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【場】『 湖畔 ―自然公園― 』 その2

976眠目倫『ノワール・デジール』:2021/08/17(火) 22:10:01
>>975

「うんうん…ちゃんと伝わったからぁ…。
 ……既に利用され済みなのね…」

 眠目は頭が痛いとばかりに『ノワール・デジール』の持っていた『硝子瓶』をおでこに当て冷やした。

「見えないのぉ …? あそこでまだ笑ってるのに…」
「もしかしてぇ、お話しできる『スタンド』なの…?
 『フニクラ』と同じような感じ…?」

 眠目はぼそりとつぶやいた。
 以前出会ったスタンドを連れた少女のことを思い出しているようで続けて言葉が漏れる。

「……あのあとふらふらして怠くなったしぃ…」

 また『血』を抜く話になるとは限らないが眠目は警戒しているようだ。

977氷山『エド・サンズ』:2021/08/17(火) 22:28:39
>>976

「大丈夫ですか・・・?
 やっぱり、さっきの一撃でどこか怪我を・・・・?」

『硝子瓶』をおでこに当てる眼目を見て、何を勘違いしたのか
心配そうに顔を見つめる

「あ、すいません、自己紹介がまだでした
 私は『氷山あきは』と言います
 そして、こっちにいるのが・・・・」

『「エド・サンズ」ダ 「フニクラ」ッテノガ何ナノカハ知ラネェガ
 多分、俺ト同ジ「半自立型」ッテタイプの「スタンド」ダロウナァ・・・・
 嬢ちゃんモお察シノ通リニ、俺ハ意思ヲ持ッタ「スタンド」ッテェヤツダ』

「ところで、本当にあちらに何かが?
 私には何も見えませんが・・・・もしかして、本物の『悪霊』・・・・とか?」

『悪霊』の可能性を考えて全身がぶるっと震える

978眠目倫『ノワール・デジール』:2021/08/17(火) 22:46:18
>>977

「ああぁ、頭を打ったとかそういうんじゃなくて…。
 『変な人たち』に利用されたりしてるみたいだから心配でぇ…」

――…名乗ってくれた…。
――本気で心配してるしぃ、攻撃とか心配しなくてもよさそう…?

「私はぁ『眠目(サッカ)』といいます」
「『スタンド』は『ノワール・デジール』。『エド』さんのようにお話はできません」

 眠目はすこし警戒を解いたようで、軽く自己紹介をした。
 『ノワール・デジール』は名前から能力が推察しやすいスタンドではない。『硝子瓶』そのものは見られているがどのようなことができるかはおそらく未知数だろう。


「『悪霊』かはわかりませんがぁ…さっきから笑い声が聞こえて…。
 ほらぁ、あそこに『黒い影』が…」

 そう言って眠目は一度首を傾げ、改めて『黒い影』の方向に目をやり口を開いた。

「……? そういえば、ここは『湖畔』の近くで開けているのにぃ…。
 どうしてあの子はぁ、『 黒 い 影 』なの…?」

979氷山『エド・サンズ』:2021/08/17(火) 22:55:31
>>978

「あ、ああ〜〜・・・・なるほど!
 う〜ん・・・・心配をしてくれてありがたいのですが、
『変な人達』とはそれなりに仲良くやってるから・・・・多分、大丈夫、かな?」

『お前ノ「大丈夫」ハサッパリ当てニナンネェケドナァ・・・・
 ソレヨリモ、「黒い影」ダッテ?』

「そういえば、海に行った時もそんな風に言われた事がありましたね
 うーん・・・・やっぱり何かが突いてきてるのかな?
『さんずさん』・・・・ちょっとアレを出してください」

『オウ』

そう言うと、氷山の手の中に一つの白い塊が『出現』した
何もない空間から湧き出る様にして物体が出現するさまは『ノワール・デジール』の『硝子瓶』にも似ている
それは卵の殻を和紙で蓋したような物体で・・・・

「えい!」

氷山はおもむろに『それ』を投げた!
『黒い影』の周囲にもうもうと煙の様に謎の粉末が広がる

980眠目倫『ノワール・デジール』:2021/08/17(火) 23:11:02
>>979

「仲良くやれてるならよかったけどぉ…。
 女の子なんだからぁ油断はしちゃだめだし、
 『土下座』はしないようにね」

 そう言ってから氷山の行動を見守る。
 『スタンド能力』だろうか、なにかを作り出して…投げた。


「『ノワール・デジール』!」


 眠目は慌てたように『ノワール・デジール』で投げられた『粉塵』らしきなにかを触れた。
 すると『粉塵』は姿を消し、代わりに『ノワール・デジール』の手には『硝子瓶』が握られていた。

「……『黒い影』、ちっちゃい子供みたいに見えるの。
 これがぁ…なにかはわからないけど、『子供』にぶつけたら危ないでしょう…?」

 眠目がちらりと『黒い影』の方向に目をやると『膝丈ほどの草むら』の影に隠れているのかすぐに見つけることはできなかった。

981氷山『エド・サンズ』:2021/08/17(火) 23:24:09
>>980

「は、はい・・・・」

今一つ忠告されている事がわかっていない表情で答える
とはいえ、悪そうな連中(『アリーナ』)との付き合いもここ最近多くなった氷山にとっては
割と今更な忠告なのかもしれないが・・・・

「『ちっちゃい子供』・・・・?」

ふっ、と硝子瓶に詰められた『粉塵』が姿を消す
破裂による使用が終了して解除されたのだ

「え? それは本当ですか?
 私が出会った『悪霊』の中には小さな子供はいなかったから・・・・
 そうなるとまさか、本物の『幽霊』・・・・・・?」

それまでそこそこ強気だった表情に怯えが混じる
サーッと顔が青ざめて、震えが強くなってきた

982眠目倫『ノワール・デジール』:2021/08/17(火) 23:46:18
>>981

「……?
 『悪霊』ってぇ…実在するの…?」

 眠目は『出会った悪霊』という言葉に顔を青くする。
 『ホラー映画』を見るのは好きだが、それが実在するのであれば話は違うといった表情だ。
 それ故か『ノワール・デジール』に持たせていた『粉塵入り硝子瓶』を落としてしまう。

  パリンッ
    ふわっ…

 『硝子瓶』が割れ、解除される音と中に入っていた『粉塵』が一瞬広がり『強制解除』されたように消えた。

「……き、気のせいか、なんだか肌寒くなってきた気がしませんかぁ…?」

 クスクスクス クスクスクス

「ま、また『声』がぁ…!」

 『スタンド使い』が二人揃って顔を青くして話しているのが面白いのだろうか、
再度現れた『黒い影』はなにかにこの様子を書き連ねているようだった。

983氷山『エド・サンズ』:2021/08/17(火) 23:57:54
>>982

「え、ええ・・・・ 私が遭った事のある『悪霊』は下品で恨みがましくて・・・
 悪意に満ちた嫌な連中ですけど、『倒す』事は出来ました!」

正確に言えば勝手に消えていっただけなのだが、
打倒する事が出来たという点では間違いない
割れた『硝子瓶』とともに『粉塵』が消失していく・・・・

「こっちの『黒い影』は・・・全然見えないし、子供だし、声もかけてこないし・・・・
 ホラー映画とか怪談話に出て来る『幽霊』みたいで・・・」

恐怖のあまり、眼目の腕をぎゅっと掴む

『ン〜〜〜? 俺ニハ全然ミエナイシ、笑い声モ聞コエナイケドナァ?』

「わからないから怖いんですよ!」

震える二人を護るかのように『エド・サンズ』が前に出る
だが、『黒い影』の姿が見えないせいか、視線を向ける方角がだいぶズレている

984眠目倫『ノワール・デジール』:2021/08/18(水) 00:11:35
>>983

「……本当に『悪霊』って感じなんですねぇ…。
 だとするとぉ…『黒い影』は本当に『幽霊』とか『お化け』って感じがしますね…」

「遠くからぁ、私たちを見て笑ってるだけみたいですし…。
 なにか物が動いたり、するわけでもなくぅ…
 ただそこにいて『観察』してるみたいな…」

 腕を掴む氷山をそのままに、改めて『黒い影』の方向を指さして眠目は言葉を続ける。

「『エド』さん、こっちです。すこしズレてます。
 ……『スタンド使い』だからぁ見えてるわけじゃないのが…不気味ですねぇ…。
 『スタンド使い』なら見えるなら氷山さんも見えるはずですし…」

985氷山『エド・サンズ』:2021/08/18(水) 00:25:11
>>984

「『観察』・・・・? うう・・・・怖い・・・・
 わからないっていう点が一番怖い! 何が目当てなんでしょうか・・・・?」

「でもここは・・・・『さんずさん』!」

『ウーン・・・・コッチカ? マア、ヤルダケヤッテミルカ!』

その瞬間、『エド・サンズ』の手元に『さすまた』が出現した
眼目の言葉を聞いて修正した方向に対して『さすまた』を構え・・・・そして!

『トオオッ!』

『さすまた』を前方に突き出すようにして突進した!
狙いは眼目の微調整により『黒い影』に直接向かっている!

986『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/18(水) 22:49:30
>>985(氷山)

『氷山』は眠目の言うとおりの場所に『さすまた』を突き出し突進する!
『眠目』が言うことが正しければ、『さすまた』は『黒い影』をしっかりと捉えているはずだ!

 ………

            だが、手ごたえは、ない。

いや、正確には『地面』に『さすまた』がぶつかった手ごたえはあった。
しかし、それは当然の事………『黒い影』を仕留めたという感覚はまるでない。

………そもそも、『少年の姿の黒い影』とやらは『氷山』には認識できない。
     本当に、そんなもの居るのだろうか?
     今、それを主張しているのは、ふと現れた正体不明の眼前の女性だけ。
     『エド・サンズ』を数に入れれば、多数派は『いない』派である。

>>984(眠目)

『眠目』に時々見えているのは『影絵』のような『少年』の『シルエット』だ。
当人―――いや『当影』は、『草むら』に隠れているつもりだろうが、
『草むら』の大きさが微妙に小さいため、ちらちらと『眠目』に見えている形だ。

『氷山』の『さすまた』は『影少年』に当たった。
しかし、普通の『影』にいくら攻撃しても無駄なように、
『影少年』にはなんの影響も与えていないようだ。

『草むらの影』に隠れて完全には見え辛いが、
『影少年』はもっている筆記用具で何かを熱心に書いているようだ。
その視線はおそらくだが、『氷山』の方を向いているように思える。

987眠目倫『ノワール・デジール』:2021/08/18(水) 23:03:36
>>985-986

「あっ…」

 眠目は指さした方向に『槍のようななにか』を持って突進する『エド・サンズ』を見て声を漏らした。
 『黒い影』は当たった『槍』にも痛痒を感じないようでなにかを書き連ねている。

「……当たってますけどぉ…。
 全然効いてませんねぇ…なにか書いてるのかな…?」
「……『スタンド』で攻撃しても効かない…『スタンド使い』にも見えない…。
 『スタンド』じゃないなにか…本当に『お化け』なのかもぉ…」

 眠目はまた顔を青くしながら話している。
 声がすこし震えているかもしれない。

988氷山『エド・サンズ』:2021/08/18(水) 23:19:52
>>986-987

『さすまた』が地面を抑える感触はあるが、
眼目の言う『黒い影』をどうこうした手ごたえはまったくない
氷山は眼目の腕に抱き着きながら震えているが、『エド・サンズ』はそうでもないようだ

『第一ヨォ・・・・「黒い影」ナンテ本当ニ居ルノカネェ?
「スイカ割り」に巻キ込マレタ事ニ腹が立ッテ、カラカワレタダケナンジャアネェノォ?』

「え・・・・ まさか、眼目さん・・・・ 本当は・・・・?」

それまで眼目の腕に巻き付いていた手が離れる
申し訳なさそうに眉を顰めながら、すすす・・・と距離が離れていく

989氷山『エド・サンズ』:2021/08/18(水) 23:20:22
>>988メール欄途中送信失礼しました

990眠目倫『ノワール・デジール』:2021/08/18(水) 23:35:45
>>988

「えっ…もしかしてぇ…疑われてますか…?」
「ほらぁ、『海』でも言われたんですよね? 『お化け』はやっぱりいるんですよぉ…」

 >>979で言及していたことを眠目は覚えていたようで『お化け』の存在を主張する。
 だが、離れていった氷山を見て、一度ため息をついて諦めたように言葉を続けた。

「……警戒も当然ですね…。
 私も『スタンド使い』相手ならぁ…罠の可能性も考えますし…」

991氷山『エド・サンズ』:2021/08/18(水) 23:46:53
>>990

「い、いえ! 罠だなんて思ってはいないですよ!?
 確かに『海』でも同じような事を言われましたし、なんか自分でも変だなぁ〜って感じはしますけど
 でも・・・・なんだか実感がわかないというか・・・・?」

自身の迂闊な言動で眼目を傷つけてしまった事に対して、慌てて弁解をしようとする
だが、どうにも上手い言葉が思い浮かばずにむなしい言葉だけが出ていく

「う・・・わかりました! 家で少し『黒い影』について調べてみます!
 私も変な『幽霊』に憑りつかれているとしたら怖いですし・・・・」

992眠目倫『ノワール・デジール』:2021/08/19(木) 00:02:30
>>991

「……複数回言われてもぉ『実感がわかない』…?」

 眠目は眉を顰めながらも言葉を止めた。

 なにかが『おかしい』。
 だがおかしなものが見えているのは自分だ。氷山ではない。
 『おかしい』のは自身か氷山か判断がつかない以上、追及は混乱の元にしかならないだろうという考えのようだ。

「……『黒い影』についてぇ、なにかわかるといいですね。
 『お化け』でなければいいんですがぁ…」

「……話し込んじゃいましたねぇ。
 それではまたぁ、『スイカ割り』の邪魔をしてしまってすみませんでした」

 眠目はそう言うと氷山から離れ、スーパーにスイカを買いに行こうと歩き出した。

――……しばらく『黒い影』がいないか気をつけてみないとぉ…。

993氷山『エド・サンズ』:2021/08/19(木) 00:16:48
>>992

「え、ええ・・・・それでは
 何かわかりましたらお伝えします」

そう言うと、この場を離れる眼目に別れを告げて、
草むらに放置された『スイカ』を回収する
・・・・暑い夏の盛り、周囲ではけたたましく蝉の声が鳴り響くが『影』の気配はまるで感じない

「『黒い影』・・・・私には全然見えないのですが、まだここにいるのでしょうか?」

『気ニハナルケドヨォ・・・・ヤッパリ、皆ガからかってるダケナンジャネェカ?
「さすまた」持ッテツッコンデミタケドヨ、手ごたえモ歯ごたえモナカッタゼ?』

「うーん・・・・気になります
『悪霊』とは違う本物の『お化け』だったら・・・・どうしましょう」

一人になるとやはり少し怖くなったので
『清めの塩』の代わりに『投卵子』の目つぶし粉を体中に振りかけて帰って行った

994『星見町案内板』:2021/08/28(土) 08:42:54
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