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【全】夏への扉(2021)
1
:
ロイドパ
:2021/07/20(火) 19:08:27
ピートはいつまでたっても、ドアというドアを試せば、
必ずそのひとつは夏に通じるという確信を、棄てようとはしないのだ。
ロバート・A・ハインライン『夏への扉』
スレの詳細は
>>2
220
:
七篠 譲葉『リルトランク』
:2021/07/25(日) 20:54:35
>>218-219
「ラッコさんすごいです!」ぱちぱちぱち
七篠は興奮気味に手を叩きながら眺めている。
ジャンプはしなかったが、輪をくぐりターンをする姿はそうそうこんな近くで見ることはできない。
「あっ!スマホで写真撮ればよかったです…!
甘城さん、この間みたいに撮ってもらえたりしませんか…?
みんなで写真映れたら楽しそうです!」
221
:
円谷 世良楽『リトル・スウィング』
:2021/07/25(日) 21:07:46
>>218-220
「わぁーっ! すごいすごーいっ!!
イルカショーとかは見たことあるけど、
ラッコショーなんて見たの初めてーっ!」
パチパチパチパチ
「あーほんとだ、スマホ持ってきたら良かったー!
あたし海の家に置いてきちゃいましたー」
「天音ちゃん持ってるー? スマホ!」
ラッコとジンベエザメのコラボなんて、
どこでだって中々得られない映えだ。
撮りたくなるのが人情と言える。
「ラッコさんラッコさーん、氷あげる!
今日暑いし、いっぱい冷えちゃってくださーい!」
ヒュ
ル ル
今の輪をラッコ付近の水中に完全に沈め、
ゆっくりと回転させたままにしておく。
故郷の海にどこまで望郷の念があるかは分からないが……
222
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/07/25(日) 21:17:55
>>219-221
もしラッコに『人の心』が読めたのなら、
甘城の見解に大いに賛同していただろう。
ともかく、『貝殻』は手渡された。
『人と動物が分かり合う瞬間』という、
そんなキャプションが付けられそうな場面だった。
白く大きな貝殻で、
そこはかとなく『夏らしさ』が漂う雰囲気がある。
完全な意思疎通は難しくとも、『同じ星に生きる』存在として、
『お礼の言葉』は伝わった――――かもしれない。
ミャー ミャー
ラッコは『輪』に体を寄せ、気持ち良さそうにしている。
ひんやりした感触が心地良かった。
そのせいもあり、動く事なくじっとしている。
おそらく『写真』も撮れるだろう。
今が『チャンス』だ。
ぼんやりと思い出したのは『北の海』。
いつものように眠り、いつものように目が覚めた。
しかし、そこは『いつもの場所』ではなかった。
最初は驚いたものの、
状況をあるがままに受け入れるラッコは、
いつものように生きる事にした。
そのような過程を経て『今』に至り、
三人の人間達に囲まれている訳である。
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