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【場】『 歓楽街 ―星見横丁― 』 その2
289
:
薄島漣『イカルス・ライン』
:2021/06/05(土) 02:22:16
>>288
「いや、えっと…………そうですね」
(この人は知らないのだ。そういう反応でも、しょうがないか)
「なるほど、確かに……警察ではどうにもならないですね」
(この人の言う通りだ……警察が機能しないなら、そしてスタンド使いが大勢いるなら、なぜこの町はこんなに『平和』なんだ……?)
薄島は『アリーナ』をまだ知らない。
何らかのスタンド使いによる自警的な組織があるのだろうと想像はついたが、見た事はなかった。
(……やっぱり誰かがこの町の平穏を守っているんだな。
スタンド使いが野放しなら、もっと表立って凄い事になっているはず……だから)
「……!
そう、ですね……」
『案外すぐ近くにいる』と言われ、
『薄島をスタンド使いだと看破した』のかと思い、焦る。
さすがに御影の存在を示唆していたとは、気が付かない。
「ええ、こちらこそありがとうございました。
『通り魔』の話は、参考になりました。これからは夜道に気を付けます。
……『面白かった』ですか?」
(あんなに一笑に付した話が、『面白かった』?)
違和感を覚える。
先程のやりとり、興味深く感じた人間の反応とは思えなかった。
『ギャグとして面白かった』という受け取り方もできるが、度会はそういう面白がり方をする人物には見えない。
「ええ、お元気で」
最後に引っ掛かりを感じたものの、さほど大事には考えず。
当初の目的だった夜食のグリルチキン弁当を買って、度会と別れた。
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