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【ミ】『コメットテイルの止まない町で』

713『我らの仕事はスタンド使い』:2021/07/16(金) 03:37:13
>>712

加茂へと進む。スミノフ本来のスタイルで。まっすぐと――――

「ああ、大体わかった。一度しか通じないが、効果的な手口ではある。
 そういう『知恵』は一つや二つではないんだろう? 喧嘩の知恵は」

                   ≪加茂選手ッ、スミノフ選手共に前進ッ!!
                     ここに至り肉弾戦となるかァァァーーー!!≫

                               「ぶん殴られて御仕舞いでしょ!」
                             「いいや、ルーキーの拳は粗い。
                              加茂なら見てからでも躱せるだろ!」

「それと、その話。答えは同感だ。
 どんな武器でも、撃たれるより先に潰せばないのと同じ」

距離が詰まっていく。
あと2m少し、から、1m50cm―――――――その時だった。

「切らないカードに、意味はないのだからな」

                   <鼻血が止まっていない以上、加茂選手は、
                     膠着はすればするほど不利になります。
                     ―――――あとは、どう捌き切るか。
                     あるいは撃たれる前に撃破するか。
                     スミノフ選手の見立ては正しい――――>

                    <決着は案外近いかもしれませんね>

                   ク
                        ンッ

                       「加茂ぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーー!」
                                        
                               「スミノフッ、そのまま押し込めェェ〜〜〜!!!」

加茂の姿が消えた―――――違う。
より姿勢を低め、スミノフの視界から身を消したのだ。
顔をカバーしているゆえに視界が狭まっている今、
それが起こった瞬間に即応は出来ない。一瞬の間が空いてしまう。

                             オ  オ オ オ ・・・

歓声が鎮まって聴こえるのは――――状況故だろう。

下を見る間があるか――――――『下から来る』それは間違いない。だが『何をして来る』?
対応を誤れば間違いなく速度差で『一撃』を受ける。『受ける前提』の手もあり得る、が――――


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∴∴∴■□三□□□三□■∴∴∴
∴∴■三□□□□□□□三■∴∴
∴■□□□□□Ⅲ□□□□□■∴
∴■××□□ス□□三三□□■∴
∴■☆□□□加□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□三三□□□三三□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■三□□□□□□★三■∴∴
∴∴∴■□三□□□凸□■∴∴∴
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