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【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2
1
:
『星見町案内板』
:2021/02/26(金) 23:22:22
『H城』の周囲に広がる『城址公園』の敷地を共有する『学び舎』の群れ。
『小中高大一貫』の『清月学園』には4000人を超える生徒が所属し、
『城郭』と共に青春を過ごす彼らにとって、『城址公園』は広大な『校庭』の一つ。
『出世城』とも名高い『H城』は『H湖』と共に『町』の象徴である。
---------------------------------------------------------------------------
ミ三ミz、
┌──┐ ミ三ミz、 【鵺鳴川】
│ │ ┌─┐ ミ三ミz、 ││
│ │ ┌──┘┌┘ ミ三三三三三三三三三【T名高速】三三
└┐┌┘┌─┘ ┌┘ 《 ││
┌───┘└┐│ ┌┘ 》 ☆ ││
└──┐ └┘ ┌─┘┌┐ 十 《 ││
│ ┌┘┌─┘│ 》 ┌┘│
┌┘ 【H湖】 │★│┌─┘ 【H城】 .///《//// │┌┘
└─┐ │┌┘│ △ 【商店街】 |│
━━━━┓└┐ └┘┌┘ ////《///.┏━━┿┿━━┓
┗┓└┐┌──┘ ┏━━━━━━━【星見駅】┛ ││ ┗
┗━┿┿━━━━━┛ .: : : :.》.: : :. ┌┘│
[_ _] 【歓楽街】 │┌┘
───────┘└─────┐ .: : : :.》.: :.: ││
└───┐◇ .《. ││
【遠州灘】 └───┐ .》 ││ ┌
└────┐││┌──┘
└┘└┘
★:『天文台』
☆:『星見スカイモール』
◇:『アリーナ(倉庫街)』
△:『清月館』
十:『アポロン・クリニックモール』
---------------------------------------------------------------------------
前スレ:
【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647476/
290
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/22(水) 20:07:15
「ミャー」
いつの間にかラッコが紛れ込んでいた。
ラッコは『北の海』に生息する生き物。
何かに使えるかもしれない。
使えないかもしれない。
理解しているとは思えないが、話は聞いているようだ。
291
:
猫『マシュメロ』+ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/22(水) 22:49:54
>>290
「にゃーん」
灰色の猫がのしのし侵入してきた。
一直線にラッコに近づいていく。
「おっ、ラッコじゃ」
猫を追いかけてきたのか、後ろには金髪の子供の姿もある。
292
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/23(木) 13:48:42
>全体
「あぁっユキシラさあ〜ん。 待ってくださいよう。
猫ちゃんを追いかけてこんなところにまで……あらっ」
「もしかして」
「お取込み中だったかしら……あっ!!」
すれ違った『村田』に会釈しつつ、
猫を追うユキシラを追って来たお団子頭の少女も入ってきた。
「あの時のラッコさん……に、ヤジさんにジョーさんに。
もしかして、学校に集まれっていうのは、
ここに集まってくれ、っていう事だったんでしょうか……?」
「あのう、これって……
『夏』に関係するお話ですよねえ」
七篠からの続報待ちで公園にいたので、
校内放送は聞いていない――――ここに来たのは偶然だった。
293
:
『夏空にダイヤモンドを灯せ』
:2021/09/23(木) 14:55:08
>>286-292
小林「あの方達(供与者)とて、この街に住む人たち……力を授けた人達は
言うなれば自分の子とは言わずも、幾らか情もあるでしょうし。自分の住まう場所を
飾り付けてくれる位はしてくれると期待しましょう」
ヤジ「千草ちゃん達の言う通り、『サクラ』は必要だわな。
俺も、学園の幾らか知ってる不良達には参加してくれるように頼むよ。
スタンド使いの知り合いは、ジョーや他に任せるって事で」
小林「出来る限り知ってる方に話は付けます。
……あぁ関さん、ようこそ。来てくれて本当に助かりました。
はい『夏の魔物を退治する為に街全体に冬の風物詩を満たす』会議で間違いないですよ」
丁寧に、彼は今来た人たちへと。これまで話し合った会議の情報
多いが、なるべく噛み砕いて来た子供達にも理解出来るよう説明する。
294
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/23(木) 19:14:33
>>291
「ミャー」
ラッコは猫を見た。
何を考えているか分からないつぶらな瞳だ。
何も考えていないだけかもしれない。
ジッ
それから、後ろの子供に視線が移る。
前に見た事があったせいだろうか。
あの時は、主にラッコが騒動を巻き起こしていたが。
>>292
「ミャー」
湖で釣り上げられた事のあるラッコは、
少女を見て鳴き声を上げた。
挨拶かもしれない。
ただ何となく鳴いただけかもしれない。
何故ここにいるのかは誰にも分からない。
とりあえず大人しくしているようだ。
295
:
猫『マシュメロ』+ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/23(木) 22:07:13
>>292-293
「すずめちゃんもラッコと知り合いか?
ラッコもクリスマスを……?
しかし会議ってあれじゃろう。皆で椅子に座って話すやつ」
ドラマを見た会議をイメージしつつ、何か話すらしいことは理解したようだ。
ちらちらと動物たちを見ながらも、関や男性たちの話に耳を傾ける。
「なにかすごい事になっておるんじゃな。
わしもクリスマスっぽいものを調達してきたぞ。これを撒けばよいのか?」
高い金を払って機械を借りるなど、大掛かりだ。
一般企業の手を借りられないのだからこれでも本物には及ばないのかもしれないが……
ところでナイの手にあるのは『商売繁盛のお守り』だ。
色は赤で、緑の糸が使われているあたり、クリスマスカラーと言い張れなくもない……だろうか?
>>294
「ニャー」
猫はヒトの話など聞いていない。
ラッコを嗅ぎまわっている。
シュッシュッ
そして猫ハンドでラッコをはたく!
……いや、微妙に触れていない! 空振りしている!
296
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/23(木) 22:25:56
>>295
猫に嗅ぎ回られた。
おそらく、あまり馴染みのない匂いだろう。
ラッコが猫を見たのは、多分初めてだ。
「ミャー」
客観的には似たような鳴き声だが、
『海生哺乳類』と『陸生哺乳類』の邂逅である。
ラッコは、どこか涼しそうな顔をしているように見えた。
空振り猫パンチで、微妙に風が送られているせいだろうか。
ゴソッ
ラッコの脇には『ポケット』がある。
前足を使って器用に取り出したのは、
『新年パーティー』に現れた時にもらった、
『銀で出来た星のペンダント』だ。
『猫に小判』という言葉があるが、
それに近いような感じもする。
「ミャァ」
『星』といえば『クリスマスツリーの天辺』にあるもの。
会議に参加しているのかもしれない。
ただ何となく自慢したくなっただけかもしれない。
297
:
黒羽 灯世『インク』
:2021/09/23(木) 23:17:08
>>289-296
「ま……当たってみるだけみても、損はしないかしらね。
あそこが町の一部かどうかは、議論が分かれそうだけど」
供与者の介入は確実性が高くないし、
場合によっては制御不能の事態を招きかねない。
黒羽の中では優先度がかなり低い案件だが、
覚えておいて一応損はしない…………だろう。
「え! な、な、何!? ラッコに猫に……………いえ。
今は、もっと……もっと重要な取材対象があるから。
後回しなのだわ、そう。だから『一枚撮るだけ』」
パシャパシャ
「優れた記者は、取材対象の取捨選択も上手い物だわ!」
ラッコの写真と――――
これは念の為だが、村田の連絡先も撮っておく。
「とりあえず……
記事を作るためにはちょっと準備もいるから。
私は部室に戻るのだわ。
ここにいたら違う記事ばかり書きたくなりそうだし!」
「何かあれば連絡を頂戴!」
そして万年筆でメモ紙に連絡先を書き、
村田同様に机の上にそれを残して、この場から立ち去る。
298
:
空井イエリ『ソラリス』
:2021/09/23(木) 23:22:56
>>288
(三枝)
>全体
「お嬢さん……いや、お坊ちゃんか、
まあ、そこんところはどっちでもいいな。
そのアイディアは実際、よく効くと思うぜ」
「特に、『人気者』がノってる事は皆気になる。
逆に言うと……おれみたいなのがノってても、
また妙なことをしてるな、と思われるだけだろうけどな?」
この場にいる人間の多くは、学園の中で、
どちらかと言えば『アウトロー』寄りだろう。
そうした人間は『火付け役』には向かない。
「適当なヤツじゃボヤがせいぜい。
できることなら、交友関係が広くて……
人間関係の中心にいるようなヤツに、
サクラ役を引き受けさせられれば、最高だろうな」
そんな知り合いは残念ながらいない……か、
いたとしても、頼み事をするほどの間柄ではないが。
299
:
猫『マシュメロ』+ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/23(木) 23:24:52
>>296
ポムス!
微動だにしないラッコに、ついに猫パンチがヒットする!
しかし体重差や毛皮を考えるとダメージは無いだろう。
毛皮に『肉球のマーク』がついたが。
「……なんじゃ? くれるのか?」
ラッコのつぶらな瞳からはその思考は読み取れない。
子供は自分の都合のいいように解釈したようだった。
星飾りを取り、代わりに『商売繁盛のお守り』を置いた。
勝手な行動だが、『ベター・ビリーブ・イット』は『交換』が成立したかどうかが分かるので、
ラッコが嫌なら『交換不成立』ということは伝わるだろう。
300
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/23(木) 23:44:09
>>293
(小林)
「ふふ……ちょっと、友達に呼ばれて来ましてねえ!
ただ、その子は来てないみたいなんですけど……
後は、ええとお、風歌さん……っていう方も、
学校に来るって聞いているんですけど……
あのう、この中に風歌さんはいる感じでしょうか〜?」
呼ばれて来てはみたが……
どうも、それとは『別件の集まり』なのだろうか。
目的自体は同じ『夏』を終わらせる事、だが。
「はぁい、とりあえず方針は分かりましたよう。
ただ……学内だと、私に手伝える事は、
あんまり……多くなさそうですけどねえ」
寿々芽はクラスメイトという存在が無い。
登校してくるのも、月に数度だけだし、
関を含め『事情』があって通っている者が大半だ。
助け合い、というものが出来る土壌には乏しい。
(…………………………『アリーナ』の人たちや、
家族の皆には、手伝って貰うべきじゃあないですし)
また、オープンにやる方針である以上、
『裏』を介入させるような真似は出来る限り避けたい。
「学内の飾り付けをこの後やるようでしたら、
それの手伝いは、させていただきますよう〜。
私を呼んだ子から連絡が来るまで……ですけど。
待ち時間も活用するのが、経済的ですからねえ」
>>294-295
(ラッコ、猫、ナイ)
「ふふふ、そうなんですよう。
前に一度、お会いした事があって……
ユキシラさんもお友達だったんですねえ」
ナイに微笑みかけて、
そのままラッコに視線を向けてしゃがみ込む。
「ラッコさんは会議のことは、
あんまりよく分かってなさそうですけど……
元気にしてるみたいで何よりです〜。
こんなに水のないところにいて、
大丈夫なのかは気になりますけどぉ……」
ジッ…
「元気そうですし、大丈夫なんですかね〜?」
妙に乾燥してる感じだったりしないだろうか?
ラッコの生態には詳しくはないので、気にかかる。
「まあっ、星? もしかしてクリスマス飾りなんじゃあ……
ううん、そこまで賢いのかはちょっと分かりませんけど〜」
>全体
「……とりあえず、クリスマスっぽい物を『手に入れたい』なら、
私の『能力』があれば、ある程度は『買える』と思いますよう」
ラッコの手のペンダントから視線を切り、
一同を見渡しながら立ち上がって。
「『ペイデイ』」
皆に見えるように『帳簿』を発現する。
「私は……『市販してる日用品』でしたら、
なんでも『買える』という能力を、持っていますので」
「あ……一応言っておきますけど、
この場にいない方には、
私の能力はご内密にお願いしますねえ」
能力について『全て』を明かす気はないが、
とりあえず、『飾り物不足』に陥る可能性は低いだろう。
(ユキシラさんの能力もあれば……もっと利益がでますけど。
……無理矢理手伝わせるのも、なんだか悪い気がしますし〜)
ユキシラにちら、と視線を向ける。
彼女の『能力』……も、無差別に広まってほしくもない、が。
301
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/24(金) 00:21:23
>>299
「 ミ ュ ッ 」
唐突でもない猫パンチを食らい、声を上げるラッコ。
しかし、寒冷な海で過ごすラッコは、
とても分厚い毛皮で覆われている。
衝撃は吸収され、幸いダメージを受ける事はなかった。
ジッ
ラッコは『お守り』を見た。
しかし、『交換』は成立しないようだ。
これでも野生動物の端くれであり、
意外と取引には慎重なのかもしれない。
「ミュゥ」
代わりに『肉球マーク』を見つめる。
お守りよりも、そちらに興味を引かれたらしい。
前足で触れてみたりしている。
>>300
ラッコは海で暮らす生き物だが、
かつては陸に近い海辺で生活していたらしい。
昔は日光浴をしている群れも珍しくなかったようだが、
無警戒が仇となり、あっという間に狩り尽くされてしまった。
その結果として、現在のような生態に至ったとされている。
「ミャァ」
会議の内容を理解しているのかいないのか、
ラッコは猫と戯れている。
平気な顔をしている所を見ると、大丈夫なのだろう。
ラッコは海の動物ではあるが、陸に上がっても死なない。
クジラやイルカなど、他の海生哺乳類とは違う点だ。
それを差し引いても、『なぜ学校内に現れたのか』は、
依然として謎のままだが。
302
:
猫『マシュメロ』+ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/24(金) 00:45:27
>>301
「くれるわけではないのか……
それとも、別の物がよいのか?」
ポスッポスッ
腕を組み考える子供を横目に、猫はさらに執拗にパンチを繰り出した。
『肉球マーク』が増える。
ラッコは短い手で『肉球マーク』を触ろうとするが、届かなかった。
四足歩行の猫のパンチと、直立したラッコの位置関係の問題だ。
まあ、触ったところで別に何があるわけでもないのだが。
>>300
「のう、すずめちゃん、ラッコって何を欲しがると思う?」
悩んでいると、ちょうど関と目が合ったので相談してみる。
303
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/24(金) 01:26:49
>>302
触ろうとしても触れないので、ラッコは触ろうとするのを止めた。
「ミャー」
猫の好きにやらせているため、『肉球マーク』は増えていく。
ゴソ
逆のポケットを漁り、今度は『貝殻』を取り出した。
全く冬らしくはなく、むしろ夏っぽさを感じさせる白い貝殻だ。
食べかけらしく、貝柱が残っている。
ソッ
ラッコは、それを猫の近くに置いた。
注意が逸れるのではないかと思っているのかもしれない。
あるいは『交換』の妥協案として出したのかもしれなかった。
304
:
三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』【中一】
:2021/09/24(金) 18:33:12
>>298
「中等部一年の『三枝千草』です。
『三つの枝』に『千の草』と書きます」
ペコリ
「あの、先輩、よろしくお願いします」
先輩のお話は、その通りだと思います。
不良の方の周りに集まるのは、
どうしても『同じ種類の人達』が多くなります。
それだと、特定のグループだけで話が終わってしまいます。
「『普段は乗らなさそうな人の方が信憑性は高い』」
「――――そういう意味でしょうか?」
「先生方も納得させなければいけませんから、
なるべく『覚えのいい人』が適任だと思います」
心の中で候補を思い浮かべます。
小林先輩、鉄先輩、斑鳩先輩、日沼先輩、
猿渡先輩、今泉先輩、成田先輩、黒羽先輩……。
先輩の知り合いが多いです。
「それでしたら、千草に『心当たり』があります。
連絡先も知ってますから、お知らせしておきます」
スマートフォンを取り出して、メールを送ります。
305
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/24(金) 23:02:51
>>301
>>303
(ラッコ)
>>302
(ユキシラ)
「えぇっ、そうですねえ〜っ。
ううん、ラッコと言えばやっぱり……
私なら『ホタテ』を思い浮かべますけど」
パラ
「ユキシラさん、ホタテは出せますか〜?
私の能力なら買うことは出来ますけど……
あ、皆さんに見せるのにちょうどいいのかも」
帳簿をめくり、『ホタテ貝』を頭に浮かべる。
ラッコが腹の上に乗せて叩いている印象には、
ホタテ側を主体に置いたとしてもすぐに辿り着く。
「あらっ……喧嘩してるのかしら、どうしましょう。
二匹を引き離した方がいいんですかねえ〜、こういう場合」
ラッコを何度も叩く猫を覗きながら、
ユキシラに、のんびりとしたことを問い掛ける。
夏も魔物もあった物ではないが……
「……こうしていると、一大事が起きてるなんて想像もつきませんよう。
だからこそ、スタンドを知らない人達を動かすのは難しいんでしょうねえ〜……」
夏も魔物も跋扈しているような状況では『ない』からこそ、
この事態を収束させるのが難しいのだ、という事を再確認出来る。
306
:
空井イエリ『ソラリス』
:2021/09/24(金) 23:10:24
>>304
「詩的で……素敵な、名前だと思うぜ。
おれは空井(うつい)イエリ。
空っぽの井戸、に……イエリ、はカタカナだよ。
三枝君、こちらこそよろしく」
小さく頷く。
「いいや、逆だ……逆ってほどでもないかな?
『人間関係の中心にいる奴』ってのは、
『いつもいつもブームを追ってる奴ら』さ。
そいつらに今回のブームも、追ってもらえばいい。
そいつらを追ってる奴らがそこに連鎖するから」
皮肉げな笑みを浮かべる。
イエリは『人間関係』を疎む側面があるが、
そうした在り方を望ましいとは思っていない。
「おれの知り合いには少ないタイプだ。
…………おまえさんの人脈を、頼らせてくれるかな」
むしろ、人間関係を上手く作れる人間は尊敬に値する。
307
:
猫『マシュメロ』+ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/24(金) 23:27:56
>>303
>>305
「ホタテ……貝ということか。持っておらんわ」
見ると、ちょうどラッコが貝を取り出したところだった。
中身は貝柱しか無いらしいが……
猫は目論見通り(?)貝を嗅いで、嫌そうに顔をブルブル振ったあと、関の足の間に絡みに行った。
「貝を催促しておる……ということか?
しかし金は無いからの……
これと交換とかどうじゃ?」
ナイはラッコが差し出した貝に、別の解釈をしたらしい。
糸くずを『赤い靴下のお守り』と『スズランの押し花(クリスマス風)』に変えながら、関にひっつく。
商売繁盛のお守りと比べるとクリスマス的なグッズだ。
しょっちゅう『交換』のタネに糸くずを取っているのか、Tシャツの側面がビリビリになっていた。
「あと、ほら、わしもクリスマスの手伝いとかするから」
元々クリスマスに協力する者の会議なのだが……
だがお願いを聞けばとりあえずこれでナイは関の言うことを聞くだろう。
308
:
三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』【中一】
:2021/09/25(土) 00:16:18
>>306
「空井先輩ですね。よろしくお願いします」
ペコリ
「あっ、『そういう意味』でしたか」
「それだと『当てはまりません』けど……」
――――ポン
そこで、思い付いて両手を合わせました。
「『両方』はどうでしょうか?
『違うタイプの人が一丸となって』というシナリオです」
「『学内の協調』にも繋がるというのは、
後から先生方を説得するのにも役立つと思います」
「『サクラ役』はお願いしておきました。
それから、『スカイモール』などのセレクトショップに、
『クリスマス商品』の問い合わせを頼まれました。
お店に『クリスマス』を取り上げてもらうためみたいです」
「出来るだけ多い方がいいそうですから、
空井先輩達にもお願いしたいです」
ペコリ
309
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/25(土) 00:44:29
>>307
「あらっ……」
足の間に来た猫を挟まないように気をつけ。
「まあ……ふふ」
ひっついてきたユキシラの視線に高さを合わせる。
「……ああっ、ええと。
私もラッコさんの言葉は分かりませんから、
他のが欲しいことも、あるかもしれませんけど」
特大ホタテ3枚セット――『1500円』
ttps://ux.nu/WJihT
・・・『購入』する。
「これくらいの出費なら……
お駄賃としては、とっても経済的です。
お支払いは、そのクリスマスで……って!
ユキシラさあん、シャツがボロボロですよ〜?
むしっちゃうなら、新しいのに変えないと……」
「せっかくですし……
クリスマスらしい格好を着てみるのも、
案外似合うかもしれませんねえ〜?」
ユキシラは『能力』で洋服くらい出せるはずなので、
服が劣化しているのは、ものぐさだと解釈した。
「まあ……でも。今はお先に。
ラッコさん〜。これと交換ならどうですかあ?」
より深く姿勢を落として、『ホタテ貝3枚』を差し出してみる。
310
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/25(土) 00:46:10
>>305
見る限りでは、猫が一方的にラッコを叩いているようだった。
ラッコは何を考えているか分からない顔で猫を見ている。
とりあえず猫が離れたので、引き離す必要はなくなったらしい。
「ミュゥ」
興味を引かれたらしく、ラッコは帳簿に視線を向けた。
>>307
やはり『交換』は起こらない。
ラッコの好みには合わなかったようだ。
猫を引き離せたので、満足しているのかもしれない。
「ミャァ」
ラッコは関の方に視線を移している。
311
:
空井イエリ『ソラリス』
:2021/09/25(土) 00:52:29
>>308
「なるほど――よく出来た案だぜ。
もっと広い範囲に波及させられるし、
そうなるとつまり、文句が出難くもなる。
ただ、あんまり出来すぎてると……
作為が滲みやすくなりそうではある。
けど、それくらいのいちゃもんしか、
おれにはつけられないな」
「――狙ってやれるかはわからないが。
サクラ役の手腕にも期待しておこうか」
フ…
「そして、おれも期待に応えないとな?
いいぜ、あちこちに問い合わせを送っておこう。
通ってる本屋とか、服屋とかにも……
肉声だと『おれだとバレる』かもしれないから、
メールか何かで問い合わせるのもいいかもな」
イエリの声は鈴が鳴るようで、
どちらかと言えば『特徴的』だ。
だが、文面の個性を消すことくらいは可能だ。
「もちろん迷惑にならない範囲で、ではあるが……」
チラ
それにしてもあっちは何をしてるのだろう。
ラッコに餌をやっているが……何故?
312
:
猫『マシュメロ』+ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/25(土) 01:03:28
>>309-310
「クリスマスらしい恰好は暑そうじゃな……
紙とかで、何か、こう、つくるか。
さくら? の人たちにも配って」
幼児向けの工作番組を真似てか、手をハサミのように模してちょきちょきする。
赤い紙で作った帽子など、夏に行うクリスマスの仮装としては悪くないだろう。
一般人に配るのも、もっと有用なものならば、受け取ってもらえるかもしれない。
ナイならほぼ無料で配れるのが強みだ。
「あっ、わしがやる。わしが」
関の手からホタテを一枚奪い、クリスマスグッズを押し付けて、
ラッコにグイグイとホタテを与えようとする。
親しくなったからかテンションが上がったからか、遠慮が無くなってきている。
>>311
足元にシュッとした感触。
「ナーン」
猫だ。人々の足元をすり抜けているらしい。
313
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/25(土) 01:06:48
>>309
「ミャー」
トトトトト
不意に現れた『特大ホタテ』を見て、ラッコが近寄ってきた。
明確な反応だ。
しかし、ラッコは何処までもラッコである。
スクッ
「ミャッ」
もらえると思ったのか、ラッコが後ろ足で立ち上がる。
話の内容が良く分かっていないのかもしれない。
野生のラッコとのコミュニケーションは、なかなか難しいようだ。
314
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/25(土) 01:11:54
>>310
>>313
(ラッコ)
気になる帳簿からは『ホタテ貝』が出てきたのだった。
何かの奇跡だろうか? しかもこれはラッコのものだ。
「ふ…………本当に。可愛らしいですねぇ〜」
目を細めてラッコを見つめる関。
前にもこうして餌をやることがあったが・・・
関としても、やはり、癒やされるものはある。
(意味はあんまり分かってなさそうですけど……
その分かってなさそうなのも、可愛いんですよねえ)
アニマルセラピー、というほどのものかは分からないが……
>>312
(ユキシラ)
「ああ、それはそうですねえ……
サンタ服はこの季節にはちょっと、ですし。
紙のサンタ帽子に〜…………ううん。
夏とクリスマスは、噛み合いませんねえ、どうしても」
言うだけ言ったが……
クリスマスらしい服装というのは結構難しい。
ユキシラの提案するような『紙細工』などは、
暑さ・重さの制約から解き放たれていて良いものだ。
「わっ……ふふふ。ええ、どうぞどうぞ。
ほら、とっても欲しがってるみたいですようラッコさんも!」
関としても子供にじゃれられるのは好きなので、
ホタテ貝は、ユキシラの方から渡させてやることにした。
受け取ったクリスマスグッズ(?)は開いた帳簿の上に乗せておく。
315
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/25(土) 01:13:37
>>312
「ミュゥ」
グイッ
遠慮なしにホタテを押し付けられた。
ラッコはホタテの匂いを嗅いでいる。
次に取る行動は一つしかないだろう。
――――パクッ
ラッコはホタテを食べた。
野生の動物として当然の帰結である。
幸せそうな表情だ。
316
:
猫『マシュメロ』+ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/25(土) 01:26:01
>>314-315
「お、食べておる。かわいいの」
石で貝を割るところが見れないのは残念だが、自分の手から食べる姿も可愛らしい。
逆の手でラッコを撫でる。
いつのまにかラッコの体から『肉球マーク』は消えていた。
「ということはこの星飾りはわしのものじゃ。
そうじゃろう?」
ナイの主観によるとそうなるが、はたしてラッコに理解できるのか?
317
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/25(土) 01:48:16
>>316
ラッコは撫でられて気持ち良さそうにしている。
「ミュー」
ナイの主観に反して、『交換』は起こらない。
ラッコの感覚からすると、出されたから食べただけである。
関が差し出しただけなら、そこで止まっていたかもしれない。
しかし、ナイは露骨に与えようとした。
ゆえに、ラッコは当然それを食べたのであった。
ゴソッ
ラッコはポケットを漁り、小さな粒のようなものを取り出した。
どうやら『真珠』らしい。
そんなに大きなものではないので、
おそらく数千円くらいだろう。
――――ソッ
「ミャゥ」
床に置いた所を見ると、くれるようだ。
318
:
ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/25(土) 01:58:04
>>317
「むう……!
こやつめ、ならばクリスマスの宣伝として働いてもらおう」
仕方ないので『銀で出来た星のペンダント』を返す。
無理矢理取り上げるのでは意味が無いのだ。
代わりに強制労働させようとするが……
「うん? なんじゃこれは。
……星飾りはダメじゃが、これと交換……ということか!?」
ぽん、と食べ終わった中身の無い貝を、ラッコの頭の上に置いて、
ラッコの様子をうかがいながら真珠を手に取る。
319
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/25(土) 02:13:26
>>318
「ミャッ」
貝殻を頭に乗せられた。
ラッコは、中身のなくなった貝には興味を失っている。
『真珠』は『交換』ではなく『あげる』という事らしい。
あくまでも『交換』を要求する事も出来るだろうが、
何となく『これ以上』はない気もした。
世の中というのは、
必ずしも互いの意思が合致するとは限らないのだろう。
「ミャー」
ましてや人とラッコだ。
ここまで通じただけでも奇跡的と言っていい。
ラッコは『銀のペンダント』をポケットに戻し、
その場で横になった。
とりあえず適当に置いておくだけでも客寄せにはなるだろう。
ラッコに強制労働の義務はないが、
よほどの事でもなければ拒む事もないかもしれない。
320
:
ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』
:2021/09/25(土) 02:24:17
>>319
「むう。ラッコと話せたらよいのじゃがの……」
子供というものも大概話を聞かないものだが、
大人を相手にするならともかく、
動物を相手に合意を得ようとするのは分が悪かった。
「まあ仕方がないの。
お前をクリスマスにしてやろう」
強制労働も何も、ラッコはただそこにいるだけなのだろうが……
いや、こんなところにいるだけでありがたいと言えるか。
ラッコがサンタの恰好をしていれば、SNSでバズって一般人にもクリスマスが伝わるかもしれない。
「猫とラッコをクリスマスに……ん? 猫はどこへ行った? 猫ー?」
学内の飾りつけの準備で2匹もそういう恰好をさせるつもりなのか、
ナイは猫を探しに行った。まあ、この部屋にはいるだろう。
321
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/25(土) 03:14:19
>>315-320
「ふふふ……」
ニコォ ・・・
ユキシラとラッコのやり取りを見ていた。
どうやら丸く(?)収まったようだ。
「お洋服は私じゃあ買えませんので、
モールかどこかのペットショップ……ですかねえ」
猫がどこに行ったのかは謎だが、
そちらはユキシラに任せておく。
「ラッコさんが着れる物があるのかは分かりませんけど。
リボンだけでも付ければ、それらしくなりますかねえ〜?」
残り二個のうち一個のホタテをラッコの傍に置いておきつつ、
とりあえず、『会議側』にいる面々の様子も見ておこう。
322
:
空井イエリ『ソラリス』
:2021/09/25(土) 03:18:30
>>293
(小林・ヤジ)
>>312
(猫)
「――――さて、大方方針もまとまったんじゃないかな?
次に何をするかも決まっていることだ。
教師や風紀委員なんかがここに止めに来る前に――――」
「っと」
「猫が」
足元をすり抜ける猫を躱しつつ、
会議を仕切る面々に声をかける。
「まあ、猫は自由なのが仕事みたいなものだから。
……ラッコをどうするかは考えたこともないけど」
「いずれにしても、そろそろだぜ?
『行動』ってやつを、始めるのも良いんじゃないかと思う」
動き出すに十分な『案』は出たようにも思える。
もちろん、さらなるすり合わせをこの場で行うのも手ではあるが……
323
:
『夏空にダイヤモンドを灯せ』
:2021/09/26(日) 01:47:31
小林「関さん……考えたんですが『クリスマスらしい服装』だからと言って
何も本格的なサンタ服は……何着かは誰かに着て貰う必要はあるかと思いますが
一般の方達も参加して貰う際は残暑の時期だと難しいです。
ですので、その方達には『クリスマス柄のシャツ』にしてみては?」
ttps://www.amazon.co.jp/%E6%9F%84%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA%E5%8D%8A%E8%A2%96-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E7%A7%8B%E6%9C%8D-Color/dp/B09GN3R7Z1/ref=sr_1_4?adgrpid=116691708675&dchild=1&hvadid=536068463886&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-1089558899207&hydadcr=22878_13452450&jp-ad-ap=0&keywords=%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E6%9F%84%EF%BD%94%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%84&qid=1632587705&sr=8-4
↑のように、クリスマスの柄が描かれたシャツ類はアパレルショップなりで売っている。
小林「申し訳ないですが、私は広告の為に全額資金を投入しており。そちらの装飾まで
援助は出来ません」
ヤジ「なるべく、俺も小遣いで一着はクリスマス柄のシャツを買うよ。不良仲間にも
伝達して、当日には着るようにな。あとクリスマス帽子。
本格的なサンタ服を強制して着させるのは難しいが、シャツぐらいなら一日ちょいと
馬鹿騒ぎってノリで着てくれるだろうし……あぁ、てか白いシャツに
『サンタのペイント』するとか、どうよ? で、当日に一番上手く白シャツに
サンタ描いたやつ着てるのに賞品出すとか」
小林「成程っ、それなら文化祭の出し物として学生の大半が着てくれますね……!」
ヤジから『文化祭イベントとして、白いシャツにクリスマスのペイントを行い
それで一番上手と思える者に賞品を出す』と言うアイデア。
小林から『クリスマス柄シャツを当日に、街を含めた一般人に家にあるもので
構わないので着て貰う』と言うアイデアが出た。
小林「……そろそろ、動きましょうか。
今まで出し合った意見を元に……夏の魔物を全力で討つ為」
やりましょう。そう、静かに宣戦の声が教室内に響いた……。
324
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/26(日) 21:46:06
>>320
「ミャー」
『クリスマスに変える宣言』を出されたラッコは、
同意しているのかどうか分からない鳴き声を上げた。
成果に結び付くかは結果次第だが、利用する価値はある。
ナイや関のスマホで拡散する手もあるだろう。
>>321
スンスン
「ミュゥ」
ムグムグ
ホタテが近くに置かれると、
ラッコは匂いを嗅いでから食べ始めた。
会議の雰囲気もあったものではない。
しかし、大体の話は纏まっているようだし、
大きな問題にはならないだろう。
「ミャウ」
『リボンを付けたラッコ』だけでは、
あまり『クリスマス感』はない。
しかし、周りがクリスマスらしくなっていれば、
リボンを付けて置いておくだけでも、
それらしくはなるはずだ。
おそらく客寄せには十分だろう。
少なくとも、ラッコには拒む様子は見られない。
単に分かっていないだけかもしれないが。
「ミャァ」
ラッコの頭の上には、ナイが乗せた『ホタテの貝殻』がある。
『サンタの帽子』を被らせるのは良さそうだ。
リボンよりも分かりやすく『クリスマス感』を出せるだろう。
あるいは、どちらも着用させるか。
クリスマスのイメージを壊さなければ、
アイテム数が多くて困る事はなかろう。
325
:
三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』【中一】
:2021/09/26(日) 22:54:22
>>311
「ご協力ありがとうございます」
ペコリ
「千草も出来るだけのお店に問い合わせをしておきます。
たくさん聞くなら、文章が一番だと思います。
『同じ人から』だというのは、きっとバレにくいです」
「サクラ役を頼んだ人は『鉄夕立』先輩です。
高等部の方で、剣道をやっていらっしゃいます」
「とても真面目な方なので、
『サクラの片棒』には打ってつけだと思います」
「――――?」
空井先輩の言葉で、そちらの様子に気付きました。
猫と何でしょうか?
もしかしたら、学校で飼育されているのかもしれません。
>>322
>>323
「宮田先輩の案も面白いと思います。
『賞品で釣る』というのは、
一番分かりやすい方法だと思います」
「『参加賞』を用意すれば、
もっと人を集められるかもしれません。
それも『クリスマスらしいもの』にしてしまえば、
『一挙両得』に出来ないでしょうか?」
先輩方の言われるように、『動く頃合』でしょう。
千草に出来る事は多くありません。
でも、皆さんのために、出来るだけの事をしたいです。
326
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/27(月) 00:37:41
>>323-324
「く、クリスマス柄ですかあ〜。
確かに……クリスマス以外には誰も着そうにないですねえ〜」
「私も……エプロンに、
トナカイのアップリケでもつければ、
お役に立てるかもしれませんねえ。
確か100均でも売ってたような……」
『ペイデイ』で口元を隠し、目を細め、俯く――――思案の構えだった。
「……そうですねえ。
『タイムイズマネー』とも言いますし〜、
どんなに頑張っても、お金で時間は買えませんから」
(人を雇う以外では、ですけど)
「これ以上は細かいところを詰めるだけになりそうですし……
私も、家事の合間に少しずつ、やれることを進めていきますよう」
「……あら?」
と、そこで自分のスマホに入っているメールに気付いた。
さんざん待たされた相手ではあるが、待たせてしまった以上、お相子だろう。
「それじゃあ今日はここで解散……ですか〜?
私はちょっと、メールをするので……お話からは、外れさせてもらいますけど」
「ラッコさんも分かってくれた風ですし……ふふ。
当日まで、行き場はどうしましょうねえ〜?」
やや姿勢を屈め、貝を貪るラッコに視線を向けつつ、『七篠』からの連絡へ応じる――――
327
:
空井イエリ『ソラリス』
:2021/09/27(月) 01:19:33
>>325
「なるほど、『悪ノリ』とは思われない人間。
それは、サクラをさせるのに一番いいだろうな。
――――――さて、それじゃあ早速始めてみるか?」
カタ ・・・
軽い体を椅子から持ち上げ、
スマートフォンの電源を入れる。
「『真夏のクリスマス特需』
一生語り草になりそうな、すげー面白い話だ」
(そして――――人の命を救うってことは、
ますます、おれの魂は重たくなれるだろうな)
あとは『目星』を付け、『問い合わせ』から始めていこう。
大きな行動ではないが――――数が集まれば、客の声は大企業を動かす。
328
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/27(月) 23:27:56
>>326
ラッコに人の言葉が理解できるとは思えないが、
同じ地球に生きる生物同士。
たとえ些細な点であったとしても、
どこかしら通じる部分はあるのかもしれない。
『食事』というのは、まさしくその『代表例』だろう。
ムグ ムグ ムグ
目下、ラッコはホタテを食らう事に専念している。
『野生のラッコの連絡先』などあるはずもなく、
『その他の手段』で連絡を取る事も不可能。
移動方法は謎に包まれているが、このラッコは、
どこにでも現れる習性を持つため、
正確な居場所を掴む事は容易ではないだろう。
「ミャァッ」
だが――――何となくだが、
『必要な時』には来てくれそうな気がした。
329
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2021/09/27(月) 23:33:33
>>328
あるいは――――当日までの『場所』を用意するか。
よほど悪い環境でもなければ、ラッコはそこにいるだろう。
どうするかは、ラッコを利用する人間次第だ。
330
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/28(火) 19:11:42
>全体
>>328
「あの〜、他の所で行動してる方から、
『夏対策』の話が届きましたよう!」
『七篠』から来たメールを全員に見せて回る。
この人数なら読み上げるよりその方が合理的だ。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/471
「こっちでも出た話もありますけど〜。
この、中学生の男の子の話は、
今ちょうど向こうで『捕まった』ところみたいですよ」
『夏に囚われた』人間だけが、
積極的に妨害する理由を持っている。
道義で止めてくる人間もいるかもしれないが・・・
「……このあと『7日間』は邪魔は入らない。
とりあえず、そういう風に考えてもよさそうですねえ」
情報共有を済ませ、再びラッコを見る。
「……私の家は、ちょっとラッコは置いておけないんですけどお、
どなたかこの子を当日まで置いておける方っています〜?」
ラッコの背中の辺りに手を添えつつ、一応問いかけてみる。
確保しておかなくても大丈夫な気もしないでもないが……
331
:
三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』【中一】
:2021/09/28(火) 19:34:09
>>330
>>(全体)
「――――――はい」
スッ
一人の生徒が手を上げました。
中等部のようです。
制服ではなくジャージを着ているので、
『性別』は分かりません。
「一年生の『三枝千草』です。
『三つの枝』に『千の草』と書きます」
「『寮』の方で預かるのはいかがでしょうか?
本当はいけない事ですけど…………」
スタ スタ スタ
「しばらくは『千草の部屋』にいてもらいます。
ラッコの事は勉強不足ですが、
『七日間』は何事もないように精一杯やります」
空井先輩から離れて、ラッコさん達の方に歩いていきます。
「ラッコさんに用がある方は、千草に連絡をお願いします。
千草からラッコさんに伝えておきます」
その場の皆さんと連絡先を交換しましょう。
「千草に用事がある時でも大丈夫です」
ズズズ…………
『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』を出して見せます。
フードを目深に被り、シャベルを肩に掛けた人型のスタンド。
『墓堀人』です。
「『墓堀人』が掘った穴は『墓穴』になります。
そこに埋められたものは『仮死状態』になります」
「必要な時は、いつでも呼んで下さい」
332
:
関 寿々芽『ペイデイ』
:2021/09/29(水) 02:07:24
>>331
>小林・ヤジ
「まあっ、寮でですか〜?
あそこは人がたくさんいそうですし、
ラッコさんも寂しくなさそう、ですねえ〜っ」
チラ
「千草ちゃんがお世話してくださるなら、
危ない事もないでしょうし……」
(不審者がいるのは、気になりますけど……
動物をいじめたりするようには見えませんでしたしね)
「押し付けるようで気が引けるけれど、
……暫くの間、お願い出来ますか?」
「ラッコさんもそれでいいですよねえ〜?」
毛皮を軽く撫でる。
とりあえず、ラッコの処遇は決まりそうだ。
子供に大変なことを押し付けるようだが、
自らの志願だし、お任せしても良いだろう。
ルール違反や罪悪感は、なあなあに済ませておく。
「……ああ、私の『ペイデイ』も!
この場で宣伝させていただきますねえ〜。
『日用品』の範疇でほしいものがあったら、
私の連絡先まで、ご連絡お願いしますよう」
この場はもうじき『行動』に向けて解散していくのだろう。
有用な能力は共有しておく良い機会だ。『今後』にも繋がる。
「……他になにか、ここでお話しておくべきことってありますか〜?」
―――――――――――――――――――――――
★小林PLから何かなければ終了して、
FWMスレに行動として投下いただければと思います。
(不足などあれば、私の方からも補足入れます)
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