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【全】夏への扉(2021)

1ロイドパ:2021/07/20(火) 19:08:27
ピートはいつまでたっても、ドアというドアを試せば、
必ずそのひとつは夏に通じるという確信を、棄てようとはしないのだ。

   ロバート・A・ハインライン『夏への扉』

スレの詳細は>>2

218ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/07/25(日) 20:27:14
>>214

どうやら、ラッコが知っているジンベエザメとは、
『別鮫』だったようだ。
『鮫違い』だった事を、ラッコは『心』で理解した。
同じ『海の仲間』でも、
『魚類』と『哺乳類』が完全に分かり合う事は難しい。

>>215-217

『ラッコの毛皮』は極めて密度が高く、
ミンクの毛皮よりも上等な『高級品』である。
その毛皮目当てに乱獲され、
『絶滅寸前』に陥った歴史を持つ程だ。
人間が抱える業の一つを、
甘城が知っているかどうかは定かではない。

         ――――ソッ

ラッコが残った『貝殻』を甘城に差し出した。
『くれる』のかもしれない。
中身は食われてなくなっているため、
腹の足しにはならないが。
続く言葉に対しては、特に反応がなかった。
『意味』が理解できなかったのかもしれない。
何しろ『ラッコ』と『人間』だ。
意思が通じる方が珍しいだろう。

       ミャー

ラッコは『氷の輪』をしげしげと眺める。
その『冷気』は、生まれ故郷である『北の海』を連想させた。
何となく懐かしい気持ちになってきた。

       スィィィィィィ――――――ッ

甘城の『リクエスト』や七篠の期待とは幾らか違うが、
ラッコが『輪』を『くぐる』。
『飛ぶ』のではなく『泳いで』だが。
相手は『ラッコ』だ。
『これ以上』を要求するのは少々難しいかもしれない。
その意味では、円谷の『操作』は正しかった。

                  クルッ

  スィィィィィィ――――――ッ

ラッコが水中で体を捻り、
横方向に一回転しつつユーターンする。
そして、今度は逆方向から『氷輪』を通り抜けた。
見ようによっては、『気に入っている』ようにも見えた。

219甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/07/25(日) 20:49:27
>>216-218
>乱獲

『ステラーカイギュウ』
『オオウミガラス』
『リョコウバト』etc…

人間が絶滅に追いやった生物は数知れず
まったく、嘆かわしい事だ
しかし、人間は絶滅に追いやる事もあれば、守る事も出来る
我々は同じ過ちを繰り返さないために、過去の悲劇から学ぶ必要があるな

>ラッコが残った『貝殻』を甘城に差し出した。

「くれるの…?」

差し出された貝殻を受け取る
しかし、あま公には今は返す物が無い
食べ残しのフルーツがあったような気がするが、
ラッコは肉食動物だ、多分食べないだろう
『BSS』のお菓子など、もってのほかだ

「ありがとう」

ただ、お礼を言う事しか出来ないあま公だった

>スィィィィィィ――――――ッ

想像とは違ったが、見事な芸だ

パチパチパチ

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