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【イ】『星の祭典』

1『星見町行事録』:2018/10/23(火) 02:11:53

☆☆☆  お祭り会場へようこそ  ★★★

・当スレッドは『七夕』『正月』『クリスマス』『ハロウィン』など、
 板全体でのPC向けイベントに用いるためのイベント専用スレです。

・特に時季の定めのない『社交パーティ』などの開催も可です。
 
・季節のイベントである必要は特にありませんが、
 ご自身のシリーズミッションなどに絡む内容であれば、
 ご自身の運営するミッションスレの利用を推奨します。

・参加条件が限られる、また参加者を固定するイベントは、
 ご自身でスレを建てるかフリーミッションスレでどうぞ。
 当スレは原則『途中抜け』『途中入り』自由のイベント用です。

・PL向けのイベントは当該スレでどうぞ。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1466002084/

282ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/02(土) 23:52:06
>>278

      ムグ ムグ

ラッコは美味しそうに刺身を食べている。
その様子は水族館のようだ。
現在ラッコが飼育されている水族館は、
国内でも六ヶ所しか存在しないらしい。
そうした背景を考えると、とても貴重な体験と言えるだろう。
『スタンド使い』かどうかは不明だが、
ここに『スタンド使いではない野生のラッコ』が来る確率よりは、
おそらく高そうだ。

>>279

       「ミャー」

            ポロッ

ひっくり返った少女を見たラッコは、ちょっとビックリした。
その拍子に、食べていた刺身を落としてしまった。
前足を使って床から拾い上げている。

283石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/03(日) 00:01:16
>>277(三刀屋さん)
>「元々、この催しはスタンド使い達の交流会らしいじゃあないか」
「マジか。」
マジか。という顔をする。

>「スタンド使いの動物がこっそりと紛れ込んだ可能性はないかな?」
「はっはっは、こいつが?このラッコが?こんなかわいい顔して?」

「だいたい動物のスタンド使いってなんだい、そんなの俺は知って……」

>>258(星の女)の姿がぼんやりと目に入る。ぼやっと。ぼやっと。

「……いるような気がする?」

「マダコのパウル、シロクマのカムイ、ニワトリのオピネル、カブトガニのミツハ、イリエワニのソベク……?」

「あれ?なんだ?この記憶?」
なんか夢でも見たような顔をする。

「くそっ、うまく思い出せねーぞ。まるで夢の中でゲームでもやってたみてーだ」

星見RPG鋭意制作中!(メタな宣伝)
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1587792748/43

>>281(GM) 黒羽さん関連
「おう、その水泳部のオルカだ。ああ、情報は合ってる合ってる。」

>>282(ラッコさん)
ビックリしたラッコを見る。

「よし、試してみよう。」
むぎゅっと、ラッコの尻尾を引っ張る。ビックリにビックリの追撃だ。

「なんか生命の危機とかそんな感じのもので出てきたりするかもしんない。」

284村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/03(日) 00:06:43
>>281

 「触り程度は聞いた。『ヤジ』とか言ったかな。そいつから聞いた話だと・・・」

顎に手を当てて思い出す。あれは昏睡から意識を取り戻して間もなく・・・
『スタンド』を知覚する以前の出来事だったはずだ。

 「タチの悪い能力者が集まって、『麻薬なり新興宗教なり装って、裏からこの街を支配しようとした』だったか。
 あの時は正直言って、本気にゃしていなかった・・・おれも『スタンド』を知覚する前だったからな。
 『見える』が『使えない』・・・『音仙』は『珍しいことだ』といっていたっけか。」

285百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/03(日) 00:06:53
>>281

「そう、か――――いや、何でもないんだよ」

「いきなり妙な事を言い出して悪かったね」

どちらとも言えない反応だった。
少なくとも、そう見えた。
結論から言うと『まだ分からない』。

(ま、そう上手くいくもんじゃないさ)

「寿々芽ちゃん、どうもありがとう」

       スタ スタ スタ

ひらひらと片手を振って、屋台の前から離れる。
歩きながら懐に手を入れ、年季の入った『ライター』を取り出す。
それを片手に握り、適当な『黒服』を捕まえて声を掛ける。

「アンタ、『煙草』持ってないかい?ちょうど切らしちまってねぇ」

286石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/03(日) 00:12:29
返信忘れ。

>>279(ナイさん)
「いや、石が好きなんじゃなくて、俺は海が好きなんだ。水中っつーかよう。」

……って、転んでるし。

「って、転んでるし。大丈夫かよ、手を取れ。」
ナイの手を取って起き上がらせる。

287ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/03(日) 00:18:15
>>283

         「 ミャッ 」

     ビクンッ

さすがのラッコも、これには驚いた。
ジタバタともがいているが、現実は厳しい。
『ラッコの力』ではどうしようもないのだ。
ゆえに、ラッコは『実力行使』に出る事にした。
ラッコは『平和主義』だが、
『身に掛かる危険』を見過ごす程の『能天気』ではない。

   ド ド ド ド ド ド ド 
                  ド ド ド ド ド ド ド

突如として、ラッコの近くに『ミニボート』が現れた。
ボートには『人型スタンド』が乗船している。
『人型スタンド』の腕には『銛』が握られており、
刺さったら危なそうな雰囲気がビシビシ漂っている。

288三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/01/03(日) 00:20:55
>>279(ナイ)

「わらしべ長者かぁ、いいねぇ夢のある話で
 それじゃあ、今日は何か面白い物でも持ってきてるのかな?」

>>281(黒羽)

「良かったねぇ、黒羽さん、大したスクープじゃあないか
 SNSでもまだそんなに『報告例』は出てないみたいだし・・・・これはひょっとするとかもよ」

スマホの画面をその場の人間に見せつける
"星見町" "ラッコ"で検索した結果だが、ほとんど報告はあげられていない
ちなみに先ほどの三刀屋の写真だが、文面がダサかったためか、反応は乏しい

>>282(ラッコ)
>>283(石動)

「おいおい、大丈夫かい? 何か・・・・良くない『夢』でも見たんじゃあないか
 僕も動物のスタンド使いなんて見た事はないけどさあ
 人間だって動物の一つなのだからいるんじゃあないかな?」

「む? 君、そんな事をしたら・・・・」

口では咎めるような事を言っているが内心ではちょっとわくわくしている
自分では流石に大人げなくてやりたくはない事だが、確かに気になるのだ

289ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2021/01/03(日) 00:23:08
>>273(比留間)
失敗したなあ…
仮面は付けたけどいつもとあまり変わらない服装で来ちゃったのよね。
まあいいや、近くのシャンパンのグラスを手に取る。
 
 「あなたは『いつも通り』『よく似合ってらっしゃいます』。」

 「招宴の場で、仮面の下を探ろうだなんて…」
 「そんなに私の事を知りたいのですか?面白いお人…」

グラスを口に当てる。

     カチ

顔を覆うタイプの石仮面をつけているので飲めない…。

 「…」
 「………フゥーーーーーーー………」

仮面で表情は見えないかもしれないが恥ずかしさでちょっと震えている。

290『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/03(日) 00:24:12
>>283(石動)
>>288(三刀屋)
>ラッコ

「フフッ。ま、当然ね。
 同級生の『部活』くらいは把握済み」

袖を口元に当て、笑う黒羽。
こいつは制服も『袖だけ』は『振袖』だ。
こだわりのポイントなのだろう。

「そう、ネットにもあまり拡散されてなかったし……
 これは『学校新聞』では止まらないニュースだわ!」

「写真だけとりあえず撮って……
 あとで背景だけ加工するのがいいかもしれないわね!」

――と、そんな時。

>>287(ラッコ)
>ラッコの周りにいる者

   ド ド ド ド ド ド ド 

         「…………………」

                  ド ド ド ド ド ド ド

『ハッピー・スタッフ』。
ラッコを観測する、謎の『スタンド』が発現される……!


「……!?
 お、おいッ、何だあれ!?」


黒服達もそれに気づいたようだ。
あるいは、他の参加者達もだろう――視線が集まる。

このまま『喧嘩』に発展するのは、おそらく『ヤバい』!

291ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/03(日) 00:32:05
>>286

「おおう……すまんのう」


手を引いて立ち上がらせる。見ため通り子供は軽かった。


「まったく、なんじゃあのネコ」


>>287-288

「む? ああ、面白いもの?
 ネジとか……ぬわー! 今度はなんじゃ?」


気を取り直したところで、急にボートが出現する。
子供は再度スっ転びボートの下敷きに
……はならない(ボートが宙に浮いているので)が、ボートの下で床を這う。

292三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/01/03(日) 00:46:36
>>287(ラッコ)
>>290(黒羽)
>>(石動)

「だろう? これはひょっとしたらこの街の新たな『名物』に・・・」

ふと見ると、ラッコの傍に『ボート』と『人型』のスタンドが出現する
三刀屋は参ったなあ、という表情を浮かべながら手の平で頭を叩く

「『名物』にするのは少し考えた方がいいのかもしれないねぇ
 一般の人たちが危険な事に巻き込まれると危ないから」

「しまったなぁ・・・・こうなるんだったら無理にでも止めるべきだったかな?
 うーん・・・・これはちょっと僕も同罪かもしれないなぁ・・・・仕方ない」

    ズギャンッ!

そう言いながら、傍に『ブラック・アンド・ホワイト』を出現
即座に足元に『コマ』を生成する・・・・
書き込む動作は『ボートに乗った人を後ろから羽交い絞め』にする姿だ
そして、すぐさま『コマ』を発動
それによって、『人型スタンド』を羽交い絞めにして無力化しようとする

『B&W』の能力は『成功』が約束され、『動作』の間は無敵となる
『羽交い絞め』のような持続性のある行動であれば能力の最大効果時間『3秒間』無敵の拘束が発動するはずだ

「そして、僕は・・・・・ッ!」

『B&W』が『銛を持つスタンド』の相手をしている間に本体は行動する
近くに落ちているお刺身を手に持ち、ラッコさんの口元に!
さらに右手で首元をやさしく撫でて警戒心を削ぎ、スタンド攻撃をやめてもらうのだ!

>>291(ナイ)

「君は危ないから下がってた方がいいかもね!」

今まさにラッコさんを撫でまわしながら言う

293『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/03(日) 00:54:55
>>284(村田)

「『ヤジ』? アリーナの人間か?
 あまり聞かない名前だが、情報は『正しい』な。
 そう、平たく言えばスタンド使いの『犯罪組織』だ。
 テロを行い、裏社会を掌握し、表にまで手を伸ばした」

スタンドを知らなければ、嘘としか思えない話だ。
だが、『トライコーン』という集団は、
たった一人の『悪』によって広く被害を齎した。
なら、より洗練された『悪』が、より多くいたら?

「だが――つまるところ、『やりすぎた』。
 当時既に多くのスタッフと闘士を抱えており、
 『スポンサー』も背後にいた『アリーナ』にとって、
 社会そのものを脅かす『外敵』は『許されざる存在』」

「あの時に初めて……我々アリーナは、
 集め、磨き、鍛えて来た『武』を『統率』し、
 『治安』を守るための『全軍』として動かした。
 それまでも『個々』が動く事はあったにせよ、
 『治安組織』という『役割』は、それからだろう」

「もちろん『我々だけ』が動いたわけじゃあないけどな。
 街に住まうスタンド使い達の尽力あってこその、『殲滅』だった」

執事服の男は懐かしむように、目を細める。

「お前は……『音仙』が目覚めさせたスタンド使いか。
 であれば、この話も『筒抜け』かもしれないな。
 一応、聞かれて不味いようね話をしたつもりはないが……」

>>285(百目鬼)

「お役に立てなかったみたいで……すみません〜
 それじゃあ百目鬼さん。パーティ、楽しみましょうねえ」

『偶然』か『必然』か――――
いずれにせよ、祝宴の場は『その時』ではないらしい。

「あハイ、『銘柄』は何でも?」

       スッ

黒服は『タバコ』を懐から取り出し、差し出して来た。
コンビニなどでもよく見かける、メジャーな銘柄だった。

>>291(ナイ)

    「こ、子供が『船』に潰されたッ!?」

         「いや……ギリギリ『潜れてる』!」

騒然となる周囲。
何がなにやらの騒ぎだ。
猫といいラッコといい、一体どうしたことか…………

>>292(三刀屋)
>石動
>ナイ
>ラッコ
>その他近くにいる者、関わろうとする者

「なにあれなにあれ!
 ヤバーい! 船が空に浮いちゃってるー!」

      「いやいや、フツーじゃないですよっ」
  
周囲の『スタンド使い』達の注目も集まる中、
『三刀屋』は己の能力で『船』を抑えに行く!

         ……と、その時。

  ドス  
      ドス
          ドス

突如、『警察のような格好をした犬の着ぐるみ』が、
一体……いや、二体だ。こちらに歩いて来て……!

   《『暴力行為』ハ 『ヤメヨウネ』ノ ルール!》

        《『暴力行為』ハ『ヤメヨウネ』ノ ルール!!》

これは三刀屋だけじゃない。
『ラッコ』にも言っているようだ。
スタンド攻撃を実行する前に、『制止』の声が飛びこんでくる!

294ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/03(日) 01:01:05
>>292-293

ラッコには『攻撃の意思』など『最初から無かった』。
ラッコは『平和主義』である。
『平和主義のラッコ』は、『いきなり攻撃』などしない。
ラッコにとっての『実力行使』とは、
スタンド発現による『警告』である。
自分の力を見せる事で、争う事無く引き下がってもらうのだ。

        「ミャー」

             ――――フッ

『ボート』が消えた。
まるで最初からなかったかのように消滅している。
尻尾を離してもらえたラッコは、また刺身を食べ始めた。

295比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2021/01/03(日) 01:09:03
>>289

「それはどうも。どこかでお会いしましたか?」

        ニコ

遠回しに『普段から風変わりな格好をしている』、
と言いたかったのかもしれない。
ともあれ、この話がそれ以上掘り下げられる事はなかった。
場面は『次の話題』に移って行くからだ。

「いえいえ、『秘密を暴く』だなんてとんでもない。
 そんな大それた事をするつもりはありませんよ」

にこやかな微笑を浮かべ、『仮面の女』の横に立ち、
同じようにグラスを手に取る。
中身は赤ワインだ。
グラスを手の中で軽く揺らしながら、隣の女に向き直る。

「ただ、『注意』をしておきたいと思いまして。
 あなたに良く似た方で、
 歓楽街に事務所を構える『占い師』がいるんですよ」

「その占い師というのが、名前は売れているんですが、
 実際は『トリック』でして。
 もう少し砕けた表現をすると『イカサマ』ですか」

「もちろん貴女には関係のない話なんですが、
 とても良く似ておいでなので、
 つい『その占い師』の事を思い出してしまったんですよ」

「おや――――どうかしましたか?」

グラスが仮面に当たる音を聞き、女に問い掛ける。
実際は分かっている。
だが、それを口には出さない。

296ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/03(日) 01:18:12
>>292-294

「ひいひい」


しばらく這いつくばって頭を抱えていたが、
ボートが消えたのを見て立ち上がってその場を離れる。


「ひどい目に合ったわ……
 おとなしく料理を摘まんでいようかの……」


食事に戻った。

297三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/01/03(日) 01:19:08
>>293
>>294

ラッコさんとのいざこざを聞きつけ、『着ぐるみ』達が現れる
秩序を守るための警備員だろうか、流石にスタンド使いの巣窟、変わっている
そんな事を暢気に考えながらラッコに向かったところ・・・・


        「ミャー」

             ――――フッ

ふっと『ボート』のスタンドが消失する
三刀屋の能力は対象物がない時、パントマイムのように空を切る行動となるため・・・・

          パッ

『B&W』が羽交い絞めのような体勢のまま地面に座り込む・・・・
そんな間が抜けた光景が残った・・・・

「あ、あっちゃー、しまったねぇ、ハリキリ過ぎちゃったみたいだ
 あー あー 『警備』の皆さん、すいません、ちょっと大人げなくはしゃぎ過ぎたみたいで」

すぐに自らのスタンドを解除し、ラッコに刺身をあげた後立ち上がる

   「まったくだ・・・・こっちの方まで馬鹿騒ぎが聞こえて来たぞ
    三刀屋さん、あんたも少しは落ち着きを持って行動したらどうなんだ?」

この騒ぎを聞きつけたのか、人ごみの中から先ほどの漫画家、我孫子サトルが出てきた
彼は三刀屋に近づくと二言、三言、小言のような諫言をする

「いやあ、参ったねぇ、それを言われるとどうしようもない
 この場に留まるのも悪目立ちするし、別の場所に移動しようか」

そう言うと、周囲の人々にちょっとした挨拶をした後
会場の別の場所に移動していった

298百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/03(日) 01:29:58
>>293

「あぁ、何でもいいよ。あるものでね」

       スッ

「恩に着るよ。
 こいつがないと、どうにも落ち着かなくってねえ」

        カキンッ

「ハハ――――『悪い癖』だ」

         シボッ

煙草を受け取り、一本取り出して口に咥える。
親指でライターの蓋を跳ね上げ、点火する。
しばし深呼吸と共に煙を吸い込み、
やがて『黒服』に向き直った。

「この集まりは、『アリーナ』が主催してるんだったね。
 どこの『派閥』か分かるかい?」

この会場は『アリーナ』の管轄。
パーティーを楽しんでもいいが、
彼らについて知る機会は貴重だ。
大した事は分からないかもしれないが、
聞くだけ聞いても損は無い。

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300<削除>:<削除>
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301ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2021/01/03(日) 02:23:18
>>295(比留間)
…明け透けに物を言うわね…こいつ…
ラフィーノ石繭のことにそんなにご執心なのかしら?
いっそ嫌いなら嫌いと言ってほしいんだけど…

 「まあ大変!そんな人がいるなんて…」
 「怖いですねえ…気をつけなきゃあ……」
 「どうして嘘をついたり人を騙したりするのでしょう…
  人のあれこれに踏み込むのが楽しいのでしょうか?信じられない……」
 
 「ああ恐ろしい…ご忠告に感謝しますね」

     ニコッ

会場を見回す。なんか騒ぎになってるわね。
周りの奴ら、学生さんとかもほとんど『スタンド使い』…
………ラッコ!?ラッコもいんの!?
嘘…この街、超能力者多すぎ…

 「ここは、秘密と騒ぎに溢れていて、楽しい街ですね…」 
 「乾杯をしませんか? わたしは下戸なので呑めませんが」

隣の男にグラスを差し出す。

302比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2021/01/03(日) 03:20:24
>>301

比留間はラフィーノを嫌ってはいなかった。
むしろ逆だ。
自分は愉しみとして嘘をつき、
それと似たものを彼女はビジネスに利用する。
そういった観点から、自分と彼女には、
ある種の『共通点』があると考えていた。
こうして話し掛けるのも、それが理由だった。

「全く恐ろしい事です。
 『人それぞれ』とは言いますが……。
 そういった人間は、どこにいるか分かりませんからね」

ここにも一人いる。
そういう自覚は存在する。
『直そう』とは思わないが。

「――――ええ、喜んで」

(酔い潰れていた人が言いますか……)

隣に立つ女に向かい、グラスを軽く持ち上げた。

303石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/03(日) 11:06:30
ボーッととしている間になんか嵐が過ぎ去っていた!

>>287>>294(ラッコさん)
「や、スマンな、ラッコさん。
 どうも俺が勘違いしてたみたいだ。」

「まさかキミがスタンド使いだったとはなぁ〜。」

「尻尾を掴んで悪かった、謝罪するよ。なんか食いたいモンとかあるか?」
ラッコの皿に料理を取り分けていく。

>>288>>292>>297(三刀屋)
「おう、助けてくれてありがとさん、ニーさん」
去っていく三刀屋を見送る。

>>290>>293(GM)
「やー、迷惑をかけてスマンな。」
寄ってきた『犬の着ぐるみ』たちに謝罪する。

「クロちゃんにも心配かけたな。」

「『おしるこ』のおかわりでもするか、一杯くれよ。」
『黒服』に『おしるこ』を一杯頼む。

>>291>>296(ナイさん)
「おう、災難だったなー。
 そういえば、さっき言ってた『商売』ってどんなだ?
 もうちょっと詳しく知りたいんだが。」
『ナイ』の商売について聞いてみる。

304甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/01/03(日) 11:09:10
>>252
「ふーん」

お茶を一口飲みながらそっけない反応をする
自分で聞いておいてあまりにもそっけない反応だ…

「『おしるこ』と『ぜんざい』の違いって、地域によって違うって聞いたことあるけど
 星見町の場合は、どういう定義付けしてるのかしらね…」

その後、ラッコ騒動があり
おしるこを飲みながらしばらく見物していた甘城

そしておしるこの餅を食べる甘城…すると!!

「!?」

餅が喉に詰まった!
餅、それは正月多くの日本人を葬って来た恐ろしい兵器だ!

緑茶を飲めばいいのだが、テンパって冷静な判断が下せなくなっているのかもしれない

305斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/03(日) 14:05:09
>>270
>>272

 「NOッ!スリーピングNOッ!」

尻尾のつけ根辺りを指でトントンしてやる
なにが良いのかは知らないが、こうすると猫は腰を浮かせると同時に…

スリーピングの場合は『バラバラの上半身が下半身に』戻ってくる
喉元から不気味なゴロゴロ音をたてながら。

 「ええ、なんだコイツ。
 『ホタテ』銜えたまま戻ってきたぞ……食い意地張り過ぎだ。」

ホタテを咀嚼している猫を拾い上げて肩に乗せると、スリーピングの行った向こうを見やる

彼方では妙な着ぐるみと…一瞬見えたボート、ひっくり返る人々が見えた
超能力者といえども、やはり衝突は免れない物という事か。

 「お前平べったくなって移動するだけの能力なんだから、妙なとこ突っ込むんじゃないよ…
 猫は怠惰と自由に価値がある?いや相手ラッコじゃん…なんでラッコ?」

 「ッ……と 僕でよろしければ喜んで、アレクサンドラ で、いいのかな。」

 「まあエスコート以前にどうにも退屈だけはしなさそうですけど…ほら
 あそこの人なんか、顔を赤くしたり青くしたり……いや、あれは芸ではない?」

前に祖父があんな表情をして……餅を食べて窒息している時でしたね、アレは。

 「――黒服の人ォ!掃除機、或いは飲み物をあちらの人に!」

幾らなんでもエスコートより優先する物は有る、人命とか。

306『星の女』:2021/01/03(日) 16:12:01
(寝落ち、レス遅れ大変失礼しました)
>>270(風歌の反応によっては他のPC、NPCは『違和感』を
感じ取るものの、基本的には話しかけた風歌自体は認識してない感じで問題ない。
>>283のように意識すれば、星の女の存在を理解しても構いません。

>>268

了承を成した風歌に対し、鷹揚な微笑と声色を発しつつ瞳の中の銀河が
別の星図へと移動しつつ、女は指を鳴らす。

 パチンッ

服装→ttps://www.buyma.com/item/62270383/

すると、普段着からロング丈のドレスに瞬く間に風歌の服装は切り替わる。
貴女に注意を払う人物が居れば、その魔法染みた早変わりに疑問を抱くものの
関心なきものには、入った時から貴方の服はそうだったと思い込む……。

「すみませんね、長々と貴方を手中に収めてしまった。
それと、プレゼントも。あぁ、私はこの催しの交換には参加しません。
いえ『出来ない』と言うべきか。だから、私と貴方の『プレゼント』ですよ」

パチンッ

プレゼント→ttps://www.mariagefreres.co.jp/category.php?type=1&keyword=CHOCOLATE_GOURMANDISE_CHOCOLAT_au_THE

女は、風歌に『四つの紅茶のチョコレートの詰め合わせの箱が入った紙袋』を持たせる。

>そのお願い――聞かせて貰おうか

「大したものではありません……これから、この会場で多くの方と貴方は交流を
持つでしょうから。――その方達に、『ハンカチ』を渡してくださいな
交換とかでなく、貴女から直接……この『ハンカチ』を。
えぇ、とるに足らぬもの。私から、この町の美しき意思への……」

ささやかな、贈り物ですよ。と、星の女は貴女のプレゼントの為に用意した
紙袋と一緒に同封した『無地の真っ白なハンカチ』。会場全員に配れる程には
あるだろう数が入ってる……ただ、それを含めても紙袋は左程不思議と
風歌が持つのに苦労しない位には軽い。

「それでは、ご機嫌よう。私の事は気にせず、どうか楽しんでください
引き留めて申し訳ありませんでしたね……」

307風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/03(日) 17:24:30
>>306
「――へへっ」

風歌は、はにかんだように笑った
鏡が無いので、風歌が己の装いを見る事はない。しかし、着ているだけでも分かる事がある。
――相応しくない、と。生きる為に着る服ではなく、己を飾るための服、ホームレスというゴミに相応しい装いではない。
ゴミたる矜持を秘めるのであれば、すぐに戻せとも言うべき服だ。
だが、風歌は笑顔のままに礼を言った。

「悪くねぇ――ありがとうな」

似合っているかは解らないが、相応しくはない装いである。
されども、今宵は現かも怪しい夢の現実。醜く地を這うゴミとても、蝶になってもいいだろう。
チョコレートとハンカチが入った紙袋を受け取った風歌は、改めての礼を告げる。

「助かったぜ。それじゃあな、正月の妖精さんよ。夢が覚めるまでは、魔法を解かないでくれよ?」

そして、装いを変えた風歌はひとまずはハンカチを配るため、宴の参加者たちへの元へと向かっていった。

308ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/03(日) 18:43:35
>>303

       「ミャー」

ラッコは『平和主義』である。
『平和主義のラッコ』は過ぎた事には拘らない。
少年を許したラッコは、彼が取り分けてくれた料理を楽しんだ。

              テト テト テト

お腹が満足したラッコは、静かな所で少し休む事にした。
会場の隅の目立たない場所に歩いていき、
適当な場所を見つけて横になる。
その姿は、遠目から見るとぬいぐるみのようだ。

309ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/03(日) 19:00:37
>>307

「はじめまして――――」

古代ギリシャの装束である『キトン』を纏う女が近付いてきた。
背中には『翼』が生え、両腕は『羽毛』で覆われ、
足には『蹴爪』が生えている。
そのどれもが『リアル』で、非常に精巧な出来栄えだった。
両肩には、ハトとカラスが止まっている。
これに関しては間違いなく『本物』だ。

「ワタクシ、『ハーピー』と申します。
 『ストリートパフォーマンス』を稼業としておりまして」

「よろしければ、少しお話を致しませんか?」

自分と同じく、『湖畔に住処を持つ者』。
声を掛けたのは、その『調査』のためだった。
また、『社会から外れたニンゲン』というカテゴリーは、
学術的な『研究対象』として興味がある。

310村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/03(日) 19:38:09
>>293

「なるほどなぁ・・・『こんなの』持ってたら、そりゃあそういうことにもなるか。
 悪さをしようと踏むやつの気持ちも、それを許さないと思うやつの気持ちも、なんとなくわかる。」

『トライコーン』・・・『ゲンマ』に対しておれが感じた『同情』と『怒り』は、まさにそれだったからだ。

 「『音仙が目覚めさせた』・・・は、ちょっと違うのかもしれない。
 おれが『スタンド』を自覚したとき・・・彼女は『最初から名前があった』と、そう言ってた。
 おれ自身もそう感じたし、なにより『戸惑い』がなかった。
 身体が・・・『精神』が、ずっとおれの中の『スタンド』の存在を知っていて、『時を待っていた』ような・・・」

『奇妙』な感覚だ。だが、そうとしかいいようがないのは事実なのだ。
だからこそ、あのとき『ディズィー・スティック』を振るうことに躊躇はなかったし、『ゲンマ』を打倒することに迷いがなかったのだ。
何ができるのか、何をすべきなのかを、『ディズィー・スティック』が・・・

 「『おれの知っている修羅場はこんなもんじゃない』と・・・『スタンドが語り掛けてくる』ような・・・
 いや、こんなこと言っても仕方がないな。余計なことをしゃべったみたいだ。」

311風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/03(日) 19:51:07
>>309


ドレスをくれた魔法使いの次は、鳥のとまり木になった天使である。
この宴会場にいるのは『スタンド使い』ばかりらしいが……風歌は、まるでお伽噺に迷い込んだ錯覚を覚えた。

「はぁ、ストリートパフォーマー……」

その類は、住まいとしている公園でも、見ることがある……
ならば、この『ハーピー』も風歌のねぐらである公園でも活動しているかも知れない。
風歌自身は覚えのない顔であったが、向こうもそうであることを祈りたいものであった。真っ当な人間がゴミを見下すのは正しい目線の投げ方であるが、善意にて送られた装いをゴミに見られたくは無かった。

「アタシは風歌、風歌鈴音――」

さて、相手が職業を名乗った以上は、こちらも名乗るが礼節である。
常ならば、社会のゴミとでも住所不定無職とでも自称できるが、今、名乗りたい有り様ではない。かと言って、過剰な見栄も嘘も趣味ではない。

「……リサイクルをして飯食ってる」

結局、嘘でもないが本当でもない、曖昧な名乗りをした。
そして、紙袋のなかから『白いハンカチ』を取り出し、差し出した。

「話すのはいいが、その前に、お近づきの印にってやつだ」

312ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/03(日) 20:12:12
>>311

(聞いていた話に相違ないようで御座いますね)

先程『肩に止まるハト』から耳打ちされた内容と一致する。
『ニンゲンの世界』で言う『ホームレス』。
ブリタニカは街のあちこちで『ビジネス』を行っている。
そういった『ニンゲン』を目にする機会は時々あった。
ここで重要なのは『共存』が可能かどうかだ。

「これは、ご丁寧に――――」

         スッ

『羽毛』に覆われた片手を伸ばし、『ハンカチ』を受け取る。
友好的だと感じた。
少なくとも、敵ではない。
もっとも、『本来の姿』で出会った場合にどうなるかは、
まだ不明だ。
とはいえ、この場で『正体』を曝け出す気はない。

「では、ワタクシからも『お返し』を致しませんと」

     パチンッ

             バサササササァッ

指を鳴らすと、その合図で肩の二羽が飛び立った。
しばらく頭上を旋回し、また元の位置に降りてくる。
それら一連の動きは、『よく訓練されている』ように見えた。

「――――このような『パフォーマンス』をしております」

313風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/03(日) 20:45:09
>>312
「へぇ――」

子供のような顔で空を舞う鳥達を風歌は見た。
風歌に取っての鳥とは、ゴミを争うカラスを始めとして基本的には『敵』に近いものなのだが、こうして見ると楽しいものだ。

「パフォーマーなんていうから、ジャグリングとかパントマイムみたいなモンかと思ったけど、こーいうのもあるんだな……」

そして、鳥達が元の位置に止まった時、風歌は拍手をした。

「いや、見事。いいもの見せてもらったよ」

314ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/03(日) 21:16:31
>>313

「この『ビジネス』の立ち上げには、ワタクシも苦労致しました。
 お楽しみ頂けましたら、それが何よりで御座います」

羽毛に覆われた両腕を広げ、丁重な動作でお辞儀をする。
両肩の二羽も、同じように首を下ろした。

「ワタクシは、この街のあちらこちらで、
 このような『バードショー』を行っております。
 もし、お近くにいらっしゃった際には、
 『より見応えのある光景』をお目に掛けましょう」

「ワタクシの『出演者』には色々と種類が御座いまして。
 『普段は別の場所で暮らしているもの』もおります」

実際は、全てがそうだった。
ショーの出演者は全てが『野鳥』なのだ。
ブリタニカ自身も『野良』だが、『野生化した元ペット』なのが、彼らと違う点だった。

「たとえば、『湖畔』に『変わった鳥』が住んでいるのですが、
 それなども『ショーの出演者』で御座います」

「お立ち寄りになった時には、
 目にする機会もあるかも分かりませんね」

要するに『自分』の事だ。
ここで話しておく事で、不測のトラブルを回避するための、
『予防線』を張っておく。

315アレックス『キサンドリア』:2021/01/03(日) 21:30:27
>>305(斑鳩さん)
アレクサンドラ「ふふふ、かわいい猫さんね。」

アレクサンドラ「アレクサンドラでいいわよ。」

>>304(甘城さん)
>「――黒服の人ォ!掃除機、或いは飲み物をあちらの人に!」
アレクサンドラ「あら、大変!アレクサンダー!助けてあげて!」

『キサンドリア』(男)「はいはい、任せといて。」

>甘城さん
『キサンドリア』(男)「キミ、キスの経験はある?」

『キサンドリア』(男)「……って言ってもまぁ、その状態じゃ答えられないよね。」

    ズキュゥゥゥゥン!!!

金髪碧眼の男性型スタンドが『甘城』に刺激的なディープキス!
そして、超パワー(破壊力A)の『吸引』を行い!
餅を吸い出すのだ!

316風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/03(日) 21:56:10
>>314
「すげぇなぁ……」

風歌は素直に感嘆した。
『別の場所で暮らしている』という言葉に、風歌は『ハーピー』を『鳥を操るスタンド使い』と推測したが――彼女は、鳥達を使い捨てていない。
何らかの条件はあるのかも知れないが、やろうと思えばいくらでも鳥を操る事が出来るのに、『ハーピー』は自らのキャストを守ろうとしている。

(鳥をイジメるなって、ことだろうしな)

何処にでもいる、何処にいるかも解らぬキャスト達に襲う万が一の悪意を、可能な限り減らそうとしている。
それは、良いことだ。鳥を襲いそうに思われたのなら……イジメる積はないが、生きるか死ぬかになったら雀くらいは食うかも知れぬ。
だが……こうして請われたことを、無碍に出来るほど風歌は開き直れるゴミではない。

「解った。鳥には優しくする事にするよ」

そして、風歌は軽くウインクをした。

「いろいろな所でショーをしているあんたに会った時、あんたの友達には気合を入れて楽しませて貰いたいしな」

317ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/03(日) 22:23:46
>>316

(『ニンゲンの世界』では、
 『石橋を叩いて真ん中を渡る』という言葉も御座います。
 念には念を入れておいたつもりでしたが――)

「ありがとう御座います。
 そのお心遣いは、
 ワタクシの『キャスト』にも伝えておく事に致しましょう」

(この方は『話の分かるニンゲン』のようで。
 まずは『一安心』というところでしょうか?)

「それでは、ワタクシはこれにて。
 風歌さん――また、この街の何処かでお会い出来る時を、
 楽しみにしております」

(『共存』については、さほど心配は必要ないようですね……)

        ニコ

どこか謎めいた微笑を浮かべ、少女の前から立ち去る。
そういえば、『ハーピー』の体からは、
心なしか『不思議な香り』が漂っていた。
『表現するのが難しい匂い』だったが、
何となく『不快なもの』ではなかった気がする。

318『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/03(日) 22:34:20
>>294 >>308(ラッコ)
>>296(ナイ)
>>297(三刀屋)
>>303(石動)

どちらかが特別悪かったわけじゃあなく、
『ラッコ』と『人間』の在り方は違う。
『ラッコ』はとてもかわいい動物だが、
社会を形成せず、自然界を生き抜く猛者だ。
『人間』は群れを超えた『ルール』で動く動物だが、
それを超えた『本能』『好奇心』が原動力でもある。
それゆえのすれ違いが生んだ、哀しい事件だった……

>>303(石動)

    《『パーティ』ヲ 楽シンデ、ネ!》

       《『パーティ』ヲ 楽シンデ、ネ!》

            ドスドスドス

着ぐるみらは役目を終えると、颯爽と去った。
部屋の外に行ったようだが、どこから来たのだろう。

「……いいえ! これくらいでは心配なんてしてないわ。
 スタンド使いが集まるパーティーだもの、
 むしろ『記者魂』が刺激される『イベント』だわ」

強がる様子を見せる黒羽。『性格』は変えられない。

「あ、は、はい。おしるこです」

          「私もいただくのだわ」

おしるこを受け取った。『良い餡子』の色をしている。

>>304(甘城)

「自分から聞いたくせにっ!
 失礼な人なのだわ……私の知識を何とも思わ……」

        「……って!
         ちょっとあなた大丈夫!?」

危険度は無いと告知したとはいえ、
『餅の詰まり』にまで『責任』が及ぶのか……?

しかも、『餅』といえば『死』の代名詞。
『一大事』が起きても、何一つおかしく無い状況を――

>>305(斑鳩)

       ドスドスドス!

見逃さないのは斑鳩の目敏い判断。
声を聞きつけてやってくるのは、
やはり『着ぐるみ』の存在だ。
手に『掃除機』を持っている『ゾウ』の。

《『来場者』ヲ 救助シナイト イケナイゾウ!》

と、しかし『それ』の到着より早く――――

>>315(アレックス)

『キサンドリア』が『緊急事態』に対応して見せる!
果たして、その効果の程は……!? 甘城は助かるのだろうか?

319『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/03(日) 22:35:01
>>298(百目鬼)

煙草を吸うより前に、『喫煙室』に通された。

「いえ、お気になさらず……
 肩身の狭い思いをさせてすみません」

黒服は『ライター』を少し見ていたが、
百目鬼の問いかけに一度頷き、口を開く。

「『桜島』様の派閥と、
 『漣』様の派閥の合同です……が、
 私のようにどこにも属していない者も多いですね」

「アリーナのスタッフ全員が、
 何かの『派閥』にいるわけではないので……」

彼なりにそこに『こだわり』があるのだろうか。
フリーの立場の人間の存在は、百目鬼には既知ではある。

>>310(村田)

……にわかに騒ぎが起きつつある会場の中で、
執事服の男は視線を動かし、自ら動こうとしたようだが、
スタンド使いらの『自助』や『着ぐるみ』らの働きに、
自分の仕事は『村田』との会話と、思い直した。

「人の『情』は普通、『律し切れる』物じゃない。
 それを制御するための場を提供し、
 あるいは御しきれない者の『始末』を付ける。
 法が存在しない『スタンド使い』の世界においては、
 …………我々が『闘技』という本質から離れて、
 『治安維持』を担う『必然性』も……あるのだろう」

「これはあくまで『アリーナ』の総意ではなく、
 私個人が『アリーナ』に抱いている理想。
 そう受け取ってもらってかまわない。一応、だがな」

本音かどうかは分からない。
意図するものも、しないものも『律した』部分はある筈。
だが、全てが嘘の言葉とも思えない響きはあった。

「『音仙』は……『自分で目覚めさせた』使い手だけでなく、
 『元から目覚めている』スタンド使いにも会っていると聞いたが……」

と、男は村田の言葉に少し考える様子を見せる。

「すまないがお前の言っている現象には、心当たりはないな。
 記憶喪失という話ではないのだろうし……同様の例も聞かない」

       「『一応』情報は持ち帰っておこう。
        何か分かったら、連絡をした方がいいだろうか?」

親身な態度には、『利益』を求める『裏』があるかもしれない。どうすべきか。

320ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/03(日) 22:45:04
>>303

「んー?」


刺身を食いながら振り向く。
よく見ると箸の持ち方がめちゃくちゃだ。
金髪と碧眼から日本人ではないのだろうが、
言葉遣いは怪しいものの会話は出来ているので、単にしつけの問題だろうか。


「商売というか……さっきも言ったように物々交換しておる……
 拾ったものとか前に交換したものを交換しておるだけじゃから
 中々うまくいかないんじゃ」


拾ったものにあまり価値がない事は理解しているらしいが、
子供に手に入るものには限界があるのだろう。
そしてメタ的にモブと『交換』が成立してしまうと問題があるので、
描写外で繁盛してるとかそういうのが一切無いのだった。

321風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/03(日) 22:56:48
>>317
「おう……いつか、また――」

風歌は『ハーピー』を見送った。
いつか何処かで出会う事は、考えない。シンデレラの夢が覚めた後は、風歌は身も心もゴミに戻る。
ガラスの靴を残せもしない風歌に、『ハービー』が気付く事はないだろう。
だが、それで良いのだと、風歌は思う。世界が違うのだ。
されど。

(――眺めるくらいは、してもいいよな)

少しばかりの『先の楽しみ』が出来た風歌は、喜びと、微かな寂寥を胸に次にハンカチを渡す誰かを探し始めた。

322百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/03(日) 23:04:34
>>319

「ハハハ、別に恐縮する事は無いさ。
 そんなに畏まられると、アタシまで気を遣っちまうよ」

「それに、ここから先の話は、
 『静かな場所でしたい』と思ってたんだ。
 人が大勢いる所は、つい気になるんだよ。
 『誰かがコッソリ聞き耳を立ててるんじゃないか』ってね」

紫煙を燻らせながら、会場の方を一瞥する。
一種の『職業病』だ。
『抜け切らない癖』と呼んでもいいかもしれない。
特に聞かれて困るような話ではないが、
何となく落ち着かないのだ。
体に染み付いた習慣というのは、
時間が経っても消えにくいものだと感じる。

「へぇ、アンタも『無派閥』か。
 そんな立場の人間もいるらしいね」

『以前の仕事』で再会した『如月慧慈』を思い出す。
彼も『派閥』に属していないと聞いた。
他にも同じような人間がいたとしても、何ら不思議は無い。

「『漣さん』にはお目に掛かった事があるよ。
 この前、『名刺』を頂いてね」

      フゥゥゥゥゥ――――…………ッ

「『桜島』って名前は初めて聞いたかねぇ。どんなお方だい?」

323村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/03(日) 23:17:54
>>319

 「いや、これはおれの『感じ方』の問題だ。
 きっと『毒』にはならないだろうし、ヒトの手を煩わせるようなことじゃあない。大丈夫。」

手を振って申し出を断るが・・・

 「・・・ただ、『欲しい情報』はある。
 その様子じゃ聴いているかもしれないが、『ゲンマ』の件で手にかかって、難を逃れた『一般人の兄妹』がいる。
 今は大丈夫だろうが、もしも今後彼らに何かあった時、おれに知らせてほしい。」

打って変わって真剣な面持ちで言葉を続ける。

 「『妹』のほうは、直接関係なかったが、『兄』のほうは別だ。
 『ゲンマ』のスタンド能力を食らっていた上、奴にしてみれば不本意だろうが『トライコーンの生き残り』だ。
 『ゲンマ』に恨みのあるもの、敵対していた『チーム』、スタンドに関連のある『何者か』・・・そういうのがちょっかいをかけてきてもおかしくない。」

 「今回の件から言って、『兄』のほうは自分が窮状に陥ったからと言って、他人を頼るタイプじゃなさそうだし・・・
 それで『彼らの明日』がよくないものになるのを、黙ってみていられるほど薄情にできていない。」

 「・・・対価に差し出せるものは、おれの身一つ以外に何もないが・・・」

324アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/04(月) 00:42:19
>>318

「フフフ……次の『クランケ』が沢山いるじゃない」

「でも、今日はパーティー。『オペ』はお預け……」

       ザッ

          「フフフ……」

『白衣』を身に着けた『医者風の少女』が会場に現れた。
『黒いサングラス』を掛けており、どこか怪しげな雰囲気が漂う。
外見からは判別が難しいが、黒髪の『ウィッグ』も着用済みだ。

「あら……『事故』が起きているのかしら?
 だけど、『外科医』は必要ないようね」

                 「――――フフフ」

意識して低い声を作りながら、『トラブルの現場』に向かった。
一歩引いた位置から、『人命救助』の様子を見守る。
内心ではアレコレ色々やりたいが、我慢して抑えているのだ。

325アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/04(月) 00:59:08
>>324

持ってきた物は『黒服』に渡しておいた。
『白ウサギのぬいぐるみ』だ。
『可愛すぎないデザイン』で、女性や子供だけでなく、
幅広い層に受けると評判の品だった。

326甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/01/04(月) 11:18:34
>>318
ディープキスで餅を吸引するという荒業
その強引な方法で餅を取る事は成功した
数多の日本人をぶっ殺してきた大量殺戮兵器から、少女を救出する事に成功したのだ!

「けほっ、けほっ…」

しかし甘城の顔色は優れない
全く見ず知らずの男、しかも人間かどうかも怪しい物に唇を奪われてしまった…

「…どうも…ありがとうございます…
 ……お礼にこれ差し上げます……」

しかし、命の恩人に対して何のお礼もしないわけにはいかない
甘城の傍らに人型のスタンド『ビター・スウィート・シンフォニー』が出現する
そして、その手から『花びら餅』が出現、命の恩人に手渡す

命の恩人に対する礼がその程度でいいのか…?先程餅で死にかけたばかりなのに餅を渡す
しかも、ここはスイーツコーナー、『花びら餅』など探せばあるだろう
それを礼として渡す神経、理解出来る者がいるだろうか?
しかし『ビター・スウィート・シンフォニー』の作るスイーツは一級品だ、そこいらの菓子より圧倒的に美味いだろう
完食したら5㎏分の重みに襲われるが、まぁすぐ解けるので然したる問題は無いだろう

「そういえばさっき、ひいおばあちゃんが天国から迎えに来てたっけ…」

先程書いた絵馬だが、後で「世界中のみんなが、餅を喉に詰まらせませんように」と書き直す事にした甘城であった

327斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/04(月) 14:12:59
>>318
>>315

 「――や、やったッ!」

ものの見事なパワー型スタンドによる口内吸引
あれならば、あれならば数多の老人の命を窒息という形で奪い続けてきた
殺人食物『MOTI』もひとたまりもあるまい――

 「流石アレックス、そこに痺れるし憧れもする…!」

『掃除機』という対処法も祖父の救助経験からの方法であり
流石の僕にも『他人の唇を奪う』という勇気と傲慢さはなかった……。

いっぽうスリーピング(猫)は素知らぬ顔をしつつも掃除機を見て
尻尾を逆立たせていた、まあこいつ『ルンバ』に負けるし。

取りあえず来てもらった『ぬいぐるみ』達には礼を言って帰ってもらい
眼についてしまった彼女たちの安否を確認し、その場を後にする。

 「大丈夫だったのかな、あの人……何だか朦朧としているし、手から餅が出る能力とは。」

しかし、此方も色々と見て回りたい物は有る。
アレクサンドラを連れてざっと会場を見て回るとしよう……。

328アレックス『キサンドリア』:2021/01/04(月) 19:16:49
>>318(GM) 着ぐるみたち
『キサンドリア』(男)「ああ、もう大丈夫だよ。ヘルプありがとう。」

>>326(甘城さん)
『キサンドリア』(男)「うーん、この唇、スイーツ。」
甘城とのキスの感想を言った。

『キサンドリア』(男)「おお、綺麗な色のお餅をありがとう。」
花びら餅の礼を言った。

『キサンドリア』(男)「とはいえ、スタンドの姿では食べないしな。アレクサンドラ、食べてよ。」

アレクサンドラ「いいわよ。」
アレクサンドラが花びら餅を食べ始めた。

>>327(斑鳩さん)
アレクサンドラ「ふふっ、エスコートお願いね、斑鳩さんと不思議な猫さん。」

アレクサンドラ「日本の年始というものをよく見てみたいの。」

329石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/04(月) 19:28:59
>>318(GM)
「おー、こわっ。やっぱり餅はよく噛んで食わないとなぁ。」(もっちもっち

「記者魂ねぇ〜、やっぱ今の『ラッコ』とか『餅騒動』とかを新聞に書くのかい?」

「そういえば、新聞部って、どんな活動してるんだ?
 昔ながらの『壁新聞』かい? 一昔前の『ニュースサイト』かい?
 それとも、今風に『SNS活動』かい?」

>>320(ナイさん)
「ふぅーん。うまくいかない……ねぇ。」

「詳しいとこはよく分からねぇけど、、『広告』でも出してみたらどうだ?
 ここにちょうどいい『新聞屋』がいるわけだし、『宣伝』でも一発。」
適当な提案を口にする。

330アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/04(月) 20:33:37
>>328
>>318

「『迅速』にして『的確』……。
 なかなかの『名医』ぶりね。
 非の打ち所がない『応急処置』だったわ」

         パチパチパチ

                「フフフ――」

『キサンドリア』の対応に拍手を送った。
そして、近くに『ゾウの着ぐるみ』がいる事に気付く。
同時に、『前のパーティーの記憶(>>105>>107>>112)』が脳裏に蘇る。
あの時は、気になる話し声を追ってバックヤードに潜り込み、
『ノスタルジアトピア』という名の『不思議の国』に辿り着いたのだ。
この『着ぐるみ』の存在が、その時の記憶を思い起こさせた。

「――――『ロブソンくん』??」

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1511075107/751-752)
『ゾウの着ぐるみ』を見て、無意識に『別の着ぐるみに付けた名前』を呟いた。
おそらく『別人』だろうが、『着ぐるみ』という共通点があるので気にはなる。
『お茶会』の最中に出会った『ロブソンくん』は無口だったが。

331『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/04(月) 22:10:53
>>321(風歌)

『生きる道』は各々によって違う。
生まれや環境による不可避の差異と、
己の選択による差異は多層に重なり『運命』を織る。

――会場を見渡すと、他にも多くの『スタンド使い』がいる。
誰か目についたものに声をかけてみるか、それとも。
視界には、全身『白い服』で髪も白い少女が目立った。

>>322(百目鬼)

「そうでしたか……いえ、ならよかったです」

百目鬼の言葉に多少気を楽にしたらしい。

「『派閥』は……その。
 優秀な人間はスカウトされるんでしょうけど」

無派閥にもいろいろあるのだろう。
『アリーナ』の内情は、
どうにも『明快』なものではないようだ。

「『名刺』を……漣さんは外様の、
 あ、いや、外部のスタンド使いをよく招聘してますね」

「『桜島』さんもそういった一面はあります。
 新しい『闘士』を積極的に呼び寄せている、という意味で。
 性格という意味では、一言で言うと……『熱血』ですね」

>>323(村田)

「そうか。なら……情報?」

村田の表情の真剣味を受け取ったか、
男は水を差すことなく、語り終えるまで黙して聞く。

「お前の『義』は分かった。
 私個人としては『気に入った』
 だから、一応言っておこう。
 『それを知らせる』事と『身を差し出す』事、
 それは『表裏一体』だ。『関わらない者には知らせない』」

「その件が『スタンド使い』が必要な仕事になれば、
 その時はお前を優先的に『雇用』することは、約束しよう」
  
    「『腕』のある使い手を、探す手間が省けるのは良い」

あくまで、『仕事』―――男からはその範疇での『協力』を感じる。

>>326(甘城) >>327(斑鳩) >>328(アレックス)

『着ぐるみ』らは無事を祝い、一礼するとその場を去ったが、
『ゾウの着ぐるみ』は『誰か(>>324)』の前で止まったようだ。
黒髪で白衣姿、なぜか室内で『サングラス』まで着けている。

                  ……誰だろう?

>>320(ナイ) >>329(石動)

「さあ……『紙面』になってからのお楽しみなのだわ。
 とはいえ『ラッコ』はともかくとして、
 『餅騒動』なんて読者が望んでいるかは分からないけどね」

「活動? 興味があるのかしら?
 私はね、『壁新聞』が好きだわ!
 ニュースサイトも立ち上げてはいるし、嫌いじゃあないけど――」

『部活動』らしく、あるいはある意味で『新聞』らしく、
あくまで『興味』と『需要』に基づいた紙面づくりをしているらしい。

「『宣伝』ン〜?
 ま、どうしてもというなら考えなくはないけど、
 私の記事に載せるだけの『面白み』があるかしら?」

       「『物々交換』をしてる子供がいる、 
        と言う話自体は、興味はあるけれど」

特に目線を合わせるなどはせず、長身でナイを見下ろす。

「あなたとしてはどうなのかしら。『記事』にされるのに抵抗は無いの?」

>>324-325 >>330(アルカラ)

プレゼントを渡し、事態を見守っていたが――
『着ぐるみ』に、以前見かけたものと似た造詣を感じる。
もしかしなくともアレは『ノスタルジアトピア』にいた『着ぐるみ』、
その『同胞』か何か――――もっとも、ここは『不思議の国』ではない。

      ≪?≫

             ≪何カ 探シテル???≫

視線に気づいたか、ゾウの着ぐるみが寄ってきた。
彼に構うべきか、それとも会場にいる他のスタンド使いと交流でもするか。
『人脈』の中心にいる一人である『アルカラ』には、見知った顔も多いようだ。

332ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/04(月) 22:18:30
>>318>>329

「新聞屋? 若いのにえらいんじゃな」


部活動という概念をよく知らないのか、プロの新聞記者だと思ったらしい。


「宣伝……と言えばダイアナがしてくれると言っておったな
 というかお前さんもダイアナにわしの事を聞いたんじゃろ?
 しかしやっぱり売り物の方が問題かもしれん」

「テレビで見て折り紙をちょっとできるくらいじゃし、
 なにかフカ価値というか、わし自身で何か作ったり価値を高めたりできたらいいんじゃが」


何か歳のわりには難しい事を考えている。立場が人を作るという事だろうか。


「わらしべ長者では、最初の藁は、藁というよりそれに結んだ羽虫を幼子が欲しがったじゃろ?
 そういう感じの……わしもトンボとか捕まえて糸で結んで売ったけど、あんまり売れんかったが」

333ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/04(月) 22:25:12
>>331

「わしはそんな金はないぞ」


新聞は全国区のものだと思っているので、凄いお金がかかると考えたらしい。


「うーん、長者になった後なら成功者インタビー?もできるかもしれんが、
 今のところ面白くはないかのう……」


本当に有名になれば、有名人と交換したという事自体が付加価値になるかもしれないが……

334アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/04(月) 23:04:16
>>331

「え、あぁ――――」

            コホン

「フフフ、何でもないわ。『知ってる人』かと思ったの」
 
「ごめんなさいね」

小さく咳払いをして、その場を取り繕う。
思わぬ物を見たせいで、つい『素』が出てしまった。
危うく『身バレ』する所だったが、
気を取り直して『演技』を続ける。

「あぁ、その――『メルコ』って知ってる?」

「もしくは『風見亜角』」

以前の『お茶会』で顔を顔を合わせた二人。
彼らは『音仙』の身内でもある。
前にバックヤードで見かけた着ぐるみ達は、
『ノスタルジアトピア』が生み出した物なのだろうと思う。
『ノスタルジアトピア』の本体は、おそらく『メルコ』だ。
この『ゾウ』が『ロブソンくん』と同様の存在だとすれば、
ここに『メルコ』がいるのかもしれないと考えた。

335百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/04(月) 23:26:54
>>331

「なるほどねぇ。よく分かったよ」

如月のように、自らの意思で『無派閥』に身を置く人間がいる。
あるいは、そうせざるを得ない人間もいるのかもしれない。
この『黒服』の事情は知らないが、人間関係の複雑さは、
どこの組織でも同じ事だ。

「今回は『合同開催』って事だけど、
 桜島さんと漣さんが一緒に何かをするってのは、
 割と珍しい方なのかい?
 別に詮索する訳じゃないけど、アンタの話を聞く限りじゃあ、
 桜島さんのお人柄は、
 漣さんとはタイプが違うような気がしたもんでね。
 だから馬が合わないって事も無いんだろうけど」

「そういえば、今日は、
 『お偉いさん方』はお見えじゃないのかねえ?
 もし御出でになるんだったら、良い機会だし、
 挨拶の一つでもしておきたいと思ってさ」

336斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/05(火) 00:17:18
>>328
>>330
>>331


 「…………。」

 (靴のサイズからして年齢は一つ下、頭髪はカツラならばポリエチレン
 いや、判別がつかない、声と歩き方で女性なのは解るが、眼もサングラスでは…)

 ――1つ下でサングラスをかけているスタンド使いの女性?

 「……まさかね。」

それに、エスコート中に他の女性に目を奪われるのも、無礼という物だ
皇帝2人相手でも、僕には手に余ったというのに。

視線を外して先の功労者に向き直る。

 「――そういう事なら日本の『おせち料理』を見に行きましょうか、お手をどうぞ レディ。」

『立食パーティー』のような形式で料理が並んでいるし、『和食』が多いと見た
あっても不思議ではあるまい。

 「こっちの料理は食材に季節と風習からなる信仰が入り乱れていて、それが華やかに映るんですよ
 『信仰心が薄い』と言われる日本人なのに、不思議でしょう?2人の舌に合えば嬉しいのですけど。」

どうも物言いからして…アレクサンドラ達はこの国の人間では無いのだろう
であれば、こういう事もするというものだ ……ある意味では責任重大である。

337『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/05(火) 01:04:06
>>332-333(ナイ)

「え? 『広告費』は別に……
 『なんで物々交換をしているのか』とか、
 『取材』をさせてくれるなら、
 ついでに宣伝をするのは吝かではないのだわ」

「『商売』で記事を書いてるなら、
 また話は別でしょうけどね」

『校内新聞』である以上、
『広告』に『金』を取る程のことは無い。

「ま、あなたが『面白い』と思う時がきたら、
 その時はしてあげるのだわ。『成功者インタビュー』をね!」

>>334(アルカラ)

       スッ

  ≪『メルコ』 ボクラノ 友達!≫
 
          ≪『アズミ』 ボクラノ ゲスト!≫

推測は『合っていた』ようだ。
あの二人の姿は見えないし、ここは『現実世界』のようだが……

>>335(百目鬼)

「お役に立てたなら、何よりです」

          ス…

無派閥の男は小さく頭を下げる。

「『派閥』にもいろいろありますが、
 内部で全てが完結している派閥じゃないなら、
 他のところと組むのは『ありえる』話ですね」

「特に漣さんと桜島さんの派閥は、
 それなりに交流が多い方かな……
 すみません、細かい事情とかはちょっと。
 後からいらっしゃるとは聞いてますので、
 その時に聞いてみてもいいかもしれませんね」    

重役出勤なのか、なにか他の用があったのか、
不明瞭だが、最低でも『今』時点までは来場していないようだ。

338アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/05(火) 01:53:38
>>337

「フフフ、それは素敵な事ね。
 私も貴方の『友達』になれるかしら?」

「ええと――『オリバーくん』」

        スッ

勝手に名前を付けながら、片手を差し出して握手を求める。
今日は『いつものネイル』も付けていない。
ごく普通の爪だ。

「『メルコ』と『アズミ』に伝えてもらえる?『アリスがよろしく』って」

「――――フフ」

少なくとも、この会場にはいなさそうだ。
前に会った時、『メルコ』は、
『外に出るとめんどくさい事になる』と言っていた。
それを考えると、もし来ているとすれば『裏の方』だろうか。

339百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/05(火) 06:26:49
>>337

「それじゃ、また後でお目に掛かるとするかねぇ。
 教えてくれて助かったよ」

            ジュッ

煙草の火を消す。
そして、『火の点いていない煙草』を指の間に挟む。
気休めだが、無いよりはいい。

「さて、ここで待つってのも勿体無い。
 会場の様子でも見てくるとしようか」

「――『煙草』、ありがとね」

『黒服』に礼を言って、喫煙所を出る。
飲み物の中から『焼酎』のグラスを手に取り、ぐいと傾ける。
『酒』も好きな物の一つだ。
煙草の代わりにはならないが、
アルコールが入れば気も紛れる。
しばらく静かに呑みながら、『目当て』が現れるのを待とう。

340ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2021/01/05(火) 21:27:54
>>302 (比留間)
「かんぱーい!」

   チン

「………では、わたしは他所を回りますね
 楽しかったわ、また逢いましょう?

 (…二度と会いたくないんだけど、
  またこいつの顔を見る羽目になりそうな予感があるのよね…
  …予感?バカバカしい…非カガク的……)」

シャンパングラスを両手でちょんと持ったまま会場をふらふらと歩いて行く石仮面。
あとで顔見られないようにこっそり呑もっと。

341ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/05(火) 22:25:58
>>337

「ジャナリスト精神がどうのこうのという話か……?」


商売ではない
→金やちやほやされるために、 新聞を描いてると思っていたのかァーーーーッ!!
 ぼくは、『読んでもらうため』に新聞を描いている!
という事だろうか?と思った。


「うむ、まあ、その時はよろしく頼む」


その日はいつになるやら分からないが、
今日のところはとりあえず食いだめすることにして食事に戻った。

342比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2021/01/06(水) 00:31:30
>>340

「――――乾杯」

           チン

「こちらこそ、貴女のお陰で楽しい時間を過ごせました。
 また出会える時を楽しみにしていますよ」

                コトッ

(貴女と違って、私はあまり飲まない方でして)

『謎の女』が立ち去るのを確認すると、
グラスをテーブルに戻した。
酒が飲めない訳ではないが、自分から口にする事は少ない。
さっきは『礼儀』として相手に合わせただけだ。

「『飲み過ぎ』には、くれぐれもご注意を――――」

(また『事務所』まで送り届けるのだけは、
 勘弁して頂きたいですからね)

前に会った時は、泥酔した彼女を、
『占いの館』まで連れて行く羽目になった。
彼女は覚えていないのだろうが、
こちらとしても出来れば忘れたい記憶だ。
薄く笑って肩を竦め、踵を返した。

343『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/06(水) 05:32:32
>>338(アルカラ)

    《友達ニハ ナレナイゾウ》

       《友達ハ ボクラノ 『仲間』ダケ》

   《デモ 『ゲスト』ニハ ナレル!》

        スゥ

差し出した手を握り返された。
言葉の意味するところは不明だが、
能力上の何らかの制限なのかもしれない。

《『アリスガ ヨロシク』 伝エテオクゾウ》

            ドスドス

      《ソレジャア 『パーティ』楽シンデネ》

その場を去ろうとする『オリバーくん』。
バックヤードの方に向かうようなので、
もし彼らがいるとしたら、同じくその方向なのだろう。

>>339(百目鬼)

「いえ、お気になさらず……
 ご来場ありがとうございます。
 この後も、パーティをお楽しみください」

        ス

黒服は頭を下げ、百目鬼を見送る。
会場は先ほどまで何やら騒がしさを感じたが、
百目鬼が戻って来た今は、概ね落ち着いたムードだ。

           ……

焼酎を傾けながら会場を見渡してみると、
実に多くの『スタンド使い』の姿が見える。
知った顔もいれば、初めて見る顔も多い。
特に多いのは『10代後半』と見える層だが、
その顔ぶれにも『多様性』は見られる。

しばらく経つと、会場の入り口側に知った顔が増えた。
あれは『漣』だ。その横にいる、真紅のスーツの男は『知らない』。

>>341(ナイ)

「あら、中々良い言葉を知ってるじゃない。
 まあ私の方が勿論語彙力はあるけど……
 そんなところよ、お金がいらないとは言わないけど」

学生とはいえ、記者にも色々考えがある。
黒羽のように奇異な者であれば、尚更に。

「ええ、その時を楽しみにしておくのだわ」

口約束ではあるが、事実になる事を祈ろう――――

>全体

会場の入り口には(周囲の黒服らの反応からして)『アリーナ』の者と思われる、
真紅のスーツを着た偉丈夫と、黒基調の晴れ着を着たメガネの女の姿が見える。

他にも、会場を見渡すと手の空いたスタンド使いらしき人間は多い。
話し相手、新たな『同胞』を探しているなら、見つけることは容易な状況だ。

344アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/06(水) 19:46:15
>>343

「フフフ、ありがとう」

『ノスタルジアトピア』を『一つの世界』とするなら、
『住人』が『友達』で、『外から来た者』が『ゲスト』なのだろう。
この場合、『親しさ』は関係ないはずだ。
そうでなければ、『メルコの仲間』である筈の『亜角』が、
『友達』になれないとは考えにくい。

「『ゲストにはなれる』――その言葉が聞きたかった」

『オリバーくん』を見送り、一人呟く。
適当な距離を置いて、気付かれないように後を付いていこう。
あの外見なら、人に紛れて見失う事はない。

345石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/06(水) 19:53:20
>>331>>337>>343(GM)
「ああ、気が向いたら頼むぜ、クロちゃん。」

>>332>>333>>341(ナイさん)
「おう、いい話になるといいな。」

346百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/06(水) 19:59:47
>>343

「おっと、どうやらいらっしゃったようだね」

        コト

「『挨拶』してこようか」

空になったグラスを置き、新たに現れた二人に歩み寄る。
この催しは『桜島派』と『漣派』の合同開催。
『漣』の隣にいるのが、おそらくは『桜島』だろう。

「漣さん、こんにちは。『その節』はどうも」

「――――はじめまして」

二人に向かい合い、まず漣に一礼する。
それから、隣の男に頭を下げる。
手始めに、どのような人間か確かめよう。

347アレックス『キサンドリア』:2021/01/06(水) 20:13:26
>>331(GM)
>>336(斑鳩)
アレクサンドラ「ありがとう、斑鳩。」
『キサンドリア』(男)「ありがとう、斑鳩。」

アレクサンドラ「ふふ、おいしそう。日本って不思議な国ね。」
『キサンドリア』(男)「『皇帝』と呼ばれていても、所詮僕らは『アリーナ』の子飼だからね。」

アレクサンドラ「『アリーナ』に呼ばれれば何処へでも。」
『キサンドリア』(男)「興行から興行へと行くだけ。必要とあらば、何でもする。」

アレクサンドラ「井の中の蛙。」
『キサンドリア』(男)「裸の王様。」

アレクサンドラ「だから、こうして華やかな新年パーティをできることなんて滅多にないわ。」
『キサンドリア』(男)「日本に来ることだってなかなかない。この国でも言うだろう、『かごの中の鳥は』って?」

アレクサンドラ「来年はどの国で新年かしら。」
『キサンドリア』(男)「『皇帝』と言ってもこんなものさ。」

アレクサンドラ「あなたには夢がある?斑鳩?」
『キサンドリア』(男)「あるなら大事にするといい。」

348御影憂『ナハトワハト』:2021/01/06(水) 21:20:51

会場の片隅に、『ジャパニーズホラー』のような女がいた。
顔を隠すように垂れ下がった前髪の隙間から片目だけが覗く。
『黒服』に渡したのは、
『リング』・『リング2』・『らせん』・『リング0バースデイ』の、
ブルーレイ豪華四点セットだ。

  【今、入ったところ】

               ――――【分かった】

               ――――【了解】

『LINE』のグループチャットに送信し、
出来るだけ多くの人間の顔を覚える事に集中する。
『アリーナ』主催のパーティー。
ここに来たのは『情報収集』の一環だった。

349斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/07(木) 00:30:33
>>347

 「――ああ、勿論」

大事にしているよ、という続きは出てこなかった
今の自分が本当にそう出来ているか、確信が持てなかったのだ

もし今の行いが、両親の意図に反している物ならば……。

 「でも、そういう事なら 今日の機会をめいっぱい楽しまなくてはね!
 向こうには露店も見えるし 何処に行っても残る思い出にしてくれよ
 『一期一会』っていう言葉もこの国にはあるのさ。」

――表にはださない 僕は『勝利者』だ
彼らに勝利した以上、勝った者として胸を張る義務が僕にはある。

 「意味は、あなたとの出会いは、二度と巡っては来ないたった一度きりのもの。
 故に、この一瞬を大切に思え……『僕達』は大事にするよ、『君達』との出会いを。」

故に笑顔で、彼らを見送るのだ
それが勝者の手向けなれば。

350一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/07(木) 05:00:33
>>337
涼しく刺すような玲瓏とした風貌のあどけない少年が新たに入場する。
透き通った肌は血管が薄く見えて、淡い青色に微かなエメラルドの反射が混じる瞳。
ウルフカットの白髪。総じて生命印刷コピーの失敗と言える見た目だ。

「ま、間に合った。私の『最高傑作』を…
 1ヶ月の試行錯誤と徹夜の結晶…」

目の下に出来たクマを擦りながら『黒服』に『プレゼント』用の『マーブルリーフ』を渡す。
フライパンで熱したクラックビー玉を『慈悲の刃』で削り、耐久性を上げるべくマニキュアなどを塗り続け、ワイヤーで括り固定した宝石のごとき無数のビー玉。

「あけましておめでとうございます…」

『黒服』に新年の挨拶をした後は『マーブルアート』を入れたビニール袋を片手に会場を彷徨う。
最高傑作には劣るが拘りに拘り抜いたクラックビー玉の輝きは宝石と勘違いされるかもしれない。

351御影憂『ナハトワハト』:2021/01/07(木) 19:06:01
>>350

会場を歩いていると、『別の客』と目が合った。
白いワンピースを着た女だ。
長い前髪で顔の大部分が隠れており、表情は窺い知れない。

       コク…………

女が会釈してきた。
外見は不気味だが、最低限の社交性はあるらしい。
話しかけてもいいし、そのまま素通りしてもいいだろう。

352『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/07(木) 20:14:48
>>344(アルカラ)

『オリバーくん』は会話が終わったと認識したようで、
着ぐるみらしいぎこちない動きで頭を下げると、
『アルカラ』を振り返る様子もなく『外』へ歩き出す。

      ドス
              ドス
                     ドス

会場の外は『殺風景』だ。
というより『無駄』や『余分』が無い。
閉塞感さえ感じる窓の無い通路で、
時折すれ違うのは『着ぐるみ』ばかりだ。
とはいえ『異常な空間』という感じはせず、
単に彼らしか来る用がないのだろう――

特に呼び止められたりもせず、やがて『扉』に行きついた。
変哲も違和感も無いが、『手の甲のスタンプ』と同じ紋が浮かんでいる。

>>345(石動)

「ええ、気が向くニュースになる事を祈ってるのだわ!」

>>346(百目鬼)

「まァ、百目鬼さんやないですか。
 来てくださったんです? 嬉しいわ〜
 明けましておめでとうございます〜」
 
          ペコリ

上機嫌な様子で漣が挨拶を返す。
そしてその様子を見守るでもなく、
頭を一度目に上げた百目鬼が見るのは、
先に頭を下げている赤スーツの男――――『桜島』。

「どうも、お初にお目にかかるッ!
 そして、『明けましておめでとうございます』ッ」

「俺はアリーナの『桜島』!
 ――――漣氏とは既にお知り合いのようだ。
 俺も、顔を覚えていただけるよう尽力しよう!」

声は大きいが、耳に障るような声色ではない。
『警官』にもこういう人間はいる。『体育会系』というヤツだ。

>>348 >>350(御影)

『多くのスタンド使い』が集い、『アリーナ』の主催で、
また『音仙』より開催の報せがあったこの会合。
『探りを入れる』には、絶好の機会と言えるだろう。

             ガヤ ガヤ

アリーナの者らしき『黒服』の職員や、
周囲の対応から見るに『上位』らしき、
赤いスーツの男と、着物を着た女。
在野のスタンド使いも老若男女を問わず、
しきりに周囲を見渡す不慣れそうな者や、
堂々と飲食を楽しむ、『手練れ』の者もいる。

      ワイワイワイワイワイ

  「えーーー!
   きみも『スタンド使い』だったんだーーー
   じつはあたしもそうだったんでーーーーす」

……あれは『円谷』だ。
他の誰かと話しているらしい。
場ゆえか前に会った時以上にうるさい。
何か知ってるとも思えないし、利益は薄そうだ。

とりあえず、色素の薄い少年に会釈をしてみた。どうなるだろう。

>>349(斑鳩)

例の『サングラス』の人物が、
『会場の外』へ行ったのが視界の隅に見えた。
追う理由があるかどうかは、分からないが……

>>350(一抹)

「明けましておめでとうございます。
 今年も、『アリーナ』をよろしくお願いします」

           ペコーッ

「素敵な『ビー玉細工』ですね!
 きっと、貰った人は喜ぶと思います!」

真面目そうな職員に、凝ったプレゼントを渡す――――と。
不気味な女(>>351)に会釈された。どう応じるのが、この場合良いのだろう。

353一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/07(木) 20:19:59
>>351
「あけましておめでとうございます。
 この不思議な場所に来れるってことはスタンド使いですね?」

テクテクと近寄って長い前髪の女性を見上げる。
多少は不気味に思えど度重なる事件でメンタルと根性が鍛えられたせいで恐れはない。
見た目の怖さで言えば宗像さんの方が上だ。

「清月学園に通う中学一年生の一抹です。
 所属は無し。裏との繋がりはありません」

「お姉さんのお名前は?」

もしかして『アリーナ』関係者さんだろうか?
前髪が長くて誰かと衝突しないか心配だ。

354アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/07(木) 21:13:08
>>352

           ザッ

「フフ――――」

黒いサングラス越しに『扉』を見つめ、不敵な笑みを浮かべる。
手に押された『スタンプ』と同じ印。
おそらくは『鍵』か『手形』か、そういった類の物なのだろう。
ここまで来た以上、次の行動は決まっていた。
少しの躊躇も迷いもなく、『扉』を開ける。

355百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/07(木) 21:15:00
>>352

「『桜島』さんだね。ご丁寧にどうも。
 アンタみたいに元気な人を見ると、こっちも張り合いがあるよ。
 『まだまだ頑張らなきゃいけない』と思えるんだ」

性格に関しては、『黒服』に聞いた話と一致するようだ。
まだ表面を見ただけだが、言動からは実直な印象を受けた。
自分としては、こういった人間には好感が持てる。

「アタシは『百目鬼小百合』。
 漣さんとは、ちょっとした知り合いって所さ。
 この催しに参加させてもらえて、お二人には感謝してるよ」

「ここの人に聞いたんだけど、
 『闘士』とやらを積極的に呼び寄せてるんだって?
 それは具体的に何をする人間なんだい?」

356アレックス『キサンドリア』:2021/01/07(木) 21:31:01
>>349(斑鳩)
>>352(GM)
アレクサンドラ「『一期一会』……。」
『キサンドリア』(男)「……なるほど。」

アレクサンドラ「ありがとう、斑鳩。」
『キサンドリア』(男)「キミと戦えてよかった。」

アレクサンドラ「『私達』も大事にするわ、『あなた達』との出会いを。」
『キサンドリア』(男)「『僕達』も大事にするよ、『あなた達』との出会いを。」

357御影憂『ナハトワハト』:2021/01/07(木) 21:33:38
>>352

「うわ…………」

『心の声』が思わず表に出た。
毛嫌いしている訳ではないが、
あまり顔を合わせたくない相手だった。
明るい人間は苦手なのだ。
しかも、前に見た時よりもテンションが高い。
見つかった場合、『どうなるか』は予想がついてしまう。

(見つかりませんように…………)

>>353

     ススッ…………

近付かれると、さりげなく距離を取る。
積極的に歩み寄ってくる人間は苦手だ。
しかし、向こうから『情報』をくれるのは有り難かった。

    「『御影』…………」

           ボソッ

          「…………『憂』」

前髪のカーテンの向こう側から、小さな声で言葉を返す。
名前以外の事は話さない。
特に聞かれていないからだ。

「…………一人?」

とりあえず軽く探りを入れておく。
『スタンド使い』なのは間違いない。
それは自分も同じだ。

358一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/07(木) 22:21:14
>>352
>>357
「人見知りさんですか? 今のままの距離にしておきます」

ここまで大人しいスタンド使いは初めてだ。
距離を気にするのは気質的なものとスタンドのスペックなどが理由だろう。
いや、話し掛けてから秒速で嫌われた可能性も…

「一人ですよ…? スタンドも半自立型とかじゃありません。天涯孤独、無所属、無派閥です」

ここが交流会的な場所であれば、自分ほど関わる旨味が存在しないスタンド使いは居ない。
各勢力と薄い縁が有る癖に太いパイプを持っていない。
所詮は中学に進学したばかりの子供である。

359御影憂『ナハトワハト』:2021/01/07(木) 22:36:31
>>353

「…………『半自立型』?」

(聞いてないのに教えてくれてる…………)

不思議そうに首を傾げてみせるが、実際は知っている。
御影憂がスタンド使いになったのは、何年も前の事だ。
だから、首を傾げたのは、知らないという『ポーズ』に過ぎない。
この子は思ったより色々と喋ってくれそうだ。
『もっと引き出せる』と判断した。

「…………この中に『友達』は?」

尋ねながら、会場に視線を向ける。
その時、『円谷』の方を向きそうになり、すぐに目を逸らした。
『何かあるように見える』かもしれない。

360一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/07(木) 23:25:50
>>359
「ちょっと不運にも『エクリプス』が関連する事件で一緒に…」

「本体から独立した思考と行動をするので『半自立型』
 と勝手に名付けました。本体は優しく心強い方です」

周囲を見渡すが知り合いらしき人物は見当たらない。
よく考えたら新年早々にスタンド使いの交流会に出向く知り合いなど居ない。

「みんな家族が居るから来てないみたいですね。
 小林先輩とアリスさん、矢貫さんも居ません。
 『夢世界』で助け合った方々なのですが…」

「夕立先輩と塞川さんも見当たりません。
 宗像さんは『エクリプス』に狙われてるから無理かな…」

チラッと御影さんが目を逸らした先の人物を見る。
こちらと正反対の陽の気を振り撒く女の子が楽しげに喋っている。

「凄い明るい方ですね。御影さんの友達ですか?
 朝山さんみたいだ…うわぁ…」

ちょっと私には眩しすぎる。眩しいというより騒がしい気もする。

361御影憂『ナハトワハト』:2021/01/07(木) 23:53:46
>>360

「…………いっぱい知ってるんだ」

(『エクリプス』に関わってる…………)

(…………『要チェック』)

出てきた名前は覚えておこう。
『スタンド使いの名前』なら、貴重な情報になる。
『エクリプス』と接触している事も見逃せない。

「あれは…………『友達』っていうか…………」

「『知り合い』っていうか…………」

        ボソ

「…………『円谷世良楽』」

「『同じ学校』みたいだし…………行ってみたら?」

円谷を一瞥し、そう誘いを掛ける。
ただし、自分は彼女に近寄る気はないが。
もっとも、『一抹経由』で、
自分の存在が円谷に知られてしまうかもしれない。
だが、そこまでは考えが及ばなかった。
おそらくは、あの騒がしい程の明るさのせいで、
思考が鈍っていたかどうかしたのだろう。

362『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/08(金) 00:39:40
>>354(アルカラ)

『スタンド能力』は無限の可能性を秘める。
この『紋』も、その一つという事だろう。

       ギ

          ぃぃぃ 
                  ――― ・・・

扉の向こうは『別の通路』だ。
空気が違う、と感じる事が出来た。
天井が高く、窓の外は『遊園地』。
ここは――――前にも一度、来た事がある。

          ドス …

               ドス …

着ぐるみだけが歩いている、
この空間の名は『ノスタルジアトピア』。
廊下は奥へと続いている。出迎える者は出てこない。

>>355(百目鬼)

「何とも嬉しく、そして頼もしい言葉だッ!
 漣氏は、とても良い『ビジネス相手』を見つけたようだ」

破顔一笑し、言葉を受け入れる桜島。
少なくとも表面的に実直である事は間違いない。

「いや〜ほんま、頼れるお方ですわ百目鬼サンは。
 ……桜島さんの『興行』にも、
 参加してもらえたらありがたいんちゃいます?」

「ああッ、間違いなく。
 ――――と、ご質問の答えにもなる事だが、
 俺はアリーナにおいて『興行』……
 つまるところ、『試合』を取り仕切る人間の一人でなッ」

「即ち……『闘士』とは、『スタンド使い』同士の『試合』参加者だッ!
 試合形式は場合にもよるが、主に一対一。勿論、『安全対策』は万全だがッッ」

>>357 >>360(御影・一抹)

一抹の名を上げた人間は、認識通り会場内には見当たらない。
『円谷世良楽』は人の多さゆえか、こちらに気付いてはいないようだ・・・

363一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/08(金) 00:52:10
>>361
「スタンド使いなら拉致られたり『エクリプス』の計画に巻き込まれて知り合いが増えてきませんか?」

「御影さんも『エクリプス』について何か知ってますか?
 この間は最前線で戦ってた連中を蘇生させるべく色々
 やってたのを知り合いと潰しましたが…」

何やら騒がしい人物も同じ学校の生徒らしい。
交遊関係を広めるのも悪くない。円谷さんという方に会ってみようか?

「御影さんも行きますか?」

「おっと、その前に『プレゼント』です。
 最高傑作はメインに出したので試行錯誤の途中に出来た品を…」

ビニール袋からマーブルアートを取り出す。
植物を象った白いワイヤーで固定された飾りつけと真っ赤なクラックビー玉のブローチだ。
ttp://blog.kulala-minamisendai.jp/?eid=601#gsc.tab=0

「私の『インダルジェンス』で作りました。
 これはスタンド物質ではありません。私の能力は『悪感情』だから罠じゃないですよ」

「髪留めにも使えますよ。どうぞ」

必死に背伸びをして御影さんにブローチを差し出す。
流石にスタンドを出すと脅えてしまうだろうから背伸びで手渡す。

364村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/08(金) 01:06:34
>>331

「・・・『恩に着る』。『十分』だ。」

『仕事』の範疇であれ何であれ、『欲しいモノ』が手に入ることは良いことだ。
それに、予想外の収穫もあった。

 「しかし『腕のある使い手』とは、なかなか持ち上げられたもんだ。
 悪い気はしないが、買い被りじゃあないか?あんたの前じゃ、何も見せてないってのに。
 それとも、『斑鳩』が何か言ったかい?」

『おれの能力が認知されている』・・・これが分かったのは大きな収穫だ。
『よりよい明日』のため、活用させてもらうとしよう。
もっとも、それは『アリーナ』からしても同じことだろうが・・・

365『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/08(金) 01:13:52
>>364(村田)

「それならよかった。
 ――『雇用』には『連絡』が必要だ。
 こちらの名刺だけではなく、
 いつでも通じる、そちらの連絡先がな」

          ス

「一応渡しておくが、そちらから連絡するなら、ここに」

執事服の男は、先んじて名刺を渡してきた。
『冬川 凍(ふゆかわ こごえ)』――――
その表情や声色同様に、冷たい字面だ。
電話番号と、『連絡アプリ』のID、
そしてメールアドレスも書かれている。

「状況判断もあるが――――
 言ったのは『本堂ゲンマ』だよ。
 『当事者』の言葉が、一番参考になる。
 だから一応、持ち上げているつもりは無いが」

「買い被りだったかどうかは、今後教えてくれるとありがたい。
 お前が望むなら、アリーナには他の『仕事』もあるからな」

『活用』する気は隠す気もないようだ。それをどう取るかは、村田次第。
いずれにせよ、この男との『交流』は意味を生んだ。まだ続けるか、どうするか。
他のスタンド使いや、『アリーナ』の関係者らしき人物も、会場にはよく見当たる。

366御影憂『ナハトワハト』:2021/01/08(金) 01:20:22
>>363

「…………『知らない』」

「『スタンド使い』になったの…………『最近』だし…………」

平然とした表情で、首を横に振る。
もっとも、『表情』は見えないだろうが。
このイベントは『アリーナ』の主催であり、
大勢の『スタンド使い達』が集まっている。
ここに来た目的は、あくまでも『調査』の為だ。
迂闊に自分の事は話せない。

  「もらっとく…………」

              スッ

              「…………どうも」

(『インダルジェンスで作った』…………。
 それが出来る『スタンド』…………)

(あとで『一生』と『研吾』に見せよう…………)

こちらは普通に手を伸ばして受け取る。
これもスタンドの力を推し量る参考になるだろう。
頭の中では、密かに考えを巡らせていた。

「…………行ってらっしゃい」

ブローチを手にして歩いていき、離れた所で立ち止まる。
人に勧めておきながら、やはり自分は行く気がなかった。
『当初の目的』通り、
その場にいる人間の姿を覚える事に専念するつもりだ。

367アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/08(金) 01:46:10
>>362

「ほら、ヤッパリいったとおり。
 このキレアジするどい『カン』にくるいはなかった。
 ウワサによると、
 『ペーパーナイフ』よりも『シャープ』だって…………」

                  「…………じゃなくて」

         コホン――――

「無事に『不思議の国』へ御到着」

「でも、『イカれ帽子屋』は出て来ないみたいね」

前に来た時の事(>>118)を思い出し、ぽつりと呟く。
一度訪れただけだが、印象が強烈だったため、
ここの事はよく覚えていた。
ここが『あの場所』である事が『五感』で感じられるのだ。

「それじゃ、『ゲスト』として顔を出しに行きましょうか。
 さっき『許可』は貰ってるんだし」

「――――『お邪魔します』」

                  スタ スタ スタ

眼前の光景に一瞬『演技』を忘れてしまったが、
気を取り直して廊下を歩き始める。
おそらくは、この先に『例の二人』がいる筈だ。
久しぶりに『挨拶』してこよう。

368百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/08(金) 02:19:20
>>362

「『興行』――なるほど、そういう話かい。
 それについては、こちらの漣さんから少し聞いたね」

『力』を持てば使いたくなるのも人間の性だ。
それが『悪事』に向けられるのであれば、
抑止しなければならない。
しかし、何もかも規制すると、
より大きな問題を招く事に繋がる。
現実問題として、『ガス抜き』は必要になるだろう。
詳しい背景は知らないが、
『スタンドを利用した犯罪』が起こるよりは、
『監督下で行われる試合』の方が健全なのは間違いない。

「今の所『試合』に出る予定は無いけどねぇ。
 もしかすると、これから『ご縁』があるかもしれない。
 その時には――――まぁ、よろしく頼むよ」

「さてと……あんまりお偉いさん方を引き止めちゃ悪いし、
 アタシはパーティーに戻るとするか。
 お二人さん、どうもありがとう」

「あぁ、これは『出来れば』でいいんだけどねえ。
 『無派閥』の『如月慧慈』に会ったら、
 言っといてくれないかい?」

「『また何処かで』ってね」

それだけ伝えて、二人の前から歩き去る。
『桜島派の代表』と直接会えただけでも、
ここに来た値打ちはあった。
残りの時間は――――静かに『酒』でも飲んでいよう。

369一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/08(金) 20:24:29
>>366
「私も一年前に目覚めたばかりです。同じく『初心者』。
 各勢力と色々有りましたから分からないことは聞いて
 ください」

「あっ、駅前で『ニュー・エクリプス』云々と騒いで
 る子が居たら優しくしてあげてくださいね。
 危険性の無いごっこ遊びですから…」

『ニュー・エクリプス』タオルをバックから取り出して見せた後、凄まじい陽の気がする円谷さんの方へ向かう。

>>362
「御影さんの知り合いの円谷さんですか? 」

子供は恐れ知らずである。友達の友達は自分の友達という感覚で生きている。
御影さんが見ていた明るい子に話しかける。

370風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/08(金) 21:38:48
困ったという程では無いが、風歌は悩んでいた。
生ゴミを拾って食える面の皮の厚さはあるが、かと言って真っ当な人間に話掛けるのはどうにも苦手である。
自分はゴミであり、ゴミはゴミらしく在らねばならないという思考が、行動の炸裂を阻んでいた。
されど――服装を変えてもらう約定が、多くと関わり、ハンカチを渡す事である。
卵を割らねば、オムレツは作れない。空き缶は引き換えねば銭にならない。結局、行動しか無いのだ。

「す、すみません…・…ちょっといいですか」

精一杯の勇気を出して、風歌は目の前の『誰か』に声を掛けた。

371御影憂『ナハトワハト』:2021/01/08(金) 23:29:46
>>370

離れた位置から、その光景を一瞥する。
そして、すぐに視線を外した。
小皿に『湯豆腐』を盛り、持参した『ソース』を取り出す。
髑髏のキーチェーンが付いた、米国産の『デスソース』だ。
あまりの辛さで、
『心臓発作を起こして死んだ人間がいる』というのが、
命名の由来らしい。

(この前もらった『ジンジャークッキー』…………)

          ドボドボドボ

(…………また食べたいな)

思い出すのは、クリスマスに一生から渡された『激辛クッキー』。
『スタンド使いが作ったもの』だと聞いた。
彼の話によると、『お菓子を作る能力らしい』との事だ。
そうこうしている内に、『湯豆腐のデスソースがけ』が完成する。
箸を取ると、平然とした顔で、『それ』をつつき始めた。

372一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 00:16:59
>>370
「ん? はい。どうかしましたか?」

小さな少年だ。恐れる要素のない少年が下から見上げている。
もしかしたら『炊き出し』や衣類の配布で見かけたことがあるかもしれない。

373風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 00:31:23
>>372

ホームレスである風歌の生存は、拾得物の換金、違法狩猟、そして複数団体の炊き出しによって賄われる。
ボランティア団体、宗教団体――持たざるものに糧を与える者たちは多い。花壇に水を注ぐが如く、ゴミ達に餌を与えるのだ。
その『餌やり』に於いて、風歌は少年の姿を見たことがある。
瞬間、風歌は恐れを抱く、化けの皮を剥がされはせぬかと。
しかし……この少年を見かけた時は、確か、宗教団体の炊き出しであった。
ならば……風歌は、この少年に神の愛がありますようにと祈った。

「あの、『始めまして』……ちょっと、お話いいですか?」

374一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 00:49:15
>>373
「いいですよ。私のような年下に敬語など使わないで
 ください。普段通りで大丈夫ですよ」

「何度か『炊き出し』でお会いしてますし…
 ゆっくりと『お話』しましょう」

何も考えずに秒速で承諾する。
こういった人々とは何度も会話をしている。どもった話し方から緊張を察してリラックスを促すのも馴れたものだ。

375風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 00:57:58
>>374
この少年は、風歌の意を組まない――意図しているのか、いないのかは解らないが。
しかし、風歌は鉄火に飛び込んだら引かぬ女である。こうなったら、やるしかないのだ。

「どうも……・」

話――話と来た。まさか次の炊き出しは肉を多く入れてくれとでも言うか、言えない。
ならば、この場にふさわしい話題とは……

「やっぱり、坊やも『スタンド使い』なのか?」

ひどく当たり前の事を聞いた気がして、風歌は恥ずかしくなった。

376一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 01:19:26
>>375
「スタンド使いですよ。鉄火場も多少は…」

「そう言えば、名前を名乗っていませんでしたね。
 一抹と呼んでください。中学一年です」

礼儀正しくお辞儀をする。頭を下げると余計に小さく見えるはずだ。
ついでだから先に名乗って話のペースを握る。

「私に用がある感じでしたが何かありましたか?
 怪我でもしました? 年始は無料診療所も休みですから…」

保護者のように具合の悪いところがないか見る。
年末年始に備えて衣服や絆創膏は多めに配布したが不慮の事故もある。出来るなら助けになりたい。

377風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 01:24:38
>>376

「実際は、話と言うほどでもないんだけどな……」

ぽりぽりと頭を掻きながら、風歌は困った顔を浮かべる。

「アタシの普段を知ってるなら、こういう格好を用意できない事は分かるだろ? けど、用意してもらった――その時、色々な相手と関わりを持つ、と約束をしたのさ」

そして――紙袋から、白いハンカチを取り出し、差し出す。

「とりあえず、お近づきの印に、だ。どうぞ、拾いもんじゃない、ちゃんとした貰いもんだよ」

378『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/09(土) 03:54:37
>>367(アルカラ)

                 ゴ ォォォ ――――――  ン ・・・

     ゴォォ  ォォォ ――――――   ン ・・・

幾つも通り過ぎる窓の外から、鐘の音が聞こえる。
外に広がるのは変わらず『遊園地』。
『天蓋』は星空を映し、巨大な観覧車は稼働し続ける。
無いのは『客』だけ――――外は無人だ。

やがて、『扉』があった。

              ギ
                ィィ

「――――あれぇ? あなた、『夢見の国のアリス』!」

そして、やはり『彼女』が出て来た。
鼓笛隊のような華々しい衣装に、
背の高い帽子をかぶっている。
見た目は何も、この前と変わらない。

「『誰か』来たのは気付いてたのよぉ〜〜ん。
 またね!って言った事、ちゃぁ〜んと覚えてくれてたんだ」

         「どう? 入る?
          前と変わらない顔ぶれだし、
          前と変わらない『内輪』のパーティだけどォ〜」

「ア〜リスが来たらぁ、しおんちゃんは、きっとスゴク喜ぶと思うわ」

>>368(百目鬼)

「ああッ、少なくとも俺は意義ある――――
 そして『エンターテインメント』として価値ある活動と考えている!
 試合に『出る』事は無くとも、『会場警備』や『迎賓』といった、
 貴女であれば適任であろう『仕事』は、いくらかあるッッ」

「故に――――『その時』が来ることを、 
 心より楽しみにさせていただこう!
 いや、新年早々良い『出会い』があったッ!」

桜島は屈託なく、よく笑う。
しかし過剰な『距離の詰め方』はしてこない。

「いやぁ、うちらなんてそんな大して偉くもないですわ。
 むしろ百目鬼さんを独占させてもろて、他のお客さんに悪い事しました」

漣は袖を口に当て、目元には笑みが浮かんでいる。

「ン、『如月』氏に? 無論構わない! が――――」

「こういうんは詮索するもんちゃいますわ、桜島サン。
 ええ、『如月』さんにもよう伝えときます。それじゃあ、パーティを楽しんでくださいねえ」

『アリーナ』が如何なる『背景』を秘めているのか、
それは今はまだ分からないが、『百目鬼』の行動は『入り口』を作るには十分。
望むならばやがては、その深淵に光を差し込ませる機会が来るかもしれない。

>>369(一抹)

『円谷』に声をかけようとしたが、先に『風歌』が話しかけて来た。
『円谷』はあちこち移動しているが、うるさくて動きも大きく目立つ。
後から見つけて話しかけ直すのは、そんなに難しい事ではないだろう。

>>370(風歌)

声をかけた相手は――――『一抹』と名乗る少年だった。
この出会いが果たして『風歌』に、どのような物をもたらすか。

>>371(御影)

『死』に由来する、地獄のような色の『調味料』を躊躇なく食らう。
『激辛』はまさしく『食べ物』界の『ホラージャンル』。
幸いにして会場には、他にも辛い料理は見当たるようだ。
『円谷』が来る様子もないし、あとは食事を楽しみつつ情報収集に励むのが良い……

379一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 05:23:28
>>377
「こういった時は『エクリプス』がスタンド発現の準備
 でも進めているのか、と疑うものですが『アリーナ』
 も対策を講じているはず」

「『ハンカチ』を用意した方の善意を信じます」

毒殺されたり数々の騙し打ちを受けてきたが臆病なだけでは生き残ることも出来ない。
大胆さと柔軟さのバランスを保てば、大抵の事態は何とかなる…気がする。たぶん。

「お姉さんのお名前は? 最近は若いホームレスさんも
 少なくありません。
 上手いことやりくりしてネカフェに泊まり様々な手法
 を使って稼ぐ貴方たちは逞しいですね」

『ハンカチ』を受け取りポケットに仕舞う。
そして、様々な『マーブルアート』の入ったビニール袋を背伸びしながら差し出す。
何も言わなければ高級アクセサリーと勘違いするクオリティの品々だ。

「売ってお金にしてください。最高傑作に及びませんが
 スタンドを使って様々な加工を施したものです。
 100均のビー玉ですがメルカ…ネットの闇市を利用し
 て売り捌けば多少の資金となるかもしれませよ?」

「定期的に開催されるフリーマーケットに出展するのも
 悪くありませんね」

>>378
遅れてきたせいか食事や固定の友人たちと話す人達も増えてきた気がする。
目の前の彼女と話が終わったら1ヶ月続きの徹夜で失った栄養を補うべく食事に集中するとしよう。

(それにしても朝山さんの明るさに匹敵する元気な方だ。
友人でもない私が話し掛けるのも…)

380夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/01/09(土) 09:59:20
>>378

「フフフ、初めまして」

「最初に『自己紹介』しておくわ。
 私は『アルカラ』。『アリーナ』の『ファイター』よ」

「――――って入る予定だったんだけど…………」

                    バサッ

            ガバッ

    スチャッ

勢いよく『ウィッグ』を取り、『白衣』の前を開け、
『サングラス』を付け替える。
ウィッグの下は『金髪』で、
白衣の下は『アリス風のファッション』。
サングラスのレンズは『黒』から『青』に変わった。

「ショージキそろそろ『ゲンカイ』だったし、もういいや!!
 コッソリ『せんにゅう』したらカッコいいんじゃない??
 とおもってやってみたけど、
 やっぱこういうエンギはむいてないな!!
 『アリス』は『こせいはジョユウ』なんだぞ!!
 『マジメなエンギ』をもとめるのがマチガイだったって、
 『メイブツひょうろんか』もいってたし。
 『カントク』!!でてこいよ!!」

「でも、こんごのために、
 『あたらしいヒキダシ』をふやしておくコトもダイジか……。
 カントクは、ソレをいいたかったのかもしれないな……。
 こんかいはおおめにみてやろう」

全ては昨日テレビで観た『映画』が原因だった。
裏社会を舞台に、
クールなヒロインが大活躍する華麗なスパイアクション。
それに影響された結果、
このような行動に出る事になったのだ。

「おッ、いいね〜〜〜。はいるはいる。
 いつまでもタチバナシもナンだし、どうぞどうぞ」

「『メル』、ひさしぶりじゃん。
 『カザミン』もゲンキ??
 しおんちゃんもゲンキだよねぇ??」

「あ、『ロブソンくん』もゲンキ??」

扉の中に踏み込みながら、『前に会った時』を思い出す。
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1511075107/755)
『またあおうね!!』っていって、バイバイしたっけ。
そのときは、またあえるかどうかなんて、
わかんなかったんだけど。

381風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 10:15:40
>>379

「なるほど、な。ちっと妙な事をしちまったみたいだ」

風歌は苦く笑った。少年――もとい、一抹の態度を見て、己の愚かを悟らぬ程に愚かではない。

(スタンド使いってのは、いつも差し出された手に画鋲が仕込まれてねぇか疑わねぇといけないってわけか)

何が起きるか解らないが故に、何が起きるかを常に警戒しなければいけない世界。
万が一の敵意を嗅ぎ損ねたら、ただの一刺しで致命を追う世界。
――その世界に生きながらなお、彼はハンカチを受け取った。
風歌はゴミである。しかし、信頼に対して不信で応える不義理は好まぬ。三寸の虫にも五分の魂があるのなら、ゴミにも仁義の魂はある。

「だが、そんな妙を受け取ったくれたんだ、名乗らねえ訳にはいかねぇな――アタシの名前は風歌、風歌鈴音――風歌で良いぜ」

そして、ビニール袋を受け取った風歌は、しげと眺める。
キレイである。少女らしい感性など死んで久しいと思っていた風歌であるが、物質に対して金になるかではなく、美醜を深く感じ入るのは久しぶりであった。
ネット環境を持ってはいないし、売れはせぬ――偶に眺めて置こうと思いながら、風歌は紙袋から『チョコレートの詰め合わせ』を一つ取り出した。

「プレゼント交換にはちと速いが、『お返し』だよ。旨いぜ、多分な」


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