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【イ】『星の祭典』

1『星見町行事録』:2018/10/23(火) 02:11:53

☆☆☆  お祭り会場へようこそ  ★★★

・当スレッドは『七夕』『正月』『クリスマス』『ハロウィン』など、
 板全体でのPC向けイベントに用いるためのイベント専用スレです。

・特に時季の定めのない『社交パーティ』などの開催も可です。
 
・季節のイベントである必要は特にありませんが、
 ご自身のシリーズミッションなどに絡む内容であれば、
 ご自身の運営するミッションスレの利用を推奨します。

・参加条件が限られる、また参加者を固定するイベントは、
 ご自身でスレを建てるかフリーミッションスレでどうぞ。
 当スレは原則『途中抜け』『途中入り』自由のイベント用です。

・PL向けのイベントは当該スレでどうぞ。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1466002084/

164小石川文子『スーサイド・ライフ』:2019/01/08(火) 22:03:52
>>159

  「お陰様で、とても楽しい時間を過ごさせていただくことができました……。
   ……ありがとうございます。
   皆さん……どうぞ良いお年をお迎え下さい」

          スッ……

  「――では、失礼します……」

頭を下げて会場を後にし、家路に就く。
外の空気は冷たいけれど、心の中は温かかった。
その温もりを確かな糧にして、これからも私は生きていきたい――。

165宗像征爾『アヴィーチー』:2019/01/08(火) 22:31:59
>>159

帰る前に『アリーナ』の面々と向き合う。
それなりに悪くない時間だった。

「興味ある集まりだった」

「縁があれば――」

言いかけて途中で口を閉ざす。
『縁があれば』と告げて別れた相手が次に出くわした時には敵になっていた。

「――あんたらも達者でな」

挨拶を言い直して会場から立ち去る。
『あの言葉』は俺が言うと縁起が悪いのかもしれない。

166天雨 サトリ『10cc』:2019/01/09(水) 22:48:26
>>161(美作)
>>163(天雨)

場の空気に浸っていたか、少し呆けていた。

「まあ、まあ、まあ、パーソナリティ!
 素敵なお仕事ですわ……それに道理で、
 とても気分の良い褒め方をなさいますのね!
 私の実家の事はいくらでもお褒めくださいまし。
 私自身の事も、ね。褒められるのが好きなので。
 ……ああ……時間が許すなら、ですけれど」

パーティは本格的に、終わりらしい。
名残惜しいが、素晴らしい繋がりができた。
仕事に利用したいという打算もあるが、
単にプライベートとしても充実した気分だ。

「あらっ…………」

「……タオルは何枚あっても困りませんものね。
 見た目通りパワフルに役立ってもらいましょう」

プレゼントのデザインにはぎょっとさせられたが、
実用品としては、なかなかありがたいものだ。
ありがたく受け取り……そして、会場を去る。

「ええ……そろそろお開きのようですわね。
 本当に、『楽しい時間はあっという間』。
 私も、今日はお暇させていただきますわ。
 今日はお話出来て、本当に良かった……
 それでは、またどこがお会いしましょうね」

         「ご機嫌麗しゅう……」

167天雨 サトリ『10cc』:2019/01/09(水) 22:49:30
>>166(安価先ミス)
>>163の安価先は朱鷺宮PCでした。誤記大変申し訳ございません。

168『星々交わり、日が昇る』:2019/01/09(水) 23:00:03
>>160>>164(小石川)

「ご来場ありがとうございました。
 一応申し上げますが、
 より寒い季節になりますので、
 お体にお気をつけください。
 ――――――それでは、良いお年を」

会場を去る小石川の背に、スタッフが言葉を返す。
冷たい冬の星見町の中で、暖かい時間が流れていた。
小石川もそこにいた。それは消えない過去になる。

・・・少なくとも、生きている限りは。これからも。

>>161(美作)

「おおっ、爆弾発言ですね!
 お帰りはあちらからで!
 良いお年を〜〜〜〜〜!」

       ザワ
 
             ザワ

酩酊しつつ、『キケン』な大人の空気を残し、
美作もまた会場を去る。明日もまた仕事だが、
幸いにしてエネルギーのチャージには事欠かない。

>>162(夢見ヶ崎)

「え、ええ……
 またどこかで会いましょう。
 その時まで元気で……それじゃあ、また」

             フリフリ

『マリちゃん』には小さく手を振り返された。
新しい友達もでき、良いプレゼントももらえた。
そして新しい一年がやってくるのだから、
きっと新しい冒険だって、たくさんあるだろう。

>>163(朱鷺宮)

素晴らしいプレゼントを貰う事も、
素晴らしいプレゼントを送る事も出来た。
そして新しい出会いも価値あるものだ。

帰ればまた、家庭が待っている。
それもまた――――素晴らしい毎日だ。

>>158>>165(宗像)

お守りは何も言わないまま、
宗像の手の内に収まっている。
収まるべき場所は他にあったかもしれないが、
ここに収まったから――――今はここが適所だ。

「ああ、そちらも達者にするようにッ!」

「縁があれば、また会いましょう!
 出来るだけ『仲間』でお願いしますね」

             ニカ!

吾妻と桜島、そして島田が挨拶を返す。
あとは、それだけだが……
新しい繋がりと、『お守り』は手元にある。
ここに来たのは、確かに悪くなかったのだろう。

>>166(天雨)

プレゼントと新しい人脈を手に、
悠々とパーティ会場を後にする。
本当に――――楽しい時間は、あっという間に終わる物だ。

>全体

こうして、『星見町』のスタンド使い達を巻き込んだパーティは、
影一つない空の下で静かに、しかし暖かく幕を閉じた。

沈まない太陽は存在しない。
スタンド能力が存在する限り、
必ず闇は生まれてくるものだが……
少なくとも、この町は夜闇でさえ星々が輝き、照らしている。

だから今までも、そしてこれからも……
新しい日が昇り、スタンド使い達の物語は続いていくのだ。

                   →『星々交わり、日が昇る』

169『星々交わり、日が昇る』:2019/01/09(水) 23:01:02
>>160>>164(小石川)

「ご来場ありがとうございました。
 一応申し上げますが、
 より寒い季節になりますので、
 お体にお気をつけください。
 ――――――それでは、良いお年を」

会場を去る小石川の背に、スタッフが言葉を返す。
冷たい冬の星見町の中で、暖かい時間が流れていた。
小石川もそこにいた。それは消えない過去になる。

・・・少なくとも、生きている限りは。これからも。

>>161(美作)

「おおっ、爆弾発言ですね!
 お帰りはあちらからで!
 良いお年を〜〜〜〜っ!」

       ザワ
 
             ザワ

酩酊しつつ、『キケン』な大人の空気を残し、
美作もまた会場を去る。明日もまた仕事だが、
幸いにしてエネルギーのチャージには事欠かない。

>>162(夢見ヶ崎)

「え、ええ……
 またどこかで会いましょう。
 その時まで元気で……それじゃあ、また」

             フリフリ

『マリちゃん』には小さく手を振り返された。
新しい友達もでき、良いプレゼントももらえた。
そして新しい一年がやってくるのだから、
きっと新しい冒険だって、たくさんあるだろう。

>>163(朱鷺宮)

素晴らしいプレゼントを貰う事も、
素晴らしいプレゼントを送る事も出来た。
そして新しい出会いも価値あるものだ。

帰ればまた、家庭が待っている。
それもまた――――素晴らしい毎日だ。

>>158>>165(宗像)

お守りは何も言わないまま、
宗像の手の内に収まっている。
収まるべき場所は他にあったかもしれないが、
ここに収まったから――――今はここが適所だ。

「ああ、そちらも達者にするようにッ!」

「縁があれば、また会いましょう!
 出来るだけ『仲間』でお願いしますね」

             ニカ!

吾妻と桜島、そして島田が挨拶を返す。
あとは、それだけだが……
新しい繋がりと、『お守り』は手元にある。
ここに来たのは、確かに悪くなかったのだろう。

>>166(天雨)

プレゼントと新しい人脈を手に、
悠々とパーティ会場を後にする。
本当に――――楽しい時間は、あっという間に終わる物だ。

>全体

こうして、『星見町』のスタンド使い達を巻き込んだパーティは、
影一つない空の下で静かに、しかし暖かく幕を閉じた。

沈まない太陽は存在しない。
スタンド能力が存在する限り、
必ず闇は生まれてくるものだが……
少なくとも、この町は夜闇でさえ星々が輝き、照らしている。

だから今までも、そしてこれからも……
新しい日が昇り、スタンド使い達の物語は続いていくのだ。

             →『星々交わり、日が昇る』 おしまい

170『願い星、煌々と』:2019/07/03(水) 21:30:47

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

『七夕』の季節が近付く頃、街の一角に大きな『笹』が用意されていた。
今年は『設置場所』が変わっていたが、それ以外は例年と同じだ。
多くの人々の『想い』が『短冊』に綴られ、同じ一つの『笹』に飾られる。
その光景は、夏の夜空に煌く『星々の輝き』にも似ていた。
一時の間だけ、この『小さな宇宙』に思いを馳せよう――――。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



*四度目の七夕です*
*PCorNPCの書いた『短冊』として、ご自由にレスをどうぞ*
*期間は一週間程とします*

171嬉野好恵『一般人』&ディーン『ワン・フォー・ホープ』:2019/07/04(木) 23:29:39

サラサラ

『お父さんとお母さんに会いたいです』

「…………」

    クシャッ

(こんなこと、書いちゃダメだよね……)

(ヨシエは一人でも大丈夫なんだから)

       シュルルルル

《――いや、一人じゃない》

「――――ディーン?」

(そっか)

   ニコッ

(そうだよ、ね)

サラサラ

『ディーンと、ずっと友だちでいられますように』

172今泉『コール・イット・ラヴ』:2019/07/06(土) 14:04:35

「昔書いた時は叶わなかったんですよねぇ〜これ!」
「『テストの平均点70点超えたい』みたいなっ」
「あれ、『国語の点数を上げたい』だったっけ」
「まあいいや」

  サラサラ

【スカイモールのくじで一等が当たりますように】


「なのでそういう努力的なのフツーに自分でやるとして」
「こういう運命的なので行こうと思うんですよ!」

「どうですかね、先生」

           『モウ少シ 〝スケール〟ガ 大キクテモ 良イト 思イマスガ』

「いや〜、フツーにありえそうな事を書いた方がご利益があるかな、って!」

           『……マア 今泉サン ノ 願イ事デスカラ』
           『ソレニ 勉強ヲ 自分デヤル トイウノハ 良イコトデス』

           サラサラサラ

「あはは、どうもどうも」
「ってあれ、先生も何か書くんですかっ?」

           『折角 デスノデ』

           【生徒の願いが一つでも多く叶いますように】

           『サテ、 ソレデハ 行キマショウ、今泉サン』

「……あはっ、さすが先生。ありがとうございますっ」
「それじゃあ行きましょっか、また来年も書きにきましょうね!」

173芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2019/07/07(日) 16:44:18

「……ウィゴーちゃんの子」

  ギュンッ ゴォッ゛ ピタッ

『おい 今なんて短冊に書こうと思ったっ゛!?
私、無性だから! あんたの妄想の穴とか子宮とかねぇんだよ!!
それと、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだから、私!!』

「はいはい、わかりましたよぉ〜ウィゴーちゃん。
そんじゃー何て書こうかしらん? 場スレでウィゴーちゃんの
友達盛りだくさん、子沢山 安産祈願でもお願いすっかい?
最後は神社で祈願するほうが良いよなぁー そういや、ウィゴーちゃん
式は洋式 和式どっちが好みよ?」

『…………マジで流れ星かなんか頭に激突して真人間にワンチャン
ならねぇかな、このクソ〇〇〇ピーーー【放送禁止用語】マスター
あと、正式名称言えよ。
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトってちゃんとよぉ
自立型になれた日にゃあ、この恨みつらみ全てフィルムに込めてやる』

「まぁ、自立型になりゃあ。P―ックスする時も俺の股間の奥深くに
ダメージ来ない事になるし、お得だよなぁ」

『前言撤回だわ。自動操縦に私 なる。解き放たれた瞬間に滅殺だわ』

「とりあえずだ……俺の願いってなりゃ、ただ一つ」

         ――ウィゴーちゃんが幸せになれますように――

『……はぁー』

         ――馬鹿な主人が最後は納得出来る道を進めますように――

174『ニュー・エクリプス』:2019/07/07(日) 21:56:01

朝山「んー! 今年はそうっスね。みんなで色んな場所に
冒険したり、不思議なものがいっぱーい見つかるように願うっス」

ムーさん「ほうっ なかなか良いじゃないの」

エッ子「あとあと! 何キロか痩せれたらいいよねー!
胸もでかくなれれば言うことなし!」

城生「勉強とか、そう言ったことにも出来れば目を向けてね」

四人の女学生は、わいわい言いつつ短冊を掲げるのだった。

175釘宮『ミュオソティス』:2019/07/08(月) 06:32:14
『今度からメインを務めるラジオ番組がうまくいきますように』

……

     ……

          ……

『僕のミュオソティスへ。君に会えますように』

176美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2019/07/09(火) 01:02:00

「さて、今年は何にしようかな?」

    「『リスナーが増えますように』――」

       「――っていうのは、前にも書いた気がするし……」

「……あら?」

    「この人もパーソナリティーなのかしら」

             「何か親近感を感じちゃうわね」

「えっと――」

    『今後もラジオ業界が盛り上がりますように』

               「――盛り上げていかなきゃね。私達が」

177斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2019/07/11(木) 05:22:26
ボールペンが子気味いい音をたててへし折れる、4本目

「落ち着け……」
(少し吐きそうなだけだ。)

短冊にひびが入る、4枚目

「落ち着いて、殺す、違うっ!」
(肺に重油が並々と注がれているようなだけ。)

加減を間違えて紐を引きちぎる、4本目

「落ち着いて、落ちつ……ころ……このイカレ野郎!」
(全身に白熱した鉄パイプが突き刺さっているようなだけ。)

四苦八苦しながら短冊を2枚、笹に飾る、4度目のトライ

「(言語化不可能な暴言)!」
「できた!俺にしてはよく耐えたほうだ!(汚く下品な暴言)!」

影の腕が呆れたようにゆっくりとした拍手を送る。4回。

「よし、行くぞ『スリープ・トゥギャザー』。おまえの分も書いてやったんだ、次は救急車に行くなよ
 医者じゃなくて、治すスタンド使いを探してるんだからな。」

激昂しかけるのを一々抑えながら少年と猫が一匹、去って行った
立ち去った後に短冊が2枚かかっている……。

『両親が治りますように』
『おさかな いっぱい』

178降神志一『プラガーシュ』:2019/07/11(木) 11:21:17
(……自分のことは自分でやるからなぁ)

    ガリガリガリ

『この世のクソが消えてなくなりますように』

179鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』:2019/07/11(木) 15:28:47

「よその短冊にお願い事を書くのも、
 巫女としてどうかとは思うんだけどさ――
 ま、こういうのはあくまで『行事』だからね。
 クリスマスにチキンとケーキを食べてる身だし、
 今さら問題になるほどの事でもないと、思うんだよ」

        サラサラサラ

『颪(※)のライブチケットが当たりますように』

「いや…………」

     サラッ

『颪のライブチケットが当たりますように。良い席で!』

「……よしっ」

「こういうのは、家の笹に飾るのもどうかと思うしね。
 巫女が率先して『ミーハー』なとこ見せるのもこう、
 信じてくれてる参拝客が覚めちゃいそうだしさあ」

        「いや……今年は絶対観に行きたいから、頼むよ本当に」


※……『鳥舟』がファンをしているアイドルグループの事。

180日沼 流月『サグ・パッション』:2019/07/11(木) 15:34:36

「えっ! 先輩、七夕書いていくんですかぁ〜!?
 ……まあ確かに、こんだけデカいイベントですしィ?
 流月としても『子供っぽい』からやらない!みたいな、
 周りの風潮に『反抗』したいところはあるワケですけど」

「あっいや! 違いますよ! センパイが子供っぽいとか、
 そういうワケではなくですねェ〜〜〜ッ! にへ……」

     カリカリ

「ともかく、書けたんで飾っときますか〜ッ」

             『今年も一年、自分らしく生きられますように』

181鈴元涼/小鍛治明:2019/07/11(木) 17:32:08
「……去年も、したやんね?」

「そうね。毎年涼くんがどんな願いごとをするのかを見るのが楽しみで」

「……嘘ぉ」

「冗談よ」

二人が短冊に筆を走らせる。
少女は一枚、少年は二枚。
筆が止まるのは当然少女の方が早い。
笹に短冊を飾り、戻ってきた頃には少年が二枚目を書き終えた。

「何を書いたの?」

「これ」

少年は先に書き終わった方を見せる。

『阿多先生たちにいいことがありますように』

「なにこれ?」

「前に色々あったんよ」

「……そっちが本命でしょ」

二枚目を隠そうとするその手を押えて、少女が短冊を覗き見る。
少年も観念したらしく抵抗はしなかった。
元々、そこまで隠したいものでは無い。

『いい人と出会えますように』

「……ふふ。少しは自分のためのお願いが出来るようになったみたいね……ところで、恋人が欲しいの?」

「えっ、や、ちが……!」

「隅に置けないわね」

「……いけず」

少年は赤面した。

182小石川文子/宗像征爾:2019/07/12(金) 00:39:18

祭りが終わりに近付いた頃、喪服の女が笹の前で足を止めた。
静かに頭を上げて、そこに吊るされた短冊を眺める。

やがて、向こうから作業服の男が歩いてきた。
男は立ち止まり、おもむろに笹を見上げる。

女は目線を下ろす途中で、男は目線を上げ始めていた。
次の瞬間、二人の視線が笹を挟んで向かい合った。

女は男を見つめ、男は女を見据えていた。
互いに互いの瞳の奥に、似たような光が見えたように感じた。

無言の時が流れ、男は何も言わずに立ち去った。
それを見送った女は、一枚の短冊を笹に加えた。

        『この町に暮らす人達が幸せに過ごせますように』

183『第五回星見町七夕祭り実行委員会』:2020/07/05(日) 03:35:27

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

『七夕』を間近に控えた星見町では、今年も『祭り』の準備が進められていた。
目玉の一つである巨大な『笹』も、例年通り広場に用意されている。
『夜空に煌く星々』を思わせる『色取り取りの短冊』。
そこには、それぞれの『想い』や『願い』が綴られていた。
『新たな星』を加えるも良し、眺めて楽しむも良し――――――。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



*五回目の七夕イベントです*
*PCorNPCの書いた『短冊』として、ご自由にレスをどうぞ*
*期間は一週間程とします*

184ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2020/07/05(日) 22:28:05

「どのような『意味』があるのかは分かりかねますが――――」

    サラサラサラ
           『飛躍と繁栄』

「――――『郷に入っては郷に従え』と申しますので」

185朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2020/07/05(日) 22:33:59
「困った時の神頼み、困ったときの…神頼み…!!」
みぞおちを抑えて誰かが現れた。

彼女は軽く震える腕で短冊に書き込む




『そろそろみぞおちに何かが襲いかかる不運をなんとかしてください!』

かなり切実そうな願いであった。

186夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/07/05(日) 23:41:13

『アリーナ』からの帰り道、広場に立ち寄った。
まだチョットだけ頭が痛い。
ぶつけたからじゃなくて、『算数』のせいだ。

  「んんん〜〜〜〜〜………………」

      『いろんなウサギをイッパイみつける!!』

                     「――――――よし!!」

187斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/07/06(月) 00:20:05
『勝利』
「希望」

 ・・・・・・。

『【俺】さぁ…ずーっときになってんだけどさぁ』
「?」

『そもそもさぁ〜〜【色ボケして仕事真面目にしなかったので矯正別居のバカップル】になにをなんで願うんだよ?意味わかんなくねぇ?』
「『僕』に絡むなよ、自分に都合のいい部分だけ切り取って敬うのが『縁起物』の正しい扱いだよ。」

『都合のいいやっちゃな〜ぁ ……【私】の分どうする?』
「……起きてこない。」

『まぁ?聞いても馬鹿の一つ覚えしか返ってこねえかぁ…今どんくらいよ。』
「130万、2ヵ月分くらいかな。」

『【金】って願った方がいいんじゃねえのかぁ?無くて困るこたぁあっても あって困るこたぁないんだぜ?』
「解ってるだろ…それは延命手段で、解決手段じゃない。」

『希望は忍耐の異音同義語だそうだぜ 耐えられんのかねぇ それ。』
「――織姫と彦星は耐えてるみたいだよ?」

『……ケッ。』

188白町 千律『ハード・タイムス』:2020/07/07(火) 04:19:14

「こうした『祭事』は、実に素晴らしい……!
 わたくし、笹のにぎわいに貢献しましょう」

        サラサラサラ

『治安の是正』

「もっともわたくしは、『願い』は己で叶えますが」

189黒羽 灯世『インク』:2020/07/07(火) 04:29:26

「七夕……『記事』にし辛い行事だわ。
 七夕伝説についてコラムでも書いてみるか、
 それとも、織姫と彦星の関係になぞらえて、
 『恋愛スキャンダル』でも探してみるかしら?」

「ま、クリスマスやハロウィンの方が『上』というだけで、
 何もないよりはずっと『書きがい』はあるけどね!」

           シュッ

「とりあえず、短冊はこう」

『次期の新聞コンクールでも良い結果が出ますように』

「……いくら私の記事が『上等』でも、
 『審査』ばかりは、神頼みの面も多いのよね」

「宝くじで運を使い切ってなければ、いいのだけど」

190氷山『エド・サンズ』:2020/07/07(火) 12:46:44
「今年もこの季節がやってきましたねー
何をお願いするか決まりましたか?『さんずさん』」

『ソウダナァ・・・ヤッパリ「コレ」ガ一番ダナ!』

     シュッ   シュッ   バシィィィ!

【悪党どもがこの街からいなくなりますように】

『世の中ッテノハヨォォォ〜〜平和ニ暮ラセルノガ一番イイト思ウゼ〜〜俺ハヨォォ!』

「そうですね〜 それじゃあ私もこんな感じで」

            カキカキカキ・・・


【この街の悪い奴らが『さんずさん』に懲らしめられますように】

『ナンカ「ニュアンス」ガ違クネェカ?』
「いいじゃないですか、これで」

191名無しは星を見ていたい:2020/07/07(火) 18:15:29

『お金持ちになれますように!』

そう記された短冊が飾られていた。
広場の近くに置かれたゴミ箱には、クシャクシャになったもう一枚の短冊が捨てられていた。

『お母さんが帰ってきますように』

192百目鬼小百合『ライトパス』:2020/07/07(火) 21:04:23

「もうそんな時期か。久しぶりに何か書いてみようかね」

          サラサラ

         『 禁煙 』

「いやいや、出来そうもない事を書くもんじゃあない」

          サラサラ

         『 節煙 』

「…………これも、ちょっとばかり難しいかねえ」

           サラサラ

       『 出来る限り節煙 』

「そもそも短冊に書くような事じゃない――――か」

           サラサラ

     『 この街が綺麗であるように 』

「ま、こんな所かねぇ…………ん?」

                 プルルルルルルルルル
    ピッ

「――――もしもし?
 廊下の電球が消えかかってるって?
 じゃあ、帰りに新しいの買っとくからさ」

「間違えないよ。子供じゃないんだから。
 はいはい、分かった分かった」

「じゃ、切るからね。お休み、『親父』」

193紅儚『ナイトシェイド』:2020/07/07(火) 21:08:24

       「『七夕』ですか……」

       「――――…………」

            スッ

      『 正しい道を歩む 』

笹を見上げ、『あの時の出来事』を思い出す。
スタンドに目覚め、不良を狙う『通り魔』として暴れていた。
『一人のスタンド使い』と戦い、彼に敗れるまでは。
それから『アリーナ』にスカウトされ、
今は『ランカー』として活動している。
『血湧き肉踊る感覚』が忘れられなかった事を思うと、
自分には元々そういう性質があったのかもしれない。
ただ、今の自分は『正しい道』を歩んでいると思っている。
これからも、同じように在りたいと思う。

  「あなたのお陰です――――『神原さん』」

194美作くるみ&花菱蓮華:2020/07/07(火) 21:17:23

「――――今日は色々ありがとな。
 久しぶりに『同級生』と話せて楽しかったぜ」

「どういたしまして。こちらこそ、いい気分転換になったわ」

「しっかし、お互い変わったもんだ。
 大人しいと思ってた美作が、
 急に『アイドル』なんかになっちまってよォ。
 そんで、今じゃ『ラジオ』で喋ってるだろ。
 昔の俺は想像もしてなかったぜ」

「まぁ、『色々と』――――ね。
 そういう蓮華君は、あんまり変わってない気がするわ。
 前から『ヤンチャ』なタイプだったし。
 昔と比べて『ちょっと落ち着いたかな』って感じはあるけど」

「ハハッ、そりゃ良かった。あー、何かあるみたいだぜ。
 せっかくだから書いてくか?」

「ん、そうねぇ…………」

  『 リスナーと交流できるイベントを開催できますように 』

        『 死ぬ程のスリル 』

195鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/07/07(火) 21:38:18
「七夕か…ふむ」

短冊を前に、少し悩む。
『世界平和』では、あまりに願い事が大き過ぎるだろうか。
『学力向上』『部活動の成績』などは、自分の努力で叶えたい方だ。
それなら、どうするか。

「何か、結果的に周りくどくなった気もするが…まぁいいか」


『この街の人が、不幸な思いをしなくて済むように』。
そう記した短冊を吊るして、家路についた。

196リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2020/07/07(火) 21:41:44


一つの笹に大人びてるような、それでいて子供のようなあどけなさも
残る雰囲気の女性と。『食虫花』のヘアバンドをした男性が共にいる。

「『ミツル』 今年はどんな願いを掲げようか?」

「……なんでもいいだろう。少なくとも、俺には星に願うようなものは無い」

「なら、君は何を目指すんだい? 手近な目標でもいいじゃないか」

「……はぁ。なら」

『生きとし生ける命との新たな出会いを』


『ただ安らかな終点が、この街の彷徨う者に与えられる事を』

197『ニュー・エクリプス』:2020/07/07(火) 21:47:22


大きな笹に、色々な短冊がつるされ。輝く夜空を背景に幾人かの学生らしき
少女たちと、一匹の犬が楽し気に去っていく。
 残された笹は、柔らかな風に揺られて。このような願い事が見え隠れする。

『今年こそ、我がニュー・エクリプスに団員を100人ぐらい増やすっス!』

『パウパウパウパウッ(肉球と共に、上の短冊の人物が代筆したらしい
大きな字が描かれている)』

『今年も、佐生ちゃんや皆と一緒に新しい友達や新しい出会いがありますように』

『ムーさん、ノリっチ、サっちゃんと共に大食い店を踏破するぞー!』

『余り、穏やかでない出来事が今年は少ないように』

198空織 清次『エラッタ・スティグマ』:2020/07/07(火) 21:49:24

 サラサラ

   ┌┴┴┐
   │    │
   │ .禁. │
   │ .酒. │
   │    │
   └──┘


「………………」
    

 大見得切って書いてみたはいいものの、
 短冊の文字を見ているだけで指先がプルプル震えてきた……
 頭痛がする。 は 吐き気もだ……
 はやく飲んで気持ちを落ち着かせたい……
 このままじゃ自分の想像力に殺されちまうッ!


 少し考えて、書きなおした。

 サラサラ

   ┌┴┴┐
   │    │
   │ .酒. │
   │ .量. │
   │ .減. │
   │    │
   └──┘


「うむ…………
 人間、あまり大きな目標を抱きすぎるのもよくない。
 スモールステップ、千里の道も一歩からだ……」

 しばらく短冊をうんうんと眺めたあと、
 飲み屋街に消えていった。

199エヴァレット・ローレンス『ファーレンハイト451』:2020/07/08(水) 00:15:11


「…………いい? 絶対に、他の『短冊』に触れてはいけないわ」


   『 イライライライライライラ ・・・ 』


「……はぁ。話、通じてるのかしら」


  カキコ  カキコ

    キュキュキュ〜〜〜〜ッ

                  ピッ


【 身長がもう少し低くなりますように 】

200宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』:2020/07/08(水) 00:15:36

「七夕……『タナバタ』ねぇ〜〜〜〜〜……」

 集合体恐怖症ってあるだろ?

 英語だと『トライポフォビア』なんて言ったりするらしい。
 ちょっとカッコいいよな。フォビアってところが高級感ある。
 或いは、『蓮コラ』なんていえば、もうちょっと認知度も上がるかね。
 マジの人は、『とうもろこし』とか『新型iPh●neのレンズ』を見るだけで、ぞわぞわ〜っと吐きそうになるんだと。
 ちょっと想像がつかないよな?


 俺も、縁がないもんだと思ってたよ。


 話は変わるけど、一本の木の幹に大量の虫がくっついてたら、アンタは平気?
 それも、カブトムシとかクワガタみてーに、ひと目で虫だと分かるような、親切な外見じゃあないぜ。
 葉っぱや木目のように『擬態』してるのが、こっそりウゾウゾと表面を這い回ってんだ。

 ……気味悪い話してムカつく、とか言うなよ。親切に教えてやってんだぜ、俺ぁ。

「お?」

 この辺一帯は、どうやら全部『本物』みてーだな。
 『真摯な願い』ってのが込められた七夕飾りには、流石に『擬態』が出来ねーってワケか?

 俺自身は、笹の葉が怖くって触れねーんだが……
 『本物の短冊』には近づかないように、せいぜい脅しておくよ。
 せっかくのお祭りごとだし、そういうちょっとした気遣いがあってもいいよな。

201今泉『コール・イット・ラヴ』:2020/07/08(水) 23:48:32

『 夏旅行の予定が崩れませんように! 』

「……っと!」
「フツーに行ければいいんですけどねえ〜っ」

202小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2020/07/10(金) 23:34:45

天を振り仰ぎ、笹を見上げる。
心の中に去来するのは、あの日の『約束』。
それを果たすために、私は『今』を生きている。

  「――……」

『あなた』に会いたい。
この命を絶てば、それが叶えられる。
そうすれば、今すぐ『彼』に会える。

  「いえ……」

それをしてしまえば、胸を張って『彼』と会うことは出来ない。
だから、私は『もう一つの道』を選んだ。
彼のいない世界を生きて、
この命を全うした先で『彼』と再会することを。

  「……待っていて下さい」

  「いつか――」

  「いつか――会いに行きます……」

          スッ……

視線を下ろし、静かに広場を立ち去る。
中央に据えられた笹には、新しい短冊が一つ増えていた。
穏やかな風が吹き、それが微かに揺れる。

        『未来に希望を』

203『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/01(金) 00:20:09

『年始』を迎えた、『一月』の星見町。
ある時、スタンド使い達の元に知らせが来た。
アリーナとのパイプを持つものはそこから、
あるいは――――『音仙』を知る者は、そこから。
前回の集いに参加した者は、ある日突然に届いた手紙で。
そして、そのいずれでもないものも――――風の噂で。

                   パーティ
『年始を記念し、スタンド使いの交流会がある』

何も知らない風の噂で聞く分には、
誰が? なぜ? 『謎めいた報せ』だ。
確かなのは『どこ』というのが、
『天文台』であるという事――――
そして『休館日』のはずの『プラネタリウム』に入り、

  グイ

         「ようこそォ〜」
 
                          ストン

        『ぽんっ』

見知らぬ『職員』に手の甲にスタンプを押され、席に座ったと思えば、
どこか『和風』で『モダン』な、見知らぬ『立食パーティ会場』にいるのだ。

――――『知るもの』であれば、
なにか『裏の意図』があったとしても、
『悪意』を前提としたものではないと察せるだろう。
前回にも参加していたのなら、『似た催し』と察せる。
『定例会』という事なのか、大きな違いは見当たらない。

――――『知らないもの』であれば、
その『意図』を知るべくこの場に『潜入』しても、
あるいは特に深く考えずに遊びに来てもおかしくはない。
尤も『スタンド使い』であることを公然と明らかにすべきかは『人次第』だが、
幸いにして『ドレスコード』等は無いし、顔を隠して行ってもよさそうだ。

『案ずるよりも生むが易し』――――気軽に、来場してもいいのではないだろうか?

☆出来る事の一例
①『絵馬』がたくさん置いてある。書いておくと、あとで『烏兎ヶ池神社』に奉納されるらしい。
②『立食パーティー』のような形式で、料理が並んでいる。今回は『和食』が多い。
③少し遅いクリスマスということか、お年玉なのか、『プレゼント交換』があるようだ。
  何か出したいものがあれば、出しておけば後で何か返ってくるかもしれない。
  (今回も出した人数が少なければ自分のものが返ってくる可能性もある)
④アリーナが主催なので、それらしい『黒服』の人間がいる。話が聞けるかもしれない。
⑤知り合いと喋るにも良い機会だし、知らない相手と初めて交流するのも良いだろう。
⑥『お団子頭』の少女が会場の一角に『屋台』のようなスペースを設けている。『何』だろう?(※要ミッションマネー)

☆スレの出入りは開催期間中自由です。開催期間未定。
★GMを介さないやり取りも『歓迎』します。
☆『危険度』が生じるような暴力行為だけは、速やかに退場していただきます。

204村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/01(金) 05:22:08
>>203

 「かなり『気合い』の入った会場だな。」

カチャ  カチャ

      モク...モグ...


料理を二つ三つと皿に取り、口に運ぶ。

 「料理も『イイ』ものだ。
 見栄えや味付けに変に奇をてらったメニューもないし、くどい味付けのものもない。
 金持ちが自分を誇示するために出すものではない・・・『客をもてなす』ための料理だ。」

 「『音仙』から聞いたときは興味なかったんだが、『アリーナ』なんて名前がでてきちゃあな。
 あの男・・・『斑鳩』からの情報で『深山兄妹』の安否については問題なさそうなのはわかったが・・・」

 「『アリの巣』つついたが最後、最後までほじくり返したくなる性分なもんでな」

『敵意』、『害意』がなさそうなのはわかったうえでも、ここは鯨の腹の中。向こうのさじ加減一つでどうにでもされてしまう。

料理をつまみながら周囲を見渡して、他の参加者なり、それらしい『黒服』なりを捜してみよう。

205百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/01(金) 16:02:04
>>203

「ははぁ、なかなか盛大じゃないか」

白いパンツスーツを着た背の高い女が、
緩やかな足取りで会場に踏み入る。
ベリーショートの黒髪と口元のホクロが特徴的な年嵩の女だ。
両方の耳には『白百合を象ったイヤリング』が揺れていた。

「ああ、そこのアンタ。
 これ、アタシからの手土産だよ。
 せっかくの集まりに手ぶらってのも何だからね。
 悪いんだけど、適当に置いといてくれるかい?」

手近な人間を呼び止めて、『持参した品物』を預ける。
化粧箱に入った辛口の日本酒――
『純米原酒・鬼ころし怒髪衝天』だ。
それから、『屋台』に向かって歩き始める。

「――――こんにちは、お譲ちゃん。
 この前は『可愛らしい物』を売ってもらったっけね。
 たまたまだけど、今日も付けてきてるよ」

『お団子頭の少女』の前に立ち、気さくな調子で話し掛ける。
その言葉通り、襟には『草花のアクセサリー』が付いていた。
以前、『フリーマーケット』で買った物だ。

「それで、今日は何をやってるんだい?」

屋台を眺める。
尋ねながらも、おおよその予想はしていた。
前に会った時の事を考えると、
何かしらの『商売』をしているんだろう。

206ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/01(金) 16:50:10
>>203

「これが『ニンゲンのパーティー』で御座いますか」

「『パーティー』とは、
 『高度な社会性』と『安定した秩序』の上に成り立つ催し」

「――――非常に興味深い所です」

『奇妙な女』が歩いていた。
白・青・紫のトリコロールの髪をポンパドールに纏め、
古代ギリシャの装束である『キトン』に身を包んでいる。
しかし、奇妙な点は別にあった。
背中に『翼』が生え、両腕は『羽毛』で覆われ、
足に『蹴爪』が備わっているのだ。
一言で表現するなら、『鳥人』のような女だった。
右肩に『ハト』を、左肩に『カラス』を乗せている。
特に繋いである訳でもないらしいが、大人しくしているようだ。

(『進化の秘密』を解き明かす鍵……
 その一端を掴めるかもしれませんね)

(『懸念』があるとすれば、ここは『スタンド使いの巣窟』
 『正体』を知られる危険性と引き換えにはなりますが……)

(『ニンゲン』で言う所の、
 『虎穴にいらずんば虎児を得ず』――
 といった所で御座いましょうか?)

「ワタクシは『ハーピー』と申します。
 ご挨拶代わりに『これ』をどうぞ」

プレゼントとして、
袋詰めされた『雑穀バー詰め合わせ』を預けた。
一時とはいえ、この『群れ』に加わるための駄賃代わりだ。
市販品にしては妙に『薄味』だが、
健康的と言えるかもしれない。

「お二方、ひとまずあちら側に参りましょうか」

「――――あら、そうでした。
 『ニンゲン』が多いせいで、ついウッカリしておりまして」

       「 『♪』 『♪』 『♪』 」

連れて来た『同胞達』に『鳥語』で呼び掛けつつ、
『絵馬』の方に向かう。
小さな木製の板が幾つも並べられているのは、
どういった意味があるのか?
何となくだが、『学術的な興味』を引かれた。

207八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/01/01(金) 17:46:16
>>203

「あかんなぁ・・・・結構、人がおるやないか・・・・」

『立食パーティ会場』に一人の女が入ってきた
長袍と呼ばれる衣服を纏い、老人でもないのに白い髪を伸ばした女だ
身の回りに【ギ・・・】と異音を響かせながら稼働する山犬の形をした『土人形』を連れている

日常で見かければ明らかな不審人物であるが、
それはそれ、スタンド使いの集まる交流会ならではの空気感の中ではそれ程でもないか

女は会場に入ると職員に手の平大の『置物』を渡した
それはこの女が手作りで作った木彫り人形だ・・・
『鮭を咥えた山犬』が雄々しく佇む姿を象った作品『木彫りの山犬』である

>>206(ブリタニカ)

 藤原さんに誘われてこないな所まで来たけど・・・・結構、人がおるなあ・・・・

そう、この女、『音仙』さんに誘われてこの場所にやってきたのだ
恐らく『正月に暇だったらいってみては?』というような話があったのだろう

閑散とした『プラネタリウム』ならそれ程人はいないだろうと思いやってきたのだが・・・・
女にとっては誤算な事に、かなりの人数がいる一大イベントであった

 来てすぐに立ち去るってのも主さんに失礼やし・・・・
 ちょいと適当にぶらついて・・・・ん?

ふらふらと会場を歩いていると不思議な雰囲気を纏う女性を見つけた
派手な服装をした奇妙な女だが・・・・どこか自分と同じ、人間社会から外れた匂いがする
八瀬はその女に近づいていく

「なあ、あんた? 『絵馬』なんてじぃっと見つめてどないしたんや?」

絵馬を見つめる女性、ブリタニカの前を顔を出す
それとともに、吊るされた『絵馬』の一つをひょいと手に取った

「あー・・・・ もしかして外国から来たからやり方がわからんとか?」

208ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/01(金) 18:44:02
>>207

「コンニチハ――――あぁ」

       ジィッ

「いえ、何でも御座いません。お詳しい方のようですね。
 宜しければ『ご指導』をお願い出来ますでしょうか?」

人間界で『ハーピー』を名乗る『ブリタニカ』は、
目の前の相手を知っていた。
会った事はないが、一方的に認知していたのだ。
それというのも『住処が被っている』からだった。
ブリタニカは、街の各所に秘密裏に『巣箱』を設置し、
それらを『隠れ家』として使っている。
その内の一つが『湖畔』にあり、
『その近辺に住み着いている人間』を、
遠くから見た事があったのだ。

(『同胞』に聞いた話では、この方の他にも、
 『あの辺りを住処にしているニンゲン』がいるそうで)

(最近、あちらも賑やかになったもので御座います。
 いざとなれば、いっそ『切り捨てる』事も、
 考慮に入れてはおりますが――)

(『進化』において『多様性』は大きな要素。
 その一つとして『社会から外れたニンゲン』を研究するのも、
 今後の『糧』と成り得るのかもしれません)

(これがニンゲンで言う『オツなもの』という感覚でしょうか?)

「ワタクシは『ハーピー』と申します。
 『ストリートパフォーマンス』を稼業としておりまして」
 
「ご覧の通りの『鳥使い』で御座います」

自身が恭しくお辞儀をすると、
それに合わせて肩の二羽も頭を下げた。
客観的には『よく訓練されている』と思えるが、
実際は『パフォーマンス』と同じく、
『食料供給』と引き換えに頼んであるからだ。
頭を上げると、『山犬』に視線を向ける。

「アナタにも『お連れ様』がいらっしゃるようで。
 こういった状況を指す表現があったのですが……」

「――『同じ穴の狢』でしたでしょうか?」

出てきたのは、どこかズレた言葉だった。
本当に外国から来たのかもしれない。
香水か何か付けているようで、
近寄ると何だか『不思議な匂い』もする。

209ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/01(金) 19:22:49
金髪の子供がシュッと入ってきた。


「プレゼント交換!
 なんというイベントか。
 労せずして『交換』できるとはの」


『シルクのハンカチに包んだ腕時計(5千円相当)をラベンダーの香りが染みついた袋にいれたもの』
をプレゼント交換に出すぞ。
持っているものの中でなんか良さそうなものを組み合わせた感じのやつだ!


「しかもこの机に乗っておるのは食べてもよいのか?
 見た顔もおるが……食べ物が優先じゃな」


能力上飢え死にはしないがレパートリーは厳しい。
ここで食いだめしておくが吉である。


「うーむ、とりにくいの……」


背丈的に机の料理が取りにくい。

210八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/01/01(金) 19:33:43
>>208

「『ご指導』って程あれこれ知ってるわけやないけどな
 まあ、ここで会ったのも『縁』や、ちょっとした事なら教えたる」

「この辺に並んでるのは『絵馬』って言ってな、
 頼み事を神様に届けるために、木札にお願いする事を書いて送るんや
 もともとは本物の『馬』を使っとったらしいんやけど・・・・」

発音がおかしな挨拶を聞いたような気がしたが
発語が不慣れなためと考えた
『絵馬』について知っている内容を適当に摘まみながら話していく

「なるほどなぁ、つまり鳥を使った芸をする芸人さんかぁ」

両肩で『ハーピー』の動きに合わせてお辞儀をする鳥たちを見る
鳥の中には知性が高い種もいるとはいえ、ここまで人間に従うのは珍しい

 小鳥の頃から手間暇かけて育てんと、こうはならんやろなぁ・・・・
 流石は『鳥使い』さんっと言ったところか

「ああ、まあそんな表現であってるわ
 ただ・・・・『うちの』はそんなに大層な芸は出来んけど・・・・お、来た」

   【ギギィ・・・・・】

『ハーピー』と話していると、料理テーブルの方から新たな『山犬』がやってきた
口にはいくらかの料理が乗せられた皿を咥えており、
危うげな足取りながらゆっくりとこちらへ到着する

「こんな感じにちょっとした『小間使い』はやってくれるけどなぁ
 よしよし、ご苦労様」

八瀬は皿を『山犬』から受け取ると、左手で『山犬』の首元を撫でる
土くれの身体故、ざらざらとした摩擦音が細かく響く

「私の名前は八瀬ふしみ、こいつらは『マウンテン・ライフ・ワーシップ』や
 一緒に食わんか? 『ハーピー』さん」

211甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/01/01(金) 19:58:00
変な噂を聞いて謎の会合に来てしまった…
普通なら怪しい噂を聞いてこんな所には来ないだろうが、好奇心を抑えられなかった

まず目に入ったのは絵馬だった
とりあえず「世界を我が手に」と適当な事を書いた
どうせ叶わない願いだ、それくらい大きな事を書いてもまぁ罰は当たるまい

交換に出すプレゼントだが
これは星見町の極一部でしか流通していない幻のスナック菓子
『スターチップル〇〇〇味』を出す事にした
何故こいつがそんな物をもっているのか?彼女には裏ルートがあるのだ…!!
味の方は…君の舌で確かみてみろ!

「和食かぁ…」

何だかお茶が飲みたくなってきた
どこかに超高級な玉露は無いだろうかと探していると…
ふと見覚えのある子供>>209を見かけた

「あの…よかったらどうぞ?」

背丈が届かずに困っているナイが取ろうとしている物を取ってあげる事にした

212ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/01(金) 20:08:13
>>210

「左様で御座いますか。それは良い事をお聞きしました」
 
「では、ワタクシも――――」

   サラサラサラ

         【 日進月歩 】

                     コトンッ

ペンを手に取り、絵馬に記す。
物事が急速に進歩していく様子を指す言葉だ。
ブリタニカの悲願は『種族の進化と繁栄』。
それを果たした暁には、自分達の種族によって、
『世界の空を支配させたい』と考えている。
そのためにも『日進月歩』の精神で進まねば――
そういう『志』の表れだった。

「『マウンテン・ライフ・ワーシップ』――結構なお手前で。
 ええ、ええ。喜んでご一緒致しましょう」

そう言って、皿の上を見る。
今日は『和食』が中心。
しかし、『用心』はしておかなければならなかった。
間違っても、『同胞の変わり果てた姿』など見たくはない。
万一『あった』としたら――絶対に手は付けず、
心から『哀悼の意』を表しよう。

213ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/01(金) 20:23:51
>>211

「!? 横取りか?」


取ろうとしていたものを、目の前でかっさらわれた……と思ったが


「おお……?
 お前さんはこないだの……なんじゃ、くれるのか?
 ありがたい」


そのままくれたのですぐ誤解は解けた。


「あのパーピーとかなんとかいう鳥の変化……漢字がかけるんか……
 鳥なのに……」


会場を眺めながら料理を頬張る。

214八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/01/01(金) 20:41:38
>>212

「それじゃあ、私も書いておくか」

八瀬が『絵馬』にペンを走らせる
表面に【晴耕雨読】と文字が踊った

「ま、こういう風に生きたいっていう望みなんやけどね」

そして、ハーピーの持つ絵馬がちらりと目に入る
―――『日進月歩』。

  凄いなぁ・・・・ 今よりももっと『芸』を磨くんか・・・・
  外国から来て心細いだろうに、強い人やなぁ・・・・

その言葉と今までの言動から
他国から芸を磨くために日本に来た外国人だと予想し、
心中でこっそりと感嘆する

『山犬』から皿を受け取ると、その上には『魚料理』が主に乗っていた
刺身や寿司、または魚の煮込み料理などだ

八瀬はその中からいくつかの寿司を手に取り、口に放り込んだ

215ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/01(金) 21:19:12
>>214

「お互いの『成就』を祈る事に致しましょう」

『晴耕雨読』――その言葉の意味は知っていた。
社会から離れて生きる者には相応しい言葉なのかもしれない。
『ニンゲンの一端』として興味深い例だ。

「では、ワタクシはこちらを」

刺身を手で摘み、口に運ぶ。
それから、小さな切れ端を両肩の二羽に差し出した。
ハトとカラスが、手の上に乗った刺身を啄ばんでいる。

>>213

      グルッ

              ――――ピタッ

それとなく周囲を眺めていた時に、
どこかで見た姿が視界に入った。
特に深い意味はないのだが、そちらを見つめる形になる。
何となく『視線』を感じるかもしれない。

216八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/01/01(金) 21:45:14
>>215

「・・・・そうやな」

手づかみでの食事に少しだけ訝し気な目を向けるも
『そういう文化圏なのだろう』と自分の中で疑問を氷解させる

「そんじゃあまあ、私はこのへんでいぬわ
 しばらくは会場をうろついとるから、ハーピーさんも楽しんでいっとぉな」

そう伝えると、『山犬』達を連れながら、一旦この場から離れた

217『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/01(金) 21:47:13
>>204(村田)

『会場』も『料理』も、『格式』は損なわないながら、
『村田』の言葉通り『もてなし』を重んじる良質なものだ。
それだけに気になるのは、背後にある『アリーナ』の事。
  
          ガヤガヤ

会場には、動くに困る程ではないが、
老若男女を問わない多様な人間がいる。

そして――――『黒服』の男も、すぐに見つかった。

>>205(百目鬼)

『異名』を彷彿とさせる名の『日本酒』は、
『アリーナ』関係者と見える『スタッフ』が恭しく受け取った。
『黒服』の人間の他、動きやすそうな『和装』のウェイター、
そして異様な事に、時折『着ぐるみ』のような存在が見える。
このあたりが目に見えてわかる『運営側』なのだろう。

「明けましておめでとうございます〜」

        ペコリ

「お気に入りいただけたみたいで、何よりですよう。
 今日は、ここの人に場所を借りて『初売り』をしてます」

「『日用品』や『食料品』なら、なんでも『あります』よ」

あの時とは違い在庫そのものが見当たらない。あるのは、手元の『本』だけだ。

>>206(ブリタニカ)
>>207(八瀬)

『土産の品』は、スタッフに無事受け渡せた。
『雑穀バー』は一見して普通の贈り物だし、
『木彫りの山犬』も、驚きと感嘆を以て受け取られる。
『歓談』を楽しむ来場者に、スタッフらは特別に干渉はしてこない。

>>212(ブリタニカ)

幸いという事か――――『魚』や『牛』はいるが、『同胞』は見えない。
探し回ればあるかもしれないが、あえて探す理由は、あるかどうか。

>>209(ナイ)
>>211(甘城)

ナイが渡した品は奇異の目で見られたが、
子供のすることと深く受け止められなかったか、
特に追及などは無くプレゼントコーナーに渡った。

甘城の『スターチップル○○○味』も、
スタッフにはその価値が分からなかったらしい。
『受け取るもの』次第では、『再評価』も期待できるか。

『土産の品』を無事に受け渡せた2人は、取りづらい『料理』をもとに交流を始める。

>>216(八瀬)

会場には他にも多くの人間や、料理、ものごとがある。
やけに見かける『黒服』や『和装のスタッフ』、そして『着ぐるみ』がその『運営』だろう。

218ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2021/01/01(金) 21:47:52
【プレゼント:ブサイクなブゥードゥー人形】

はぁい。どうも。謎の仮面の女です

手紙がね…届いたんですよ…。
差出人は身に覚えのない名前。

私がじつは『超能力者』であるなんて、ほとんど誰にも言っていない
…それは、『手品のタネ』で、知られてはならない秘密なのに。


 「このわたしの『秘密』を知っている連中がいるッ!?」
 「乗り込んで確かめなければ………」


謎の石製の仮面(目つきが悪くて牙とかはえてる。部屋に転がってた。)
を引っ被って、パーティー会場に乗り込んだりしてみたのよ。

219『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/01(金) 21:54:40
>>211(甘城)

そういえば、『玉露』は見当たらないが――――
『抹茶スイーツ』が置かれた机は見当たった。
その近くに『緑茶』と思われるピッチャーは置かれている。

>>218(ラフィーノ)

『石仮面』の女が通ると、人々が振り返る。
『ブードゥー人形』を受け取った黒服の顔も、
心なしか引きつったように見えたが……
『問題』は無い。『乗り込んだ』のは『確かめるため』。

             ワイ

                ワイ

会場は楽し気な空気一色で『陰謀』は見えないし、
各種の料理も、『ラフィーノ』の目にも『悪くない』質に見える。

とはいえ、『秘密を知るもの』の陰謀が、どこに渦巻いているかも……

―――――――――――――――――――――――――――――
★追記
GMのPCなら、(出て来れる状況なら)呼べば出てきます。

220ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/01(金) 22:25:00
>>216

ブリタニカは人間界に馴染むために、日々人間達を観察し、
その生活様式を模倣する事に心血を注いできた。
しかし、『人外ゆえの癖』というのは、
知らず知らずの内に顔を覗かせてしまうものだ。
『手』を使っているだけ、
十分に理に適っていると考えた上での行動であった。

「先程は『絵馬』について教えて頂きまして、
 感謝を申し上げます」

「『八瀬さん』も、どうぞお楽しみ下さいませ」

別れの言葉を返し、しばし会場内を観察する事にした。
多くのスタンド使いが集まる場というのは珍しい。
『進化の秘密』を解明する鍵が見つかるかもしれない……。

221百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/01(金) 23:15:12
>>217

「明けましておめでとう。お嬢ちゃんも元気そうで良かったよ」

「しかし、『何でも』か。改めて聞くと凄いね。
 だけど、『何でもある』なんて言われると、
 却って浮かばないもんだねえ」

「…………『煙草』あるかい?
 ここに来る前に吸ってた最後の一本が、
 ついさっき灰になっちまったからね」

「『トレジャラー・ブラック』。
 英国製の『世界一高い煙草』って言われてる代物だよ。
 高いって言っても、『二十本入り』で『三千円』ぐらいさ。
 それでも普段用としちゃあ十分に高価だからね」

「アタシは吸った事なかったんだけど、
 新年ぐらい贅沢してもバチは当たらないと思ってさ。
 出せるんなら、そいつを買わせてもらいたいねぇ」

「そうだね……『一箱』貰おうか」

財布から『千円札』を三枚取り出し、少女に差し出す。
『どう買うか』までは知らない。
この買い物には、『過程を確認する』という目的もあった。

222『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/01(金) 23:39:12
>>220(ブリタニカ)

と、そこに『黒服』が話しかけて来た。

「お客様――――どなたか、お探しですか?」

『何か』とは聞かれなかったのは、
視線の高さが人を求めていたからだろう。

そんな『ブリタニカ』の視界にふと『知った顔』が入る。
金とも銀とも言えない色の髪をした少女、『流月』だ。
向こうはこちらに気づいている様子は無さそうで、
料理を皿に取ることに没頭しているようだが…………

もちろん他にも人は見当たるし、『黒服』も『人』だ。

>>221(百目鬼)

「あ、えーとぉ……ごめんなさい。 
 なんでもと言った側から言いにくいんですけど、
 『たばこ』は、その、日用品じゃないんですよう。
 それに、食べ物でないので食料品でもなくて、
 こういうの、『嗜好品』って言うんでしょうか〜?」

         ニコ…

「あっ、もちろん悪く言うんじゃなくって、
 私の……この、『ペイデイ』。
 私が決めたわけじゃない、ルールで動いてまして〜」

どうやら『なんでも』にもルールはあるらしい。

「『ライター』でしたら、『日用品』なんですけど〜」

『肩透かし』だが……何か別のものにする方が良さそうだ。

223村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/02(土) 00:05:16
>>217

 「こういうときに・・・モグモグ・・・
 なかなか食いつけないようなものは食っておくに限るな・・・ムシャムシャ・・」

悪意も感じず、『食っていい』というのだから、それはそれとして遠慮なく料理には手を出す。
こと『甘味』には目がない。金団などがあれば、そいつから手を付けていく。

 「しかし『黒服』・・・見つけたはいいが、どうしたもんか。
 『末端構成員』が何も知らされてない、ってのはよくある話だって言うしな・・・」

『トライコーン』との戦闘、『斑鳩』との共闘・・・あの日の出来事を思い出す。
あの日のそれらのすべてが、組織のすみずみにまで伝わっているとは考えにくい。

 「『アタリ』をつけるにしても、もうすこし情報がないとキビしそうだな・・・モムモム・・・」

224『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/02(土) 00:22:40
>>223(村田)

『おせち』を意識しているのか、『栗金団』が見つかる。
嫌味のない素朴な甘みだが、どこか既製品の感もある味。
他には『スイーツコーナー』もあるようだったが、
村田の関心ごとはむしろ、『人』の方にあるだろうか。

     ガヤ…

           ガヤ…

『アリーナ』の人間らしき『黒服』のほか、
ウェイターらしき動きやすい和装の者達、
謎の『着ぐるみキャラクター』あたりは、
パーティ参加者とは思えない『働き』をしている。
話しかければ相応に『応対』しては貰えるだろうが、
果たしてあの『トライコーン』の件に繋がるかどうか。

会場には他の『参加者』らしきスタンド使いも多くいる。
彼らと話す事で『知見』を得ることも出来るだろうが、
やはり『アリーナ』と言う組織を知るなら…………

           スタ  スタ

「……」

いた。黒服と雰囲気を異にする『執事服姿』で、
蚕蛾のような『白づくめ』の少女(参加者だろう)から、
持参した『プレゼント』を受け取っている『スタッフ』。

会話はここからは聞こえないが、『間違いない』。
運営側の中にいながら、明らかに『他とは立場が違う者』のようだ。

225百目鬼白小百合『ライトパス』:2021/01/02(土) 00:32:28
>>222

「ハハハハ、『煙草』が『嗜好品』だってのは分かってるよ。
 アタシの感覚じゃあ、『日用品』って言葉の中には、
 『生活必需品』や『嗜好品』も含まれてると思ったのさ。
 『日用品』の中で『ないと困る』のが『生活必需品』で、
 『なくても困らない』のが『嗜好品』だろうってね」

「ま――――アンタが『違う』って言うんじゃあしょうがない。
 それじゃ、『ハンドクリーム』でも貰おうか」

         スッ

『千円札』を一枚、屋台に置いた。
これだけあれば足りるだろう。
後は『どうなるか』確認してみる事にする。

「気を遣って貰って悪いんだけど、
 『ライター』は間に合ってるんだよ。
 これは『手放せない拘り』ってヤツでね。
 『ライターなら何でもいい』って訳じゃあないんだ」

「この傷だらけのライターは、
 いわば『トレードマーク』みたいなもんさ。
 これを別のヤツに変えたら、
 アタシがアタシじゃなくなっちまうんだよ。
 説明が難しいんだけど、分かってもらえるかねぇ……」

226斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/02(土) 00:49:23
ダメージジーンズ、ドレスシャツ、ライダーズジャケット、鎖の意匠を持ったベルト、首周りには母の形見の赤いスカーフ、腕には父の形見の古腕時計
学校以外で僕の服装は変わらない――今日は肩に『猫』を乗せている所を除けば。

 「どしたの『スリーピング』。魚?魚が欲しいのか?そう言えば『寿司』は有るが。
 え?鶏肉もいい?いやあれは鳥っぽいけど人間だから迷惑かけるなよ。」

1月、アリーナから招待状らしきものが届き
祖父母にバレないよう即座に部屋に持ち帰って読んでみればこんな催しが有ると言う。

 (……イイ機会かもな、敵味方問わず『スタンド使い』が集まれば、僕の両親を治せるのもいるかもしれない。)

自分の目的はあくまでそれだ
チンピラをぶちのめしたり、悪夢で戦ったりはその副産物に過ぎないのだから
こういう機会を逃す手はない

 (プレゼントどうしようかな、菓子とかの消えものの方がいいよな、変にお高いと相手が委縮するかも……
 いや、ここは日用品かな、少しいいブランドのタオルセットとか…買う機会少ないから特別感有るし、タオルが不必要な家庭はないし。)

黒伏達に【プレゼント交換用のブランドタオルセット】を渡し。
ついてきてしまったかつての「怪談の主」たる「スタンド使いの猫」も肩に背負って準備万端、いざ!

 「食事は後にしろスリーピング…!僕は今絵馬を真剣に考えているんだ!」

先に縁起物を済ませることにした、事故とか怖いからね。
決して最近の厄払いとかではない。決して。

227村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/02(土) 01:03:30
>>224

ギラ !

 「『アレ』か。」

身だしなみ、立ち振る舞い・・・明らかに『末端構成員』のそれではないようだ。
話に割って入って「おいあんた!」と切り出してもいいが・・・

 「・・・やめておこう。めでたい席で波風立てるのはよくない。
 それにまだ『甘味』はあるようだし、こっちを頂きながら、キリのよさそうなところで仕掛けるか・・・」

『執事服』のほうを気にしながら、『スイーツコーナー』へ足をはこぶとする。

228ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/02(土) 01:13:11
>>222

「どうぞ、お気遣いなく」

(この場合、『ニンゲンの世界』では、
 このように答えるのが宜しいようで)

「以前にお見かけした方がいらっしゃいますね」

『黒服』に応対している最中に、『特徴的な色』を目に留める。
街中で『パフォーマンス』をしている時に出会った、
『観客』の一人だ。
ここに来ているという事は『スタンド使い』という事だろう。

「お二方、ご挨拶に伺う事に致しましょう」

「『ニンゲン』で言うと『営業』といった所でしょうか」

肩の二羽と共に歩き出す。
ハトとカラスを肩に乗せた『鳥人』のような女が、
『流月』に近付いてくる。
距離が縮まると同時に、『不思議な匂い』が漂ってくるだろう。

「――――コンニチハ。いかがお過ごしで御座いますか?」

229『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/02(土) 01:52:44
>>225(百目鬼)

「もしかしたら……『試してない』だけで、
 出来るのかも、しれませんけどねえ。
 『お酒』は、出せたわけですし。
 ……あっ! 飲むために出したんじゃないんですよ」

「『そういう質問に答えて貰った』だけで〜」

関は、『ペイデイ』の『ルール』の把握が『完璧』でない。
ずっと力を磨いてきた百目鬼の『質疑』は『答え合わせ』だが、
彼女にとってのそれは、『未知の領域』を開く事なのだろう。

「次にお会いするまでには、確かめておきますねえ。
 とりあえず今日は、『千円のハンドクリーム』。
 お買い上げ、まことにありがとうございます〜」

        スッ

そうして千円札を受け取る関は、
そのまま『ハンドクリーム』と『本』……『帳簿』に、『書いた』。

「こだわりの品……なるほど。わかります。
 私はそういうのを持っていないですけど、
 そういうのを大事にする家族は、いるので。
 むしろ、気付かないですみません」

「あのう、それと……『ハンドクリームのメーカー』に、こだわりは?」

>>226(斑鳩)

『猫連れ』の斑鳩を『拒否』するスタッフはいない。
なぜなら、『猫もまたスタンド使いだから』――――なのか?
あの『鳥を乗せた女(>>228)』や『土の犬を連れた女(>>216)』は『同輩』か?
『石仮面』を付けた女(>>218)などは、どういうつもりのファッションなのか?
『分からない点』は多い。確実なのはここが『現実世界』である事くらいだ。
            
     ガヤ …
                       ガヤ …

プレゼントは無事にお馴染みの『アリーナの黒服』に受け取られ――
なお顔は知られていたらしく、『今年もよろしくお願いします』との事だ。
――まず向かった先の、絵馬はすでにいくつか書かれて、置いてあった。

『日進月歩』『晴耕雨読』といった『四字熟語』で示す『目標』のほかに、
『不老不死になりますように』『全てにおいて向上したい』といった『野望』もある。

>>227(村田)

『執事服』は『若い男』だ。村田よりは、年上だろう。
やがて白い少女がふわりと手を振り、別の場所に行くと、
『気にしている』事に気付かれたか、『会釈』をされた。
話しかけても問題はないかもしれないが、『後でもいい』か。

              スタスタ

スイーツコーナーは『甘味の王国』。
楽しければいいと言わんばかりに『洋菓子』もあるが、主軸は『和』だ。
それに目移りする様子で『三白眼』を光らせる少女も、『スタンド使い』らしい。

ちょうど視界に『斑鳩』(>>226)も見えた。最近会ったばかりでもあるが、知り合いだ。

>>228(ブリタニカ)

黒服はブリタニカの『マナー』溢れる対応に、納得してその場を離れた。

「ん、何このニオイ。
 どっかで嗅いだことあったかな〜ッ
 『美味しそう』な匂いじゃないんだけど」

「あ。『ハーピーさん』じゃん! あけおめ&ことよろ!
 ってか鳥連れてるし。ウケる!
 それに、スタンド使いだったんだ。でもそれは『逆に』納得かも」

『日沼流月』は皿を片手に、笑ってきた。

「いかがってゆーかね、流月は『ごはん』取ってるとこ。
 ……ぷぷ、って言うと見たまんまだけどさァ〜。
 ま、こーいうパーティ形式だと何食べるか考えるのが一番楽しいワケよ」

皿に乗っているのは牛肉や魚を調理したものだ。『悲しみ』はそこにない。

230ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/02(土) 03:16:26
>>229

「はい。こう見えましても、
 実はワタクシは『スタンド使い』で御座います」

それ以上は言わない。
『スタンドの問題』というよりは、
『正体』に触れられるのが不味いからだ。
もし誰かに突っ込まれた時は、
『鳥人に変身する能力』とでも説明しよう。

  「なるほど――――」

             ジッ

    「――――いいえ、何でも御座いません」

皿に乗った料理を一通り眺め、一安心した。
世界の何処かで、何羽もの『同胞達』が、
日々犠牲になっている。
だからといって『ニンゲン』を恨む事はしない。
命を糧にしているのは、どんな生物も同じだ。
しかし、ここで見ずに済んだ事は幸いに思った。

「こちらの方々は、『パフォーマンスの出演者』でして。
 特にお世話になっておりますので、
 こうしてご同席頂いた次第で御座います」

               バサバサッ

      バササッ

ブリタニカの言葉に合わせて、
『ハト』と『カラス』が軽く羽ばたき、再び両肩に『着陸』した。
彼らは『群れの代表者』だ。
それぞれが一つのグループを束ねており、
ブリタニカは二羽と交渉する事で、『食料供給』を条件に、
『彼らの群れ』と『出演契約』を交わしている。

231百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/02(土) 03:53:30
>>229

『帳簿』に記入する姿を、それとなく眺めていた。
少女の様子から判断すると、
『商品名』を書けば品物が出てくるのだろうか。
しかし、すぐに現れるという訳でも無いらしい。

「『メーカー』?そう言われると、ちょっと困るねぇ」

軽く肩を竦め、苦笑いを浮かべる。
『メーカーの指定』があるとは考えていなかったが、
これが『買い物』なら確かに必要かもしれない。
大雑把に言っても、高級な専門店で取り扱うような商品と、
そこらのコンビニで売られている商品では、
品質に大きな開きがある。
さっき指定した『トレジャラー・ブラック』にしても、
煙草屋には置いてあるが、
コンビニの店内には並ばない銘柄だ。
とはいえ、『ハンドクリームのメーカー』を気に掛けた経験は、
記憶している限りでは思い当たらなかった。

「いや、正直に言うとアタシが使うんじゃないんだよ」

「『人にあげる』つもりなんでね。
 ちょっとしたプレゼントってヤツさ。
 だけど、その相手が贔屓にしてるメーカーなんて、
 あいにく知らないしねえ……」

「――『お任せ』ってのは出来ないかい?」

232アレックス『キサンドリア』:2021/01/02(土) 08:40:55
>>203
パーティ会場に『タキシードに身を包んだ金髪碧眼の少年』が現れた。
受付にプレゼントとして【銀でできた星のペンダント】を預ける。

少年の声「やぁ、さすが『アリーナ』だ。お金の使いどころを分かっている、と言える。」

少年の声「そう思わないかい、アレクサンドラ。」

少女の声「そうね、アレキサンダー。」
少年の姿が一瞬、『ドレスに身を包んだ金髪碧眼の少女』に変わるのを見た者がいるかもしれない。
だが、それは一瞬の幻のようなものだった。

少年の声「僕たちの死闘がこうして華やかなパーティに還元される。」

少女の声「私たちの死闘がこうして華やかなパーティに還元される。」

少年の声「それもまた星見町の光であり」

少女の声「それもまた星見町の影であり」

233石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/02(土) 09:01:42
>>203
パーティ会場に『シャチのヒレのように髪の毛を逆立てた少年』が現れた。格好は学ランだ。
受付にプレゼントとして【雪降るシャチのスノードーム】を預ける。

「パーティかぁ、あんま俺のキャラじゃないんだが……」

「なんか知り合いでもいねーかなぁ〜」

「なんなら新しく知り合い作るってのも手だよなぁ〜」

「俺と同じぐらいの年の連中もいるみたいだしなぁ〜」

234甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/01/02(土) 12:56:13
>>219
「玉露が…無い…」

玉露が無いのは残念だった
今はとても『玉露が飲みたい』、そういう気分だった…
玉露が無いと知るとガックリと項垂れる…

「がーんね…出鼻をくじかれたわ」

しかしいつまでも玉露を引きずっているわけにもいかない
折角のご馳走を思う存分楽しもう

何はともあれまずはお茶だ、出来るだけ高級そうな物を取っていく
そして次に食べ物だが…
いきなりスイーツからいくのもどうかと思うが、折角近くにあるのだから持っていこう

年末年始と言えばやはり餅、は欠かせないだろう
抹茶ぜんざい(しるこ)なんて物はないだろうか?

235三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』+我孫子サトル:2021/01/02(土) 15:38:53

「いや〜、盛況だねぇ、来たかいが会ったよ」

  「おい・・・・なんだ、ここは?
   俺はこれから原稿を仕上げるのに忙しいんだが」

「まあまあまあまあ・・・・こういうトコロも結構面白いよ
 それにさ、この場所に集まる人たちを観察するのもなかなか面白いと思うし、ね?」

パーティ会場に二人組の男たちが入場する
一人はパーティ会場に似付かわしいタキシード姿の男性だ
30代後半くらいだろうか、にこにことした笑みを顔に張り付かせた壮年の男だ

  「『スタンド使い』達の交流会・・・・・なるほどな」

もう一人の男は、少年といってもいいくらいの年齢だ
背丈は高く、巌のような頑強な身体を学ランで包んでいる
連れの男とは逆に厳めしい表情を顔に浮かべているが、スタンド使いという言葉に口元を歪ませる

  「つまりは面白い人間が集まっているって事だな」

「そういう事さ」

男たちは受付にプレゼントとして一冊の漫画単行本を渡す
『ゴールデン・クロウ』・・・・新進気鋭の漫画家『我孫子サトル』のデビュー作だ
北海道の大地を舞台に、主人公のフクロウ男が小金稼ぎに苦労する話なのだが
『オリジナリティがある構図』と地に足が付いた苦労話から一部の漫画好きの間で評価を集めている

  「少し・・・・待て」

       ズビッシィィ!

学ランの少年は受付に渡した『単行本』にペンで書き込みを入れる
ものの数秒で完成したそれには『主人公の顔』とその横に『我孫子サトル』という作者の名が刻まれた
そう・・・・それこそは少年が確かにこの漫画の作者であるという証拠である

「さてさて、どこから見ようかねぇ」

壮年の男、三刀屋はパーティ会場を見渡した

236ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/02(土) 17:45:41

     トテ トテ トテ

いつのまにか『ラッコ』がいた。
『ぬいぐるみ』でも『置物』でもない。
紛れもなく『本物』だ。
近くの水族館から脱走した訳でも、
どこかの国から密輸された訳でもない。
たまたま星見町の海辺に流れ着き、
そのまま定住した『野生のラッコ』だ。

       「ミャー」

何故ここにいるのか?
どうやって来たのか?
その経緯は謎に包まれている。
しかし、一つだけ確かな事があった。
新年を祝うパーティー会場に、
『野生のラッコ』が存在しているという事実だ。

237『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/02(土) 17:47:24
>>230(ブリタニカ)

「言われてみたらスタンド使いにしか見えないわ。
 別に『答え合わせ』はしてくれなくていーけど、
 『逆に』鳥とは全然関係ない能力だったりしてね!」

これは『ニアピン』だろう。
『ブリタニカ』が鳥だから鳥語を話せるだけで、
スタンド能力そのものは『鳥』ではない。

「へー、手乗り文鳥とか見たことあるけど、
 カラスとハトがこんな大人しいの初めて見た。
 なんかそう止ってると、狛犬みたいでウケるね」

     「ハーピーさん、これエサあげていい?」

        スッ

『魚のマリネ』らしきものを一切れ前に出してきた。

>>231(百目鬼)

「ああっ。おまかせでも、大丈夫ですよう。
 『1000円相当』の物を確実に用意しますので〜」

       サラサラサラ

帳簿の真新しいページには、
『ハンドクリーム 1000円』の文字と、
元から『ある』らしい『雀のイラスト』が見える。

「プレゼントの需要を考えると、
 『ラッピング』のサービスなんかも、
 練習した方がいいのかもしれませんねえ」

      『ポンッ』

まるで『魔法』のように、
『ペイデイ』の紙面上に『ハンドクリーム』が出た。
関心がなくとも見たことの無いメーカー……というより、
この『ロゴ』は『Payday』を崩したものだろう。
 
「はい、お待たせしました。
 こちら『1000円のハンドクリーム』です〜」

そして渡した『1000円』は『消えている』。
これが『ペイデイ』の能力……ということなのだろう。

>>232(アレックス)

アリーナの者には馴染みの『黒服』こそいるが、
あまり見かけたことのない顔が多い印象がある。
そのせいか、単に『人が多い』ためか、
『闘士』として声を掛けてくる者はまだいない。
受付にプレゼントを渡せば、後は『楽しむ』だけだ。
かつての『対戦相手(>>226)』の姿も見えるが、
あえて語りかけにいくかどうかは、アレックス次第。
あるいは誰かが話しかけてくる可能性もあるだろう。

238『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/02(土) 17:48:24
>>233(石動)

洒落たプレゼントを受付に渡して、
『新たな出会い』に期待を馳せる石動。
会場にいる『スタンド使い』は老若男女を問わないが、
やはりというか、『若者』――石動に近い世代は多い。
特に多いのは、少し年上の『高校生』達だろうか?

         ガヤガヤ

髪を『アンテナ』のように一房立たせた、
跳ね気味のショートカットの少女や、
茶髪を『ツインテール』にした少女、
絵馬に本気になっている様子の少年(>>226)、
また受付には学ラン姿の少年(>>235)の姿もある。
もしかすると、知った顔も混ざっているかもしれないが。

>>234(甘城)

あるいは『ある』のかもしれないが、
最高級玉露を『ピッチャー』に入れて、
そのまま放置は出来ないのかもしれない。
スタッフに聞いてみれば『あり付ける』可能性はある。
ともかく、今は比較的『良さそう』なお茶を取った。

   ワイ ワイ

スイーツコーナーにはいくらか先客もいる。
三白眼を光らせお菓子を吟味する『振袖』姿の少女や、
あの男子学生(>>227)は『同好の士』らしい。

「『おしるこ』いかがですかー」

そして、『抹茶しるこ』は『あった』。いいことだ。
鍋に入ったそれを、和装のウェイターが配っている。

>>235(三刀屋と我孫子)

受付はやや怪訝な顔で『サイン入り単行本』を受け取る。
絵の迫力、構図の妙に感心を抱く事はあっても、
『まだ』この漫画を、そして我孫子を知らないらしい。
いずれその『価値』に気付く日が、来るだろうか――

三刀屋は会場を見渡す。
若き作家に『経験』と『体験』を積ませるには、
確かにこの奇異な宴はうってつけかもしれない。

     ガヤ ガヤ

スタンド使いといえど『社会の一部』。
パーティ会場は『本格的』――つまり『普通』で、
来ている老若男女も『街中』と変わらない雰囲気だが、
ごく一部、『エキセントリック』な外見の者もいる。

例えば『全身白服で髪も白いカイコガのような少女』や、
『両肩に鳥を止まらせる鳥のような女(>>230)』、
さらには『石仮面をつけた女(>>218)』までいる始末。
……今、あそこにいる『タキシードの少年(>>232)』は、
『ドレスを着た少女』に『なった』? 気のせいだろうか?

会話に応じてくるかは不明だが、とにかく『探す価値はある』。

239ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/02(土) 17:52:38
>>236

受付には『ウニ・アワビ・イセエビ』が置かれていた。
獲ったばかりらしく、とても『新鮮』だ。
早めに冷凍した方がいいかもしれない。

240百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/02(土) 18:21:49
>>237

「なるほどねぇ――――」

        スッ

紙幣と交換に現れたハンドクリームを見て、小さく呟く。
おもむろに腕を伸ばし、それを取り上げた。
手の中で角度を変え、全体を隈なく眺める。

「いやぁ、実際に見てみると本当に『魔法』みたいだね。
 一応確認するけど、これは『実物』かい?
 『スタンド』とはいえ、『本物』を出せるってのは、
 アタシの知る限りじゃあ少ない方だ」

「『いいもの』を見させてもらったよ」

「そうそう……『名前』、まだ聞いてなかったっけね。
 よかったら教えて欲しいんだけどねぇ。
 もしかすると、今後も『利用』させてもらうかもしれないからさ」

241ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2021/01/02(土) 18:56:20
>>237

「お二方、いかがで御座いますか?」

「あぁ、そうでした――――」

「 『♪』 『♪』 『♪』 」

両肩の二羽に『ニンゲン語』で言いかけて、
『鳥語』で伝え直す。
『ニンゲン』と『同胞』の両方と同時に会話していると、
時々間違えてしまう事があった。
『鳥類』としては恐るべき知能を誇るブリタニカであるが、
あくまで『人間と同等』である以上、
『根本から全く異なる言語』を平行して扱う事は難しい。

「 『♪』 『♪』 『♪』 」

「――――いえ、失礼しました。宜しいようですよ」

今度は『鳥語』で伝えてしまい、『ニンゲン語』に変換し直す。

                  ストレンジャー
人間界にとって、ブリタニカは『部外者』。
より致命的な状況でミスが出ないように注意しなければ。
ともあれ、二羽の同意は得られた。
どうやら、あげてもいいようだ。

242甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/01/02(土) 19:17:13
>>238
「あった…」

お目当てのおしるこを発見、早速受け取りに行こう

「すいませーん、おしるこください」

その和装のウェイターに話しかけ、おしるこを注文する
そして…おしるこをジッーと凝視

「……」

ここで甘城にはある、一つの疑問が過った

「これは『おしるこ』なのよね…
 『おしるこ』と『ぜんざい』の違いって何…?」

突然過ったその疑問を誰かにぶつける甘城
その人物が知らない相手だった場合
知らない人から突如そんな疑問を問いかけられてさぞ困惑する事だろう

243村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/02(土) 19:32:11
>>228

『会釈』。相手もこちらに気づいたということだ。
勿体つける理由もないし、料理は逃げないが『機会』は逃げる。

 「不躾なのは承知で、まず『一つ』質問させてもらう。
 『執事服』のアンタにだ。」

『執事服』へ足早に駆け寄り、声をかける。

 「夏ごろの話だ。
 『斑鳩』って男に『トライコーン』のバカどもを潰させたのは、あんたの指図かい?
 …それとも、もっと上かい?」

この空間で何も隠す必要などあるまい。単刀直入に問いを投げる。

244比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2021/01/02(土) 19:37:19
>>218

「――――つまらないものですが、私からは『これ』を」

持参した『トランプ』を関係者に預けた。
最高品質の紙を用い、表面にエンボス加工が施された、
マジシャン御用達の一品だ。
デザインは黒を基調としており、普通の白いトランプと比べると、
より落ち着いた印象を与える。

(おや、あれは…………)

「これはこれは、『ラフィーノさん』。あなたもおいでとは」

「最初は『何処の変人が迷い込んだのか』と思いましたよ。
 『お変わりないご様子』で安心しました」

会場に入るなり、『奇怪な姿』が目に留まり、
後ろから声を掛ける。
振り返れば、
仕立ての良い『ストライプスーツ』を着た男が立っているだろう。
そして――――『秘密を知っている人間』でもある。

245アレックス『キサンドリア』:2021/01/02(土) 19:47:40
>>237(GM)
>かつての『対戦相手(>>226)』の姿も見えるが、
アレクサンダー「ふふふ……あれに見えるは斑鳩さんじゃないか」

>>226(斑鳩さん)
アレクサンダー「やぁ、斑鳩さん、久しぶり。先日は対戦ありがとう。」
『タキシードに身を包んだ少年』が声をかける。

アレクサンダー「おっと、この場では『天翔怒牙』(エリアル・レイジ)と呼んだ方がいいのかな?」

アレクサンダー「君が『更に戦いを重ねた』と、ケイジ・キサラギから聞いたよ。」
シュウン……

アレクサンドラ「ふふふ……せっかくの『パーティ』だから、『隣に立つ』のは『私』の方がいいかしら?」
シュウン……『ドレスに身を包んだ少女』へと身を変え、声をかける。

アレクサンドラ「その『猫』はあなたのお友達?
        ふふふ……ダンスのお相手かしら?題目は『黒猫のタンゴ』かしら?」

>>(周囲)
『タキシードに身を包んだ美少年』が『ドレスに身を包んだ美少女』へと身を変えるのが見えたかもしれない。

246石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/02(土) 20:03:24
>>238(GM)
>髪を『アンテナ』のように一房立たせた、
>跳ね気味のショートカットの少女や、
>茶髪を『ツインテール』にした少女、
>絵馬に本気になっている様子の少年(>>226)、
>また受付には学ラン姿の少年(>>235)の姿もある。
>もしかすると、知った顔も混ざっているかもしれないが。
「おお、似たようなのがいるじゃねぇのいるじゃねぇの。」

「……って」
しかし、それよりも興味あるモノ、大問題のモノを見つけてしまった。

>>236>>239(ラッコさん)
「おぅい!すたっふー!すたっふー!」
スタッフに声をかける。

「誰かのペットか?『ラッコ』が入り込んでるぞぅ!」
オルカはその名の通り、海の動物が好きなのだ。
ゆえに、『ラッコ』が『ラッコ』であることを見抜くのだ。

「よーしよしよしよし、うーりうりうりうり、逃げるなよぅ〜」
しゃがみ込んで、ラッコと目線の高さを合わせつつ、『ラッコ』に声をかける。

247ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/02(土) 20:18:16
>>246

     トテ トテ
           ――――ピタ

慧眼によって正体を見抜かれたラッコは、
その場で動きを止め、声のする方に体を向けた。
『ペット』かどうかは不明だが、『ラッコ』なのは間違いない。
特に逃げ出す様子はなさそうだ。

          「ミャー」

つぶらな瞳が少年を見つめる。
何を考えているかは分からないし、
何も考えていないのかもしれない。
さぁ、どうしようか。

248石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/02(土) 20:52:16
>>247(ラッコさん)
「おっとっと。大声を出してスマン。ビックリするよな、スマンスマン。動物の前で大声を出すのはいけねぇことだ。」

「しっかし、誰のペットかねぇ、この『ラッコ』は。
 『ラッコ』を飼うたぁ、酔狂なヤツもいるもんだ。」
周囲を見回して、『ラッコの飼い主』を探す。

「しかし、困ったな。
 いくら俺が海の動物好きとは言え、『ラッコ』とは『ファーストコンタクト』だ。
 図鑑や水族館で見たことはあっても、実際に手で触れられるぐらいの距離に入るのは初めてってもんなわけで。」

「うーん、『キリン母さん』や『ゴウゾウ父さん』も知るわけねぇよなぁ……。
 『ソウマ兄さん』は陸の動物好きだし、
 『ハヤト兄さん』は空の動物好きだし、
 『妹のレオ』にいたっちゃ、人間も動物もなんでも好きで嫌いなものがないようなヤツだからなぁ……。
 うーん、『俺』がやるっきゃねぇなぁ……。」

「ラッコの食い物は……貝だっけか?蟹だっけか?魚だっけか?」
『ラッコ』の身ではテーブルの食べ物は手を出しにくかろう。
テーブルから『貝』や『蟹』を皿に取り分けて、『ラッコ』の前に出す。

「しかし、人間用に味付けたモンを食べても『ラッコ』は大丈夫なもんかな……。
 その辺どうなんだろう、『飼い主さん』よぉぅ……。」
小声で周囲にアピールする。

>>周囲
学ランで逆立った頭の少年が『ラッコの飼い主』を探す声が聞こえるかもしれない。

249ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/02(土) 21:11:50
>>248

『海棲哺乳類』であるラッコの食性は海産物が主体だ。
個体によっては、『海鳥』を捕まえて食べる事もあるらしい。
しかし、このラッコは鳥を食べた事はなかった。

        スンスン

ラッコが皿を覗き込み、匂いを嗅ぐ。
前足を器用に使い、食べられそうなものを取って食べる。
動物特有の『カン』で、『生に近いもの』を選んでいるようだ。

       「ミャー」

            ムシャッ

今の所、『飼い主らしき人間』は近くにいない。
どこかに行ってしまったのだろうか。
ラッコは『ホタテの刺身』に夢中だ。

>>周囲

『ラッコ』が刺身を食べている姿が見えるかもしれない。

250石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/02(土) 21:43:43
>>249(ラッコさん)
「ホタテ……ホタテか……なるほど。」

「ナマモンなら大丈夫そうだな。」
ヒョイヒョイとラッコの皿に刺身を追加していく。

「しっかし、この『ラッコ』、かなり『人馴れ』してんな……野生動物とは思えん。」

「まー、『ラッコ』と長話をしてもしょうがねぇや。俺もなんか食うか。」

>>238(GM) 和装のウェイター
「せっかくの正月だし、『おしるこ』でもいただこう、一丁よろしく。」
『おしるこ』を一杯もらう。

>>スイーツコーナーの先客。
>>三白眼を光らせお菓子を吟味する『振袖』姿の少女
>>227(村田さん)
>>234>>242(甘城さん)
「『おしるこ』と『ぜんざい』の違い……だぁ?」

「ンまければ、それでいいだろ、んなもんヨ〜。」
IQ低そうな回答が返ってきた。

「ンッン〜〜〜マッ、アンコのついた餅うまっ、うまっ。」
俺は餅食うマシーンのオルカだぜ!

251三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/01/02(土) 21:48:35
>>238(GM)
>>249(ラッコ)
>>250(石動)

「ま、こんなものだろうねぇ
 僕達の『雑誌』の知名度もそんなにないし、君自身もプロになったばかりだ
 腐らないでくれよ・・・・・っと、君には必要のない言葉かな」

  「当たり前だ・・・・ 俺はこれからも精進を続ける
   それは依然変わらねぇよ」

  「それにしても・・・奇人変人のバーゲンセールだな
   何だあの鳥みたいな女は・・・・大道芸人か?
  『石仮面』の奴はこの会場を仮面舞踏会か何かと勘違いしているのか?」

「奇人変人具合で言えば、君や僕も大差ないんじゃないかなぁ?」

  「・・・・・・フン
   まあいい、俺はちょっとその辺の人達と話してくる
   ここからは別行動だ」

「あれ?一緒に回るんじゃないの? つれないねぇ」

  「・・・・・お前は俺の母親か何かか?
   この程度の挨拶回り・・・・一人で出来るさ」

「じゃ、頑張ってね」

少年は男と別れてパーティ会場の人ごみの中に紛れていく
その場には壮年の男だけが残された

「さてねぇ・・・」

周囲を見ると何故か『ラッコ』が会場を練り歩き、
学ランの少年がその相手をしていた
三刀屋はゆっくりと彼らに近づき・・・・

「ねぇ、君、この子(ラッコ)は君のところのペットなのかな?
 随分と人に馴れていて可愛らしいじゃないか」

話しかけてみた

252『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/02(土) 21:49:40
>>239(ラッコ)

素晴らしい『贈り物』をしたラッコ。
ここには『食べ物』がたくさんあるようだし、
おそらくはそれを全て食べていいのだろう。


「ぅうわッ! なっなんだこの動物!」
    
      「かわいい?」

              「……『ラッコ』!?」

  「だ……誰かの『能力』ですか!?」

                  「おいッ、上に連絡を……!」


人間たちはなにやら騒いでいるが……『客』が気にする必要はない。

>全員

突如現れた『ラッコ』に、会場はにわかに沸き立った。
誰もがその『存在感』に気付くことが出来るだろう……

>>240(百目鬼)

ハンドクリームはどう見ても『本物』で、
いわゆる『実体化したスタンド物質』ですらない。
デザインの『オリジナル製』も合わせて考えるに、
真の意味で『無から有』を作り出す『能力』らしい。

「『実物』で、間違いありませんよう。
 どこから来てるものなのか、
 作ってるとしたらどこでなのか、 
 私にもわかりませんけど、品質も『本物』です?」

     ニコ

「……あっ! そうでしたねえ。
 私ったら、自己紹介をしてませんでした。
 『寿々芽(すずめ)』……『関 寿々芽』です」

「今後とも、ご贔屓にしてくださいねえ。百目鬼さん」

自己紹介を返され、『初買い』は完了だ。
ここで話していても問題はないだろうし、
料理や、新たな交流に向かってもいいだろう…………

>>241(ブリタニカ)

「ぷぷ、今の芸よかったわハーピーさん!
 それじゃ、これ。『イワシのマリネ』だってェ〜」

          スッ

「流月も食べたけどけっこうウマかったよ」

『言い間違い』も含め、芸と思われたらしい。
笑いながら『酢漬け』の魚を、まずカラスの前に差し出した。

>>242(甘城)

おしるこを一杯、手渡された。
抹茶餡の甘い汁に、餅が1つ浮いている。

……『おしるこ』だ。
『ぜんざいではない』。
『なぜぜんざいではないのか』。

「えっ!? 急に何よ、あなた……誰?」

同じく和スイーツを選んでいた『三白眼』の少女が、
やや驚いたような顔をしたが――――
石動が口を挟む(>>250)と、水を得た魚のように笑みを浮かべた。

「……フフッ。どうやら知ってるのは私だけね?
 仕方ない、教えたげるのだわ。『おしるこ』は『餡子の汁』!」

          「そして『ぜんざい』は『小豆と煮て作る汁』!
            ――――どうどう? おわかりかしら?」

どうやら知識を――――『知性』をひけらかしたいタイプらしい。

253『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/02(土) 21:49:51
>>243(村田)

「一応、先に言ってこう。
 『あけましておめでとう』――
 そして『今年はよろしく』と」

        ペコリ

「『トライコーン』の件と『斑鳩』という名、
 不躾を返すようだが――――『棒術使い』。
 『本堂ゲンマ』の、話には出ていた」

『隠す必要はない』というのは相手も同じらしい。
答えには『侮る』響きは無いが、『遠慮』も無い。

「欲しい言葉かは分からないが、ご協力に感謝を。
 『依頼』を出したのは私ではないし、私の上でもないが」

「『別の派閥』の者だろう――――『アリーナ』に興味が?」

>>244(比留間)

『プレゼント』を受け渡し、知り合いに声を掛けにいく。

254風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/02(土) 21:56:36

常に明日無きホームレス、風歌鈴音は辛うじて迎えた新年に於いて、奇怪な直面していた。
『スタンド使い』の交流会。星見町の狂った裏への新参者である風歌は興味を引かれ――プラネタリウムで判子を押され、宴会場へと飛ばされていた。

(なんだ、ここは……)

自分が幻覚を見ているのか、それとも物理的に飛ばされたのかはわからない。しかし、スタンド使いとして経験した奇妙の数々は、これが例え『現』ではなくとも『現実』の一つではある理解させる。ならば、この場にいるのはスタンド使いなのだろう。

(これでも、一部なんだろうな)

ゴキブリは、一匹見かけたら三十匹と俗に言う。
この中でゴキブリと呼べる様な輩は、社会性汚物たる自分を含めてそう多くないと思いたかった。特別な力を持つゴミは、我が事ながら始末が悪いのだから。

(できるだけ、顔は覚えておくか……覚えてられるかは、分かんねーが)

そして、風歌は雑煮の椀を手に取ると、久しぶりの餅を食いながら、艶姿、談笑、美酒、美食。そう言った集いからは微か、離れる端から、会場を見渡した。
無論、眺める事で顔や姿を覚える為であるが――風歌は、己をゴミと自認している。風歌にとって真っ当という輝きは、触れるものではなく、眺めるものであり、害し害されぬ様に適切な距離を持つべきもの。
ソーシャルディスタンス、その様な言葉をSF映画の予告編で見たこともある。つまり、真っ当な人々からは離れるのが、風歌にとっての適切だ。
そして、精神的にではなく、生々しい問題もある。

(風呂、入ってねぇしなぁ……)

風呂に入らず、普段は洗濯とも縁遠い生活である。比較的にマシな装いをしているが、この場に来るために新調した訳ではない。
近づけば、臭うだろう。肉体からはもちろん、魂に匂いがあるならば、それから。風歌は、スタンドすら襤褸を纏っているのだから。

(ま、アタシなりに顔を覚えながら、見て楽しむとするか――)

255ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/02(土) 21:59:54
>>215

「……!」


鳥を侮るような言葉だっただろうか?
この距離で聞こえていたか……?
子供は鳥の妖怪からサッと目をそらした。



「なにか……人外のやからがぽつぽつおるようじゃな……
 祭りごとには妖怪変化がまぎれこむという…… 
 なんじゃったか、はろういーんとかいうやつか……」


鳥妖怪のほかにもよくわからないやつ(着ぐるみ)や、ヤマンバ……
いや、ヤマンバと一時誤解していたが、山に住んでいるだけの女性だったか。
しかしまだ分からない。正体を偽っているのかも……


「なにか……なんじゃあの生き物は……
 野生動物まで迷い込んだか……
 いや、待て、あれは……プレゼント交換を!?(>>239)」


とりあえずラッコを撫でに行く。


「大人気じゃなラッコ」

256石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/02(土) 22:11:10
>>251(三刀屋さん)
「あぃ?
 うんにゃ。このラッコさんは、俺のペットじゃねぇわな。」
『おしるこ』の餅を頬張りながら、間抜けな声で応える。

「俺も、ちょっとこのラッコさんは人馴れしすぎてるんじゃないかぁ〜、と思うんだが、
 どーにも飼い主さんが見つからねぇんだよなぁ〜。」

>>252(GM) ラッコ関連
「ンッン〜、落ち着けよ、みんな。
 ラッコは繊細な動物だからヨォ〜。ストレスをかけちゃあ、いけねぇんだ。
 静かに、そっと、繊細に扱うんだヨォ〜。」
周囲に声をかける。

>>252(GM) スイーツ関連
「おうおう、解説ありがとさん、えーと、名前はなんだっけ、『三白 がんこ』ちゃん?」
『テキトーなあだ名』を付けて返答する。

「なるほどなー!知ってから食うと味も違う気がするぜ!ありがとさん!」
うまい!うまい!
もっしゃもっしゃ。

>>255(ナイさん)
「ンンッ〜?」

「おやおや、こいつは……
 ダボダボの服を着て、ブカブカの靴を履いて、
 ブロンドの髪で、おかしな喋り方の女の子が〜?」

「……なんか俺はキミを知ってるような?」
ラッコの世話をする学ランの少年は、なにかを思い出そうとしている。

説明しよう!
オルカはなんか『ダイアナ』との交流で『ナイ』のことを聞いているのだ!
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647744/890-892

257百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/02(土) 22:21:30
>>252

「『関寿々芽』――可愛らしい名前じゃないか。
 お嬢ちゃんにピッタリだよ」

「じゃ、寿々芽ちゃんにアタシからプレゼントだ。
 迷惑じゃなければ受け取ってくれないかい?」

         コト

受け取った『ハンドクリーム』を屋台に置く。
商品に不満があった訳では無い。
目の前の少女に渡すつもりで買ったのだ。

「何となくだけど、
 アンタは家事をする事が多いんじゃないかと思ってさ。
 水仕事は手が荒れやすい。
 乾燥しやすい時期は特にね」

「『寿々芽ちゃんのため』じゃあ受け取れないなら、
 『お嬢ちゃんの家族のため』でもいい。
 アタシの顔を立てると思って、もらっといて欲しいんだよ」

258『星の女』:2021/01/02(土) 22:22:48
>>254

「――ですが、貴方の魂から漂う気流は馨(かぐわ)しいものと思えますよ。
それと、お餅はゆっくり、良く咀嚼して飲み込みましょうね」

何処から、『ソレ』は居たのか。ソレとも、ソレは突如この空間に
降り立ったのか、またはずっと其処にいたのに誰にも認知されなかったのか。

銀河の色合いをした長髪、そして同等の宇宙を瞳に収めた燕尾服の
女と見受けられる体格の人物はゴミを自称とする貴方に話しかける。

「此処では『プレゼント交換』をするらしいですね。
貴女は、何をお持ちに?
 もしも手持無沙汰と、おっしゃるなら。貴女の分のプレゼントも
こちらで御用意致しますよ」

「……ふむ、パーティドレスと言う装いでは無いですね。
もし、一つ。私の『お願い』を聞いて下さるなら
今から貴方をシンデレラと致しますが」

聞いてくれますか? と、謎の女は微笑みかけた……。

259ラッコ『ハッピー・スタッフ』:2021/01/02(土) 22:27:00
>>251
>>255
>>256

       「ミャー」

ラッコは大人しく少女に撫でられている。
『最上級の毛皮』として乱獲された歴史を持つだけあって、
その手触りは筆舌に尽くしがたい。
また、近付いてきた男に気付き、そちら側を向いた。
相変わらず『飼い主』は見当たらない。
『謎』だ。

260斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/02(土) 22:34:16
>>245

絵馬に『無病息災』とだけ書いて
――声の主に振り返る。

コ゛ コ゛ コ゛ コ゛ コ゛
 コ゛ コ゛ コ゛ コ゛ ・ ・ ・

 「キサン…ドリア」

忘れる筈もない、昨日のように思い出せる
あの、全身の血液が沸騰するような興奮を、あの日の対戦相手の美しさを

 (――――ッ)

――だが、今は『俺』の出番じゃない。

 「――君達の姿は何処でも目を晦ませてくれるな、美しいよ。」

 「でも、その名は預かっているけど今は『斑鳩』がいい、ここだと貴女達と戦う必要はないだろ?」

本来なら違う筈だった、柔らかな笑みを浮かべる
彼らとは一度拳を交えただけで、それ以降の連絡もない

なのにどうも、旧来の親友のように思えて他ならない。

 「ま、猫よりは機会が有れば一曲相手して欲しい所だ 
 かの皇帝と釣り合うかどうか、試してみるのも悪くない。」

ああ、とても『羨ましい』 光の下で色が変わろうと、何方の色でも魅了するであろうから。

 「でもこの猫は単に、食い意地が張っているだけの……あれ。」

妙に肩が軽い…のは気のせいでは無かったらしい
『肩に乗っているのは猫の下半身だけだ』断面部分は炭で塗りつぶしたかのように真っ黒で
『輪切りになった胴体が、刺身へ点々とパンくずのように落ちている。』

 「……ハッ!ま、ま さ か あ い つ ッ !」

肩の上が飽きたか腹が空いたか定かではない
が、奴の狙いは『己の腹を満たすこと』に他ならない

今、まさに解き放たれた真夏の学校の怪談、その正体
『身体を薄く寸断させて瞬間移動させる能力』を持つ猫。

 『スリーピング・トゥギャザー』が放たれている瞬間だった。

そして、上半身が遠くで刺身をむさぼり
次の狙い…『ホタテ?』に狙いを付けているのが見てとれた。

 (・・・やっべ。)

261三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/01/02(土) 22:37:08
>>256(石動)

「おやおや、それじゃあこの会場の誰かのペットなのかな?
 それともこの催しのために誰かが用意してきたとか?
 まさか、野生の子がこんなところにあるわけ・・・・・」

そういえば、と思い出す
ここ最近、この街の河川や浜辺でラッコを見かけるという話を聞いた事がある

「そういえば・・・・最近、この辺にラッコが住み着いているらしいけど・・・・」

しかし、野生だとしても、この会場に来るには職員のスタンプが必要になるはず
野生のラッコがどこからともなく表れて、職員がその子に静々とスタンプを押す姿を想像し・・・・

「ぷっ! いや、流石にないかね」

>>255(ナイ)

「きみ、きみ、君はこのラッコさんの飼い主だったりするのかな?
 この子について何か知っているかい?」

ラッコを撫でるナイに向かってちょいちょいと手を振りながら聞いてみる

>>259(ラッコ)

それにしても人に馴れたラッコだな、と思いつつ
自分もラッコの毛並みを撫でてみる

素晴らしい

「いいねぇ、この手触り」

と、不意に自分のスマホを取り出してラッコを撫でる自分の自撮りをしようとする

262ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2021/01/02(土) 22:38:30
「ここが会場…ここにわたしの秘密を知る者が……」
「ご馳走にありつくには仮面が邪魔ね…外しちゃおうかしら」

>>244(比留間)

 「……アッ」

 「えっ ええっトォ〜〜〜 どなたですゥ〜?」
 「何か勘違いをされているのではァ〜〜〜?」
 「ふふふふ 変人だなんて クソ失礼な方ですね…」


(なんで!!!この男が!!!いるのよ!?!?)
(そうかこいつもスタンド使い…
 …やはりここは敵地…仮面を外すわけにはいかない!)

(そういえば人気投票ベストペア部門で私とこいつに入れてくれた人がいるみたいね)
(ありがとうございました……でもなんでこんな男と!!!ムカつくわねェ〜)

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