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【場】『 歓楽街 ―星見横丁― 』 その2
320
:
ジョン・ロブ『グラム・スラム』
:2021/06/07(月) 20:22:13
>>319
「お、おう、、、」
必要以上に近づいてくる赤月に気圧される。
「『アリーナ』?」
もちろん知っている。
どういう組織なのか、ということの理解は乏しいが、この前試合を見に行った闘技場の場所を教えるくらいなら容易いことだ。
だが、、、
(教えて、大丈夫か、、、、?)
この少女に感じていたもの。それは『危うさ』だ。
さっきの男たちへの過激すぎると言ってもいい仕打ち。
彼女の口ぶりからすると『アリーナ』の情報を聞き出すためだったようだが、
それはつまり、『自分の目的のためならあれくらいのことをやっても構わないと思っている』ということだ。
赤月の真っ直ぐな視線を受け止めながら思案する。
(年に見合わない強い意志がありそうだ、、、
だが、それに見合った思慮深さをこの子は持っているだろうか?
なんつーか、真っ直ぐすぎるというか、障害があっても迂回せずに真正面から突っ込んでいきそうというか、、、)
その結果、誰かが傷つくことになるかもしれない。それはこの子自身であっても全く不思議ではない。
(試してみるか、、、)
だいぶ長考してしまった。今更知らないと言っても信じてもらえないだろう。
覚悟を決めて、口を開く。
「聞いたことはある、が、その前に質問に答えてほしい。
何のためにそれを知りたい?
それは君の言う『誇り』を汚すことのない理由か?
そうだとしたら、堂々と答えられるんじゃないか?」
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