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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その3

1『名無しは星を見ていたい』:2018/08/18(土) 19:51:06
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

328天雨 サトリ『10cc』:2018/12/24(月) 01:23:28
>>325(GM)
>>326(夢見ヶ崎)

「……ええ、それはきっと、『正しい』選択ですわ。。
 貴女は否応なく『力ある者』の宿命の中にいる。
 私の『私情』で、貴女に迷惑は掛けられませんわね。
 ――――私からも餞別ですわ。お受け取りになってくださる?」

              スッ

カバンから新品の『いちご飴』を袋ごと手渡す。
アオキには少なからず情は移っているし、
友人との別れを惜しみたい気持ちはある。

「――――実はこれ、私の家の新製品ですの。
 次に会ったら、是非感想を聴かせてちょうだいね」

              「待ってますわよ」

だからこそ『引きとめる』とか『未練を残す』とか、
あるいは『その品だけでつなぎとめる』事はせず、
再会の『意味』を作るような、ちょっとしたものを渡したい。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・そして。

保護者たちに礼節を以て対応していたが、
まつりのご両親(今後のために顔は覚えた)
の言葉に、思わずピシっと背筋が伸びた。

「あの、奥様、ちょっとよろしくて??
 明日美さん、貴女もちょっと。
 いえ、『気のせい』なら良いんですけれど」

「若い女手二人だけでご不安お掛けしましたのは、
 スタッフのスケジュール管理の不手際などを、
 大変申し訳なく存じあげるのですけれど――――」

    「私」

              スッ

「これでも、『国民年金』を支払っているのですけれど……!?」

森ガールとゴスロリを混ぜたような独特な衣装が、
あるいは雰囲気が年齢を推し量りにくい物にしているのだろうか?

天雨サトリ――――『20代前半』の、立派な『成人女性』である。

329『ペイズリー・ハウス』:2018/12/24(月) 22:11:33
>>327-328(ALL)

アオキ「……うんっ! みんな   ――またね!」


二人からの餞別を受けつつ、彼女は車窓から顔を出して手を振りつつ先に
星見の町中心へ帰り去っていく。
 もう会えない訳ではない それでも別れは寂しいものだ。
いずれ、またこの園で会える時もある。だから 今は笑顔で見送ろう……。


 ……そして。


>これでも、『国民年金』を支払っているのですけれど……

 
くぬぎ「……ぇ」

カンナ「……な」    まつり「……ん」   etc「だっ」


   『――てぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!??』


 青空の下で、『ひそひそ星』で過ごした中で一番の大絶叫が迸る。
何事かと、その大声量に鶏達が鳴き出す程だったとか。

 この園での思い出を抱え、夢見ヶ崎と天雨は再度違った運転手の導きで
星見町に戻り家路へと辿り着く。

 そして、『謎のコイン』の効力も段々とか悟れた。
何日かして、二人とも連絡を取り合う事なくとも『偶然』外出する先の
道中などで頻回に顔を会わせる時が、そのコインを携行してる時に限って
より頻回だったから。
 『奇妙な園』の子供達の触れ合いから、『奇妙なコイン』を持ち帰った
貴方たち二人。これから先の未来でも、貴方たちの先に『奇妙な道先』が
待ち受けるのだろう……。


 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』→『依頼達成 二十万獲得』
 携行すれば、対となるコインを持つ者と引き合う力が強まる奇妙なコイン
                    『ナードマグネット 獲得』

         天雨 サトリ『10cc』→『依頼達成 二十万獲得』
                    『ナードマグネット 獲得』

                   『ペイズリー・ハウス』→終了

330『ペイズリー・ハウス』:2018/12/24(月) 22:28:57

  ……カチ。

?「……で 結果は纏めると失敗かぁ    ……あー、うん
『弓』の真の力を引き出せる子、通称クィーンを数で園を制圧して捕獲
するのも一つの手だけどね。まぁ、優先事項としては中の中
 余り大きく動くと『抑止』が働いちゃうからさ。以前もそれで
痛い目見ちゃったから『エクリプス』も指針が済し崩しに消えちゃったし。
 幾らかフェアでやらないと……あーぁ、面倒だな。

うん 嫌がらせとしてはベストだったかな。
 ま こっからが本番さ。『弓』と『矢』 どちらも一揃いにして
『射手座』を創り上げる。それが最終目標だから

……そろそろ本格的に始動しようか」

……カチ。




 ……ジー。

?「経過報告 特定人事災害対策部門

対象の『アオキ』の心理グラフ及び、アリーナに潜伏していると思える
敵対組織の人為的工作によって彼女のスタンド及び精神が変質化する危惧
を汲み、比較的ダメージの少ない場所で観察するにあたって人の手で扱える
器具型を掌握する特異性の高いスタンド『サバジオス』が濫用されてる
可能性は極めて低く、今の所彼女が以前の事件から精神的ショックによって
自動的に発動する形でのスタンドによる地雷を埋め込まれた『ランク』を
下げる事にする。園児たち及び雇用した者達の素性も危険性は少ない。
 敵の工作痕は発見した。今後も攻撃は継続すると思われる。
それでも我々は最後の一人を処理するまで戦争を続けていく」



                       ……to be continued?

331『ペイズリー・ハウス』:2018/12/24(月) 22:47:11
『野性味と少し硬度に不安あるダイヤのようなハート』 『カンナ』のスタンド

全身を黒と茶色の体毛で、狼男のような恰好へと瞬く間に変身する。
 変身後は獣のような山野を駆け巡る速さと力強さを兼ね備えるが
未成熟ゆえに、その体は出来上がってはいない。それは心も同じ
 喜怒哀楽を全て失くし、心が鉄のようになれば体も同じく鋼のように変貌し
周囲にいるものを全て切り刻む機械獣と変わる。

 『スティール・パンサー』


破壊力:C(B) スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:D 成長性:A


『世界は自分を中心に回る そして回すのは自分の手』 『まつり』のスタンド

スタンドの『笏(シャモジのような木で出来たカンペ棒)』のヴィジョン 器具型

この笏で指す 触れた同質、同量の複数の物体は六色の異なる色へと変化する。
スタンドの影響を受けた物体は本体の簡易的な命令を忠実に守りぬく。
 冠位十二階のように、紫の色合いにかけ椅子であれば、より元の材質より
幾らか頑丈になり逆に黒であれば脆くなる。

 『ヴァロッテ』

破壊力:D スピード:E(C) 射程距離:E(C)
持続力:A 精密動作性:E 成長性:A

※:( )は能力の影響下

(※破壊力、頑丈性が元々ある同じバイクであれば
1:A 2:B 3:C 4:D 5:E 6:E- と出来る)

332『ペイズリー・ハウス』:2018/12/24(月) 23:07:41
『小さな身の中に 人々の負う影を斬る心の刃』を持つ 『くぬぎ』のスタンド

彼女は自分自身の意識の中でスタンドを出さない。
 無防備な精神の中でこそ、自身を害そうとする者達に対し
その敵達の自分自身の闇(影)を利用し立ち塞がる。
 ヴィジョンは、倒れた際の頭部を防護するクッション(枕)として
発現するが、それはほんのスタンドの片鱗でしかない。

『コーン(KoЯn)』

破壊力:―(B) スピード:― 射程距離:―(B:家一軒分の範囲)
持続力:意識覚醒まで 精密動作性:― 成長性:A

(※:このスタンドには明確な破壊力・スピード・精密性と言うものは
存在しない。能力の影響下に晒された者の『心の影』によって
スペックは変動していく トラウマのレベルによれば本物より強くなる事も
稀にあるが、基本は弱体している)

『あらゆる手で扱う者達の救世の可能性』を備える『アオキ』のスタンド

彼女のスタンドは、その両手である。
 ありとあらゆる『手で扱えるもの』の真の力を引き出し行使出来る。
単純な道具であればある程に、その引き出す力も強まる。今はパソコンなど
精密器具の脳をオーバフローしそうな物は本人の危機処理により自動拒否
されるが、それもやがてどうなるか誰にも分からない。

 『サバジオス』
破壊力:― スピード:― 射程距離:―
持続力:∞ 精密動作性:― 成長性:B


『エクリプス』 尖兵 あらゆる意味で正道にして忠実なる戦士『ギボス』

黒い刃状のヴィジョン。気体・音など手で触れる事は出来ないが現実に
存在するものを『ミクロブラックホール』のように吸引させ圧縮させ
砲撃のように外部へ放つ事が出来る。
 既に故人であり、影によって形成された存在であるため大幅に
弱体化しているが、生前は効果を及ぼす能力射程も広く
本体自体の戦闘力も高く、歴戦のアリーナの武闘派の幾らかも死傷者を出した。
『弓と矢』の継承者を確保する一件の際、アオキを巡った不注意で重傷を負い
任務の失敗を悟って同行した重要な仲間を逃走する最中に自爆した。
 
 『ブラック・ムーン』
破壊力:C スピード:E 射程距離:E
持続力:―(影の為) 精密動作性:E 成長性:―(影の為)

333アリーナシステムの整理と調整:2018/12/30(日) 08:02:40
☆アリーナとは
 ◆『この町のどこか』に存在する空き倉庫、そこで週に一度、行われている『ファイトクラブ』である。

☆基本システム
 ◆アリーナ
  基本的に『NPCとのバトル』を目的とした『アリーナ』である。
  『アリーナ』には、PCかGMのどちらかで参加が可能である。

 ◆PCとして参加する場合
  PCとスタンド名などの情報を以下のテンプレートに沿って提示すること。
  以下、テンプレート。

  ========================================================================
  ◇『異名』(+適当なカッコいいルビ)
  ========================================================================
  ランカー名:『登録名』
  スタンド名:『スタンド名』
  入場曲:『入場曲』

 ◆GMとして参加する場合
  NPCとスタンド名などの情報を以下のテンプレートに沿って提示すること。
  以下、テンプレート。

  ========================================================================
  ◇『異名』(+適当なカッコいいルビ)
  ========================================================================
  ランカー名:『登録名』
  スタンド名:『スタンド名』
  ランク:『登録ランク』
  ステージ:『ステージ名』
  賞金額:『XX万円』
  入場曲:『入場曲』

334アリーナシステムの整理と調整:2018/12/30(日) 08:04:12
☆基本ルール
 ◇当スレッドでのバトルは原則として、
  ・ 『PC、NPC共にスタンド使いである』
  ・ 『対戦は一対一で行われる』
  ・ 『殺人は不可。決着は再起不能レベルまで』
  この三つを守ってバトルしてもらいたい。
  GMと相談することで条件を外すことも可能であるが、原則的にこのルールに則る。

 ◇勝利条件
  ・対戦相手のノックアウト。
   対戦相手がノックアウトなど戦闘続行が不可能な状態になった場合、勝利となる。
  ・対戦相手のギブアップ。
   対戦相手がギブアップなど降参に類する行動を行った場合、勝利となる。
  ・対戦相手のリングアウト。
   対戦相手の全身が金網、床、天井を超えて、かつ、帰還困難な場合、勝利となる。

 ◇道具の持ち込み
  ・道具の持ち込みは、日常的に手に入って、かつ、危険でない物品に限り、自由である。
   ただし、持ち込みすぎなどの場合、なんらかのペナルティが入る場合がある。
   これらの裁定はレフェリー(GM)次第である。判断に困る場合、GMに相談すること。

335アリーナシステムの整理と調整:2018/12/30(日) 08:06:09
☆『闘技場』ステージのテンプレート。
  参加者は手前(青コーナー)、NPCは奥(赤コーナー)からの入場となる。
  『闘技場』から場外に出たらリングアウトで敗北となる。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は砂やコンクリートなどで、1タイルの大きさは1x1m。素材はGMが選択。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。GMの選択で高さや、素材への変更が可能。
∴:観客席。

PCとの相談により、柱やギミックなどが設置される事もある。(要相談)

―――側面図―――

━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━
┌──────────籠───────────┐
│■      │                        │      ■│
│■■    │                        │    ■■│
│■■■  │                        │  ■■■│
│■■■■└============┘■■■■│
   座席                        座席

横から見た闘技場ステージ図。
『━』は天井、『─』はフレーム。
これは横から見た図であり、実際はフレームは『十文字』。

籠:実況者のいる実況席。
また、天井や座席の一部にはカメラが設置されている。

―――天井付近まで上昇した視点から見た構図―――

∴∴∴∴■■□┃□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□┃□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□┃□□□□■∴∴
∴■□□□□□┃□□□□□■∴
∴■□□□□□┃□□□□□■∴
━━━━━━━籠━━━━━━━
━━━━━━━籠━━━━━━━
∴■□□□□□┃□□□□□■∴
∴■□□□□□┃□□□□□■∴
∴∴■□□□□┃□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□┃□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□┃□■■∴∴∴∴

横軸のフレームは実際は太い一本で、がっちりと支えている。
縦軸のフレームは比較的細いが、それでも頑丈に見える。

336『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 08:10:09
==============================================================================================
◇『皇帝之意思』(ザ・フリーダム)
==============================================================================================
ランカー名:アレックス
スタンド名:『キサンドリア』(Xandria)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=NDTmp2XrrA0 (『皇帝出陣』)

アレックスさんですね。
この人に関してはなんと言っていいのかわかりません。
理由は対戦すればわかるでしょう。『意外な一面』が見られると思いますよ。


==============================================================================================
◇『死風迅来』(デスブリンガー)
==============================================================================================
ランカー名:イクストルフ
スタンド名:『ザスター』(Xasthur)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=1ftld7Ohojg (『旧支配者のキャロル』)

ひ弱で小柄な少年です。
ですが、精神のたくましさは中々のものです。
死の風を運ぶ虫人の像のスタンド『ザスター』の使い手です。


==============================================================================================
◇『終焉一刀』(ラスト・ブレード)
==============================================================================================
ランカー名:我道 戦(ガドー イクサ)
スタンド名:『シャビ・トーレス』(Xavi Torres)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=8iSG4jIUkcU (『そばかす』)

和風然とした日本人女性です。
スタンドは日本刀型の『シャビ・トーレス』。
攻防一体の能力を持っているそうです。

337『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 08:10:48
==============================================================================================
◇『大海笑』(ラフィング・シー)
==============================================================================================
ランカー名:ブルバックス
スタンド名:『エクサーツ』(Xcerts)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=wzzD6Y4eqHc (『TSUNAMI』)

漁師の格好をした『海の男』です。
海に関連した破壊力の大きいスタンドを使うそうです。


==============================================================================================
◇『世中金哉』(マネー・イズ・パワー)
==============================================================================================
ランカー名:エキセントリス
スタンド名:『ゼニア』(Xenia)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=A44ZehP53xE (『銭形平次』)

美人ですが、がめつい女性です。
スタンドの名前は『ゼニア』。
……どういう意味かおわかりですね?


==============================================================================================
◇『移気揚々』(ヴァリアブル・ガール)
==============================================================================================
ランカー名:クスクス
スタンド名:『シュシュ』(Xiu Xiu)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=lYmSnjgmu00 (『笑顔』)

含み笑いが好きな白人の女の子です。
小さな体を馬鹿にしていると痛い目を見るのでお気をつけて。

338『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 08:11:11
==============================================================================================
◇『修羅竹林』(グリーン・デスティニー)
==============================================================================================
ランカー名:シエ・チュウ
スタンド名:『チュソ・ジョーンズ』(Xuso Jones)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=U_AY5PZ6RXk (『グリーングリーン』)

拳法家の男性です。
まとうタイプのスタンド『チュソ・ジョーンズ』の使い手です。
バランスがよいタイプなので苦戦するかもしれません。


==============================================================================================
◇『猿陣全開』(モンキー・マジック)
==============================================================================================
ランカー名:ワイルダックス
スタンド名:『エックス・ワイルド』(X-Wild)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=4w3zUgaehfo (『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』)

服を着たスタンド使いの猿?です。
なぜ猿?なのかですって?
それは対戦してみてのお楽しみです。


==============================================================================================
◇『材産木録』(ゴールデン・ウッズ)
==============================================================================================
ランカー名:セニョール・エグズ
スタンド名:『ザイモックス』(Xymox)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=SzpvteZH5y0 (『We Are The Golden Eggs』)

木材で一財を成した、恰幅のいい太った白人男性です。
戦い方もなかなか豪快だそうですよ。


==============================================================================================
◇『私刑鞭』(ヘル・タイトロープ)
==============================================================================================
ランカー名:アルケックス
スタンド名:『イグジビット』(Xzibit)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=HIRfc3ybbPg (『Emotions』)

一結びにした金の長髪と黄色のマスクの男です。
『鞭』のようなスタンドを用いた近〜中距離戦を得意としているようです。

339『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 08:23:28
街を歩いていた水瀬留美子はあるポスターを見つけた。
スタンド使いにしか見えない『特殊なポスター』だ。
そこにはこう書かれていた。

┌─────────────────────────────────────
│『挑戦者募集中!
│ 超高額アルバイト!勝ったら30万円!負けたら悔しい!
│ 危険的な戦闘スリルと魅力的な報酬がアナタを待つ!』

│『連絡先:XXX-XXXX-XXXX
│ 場所:XXX
│ 労災:対戦上で負った全ての傷は当方で治療させていただきます。』
└─────────────────────────────────────

 それを目にした水瀬はポスターを手に、指定された場所……
 『町はずれの倉庫街』へと向かうのだった。

340『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 08:30:55
そして、ここは『町外れの倉庫街』。

立派な倉庫が立ち並んでおり、最低限の明かりもある。
しかし、周囲は薄暗く、あまり活気のある場所とは言えない。
女性一人で来るには少し危険な場所ともいえるだろう。

こんな所に『噂のバイト場所』があるのだろうか?
(『アリーナ』についての噂や知識がある場合、それとの関連性に気づいてもよい。)

>水瀬PC
反応レス及び、【外見】【能力詳細】【持ち物】の提示をお願いします。

341水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/30(日) 13:05:28
>>340

「ウヒッ」


街頭で見かけた胡散臭いチラシにホイホイと誘われてやってきたのは、ただのアラサー女。


「高収入バイトだって言うけど何もないじゃないの!
ひょ、ひょっとして『ドッキリ』ですかな…しかし何故よりにもよって、私がターゲット!?
こ、こりゃあ参ったわフヒヒッ!」

オタク特有の上擦った笑い声を漏らしながら、周囲を見渡します。何かそれっぽい施設はあるのですかな。


【プロフィール】
学生時代虐められたせいで、色々と拗らせたオタク女。
承認欲求を満たすためなら『嘘松』もなんのその。
また友達らしい友達が居た経験もないので他人とコミュニケーションを取るのが苦手で、
本人もその事に関して非常に強いコンプレックスを抱えてある。


【外見】
中肉中背の成人女性。髪型は黒髪のストレート。
欧米人のクォーターだが顔の掘りはそこまで深くない。
全体的に挙動不審。


【能力詳細】

黒い尾を持つ、小柄な人型のスタンド。
尾で触れた『砕屑物』を底なしの泥沼の入り口にする。

『ブラックボトム・ストンプ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(4m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

能力詳細:
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/83

【所持品】
スマホ、メガネ等の日常品の他には、(可能ならば)
500mlのペットボトルに入った砂×2.
500mlのペットボトルの入った小麦粉×1

342『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 14:50:07
>>341
>オタク特有の上擦った笑い声を漏らしながら、周囲を見渡します。

フヒヒヒヒヒヒヒヒ……オーヒョヒョヒョヒョヒョ……キョキョキョロキョロ……

辺りを見回すと……

>何かそれっぽい施設はあるのですかな。

……あった。

とある倉庫の入口にそれらしいサインがあった。
街頭で見かけた胡散臭いチラシと同様の『スタンド使いにしか見えないネオンサイン』が煌々と光っている。
読むと……
┌─────────────────────────────────────
│    『アリーナ:セクションX-II 興行中』

│           『挑戦者募集中』

│ 『このサインを読める方の挑戦をお待ちしております』
└─────────────────────────────────────
と書かれている。
おそらくは、アレが目的の場所だろう。

そして、それが目に留まったとほぼ同時だろうか?水瀬は後ろから突然、声をかけられた。

少年の声「お姉さん、お姉さん。お姉さんはあのサインが見える人?」
少年の声だ。

343水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/30(日) 16:22:22
>>342
「う、うわァ〜〜っ!胡散臭ぇえ〜〜ぇぇェェ!!
セクションXー『II』〜〜ーっ?

続編商法されても某は知らないからピンとこないんだが〜〜ッ!
10年ぶりにあのゲームの新作が登場でメシウマーッと思いきや、
案の定ハードがスマホのソシャゲでズッコケなんだがぁ〜〜ッ!
それに大体世界一ピュアなキスをする『アレ』も『Ⅹ-2』になったら途端につらぽよでぇ〜〜!」


目の前に現れた看板の文字、誰に語るわけでもなく懐疑的な意見を発していたらーー


> 少年の声「お姉さん、お姉さん。お姉さんはあのサインが見える人?」

「んあ〜ッ!ヒ、は、はい!
いや、『スマホ商法』最高ですよね…すみません」

背後を振り向きます。

344『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 16:54:08
>>343
振り向くと……美少年がいた。

なんてったって美少年である。

金髪碧眼!中性的で端麗な顔立ち!年齢15歳くらい!丁寧な刺繍がされたパリッとした衣装!なんかシュッとしてスマートで少し小柄な体型!

人生ボーナスゲームか、この野郎!(GMの表現能力の限界)

act.1
少年 (あ〜、ちょっとヤバい人に声をかけちゃったかな) と言う顔。

act.2
少年 (まぁ、気を取り直して) という顔。

act.3
少年 「お姉さん、あのサインが見えてるね。『僕らへの挑戦者』ってわけだ。僕ら、セクションX-IIの。」

act.4
少年 「ついてきてよ。興味あるなら、案内するよ。」

そういうと、少年は『怪しい倉庫』の入り口へ歩き始めた。水瀬を手招きしている。

345水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/30(日) 17:33:04
>>344

「フヒッ!す、すみません何処かでお見かけした記憶があるのですか、
どのメーカーの『乙女ゲー』に出演されって、ええ〜現実っすかコレ……」

突如として現れた絵にも描けないような『美少年』に思わず言葉を失うが、
どうやら彼が『小銭稼ぎ』の相手らしい。
掛けているアンダーリムのメガネのブリッジを上げる行為を『スイッチ』とし
ダダ漏れになっていた『クソ松』なオタクを閉じ込め、何処にでもいるアラサーの女に切り替え.

「んっ、ありがとうございます。
それではお言葉に甘えてお邪魔します」

少年に続いていく。

346『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 18:05:28
>>345
倉庫の入り口へと歩きながら、少年は話していく。

少年「僕はアレックス。
    『セクションX-II』の看板っていうのかな、そんな感じのことやってる。」

少年「お姉さんは、今回のお仕事と言うか、『アリーナ』は初めてだよね。」

少年「『アリーナ』は簡単に言うと『スタンド使いのバトリング』というか、『闘技場』だよ。
    スタンド使い達のバトルを放映して、収入を得ている団体。」

少年「まず、お姉さんには『ランカー』として登録してもらった後、
    こちらのスタンド使いたちの中から一人を指名してもらう、
    その人と戦って、勝てば丸儲けだし、負けても怪我は治してもらえる。
    あとは……」

>>333-335のルールを説明された。

少年「なにか『アリーナ』について、質問はある?なければすぐに登録に移っちゃうけど。」

話しているうちに倉庫の入口へと着いた。

ここを越えると戻れない気がする。

347水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/30(日) 18:39:01
>>346

「はあ、なるほど、

(地下闘技場で超能力者同士が戦う映像を肴に悪い金持ち達が酒を呑むとか、
ジャンプ的な展開キタコレ!キマシタワァァァァ〜〜〜!
『スタンド』ってあの『中二病』みたいな奴でござろう!
小生の中の中学二年生が荒ぶってるでござるよぉ〜!ハイハイハイハイッ!!
他人が殴りあってるのを眺めて悦に浸る悪いお金持ちのことなんか、
小生はこぉぁるェェ(巻き舌)ぽっちも知りやしませんが、
買ったらお小遣いをゲットってビッグドリームですぞい!
『お正月ガチャ』が控えてるこの時期に臨時収入はでっかいでーす!
小生、今年は多忙で『夏』と『冬』に開催される、異臭漂うオタク百鬼夜行な『アレ』の参加を見送ったのでェェーーーッ!
ここでの『ガチャ代』はメシウマーーーーーーッ!!
此処はやるッキャ騎士(ナイト)ォォ!!!)

ルールは把握しました。ご説明ありがとうございますフヒッ」


脳内を駆け巡る金銭欲と承認欲求で混濁とした邪な感情などおくびにも出さず、
澄まし顔で『アレックス』の話に頷きを挟む。
『水瀬留美子』は浅ましい人間ではあるが、ある程度の『擬態』なら出来る。


「ならばひとつお尋ねしたいのですが、
その『闘技場』にはこちら側が希望する『ギミック』を設置することは可能なのでしようか?」

348『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 18:54:04
>>347
>「ならばひとつお尋ねしたいのですが、
>その『闘技場』にはこちら側が希望する『ギミック』を設置することは可能なのでしようか?」

少年「うん、可能だよ。希望することはできる。」

少年「ただまぁ、こっちもコレがアレだからね」(お金のハンドサイン)

少年「あまりに有利すぎるギミックとかはダメ。一方的な試合とか観客的にコレでしょ。」(テンションsageのサイン)

少年「なにごともバランスってヤツだね。」

少年「希望が叶うかは審判次第、ってとこかな。『誰を相手にするか』でも変わるかもしれない。」

少年「そんなとこだね。」

349水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/30(日) 19:03:15
>>348
「承知しました。ならば大丈夫です。
『闘技場』のお話お受けいたします。書類の提出が必要ならはサインしますが」

350『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 19:18:54
>>349
少年「グッド!」

少年「ザビエル!新規の挑戦者さんだよ!」
少年が倉庫の入り口へと声をかける。

すると、

   ヒュウ……

と風が吹いたかと思うと禿頭(トンスラ)の男が立っていた。

ザビエル「お話、聞かせていただきました。」

ザビエル「この度のアリーナへの登録、誠にありがたく存じます……」

ザビエル「それでは、こちらの書類へとご記入ください。」

↓ のような書類が出された。結構適当である。

┌─────────────────────────────────────
│ ========================================================================
│ ◇『異名』(+適当なカッコいいルビ)
│ ========================================================================
│ ランカー名:『登録名』
│ スタンド名:『スタンド名』
│ 入場曲:『入場曲』
└─────────────────────────────────────

ザビエル「現在登録中のランカーは、>>336-338になります。」
あなたは、>>336-338の情報を得てもよい。

ザビエル「ただ幾人かは、休暇中につき、実際に戦えるのは以下の○がついたメンバーになりますね。」

┌─────────────────────────────────────
│『セクションX-II』戦闘員リスト

│ ○『皇帝之意思』の『キサンドリア』
│ ×『死風迅来』の『ザスター』      →休憩中
│ ○『終焉一刀』の『シャビ・トーレス』
│ ×『大海笑』の『エクサーツ』      →休憩中
│ ○『世中金哉』の『ゼニア』
│ ×『移気揚々』の『シュシュ』      →戦闘不能
│ ○『修羅竹林』の『チュソ・ジョーンズ』
│ ○『猿陣全開』の『エックス・ワイルド』
│ ○『材産木録』の『ザイモックス』
│ ×『私刑鞭』の『イグジビット』     →休憩中
└─────────────────────────────────────

351『セクションX-IIからの挑戦状』(仮):2018/12/30(日) 19:20:04
>>350 追記

ザビエル「どなたと対戦なさりたいか、お選びください。」

352水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/30(日) 23:58:44
>>350

「ザ、ザビエルって宣教師の方じゃあないですよね。
それじゃあ、この『シャビ・トーレス』というのをお願いします」

突如現れた愉快な髪型の人間に動揺しつつも、書類に必要項目を書き込んでいきます。

┌─────────────────────────────────────
│ ========================================================================
│ ◇『黒女王』(コールタール・ウィッチ)
│ ========================================================================
│ ランカー名:『水瀬留美子』
│ スタンド名:『ブラックボトム・ストンプ』
│ 入場曲:『ttps://m.youtube.com/watch?v=G6earlGo0b0』
ジェニーハイ/片目で異常に恋してる
└─────────────────────────────────────

353『黒女王』vs『終焉一刀』:2018/12/31(月) 00:29:21
>>352
あなたは『終焉一刀』の『シャビ・トーレス』に挑戦希望をした。
どこからともなくBGMが流れた。

BGM:ttps://www.youtube.com/watch?v=M4ITkPRHlxk

============================================
          ラスト・ブレード
          『終焉一刀』

          シャビ・トーレス
         『Xavi Torres』
============================================

ザビエル「それでは失礼して……『ザヴィエル・ラッド』!」

       ドシュゥッ!

水瀬の身体の中を『一陣の風』が通り抜けた気がした。だが、それによる違和感は特にない。

ザビエル「……登録作業は、以上でございます。」

ザビエル「それでは、お入りください。」

倉庫のドアが開き、入るように促される。水瀬を祝福するかのように、通路の光がこぼれ出た。

ザビエル&少年「ようこそ、『アリーナ』へ!!」

この先に待つのは栄光だろうか?それとも挫折だろうか……?

    → To be continued......

354水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/31(月) 08:43:08
>>353

「うおっ、まぶし!
っていきなりバロォースタート!?」

あまりの手際の良さに驚いたりしたが、善は急げだ。

「ウヒヒ…、まさかこの歳で『トーナメント』デビューするとは、ヒヒッ。
いやあ修羅場という修羅場をくぐり抜けてきた拙者も興奮を隠せないでござるなぁぁ……フヒッ!」

誰に言うわけでもなくポツリと呟くと、意を決し『闘技場』へと進んでいく。

355<削除>:<削除>
<削除>

356『黒女王』vs『終焉一刀』:2018/12/31(月) 09:07:41
>>355
意を決して、『闘技場』の通路を進んでいった……。

……

今、あなたは『アリーナ』の青コーナーへと続く通路にいる。

アレックス少年やザビエルは『アリーナ』の準備があると言い、途中で別れた。
今、傍らにいるのは、選手のサポートをするという、『黒い背広の女』だけだ。

黒い背広の女「『入場』の『合図』があるまで、この通路でお待ちください。」

黒い背広の女「今回の勝負は両コーナーからの開始となります。
          入場後、青コーナーで『開始』の『ゴング』をお待ちください。
          『ゴング』が『戦闘開始』の『合図』です。」

薄暗い通路の先に、鉄網と青いラインの引かれた道が見えた。
この道を真っ直ぐ進めば、『闘技場』の青コーナーに入場できるのだろう。

黒い背広の女「入場パフォーマンスの有無は任せます。気軽にご提案ください。」

入場パフォーマンスを提案するとセッティングしてくれるようだ。
君は提案してもしなくてもいい。

黒い背広の女「これが、戦闘前の最終確認となります。何か疑問点・要望があればお受けいたしますが……。」

何か質問をするなら今のうちかもしれない。

┌───────────────────────
│ →よし待とう
│   考えながら待とう
│   ダイナミックエントリー!
└───────────────────────

357水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/31(月) 10:15:33
>>356

「入場パフォーマンスは

(陰キャの某には荷が重いですぞぉぉォッ!
そんな『ウェイ』な事、とても考えつかないでござる〜!おろろォォ〜!
此処は『アリーナ』にお任せするのが確実だと思うんだがー)

特に希望はないです。お任せします。
ちなみに何ですが『闘技場』の床の材質はどうなってるのでしょうか?
もう出てしまった以上、今確認しても仕方ないのですが一応念の為に、ね。
フツーに『地面』だと凄く助かるのですが、フヒ」

質問は以上だ。入場の合図を待つ。

358『黒女王』vs『終焉一刀』:2018/12/31(月) 10:31:44
>>357
黒い背広の女「今回の床は……『マットレス』となっておりますね。」

黒い背広の女「タイル状の『マットレス』を敷き詰めた形になります。」

黒い背広の女「ですが、『マットレス』を剥がせば、『地面』が現れるかもしれませんね。なにぶん工事が雑ですので。」

と答えられた。

359『黒女王』vs『終焉一刀』:2018/12/31(月) 10:34:54
>>357
待っていると、『ステージ』からの声が聞こえた。

       『ワーアー!  ワーアー!』

通路の先で、ギラギラと輝く照明が、マットレス敷きの『ステージ』を照らしている。

   「レディィィス ゥアアアンッ ジェントルマアアンッ!」

   「本日の実況はわたくし!謎の覆面解説『レディ・Q』であります!」

         「副実況はわたくし!『セクションX-II』の『ザビエル』です!」

   「みんな!今日は大晦日年越しアリーナに来てくれてありがとうぉぉぉぉぉぉ!!」

      『ウオオオオオオオオオオオオッ!!』
      歓声が響く。

   「みんな!年越しには血沸き肉躍るバトルが見たいよなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

      『イェェェェェェェェェェェス!!』
      歓声が響く。

   「そんな今宵のバトルに来てくれた挑戦者が1人!」

   「羊の皮を被った狼か!はたまた羊の皮を被った羊か!」

   「自分が悪いのか!世の中が悪いのか!どす黒い闇の女王!」

      『ウオオオオオオオオオオオオッ!!』
      歓声が響く。

   「その名も! その名も!」

                     コールタール・ウィッチ
   「青コーナアアア――ッ!   『黒女王』ッ!
           『ブラックボトム・ストンプ』の『水瀬 留美子』――――ッ!」


BGM:ttps://m.youtube.com/watch?v=G6earlGo0b0


  入場曲が耳を弄するほどの轟音で鳴り響く。
  『入場』の『合図』だ。『ステージ』へと入るタイミングだろう。

君はすぐに入場してもいいし、ちょっと待たせてもいい。

┌────────────────
│ →準備オッケー!
│   ちょっと待って
│   そうだトイレに行っておこう
└────────────────

360水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/31(月) 12:19:18
>>358-359

「ん?ごめんなさい、聴こえなかったんですが。
ええい、ままよ!」


心臓が口から飛び出そうな程緊張しているが、せっかく『お膳立て』してくれたのだから、
せめて『黒女王』の渾名に相応しい立ち振る舞いを見せまいと悠揚迫らぬ様子で、ゆっくりと闘技場へと歩いていく。



「フフッ、ど、どうも。どうも。
こんな感じでよろしいんですかね、イェイ」



湧き上がる観客に手を振って応じ、
所定の位置を確かめる為に足元へと目を落としたが、先程歓声にかき消されよく聴こえなかった『黒い背広の女』の回答を理解するーー


「…ッて、
お、
おイイイイイィィィィィィィーーー!!
床に『タイル』ビッシリなんですけどオォォオォォオォォォーー!!!
私、聞いてないんですけどオォォオォォオォォォーーーー!!!
私、こんな足場じゃあ『逆刃刀』を奪われた流浪人なんですがアァァァァァァァーー!!!
薫殿と一緒に東京に帰れないし『紅蓮腕』でワンパンですがァァァーーー!!
この下に徳川埋蔵金でも埋まってるんですか、この野郎オォォオォォオォォォ!!!!!」


床がマットレス貼りという想定外の事実に、思わず押し殺していた『オタク』の人格が一気に噴きあがり、
周囲の観客の存在を忘れ、インターネットでよく見る『銀』の『アレ』が好きな『オタク』みたいなリアクションを取ってしまう。


「こ、これはマズイ!!マズイ!!
あ、あわあわあわあわあわあわあわあわあわあわ」

361『黒女王』vs『終焉一刀』:2018/12/31(月) 13:15:01
>>360
『レディ・Q』 「……」

   ザビエル「……」

      観客『……』

君のリアクションに会場内が一瞬、シィンとなる。

『レディ・Q』 「え、えー。」

『レディ・Q』 「青コーナー、『黒女王』。早くも個性的な面を見せておりますが!」

『レディ・Q』 「この中に一体どんな獣性を秘めているのか、期待が持てるところであります!」

『レディ・Q』がなんとかフォローのコメントを絞り出した。

ステージ内は以下のような感じだ。

〜〜〜地図〜〜〜

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□水□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』

362『黒女王』vs『終焉一刀』:2018/12/31(月) 13:16:38
>>361
「一方!一方! 戦闘集団『セクションX-II』からの刺客!」

「手にした刀で終わらせる!おしとやかな外見に隠された切れ味鋭い闘志!」

                    ラスト・ブレード
「赤コーナアアア――ッ!    『終焉一刀』ッ!
              『シャビ・トーレス』の『我道 戦』――ッ!」

BGM:ttps://www.youtube.com/watch?v=8iSG4jIUkcU

入場曲と共にしずしずと、一人の女が対面の位置から姿を現す。

女の姿は武道着に袴、古きよき時代の和装戦闘服と言った佇まいだ。

我道戦「よろしくお願いします。」
女は水瀬の方に丁寧な礼を行った。

   『 イクサッ! イクサッ! イクサッ! 』

   『 今日も真っ二つでお願いするよー! 』

   『 サムラーイ!ショウダウン! 』

   観客から応援の声が上がっている。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□戦□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□水□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』

363水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2018/12/31(月) 20:38:13
>>362
「ハッ!驚きのあまり『腐女子』のテンプレみたいなリアクションをォ…ォォ。
私とした事がぁぁ〜〜〜〜、こんなんじゃあ切ない夜なのにあの人の笑顔を思い出せないよォォ〜〜!」


1人頭を抱えながら闘技場内に流れる大昔のアニメソングの歌詞を引用し
今、全身を支配するこの『羞恥心』を言語化する事で、一刻も早く消し去ろうと試みる。


「ああ〜ッ!よろしくおねがいしますゥゥ!
その、わざわざ『そばかす』を入場曲にするって事は好きなんですか?『流浪人』の漫画ぁぁぁ?

私も世代なので勿論愛読してはいましたが、
やはり『流浪人』よりも『元・新撰組』や『ミイラ男』の方が好きですかね!
『主人公』は『鉄の棒』で人の頭殴っておいて『殺さず』は今考えたら流石にどうかと思いますし!
それに、言っている事は欺瞞に満ちてると思うんですよ!!!!

今『月刊誌』で連載している『新作』も最初は楽しみにしていたんですが、
作者が『児童に関心』で『書類送検』を起こした件ですっかり興が削がれてしまいましたな!!」

オタクが『同士』を見つけた時に駆け寄るスピードは光よりも速い。
数秒前の『失態』の事など既に消え失せた。自分の知っている『アニメソング』を流した『サムライ』とコミュニケーションを取ろうと試みる。

364『黒女王』vs『終焉一刀』:2018/12/31(月) 21:57:12
>>363
   我道戦「そうですね。
        好きなものは好きなんですよ。
        それに、たとえ作者が間違いを犯したとしても、
        その作品には罪はないと思っていますし……。」

『レディ・Q』 「えーっと、試合前の交流はいいことだけどもーーー!
         時間が押してるので、そろそろゴング鳴らしちゃうぜーーー!」

   我道戦「ふふっ……よい勝負にしましょう。」

『レディ・Q』 「それではー! 両者構えて!」
『レディ・Q』 から『構え』の合図が出た。

『レディ・Q』 「ルールはいつも通り!」

『レディ・Q』 「闘士はスタンド使い! 一対一! 殺しは抜き!」

『レディ・Q』 「両者ともにスタンド以外の武器はなし!」

『レディ・Q』 「ナイスファイトを期待してるよォ――ッ!」


   我道戦「『シャビ・トーレス』!」 シャキィィン!

   『構え』の合図とともに、我道がスタンドを発現した。
   『シャビ・トーレス』……噂通りの日本刀のスタンドだ。なのだが、刀身が妙に『赤黒い』……。まるで『鬼滅のなんたら』の刀のようだ。

365『黒女王』vs『終焉一刀』:2018/12/31(月) 22:11:58
>>363
『レディ・Q』 「それでは開始します!」

『レディ・Q』 「レッツ!」  「STAND & FIGHT !!!」

        『カァアア――ンッ』

      開始のゴングが鳴った! 戦闘開始だ!


   我道戦「参ります……!!」

   バッ……我道がその日本刀のスタンドを上段に構えた。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□戦□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□水□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』

366水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/01(火) 20:37:15
>>364
「か、刀ァァァー!!!キタコレーーー!!!!
日本刀を擬人化したボーイズラブなユニットが紅白歌合戦で歌うこのご時世に『日本刀』ォォーーーーーッ!
『スタンドガチャ』の『SR』来ちゃったァァーーーーー!
その『ガチャチケ』は何処で手に入るのですかなッ。
我も是非おこぼれに預かりたいですな!!!」


『我道戦』が発露した見るからに禍々しい『それっぽい』日本刀に思わず大興奮。
メガネのツルを上下に動かし、じいっと凝視。


「我は基本的に『売れ線』に走りがちなのですが、元々は『雑食』ッ!!
『ジャンプ』は勿論、『BL』やゴリッコリの『エロ』もなんでも食うポリバケツですがぁぁーーーーーッ!!
こんな『ネタ』を提供されてしまったら、来年の我の『薄い本』が厚くなってしまい、アッーーーーーー!!!!!!!」


ゾギョン


≪パミィィーーーーッ!≫

傍に『ブラックボトム・ストンプ』を発現。
鼻息荒げながら、『我道戦』との距離を詰めていく。

367『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/01(火) 21:27:32
>>366
    ≪パミィィーーーーッ!≫

君は刀を凝視しつつ、スタンドを発現し、我道に接近!!

「面白い方……」
彼我の距離 11m!

「……そして、来ますか!
 この『シャビ・トーレス』に正面から!」
我道が刀に力を込めたのが見える。

彼我の距離 10m!

「ならば応えましょう!」
我道の上段に構えた刀がゆらりと揺れたかと思うと……

彼我の距離 9m!   だが、まだまだ刀の届く距離では……

「壱の太刀!」
刀がフッと高速で振り下ろされ……(スピード:B)

「赤閃ッ!」
       ビュンッ!
なんと!縦一文字の『赤い剣閃』を放った!

     シュパーーーーーーーーーーーーッ!
『赤い剣閃』が水瀬へと迫ってくる!
直線的ではあるが、人の剣技とは思えぬ、かなりのスピードで!(スピード:B)

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□戦□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□↓□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□↓□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□↓□□□□□■∴
∴■□□□□□閃□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□水□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□↑□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□↑□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□↑□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』
閃:赤い剣閃。水瀬目がけて一直線に飛んでくる。

368水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/01(火) 22:02:41
>>367
「オゲェーーーー!!百八煩悩砲ーッ!!
第1話で飛ぶ斬撃ィィィィィィィーーッ!!ありえないッ!
初手でそんな大技を使ってくるとは『アリーナ』は初心者に厳しいのだがーッ!」

想像の片隅にはあったが、いきなり飛来して来た『飛ぶ斬撃』に驚愕の声を漏らす。

「だが」

その軌道は偉く『直線的』な上、『縦一文字』だ。いくら速度があろうともこの距離なら避けるのは容易い筈。
大きく、一方(左)斜め前に前進し回避ッ!


「そしてッ!こちらも『壱の秘拳』って!
えーっと、ええい『炎殺黒龍波』ァァーーッ!!」

『ブラックボトム・ストンプ』のその小柄な体躯に似つかない獣のような膂力を用い、
床に貼り付けられた『マットレス』をPK戦のサッカー選手のように蹴り上げ、
その精密さを活かし刀を振り回してる『我道戦』めがけ吹っ飛ばす。(ついでにマットレスの下の『床』を確認したい)

369『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/01(火) 22:42:53
>>368
高速で飛んでくる『赤い剣閃』に対し、回避を選択!

     ビシュンッ!

すんでの所で回避は成功!
水瀬の真横を『赤い剣閃』は奔っていった!

我道「なるほど……少し間合いが甘かったですね。
    逆を言えばもう少し、近づけば……でしょうか。」

>その精密さを活かし刀を振り回してる『我道戦』めがけ吹っ飛ばす。
そして、反撃に『ブラックボトム・ストンプ』でマットレスを吹き飛ばす!

    バッコォォォン!!!

我道「ふむ……マットレスを飛び道具に……。
    しかし、間合いの甘さはお互い様と言ったところでしょうか。」

スッ……

スピードと間合いの関係もあってか、我道は無駄な動きもなく、かなりの余裕をもってマットレスを回避した様子だ。
しかし、移動スピードは人間並み……と言ったところだ。
先程の剣技のハンドスピードと比べると、そのスピードは圧倒的に劣っている。

そして、お互いに近づいた結果!
彼我の距離 5m!

我道「この距離ならば……!」
チャキッ……我道が刀を構え……

>(ついでにマットレスの下の『床』を確認したい)
横目でちらりとマットレスの下を確認する……マットレスの下は『地面』だ。『土』の『地面』がある。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□戦□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□◆□□□柱□■∴
∴■□□□□水□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』

370水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/02(水) 18:11:08
>>369

「オーホッホホ!オーホッホホ!!
また斬撃が来るのですかな。こりゃあ参りましたな!
これは某もここから『名誉卍解』しなければならないですな!
さーて、来週のマットレスの下はッ!」

剥がした床の下の『地面』を一瞥し、『沼』化できそうか確認しておきたい。
(ある程度『砂』があるのならば可能な筈)


「あーッ!ヤバイッ!果たしてこれはッ!どうなってしまうのでしょう。
こんなに怖い思いをしたのは中学生の時に初めて『アニメショップ』に入った時以来ですゥー!
ふへへ、ふへッ!
偉い人も『虎の穴に入らずんば薄い本を得ず』と申しましたがッ!
やっぱり、こ〜わ〜い〜!おろろ〜!!!!!」


『飛ぶ斬撃』が来ると予想したが、やはり怖いッ!
なのでここは一度、足を止め『我道戦』の様子を見る。

371『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/02(水) 19:32:55
>>370
>剥がした床の下の『地面』を一瞥し、『沼』化できそうか確認しておきたい。
『沼』化できそうだ。

>なのでここは一度、足を止め『我道戦』の様子を見る。
君は足を止めて、相手の様子を見る。

相手は……

我道戦「……取りに行く!」
一足で一気に距離を詰めながら、斬り込んできた!

我道戦「壱の太刀!」
刀がフッと高速で振り下ろされ……(スピード:B)
       ビュンッ!

我道戦「赤閃ッ!」
水瀬目がけて縦一文字の『赤い剣閃』を放った!
やはり速い……!(スピード:B)

     シュパーーーーーーーーーーーーッ!

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□↓□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱↓□□□□□□■∴
∴■□□□□↓□□□□□□■∴
∴■□柱□□戦□□□□□□■∴
∴■□□□□閃◆□□□柱□■∴
∴■□□□□水□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』
閃:赤い剣閃。水瀬目がけて一直線に飛んでくる。

372水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/02(水) 19:54:54
>>371
質問です。『我道戦』は一足で一気に距離を『3m』移動したのですか?
(マップ情報を見た限りではそう思えましたので)
大変お手数ですが回答をよろしくおねがいいたします。

373『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/02(水) 20:08:05
>>372
>質問です。『我道戦』は一足で一気に距離を『3m』移動したのですか?
YES。
待ちの水瀬に対し、飛び込み斬りに近い形で一気に移動してきた。
待ちの態勢を取っていたので、近づかれる前に反応のレスをしてもいいが、接近されることには変わりがない。

374水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/02(水) 20:37:40
>>371>>372

「キターーーッ!!『飛飯綱』ッ!

ひょっとして貴女は『石動雷十太』先生のフォロワーなのですかッ!
確かに『先生』は周りが『チャンバラ』やってる最中、1人『飛び道具』を使って『ガチ感』を出していたのですが、
いかんせんメンタルが豆腐で、『流浪人』風情に敗北してしまいましたがッ!」


先程と違い既に『飛ぶ斬撃』は見ているし警戒もしている。
『様子』を見るという事は『警戒』すると言う事だ。
こちらも『案山子』ではないのだから、『我道戦』が『人並み』のスピードで一気に『3m』のも距離を詰めてきたのならば、
流石にこちらも何かしらの『反応』ができる筈だ。
なので一方的に『零距離』まで移動される事はないだろう。


「ンフォッ!妊娠確実ッ!
先生!日本の剣術の未来の為、我に力をッ!!!」


更に言えば、『斬撃』はまたも『縦一文字』で、その軌道はひどくわかりやすい。
なので必死で斬撃をマットレスを剥がした方向へと回避し、
『ブラックボトム・ストンプ』に生えている『尻尾』を振るい地面スレスレでの軌道の『足払い』を『我道』に放ち転倒させたい。

375『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/02(水) 21:39:58
>>374
君は『赤い剣閃』を回避しつつ、スタンドの『尻尾』での『足払い』を仕掛ける!

まず、『赤い剣閃』の回避……成功!
水瀬の横を『赤い剣閃』は奔っていった!

そして、スタンドの『尻尾』での『足払い』……!

我道戦「ハンドスピードはこちらが上!」

だが、我道もまた『案山子』ではない。
振り下ろした刀を素早く返し……(スピード:B)

我道戦「壱の太刀!」
   ヤバい!これは『尻尾』と『交差するような横軌道の斬撃』……!(スピード:B)
                  『尻尾』を引くべきか?引くべきではないか?

       ビュンッ!

我道戦「赤閃ッ!」
   しかも、同時に『赤い剣閃』を放とうとしている!
                  『横軌道』の『赤い剣閃』!

      ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
おそらく『どちらかには当たってしまう』。

水瀬とスタンドに取捨選択を迫る『通常の斬撃』と『赤い剣閃』!!

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□戦□□□□□□■∴
∴■□□□□刀黒□□□柱□■∴
∴■□□□□□水□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子
黒:『ブラックボトム・ストンプ』(◆地面の上)
戦:我道戦
刀:『シャビ・トーレス』(『赤い剣閃』を放ちながらの斬撃)

376水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/03(木) 20:07:15
>>375

質問です。

・我道は速度差を用いてこちらが『尻尾』を振るうと同時に刀を素早く返した、とありますが
この『軌道』は『横薙ぎ』のような斬りかたと考えてよろしいでしょうか?
また水瀬は斬りはらいと同時に『赤閃』を出すのを予期したとの事ですが、
これは『我道』が「赤閃」と言葉を発した事で直感的に予期できたという事ですか?
それとも『日本刀』から『赤閃』の予兆が見えたのでしょうか?あるいはもう放たれてますか?

また『赤い剣閃』は通常の『斬撃』の軌道をなぞる様に放たれる、と描写されていますが、
同じ軌道で放たれるならば延長線上にいる『ブラックボトム』と『水瀬』の『取捨選択』の意味がよくわかりません。
大変お手数ですが、ご返答の方よろしくおねがいします。

377『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/03(木) 20:47:20
>>376
>・我道は速度差を用いてこちらが『尻尾』を振るうと同時に刀を素早く返した、とありますが
>この『軌道』は『横薙ぎ』のような斬りかたと考えてよろしいでしょうか?
『横薙ぎ』に近いが、ななめ要素もある。
少なくとも『ブラックボトム・ストンプ』の尻尾と交差する軌道。
地図で言う『刀』の位置から『黒』の範囲を斬ろうとしている。

>また水瀬は斬りはらいと同時に『赤閃』を出すのを予期したとの事ですが、
>これは『我道』が「赤閃」と言葉を発した事で直感的に予期できたという事ですか?
>それとも『日本刀』から『赤閃』の予兆が見えたのでしょうか?あるいはもう放たれてますか?
『日本刀』から『赤閃』の予兆が見えた。刀から『赤い何か』が放たれつつある所。

>同じ軌道で放たれるならば延長線上にいる『ブラックボトム』と『水瀬』の『取捨選択』の意味がよくわかりません。
・我道と『ブラックボトム』との戦闘を中心に描写しているが、
 『赤閃』の範囲的に、場合によっては、『ブラックボトム』の後ろにいる『水瀬』も巻き込まれるということ。
・何を避けて、何を避けないのか、『取捨選択』をする必要があるということ。
・少なくとも『無傷で全てを避ける』のは難しい状況であるということ。
を表現したかったのですが、伝わらなかったら、申し訳ありません。

378水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/03(木) 21:47:23
>>375

「ンゴ〜〜wwwwww
なんという挙動の速さッ!我でなければ見逃してしまうニキ〜〜ッ!
た、助けてくれメンス〜〜!!!」


いくら『速度差』があるとはいえ、こちらの行動の間に『二挙動』を行えるとは全くもって『想定外』だ。
この先も同じような手で責められたら、『泥沼』だ。


「なあんちゃって」


あえて『足』ではなく『尻尾』を使って攻撃を仕掛けたのには理由がーー『ある』。
床に触れる軌道で『尻尾』を振るったのは、露出した『地面』に触れる事で『底なし沼』化する為だ。
(>>374メル欄)
振るった『尻尾』を持ち前の『精密さ』を活かし、『底なし沼』化した『地面』の中へとズブブと沈め、迫る横薙ぎの『斬撃』を『空振り』させ回避する。


交差する『尻尾』の先目掛け放った『斬撃』と同じ軌道の『飛ぶ斬撃』が『スタンド』の真後ろにいる『水瀬』に当たるとは到底思えない。
『尻尾』を狙った軌道はかなり低いはずだ。
ならば『赤閃』は『床』に向かって進んで行き、水瀬は勿論『ブラックボトム』にも届かずそのまま『床』を切り裂くだけに終わる筈。
ーー『取捨選択』など必要ない。これだけで回避できる。


「ハァーッ! ハァーッ!ゼーッ!ハァーッ!
格ゲーでェー!『必殺技』使いがちな奴はァー!
ガードされた時の『硬直時間』を軽視しがちィィィィィヒィィィィィィィ!!
拙者は『ウメハラ』なんだッ!誰がなんと言おうと『ウメハラ』なんだッ!ウヒヒ!!」

≪パァミイィィィィィィィーーーーー!!!≫


ビチャ!ビチャ!ビチャ!


そして『底なし沼』に潜らせた『ブラックボトム』の尻尾を払い上げ、
『沼』の中に存在する『コールタール』のようにどす黒い『泥』を飛ばし、
思い切り刀を振り抜き硬直しているであろう『我道』目掛け『泥』の『目潰し』を放つ。

379『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/03(木) 23:11:03
>>378
>交差する『尻尾』の先目掛け放った『斬撃』と同じ軌道の『飛ぶ斬撃』が『スタンド』の真後ろにいる『水瀬』に当たるとは到底思えない。
>『尻尾』を狙った軌道はかなり低いはずだ。
>ならば『赤閃』は『床』に向かって進んで行き、水瀬は勿論『ブラックボトム』にも届かずそのまま『床』を切り裂くだけに終わる筈。

ちょっと位置関係を整理します。

[上から見た図]
 戦
 刀黒
   水
 ↑

[↑方向から見た図。簡略化のため、剣閃は画面に対し垂直方向に進むものとする。]
刀の軌道(実際はもう少し横薙ぎだが)


  \
   \――― ←回ってくる尻尾の足払い
――――――
地面   \
       ┘
      剣閃はこの方向(床)に進むわけではなく、画面に対し垂直方向に進む。

という処理なのですが、納得いきますか?

(納得いかないようでしたら、そちらの解釈を優先します。長い議論は不毛なので。)

380水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/03(木) 23:39:57
>>379
こちらの質問不足にも一因はありますが、
現在に至るまで『剣閃』の方向や軌道に関する明確な描写がなかったですし、
この局面で『斬撃』と『剣閃』の軌道が違うと言われてもやはり納得できません。
我を通す形になってしまいますが、今回のレスだけは私の解釈を優先して判定して頂きたいです。

また危険度難易度CCとは言え、解釈違いですれ違った結果、ペナルティを追うのだけは避けたいので、
今後、『斬撃』と『剣閃』の方向性が違う場合は描写を希望します。
大変申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

381『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/04(金) 05:12:01
>>380
>今後、『斬撃』と『剣閃』の方向性が違う場合は描写を希望します。
極力努力はします。しかし、希望に沿えないケースもあるでしょう。

>>378
君のスタンドは尻尾に迫った『斬撃』と『赤い剣閃』を『底なし沼』に沈めて回避した。

         ズブリズブリ……!

   ただ、予想と違ったところが一つ……
   『赤い剣閃』は床を切り裂くものと思ったが、一瞬びしゃりと『赤い何か』が床に広がり、そして消えた。
   床に傷はない……『赤い剣閃』は『斬撃』を飛ばすわけではなく、『赤い何か』を飛ばしているようだ。

そして、君のスタンドは『我道戦』目掛け『泥』の『目潰し』を放つ。(ス精CB)

         ≪パァミイィィィィィィィーーーーー!!!≫
             ビチャ!ビチャ!ビチャ!

我道戦「ぐぅっ……!」
ハンドスピードに優れていてもこれは防ぎきれない。
刀を避けられたのも、『泥』が出てくるのも予想外、液体はなおのこと避け辛い。
『泥』は我道戦の目に直撃した。

我道戦「身を……身を守らなくては……!」
泥を喰らった我道は怯んだかのように一歩下がったかと思うと……

我道戦「『シャビ・トーレス』!」

我道戦「弐の太刀!黒鎧!」
赤黒い刀から『黒い何か』が移動し、我道の身体を覆っていく!(スB)

            ゾワワワワワワワワ

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□戦□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□黒□□□柱□■∴
∴■□□□□□水□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子
黒:『ブラックボトム・ストンプ』(◆地面の上)
戦:我道戦『シャビ・トーレス』

382水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/04(金) 21:38:12
>>381

「おっほォッ!大成功ッ!
実況の『レディQ』氏とオーディエンス様、今の手はどうしでしたかァぁ〜?」


場内を盛り上げる為に上擦った声で精いっぱい喜びを表現するが、
そこで放たれた『斬撃』の『異変』に気付く。


「ややッ!!!これは明らかに異常ッ!!!
名探偵水瀬氏は今のは『血液』なのではないかと思ったんだがァ〜〜。
『血』で『鉄分』をウンタラカンタラしてるのならば、『黒鎧』の正体は『鉄』だと考えらレール!
エリエール!けれどこの推理は頭がしあわせ素肌!
ちなみに私は『サイドギャザー』ですが!!」


『我道』は一旦距離を取り『守り』に入る事を優先した。
顔の『泥』は付着したままーー隙だらけだ。
この機に乗じない手はない。『沼』に落ちた犬は沈める。


「ならば、我も『第二の奥義』を思いつき…ではなく、
使わせてもらいますぞ!

滲み出す混濁の紋章、不遜なる狂気の器、
湧き上がりィ、否定し、痺れ、瞬き、眠りを妨げる
爬行する鉄の王女!絶えず自壊する泥の人形!
あと、えっと、ええい!『黒棺』ッ!!!」


『我道』はわざわざ「守りを固める」と宣言し、全身を『黒い何か』で覆い始めた。
ならば、『何か』の正体が『硬度』を与えるものである可能性は充分にありあえる。
ここから意気揚々と殴りかかったが、『我道』が固かった為ダメージは通らなかった場合を考慮し、ここは殴りかかるのではなくーー


≪パミィィーーーー!!!≫ ガシィ!


『ブラックボトム』の小柄な身体をめいいっぱい捻らせ、その両手で『我道』の足元に敷かれた『マットレス』を力いっぱい引っ張りその上に立つ『我道』を転倒させたい。パス精BCB。
『我道』を覆う『黒い何か』は床を巻き込んでいない。ならば床には『固定』されていない筈だ。
『ブラックボトム』に『鉄板』に穴を開ける程の『膂力』はないが、
『鉄』を持ち上げる程度の『腕力』はある。
なので此処は『ブラックボトム』の能力を『過信』するのではなく、『敵』である『我道』の『言葉』を信じるべきだ。

383『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/05(土) 20:54:36
>>382

   ≪パミィィーーーー!!!≫ ガシィ!

君のスタンドは追撃に我道の足元の『マットレス』を引っ張り上げる!

   ズルンッ

成功!

我道「きゃぁっ!」
目が見えず、顔の泥を取ろうともがいていた我道は……

   ガインッ!

受け身も取れずに転倒した!硬い音を立てながら!

我道「うっ……ぐぅっ……」
我道は転倒した衝撃と顔の泥でもがいている!

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□戦□□□□□□■∴
∴■□柱□□□黒□□□□□■∴
∴■□□□□□◆□□□柱□■∴
∴■□□□□□水□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子
黒:『ブラックボトム・ストンプ』 (手にマットレス持ち)
戦:我道戦『シャビ・トーレス』(転倒) (◆地面の上)

384『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/05(土) 20:55:44
>>383
   レディ・Q「うーん、これはいい手です!我道選手なすすべなく、スッ転びました!」

   レディ・Q「そして水瀬氏、我道の能力を『鉄』と読みましたが、副実況のザビエルさんこれはどうでしょう!?」

ザビエル「うーん、かなり近い……とだけ言っておきましょう。」

   レディ・Q「それでは、ぶっちゃけの『お年玉クイズボード』を出してみましょう!」

   レディ・Q「当たれば、賞金に『レディ・Q』ちゃんからのお年玉『3万円』をプラス!」

ザビエル「お年玉3万円!これは大きく出ましたね!」

   レディ・Q「これで正解したらスゴイですよ。」

   レディ・Q「なにせ、我道は能力を出す暇をほとんど与えられてませんからね……」

ザビエル「そうなんですよ。『セクションX-II』の一番槍としての本領を発揮してほしい所であります……。」

385『黒女王』vs『終焉一刀』お年玉クイズボード:2019/01/05(土) 20:59:15
>>384
※○の数は適当。大体当たっていれば正解。不正解のたびに金額が下がる。

  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?         スピード─?※         射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─?        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─ ○○○○○『日本刀』の像のスタンド。
  │                     対象を○○○○○○能力を持つ。
  │                     他者に○○○○○○○○○○○○。
  └──────────────────────────────────────┘
             ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

386水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/05(土) 23:34:40
>>383-385

『黒い何か』が移った『日本刀』の見た目はどうなってあるのだろうか確認する。
刀身から『黒』が抜けて『赤単色』になっているのだろうか?


「おぉっ!適当に言ったのに『近い』とはー!
フヒへッ!余計に『ガチャ』を回す為にここは水瀬氏いっちょ張り切るんだがー」


『ブラックボトム』と水瀬は共に一歩前進する。
またその際に『底なし沼』を『無視』して移動するようにしておく。


「う〜ん!う〜ん!『我道』氏は私の『同志』ですからねェ〜!
私と同じく『ユニーク』な一面がありますしぃ!
ここは『シャビ・トーレス』の『シャビ』を『錆』とかけていると読んで、
ずばり『我道』氏は『錆』を操る『使い手』だと予想しますぞぉぁ〜〜!」


「あ、そだ」


「ところで『我道』氏ィ、つかぬ事をお尋ねしたいのですがァ〜〜、
『和服』の下って『履かない』って本当ですかぁ?

あッ、いやいや!変な意味はないのですよ!
我はノンケですからなッ!百合は二次元に限ります!フヒッ!
…けれど、もし『ノーパン』ならある意味とても『ラッキー』ですぞッ!」


ただ『我道』を転倒させるのが目的なら『マットレス』を『テーブルクロス抜き』のように最低限の動作で引っ張るだけでいい。
態々、スタンドの体躯を派手に捻らせる必要がない。
勿論、この動作にも理由がーー『ある』。

それは『ブラックボトム』の小柄な身体を派手に捻らせる事で、
そのヴィジョンの延長線上にある全長1mの『尻尾』を『我道』の足元の『地面』に触れ『沼』化する為だ(>>382メルラン)。
上記の行動が成功しているのならば『我道』の足元は既に『1m×1m』の『底なし沼』だ。


「だってオキニの下着を汚さずに済みますからなッ!」


受け身を取れず転倒した『我道』の身体は『沈む』。
『ブラックボトム』の『底なし沼』に『吸引力』などはない為、
『我道』はちょいと身体を使えば這い上がれるだろうがーー


≪パァミィィーーーーー!!!≫

手に持った『マットレス』を間に噛ませ、
倒れている『我道』の身体を思い切り踏み付けて、更に沈める。パス精BCB。
『マットレス』越しに『我道』を蹴れば『黒い何か』が『ブラックボトム』に直接触れる事はない筈だ。

387水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/05(土) 23:35:26
>>384

┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?         スピード─?※         射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─?        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─ 『錆』を纏った『日本刀』の像のスタンド。
  │                     対象を錆び付かせる能力を持つ。
  │                     他者に付着した『錆』はその肉体を蝕んでいく。
  └──────────────────────────────────────┘
             ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

388『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 00:09:33
>>386
>刀身から『黒』が抜けて『赤単色』になっているのだろうか?
赤黒いままだ。
(目の付け所は良い。)

>受け身を取れず転倒した『我道』の身体は『沈む』。
我道戦「な、なに……地面がッ!?」
君は!既にッ!地面を『底なし沼』にしていた!

       ガボンッ!!!

我道戦「シャ、『シャビ・トーレス』……能力を解除し……!」
『底なし沼』に沈む我道は能力を解除して、這い上がろうとするが……

>手に持った『マットレス』を間に噛ませ、倒れている『我道』の身体を思い切り踏み付けて、更に沈める。パス精BCB。
君のスタンドの容赦のない『踏みつけ』が我道の体を更に沈める!

我道戦「ガッ……ガボッ……」
もろに喰らった我道戦の姿がみるみるうちに『底なし沼』の中へと消えていく……。

(君はメール欄を見てもよい。)

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□戦黒□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□水□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子(◆地面の上)
黒:『ブラックボトム・ストンプ』 (手にマットレス持ち)
戦:我道戦『シャビ・トーレス』(沈降中)

389『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 00:10:09
>>386
   レディ・Q「あーっと!強力な踏みつけが決まったァーーーッ!」

   レディ・Q「我道選手、沈みます!沈みます!これはもう決まったかァーッ!」

ザビエル「うむ、これはもうほぼ決まったようなものですね。」

390『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 00:10:53
>>387
   レディ・Q「そして、お年玉クイズボードですが……」

ザビエル「うーん、惜しい!2行目まではほぼ合っております!非常に惜しいのですが、ここは不正解としておきましょう!」

   レディ・Q「ザビエル氏!なにかヒントはありませんか!?」

ザビエル「それでは、ヒント・オープン!ジャカジャン!」

  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?〜?    スピード─?※       射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤

   レディ・Q「な、なんと、これは破壊力が変化する系!?」

ザビエル「Exactly(そのとおりでございます)」

   レディ・Q「これは大きなヒントです!」

   レディ・Q「さーて、現在のお年玉金額は『2万円』!ここから当てられるでしょうか!」

  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?〜?       スピード─?※       射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─?        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─サビついた『日本刀』の像のスタンド。
  │                   対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
  │                   他者に○○○○○○○○○○○○。
  └──────────────────────────────────────┘
         ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

391水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/06(日) 20:54:03
>>388


「フヒヒッ!ならば『サビ』つかせる事で『斬れ味』を増すって事ですかなッ!?」


場内に響く『レディQ』の声に答える。
そして沼に沈んでいく『我道』に下卑た笑みを向け、


「フヘア〜、我道氏ようこそ『沼』へぇ〜!
苦しそうですなぁ〜!かわいそうですな〜!
我だってすっごく心が痛いのだがぁぁー!

しかし、ガボガボと溺れる様は『大便器』に顔を押し付けられた『JC』の我にそっくりですなぁ!

単純な暴力や、教科書捨てられたり、制服を『冬のプール』に捨てられたり、
文化祭の打ち上げに呼ばれなかったり、様々なイジメを受けてきましたが、
大抵のイジメは我の『固有スキル』である『寝たフリ』で乗り切りましたがッ!
あの時の『便器』はヒッジョオオ〜に辛かったですぞブヒッ!」


自身のイジメの経験をさも『良い思い出』かのように話し始めるが、
その顔付きは徐々に、徐々に険しくなっていく。

「ーーおっと、我とした事が『黒歴史』を語って自滅してしまいましたぞ。

まッ!我をイジメていた連中は学力も低く全員『大学』には進学できなかったみたいですし、
今頃、キティちゃんのタオルで内装を飾った汚い『軽ワゴン』に、
襟足が伸びた名前の読めない『クソガキ』を乗せて『ドンキホーテ』にでも行ってるのでしょうが!
とりあえず此処は『女剣士様』を『沼』に沈めて『憂さ晴らし』といきますかな」

≪パミッ!パミィィィィーーーーン!!≫


バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!


イジメられた経験が人格を歪めたのか、それとも人格が原因でイジメを受けたのかは最早誰にも分からないが、
この『水瀬留美子』という女は『愚か』で『下劣』な『最低』の人間だ。
瀕死の人間に『追い討ち』を掛ける事に躊躇などーー『ない』。
溺れている『我道』に『ブラックボトム』の蹴りの連打を叩き込み、『再起不能』へと追いやりたい。

392水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/06(日) 20:56:19
  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?〜?       スピード─?※       射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─?        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─サビついた『日本刀』の像のスタンド。
  │                   対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
  │                   他者に『サビ』を移す事で『斬れ味』が増していく。
  └──────────────────────────────────────┘

393『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 21:20:31
>>391
>溺れている『我道』に『ブラックボトム』の蹴りの連打を叩き込み、『再起不能』へと追いやりたい。

    ≪パミッ!パミィィィィーーーーン!!≫

我道戦「きゃああああああああああああああっ!!!」

バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!

我道戦「ゴボッゴボッゴボボボボボボボーーーーーーーーーーー!!!」

我道戦「………………………………………………………………………ゴボンッ!」

大便器のようなうめき声を挙げて、我道戦の身体は完全に『底なし沼』へと沈んでいった。

君の勝利だ!

⇒『戦闘終了』

394『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 21:21:48
>>393
           『カァンカァンカァン!!!』

              ゴングの音が高らかに響く。

                                      ウィナー
レディ・Q「戦闘終了ーーーーーーーーーーーーーっ!    勝者:水瀬留美子!」

        『ワーアー!  ワーアー!』

                『水瀬ーッ!  水瀬ーッ!』

        『コールタール・ウィッチ! コールタール・ウィッチ!』


ザビエル「ああ、これはまた回復が大変そうだ…………」


レディ・Q「それでは最後にヒーローインタビュー!」


   スルスルスル……

水瀬の前に上空からマイクが降りてきた。

┌────────────────────────────────────
│ →1.勝者としてなにか一言言っておこう
│   2.特に言う事はない (終了パートへ)
│   3.クールなパフォーマンスで決めよう (アドリブの道をひた走る)
└────────────────────────────────────

395『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 21:23:14
>>392
   レディ・Q「そしてそして!クイズの結果は!」

ザビエル「ンンッ……………『大正解』であります!!!」

   レディ・Q「それでは賞金に『お年玉』として『2万円』プラスーーーーーーーッ!」

      パラッパラッパーーーーーーーーーーー!!!

  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─C〜A       スピード─B※            射程距離─E
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─本体次第        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─サビついた『日本刀』の像のスタンド。
  │                   対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
  │                   他者に『サビ』を押し付ける度に切れ味が上がっていく。
  └──────────────────────────────────────┘
         ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

396水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』:2019/01/06(日) 22:04:40
>>393-395

「フーヒッ!ヒヘ!お年玉ゲットですぞ!
2万円ゲットー!ゲットー!メシウマァーーーーーーッ!!!!
これで『課金』が捗るわ〜ッ!
とりあえず『ガチャ』を回して『レアキャラ』を引いてフォロワーに差をつけるべし!」


ジャケットの中にしまっていたスマホを取り出し、『ソシャゲ』アプリを起動。
さっそく『課金』しようとするがーー


「あのー、『我道』氏が浮かび上がってこないのですが、
コレってひょっとして死んでるのでは案件では…?
スタンドで『回復』してどうこうなるとは、とても思えないですが…?

『我道』氏が溺死してしまった場合、私が罪に問われるのでは?
我の輝かしいキャリアに傷が付いて刑務所暮らし………?
そ、それはご、ご勘弁〜〜〜ッ!!!」
≪パ、ミィ、イ!≫


発現した『底なし沼』を全て解除し、『我道』の身体を現実世界へと戻す。
勿論、『我道』の身を案じての行動ではない。『殺人者』の業を背負いたくないという、己の『保身』の為だ。
『愚か』で『下劣』で『最低』な人間に、他人を思いやる感情などーー『ない』。

397『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 22:18:03
>>396
君はスタンド能力を解除する。

    シュポーン!!!

我道戦が勢いよく地面から飛び出してきて……(破スBC)

    ドグシャッ!!!

勢いよくマットレスに叩きつけられた。

                \ │ /
                 / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< あけぼのフィニッシュ!!!
                 \_/   \_________
                / │ \

我道戦「あっ……あっ……あっ……」   ピクピクピク……

辛うじて息はあるようだ。

        『ワーアー!  ワーアー!』

                         『ワーアー!  ワーアー!』

                                            『ワーアー!  ワーアー!』

観客からの歓声を背に受けながら、君は退場する。



レディ・Q「   以上、最後までオタッキーな水瀬さんでしたー!!!   」

レディ・Q「今日の実況はわたくし!『レディ・Q』と!」

         ザビエル「副実況のザビエルでした!」

レディ・Q「観客のみんな!年越しアリーナ楽しんでくれたかな!?」

レディ・Q「それでは、今年もよい年になりますように!」

レディ・Q「来週もまた見てアリーナ!!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【最終結果】

『水瀬留美子』 ⇒ 『勝利』
             『無傷』。
             賞金『30万円』+お年玉『2万円』ゲット!

『我道戦』   ⇒ 『敗北』。『怪奇!埋まり女』。
           『ザビエル・ラッド』で『治療』。『無傷』。『再起可能』。
           『トイレの流す音が怖くてたまらない』。

398『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 22:19:09
  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─C〜A       スピード─B※            射程距離─E
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─本体次第        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─サビついた『日本刀』の像のスタンド。
  │                   対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
  │                   他者に『サビ』を押し付ける度に切れ味が上がっていく。
  └──────────────────────────────────────┘
                     ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

399『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 22:20:29
☆我道 戦(本体)

和風然とした日本人女性。
おしとやかな外見の割りに結構マニアックな性格をしている。

我道 戦(本体)
破壊力:C  スピード :C  射程距離:―
持続力:― 精密動作性:C  成長性 :―

400『黒女王』vs『終焉一刀』:2019/01/06(日) 22:21:34
☆『シャビ・トーレス』 Xavi Torres

サビついた『日本刀』の像のスタンド。
対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
他者に『サビ』を押し付ける度に切れ味が上がっていく。

・このスタンド自身は当初『サビ』に覆われており切れ味が低いが、
 『サビ』を他者に押し付けることで切れ味が増していく。
・スタンドを解除すると『サビ』はリセットされる。(初期の切れ味に戻る)
・『サビ』がついた箇所は、動きがサビつき、スピードが下がる。
 合計2段階のスピード低下分だけ、『サビ』を落とした時に破壊力が最大となる。
 像としては 『サビた日本刀』→『普通の日本刀』→『光輝く日本刀』と変化する。
・『サビを飛ばす』という形で飛び道具として用いる事ができる。
 この際の『サビ』の落ち方は通常よりも低い。
 『直触り』の方が『サビ』が落ちやすいことは言うまでもない。
・『サビ』の種類は選択する事ができる。
 ・赤サビ:脆い。主に敵に付着させる。
 ・黒サビ:硬い。主に自分に付着させて防御に使う。
・『サビ』は『剥がす』などすれば力づくでも解除可能だが、怪我を伴う。
・このスタンドの強度は『強固な日本刀程度』。これは切れ味の増減に依存しない。

『シャビ・トーレス』 Xavi Torres
破壊力:C〜A スピード :B※      射程距離:E(能力射程:C)
持続力:A    精密動作性:本体次第 成長性 :E
※本体の移動スピードはC

401『せんせいのかくしごと』:2019/01/14(月) 22:42:40

「―――ああ、たぶんあそこだ。
 あのデカい家の隣、あれが例の『美容クリニック』だろう」

栗色ソフトモヒカンワインレッドジャケットマフラーつきの不動産屋、
『門倉』の少しだけ後を『鈴元』はついていく。
『門倉』が指した方向には、まだまだ小さいが、
確かにクリニックめいた看板や建物が確認出来る。

 ……… ……… ……… ……… ……… ………

事の発端は、正月の寒空の下、
『鈴元』が『門倉』の悩みを訊いた事にある。

なんでも『門倉』の営む『不動産屋』が爆破され、
その再建や保障に金が要るという話。
それで『門倉』が独自に怪しい『依頼』を受けてきたのはいいが、
独りでは不安で悩んでいる、そんな話だった。

『門倉』の強引なミッション同伴勧誘を『鈴元』はサラッと受け、
そして数日経った今、二人は舞台となる『美容外科』へと向かっている。

この『美容外科』では『顔が崩れる』という、奇妙な事件が起こっているという話。
人気だったこのクリニックはその騒動により、客足が減っているとの事だった。
院長はこれを『呪い』と称し、解決する術を探っており、
それを解決するのが今回の『鈴元』(と『門倉』)の『任務』というわけだ。

(jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647631/548-561n)


※『プロフィール』『能力詳細』『持ち物』
 『外見』『女装ってどう思う?』を提示・返答しつつ、レス下さい※

402鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/15(火) 00:08:12
>>401

門倉の後ろを歩く。
距離にしておよそ三歩。
とてもよく馴染んだ、よく分かっている距離感。
兄と歩く時も、姉と歩く時も、母と歩く時も、父と歩く時も、お弟子さんたちと歩く時も、はじめは必ずこの距離。
なんとなくの遠慮。
なんとなくのこの位置。

「……」

呪いというのがひっかかり、少し緊張した表情だ。
向かうことに抵抗はないが、何が起きるのかは分からない。
分かっていることは、頑張るという気持ちがあることだ。

プロフィール
『鈴眼』という和菓子屋の次男坊。
思春期。
何かが足りない。

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/76

持ち物
巾着袋(スマホ、大福、小さいスティック羊羹)
和服。羽織。足袋。下駄。
和傘。

外見
肩にかかるぐらいの黒い癖毛を平織りのミサンガを使い、低い位置で結んでいる。
結んだ髪が小さな尻尾のようになる形。
和服に羽織を着ている。
どちらかというと狐っぽい顔。

女装
服装のひとつで、個人の自由。
洋装や和装と同じくらいで見ており、ちょっと変わったファッションという感覚。
見るのに抵抗はなく、するのもまぁまぁまぁ。
昔、親戚の集まりの座興で、母親の和服を着たり大正の女学生風の格好をさせられたが、嫌な思い出とは思っていない。

403『せんせいのかくしごと』:2019/01/15(火) 00:44:34
>>402(鈴元)

「まあ、『呪い』だの『幽霊』だの言うけどもね―――
 その類の殆どは『スタンド』だと思っているよ、俺は。
 『呪い』なんか『スタンド能力』そのものだし、
 『幽霊』は死亡時に発動するタイプってだけだろう。
 あるいはこれもまた能力の産物か―――

 いずれにせよ………一般にとってはまったくの『未知の脅威』でも、
 俺たちスタンド使いにとっては仕組みの知れた『既知の問題』。
   冷静に対処すればなんて事はないはずだ。

                            ………そのはずさ」

『鈴元』の緊張が伝わってきたのか、『門倉』はそんな事を言ってのける。
だが、独りで不安だからと任務に誘ってきたのは『門倉』の方だ。
だとするとこれは半ば、自分に言い聞かせる為の虚勢に近い『語り』なのかもしれない。

     「…………」

      なんとなくの距離を保ちながら、二人の歩は進む。

『鈴元』の方で今のうちに『やっておきたい事』や
『確認しておきたい事』などあれば今のうちに行動に起こしておくといいだろう。
さもなければ、ほどなくして二人は『目的地』へと着くはずだ。

404鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/15(火) 01:25:47
>>403

「その気持ちもまぁ、分かるんやけどぉ……」

未知ではなく、既知。
スタンドを知っていれば、スタンドを持っていれば、あらゆることがスタンドのせいのように思える。
実際、スタンドによる問題も見てきた。
そういう現場に一度でも赴けば、耳に入る不思議な出来事がスタンドに関わるものなのだろうと推理してしまう。
……その場合、未知の脅威が既知の問題になるが、未知のスタンドという脅威が浮き彫りにもなる。

「頑張らせてもらうわ……」

目的地に向かおう。
今はしておくべきことが思いつかない。

405『せんせいのかくしごと』:2019/01/15(火) 20:00:31
>>403(鈴元)

『鈴元』の考えは正論だ。

『スタンド』というシステム自体を知っていてもその挙動は千差万別。
到底、『既知』などと軽々しく呼べる代物ではなく、
結局、『未知の脅威』である事には変わりないのだ。

妙に落ち着かないところをみると、『門倉』もそのへんの理屈は分かっているようだが―――
先ほどの言は結局、『門倉』自身を奮い立たせる為の詭弁だったのかもしれない。

 ……… ……… ……… ……… ……… ……… ………

そうして二人は『門倉』の言う『デカい家』の前を通り、
依頼主の居る『阿多美容クリニック』に到着する。

「あた……いや、ええと、おた、だったか。
 『阿多(おた)美容クリニック』。
 ここの『阿多先生』が今回の依頼主となるね。
 午後の診察前に話をしておきたいという事だが―――」

現在、13時20分過ぎ―――クリニック前の看板を確認すると、
診察時間は午前が9時〜12時、午後が14時〜18時となっていた。

クリニックの外観は『おしゃれなカフェ』といっても通じるような風体の上品な建物だ。
入り口から玄関まで小道のようなものがあり、
その周りには車が10台ほど停められそうな駐車スペースがある。

          「さあ―――行こうか」

『門倉』は小道を渡り、ずんずんと玄関まで向かっていく。

406鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/15(火) 21:23:15
>>405

「阿多」

「これでおた、なんよねぇ。あたって読んでまいそうやけど」

(この字ぃ、なんかで見た気ぃがするんやけど、なんやったかな)

名前というのは難しい。
自分の家の店の鈴眼も、スズメと呼ばれることもある。
眼をまなこと読ませるのは一般的な用法ではないのかもしれない。
そんなことを思い出した。

「……」

ぱっとクリニックを見る。
洒落た建物だ。
車を停めるスペースも十分。
お金が色々かかってそうだ。

「はいな、あんさん」

そう言って門倉について行く。

407『せんせいのかくしごと』:2019/01/15(火) 23:20:55
>>406(鈴元)

玄関まで来ると、透明なドアからホテルのカウンターのような豪奢な『受付』が見える。
ドアの前に行けば、開けるまでもなくドアが開く。自動ドアだ。

『受付』には、穏やかそうな、タレ目の女性。
20才そこそこだろう。胸の名札には『水野』と書いてある。

『水野』は突然入ってきた2人を交互に見やると、

「ええとォ………製薬会社の方ですかァ。
  それとも医療機器の方ァ?
 どっちでもお断りしてるんですけどォ〜〜〜」

見た目通りというべきか―――スットロい口調で話しかけてくる。
どうやら時間外にやってきた二人を医療関係の『営業』だと判断したらしい。
『和服の少年』と『栗色の髪の男』を一瞥しての『判断』。
あるいはオツムの回転も少しスットロいのかもしれない。

「いいや―――そのどちらでもない。
 俺は君に『お断り』されるような存在じゃあないんだ。

  怪しい存在とはわけが違う―――

            なあ、『鈴元』君………そうだろう?」

『水野』に応える『門倉』が、なぜか不意に『鈴元』に話をふってくる。

 それに呼応し、『水野』の視線が『鈴元』へと移る―――

どうやら、『鈴元』の最初の任務(ミッション)は『院長への取次』を頼む事となりそうだ。

408鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/16(水) 06:24:41
>>407

「……ふふ」

なんだか毒気を抜かれるようだ。
緊張して張りつめていたぶん、水野の抜けた受け答えが妙におかしかった。
しかし笑っていても仕方が無い。
門倉からの白羽の矢が立っている。

(うっとこの贈答品でも持ってきとくんやったなぁ)

挨拶に行く時は手土産を持っていくのが礼儀かもしれない。
だとしたら礼を失した。
失礼というやつだ。
あまりいい出だしとは言えない。

「ええっとぉ……初めまして水野さん。僕は鈴元涼ぉ言いますぅ。ほんでこっちのお人さんが門倉さん……」

「今日は門倉さんのお仕事の付き添いで、無理言って着いてこさせてもろてます」

ぺこりと頭を下げる。
この場合どう言うのが効果的か。
単刀直入に呪いの話をしたとして、院長が自分たちのことを言い含めてないと通用しない。
遠回しに伝えたとしてこの女性が壊滅的に察しが悪ければ頓挫する。

「阿多センセに用事があって……個人的な用事やから診察の時間外でこさせてもろてんけど、その……アポイントメント? っちゅうんはとってあるはずなんやわぁ」

「ねぇ、門倉さん?」

なので、とりあえず院長に用があるのを伝える。
鈴元涼は子供だ。
大人の門倉が主体であるように門倉を見る。

『名刺とかあらはるんやったら出した方が信用あると思うけど……』

スタンドを通じてそう言っておこう。

「阿多センセ、いはるやろか?」

409『せんせいのかくしごと』:2019/01/16(水) 20:02:34
>>408(鈴元)

「あァ、これはこれは。受付の『水野 貴理子(みずの きりこ)』です。
 ふぅん……約束はしてあるんですねェ〜〜〜」

『鈴元』のしっかりとした挨拶に『水野』の態度が緩むのを感じる。
スラリとした少年がはんなりとした口調で伝えたのが功を奏したのだろう。
このままいけば、問題なく取り次いでもらえるかもしれない―――

 【名刺―――そうか、それがいいね】

そして『門倉』が『鈴元』の『スタンド会話』での指摘を受け、
         ダメ押しと言わんばかりに名刺を取り出す。

 「そうそう、彼の言う通り、アポはとっているんだ。
        申し遅れたが―――こういう者です」

『水野』は軽く会釈しつつ、『門倉』が差し出した名刺を受け取る。
そこには『門倉不動産 門倉 良次』と書かれており、
その下には会社の連絡先と思しき電話番号、FAX、メールアドレスが記載されている。

それはいいのだが………電話番号とFAX番号には黒ペンで二重線が引かれていた。
そういえば、店舗が爆破したとかいう話だった。
当然、そのへんの『連絡先』も現在、使えないという事なのだろう。

                             「………………」

受け取った『水野』はあからさまに怪訝そうな表情を浮かべる。
連絡先が消された名刺を見て怪しむくらいの知能はあるようだ。

 ………
         ………
                 ………


      そして。

「………まァ、きいてみますねェ〜〜〜しばしお待ちを」

しばらくの沈黙の後、『水野』はカウンターの奥へと消えていく。
それは熟考の末に取り次ぐ事を決断したというより、
考える事に疲れ果てとりあえず院長に丸投げしようという態度にも思えた。

『水野』がそそくさと去った後、

 「うまくいったね。早くも名コンビの様相を呈してきたんじゃあないか?」

『門倉』が得意げな顔で『鈴元』に語りかけてくる。
そもそも取次の依頼程度の些末事をややこしい任務に仕立て上げたのは、
『門倉』の不審な挙動や準備不足のせいな気もするが、
彼にそんな事を気にしている様子はなかった。

410鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/16(水) 23:24:55
>>409

「……」

門倉の名刺に視線を落とし、少し目をそらす。
身元が明らかである方がいいかと思ったが、店舗の情報が塗りつぶされていた。
明らかと不明の狭間の名刺だ。

「名コンビて……」

くすぐったそうに笑う。
女性的な雰囲気のある顔がふにゃっと歪む。

「まぁ……とりあえず、取次は出来たわ」

411『せんせいのかくしごと』:2019/01/17(木) 22:32:45
>>410(鈴元)

様々な思いを抱きながら『鈴元』は取り次ぎの結果を待つ。
そして、ほどなくして『水野』がドアから出てくる。

「院長がお会いになるそうですよォ〜〜〜。これよりご案内いたします」

当然と言えば当然なのだが、院長が許可を出したようだ。
『水野』がカウンターの脇からせかせかと出てきて、二人を導いていく。

          ……… ……… ……… ………

改めて『カウンター前』からクリニック内を見やると、
いかにも高級そうなソファとテーブルが余裕をもって並べられている。
どうやら『待合スペース』といったところらしい。
外から見えないように観葉植物や衝立でうまい具合に隠されているのは、
プライバシーに配慮しての事だろう。

『水野』はその横を抜けたところにある通路へと進もうとしている。
通路の先を見やると『診察室』『カウンセリングルーム』
『セラピールーム』『レストルーム』『W/C』などと書かれたドアが並んでいた。

「さて―――行こうか」

『門倉』が『鈴元』に声をかける。
『水野』や『門倉』と話しながら向かってもいいだろうし、
気になる事があれば確認しながらついていくのもいいだろう。

412鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/18(金) 00:10:16
>>411

「はいな」

とてとてと二人について行く。

「……いろんな部屋があるんやねぇ」

「レストルーム、セラピールーム、カウンセリング……全部違う部屋なん?」

あと通路に何か変なものが飾られたりしてないか確認しよう。
なにか呪いに関するものがあるかもしれない。

413『せんせいのかくしごと』:2019/01/18(金) 21:50:53
>>412(鈴元)
通路を確認しつつ『鈴元』は歩を進める。
ところどころに観葉植物や暖色をメインとした『抽象画』が飾られている。
さすがに『お札』などは貼られていない―――少なくとも見える範囲には。

部屋の名はそれぞれ違うドアに書かれている。
ここまで分かれている意味があるのかどうかは確かに疑問だろう。

「『レストルーム』は施術が終わった後休んで頂くような部屋ですね。
 あとどうしても他の患者様に会いたくないとかの場合に待機して頂いたりって感じです。
 『セラピールーム』は患者様がリラックス出来るように
  いろんな話を聴いてさしあげる部屋です。
 『カウンセリングルーム』は具体的な悩みや希望を確認したり、
  施術の説明を行ったりする部屋となりますよ〜〜〜」

『水野』がそれぞれの部屋の解説をしてくれる。
一応は分かれている意味がある、という事だろう。

   ……… ……… ……… ……… ………

通路を進み切るとT字に曲がる構造となっており、右と左に分かれている。
右を少し見やると『手術室』『スタッフルーム』とそれぞれ書かれたドア、
そして『非常口』のマークが見える。

左には『院長室』と書かれたドア、そして『水野』はそこへと一直線に向かう。

           コン  コン  コン

                             「―――どうぞ」

 『水野』のノックに、少し低い『女性』の声が応える。

414鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/18(金) 23:48:05
>>413

「はぁ、なるほどぉ」

色々プライバシーとか客の精神などに気を遣うのだろう。
多分、ほかのどんな医者よりも注意すべき点かもしれない。
見た目に関する部分を商売にしているのだから。

そうこうしているうちに院長室の前に着いた。
深呼吸をひとつ。
少し心臓が早く動いているのを感じる。
緊張している。
それも仕方の無いことだ。
職員室に向かうのとはまた違う感覚だ。

「入ろか……」

入室する。

415『せんせいのかくしごと』:2019/01/19(土) 18:18:48
>>414(鈴元)
『鈴元』は覚悟を決め、入室する。
まずは『水野』、続いて訪問者である『門倉』『鈴元』の二人という流れだ。

『院長室』には、まず応接の為のローテーブルとソファが中央にある。
奥にはしっかりとしたデスク。書類やらパソコンやら電話やらがおかれている。
脇には書類棚やクローゼットのようなものが設置されている。

そして、デスクに座り、じっと入室者たちを見据えているのが、『白衣の女性』。
キャラメル色の長い髪は先に軽くパーマがかけられている。
メイクもばっちり決まっており、一般的な医者のイメージとはややかけ離れている。
年のころは………30代? 20代?
化粧のせいもあり、少々、年齢不詳のきらいがある。

「『院長』に面会したいという方々、お連れしましたァ」

  『水野』の言葉に女性が頷き、口を開く。

「初めまして、私が院長の『阿多 佳久子(おた かくこ)』。

       ―――水野さん、ありがとう。戻って構わないわ」

その言葉に『水野』は一礼し、部屋を出ていく。

ドアが閉まる音を背にして、『阿多』がデスクから中央の応接テーブルに移動する。
そして、手ぶりで『鈴元』達にソファに座るよう促す。

              「………あなた達が、『呪い』を解いてくれる
                   っていう人たち、という事なのよね?」

『阿多』は二人を値踏みするように眺めながら、そう問いかける。

416鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/19(土) 22:17:32
>>415

「ん」

(ハイカラなお人さん……)

一般的な……鈴元の中にある医者のイメージとは違う。
明るい髪色やその化粧はテレビの中で見るものの側面がある。
いわゆる女優……いや、この場合は文化人と呼ばれる人たち。
そういう人たちの雰囲気に近い。

(おかしいことやないよね)

美容外科の院長は美人の方がいいのかもしれない。
ある種の説得力を生んでくれる。
自分の院で行う治療は全て自分が最初に受ける、そんな医者もこの世にいる。
富豪が服や革靴で財力を示すように、美容外科医は見た目で腕を示す……のだろうか。

「鈴元涼ぉ言いますぅ。よろしゅうに、阿多センセェ」

阿多佳久子。
おたかくこ。
お高く子、では無いことを祈りたいがどうか。
値踏みするような視線はお高いところから注いでくるような気もする。

「えぇ、はい。僕らが、その呪いを解くって仕事を請け負ってるんです」

417『せんせいのかくしごと』:2019/01/20(日) 02:30:36
>>416(鈴元)

『鈴元』が挨拶の口火を切ると、

「ああ、そうです。私が連絡させて頂いた『門倉 良次』と言います。
 よろしく―――よろしくお願いします」

『門倉』も話を繋げていく。

「彼、鈴元君は―――『解呪』のプロフェッショナルでしてね。
 見て下さいよ、この『出で立ち』。いかにも、な感じがするでしょう?

 私は普段は『不動産屋』なんて標榜してますが、
 『仲介』するのは『物件』だけじゃあないって事です。
 こういった類の優れた人材と不可思議な事件を『仲介』する………

                    ―――つまりはそういう事です」

ペラペラと思いつくままに語っている感はあるが、
それなりに上手くまとまったところで、

「それでは、院長先生。『依頼内容』の方を改めてお教え下さい」

                       早速、『門倉』が、促す。

418『せんせいのかくしごと』:2019/01/20(日) 02:34:54
>>416(鈴元)

「まずは『呪い』について
 ―――発端は、去年の夏の話」

                 『院長』は語る。

「患者様の話を聴いていた『ナース』がここに駆け込んできてね、
 『患者の顔が崩れた!』とパニック気味に報告していたの。
 慌てて『セラピールーム』に駆け込んで患者様の顔を見ると………

  目や鼻や口がみんな顔の下の方に集まっていた。
  ………不謹慎だけど、季節柄、解けたアイスクリームを連想してしまったわ。

 奇妙な事にそれらの機関はすべて通常通り、機能していた。
 目は見えるし、匂いはわかるし、喋れる―――

 『レントゲン』なんかをとったわけじゃあないから
  具体的にどう繋がっていたかは不明だけど、
  少なくとも現在の医療の知見ではおよそ説明のつかない現象」

  『院長』は小さな溜め息をつき、また語る。

 「患者様もまたパニックに陥っていて、ろくな話は聞けなかった。
  もっとも自分でも『何が起きているか』分からなかったようだから、
  多少冷静でも、得られる情報はなかったでしょうね。

 私は途方に暮れながら、患者様を『レストルーム』に待たせておいた。
 すると、一時間ほどで、なぜだか分からないけど『症状』は勝手に収まっていた。
 私はとりあえず、患者様に十分な『謝罪金』を渡して、彼女を家に返した。
 念入りに『口止め』してね。
                        …………それが『始まり』」

              『院長』はさらに語る。

「その後も、ぽつ、ぽつ、とこの『崩顔の呪い』の発症は続いた。
 日時や時間は関係なく、タイミングや法則は一切、不明だけど、
                  ・ ・ ・ ・ ・
        それは大抵、『話をする場』で現れた。

 そして、対象も患者様だけじゃあなくて、医療スタッフにも『症状』は出た。
 まさに『無差別』………このクリニックが『呪い』にかけられているとしか思えない。
 『呪い』が出るたび『口止め』はしていたけど、少しずつ外部に広がりつつある。

 まだそれなりに患者様は来て下さっているけど、
  いずれは完全にそっぽを向かれてしまうでしょう。
          だから、今、食い止めなくてはならないの」

 ここで『院長』は二人を見る。だから『鈴元』たちに依頼した、そういう事だろう。
 このタイミングで何か訊いておきたい事などあれば口を挟むのもいいかもしれない。

419鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/20(日) 13:24:40
>>417-418

(また適当言わはって……)

解呪のプロフェッショナルではない。
ただの和菓子屋の次男坊で、学生だ。
訂正して混乱させてもいけないので鈴元はにこにこ笑うだけに留めた。

「……顔の下の方ってことは、福笑いにみたいに集まっとったって?」

想像するに尋常ではない事態だ。
途方に暮れたというがそれでもレストルームに患者を通すという判断が出来たのは良かったのかもしれない。
何も出来ないより、何かが出来た方が良かったのかもしれない。

「話をする場ぁ。最初はセラピー? の部屋で、それからはセラピーのとこ以外でもってことでええんやろか」

「反対に、呪いが起きへんかった場所ってあるん?」

部屋の種類が多い。
セラピールームとカウンセリングルームは多分呪いが起きる場所なのだろう。
だとすると、休む目的のレストルームは安全なのだろうか。
事実、レストルームで待たせたら呪いが解かれたわけであるし。

「後、最初の呪いが起きる前になんか、変わったことってしはった?」

「新しく人を雇ったぁとか、新しい業者の人が出入りしたぁとか……」

420『せんせいのかくしごと』:2019/01/20(日) 14:15:03
>>419(鈴元)
「一つずつ答えていくわね」

『鈴元』の数々の問いに『阿多』が応じる。

「『福笑いのように集まった』―――そうね、
 これも不謹慎かもしれないけど、ちょうどそんな感じ。
 最初は下に集まっただけだったけど、それからの事例では、
 『顔のパーツ』は様々な位置に配置されていた。乱雑にね」

「『最初はセラピーの部屋で次からはほかの部屋でも起こったか』。
 そうね、最初は『セラピールーム』で起こったけど、
 その次は『カウンセリングルーム』。主にこの二部屋で起こりやすい事例ではあるけど、
  スタッフの休憩室、『スタッフルーム』で起こった事もあった。
  『診察室』でも一度だけあったわね。
  その流れが呪いにとって『偶然』か『必然』かは、分からないけれど」

「『呪いのおきた事のない場所』………この部屋もそうだし、
 あとは『手術室』や『レストルーム』あたりもまだ出ていないわね。
 記憶している限りだと、先ほど挙げた場所以外では報告例はないはず」

「『最初の呪いが起きる前に変わった事』……………。
  ………ああ、そうね。少し、忙しくなっていたので、
           『ナース』を一人雇ったくらいかしら。
  『鬼塚 郷子(おにづか きょうこ)』さん。
  この『呪い』が始まってからも、辞めないで働いてくれているわ」

『阿多』は『疑問』への応答を終える。
これ以上『問い』がなければ、彼女の話は先ほどの続きに戻っていくだろう。

421鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/21(月) 01:14:08
>>420

一つ一つ、答えを確認する。
手術室やレストルームはまだ呪いが起きていない。
となると、顔が崩れる現象は何かの言葉がきっかけなのかもしれない。

(診察室で一度だけ……後でそのへんも聞いとこか)

「鬼塚さん。なるほどぉ」

静かに頷く。
話を続けてもらおう。

422『せんせいのかくしごと』:2019/01/21(月) 22:25:50
>>421(鈴元)
「―――それで、『依頼内容』というのは
 『この現象をなんとか止めて欲しい』という事。
 その為の『援助』は惜しまないわ」

『鈴元』の質問への返答も終わり、
『阿多』が話題を戻す。
『門倉』がそこへ口を挟む。

「そう―――その為に俺達はここへ来た。
  その『解呪』ッ 成し遂げてみせましょうとも!

  ………ただ、それには『情報』が必要でしてね。
       多ければ多いほど『解呪』の確率は上がる。

        ですので、しばらく『調査』の時間を頂いても?」

『門倉』の言葉に『阿多』は頷く。

「もちろん、最大限の協力はするわ。
 ここのスタッフに話をきいてもらっても構わないし、
 本日の予約の患者様に実際に接して頂いて、
  場合によっては『呪い』を引き起こしてもらっても構いません。

 ………こういう状況でもクリニックに通って下さる患者様を
     『実験台』にするのは心苦しいけれど、今日が『正念場』だと私は捉えているの。
     この事態を乗り切る為には………やむを得ないでしょう」

423『せんせいのかくしごと』:2019/01/21(月) 22:34:14
>>421(鈴元)

「それで、『患者様への接し方』だれど、
 流石に外部の人間として聞き込みをするのは『不審』極まりない。
 ですので、もし患者様と実際に接するというのなら、
 あなた達には『ナース』に扮してもらいます」

そして、『阿多』はさらっとそんな事を言い出した。

「ここには『カウンセリングルーム』と『セラピールーム』があるわ。

 『カウンセリングルーム』は一般の美容外科にもよくある、
 患者様のご要望や施術の希望など具体的な話を聴く場所。
 ここでは異性に聞かれたくないコンプレックスやデリケートな話題が出るので、
 基本的には『同性のナース』が対応している。

 一方、『セラピールーム』は当院独自のサービスとなっているわ。
 ここでは『異性のナース』が話し相手となって患者様を肯定し、
 癒して差し上げる空間です。患者様の話したい話をじっと傾聴する。
 そんなサービスが当院の人気の一端となっているの。

 当院の患者様はほとんどが女性、だから、
 『カウンセリングルーム』は女性のナース、
 『セラピールーム』は男性のナースが配置されている。

  ・ ・ ・
 どちらの『ナース服』も用意出来るので、必要ならば言って頂戴」

  ……… ……… ………
                  ……… ……… ………

ふと、『門倉』を見ると、少し目を泳がせながら『鈴元』に目くばせをしている。
おそらく、『鈴元君に任せるよ』のアイコンタクトだ。おそらく。

方針はすぐに決めなくてもいいだろうし、
一端、外に出て『門倉』と作戦会議をしてもいいだろう。

424鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/22(火) 00:22:57
>>422-423

「わかりましたぁ」

協力は最大限に頂こう。
実際に被害にあった患者に会って得られる情報もある。

「え、あぁ……」

ナース。
その言葉に動揺した。
どうするべきか。
門倉に視線でどうするか尋ねようとしたが向こうはこちらに任せる気らしい。

(どないしよかな……)

(門倉さんが女の人のナースは無理があるやんなぁ……)

「ちょ、ちょっと門倉さんと相談させてもらってええやろか?」

425『せんせいのかくしごと』:2019/01/22(火) 21:37:41
>>424(鈴元)

「―――ええ、いいわよ。聞かれて困るのだったら、
 外に出てもらっても私は構わないし」

 『鈴元』の『相談したい』という申し出に『阿多』はそう答える。

「………それと、一つ言っておきます。貴方たちに頼むのは『今日一日』『クリニックが終わるまで』。
      正直に言ってしまえば、貴方たち以外にも『解呪』が出来るというツテはあるの。
      数日かけるくらいなら、そっちに頼んだ方が『クリニックの為』と私は考えている。
      申し訳ないけれど、それを踏まえて効率的に動いて欲しいものね」

 突然告げられる『タイムリミット』。
確かにいつまでもグダグダ調査してもラチが明かないのは事実だが………。

「承知しました―――もちろん、本日中に『解呪』させてもらいますよ。
 じゃあ、『鈴元君』。外で、少し、話し合おうか」

『門倉』は『阿多』の言葉に頷き、『鈴元』と共に廊下へと出た。
幸いに、というべきか廊下は静まり返っており、誰もいない。

426『せんせいのかくしごと』:2019/01/22(火) 21:40:37
>>425(鈴元)

「さて―――『鈴元君』。とにもかくにもまずは『情報』が必要だが、どうしようか」

 廊下にて『門倉』が早速、語り掛けてくる。

「『院長』に提示された情報収集の方法は

 1.『スタッフへの情報収集』
 2.『カウンセリングルームで患者へ対応』
 3.『セラピールームで患者へ対応』         の三点。

  もっとも、『スタッフ』は複数いるのだろうから、
  その選択肢は更に細分化されるだろうね。

 また、あくまで『優先順位』の話だから、時間があれば、
 最終的には全ての選択をとる事も可能かもしれない。
 ―――時間があれば、だが。

 あとはせっかく、二人居るのだから『分担』するのも手だ。
 君が重点的に調べたいところは君自身が行くといいが、
 そうでなければ俺が単独で調査して、後で情報を擦り合わせる事も出来る。
 『セラピールーム』はともかく、『カウンセリングルーム』の対応は
 俺には『ちょっと厳しい』というのもあるからね―――興味はあるけれど。

もちろん、『院長』が提案した『調査』以外の行動をとるのも自由だろう。
要は『呪いの正体』を暴き、それを無くせればいいのだから。
『解呪』への道筋はいくらでもあるという事さ―――」

『門倉』が状況をまとめる。『院長』との会談時に言葉少なだったのは、
頭の中で『鈴元』と話し合う事を整理していたのだろう。

『門倉』はあくまで『鈴元』に判断を任せていく方針のようだが、
その思惑通り、『どうするか?』をさっさと決めてしまってもいいし、
もう少し『門倉』と相談するのも悪くないだろう。

427鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2019/01/22(火) 22:28:29
>>425-426

「どないしよか……」

今日中だ。
今日一日で今回の件に決着をつけなければいけない。
そのためにはもっと情報が必要だ。

「やっぱり……カウンセリングん所は難しいやんねぇ……」

セラピーでもカウンセリングでも、異性の対応であることは変わりない。
男性を相手にする時もそうだが、人によって怒りなどのポイントが違う。
なので、どちらに言っても失敗する可能性はある。

「カウンセリングの所は僕が行くわ。僕もそんな似合うかとか不自然じゃないかはわからんけど」

「門倉さんは……セラピーの所でぇ」

それからどうするか。

「あと、鬼塚さんってナースさんにお話聞きたくて、それと診察室で一回って言ってはったからその時の患者さんの話も」

「鬼塚さんはナースさんやからお仕事の空き時間に話を聞くとして、患者さんの方は都合つくかわからんよね」

仕事などの用事で手が空いていない可能性がある。

「やから、お電話でもええから話出来へんか、阿多センセに掛け合ってもらいたいんよ」

「僕から患者さんに直接……やと怪しいかもしれんから、阿多センセから患者さんにお願いした方が確実かなぁって」

鈴元はカウンセリングルームでの調査を選んだ。
どこかの空いた時間でナースの鬼塚と可能なら呪いを受けた患者からの聞き取りを行う。
門倉にはセラピールームでの仕事と、阿多に患者へアポイントを取ってもらえるかのお願いをしておく。


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