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【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2

1『星見町案内板』:2021/02/26(金) 23:22:22
『H城』の周囲に広がる『城址公園』の敷地を共有する『学び舎』の群れ。
『小中高大一貫』の『清月学園』には4000人を超える生徒が所属し、
『城郭』と共に青春を過ごす彼らにとって、『城址公園』は広大な『校庭』の一つ。

『出世城』とも名高い『H城』は『H湖』と共に『町』の象徴である。

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                 ミ三ミz、
        ┌──┐         ミ三ミz、                   【鵺鳴川】
        │    │          ┌─┐ ミ三ミz、                 ││
        │    │    ┌──┘┌┘    ミ三三三三三三三三三【T名高速】三三
        └┐┌┘┌─┘    ┌┘                《          ││
  ┌───┘└┐│      ┌┘                   》     ☆  ││
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        │        ┌┘┌─┘│                 》       ┌┘│
      ┌┘ 【H湖】 │★│┌─┘     【H城】  .///《////    │┌┘
      └─┐      │┌┘│         △       【商店街】      |│
━━━━┓└┐    └┘┌┘               ////《///.┏━━┿┿━━┓
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             [_  _]                   【歓楽街】    │┌┘
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                【遠州灘】            └───┐  .》       ││      ┌
                                └────┐││┌──┘
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★:『天文台』
☆:『星見スカイモール』
◇:『アリーナ(倉庫街)』
△:『清月館』
十:『アポロン・クリニックモール』
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前スレ:
【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647476/

557『晴れ……時々 雨』:2023/05/31(水) 10:28:30
>>555-556

>ま、探し人しようにも当人がいないなら仕方ねぇよな。気ぃ落とすなよ

            ポンッ

雨田「……んっ……そーだねー」 ヘラァ

? ……一瞬、斑鳩は『両耳』に強い視線のようなものを感じ取れた。
 だが、その違和感めいたものを察する前に視線は消失する。
雨田の方角のようにも感じ取れたが。此処は、廊下。
 人通りは少なからずあるので、彼が発したものなのかは少々判断つかなかった。

>彼女ヲ頼る人ハ、とテも多いのでスね!

方針としては、妥当な手段はやはり『小角のクラスの担任に事情を聞く』と
言うのが、安牌であり常套手段だ。

教師が居るだろう職員室へ移動する傍ら、歩きつつ雨田が
緩慢ながら、聞き逃さない程の声量で君達に語り掛けた。
それは上記のケゲラパニの言葉に反応してのものだ。

雨田「そう言えば、不思議だよね。偶然だとは思うけど
君達三人、僕も含めると四人。一斉に四人も、一人の女の子の
探し物の力を頼って集めるってさ」

偶然にしても、ちょっと有りえないレベルだよね。と、糸目の彼は
温和な口調と、笑みを崩さないままに話し続ける。

雨田「それだけ彼女の力が凄いって事なのかな。
探し物って、『占いの力』で?」

朝山「え?? なんで知っ……むぐぐ」

雨田「あれ? やっぱり、そうなんだ。
へー。いや、大神君って言う後輩が居てさ。彼、占いが得意だから
もしかして小角ちゃんって子もそーなのかもって思ったから」

朝山の反応に、雨田はやっぱり当たりか。と邪気なく笑う。

どうやら、朝山は『小角の力』を知ってるようだ。
雨田の鎌かけに、思わず反応してしまったらしいが。少々バツが悪い
と言う表情を朝山は浮かべてる。これ以上根掘り葉掘りは
その事に聞き出す事は難しそうだ。

558『照光は灼き焦がす』:2023/05/31(水) 12:09:24
>>556(斑鳩)

「昔カラ、何度か日本に来てマしたから!
 それデも、日本語勉強するために頑張りましタよ」

      ニッ!

「二つホド『年上』になっテしまいまシたけどネ!」

『生徒会』だからなんでも知れるわけではないが、
『ケゲラパニ』は留学生という目立つ立場なのもあり、
極めて『偶然』学生名簿に名前があったのを思い出す。

    ――『学生を偽った何者か』では無いようだ。

>>557(朝山)

「私は『探シ物』ではありませんケどね!
 とはいえ、当たル占い師というノは、
 時に『為政者』にナルほど頼りたいのが人のサガ」

      「『納得』はシます。
       『賛同』はシませんが!ハハ!」

『ケゲラパニの笑みも崩れない』。 
ニコニコと笑いながら、一同のやり取りを見ている。

   「『太陽』の光ハ闇を照らす『恵ミ』
    デスが、過ぎれば『灼け焦げる』」

そして、ゆっくりと、そう付け加えた。

「教師ニ連絡なク休むことはないでショウね。
 朝山サン、彼女の『担任』はどなたなのデすか?」

小角のクラス担任は『佐川』という男性の数学教師だ。
『朝山』であれば、知っていて不思議はないだろう。

「乗り掛かっタ船。私モこの人探シ、最後まで乗りまスよ!」


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