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【イ】『星の祭典』

420風歌鈴音 『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/11(月) 00:22:23
>>418-419

「悪の組織? 珍妙な輩もいるもんだな……」

この街にはけったいで奇妙な連中が本当に多い――恐ろしく、そしてどこか面白い街だと風歌は改めて思う。
そして、去りゆく氷山に、笑みを浮かべた。

「おう、縁があったら、今年どこかで会おうじゃねーか。じゃーな」

そして――クソガキを見やる。

「ガキ、テメーともな。アタシはまた、誰かにハンカチを手渡しに戻るぜ。なんせ、くれてやるほどあるからな!」


どこか、楽しそうに笑いながら、風歌もまた、その場を去っていった。

421一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/11(月) 00:32:12
>>419-420
「そうですね、私は食べ過ぎたので座って胃休めします」

「氷山先輩と『サンズ』さんもお元気で。
 風歌お姉さんも身体に気をつけて!」

と、言った端から美味しそうな『肉料理』を小さな口で味わう。
あの日の『満足感』を求めて喰らいつけるとしよう。

422タダヒト『スパイロ・ジャイラ』:2021/01/11(月) 00:49:50
>>416(GM)
『スパイロ・ジャイラ』によって会場中に『視線』を這わせ、
何人かの『顔見知り』が来場していると『把握』した。
『タダヒト派』のファイターは……来ていない。
『正月』ということもあり、ほとんどが本国に『帰省』している。

    「『桜島』君。相変わらず心地好い『気炎』だね。
     君を見ていると、現役の頃を思い出すようだ」

    「この活気も、君が主導しての開催であれば頷ける」

低くも朗々とした声色で、素直に『会場』の空気を賞賛する。
ちょっとした『騒ぎ』は起きてるようだが、それもまた当然のこと。

    「『漣』さんも。会場に見合った『ワイン』だね。
     歓談の場とはいえ、『秩序』に見合った『品揃え』が場を収める」

彼女が『調達』したであろう、『赤ワイン』のグラスを静かに摘まむ。
鼻腔で香りを楽しみながら、グラスを掌で指し示し、ワインを勧めた。

>「タダヒトさんのトコとも、今年もよろしゅうやらせてもろたら嬉しいですゥ」

>「オレからも、今年もよろしく頼むッ!

    「ああ、此方からも是非。
     耳に入れているかも知れないが、
     『タダヒト派』のほとんどが、『倉庫街』の一件で『治療』を受けている。

     『実況者』は『再起不能』。
     『設営担当』の『吉田』、『監視担当』の『山本』、『治療担当』の『佐上』、
     彼等は間もなく『退院』するが、今まで通りの『興行』とはならないだろう……」

『倉庫街』で起こった『ファイター』の率いる『反乱事件』は、
『首謀者』の『再起不能』で幕を閉ざしたと、『アリーナ』には報告されている。
それにより『タダヒト派』は半壊し、マトモな『興行』は起こせなくなった。

     「だが、これは新しい『風』を入れる絶好の機会とも考えている。
      無論、各々の目的あっての『アリーナ』とは承知の上で、
      お二方に『助力』を申し出る機会も出てくるかも知れない」

手にしたワイングラスを掲げる。

     「一人ひとりの『色』は異なり、混じり合うことはなくとも、
      空に掛かる『虹』のように、美しい『道』を目指そうじゃあないか」

423夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/01/11(月) 01:17:56
>>416

「『ヒト』のかずだけ『ユメ』がある!!」

     ムッシャ ムッシャ

             ズズズズズ

                    「うんうん、いいコトだ」

自分で自分の言葉に満足しつつ、お菓子をつまみながら、
お茶をすする。
アリスはアリスだから、『ボウケン』がスキだ。
でも、そればっかりあればイイってものでもない。
こういう『ノンビリしたジカン』があいだにはさまってると、
さらにたのしくなるようなカンジがする。
あらためて『メリハリ』ってだいじだなっておもうんだけど、
どう??

「アリスは『ダレカのユメ』をみるのもスキだからさ。
 メルやカザミンやしおんちゃんのユメも。
 『ヒトのかず』は『ユメのかず』で、
 『ユメのかず』は『セカイのかず』。
 『ユメのかずだけセカイがある』ってナンかよくない??
 ココロのそこから『パワー』がわいてくるようなきがしてさぁ〜〜〜」

「イマだったら『テーブルクロスひき』のギネスきろくいけるな!!」

やったコトないけど、『ドクター』だったらできるかもしれない。
でも、レンシュウしてないしな……。
つぎまでにシュギョウして、
『テーブルクロスひきジュン2きゅう』をシュトクしておこう。

「『テーブルクロスひき』はレンシュウしとくとして……。
 『まえのパーティー』のとき、
 『テブクロとマフラー』もらったんだけどさぁ。
 このまえ、『ソレをくれたヒト』にあったんだよねぇ〜〜〜。
 『ヤマト』っていうらしいよ。
 もらったときにはあえなかったから、
 あえたときはうれしかったな〜〜〜」

「いや、ナニがいいたいかっていうとさ。
 こんかいも『プレゼントこうかん』するじゃん。
 でさでさ、もし『くれたヒト』と『もらったヒト』が、
 グーゼンあったりしたらさ、
 スゲーたのしそうだなっておもって。
 だから、こんかいもそういうのあったらイイよね〜〜〜」

       ――――ドギュンッ

世間話に興じつつ、『ドクター』を出す。
『音』を聴き取り、外の様子を確かめよう。
フンイキてきに、ボチボチ『いいカンジ』っぽかったし、
プレゼントもらうタイミングのがしたらコマる。

424村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/11(月) 17:39:19
>>365

 「・・・『ゲンマ』が。『縁』というのはどこから芽が出るかわからないもんだな。」

殴り倒した後のことはさっぱり考えていなかったが・・・あの『ビビり』、どうやら命は拾ったらしい。
経緯はどうあれ『使えるものは使う』・・・予測でしかないが、そういうことなのかもしれない。

 サラ サラ
     ビッ!

 「おれの『連絡先』だ。・・・『今後ともよろしく』。」

学生証末尾のメモ帳部分を引きちぎり、一通りの連絡先を書いて渡す。

 「長々引き留めて悪かった。おかげさまで、『いい年』になりそうだ。
 おれの欲しい『情報』が来ないことを祈っているが・・・万が一の時には、くれぐれも『頼む』。」

それだけ言って『冬川』から離れ、その場を後にする。
周りの『スタンド使い』に興味がないわけではないが、いずれ『惹かれあう』のであれば・・・
『愉しみ』は後に取っておくほうがいい。

425『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/12(火) 18:14:15
>>422(タダヒト)

「身に余る賞賛、だが謙遜はせず有難く受け取ろう!
 それを原動力に、今後も更なる『活気』を作る事で『答え』としたい!」

無論、『客』の存在あってこその『催し』ではあるにせよ、
これが『派閥の長』から『派閥の長』の言葉である以上、
そうした『理屈』は、すでに『共通項』であり『前提』。
ゆえに、桜島は素直に賞賛の言葉を受け取り、笑みに目を輝かせる。

「うちもお褒めいただいて光栄です〜。
 こういうんは、『うちら』の得意分野ですんでね。
 『場』が整ってこそ、『人』は心置きなく楽しめますから」

会場にいる黒服やホールスタッフは勿論特定派閥の者ばかりではないが、
彼らや資材を集め、セッティングを行ったのは、事実として彼女の派閥だ。
ワインもまた、『VIP』ではなく一般大衆が中心である『来場客』に合わせ、
ごく『飲みやすく』――――然し『格式』を損ねない程度の『質』もある。
漣の何げない風の自賛にも、その事実への『自負』は漂っている。

「ええ、例の件については『概要』くらいは伺っとります。
 手ぇ貸せそうな事ありましたら、是非貸させてください。
 当然善意だけやのうて……『タダヒト』さんが相手でしたら、
 貸しっぱなしにはならんっちゅう打算もありますけどねぇ〜〜〜」

      オレタチ
「ああ! 『桜島派』は『実況』『解説』『マッチメイク』――表を担い、
 漣氏の派閥は『設営』『警備』『人事』――裏方を担う!
 故に、貸すことの出来る手の種類は多いと、そういう『自負』はある!
 然し……我々には、『花形』になる『B級以上のファイター』の手が足りない。
 タダヒト氏の派閥と組む機会があれば、実に『助かる』のは我々も同じだ!」

あけすけに事情を語る『桜島』だが、
裏方を自認し、戦力を自制している『漣派』は元より、
彼の派閥に『闘士』が足りていないのは『周知』の事実。
漣も、彼の発言を特に諫める様子は無く、頷いて見せた。

       ―― ス
                 スッ

二人もまた、タダヒトが勧めた『ワイングラス』を手に取る。

「まま、そういうワケですわ。
 『派閥』かて意味なく組んどるわけとはちゃうし、
 軽い気持ちで『枠を壊す』『形を変える』事は出来へんけど――――
 目的を『すり合わせる』機会が増えれば、うちらはもっとエエ組織になれますね」

「『完成』されていない事は無論、美徳ばかりではない。
 だが補い合う中で生まれる『色彩』もあると、オレも思っている!」
 
      「改めて――――『アリーナ』に。
         そして何より、この『星見町』に」

最後の言葉は、どちらからともなく。示し合わせた訳でもなく、それもまた『共通項』。

426『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/12(火) 18:14:30

>>423(夢見ヶ崎)

「『夢の数だけ世界がある』――――至言ねェ〜〜〜。
 『ノスタルジアトピア』の、というか『スタンド』の本質?
 本質が無いのが本質〜、みたいな話になっちゃいそうだけれど」

          「でも、『一つの答え』なんて〜、
           無いと思った方が楽しいものねぇ〜〜〜。
           あるとしたって、そんなの欲しくないわ」

メルコの言葉に、『藤原しおん』はゆっくりと頷く。

「『スタンド』と『心』にどこまでの繋がりがあるのか。
 少なくとも私の『ウィスパーズ』で目覚めさせた『能力』は、
 いずれもキミたちの『心』の中で育まれ、目覚めの時を待っていた『才能』」

「だから……目標を持ち、心に夢を抱く事は、
 『スタンド使い』としても好ましいと思います。
 使い手としての成長は、キミをもっと多くの『世界』に飛び込めるようにしてくれる。
 ああ、そしてそれ以上に、私はキミのそういうところを……好ましく思ってますが」

言葉の裏にある『心』に100点の回答を出せるのは、
彼女自身ですらなく、彼女自身の『スタンド能力』にだけだろう。
だが――――『音仙』は『夢見ヶ崎』を『好んでいる』。
その事実については、推し量るのは容易な声の色だった。

「『ヤマト』――――エエ、その名前は知っている。
 彼ならば、確かに『裁縫』はお手の物……いい出会いをしましたね」

「使い手同士の出会いは、『楽しい』だけではあるまい。
 『他のスタンド使い』を知る事は己を知る事に繋がり、
 それもまた、『強さ』に繋がる事だろう……
 『強さ』だけを追う者には得られん種類の『強さ』をだ」

         「『交流』」「『交友』」

「――――無論、『利』だけを追う物が人の交わりではあるまいがな」

彼らの言葉に混じり、『ドクター・ブラインド』の聴覚は、外の声を捉える。

――――『宴もたけなわ』と言った雰囲気だ。
そして、『廊下』方面からは黒服の声が聞こえる。

              ・・・もうすぐにでも、『交換』が始まるようだ。
                      
>>424(村田)

「ああ、私も同感だ。『スタンド使い』同士であれば、殊更に――
 奇縁、良縁、腐れ縁。『出会い』の形は、どんなものだっていい。
 重要なのはまさに『今後』。『頼み事』も、間違いなく承った」

    スッ

ちぎって渡したメモ帳は、丁重に受け取られた。
書かれているのがちぎり紙にだとしても、
そこに書かれている情報は『千金』に値する。

「私は『スタッフ』としての参加だが、
 仕事以上の価値はあったと思う。
 ――――それでは、『今後ともよろしく』」

冬川もまた、『村田』に一礼すると離れていった。
周囲のスタンド使い達もおおむね話す相手を決めているのか、話しかけては来ない。
宴もたけなわ。料理に舌鼓を打つのでなければ、会場自体を後にしても良い頃だろう――――

427アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/12(火) 23:11:51
>>426

「うんうん、いいカンジにまとまった。
 あの『アリス・イン・ノスタルジアトピア』のゾクヘン。
 『アリス・イン・ノスタルジアトピアpart2』!!
 にぎやかなパーティーのうらがわにひそむフカカイなナゾ……!!
 いきつくまもなくおそいかかるスリルとサスペンス……!!
 そして、ラストにまちうけるショウゲキのシンジツ!!」

ここからネタバレちゅうい。
かずかずのなんかんをくぐりぬけ、
ついにトビラのまえにたどりついた『アルカラ』。
しかし、ゆくえふめいの『アリス』は、
まだすがたをみせていなかった。
おもむろに『ウィッグ』をとり、『はくい』をぬぎさり、
『サングラス』をつけかえる『アルカラ』。
なんと、『アルカラ』のしょうたいは、
ヘンソウした『アリス』だったのだ!!

「いまマエウリケンをかうと、
 『プレゼントこうかんできるケンリ』がついてくる!!」

       ガタッ

「――――ってコトで、そろそろいかなきゃ。
 ひさびさに『メル』と『カザミン』にあえてよかった!!」

「『しおんちゃん』とは、ちょくちょくあうとおもうんで、
 そのときはまたサイキンのハナシとかしようぜ!!」

        バサッ

             グイッ

                  スチャッ

『ドクター』を消してウィッグを被り直し、
白衣の前を閉じ、サングラスを付け替える。
『こっち側』には『アルカラ』として入っているので、
アルカラで出て行くコトにしよう。
それに、ネタバレにハイリョするのがマナーだし。

「『リリーホワイト』も、
 『ロブソンくん』と『オリバーくん』にヨロシク!!」

「じゃ、『みんな』またね!!」

                    ザッ

全員に別れを告げ、『ノスタルジアトピア』を出る。
また会えるかどうかは分からないけど、会えたらいいなと思う。
『またね』という言葉には、そういう気持ちがあった。

428タダヒト『スパイロ・ジャイラ』:2021/01/13(水) 23:08:48
>>425
> 当然善意だけやのうて……『タダヒト』さんが相手でしたら、
> 貸しっぱなしにはならんっちゅう打算もありますけどねぇ〜〜〜」

    「『法務』や『会計』においても、君達の力になれるだろう。
     聊か『表』では計上しにくい『経費』も、多少は融通も利く」

    「――――無論、『合法』の範疇で」

襟に付いた『向日葵』のバッヂが鈍い輝きを見せる。
実際に『資金』を動かす『漣』に対しては、ファイター云々よりも、
より興味を惹ける話だろう、と想像しての言葉だ。

> 然し……我々には、『花形』になる『B級以上のファイター』の手が足りない。
> タダヒト氏の派閥と組む機会があれば、実に『助かる』のは我々も同じだ!」

    「此方こそ。いかなる『色』も『キャンバス』なしでは映えないもの。

     ――――幸い、出張先で面白い『スタンド使い』と知り合えてね。
     また一つ、観客を沸かせる『戦い』を見せられそうだ」

二人が『グラス』を手にするに合わせ、己も摘まんだ『グラス』を近付ける。
唱和の言葉に続くように、歓談の途切れぬ会場内であっても、朗とした声色を通す。

>      「改めて――――『アリーナ』に。
>         そして何より、この『星見町』に」

                  ファイター
    「そして、全ての『闘う者』達へ。

     ――――『乾杯』」

      チンッ

『ワイングラス』を鳴らし、しばしの歓談の後に場を離れる。
喉を通したワインのお陰で、仄かな高揚が肉体の芯から広がっていく。
スマートフォンが鳴る。物陰に身を滑らせ、電話を取った。

    「ああ。……いいや、構わない。
     挨拶も出来た。もう少し愉しんでいくよ」

    「――――『実況者』と接触できそうか?
     ……大丈夫だ。向こうの『場』に合わせるだけだ」

パーティーの幕引きも近づいている。
『モラトリアム』の後は、闘いが始まる。

429村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/14(木) 21:15:08
>>426

 「・・・フー・・・」

『冬川』が離れていくのを確認した後、軽く息をつく。
気を張ったままというのは、やはり疲れる。じきに会も終わる様子だし、ちょうどよい。

 「メシは美味かったし、得るものも多かった。年はじめとしては『上出来』だ。
 あとは『連絡』が来なけりゃいいんだが・・・何もないに越したことはないからな・・・」

帰りが混雑する前に、会場を後にする。
このまま初詣にでも行ってみようか・・・・

430『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/15(金) 23:14:24
>>427(アルカラ)

「ええ、またねェ〜〜〜アリス。
 『ノスタルジアトピア』は『望郷(ノスタルジィ)』で『夢の国(ユートピア)』
 あなたが再会を望む限り、またの機会は訪れるハズ」

「フン、オレ様は『望み』はしないが、
 会いに来るならば出迎えてやるッ」

          「息災にするがよい、『アリス』」

「ええ――――いつでも、遊びに来てください。
 私にはキミたちの物語を聴く事は出来ても、
 『音』だけですべてが分かると思っているほど傲慢ではない」

「『顔』を、見せに来てくださいね。時々でも……スタンドの話以外でも」

                 ギィィ ―――― ・・・

「―――――――――それじゃあ、『また』」

                                     バタン

『ノスタルジアトピア』を出て会場に戻ると、
薄暗く殺風景な廊下の向こうには、
きらびやかな祝宴が、そしてそこに集った星々が瞬く。

――――今日は『節目』の日。明日からもまた、『星』を見る物語は続く。

>>428(タダヒト)

「タダヒトさんの言う『合法』ほど、
 頼りになる事もありませんわ。
 『灰と黒』の『境界』を読み違えてまうほど、
 商売しとって恐ろしい事はありませんもの」

         クスクス

『着物』の袖をわざとらしく口元に当て、笑う『漣』。
『タダヒト』の想像はどうやら正解だったらしく、
目には、『期待』と『計算』が透けて見えた。

「おおっ、『スカウト』までもこなしたと!
 『アリーナ』の『運営者』としては勿論……
 実況という『特等席』で観戦させていただいている、
 いち『闘技愛好家(バトルフリーク)』としても期待大だ!」

『桜島』は敬意を滲ませ、
新たな『闘技』の予感に心を弾ませる。
『実況解説者』である彼にとっては、
その感情もまた、来客に熱を伝える原動力。

   「『乾杯』ッ」    「『乾杯』〜」

            ―――― チンッ

グラスの音は、賑わう会場の中ではささやかに響く。
絶大なる力はあれど、決して『主役』ではなく、それを支える者。

『アリーナ』がそう名乗る限り、迫真たる『闘い』の螺旋は――続いていく。

>>429(村田)

『得た』物はこれからの人生に、否が応でも絡みつく。
だが、どこか知らないところで蠢いているよりは、
その方が『村田』にとっては良い事なのかもしれない。
『当事者』故の苦しみと『部外者』故の苦しみは、
どちらか一つを選ばざるを得ず、選んだそれは『打破』できる。

――――『神社』は幸い、町に幾つもある。
出かけるにも悪くない時間。新しい一年の活動が、今日から始まるのだ。

431『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/16(土) 23:22:56
>百目鬼

プレゼントは――――『スカラベのペンダント』だった。
エジプトにおいては『太陽』を象徴する『最強』の『御守り』は、
贈り主の『知識』と『思慮』に満ちたエネルギーを伺わせる。

>ブリタニカ

プレゼントは――――『スターチップル』の『○○○味』だ。
人間界においては希少なフレーバーである、『底知れない』逸品だ。
鳥のブリタニカに『興味がある』品かは分からないが……何かに使えるかもしれない。

>八瀬

プレゼントは――――『四つの紅茶味のチョコ』が詰め合わせられたボックスだ。
バラエティがありながら『芯』のある美味しいプレゼントだが、
万人受けするからこそどこか贈り主の『顔の見えない』感もある。
とはいえ、たとえ贈り主がどんな者でも、その味には変わりはないだろう。

>ナイ

プレゼントは――――『万年筆』だ。入門用モデルで、銀色のシンプルなデザイン。
『インク』も付属しているようで、使い方の説明書も同梱されている。
使い込むほど『向上する』書き味が万年筆の魅力だが、十分に『交換』の種にもなるだろう。

>甘城

プレゼントは――――『マーブルリーフ』だ。
大胆な造形だが、繊細な技術が使われてもいる芸術的な逸品で、
どうやら一から作ったハンドメイドであることも、把握できる。
無償で参加できるプレゼント交換にこれを持ち込む辺り、
贈り主の『優しさ』は『強迫観念』めいてもいるが――――美しい品だ。

>ラフィーノ

プレゼントは――――『プレゼント交換用のブランドタオルセット』だ。
無難も無難なプレゼントだが、誰が貰っても嬉しい品なのは間違いない。
贈り主の『頭の良さ』と、『試行錯誤』が滑らかな布地から感じられる。

>斑鳩

プレゼントは――――『座頭市のBlu-ray』だ。
誰もが名を知るも、奥深い『時代劇』の名作。贈り主は相当『好き』なのだろう。
……もしかして『知り合い』ではないだろうか? 機会があれば、話の種にもなるか。

>アレックス

プレゼントは――――『ブサイクなブードゥー人形』だ。
愉快な見た目でも『呪術』で知られる品だが、『願いを叶える』『悪運を引き受ける』など、
『解釈次第』でその意味合いの変わって来る、オカルティックながら愉快な品と言える。

>石動

プレゼントは――――『白ウサギのぬいぐるみ』だ。
かわいらしすぎないデザインで、石動の好みにも合うかもしれない。
誰にでも喜ばれそうで、かつ個性豊かなプレゼント。贈り主は『よく見ている』のだろう。

>我孫子と三刀屋

プレゼントは――――『木彫りの山犬』だ。
クマではなく山犬が鮭を咥えたそれは、良い意味で市販品とは見えない造形。
芸術家の品と言うよりは、『野趣』に満ちた作りこみは贈り主の人柄がにじんでいる。

>ラッコ

プレゼントは――――『銀で出来た星のペンダント』だ。
ラッコにアクセサリーは無用かもしれないが、きらきら光って綺麗だ。
『衆目』を集めるラッコが、さらなる『人気者』になれるかもしれない・・・

432『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/16(土) 23:23:07
>風歌

プレゼントは――――『スカイモール』の包み紙がされた、『クッキーセット』だ。
本当に『フツー』なプレゼントだが、味は良さそうだし、腹も満たされる。
風歌も贈ったものだが、案外こういうフツーの食べ物こそ本当にいいプレゼントなのかもしれない。

>日下部 
プレゼントは――――『純米原酒・鬼ころし怒髪衝天』だ。
永遠の『17歳』を標榜する日下部は飲んではいけない『道理』があるが……
こうした事故が起きてしまうのも、プレゼント交換の楽しさと言えるだろう。

>今泉  
プレゼントは――――『ウニ・アワビ・イセエビ』だ。
見間違えでもなんでもなく、『海』から獲りたての『本物』の海の幸だ。
嬉しい物なのは間違いないが、これを持ってきた『珍客』はどんな『人』だろう?

>黒羽  
プレゼントは――――色とりどりのバスボムを含んだ『入浴剤』のセットだ。
『見た目』に綺麗なのは勿論の事、冬の湯船に沈めれば健康にも良い品である。
もっとも使えば消えてしまいはするのだが、飾っておくだけでも悪い物ではない。

>白町  
プレゼントは――――『ゴールデン・クロウのサイン入り単行本』だ。
白町に『漫画単行本』自体あまりなじみは無いかもしれないが、
その『作者』が刻んだサインは、いずれ超絶の売れっ子として名を馳せる――かもしれない。
そうでなくともこれも縁、一度読んでみて見分を広げておくのも、活動の中で意味はあるだろう。

>円谷  
プレゼントは――――『雪降るシャチのスノードーム』だ。
クールなデザインで美しい逸品だ。贈り主の『美観』は存分に伝わってくる。
常に動き続けるインテリアとして、部屋を彩るには十分すぎる原動力があるだろう。

>関   
プレゼントは――――『雑穀バー詰め合わせ』だ。
質素ながら滋味深い味わいで、多くの世代が楽しむことが出来る。あるいは人間以外さえも。
あまりよく見かける物ではないが、確かな良品。贈り主は広い『視野』の持ち主に違いない。

>比留間

プレゼントは―――― ……これは何だろうか? あえてありのままを言うならば、
『シルクのハンカチに包んだ腕時計(5千円相当)をラベンダーの香りが染みついた袋にいれたもの』だ。
謎が多い『価値』のごった煮のようなプレゼントだが、『童』の悪戯とするには、誠意らしきものが感じられた。

>アルカラ

プレゼントは――――カラフルな『ロリポップキャンディー』を詰め合わせたギフトセットだ。
多すぎる色や、棒付きの飴自体の持つ子供っぽいイメージに対し、それなりに高級そうな品にも見える。
贈り主もまた、この飴のように『賑やか』――――いや、『騒がしい』人柄なのかもしれない。

>御影

プレゼントは――――少しだけ高級な『最中』と『羊羹』を詰め合わせた贈答品だ。
もっとも、大学生の御影にも十二分に手が届く『価格帯』での贅沢に過ぎないが、
だからこそ手に取りやすく、気に入ればリピートも出来なくはない。ほんのり嬉しい品だった。

>一抹

プレゼントは――――『マジシャン』御用達の『トランプ』だ。
最高品質のそれは、100均やコンビニでも手に取れるそれらとは違う格調高さがある。
だが、畢竟これは遊び道具。『遊び心』あるプレゼントは、戦友や同志、新たな友との交友にも便利だろう。

>氷山

プレゼントは――――『スマートウォッチ』だ。『体温』『心拍数』『歩数』などを『管理』できる品だ。
純白の機種で、多機能なのもあって一見とっつきづらいが、値段は5桁にならない学生にも見合うモデルだ。
主に生活スタイルを『是正』するための品、しかも『もう持ってれば要らない』物なので、
やや『押しつけがましさ』もあるが……まだ持っていないなら、使ってみればありがたい品ではある。

>タダヒト

プレゼントは――――『リング』『リング2』『らせん』『リング0バースデイ』の4点セット。
ジャパニーズホラーを代表するシリーズを原点から網羅する、恐るべきプレゼントだ。
めでたい席にまでこれを持ち込んだあたり、贈り主は筋金入りの『ホラー好き』だろう。
とはいえパーティ参加は布教目的ではなく、何らかの目的があったはず。楽しむためか、それとも。

433『星見町七夕祭り実行委員会』:2021/06/30(水) 17:17:07

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

毎年この時期になると、星見町の広場には巨大な『笹』が飾られる。
思い思いの『願い事』を書いた『短冊』が、そこに吊るされるのだ。
様々な『想い』が一堂に会する光景は、見る者の心に『夜空に輝く星々』を想起させた。
『自分の願い』を書いても良し、『他の人の願い』を覗いてみるのも一興。
それでは、『今年の様子』を見てみよう――――――。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



*六回目の七夕イベントです*
*PCorNPCの書いた『短冊』として、ご自由にレスをどうぞ*
*開催期間は七夕の終わり頃くらいまでが目安です*

434小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/06/30(水) 17:25:42

夏の夜空を背景にして、静かに佇む笹。
その前で足を止め、ふと物思いに耽る。
脳裏に浮かぶのは、掛けがえのない『彼』の事。
この命を全うした先で、きっと待っていてくれると信じている。
だからこそ、私は『彼のいない世界』で生き続ける事を誓った。

          ソッ……

  『いつか、あなたに会えますように』

435風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/06/30(水) 19:03:43
『家』

436ジョン・ロブ『グラム・スラム』:2021/06/30(水) 19:52:09
『収入』

437大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/06/30(水) 20:10:26
『みんなの願いが叶いますように』

438一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/06/30(水) 23:18:49
『五体満足』

439日下部『アット・セブンティーン』:2021/06/30(水) 23:23:25
『ぜんぶ』

440朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2021/06/30(水) 23:45:18
これでよしと…
『とにかく幸運になりたい』

441ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/07/01(木) 00:16:36
『おく万さょうじゃ』

442百目鬼小百合『ライトパス』:2021/07/01(木) 08:41:33

「あぁ――――そういえば、そんな時期だったね」

白いジャケットを肩に掛け、咥え煙草で笹を見上げる。
いつも忘れているのだが、これを見る度に思い出す。
願いというのは、あくまでも願い。
それが叶うとは限らないが、
お互いの内容を披露し合うのも案外楽しいものだ。
ついでに、自分も一つ加えておくとしよう。

「さて、何がいいか…………」

        サラサラサラ

『もう少し喫煙所が増えるように』

「ま、これくらいは許してもらえるんじゃないかねぇ」

443乃々『ポリシネル』:2021/07/01(木) 17:15:47

左右で長さの違うアシメショートの少女
透ける程に薄いシアーレースを多用したファッション
首と手首と足首に巻かれたリボン

「…ここは?」

いつの間にか失われていた記憶
糸が解けるように跡形もなく
理解できたのは『薬を飲んだ』ということだけ

「分からない…けど」

見上げる視線
その先にある多くの願い
誰かと過ごしたとしても、私の中から思い出は消える
でも、その誰かの中に『私』が残る
それが私の望むこと

【せめて誰かの中に残っていたい】

444小翠『タキシードムーン』:2021/07/01(木) 18:26:38
「そうだ! おじいちゃんの部屋にあったあの言葉!」

『シ酉 シ 也  肉 木ホ』

子供が書いたような拙い字でそんな文言が飾られる・・・・

445天之 月夜『レンブラント』:2021/07/01(木) 20:45:04
    オト    ガッキ
『いい悲鳴の鳴る人が見つかりますように』

446鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/07/01(木) 21:36:41
『星見町に生きる人々の、善き営みが守られますように』

447飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/07/03(土) 13:52:03
「七夕かぁ…。
 一年会えなかった二人が会える、ロマンチックな日…」

『お姉ちゃんに、会えますように』

448今泉『コール・イット・ラヴ』:2021/07/03(土) 13:55:17
『七夕当日はちゃんと晴れますように!』

449りん『フューネラル・リース』:2021/07/04(日) 18:38:20
鈴蘭の絵が描かれた、和紙で出来た白い短冊が下げられている
手作りだろうか?

『これはお願いじゃなくて決意表明です。
 いつか絶対、音のおねえさんやあやちゃん達に食べてもらえる
 美味しい鈴蘭料理を作れるようになります!
 織姫さん彦星さん、今年も2人の時間を楽しんでください』

その傍には鈴蘭団子が供えられている
お供え物をつまみ食いする不届き者が食べてしまったら恐ろしい事になるだろう

450扇原映華『シルバーダスト』:2021/07/04(日) 22:04:27
『不惑』

451更山 好陽『イルーシヴ・エデン』:2021/07/07(水) 04:55:08
『(およそ解読できない異国の文字)』

452<削除>:<削除>
<削除>

453七篠 譲葉『リルトランク』:2021/07/07(水) 07:23:42
「竹は…木でも草でもないから『リルトランク』では出せない…だったよね?」
「まだまだ勉強することがたくさんあるから、頑張らないと」

 そう呟きながら竹に願い事を飾る。

『遠くに行けますように』

454眠目倫『ノワール・デジール』:2021/07/07(水) 17:49:33
『<◎><◎>』

455甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/07/07(水) 20:03:47
『今年もお疲れ様でした
 宜しかったら、二人で召し上がってください』

短冊の傍には2人分の七夕ゼリーが供えられていた

456薄島漣『イカルス・ライン』:2021/07/07(水) 22:23:46
『交通安全 事故ゼロで行こうヨシ!』

457三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/07/07(水) 22:32:14
『次にくるマンガ大賞受賞!』

458関 寿々芽『ペイデイ』:2021/07/07(水) 22:51:53
『家族がおだやかに過ごせますように』

459星追うもの達:2021/07/07(水) 22:53:56

『今年も、いーっぱいニュー・エクリプス団員を増やすのを頑張るっス!」

『お料理の上達をするぞー! エッ子」

『PS5のソフトに、もう少しバリエーションが増えるといいな  ムーさん』

『早く流行の病気が収まって。みんなで楽しく旅行とか行けますように ノリ』



『ウィゴーちゃんと結婚式をあげれたらいいなーっと   芦田』

『本体と早く縁が切れて自立型になれますよーに   
 ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』


『大切なものがあった筈 だから早めに思い出せるか、見つけれたら  小林』

『ジョーの夢が出来る限り数年か今年中にでも叶うように       ヤジ』

460宗像征爾『アヴィーチー』:2021/07/08(木) 00:53:07

出所して以来、この光景を見かけた事は何度かある。
しかし、『短冊』を書いた事は一度も無かった。
『願い事』の持ち合わせが無いからだ。
だが、一度ぐらいは書いてもいいだろう。
幸い、今回は書くべき内容を一つ思い付いた。

      『血が役に立った事を願う』

461『星見町七夕祭り実行委員会』:2022/07/02(土) 19:49:08

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

星見町の『七夕祭り』。
今年も『この季節』がやって来た。
ただし、今回は去年までとは少し違っている。
『夏のクリスマス』というイレギュラーなブームが挟まった事で、
『開催時期』がズレてしまったのだ。
しかし、毎年の恒例行事を途切れさせてしまうのも忍びない。
このような経緯から、例年と比べて、やや遅れて催される事になった。
急な変更こそあったものの、『内容』にまで影響を及ぼす事はなかったようだ。

    では――――遅ればせながら、『今年の様子』を見ていこう。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


*七回目の七夕イベントです*
*自由に短冊を書いたり、吊るされた短冊を眺めたり出来ます*
*開催期間は、およそ一週間くらいを目安とします*

462真白『ユキカゼ』:2022/07/02(土) 19:57:35
『剣を振るう相手に巡り会えますように』

463小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/07/02(土) 20:10:39

  「――……『8月6日』」

笹の前に『喪服の女』が佇んでいる。
その胸に去来するのは『最後の言葉』。
『争い』が『悲しみ』を生むのなら、自分に何が出来るだろう。

>>462

ふと、先に吊るされていた短冊が視界に入った。
『剣を振るう相手に巡り会いたい』という願い。
やがて静かに目を伏せ、短冊に『自分の願い』を綴る。

         スッ

まもなく、一枚の『短冊』を吊るし、その場を立ち去っていった。

  『悲しい争いが少しでもなくなりますように』

464朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2022/07/02(土) 20:16:39
>>461
「…今日も喰らった!
 いい加減私の不運もどうにかなれ!」
みぞおちを抑えながら涙音がやってくる。


なぐり書きするように短冊に願いというか要求が書かれた

『いい加減私の鳩尾にものがぶち当たるのをどうにかしろ』

465赤月『サクソン』:2022/07/02(土) 20:25:23

「『七夕』か・・・・」

短冊に願いを託すこの行事
赤月にとっては馴染みの薄いイベントであったが、趣旨は理解した
近くに置かれていた短冊に、手持ちのボールペンでさらさらと願いを書き始める

『咲良や御影たちと楽しく・・・・

「・・・・・・・。」

そこまで書いたところで、近くにあった短冊(>>463)が目に留まる
争いを憂う者の願い。それを見た時、赤月の目がひどく悲しそうに歪む

  グシャッ!
         ぐしゃぐしゃっ!

何を思ったのか、途中まで書いた自分の短冊をぐしゃぐしゃに丸める
そして、新たに獰猛な書体で別の願いを書き記す

『かたきうち 早く見つかりますように』

書き直した短冊をそっと笹につるすと、表情を消した顔でこの場を去っていった

466空井イエリ『ソラリス』:2022/07/04(月) 11:41:24

「七夕か……神さまみたいになるってのは大変だよな。
 こんなにたくさん背負う事になって。
 すげー重たくて、でも、すげー誇らしいだろうな」

        サラサラサラ


     『ペット全員の健康と成長』


「ついでに、こいつも背負ってってくれ。
 ……気持ち的な部分をな?
 実際の所は、おれが最後までちゃんと背負うからさ」

467りん『フューネラル・リース』:2022/07/04(月) 20:58:43
鈴蘭の押し花が張られた短冊が飾られている

『色んな人間達と出会えて、一緒に過ごせて
 今、すっごい幸せです。
 これからもずっと、この幸せが続けば良いと思います。
 だから、それを守るために頑張るから見守っていてください!
 今年の新作鈴蘭料理をお供えします!』

中心に鈴蘭が入った水饅頭が供えられている
涼やかで綺麗だが、お供え泥棒が食べれば命は無いだろう

468水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2022/07/05(火) 23:03:40
『もっと強くなりたい。だから鍛え続けます、僕が自分を許せるまで。
 お姉ちゃんが目を覚ました時に胸を張って迎えに行けるように』

469夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/07/06(水) 15:42:55
>>462-468

「うんうん、ほうほう、なるほどなるほど」

笹の前にやって来ると、短冊の一つ一つに視線を向け、
その文面に目を通していく。
しかし、夢見ヶ崎の『漢字知識』は、
小学校低学年クラスにも手こずるレベルである。
短冊に書かれた内容も、大半は理解できなかった。

「――――わかんないけどわかった!!」

それでも、そこに込められた『気持ち』というのは、
何となく伝わるものだ。
それに、色とりどりの短冊が飾られている笹は、
純粋に見応えがあった。
言葉が分からなくとも、『通じるもの』はある。

>>467

  「おお〜〜!!キレイキレイ!!」
 
         「コレ、たべていいのかな??」

              キョロ キョロ キョロ

       「けど、『EAT ME』ってかいてないなぁ」

涼しげな『鈴蘭饅頭』を見つけて歓声を上げる。
うっかり手を出しかけたが、途中で思い止まった。
『自由に食べて下さい』って雰囲気でもないし。
もしくってたらアブなかったな!!
ウンがよかったぜ。

「せっかくだから、シャシンとっとこ!!」

         パシャッ

食べる代わりに、
お供えされた饅頭をスマホで撮影しておいた。
それがどんなものかは知る由もない。
期せずして、『証拠写真』が撮れてしまったぞ。

>>461

『この世界』は、数え切れない『色』と『光』で溢れている。
今日まで色々な場所に行って、沢山のものを見てきた。
『好奇心』という『ウサギ』に導かれて、
『不思議の国』に飛び込み、冒険の旅を歩んできた。
これからも変わらない。
だって、私は『アリス』なんだから。

  『ジブンのめでセカイのゼンブをみてみたい』

『光』を得た時に生まれた『夢』は、
ずっとずっと心の中で輝き続けている――――。

470真横田ニケ『エンジェル・ウィッチ』:2022/07/06(水) 17:29:32
✩࿐⋆*

  来
  年
 絶は
 対
全に
国!!!



  ^. ̫.^
✩࿐⋆*

471札付き『一般人』:2022/07/06(水) 18:15:40
『   』

白紙の短冊…のように見えて、すみっこに小さく書いてある

                                  『死に日和』

472吉田『カナディアン・スウィートハーツ』:2022/07/06(水) 20:57:50
「よし」

『成功しますように』

473ココ『ステラスター』:2022/07/06(水) 23:13:38
『ココの仇を討つ、それがギルドの誓い』

474妖狐『キン・コン・ユウ』:2022/07/07(木) 09:17:51
『そちら、人間換算で3秒に1回は会ってるのだろう?飽きぬのか…?』

正確には3.2秒に1 回、0.0086秒だけ会えるらしい

475宗像征爾『アヴィーチー』:2022/07/07(木) 12:52:18
>>467

『鈴蘭畑』の方角から歩いてきた。
そのまま笹の前を横切ろうとした時、
『鈴蘭の押し花』が視界に入った。
足を止め、短冊の内容を黙読する。

「『まさか』とは思うが、万一という事もある」

これを書いた者の素性は分からない。
しかし、このタイミングだ。
全くの無関係とも考えがたい。

「『この幸せが続けば良い』――か」

文面からは、後ろ暗さは少しも感じられない。
だが、外見と中身は、必ずしも一致するものではない。
やはり、実際に会ってみなければならない。

「俺も、そう願っておく」

その『幸福』が犠牲の上に成り立つものであったとすれば、
『この願い』も『俺の願い』も叶う事はないだろう。

476ソラ『ステインド・スカイ』:2022/07/07(木) 17:49:11
思った通りどいつも好き放題書いてやがる
叶えば自分の実力、叶わなかったらケチな七夕のせい
自分の願望ばかり押し付けられて七夕さんも気の毒な事だ
大体芸事の上達を祈る行事だろう

まぁ

『お疲れ』

477甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2022/07/07(木) 21:05:47
会いたくても、もう会えない人がいる
だから年に1度だけ会える2人を祝福したい

『今年も1年ありがとうございました』

短冊の下には天の川を表した羊羹が供えられている

478大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2022/07/07(木) 23:08:50
「うーん、願いねぇ……」(↓ハスキーボイス↓)

 …さらさら

  『たなぼた』

    75%

479美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2022/07/09(土) 22:45:42

「『リスナーが増えますように』――は前にも言ったし……」

        「そういうのじゃあないのよ」

              サラサラサラ

     『みんなに笑顔を』

「これに勝るものはないでしょうね」

480『星見町七夕祭り実行委員会』:2023/07/01(土) 05:04:53

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

恒例となった星見町の『七夕祭り』が、今年も開催されていた。
今回は予定の乱れもなく、例年通りのスケジュールだ。
広場に設置された巨大な『笹』には、既に幾つかの『短冊』が吊るされている。
『これまで』と比べると、数が増えているように感じられるかもしれない。
それらを眺めるも良し、自身の願いを加えるも良し。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


*八回目の七夕イベントです*
*自由に短冊を書いたり、吊るされた短冊を眺めたり出来ます*
*開催期間は一週間(七夕当日まで)を目安とします*

481小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2023/07/01(土) 06:51:07
>>480

喪服の女が『笹』を見上げ、『短冊』を見つめ、『自らの心』と向き合う。

      コツ……

            コツ……

                  コツ……

足音が徐々に遠ざかり、その後には一つの『願い』が加えられていた。

    『私が出会った人、私を支えてくれる人、
     この町の人達が穏やかに暮らせますように』

482斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/07/02(日) 05:17:34
>>480

ライダースジャケットを纏った少年が、短冊をその手に取って書きなぐると
去り際に笹に向かって放り投げる。

 「不思議な事に、毎年3人ともこれだけは意見が共通するんだよな。」

 「ところでさっき見た短冊、どれくらい心がキレイな人が書いたと思う?」

少年の影が不愉快そうに鼻を鳴らした。

 『知るかよ、オマエより心優しい暇人だろ。』

 「すべてに対して酷いな!だいたい君は何時も……」


笹に乗った短冊を背に、足音と共に少年は去る。
爪痕が刻まれてくしゃくしゃになった短冊には、乱雑な文字でこう書かれていた……

 「両親がはやくよくなりますように。』

483朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2023/07/02(日) 11:31:26
>>480
色んな人の短冊を見ながら、笑美は微笑んだ

「私は…」
少し考えてから短冊に願いを書いた。

『私の家族と友人の皆さまが無事に過ごせますように。』

484リゼ『サクラメント』:2023/07/04(火) 08:30:07
>>480
「七夕祭り……願いをこめる、ですか」

人混みをふらふらと歩いていると、
短冊を渡されてそのままに受け取り、呆けて人々の希望が書かれたそれを見上げる。

「願い………ねがい………」

しばらく考えて手元の短冊を眺めた後、
諦めたように白紙の短冊をその場に置いて去った。

485御子神『イン・ジャスティス』:2023/07/04(火) 08:48:53
>>480
>>484

「七夕祭りか・・・・」

がっしりとした体付きの男が人混みを歩く
鷲の様な視線は正面を睨みつけるように見据えており、
人々はその威容に気圧されたせいか男から距離を取っていた

「む・・・・」

男は何かに誘われるように卓上に置かれた短冊を目にする
誰かの書き損じだろうか・・・・白紙の短冊は所在なさげにその場に置かれていた
紙片を手に取り・・・・そして

「むぅん・・・・!!」

          ギュワッ!!

男は手に取った短冊を握り潰したッ!

「『願い』は・・・・既に己(おれ)の手の中に・・・・」

突然の出来事に怯える人々に関心を向ける事もなく、男はその場を立ち去っていく
あれはいったい・・・・何者なのだろうか・・・・?

486扇原映華『シルバーダスト』:2023/07/04(火) 22:33:44
>>480
「暑い、蒸し暑いと感じてはいたけど、
 今年も半分終わってしまったんだな……」

青白ストライプのシアーサッカースーツを彩る
オレンジ色のネクタイを緩めながら、数々の短冊が吊るされた笹を見上げた。

「だいぶブランクが出来てしまったし、
 そろそろ次に進まないと、いけないな」

水色の短冊を手に取り、一文字だけ書き記すと
なるべく高い所に吊るした。

『頂』

487白岸・N・トーリ『ダムゼル・イン・ディストレス』:2023/07/06(木) 10:05:19
>>480

自分の願いを自分で決めるというのは難しい。
しばらく笹の前に立ち尽くしていたが――

   『願いたいものを見つけられますように』

白い短冊に書いて吊るし、少しだけ眺め、立ち去った。

488鷲見 健治 『2NDハンド・ファイア』:2023/07/06(木) 19:00:56
>>480
「願い…願いなんて…あるわ!」

『熱い喧嘩ができますように』

短冊を吊るし満足気にすると帰って行った。

489一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/07/06(木) 19:07:54
>>480
「自分にはこの願いしかありませんね」

『より強くなり多くを救い悪にも手を差し伸べられますように』

世迷言かもしれないが救えるなら救いたい。
しかし、それには対等に物を言える力が必要だ…

490ノエ『ゼロ・モーメント』:2023/07/07(金) 00:55:57
>>484
>>485
>>489

 7月7日となった。短冊を飾る人も殆ど居ない人気の無くなった頃に
フードを被った人影が、幽鬼のように訪れる。

 「……」

一つの、短冊に手を添えると。慈しむように、そっと撫でる。

 「……。…………」

そして、握りつぶされゴミのように丸められた短冊が地面に転がってるのに気づき、拾う。

「……」スッ

 短冊を、元の様に広げ。そして上着の中から取り出した花びらを短冊の隅に貼り付け。
残る空白に、こう書き記す。

            『言はで思ふぞ』

 それを、多くの短冊の中に紛れるように飾り。フードの人物は静かに去っていく……。

491御子神『イン・ジャスティス』:2023/07/07(金) 06:59:33
>>490

一応補足なのですが、御子神が握りつぶした短冊は
持ち帰った後に最寄りのごみ箱に捨てています
(ポイ捨ては『悪』であり、そんな事を御子神がするはずがないので)

その上で、行動の修正などがありましたらよろしくお願いします

492ノエ『ゼロ・モーメント』:2023/07/07(金) 10:00:49
>>491

了解いたしました。では、行動の修正として
握りつぶした短冊でなく、湖畔などで手に入れた『藤花』に
490での願い事の一文を小さく記して、草むらに見分けつかぬように
そっと置いたと言う形にさせて頂きます。
 勝手な行動となってしまい申し訳ありません。

493ソラ『ステインド・スカイ』:2023/07/07(金) 18:28:28
>>480
どいつもこいつも、
相も変わらず勝手な願望ばかり書いている

どかっ

短冊が飾られた笹の木の前に座り込む
升を2つ取り出し、1つを笹の木の前に置く

トクトクトク

升に笹酒を注ぐ

「……」

誰と語らうでもなく、一人で静かに笹酒を飲む
一人くらい、七夕さんを労う奴がいても良いだろう


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