39:24
>>27

まあ、青いシロップでピーチ味より、サイダーの方が合ってるんじゃないだろうか?


「わしは『ブルーハワイ』なんて知らん!」


金が無いので普通の祭りでかき氷を買ったことが無いのだ。
いや、そこの出店であるかもしれないけど。ブルーハワイ。


「ほう? そういえばアイスを食うと頭が痛くなることがあるな。
 アイスクリーム頭痛というのか」


またひとつ賢くなってしまった。
ところで、アポロンおまつりコインとの『交換』がされたということでよいですね!?

29ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/08(金) 19:31:27
>>24

(ワタクシの『精鋭』について来られるとは……)

           カ ッ !

(これは――明らかに『訓練』された動き……!)

調和を崩さず、それでいて埋もれる事なく、
確かな存在感を示す。
一朝一夕で出来る芸当ではない。
まさしく『プロの仕事』だ……!

(ワタクシもパフォーマー(仮の姿)として、
 それに応じなければ『無礼』というものですね)

「さぁさぁ、続いてお目に掛けますのは『レインフォール』。
 そして、『バーティカルキューピッド』で御座います」

本来は航空機で行われる『曲技飛行』。
それを鳥類で再現するというパフォーマンスだ。
難易度の高い技だが、
『ポッポくん』ならやってのけられると信じる……。

>>(ナイ)
>>(日下部)

(――おや……あちらの方々は……)

ステージの上で、二人の存在に気付く。
どちらも『見覚え』がある姿だった。
向こうが気付くかどうかは分からないが、
舞台に立っているのでそこそこ目立っているだろう。

30ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/08(金) 19:50:26
>>25

少年の逆立った頭を見て、『ホオジロザメ』を思い出す。
かつて『ハッピー・スタッフ』が発現した時に、
返り討ちにした事がある。
あれは、まだ生後間もない『幼獣』だった頃――――。

        トテ トテ トテ トテ トテ

それはそれとして、ラッコは歩き続ける(スD)。
向かう先は『かき氷屋』。
何となく涼しそうだから。

31『アポロン納涼祭』:2022/07/08(金) 20:26:53
>向かう先は『かき氷屋』。
ナイさんの『かき氷屋』 (海賊版。ナイと日下部がいる)

 と

マップの甘マーク:甘味屋 (通常版。かき氷・綿あめ などを売ってる)

があるので、どっちかなと判断に迷うGMであった。

(GM:おそらく前者の場合は、ナイさんに声をかけるだろうから、後者だろうか…)

(GM:どっちですか?)

32ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/08(金) 20:34:39
>>31

    トテ トテ トテ トテ トテ

ラッコ的には、かき氷屋(通常版)に向かって進んでいる。
ただ、その途中でかき氷屋(海賊板)にぶつかるのではないかと思う。
なので、結果的に、かき氷屋(通常版)に行こうとして、
かき氷屋(海賊版)に行き当たるというような形になるかもしれない。

               トテ トテ トテ トテ トテ

33ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/09(土) 07:23:03
>>32

「あっ、ラッコじゃ!」


歩くラッコの前に海賊が立ちはだかった。
海賊王に俺はなる!


「可愛いし、毛も心地いいが……何度も見ると珍しさは薄れるの。
 ラッコ、お前に犬や猫とは違う武器があるというのか!?」

「とりあえず、犬とか猫より何を考えてるのかよくわからん度は高いな。
 ラッコって懐いたりするのかの」


右手に氷の余り、左手に『記録交換』で『ホタテ』を出してみる。

34ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/09(土) 15:18:27
>>33

少し前に一世を風靡したラッコだが、
そのブームも今は落ち着いている。
言い換えれば、町に馴染んだ状態とも呼べるだろう。
その内、住民票も発行されるかもしれない。

                トテ トテ トテ トテ トテ

         しかしラッコはラッコなので関係なかった。

    「ミャー」

海賊に遭遇したラッコ。
これだけの記述だと、ごく自然な光景にも思える。
ラッコが納涼祭の会場にいて、
海賊が海賊版業者でなければ。

             「ミャッ」

つぶらな瞳が氷の余りを見つめていたが、
『ホタテ』が出されたので、そちらに視線が向いた。
もちろん感情はあるのだろうが、
ポピュラーな犬猫より分かりにくい。
とりあえず『ホタテ』には興味を示しているようだ。

          ゴソッ

『ホタテ』を見たラッコは、
脇にある『ポケット』に前足を差し入れて、
『お気に入りの石』を取り出す。
霊長類以外で、日常的に『道具』を使う唯一の哺乳類――
それがラッコである。
『ポケット』の中には、他にも色々と小物が入っていた。

35ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/09(土) 21:53:04
>>34

「お? 食いたいか? 食いたいのか?」


ちなみに横に日下部もいる(言い切り)
多分かき氷食べてる。
話の途中だったが、QSK(急にラッコが来たので)仕方ないのだ。
動物はこちらの事情を考えてはくれない。


「お手! ……お手!」


『ホタテ』を餌に芸をさせてみようとでもいうのか、
だが両手が塞がっていることに気づき、そっとラッコの頭に氷を乗っけてから、
空いた右手に再度、お手を要求した。

36ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/09(土) 22:26:25
>>35

人間と動物のコミュニケーションは難しい。
ちなみに日下部とは初対面だった。
それはそれとして、頭の上に乗せられる余った氷。

      「ミャア」

ラッコはそちらに気を取られたらしく、ナイの方を見ていない。

         ツイィィィィィ――――――ッ

頭を下げると、氷が滑り落ちていった。

                「ミャー」

           トスッ

何を思ったか、落ちた氷を拾ってナイの手に乗せる。
これが『お手』かどうかは微妙なところだ。
意味を理解しているのかいないのかは判断しがたい。

37日下部『アット・セブンティーン』:2022/07/09(土) 22:57:57
>>35-36

「わお……うそぉ〜。
 ラッコだ。ニュース以外で初めて見た。
 この子、最初はどこから来たんだろうね〜?」

日下部は『夏騒動』をあまり知らない。

       「んふふ、芸達者だし、
        水族館から来てたりして?
        だったら、悪い子だ〜」

そう言いつつも別に何も罰さない。
ラッコとじゃれるナイを見ながら、
頭痛が起きない程度に氷を口に運んでいく。

「私日下部〜。ラッコさんは名前とかあるのかな。
 首輪とか、ついてなさそうだけど」

「ね、ね。かき氷屋さんはラッコさんと知り合いな感じ〜?」

38ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/09(土) 23:54:51
>>36-37

「ほう、中々賢いの」


ナイの氷だと判断して返してくれたなら賢いと言っていいかもしれない。
真実は不明だが。


「海から来たんじゃあないのかの?」

「このラッコとは何度か会ったと思うが……多分。
 そういえばこいつも名前は無いのか?」

「……まあ、いいじゃろ、名前なんて生意気なもん無くても」


ラッコの見分けがつかないので自信が無いが、同一ラッコのはずだ。多分。
そしてラッコはこの町で1匹だけなので、呼称はラッコで済む。
ナイは名前をつけることに否定的なようだった。
自分にちゃんとした名前が無いので、動物のくせに名前があるのは生意気だと思っているのだ。
半分一緒に住んでいる猫にも名前をつけていないくらいだ。


「ラッコ。なにか買ってやろうか?
 わしはここではオオガネモチじゃからな。
 ルールじゃから3つだけな。どうじゃ?」


アポロンおまつりコインを無制限に出せるようになったナイは納涼祭を買い占められる。
実際そんなことをしたら叩き出されるだろうが。
伝わっているかどうかは知らない。

39ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/10(日) 13:32:08
>>37-38

何しろラッコの行動なので、
人間に分からなくても無理はない。
ラッコの方にしても、人の事を理解しているかどうかは謎だ。
危害を加えられなければ無害な存在なので、
その辺りは緩くてもいいのだろう。

         「ミャア」

日下部を見上げる野生のラッコ。

     トテ トテ トテ トテ トテ

それから、おもむろに日下部の周りを回り始めた。
『白づくめ』の姿に興味を抱いたのだろうか。
一周すると、満足したらしく元の位置に戻った。

         「ミャー」

このラッコに『個体名』はなく、ただ『種族名』で呼ばれている。
実際、一匹しかいないので、混乱が生じる事はない。
このままなのが一番分かりやすいだろう。

     「ミャッ」

            トテ トテ トテ

ラッコは『焼きモノ屋』に向かっていく。
どうやら『焼きイカ』に関心があるらしい。
ラッコは『アポロンおまつりコイン』を持っていなかった。
ボランティアスタッフ達も、
ラッコにコインを渡すという考えはなかったようだ。
何を思ったか、ラッコに札束を渡す人間はいたが。

40『アポロン納涼祭』:2022/07/10(日) 15:49:50
>>3 参照
>☆環境設定:
>  ③時間:今は朝。 イベント進行に伴い、朝→昼→夕 と変化する可能性あり。

>>PCたち
そして時が過ぎ……

    今は、『昼〜おやつどき』あたりの時間帯。

暑さのまっさかり…・

あたりには、腹をすかせて、流しそうめん、焼きそば、すいかを楽しむ人々の姿が……

ところで、スイカを食べる人はいても、スイカ割りを食べる人はいるのだろうか……

    これが『夕方』になると、なんやら日が傾いて、少し涼しくなって、花火などが始まってしまうかもしれない…おお…おそろしや…

41ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/11(月) 15:58:56
>>39

「遅いの。
 お前の……『船』には乗れんのか?
 もっと移動できる能力だったらよかったんじゃがの」


ラッコはあまり陸上歩行に適した形をしていない。
足は短く靴も履けないし尻尾も引きずる。特にこの季節は地面が熱いので大変だろう。
まあ、だからといって別にナイに出来ることは無い。
『ベター・ビリーブ・イット』にヴィジョンは無いし、
『ディスタント・ラバー』は力は弱いし外に出られないし、本体にも抱えて歩く力は無いし。
とりあえずついていく。


「イカが欲しいのか? 1個目はこれでよいのか?」


野生動物に味付けしたものはよくないかもしれないが、そんな事を気にするナイでは無い。
というか、コイン富豪と化したナイは、とりあえず全部1品づつ『交換』して、好きなものをラッコに選ばせてやる。
3つだけだが。
(途中で不正にコインを偽造した事が発覚するかもしれないが、
 ナイが用があるのは各1個づつなので、買い占めとか酷い自体にはならないだろう)

42ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/11(月) 19:03:24
>>41

     テト テト テト

海の生活に適応したラッコの歩みは低速だ。
水上や水中ならまだしも、陸上での機動力は、
犬や猫には遠く及ばない。
『ハッピー・スタッフ』は本体より速いが、
別に乗れる訳ではなかった。
従って、移動の役には立たない。
そんな状態で、どうやって納涼祭まで来たのかは、
明かされる事のない謎である。

          「ミャッ」

                ハグッ

とりあえず、ラッコは『焼きイカ』を貪り始める。
コリコリした食感の『耳』が好きらしく、そこから齧っている。
それ以外の部分も、残される事はなく食べ尽くされるだろう。

43烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 00:31:44
>>40
「ない…ないないないー!!」
駐車場のあたりを探し回る少女の姿がある。

「私の魂がぁー!どこへぇええええ!!」
ひどくうろたえた様子であっちこっちを探し回っているようだ。


「アレがなければ私のヒーローの素養がぁ!!!」
ちなみに首元に常に巻かれていたマフラーがないらしい。

44ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/12(火) 08:54:16
>>42

「食っておる食っておる」


なぜ動物が何か食ってるのを見るのは楽しいのだろう……
さらにそれが自分の手からとなれば、不思議な感動がある。


「……」


しかし、しばらく串を持って、ラッコにイカ焼きを差し出していたナイだったが、
残り一口、というところで、サッとイカ焼きを取り上げ


「ワハハ」


そしてラッコに見せつけるように山賊のように笑いながら自分で食べてしまった。
チラッとラッコの様子を伺う。悔しいか?

45ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 14:07:10
>>43

(やたらと探し回ってる様子だが――――)

            トッ

マフラーを探す烏丸レイの足元に、不意に小さな影が差す。

(『待ち合わせ場所を間違えた』って風でもない)

一匹の『チワワ』だ。
『スムースコート』と呼ばれる短毛種。
全身の毛が黒い単色の『ブラックソリッド』。

(これだけ必死になる理由には興味があるな。
 見ず知らずの人間だが……)

       トトトッ

(少しばかり『鼻』を貸してやるか)

『DEAN』と刻まれた首輪には、
革紐の『リボンタイ』が結ばれていた。

    (さて、どの方向だ?)

                クン クン

軽く鼻を鳴らし、『レイの匂いがするもの』を追い始める。

46ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/12(火) 14:41:06
>>44

    ――――スカッ

                「ミャア」

最後の一口というところで、イカを取り上げられてしまった。

           シュバッ!

動物的な本能が働き、反射的にジャブを繰り出すラッコ。
意外に速い(歩行速度よりは)!
しかしリーチが極度に短い(射程距離E)ので、
全く届く気配はないし、食らったとしても大した事はなさそうだ。
既に食べられた後なので、どちらにしても遅かった。
そもそもコインを出したのはナイなので、
客観的には当然の権利ではある。

           「ミャー」

納得したのか諦めたのか、それ以上の抵抗を止めるラッコ。
ラッコは平和主義だった。
辺りを見回すと、何を思ったのか、
スイカ割りの方向に向かい始める。

47烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 17:24:23
>>45
「おっ?」
何かが近づいてきたような気がして影が指した方を見る。
底にいるのは黒いチワワだ。

「わー!かわいい!
 どこかの子なのかなー?」
ちょっとそのイヌをみて軽く癒やされるのだが
同時に首輪に名前が書いてあるのを確認する。

「でぃ…でぃーん?ちゃんかな?」
ジロジロとレイがイヌを見つめているが

「っと、そうだった、マフラーを探すんだった…」
しかしすぐに目的を思い出し、あたりを見回し始めた。

レイの匂いは、どうやら屋台の方からも香ってくるようだ。

48ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 18:05:03
>>47

        ――――キャンッ

首輪の名前を確認したレイに、
チワワは同意するかのように一声鳴いた。

(…………何だ?)

(『妙な匂い』がするな…………)

        クン クン

(『一つ』……いや、『二つ』か……)

『レイの匂い』を探る途中で、『異質な匂い』を嗅ぎ取った。
明らかに『人間とは違う匂い』だ。
片方は『鳥』のようだが、もう片方の匂いは『不可思議』で、
自分の記憶にはない。

    (フッ――――)

(人の中に『紛れ込んでる』のは『俺だけじゃあない』って事か)

         トトトッ

しかし、今は『落し物の行方』を追跡する事が優先だ。
レイを先導するように、匂いの方向に向かって歩き出す。
おそらく、そこで『マフラー』が見つかるのだろう。

49烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 18:31:19
>>48
「どうしたのーイヌちゃんー」
先程からクンクンと匂いをかぎながら
何かを探すような動作をするディーンをみて
それを興味津々に見つめている。

「もしかして探してくれるのかなー?
 だとしたら超嬉しいんだけど!」
そう言って後をついていく。

匂いのある先におそらくマフラーがあるだろう。
果たしてそれはどこに…?

50ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 18:51:12
>>49

レイの匂いは、どうやら『甘味屋』の方から漂っているようだ。
おそらく『綿あめ』の辺りだろうか。
食べ物の匂いに混じっているが、犬の嗅覚なら感じ取れる。

     トッ トッ トッ

(この辺りのはずなんだが……)

          ――――ピタッ

          (『これ』…………なのか?)

屋台の陰に『赤い炎』を思わせるマフラーが落ちている。

(……まぁ、いい。物の価値は他のヤツには理解できない。
 それは俺達だって変わらないんだ)

          キャンッ

一声鳴いて、『マフラー』の位置を教える。

               フ ワ ァ ッ

その時、突如として強い風が吹いた。
ヒーローマフラーが風に乗って飛んでいく。
このままでは、
『ヨーヨー釣り・スーパーボールすくい』の水の中に、
落ちてしまうかもしれない……!

51烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 19:34:24
>>50
「もしかしてそっち?」
後からどんどんついていくと…そこには

「あー!それ!」
屋台の陰に隠れるようにマフラーが落ちていた。

「そっかー!あの時だ!
 あの時綿あめを取ろうとして転んだ拍子に!」
果たしてそれでなぜ落としたと気づかないのか…
それはともかく、見つかったことに非常に安堵したようである。

「マイマフラー!
 これをなくすのは私の命の半分をなくすのも一緒だよぉ!!」
大急ぎでマフラーの元へと向かうが…


突然の突風!
「ああっ!風が!」
風がさらっていく先はヨーヨー釣りの水槽!
このままではマフラーがびしょ濡れだ!

「これ以上汚す訳にはいかないのにぃ!
 かくなる上は!」

もはやなりふり構ってはいられないと思ったレイは

『グレゴール・ザムザっ!』
その声を発した瞬間急速にスピードが増した。
何かを顔に装着して変貌を遂げる!
かっこいいヒーローの姿に変身して、マフラーを回収するためにダッシュする!

52ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 19:47:29
>>51

     キィィィンッ!!

『変身』を果たしたレイが駆け抜ける!
そのスピードは、まさしく風の如し!
見る見る内に『マフラー』に追いついていき…………。

             バシッ!

取った!
着水する前に、この手に『ヒーローの魂』を取り戻したぞ!
その光景を見ていたチワワは――――。

(急に『おかしな格好』になったかと思ったら……そういう事か)

      トッ トッ トッ

     (――――俺と『ご同類』だった訳だ)

レイの後ろからついていく。
同時に、『リボンタイ』が淡い光を放つ。
『ワン・フォー・ホープ』を発現したのだ。

《『探し物』は見つかったみたいだな》

黒いチワワから、『スタンド会話』が聞こえてきた。

53烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 19:59:21
>>52
「てーやぁー!」
思い切りダッシュし、ついにマフラーをキャッチした!

「やったぁ!マフラーを取り戻したぁ!」
表情は分からないが、声からとても嬉しそうな様子がうかがえる。

「…て、勢いで変身しちゃったけど、変身した瞬間…誰かに見られたかな…」
あたりを見回して今更慌てだした。
すると突然。

>《『探し物』は見つかったみたいだな》

「うわっ!?」
突然聞こえてきた声に驚き、あたりを見る。
声のした方は…

「い、イヌちゃん…
 もしかして…?」
その光り輝く紐をみて、なんとなく理解した。

「えーっと…
 もしかしてスタンド使い?そして…喋った?」

54ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 20:14:05
>>53

       《『ディーン』だ》

レイの言葉に答えるように、再び声が聞こえた。

《そんなに驚く事はないだろう?
 俺の方が、よっぽど驚かされたんだからな》

        ――――トッ

スタンドを発現したまま、レイに近寄っていく。

《正確には喋ってる訳じゃあないな。
 頭の中で思った事を伝えてるだけだ》

《つまり――俺も『スタンド使い』ってヤツさ》

そして、レイの手の中にあるマフラーを見る。

《随分と大事なものらしいな。
 今度は落とさないように注意した方がいいぜ》

《『次も俺がいる』とは限らないし、
 『落し物に興味を持つ保障』もないからな》

小柄な外見に似合わず、
チワワの喋り方は『成人男性』を思わせた。

55烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 20:49:28
>>54
(うわー、見かけによらず
結構かっこいい話し方だ…)
なんとなく呆けたような事を考える。

「やっぱり、ディーンちゃ…さん?
 はスタンド使いなんだねー…」
そういいつつマフラーを首元に巻く

「まぁ、なにはともあれ助けてくれてありがとう。
 これはとても大事なものなんだ。」
そう言って大事そうになでた。

「大事な宝物を見つけてくれたお礼に…
 なにか奢ろうかな…?」
そう言ってあたりを見回す。だが、イヌが食えるものがこの辺にあるだろうか

56ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 21:17:41
>>55

《さて、俺の口に合いそうなのは…………》

        ジッ

《――――『あれ』くらいかな》

視線の先には『焼きもろこし』の屋台。
とうもろこしは犬が食べても安全な食材だ。
もっとも、チワワのような小型犬は、
食べられる量も少ないだろうが。

《どうする?『くれる』んなら貰う。
 ただし、大部分は、そっちが食う事になるだろうけどな》

《その間に『名前』でも聞かせてくれ。
 俺だけ名乗ったんじゃあ不公平だろ?》

レイの傍らに立ちながら、答えを待った。

57烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 21:32:44
>>56
「これを…食べたい?」
イヌが焼きもろこしを欲しがるのに少し驚きを隠せなかったが

「うん、分かった。
 恩人…恩犬?のためだからね!」
そう言って焼きもろこしの屋台に足を向けた。

「焼きもろこし一つお願いしまーす」
そう言って屋台の人に向けて手を振る。
一般人にも変身後の姿は見えているんだろう。多分。

「あぁ、すいませんー。
 私の名前だね。私の名前は『烏丸 レイ』っていうよ。
 それと」

そう言ってヒーローのような決めポーズを見せた。

「この姿の時は、正義の戦士『レイヴン・ゼロ』!」
と、かっこよく決めた。

「…って名乗ることにしてる。
 一応素顔見られたから、レイで大丈夫だけど…」

58ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 21:47:45
>>57

   《………………》

            《『レイ』、だな》

ポーズを決めるレイを見て、短い呟きを漏らした。
それ以上は突っ込まず、並んで屋台の方へ歩いていく。
人でも犬でも『理解できない部分』というのはあるものだ。

《俺の体格じゃあ、丸ごと食らいつく訳にはいかないからな。
 適当に何粒か取って、地面に落としてくれよ》

《その……『レイヴン・ゼロ』ってのが『レイの能力』なのか?》

『身体を強化する』という意味では、
『ワン・フォー・ホープ』と似ている。
こうして出会ったのも、何かの縁かもしれない。
『全てが同じ』とは思わない、が。

59烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 21:57:21
>>58
「…あぁ、そうそう。
 レイが本名だからよろしくー」
そう言って焼きもろこしを持ってきて

「えーっと、何粒までいけますかー?」
いくつかの粒を取ると、犬の前にそっと置く。

「あぁー、スタンドの名前は『グレゴール・ザムザ』だけど
 変身したときの名前は『レイヴン・ゼロ』…ってちょっとややこしいかな?」
そう言って頭をかいた・

「まぁ、見ての通りの変身する能力ってことでいいよ。
 イメージ通りの変身ヒーローになれる!そんな感じ。」
身体能力を強化するのは確かだが
ある意味真価と言える『もう一つの能力』については
そこまで詳しく言うつもりはないようである。

60ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 22:15:26
>>59

《なるほどな。『俺の』と似てるが……いや、いい》

        《今は『こっち』が優先だ》

             シュルルルルル

首輪に結ばれていた『リボンタイ』が独りでに解け、
『光の紐』となった。
まるで意思を持っているかのようだ。
実際、本体の意思によって操作されている。

      ――――ヒョイッ

紐の先端部分は『人間の手』のような形となっていた。
その『手』で、とうもろこしの粒を拾い上げる。
なかなか素早いスピード(スB)だ。

《思ったよりイケるな。悪くない味だ》

『光の紐』を使い、とうもろこしを器用に口の中に放り込む。

61烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 22:46:51
>>60
「ディーンのスタンドも私と似た感じなのねー…」
そう言って揺らめく光の紐を見つめる。

「すごい、なかなかの速さだねー。
 それにとても器用に動かせる…」
光の紐の動きはなかなか速く器用である。

「焼きとうもろこしはたしかに美味しいものだからねー。
 個人的には甘いのもいいけど…」
そう言ってとうもろこしを口に運ぶ。

「おっと」
カシャッと音がなって口の部分が開く。
その状態からとうもろこしを少し食べ始めた。

62ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 23:04:06
>>61

《どうでもいいが…………外さないのか?
 もう『正体』を隠す必要はないぜ》

         ジィッ

《もっとも、俺なら『匂い』で分かっちまうがな》

変身したままの姿で焼きもろこしを食べるレイを見上げる。
傍から見ると奇妙な絵面だ。
何かのコスプレに見えるかもしれないが。

《まぁ、『こだわり』があるんなら止めないさ。
 どんな格好をしていようと、レイの勝手だからな》

        ヒョイッ

《俺の『ワン・フォー・ホープ』は、
 こうやって動かせるだけじゃあない。
 ここで使う事はないだろうが、
 また顔を合わせる機会があったら見せてやるさ》

『ワン・フォー・ホープ』は、人間に力を与える能力。
一般人なら『操る』事も出来るが、この場で使う意味はない。
『手』ではなく『前足』しか持たない身には、
十分に便利ではあるが。

63烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 23:24:48
>>62
「あー…そういえばそうかも…
 変身するのは楽しくて、たまにそのままにしちゃうことがあって」
そう言ってスタンドを解除し、元の姿に戻る。

「ふーん、ディーンもなにか能力があるということねー。
 その機会があるといいなー。
 …できれば物騒じゃない場所で。」
過去の忍者先生のことを思い出し、少しため息を付いた。

「ん、もうちょっとあげようか?」
そう言ってとうもろこしを差し出した。

「ついでに他に欲しければ勝ってきてもいいけど。」
犬に餌付けをしたくなる気持ちがレイには湧いてきているようだ…

64ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/12(火) 23:44:19
>>63

《物騒な場所に行った事があるような言い方だな?》

     シュルルル

          《さては『これ』絡みか》

さしだされた焼きもろこしの粒を、
『ワン・フォー・ホープ』の『手』で摘み取る。
『調理実習室』で起きた事件について、ディーンは知らない。
だが、スタンド使いであるレイが言うからには、
おそらくスタンド関係であろうという事は想像がついた。

《そういう話なら俺も興味があるからな。
 メシのついでに聞かせてくれないか?》

ディーンにとって大事なのは、『現在の飼い主』を守る事だ。
『嬉野好恵』という名の幼い少女。
彼女を危険に近付けないための情報は、
多ければ多いほどいい。

65ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/12(火) 23:54:47
>>46

「ひひひ」


ラッコの体型は犬でいうならダックスフンドだ。
恐れるとすれば噛みつき、だろうか?
このラッコの場合は『スタンド使い』という点に気を付けるべきかもしれないが、
からかわれたくらいでは発現しないようだ。
発現したところで役に立つ能力かどうかは別の話だが……


「もう食いたいものはないのかの?」


調子に乗って交換しすぎたため、手がいっぱいだ。余った食品を消化しなければならない。
さすがに食いきれないので、『交換』で消しゴムなんかに変えてしまうことになるだろうが……
歩いていくラッコを見送った。

66烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/12(火) 23:55:40
>>64
「あー、まぁ物騒な場所ってほどでもないけどねー
 スタンド使いなら学校にも居たし、アリーナとかいう場所もあるっていうし…」
先生が言っていたことを思い出して振り返る。

「うーん、まぁそういうことなら言ってもいいかなー。
 まぁ、スタンド使いの中には危害を加える人もいるって言う話かな。
 …あの人はマシな方かもだけど」
そう言ってひとまずあのときのことを振り返りつつ語る。

「思い出すのはあの時…
 調理実習室でなんともおかしな先生と出会った時の話…」

『忍んだケーキ』の話をディーンに向けて語りだした。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1454252126/179-225

とうもろこしをちょっとずつ出しながらもその時を振り返る。

「…ちなみに!必殺技はレイヴン・ストライク!
 一撃必殺のキックで先生は爆発四散!」
一度語りだすとだんだん楽しくなってきたのか
ヒートアップし始めている。
周りからの視線が若干冷たい。

67ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/13(水) 00:23:08
>>66

周囲からの視線を物ともせず、
『かつての戦い』を語るレイことレイヴン・ゼロ!
幸い、ディーンから冷たい視線を浴びる事はなかった。
興味深げに話を聞いている。

《…………まさか学校の中に、
 そんなおかしなヤツが紛れていやがったとは。
 それが『教師』をやってるなんてのは『世も末』だ》

レイからもたらされた情報は、想像以上のものだった。

《俺の『今の飼い主』――『ヨシエ』も同じ学校に通ってる。
 レイよりは、ずっと小さいけどな》

《もちろん俺よりはデカいが、まだまだ『子供』さ。
 だから心配なんだ》

話しながらとうもろこしを摘み、口に運ぶ。

《まぁ、『レイヴン・ゼロが強かった』のは十分に伝わった》

       スススススッ

               スススススッ

心なしか、周りの人々が遠ざかっていくように見えるのは、
ただの気のせいだろうか……?

68烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/13(水) 00:55:18
>>67
「ふー、とまぁ…おや?」
あたりを見るとなんだか視線が冷たく感じた。
はたから見れば犬に色々と語りかけている人にしか見えないせいだろうか。

「まぁ、あの先生も今は大人しくなってる…と思うけど。
 少なくともあの人は『そこまで』悪人ではないけど
 スタンドの力を悪用しようとする人間は、絶対いるだろうからねー。」
ため息を付いて答える。

「ふーん、ヨシエちゃんかー…
 私より小さいってことは小学生くらいかな…
 確かに、他にも学校にはスタンド使いがいそうだし…
 そこは心配かもね。」
もしかしたら同じ学部にスタンド使いがいるかもしれない。
そう思うと不安ももっともだ。

「レイヴン・ゼロと呼んでいただき、嬉しく思う!
 一応能力を手にしたときから色々考えてたんだ。
 ヒーローのデザインとか、決めポーズとか、ヒーローネームとか!」
どうやら色々認められて嬉しいようだ。

69ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2022/07/13(水) 16:55:15

ナイと別れたラッコは、新たな地平に旅立った。

           テト テト テト

    「ミャー」

ノンビリしたペースで歩き続け、
やがて『スイカ割り』前に到着したラッコ。

          「ミャッ」

参加者が構える『得物』を見つめながら、その場に佇む。
得物の形状は『バット』を連想させた。
このラッコは『高校野球』に参加した事がある。

70ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/13(水) 16:57:00
>>65

「それでは、ワタクシが代わりに頂戴いたしますが」

いつの間にか、ナイの隣に『翼の生えた女』が立っている。
『ハーピー』と名乗った事があったはずだ。
初めて会った時は、公園で新聞を読みながら、
航空機の『バードストライク』を嘆いていた。

「どのような場所であっても、『悲劇』は尽きぬもので御座います」

『焼き鳥』を見て、露骨に目を背けた。

71天之 月夜『レンブラント』&ラムネ瓶猫『ナックラヴィー』:2022/07/13(水) 17:41:32
              シュワ~

祭りの会場をラムネ瓶みたいな猫がほっつき歩いている

月夜「ねこ」

通りがかった月夜が猫を引っ掴む

ラヴィー「ジュッ!?」

掴んだ猫を丸めて

              ジォワアアアアアアアアアアア!!!!!!

射的会場にぶん投げた!

            ばこぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!

月夜は見事景品を撃ち取った!

72ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/13(水) 17:56:34
>>68

《何なら『舞台』に立ってみたらどうだ?》

          スィッ

《『レイヴン・ゼロ』をアピールできる『絶好のチャンス』だぞ》

『光の紐』の『手』で、『お立ち台』を指差す。
大神とハーピーの『パフォーマンス』が行われていた場所。
『ヒーローショー』をやるにも十分な広さがある。

《この集まりは『ボランティア』ってヤツらしいからな。
 金をもらってやる訳じゃあない。
 勝手にステージを使ったとしても、
 文句を言うヤツはいないさ》

《即席で『立ち回り』でも披露してやりゃ、
 ここのガキ共にはウケるだろうぜ》

レイに囁きかけ、ヒートアップする心に『油』を注いでいく……。

《色々と考えてきたんだろ?俺は試してみる事を勧めるね》

    《『悪役にピッタリなヤツ』もいるようだしな》

ディーンの視線の先(>>70)には、『翼の生えた女』がいる。
さっきまで、『パフォーマンス』を披露していた、
『ストリートパフォーマー』だ。
確か『ハーピー』と名乗っていたか。
ヴィジュアル的にも『敵役』にはうってつけかもしれない。
休憩中らしいが、交渉すればやってくれそうだった。

73烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/13(水) 18:45:05
>>72
「お、おー、なるほどー!
 つまりここで私のかっこいいところを見せれば
 結構名前が知られるかもしれないねー!」
どうやらノリと勢いが先行しているようである。

「勝手に使っても大丈夫そうかなー。
 まぁ壊さなければいいよね。」
そう思って彼女はお立ち台の方に足を運んで見る。

「んー?あの人は果たして
 悪役ポジションをやってくれるかなー。
 一応聞いてみたほうがいいと思うけど…」
>>70の『翼の生えた女性』を見て考える。

「あーすみませんー。」
レイは無理を承知で彼女>>70
ヒーローショーをやってみないかと頼み込んで見ることにした。

74ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2022/07/13(水) 19:14:35
>>73

《俺が付き合えるのは、ここまでだな》

ディーンはレイにはついていかず、この場に残るようだ。

《まぁ、せいぜい一番いい席で見させてもらうさ》

《色々と教えてくれて助かったぜ》

         ヒラ ヒラ

       《またな、レイ》

『ワン・フォー・ホープ』を手のように振って、レイを見送った。

75ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/13(水) 19:18:44
>>73

「はい、どのようなご用件で御座いましょう?」

ちょうどナイに話しかけたところで、
『別の人物』からお呼びが掛かった。

「――――――なるほど」

話を聴き終えると、思案するように目を細める。
これも『人間研究』の一つと成り得るかもしれない。
『パフォーマー』としての認知度を高める事は、
『表の仕事』にも役立つだろう。

「了解いたしました。
 ワタクシが『悪役』を演じるという事で御座いますね」

「そのお話、お引き受け致します」

ダメ元の依頼だったが、
『ハーピー』からは『了承』の返事が得られた。

「『身のこなし』に関しては、
 ワタクシも多少の『自信』が御座いますので」

      ババッ!

            ドシュッ!

         「いかがでしょうか?」

『デモンストレーション』として、
その場でワンツーパンチを繰り出し、最後に蹴りを放つ。
『グレゴール・ザムザ』と同等のスピードだ。
これなら、『アクション』にも不足はないだろう。

76烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/13(水) 19:38:16
>>74
「あ、どーもありがとうー。」
犬に向けて手を振り返し、
微笑んだ。

>>75
「ええ、そのとおりです。はい。」
とりあえずへりくだった様子で頼み込んだレイは

「おー、どうもありがとうございます。」
了承してもらえたことをとても嬉しく思っているようだ。

「見た目以上に素早い動き…
 これはちょっとしたアクションも行えそうですねー!
 それじゃあまずは…」
そう言ってお立ち台の方を見るが、少し首を傾げる。

「えーっと、段取りはどうしましょうかねー…」
何しろディーンに押されて勢いで来てしまったのである。
具体的なプランなどレイは持っていない。
基本的に怪人を倒して決めポーズと決め台詞、みたいなのは考えているようだが…

77ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/13(水) 21:28:53
>>76

「フム――――」

人間そっくりの『実体化スタンド』である、
『ハロー・ストレンジャー』の中で、
『羽衣セキセイインコ』の『ブリタニカ』は考えを巡らせる。

「ワタクシが決めていいのでしたら、
 このような流れはいかがです?
 まず、『適当なお子さん』に『出演』して頂きましょう。
 ワタクシが『子供を襲います』ので、
 そこに『ヒーロー役』のレイさんが登場するのです」

子供なら、そこらに大勢いる。
『エキストラ』に困る事はない。
小さな子供なら、喜んで参加する者も多いだろう。

「レイさんとワタクシが『アドリブ』で戦い、
 最後は『必殺技』を出して下さい。
 それを受けてワタクシが倒れ、最後に『決め』という形で」

「以上が、ワタクシの提案するプランで御座います」

手際よく、全体の流れを設定する。
人間社会に紛れるための『仮の姿』とはいえ、
そこそこ知られた『ストリートパフォーマー』だ。
台本がなくても十分に対応できる。

78烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/13(水) 21:42:17
>>77
「あ、ありがとうございます!
 色々と指示を出してくださるのは、とてもありがたいです」
嬉しそうに答えて頭を下げた。

「ふむふむ、なるほど…
 子供が襲われているところに颯爽と登場!
 そして…バトルして…ふむ」
『女性』が提案するプランを聞いて
レイも考えを張り巡らせ始めたようだ。

「いいですねー!
 それだとかっこよく行けそうな気がします!」
そう言ってガッツポーズをした。

「じゃあ後は子供と協力ができれば…
 直ぐにできそう…」
そう言って子供の方を見る。

79ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/13(水) 22:22:16
>>78(レイ)
>>(ナイ)

「ええ、『子供』がいれば直ぐにでも――――」

      チラ……

呟きながら、近くにいる『ナイ』を見下ろす。
どこからどう見ても幼い子供だ。
『襲われる役』には十分な役者と言える。

「どこかに『子供』がいれば…………」

      ジッ……

言いながら、レイの方を見る。
彼女の方から頼んだ方がいいと考えているのだろう。
もしナイに断られたとしても、他にも子供は大勢いるので、
『ショーの開催』に大きな支障はない。

80烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/13(水) 22:47:26
>>79
「むー、私が選んだほうがいい…と。
 それじゃー…」
そう言ってあたりを見回す。

そして一人の少女に目がついた。
ナイというらしい少女に駆け寄った。

「そこのお嬢ちゃん。ちょっといいかな?
 実は…ヒーローを呼びたいと思って…」
そう言って一通り
ナイに向けてヒーローショーのお手伝い、
怪人に襲われる少女役をやってほしいと言ってみた。

81ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/14(木) 08:21:07
>>70

「ん? 妖怪の人!」


失礼な子供だ。
マジの妖怪だったらとって食われてもおかしくない。


「悲劇? なにがじゃ?」


と、首を傾げつつ、考える。
ラッコにイカ焼きを(9割)やったのは、ラッコがコインを持っていなかったからであり……
この鳥女はどうなのだろうか。人外だからコインはもらえなかったのか、
あるいは何かショーをしていたし、ボランティア側だったのか……
そこまで考えて打ち切った。考えこむのは好きではなかったからだ。


「まあいいか。焼き鳥食べたいのか?」


>>80

慣れない考え事をしているうちに何か頭の上で話が飛び交い、
よくわからないことに巻き込まれそうになっていた。


「どういうことじゃ?
 わしは襲われるのか?」

「嫌じゃが?」


ブリタニカに焼き鳥を食わせようとしながら答える。
串の尖った部分を遠慮なく突き出す姿は逆にブリタニカを攻撃しているように見えなくもない。


「まあ、でもなにか『交換』してくれたらいいぞ」


現金なお子様だ。

82ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/14(木) 11:18:20
>>81

『ハーピー』を名乗るブリタニカが、
『アポロンおまつりコイン』を持っているかは分からない。
立場的には、参加者側よりボランティア側に近いであろう。
本気で飢えている訳ではなく、
ナイが困っているように見えたので、声を掛けただけだった。

    「それは結構です」

            ――――ドヒュッ!

ナイが『焼き鳥』を突き出そうとした瞬間、
高速(スB)で後退する。

          ブチィッ

背中に腕を回し、翼から『羽』を一本毟る。
『ハロー・ストレンジャー』にはダメージフィードバックがなく、
痛覚も存在しない。
抜いた羽を、ナイの前に出して見せる。

        「『妖怪の羽』」

『実体化スタンド物質』という事になるので、
あながち間違いでもないだろう。

83ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/14(木) 12:37:45
>>82

「この動き……テング!?」


適当言ってるだけである。
中の人(鳥)のハゴロモセキセイインコは3色グラデーションカラーの羽根らしいが、
この羽根もそうなんだろうか?


「すごい。これは珍しいんじゃないかの?
 これを『交換』してくれるのか?
 しかし焼き鳥ではないなら何が欲しいんじゃ?」


別に鳥だって種類が違えば鳥くらい食う気がするが……
まあ、人間もあんまり猿は食べたくないか。知性が高い証拠かもしれない。
鳥が食べそうなものとなると、焼きもろこしとか?

84烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/14(木) 14:04:37
>>81-82
「いやー、襲われると言っても演技だから大丈夫。
 ほら、ヒーローショーみたいな…」
ちょっと不安になりながらも答える。
子供の夢を壊してないだろうかという懸念だ。

「うーん、何かと交換かー…
 屋台の食べ物を奢ろうか?」
条件としては手っ取り早いのはそれだろう。
果たして彼女の提案は…?

一方、ブリタニカの方を向いたレイは
「お?」
驚異的なスピードで交代する女性に驚きを見せる。

「スゴイ動きしてるなー…
 サーカスとかの人かな?
 それともスーツアクター…?」
その様子に興味津々のようである。

85ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/14(木) 15:42:11
>>83-84

「ワタクシは『ハーピー』。
 『ストリートパフォーマー』で御座います」

         フ ァ サ ァ ッ

      「鍛えておりますので」

羽毛に覆われた両腕を広げ、恭しくお辞儀をしながら、
驚くレイに答える。
背中に生えた翼も、
『パフォーマンスのための衣装』なのかもしれない。
実際は、『グレゴール・ザムザ』と同じく、
『纏うタイプのスタンド』に近い。

「『交換』して差し上げましょう」

        ス ッ

「これと引き換えに――――――」

本体と同じ、白・青・紫のグラデーションの羽を差し出す。
『ユニコーンカラー』と呼ぶ事も出来る。
『スタンド物質』である事を差し引いても綺麗な色合いだ。

「『久し振りじゃの。ちょっと道を聞きたいんじゃが。
 この辺にコンビニはないかの?企業秘密というヤツじゃ。
 そうじゃの。ほう、分かった。仕方ないの。感謝するぞ。
 気のせいじゃろ。すまんの。急いでおるんじゃ』」

       「――――――と、言って下さい」

何を考えているのか、
形あるものではなく『言葉』を要求してきた。
『ベター・ビリーブ・イット』を使うナイと同じ理由だ。
しかし、その意図を理解するのは、
ナイのそれよりもっと困難だろう。

86ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/14(木) 19:11:55
>>84

金髪の子供は沢山の食品を持っていた。
出店の品物は網羅しているのではないかというほどだ。
食べ物はすでに過剰だろう。
(品物ではなく『プレイ権』が与えられるタイプの出店のヨーヨーやスーパーボールは無いが)


>>85

「なにっ……別によいが」


一瞬驚いたが、断る理由は特に無い。
しかし問題は……


「久しぶりじゃ」

「ちょっと、その、あれじゃ、道を聞きたいんじゃが」

「コンビニ……コンビニが……」


一辺にそんな言われても覚えられるわけがないッ!
まあ、場スレテンポのため、ブリタニカが言って、復唱したことにしよう。
別の方法でもいいが……
棒読みとかにならないよう演技指導も入ったかもしれない。
とにかくやり遂げたのだ。


「ふう、妖怪の考えることってよくわからんの」


羽根に顔を近づけてみる。
不思議なにおいがする……

87烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/14(木) 20:09:27
>>85
「鍛えてますからってことかー!
 なんか私の知ってる特撮でもひたすら鍛える人がいたなー!
 かっこいい!」
とても楽しそうにハーピーへ答える。

「うーん、その様子だとあなた…ハーピーさんも
 私と同じ能力を?」
お互いスタンド使いだというのはなんとなくわかっているだろう。
スタンド像的なものが出てないため、きっと自分と似ている能力なのだと感じた。

>>86
「もうお菓子も食べ物もいっぱい…
 うーんどうすれば…」
そう言って頭を悩ませる。

「それじゃあその、私になにかしてほしいとか
 そういうことはないかな?
 多少の力仕事なら!できるけど!」
そう言ってぐっとガッツポーズを見せる。
レイは一般的女学生と同じくらいの体格。見た目だけではパワーが有るようには見えない。

88ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/14(木) 21:20:35
>>86-87

「さて、どうでしょうか?」

レイの問い掛けにはハッキリとは答えず、
曖昧な答えを返した。

「『ハーピー』はギリシャ神話の『怪物』です。
 ワタクシも『異形の存在』なのかもしれませんよ」

『ハーピー』は芸名であり、
この奇抜な格好も『コスチューム』で通している。
しかし、『スタンド使い』だという事は、
何となくレイには分かるはずだ。
『本体』が『鳥』である事までは、
さすがに考えが及ばないだろうが。

「最初から順番に始めましょう――――」

一言ずつ丁寧に確認しつつ、ナイとの『交換』を終えた。
渡された『羽』からは、『インコ特有の匂い』が漂う。
香ばしい焼き菓子のような、
晴れた日に干した布団のような……
何とも不思議な匂いではあるが、不快な印象ではない。

「――――『頂戴』いたしました」

『言葉』を受け取ると、
ニヤリと笑って『お立ち台』に視線を移す。

「軽く『演技の練習』も出来たところで、
 ワタクシ達と一緒に舞台へ上がって頂きましょうか」

       ガシッ

おもむろにナイの腕を掴む。

「ワタクシがこうやったら、
 怖がって逃げようとすればいいだけです」

すぐに手を離し、レイの方に向き直る。

「その時が『ヒーローの出番』という訳で御座います」

ナイとの『交換』はハーピーが代行したので、
その辺りの事は、今は気にしなくてもいいかもしれない。

89ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/15(金) 07:09:33
>>87

「じゃあこのお面とマフラーでどうじゃ」


と、出店の白紙のお面をシールでデコったものを見せてくる。
ブリタニカが言うように、羽根で『交換』が成立しているので、
もう出演は決まっているのだが、だからといって、
『交換』に前向きそうな人をみすみす見逃す手は無い。
できそうならやっておくのだ。強欲!


「大丈夫じゃ、すぐ返すから」


烏丸にとってマフラーがどのくらい大事か知る由も無いが、
お面とは釣り合わないと思ったのか、すぐ返すという。
『ハロー・ストレンジャー』の『録音』と同じく、
はたから見れば意味の分からない動きだろう。
ブリタニカの言うように無視してもいいが……


>>88

「テング……ハーピー……?
 ハーピーってテングの一種か?」


ギリシャ神話と言っているそばからクソリプみたいな事を言う子供。


「よしきた! 任せろ」


ブリタニカの演技指導(舞台)を受けながら、
すでに舞台にでる了承をしているのに、
烏丸と『交換』交渉しつつ、舞台へ移動する。

90烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/15(金) 15:57:24
>>88
「異形の存在…?まさかー。
 怪人とかそういうわけじゃ、流石にないでしょーう?」
彼女のどこか含みのある言葉を聞いて
半ば冗談だろうと思ったようだ。

「スタンド使いということはなんとなく分かりましたし、
 きっとそういうたぐいなんじゃないかなーと…」
と、考えた。

>>89
「んー?そのお面と…このヒーローマフラーを?」
自分のマフラーをなでながら答える。

「うーん…これは私の魂…だけども」
そう言ってマフラーを見せる。

「汚したりしないなら、貸してもいいけど…
 できそうかな?」
じっとナイの顔を見て答える。
よほど大事なものなんだろう。

91ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/15(金) 17:13:02
>>89-90

「大方そのようなモノですね」

『妖怪』と思われている事を利用して取引したので、
ナイから飛んできたクソリプも訂正はしなかった。

「ワタクシはニンゲン達を襲う怪物『鳥人ハーピー』――」

        ニヤリ

「そのような『設定』にしておきましょうか」

意味ありげな笑みを浮かべてレイに答えつつ、
舞台袖に到着した。

「そちらの『交換』が終わりましたら始めますよ。
 アナタがステージの中央に立ったら、
 そこにワタクシが現れるという順番で御座います」

ナイに説明し、それからレイの方を向く。

「何か準備が御座いましたら、今の内に済ませておいて下さい」

レイがオーケーを出したなら、『ショー』の開始は近いだろう。

92ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/15(金) 23:33:14
>>90

「大丈夫じゃ」


すぐ返すと言っているのだから実際問題ないのだろうが、
一方で深く考えての「大丈夫」でもなさそうな、要するに頭からっぽの大丈夫発言だった。


>>91

「うむ、わかった」


こちらには素直に頷いている。
荷物をそこらへんに置いて、妙な踊りを踊る
(準備運動のつもりだ)
結構ヤル気はありそうだ。

93烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/16(土) 00:39:02
>>91
「ほうほう、鳥人ハーピーですかー…
 そういうのは見たことがあります。」
どうやらレイの言う特撮にもそのような類があるようだ。
納得しており、何よりレイ自身とても乗り気だ。

「なんだかとても楽しみになってきたなー。
 うーん、決めポーズはどうしようかな…」
果たして彼女は有名なヒーローになれるだろうか。

>>92
「だ、大丈夫…
 なんだね?」
大丈夫だと言うならそう思いたいところである。
自信満々とも取れるが

「それじゃあその…」
そう言ってマフラーを首から外すと

「私のソウルだと思って
 ぜひ大事にしてね…」
彼女に向けて差し出した。
一体何に使うんだろうか…

94ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/16(土) 01:05:14
>>92-93

背中に備わる『翼』、両腕を覆う『羽毛』、
そして踵からは『蹴爪』が生えている。
改めて見ると、
『本物』と見間違えそうなレベルのリアルさだった。
まさしく『鳥人』と呼ぶに相応しい姿。
身に纏う衣装も、古代ギリシャの装束である『キトン』だ。
その辺りも、『神話』を意識しているのであろう。

「ワタクシも『ストリートパフォーマー』としては、
 多少は名の知れた存在で御座いますので」

「一度『やる』と言ったからには、仕事の手は抜きませんよ」

レイと話している途中で、ナイが妙な動きを始めた。
もしかすると、これには何かしら、
深い意味が隠されているのではないだろうか。
まさか、大いなる『進化の秘密』が…………?

「――――良い返事です」

ナイに答えるが、演技力については期待していない。
しかし、彼女が『お立ち台』の上に出て行けば、
周辺の人々は注目するだろう。
そこからは、自分とレイが盛り上げればいいのだ。

「ワタクシが片手を上げましたら、
 舞台の真ん中まで歩いて下さい」

ナイに言いつつ、レイの準備が終わるまで待機する。

95ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/16(土) 01:08:59
>>93

「では代わりにこれじゃ」


マフラーの代わりに、シールがべたべた貼られた白紙のお面を渡された。
自前のお面があるのでいらないかもしれないが。
ナイはマフラーを首に巻き、ぐりぐりと首を動かして感触を確かめている。


「では行くぞ」


そして準備は済んだとばかりに、ナイは舞台へ出ていく。
烏丸のマフラーを装着したまま……。


「ふんふんふーん」


スキップに失敗したフラフラした足取りで、舞台を歩いていく金髪の子供。
マフラーがヒーローに不可欠だとするなら
子供を助けるためにまずマフラーを取り返さなければならない。
一体どのような演技がそれを可能にするのか?

96ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/16(土) 01:09:46
>>94

子供は話を聞いていない!
ブリタニカが片手で合図する前に出て行ってしまった!

97ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/16(土) 01:48:13
>>95-96

「レイさん――――まずはワタクシから、
 『アドリブのお手本』をお目に掛けましょう」

予想外の行動ではあるが、この程度ならどうとでも出来る。
ナイは素人の子供だが、
こちらは仮にも『パフォーマンス』を生業としているのだ。
むしろ、お陰で話を作りやすくなった。

      ――――ドヒュッ!

ナイが舞台の中央に達したタイミングで、それを追いかける。
一秒か二秒もあれば追いつくだろう。
マフラーを巻いたナイの前に立ちはだかり、
即興の『セリフ』を発する。

「フッ、ようやく見つけましたわ。
 よもやこんな子供が、
 『マフラー』を持って逃げていたとは……。
 その勇気は認めて差し上げますが、
 それも無駄だったようですね」

この小さな子供が『ヒーロー』のために勇気を振り絞り、
『レイヴン・ゼロ』と敵対する怪物から、
『レイヴン・ゼロのマフラー』を守っていたという筋書きだ。
おそらく、このマフラーには、
秘められた力か何かがあるのだろう。
その辺りは、レイの演技に任せる事にする。

         ガシッ!

「これさえ奪ってしまえば、
 『レイヴン・ゼロ』など恐れるに足らず!
 さぁ!この『鳥人ハーピー』に、
 『レイヴン・ゼロのマフラー』を渡すのです!」

段取り通りにナイの腕を掴むと、マフラーを奪い取ろうとする。
ナイは非力だろうし、
『ハロー・ストレンジャー』のパワーとスピードなら、
そう時間を掛けずに引っぺがせるだろう。
演技をしながら、あくまでも自然な流れで、
ナイからマフラーを取り返そうという算段だ。

98ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/16(土) 02:00:51
>>97

「ヒエーッ なにするんじゃ」


マフラーを奪われないために逃げていたにしては鼻歌歌ってスキップしていた気がするが……
まあ、スキップはよろめきながら走っていたようにも見えなくもないか


「ヌワーッ」


ヨイデハナイカ(注:巻きつけられた布を引っ張る様)と言わんばかりに、
『鳥人ハーピー』がマフラーを引っ張ると、金髪の子供は2〜3回転して、そのままよろよろと倒れこむ。


「ダレカタスケテー!」


転がりながら若干棒読みで悲鳴を上げる子供。

99『アポロン納涼祭』:2022/07/16(土) 09:37:04
悪童ちび「が、がんばれー!」 やんややんや!

  悪童ぼうず「まけるなー!たちあがれー!」 あ、それ!あ、それ!

   悪童おてんば「きゃー!おそわれてるー!へんたいー!」 オマワリサーン!

会場……特に入院中の子どもたちは盛り上がっている! (↑テンション↑)

100ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/16(土) 13:57:43
>>98-99

「フフ、誰も助けには来ませんよ。
 ですが、ここまで頑張った事は賞賛に値します。
 マフラーを奪った後は、
 アナタも我が帝国の尖兵として使ってあげましょう」

          グイグイッ

             「――――取った!」

そして、遂に『鳥人ハーピー』は、
ナイから『レイヴン・ゼロのマフラー』を奪い取った!

「『進化の頂点』に立ったと驕り高ぶるニンゲンよ。
 お前達が『空』を支配する時代は終わるのだ。
 この星の『制空権』は我々が手に入れる!」

マフラーを高々と掲げながら、『本音』がポロッと漏れる。

「今頃『レイヴン・ゼロ』は何をしているのでしょうね。
 『レイヴン』――『カラス』でありながら、
 我らに歯向かう不届き者……!
 マフラーを失っているから出てこられないのでしょうか?」

            チラッ

「このマフラーがなければ、
 ワタクシに勝てる自信がないのでしょう。
 子供が襲われているというのに、
 マフラーなしでは戦えないとは、大したヒーローですね!」

さりげなく言葉と視線でレイに合図を送り、
『レイヴン・ゼロ』の登場を促す。

101烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/16(土) 15:27:30
>>95
「あー、どうもありがとう…」
お面を渡されてとりあえず頭を下げた。

「…本当に大丈夫かなー…」

>>97-100
「おー…なるほど…
 そういう設定なら上手いこと行ける…!」
彼女が見せたアドリブを見て思わず感心するレイ。

「そして、あの子は…まぁ子供だからアレくらいかな…
 それに…」

周りにはテンションの高い子どもたちが声援を送っているのだ。

「…OK!それじゃあいくぞ…!」
ハーピーさんの合図を見て彼女は即座に

「『グレゴール・ザムザ』発動…!」
即座にスタンド能力を発動させる!

「待て待てーい!!」
即座にお立ち台の方へとダッシュして、

「とうっ!!」
華麗に一回転ジャンプをおこなって、かっこよく着地を行った。

「正義の使者、『レイヴン・ゼロ』ここに参上!
 悪の怪人『鳥人ハーピー』!この私がいる限り
 空の自由は渡さない!」
ビシッと彼女を指差した!

(…ちょっと声が上ずってなかったかな…)
内心、かなり緊張していたためか
やや声が上ずっているかもしれない。

102ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/16(土) 16:20:39
>>101

「フッ、『レイヴン・ゼロ』――とうとう現れましたね」

          バサァッ

片手にマフラーを握ったまま、
背中の翼を翻しながらレイに向き直る。

「自ら倒されに出てくるとは。
 言っておきますが、ワタクシは、
 アナタが今までに倒してきた雑兵とは格が違います。
 ワタクシと同じ幹部の『鳥人ガルーダ』は、
 確かにアナタに敗れました。
 しかし、この『鳥人ハーピー』は、
 それよりも更に格上の実力者なのですよ」

「このマフラーがなければ、
 アナタは『必殺技』を使えないようですね。
 マフラーなしの『レイヴン・ゼロ』に、
 このワタクシが倒せますか?」

       バッ!

レイの演技に応じるように、
羽毛に覆われた両腕を大きく広げる。

「そこに転がっている子供に、
 翼を失った『カラス』が『墜落』する、
 哀れな場面を見せつけて差し上げます」

        ――――ダンッ!

床を蹴り、『レイヴン・ゼロ』に向かって駆ける!

   「墜ちなさい!『レイヴン・ゼロ』!!」

           ババババババババババッ!!

接近の直後に『蹴り』のラッシュ(パス精CBC)!!
もちろん芝居なので、実際は命中しないようにしている。
だが、高速で繰り出される『蹴りの連打』は迫力満点だろう。

103『アポロン納涼祭』:2022/07/16(土) 18:31:34
悪童ちび「かっこいー!なにあれー!」

 悪童ぼうず「うわー!最近の特撮ってスゲー!」

  悪童おてんば「すてきー!善玉も悪玉もすてきー!」

入院中の子どもたちは盛り上がっている!!(↑↑テンション20↑↑)

おヒゲをはやしたスタッフおじさん「おお、ヒーローショーなんて呼んでいたのかね、やるじゃないかねキミ」

 困惑するスタッフにいさん「ははは、それほどでもありません。多分。おそらく。おおよそは」(あんなの呼んだかな…)

104烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/16(土) 19:26:06
>>102-103
「ふっ、幹部を打倒したことで
 本腰を入れて倒しに来たということか!
 だが、私もまた戦いの中でお前たちを超えてきたんだ!」
力強く返事を返す。
いかにもヒーローといった感じの喋り方である。

「たとえマフラーを奪われたとしても
 子供の涙を見過ごすことはできない!
 そして、必ずお前を倒す!」
ぐっと拳を握って走り出した!

「なにを!まだまだ!」
彼女の放つケリのラッシュを
持ち前の速さ(ス精BC)で受け止めながら戦闘を開始する!
はたから見ればとても迫力のあるバトルに見えていることだろう。

「てやっ!!」
その中の僅かなすきを見て
反撃の一撃を行う!(演技なので本気での接触はない。)

どうやら周りの子供達も盛り上がっているようだ。
(割とみんな楽しんでるみたいだなー…
 さて、どれくらいかのタイミングで、ピンチになったら盛り上がるかな…)

105ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/16(土) 20:02:03
>>104

舞台の上で展開されるハイスピードバトル!
画面越しではない『生の戦い』(ヒーローショー)!
会場のチビッ子達にとっては、
忘れられない思い出になるであろう!

     「――――――クッ!」

         バッ!

後方に飛び退き、『レイヴン・ゼロ』の一撃をかわす。
しかし、完全に回避する事は出来ず、軽く掠ってしまった。
その衝撃で、『マフラー』を床に落としてしまう!

       …………という『演技』である。

「翼(マフラー)を失っている分際で、どこにこんな力が……!」

          シュピッ!

さながら『指揮者』を思わせる動きで、人差し指を立てる。
それを合図に、どこからか大量の『野鳥』が集まってきた。
午前中の『バードショー』で活躍した『キャスト』だ。

「我が『同胞達』よ!
 愚かな『レイヴン・ゼロ』に罰を与えるのだ!」

           ビッ!

指揮棒のように指を振った瞬間、
上空を飛行していた鳥達が、
一斉に『レイヴン・ゼロ』めがけて襲い掛かる!
重ねて言うが『演技』である。
実際は周囲を飛び回っているだけなのだが、
見た目のインパクトは十分だ。

106烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/16(土) 21:17:32
>>105
「これでどうだ!
 私はこの程度では負けない!」
そう言って彼女を指差す!
いかにも効果音がなりそうな感じの力強さだろう。

「そのマフラーを返してもらう…!」
そう言って飛び出そうとしたところで
無数の野鳥が現れ、彼女めがけて襲いかかる…ように周囲を飛び回っている。

「う、うわー!」
いかにもダメージを受けた感じで声を上げる。
動きもなんとなくそれっぽいものになっているだろう。

(凄いなーこの人…
 鳥に芸を仕込んであるのかな?
 すごく絶妙な動きだよ!)

ヒーローショーでもよくある苦戦する構図だ。
この後どうなるか!?当然子どもたちの応援が力をくれる展開だ!

107ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/16(土) 22:01:46
>>106

「フッ――無様ですね、『レイヴン・ゼロ』!
 どれだけ足掻こうとも、この『空』は我々のもの。
 ニンゲンを守るなど、愚かの極みです」

       バササササササァッ!

「さぁ!大いなる『翼の力』の前に平伏すがいい……!」

舞い踊る『同胞達』を前に、『ブリタニカ』は思う。

(『キャストの皆さん』には、
 『追加ボーナス』を支払わなければなりませんね……)

『ハーピー』を名乗る『ブリタニカ』は、
『ショー』の『出演者』と『契約』を結んでいた。
すなわち『食料の安定供給』である。
この分だと『普段の倍』は出さなければならなくなりそうだ。

           ブワッ!

自身の翼をはためかせ、観客の子供達に視線を向ける。

「もうアナタを応援してくれる者など一人もいない!
 我が帝国を手こずらせてきた『レイヴン・ゼロ』!
 今日こそアナタの『最後の時』です!」

言うまでもなく、観客に対する『フリ』だ。
子供達の声援で立ち上がるヒーロー。
『ヒーローショー』として、
これ以上の『クライマックス』はないだろう。

108『アポロン納涼祭』:2022/07/16(土) 22:23:18
悪童ちび「がんばれー!まけるなー!」

 悪童ぼうず「がんばれー!ヒーロー!」

  悪童おてんば「がんばれー!キュアレイブンー!」

入院中の子どもたちは最高に盛り上がっている!!(↑↑↑ハイテンション100↑↑↑)

おヒゲをはやしたスタッフおじさん「ムムッ、病院のイベントであんなにもキケンコウイを…?」

  困惑するスタッフにいさん「そ、そんなことありまそん!演出でつ!」(しまった!もしかしたらあの人たちは飛び入りのシロウトボランティアかもしれない!多少の怪我ならともかく大怪我をしたら僕の責任問題がまずい!睡眠時間とボーナスと胃腸が危うい!)

  困惑するスタッフにいさん「くっ!がんばれー!大怪我をしない程度のほどほどの力で、それでいて会場が大いに盛り上がる程度にがんばれー!がんばれ僕の睡眠時間とボーナスと胃腸ー!」

おヒゲをはやしたスタッフおじさん「ムムッ、やけに率直かつ具体的で都合のいい自分本意な応援をするねぇ〜」

109烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/16(土) 22:40:05
>>107-108
「くっ…このままでは!」
膝をついた姿勢で苦しげな演技をするレイ。
ダメージが大きそうで周りから見れば心配極まりないだろう。

「まだ、まけるわけには…!」
と、声を上げたその時。

>「がんばれー!まけるなー!」

           >「がんばれー!ヒーロー!」

                  >「がんばれー!キュアレイブンー!」

「これは…!私を呼ぶ声…!」
(いや…レイヴン・ゼロなんだけど…)

>「くっ!がんばれー!大怪我をしない程度のほどほどの力で、それでいて会場が大いに盛り上がる程度にがんばれー!がんばれ僕の睡眠時間とボーナスと胃腸ー!」

「みんなの声が力をくれる…!
 私はまだいける!」
そう言ってゆっくり起き上がる!
(なんか名前間違えられてるし、大人からよくわからない声援を受けてるけど…!)

「うおおおおおおおおお!
 何度だって、羽ばたいてみせるー!!」
気合の入った声で一気に立ち上がった!

(これで、しもべみたいなのが飛び去ればかっこいいかも…)

110ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/16(土) 23:33:16
>>109

「なにッ!?まだ立ち上がれるとは!?」

驚いたように目を見開き、後ずさる。

     バササササササァッ!!

『鳥人ハーピー』の気力が乱れたせいか、
鳥達が飛び去っていく。
無論、『ブリタニカ』が『指示』を出したからだ。
ステージは『最大の盛り上がり』を見せていく!

「『マフラー』を取り返されてしまった……!
 しかし、ワタクシは『鳥人ハーピー』!!
 そう簡単に倒せると思わない事ですね!」

マフラーは『レイヴン・ゼロ』の手に戻っている。
今なら、必殺技――『レイヴン・ストライク』が使用可能!
『鳥人ハーピー』を倒すチャンスだ!

111烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/17(日) 00:29:24
>>110
「みんなありがとう!
 おかげで私はまだ戦える!」
応援してくれた子どもたちに対してきちんと返事も返しつつ

「さぁ、覚悟せよ!鳥人ハーピー!
 この世界は誰にも渡しはしない!」
再び攻撃を行う

「てやっ!とぉっ!」
激しい連撃!の寸止めを繰り返して
追い込む演出を見せる。

「これで…終わりにする!」
そう言って少し距離を取り…
一気にダッシュ!

「レイヴン…」
一気に飛び上がり、

「ストラアアアアアアイク!!」
必殺の飛び蹴りが今炸裂した!(もちろんギリギリで当たらないように配慮する。)

112ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/17(日) 21:38:48
>>111

(上手くいったようですね)

先程の『鳥達の襲撃』の際、その内の一羽が、
こっそり『マフラー』をレイの近くに移動させておいた。
『同胞』を大量に呼び寄せたのは、
それを隠す意味もあったのだ。
あとは、『クライマックス』を演じるだけとなった。

「小癪な!この星の『空』は我々が支配する!
 ニンゲン如きの好きにはさせない!」

「『翼(マフラー)』を取り戻したというのなら、
 再びもぎ取ってやりましょう!
 もう二度と羽ばたけないように!」

           ダンッ!

   「『ハーピー・スカイ・フィニッシュ』!」

『レイヴン・ゼロ』に向かって跳躍!
『翼』を活かした『滑空』で『空中殺法』を演じるが、
徐々に追い詰められていく。
レイが距離を取ったのを確認し、
『決めの一撃』が来るであろう事を察した。

「おのれ……『レイヴン・ゼロ』……!
 たとえ私を倒しても、第二第三の刺客が貴様を……!」

  ドッガァァ――――――ンッ!!

            「ぐあぁぁぁぁぁッ!!」

『レイヴン・ストライク』を食らう直前に、
タイミングを合わせて自ら派手に吹っ飛ぶ!
観客席からは、
『必殺キック』を食らって吹き飛んだように見えるだろう。
『ダメージフィードバック』がないので、
本当に食らっても構わないのだが、
この場で明かす必要はない。

                 ドサァッ

そのまま舞台袖まで飛んでいき、『自分の出番』は終了だ。

113ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/17(日) 21:54:50
>>111-112

「…………」


戦いが始まってからは死んだように転がっていた金髪の子供だったが、
決着がついたことを見届けると、どう見てもノーダメージで立ち上がり、
『レイヴン・ゼロ』に駆け寄っていく。


「アリガトー!」


勢い余って『レイヴン・ゼロ』の腰にタックルしつつ、礼を言う。


「アリガトーレイブンゼロ!」

114烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/17(日) 22:26:48
>>112-113
「はぁっ!!」
必殺のキックが鳥人ハーピーを吹き飛ばす…ように演出される!
ど派手な吹き飛び方は確かに観客の子どもたちには見事怪人を倒したようにみえるだろう。

「ふっ。」
そしてスタッと華麗に一回転して着地する。
そして決めポーズ。

「この私、『レイヴン・ゼロ』がいる限り!」
ここで一気に決め台詞!

「悪の栄える試しはなしぐっ!?」
突然勢い余ったナイのタックルがレイを襲う!

「うーっ、だ、大丈夫かいきみ?」
とりあえずタックルしてきたナイを軽くなでる。

「君たちの笑顔を守れたことが
 私のホコリだ!」
結局決め台詞は途中で変更になってしまったが
改めて決めポーズを見せた。
ヒーローショーは見事にやり遂げた、はずである。

115『アポロン納涼祭』:2022/07/18(月) 00:17:19
悪童ちび「ううっ…感動した!ぼくヒーローになるよ!ニンジンもちゃんと食べる!」

 悪童ぼうず「俺も!退院したら体鍛えるよ!あのヒーロー……『レイモン・ゼロ』みたいに…!」

  悪童おてんば「でも、トリ怪人もステキだったなー」

入院中の子どもたちが盛り上がったままショーは終わりを迎えた!!!(↑↑↑↑ハイテンション1000↑↑↑↑)

おヒゲをはやしたスタッフおじさん「フフフ、大成功のようだね……キミ、見たまえあの子どもたちの笑顔を……」

  歓喜するスタッフにいさん「ええ……僕の睡眠時間とボーナスと胃腸にも平和が訪れそうです」

116『アポロン納涼祭』:2022/07/18(月) 15:14:40
日が傾いてきた。

※そろそろ『夕方』になります。

※およそ日が変わるころ(2022 07/18 23:59頃)には、自動的に『夕方』になるかも? (なにやらおかしな日本語ではあるけども、伝われニュアンス)

※『お昼にやっておきたいこと』はもう残ってないかい? 夕方になっちゃうぞ?

>>3
>③時間:今は朝。 イベント進行に伴い、朝→昼→夕 と変化する可能性あり。

>>40
>今は、『昼〜おやつどき』あたりの時間帯。

>これが『夕方』になると、なんやら日が傾いて、少し涼しくなって、花火などが始まってしまうかもしれない…おお…おそろしや…

117ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/18(月) 15:48:02
>>113-115

こうして『特別野外公演:レイヴン・ゼロVS鳥人ハーピーin納涼祭』は、
大盛況の内に幕を閉じたのであった――――――。

「――――――お二方、お疲れ様で御座いました」

舞台を下りた後、レイとナイに声を掛ける。

「ワタクシ、普段は『バードショー』を生業としているので御座いますが、
 それ以外のパフォーマンスも模索しておりまして。
 『研究』の参考として、今回は非常に良い経験が得られました」

「催しとしては小規模ではありますが、
 先程の幼子達が話を広めたならば、
 レイさんもワタクシも、
 多少は『認知度』が増すやもしれません」

話しながら、『ヒーローショー』を思い出す。
異なる両者が戦う姿と、それを応援する子供達。
その構図からは、
『進化の秘密』の『鍵』が得られそうな気がしていた。
出演者の二人は、『生きたサンプル』として貴重な存在だ。
繋がりを保っておくのが賢いかもしれない。

「お二方は『スマートフォン』をお持ちでしょうか?
 差し支えなければ『電話番号』を教えて頂きたいのです。
 あるいは、何かしら連絡を差し上げる機会が、
 今後ないとも限りませんもので」

「生憎、ワタクシは持っておりませんが、
 代わりにこちらを差し上げます」

そう言って、二人に小さな『カード』を渡す。

―――――――――――――――――――――――――

      あなたの人生に価値ある時間を

        *      *     *

          喫茶店『Priceless』

         *     *     *

      代表:スティーヴン・ステュアート

―――――――――――――――――――――――――

裏側には、住所と連絡先が記載されていた。

「ワタクシからの用件をお伝えする場合は、
 ここから掛ける事に致しましょう」

118ディーン&ブリタニカ&ラッコ:2022/07/18(月) 23:28:04

《まさか、この俺まで付き合わされる羽目になるとはな……》

「まぁまぁそう仰らず。『経験』は『財産』で御座いますよ」

             「ミャー」

『ヒーローショー』の終了後、『次なる舞台』が幕を開けた。

      トッ トッ トッ トッ トッ トッ トッ トッ

           タンッ タンッ タンッ

              ズザァッ

『チワワ』が障害物を軽快に飛び越え――――

  「チョット ミチヲ キキタインジャガ」

       「コノヘンニ コンビニハ ナイカノ?」

             「ホウ ワカッタ カンシャスルゾ」

『インコ』が流暢に人葉を喋り――――

          「ミャー」

――――『ラッコ』は特に何もしない。

『昼の部』の終了を飾ったのは、
『三匹の動物達』による『アニマルショー』である。
即席のチームを組んだ『三匹のスタンド使い』は、
会場の賑わいに一役買って去っていったという。
『現代のブレーメン』が誕生した瞬間だった。

119烏丸 レイ『グレゴール・ザムザ』:2022/07/18(月) 23:39:01
>>117
「それではみんな!また逢う日まで…さらば!」
そう言って『レイヴン・ゼロ』は颯爽とその場から立ち去った…

さて、影でスタンドを解除したレイは再びハーピーさんのいるところへ戻ってきた。

「いやー、あなたもなかなかの名演技でしたよー。
 おかげでこっちもかなりかっこよく!戦えた気がします。」
そう言って頭を下げお礼を言う。

「確かに、なんか色んな人から声援を受けましたねー。
 意外とレイヴンゼロ…人気モノになるかも!」
どこか嬉しそうである。

「あ、ちょうど持ってますよスマホ。
 せっかくだから連絡先を送りましょうか?」
そう言ってスマホを取り出し、同時にカードを貰った。
とりあえずこれで交換できたかもしれない。

「また用があった時は、連絡しますね。」

120『アポロン納涼祭』@夕方:2022/07/19(火) 00:09:24
そして夕方になった!

夕暮れ!暗くなっちゃう!なってきた!
少し涼しくなった!

夕闇の中、屋外ブースでパチパチと花火などが始まった!

(市販の小規模な花火のようだ。小さい子もいるしな…。病院だからな…。早く眠る人もいるかもしれん…。焼きそばくいてぇ…。)

暗くなったら、肝試し!……があるかもしれないし、ないかもしれないし…。

(病院だから心臓に悪いことはな…。だが、その隙をついて、なにかあるかもしれん…。おお、おそろしい、おそろしい…。まんじゅうこわい)

あ、ホタルだ。

121ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/19(火) 11:02:15
>>117

「ほう。ちと待て」


そう言うと、ナイは地面にうずくまる。
いや、スマホを横に置き、ちらちら見ながらペンで文字を書いているようだ。


「ほれ。連絡先の交換じゃ」


そして立ち上がると、ブリタニカに電話番号が書かれたハンカチを渡す。
ちなみに『シルクのハンカチ』で触り心地は良い。

122ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2022/07/19(火) 15:34:23
>>119(レイ)
>>121(ナイ)

各々の方法で連絡先の交換を済ませた。

「ワタクシとしましても、色々と『収穫』が御座いました」

ヒーローショーで、『レイヴン・ゼロ』の戦いを目撃した。
それはつまり、
『レイヴン・ゼロの言葉を聞いた』という事でもある。
『言葉の主』に変身する『ハロー・ストレンジャー』は、
『レイヴン・ゼロの姿』を再現可能になった訳だ。
もっとも、リアルタイム再現ではないので、
完璧なコピーにはならない。
『偽レイヴン・ゼロ』といったところか。

「ワタクシに用件がある場合は、
 こちらの店が取り次いでくれますので」

「では、ワタクシはこれにて――――」

        バサァッ

「またいつか、お目に掛かりましょう」

翼を翻し、ハーピーは二人と別れて歩いていく。

(次は『彼ら』と『出演交渉』を行う事に致しましょうか)

向かう先には『チワワ』と『ラッコ』がいる。
どうやら、『新しいパフォーマンス』を思いついたようだ。
こうして、『次なる舞台(>>118)』が始まりを告げた。


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