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【ミ】『Victim島』

1名無しは星を見ていたい:2018/03/12(月) 22:38:07
誰だ。

153矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/11(月) 23:43:36
>>150

「うん。どういたしまして」
 
オッケー。
 
>>151

「頼むぜ『アリス』」
 
この『頼む』ってのは、読んで字のまま、頼りにしてるってことで、
行動力があって肝が座ってて指先に刃物持ってるコイツを、アテにしない理由なんか無くて。

ただ俺が子供慣れしてないからなのかその辺上手く伝えられないし、
いよいよ頭がザリザリ鳴って頭痛までしてくるし、正直言って、小林少年にライター貸してやったのも後悔してるくらいなんだが、
 
「右目のウインクで聴覚だよな。大丈夫。
 『サイン』もらえりゃ、『合わせる』から」
 
それでも精一杯強がって、俺は知ったふうな口を利く。
 
「俺も必死だよ。
 このまま死ぬのはゴメンだし、そりゃあもう、全力出すに決まってるだろ」

ハンカチを受け取りながら、俺は応える。 
何をしてでも死にたくないって思えれば、なんでもできるに決まってる。
それは、そうだ。多分、そうだ。
 
「強いていうなら、一つだけ。
 『もうダメだ』『避けられない』『ヤバい』っていう、
 そんな本当に『全力』でもダメな時の『サイン』を、一個くれよ」 
 
俺が必死でカバーに入って、『実は作戦通りでした』って言われたら、
恥ずかしすぎて夢の中で自殺しちまうもんな。
そこだけ、ほんと、頼むよ。
 
「あとはやりながら、上手いことやっていこうぜ」
 
最後にそれだけ言って、俺は大きく息をつく。
さっきから体だか頭だかが妙な感じで、もはや俺は『アリス』と喋るだけで精一杯って感じだった。
これが夢なら、早く覚めろと思う。

154小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/11(月) 23:45:23
>>152(行動終了)
(すみません、組み分けが終了したら直ぐに出発するようだと
勝手に解釈してて行動も行ってました。行動描写は全て訂正して
無かったものと考えて貰って構いません。それと、能力での質疑応答に
関しては、心音サイフォンで今から行いたいと思います)

「そうですね、それじゃあ一抹さんと私がペアと言う事で」

「それと、私の能力は……先程も見せましたが結構下準備が
いるものですので、少しばかり出発するまで時間が貰いたいのですが
馬場ガド子さん、宜しいでしょうか?」

決め分けに関して異論はない。時間だけ貰えるかガド子さんに要望する

155夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/12(火) 00:24:49
>>153

「そんじゃ、マジにヤバイときは『おおきくうなずく』から。
 それが『ヒジョージタイ』のサインってコトで。
 たよりにしてるよ、『ヤッさん』!!」

『ドクター』には『爪』っていう武器がある。
とはいっても、単純なパワーそのものは強くない。
力なら、ヤッさんのスタンドの方が上なんだから。

「ヤッさんも、『マジヤバ』になっちゃったときはナンか『サイン』ちょーだい。
 できるだけヘルプしたいから」

これはチーム戦だ。
先に片方を倒した方が格段に有利になる。
一人が倒れてしまうと、その時点で戦力の大幅ダウンに繋がる。
まずは相手を一人にすることが重要だ。
相手の人数を減らすまでは、二人とも戦える状態でいなきゃいけない。

>>154

「コッチはまってるから。ジュンビバンタンにしてくれてイイよ」

あとは、タケルくんの準備が済むまで待とう。
本当なら、この不思議な夢の世界を楽しみたいところだけど、今はそうもいかない。
これから始まる命がけの戦いに全力で挑む。
ついでに、『ドクター』の『超嗅覚』で、ヤッさんに渡したハンカチの匂いを試しに嗅ぎ取る。
狙い通りに探知ができるかどうか確認したい。

156『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/12(火) 17:53:25
>>149(一抹)
 
「んあ…?いやっ!寝てないですよっ!
 本当ですって!」

ガド子が立ち上がる。


>>150(夢見ヶ崎)


防犯ブザーを取り出し、左右のポケットに入れる。
そして『矢貫』に持たせた『ジュース』をしみこませた『ハンカチ』の匂いを
『ドクター・ブラインド』の『超嗅覚』で嗅いでみる。
この部屋は一切の『無臭』である為、とりあえずは嗅ぎ分ける事ができたが、
誰かの『夢の世界』できちんと嗅ぎ分けられるかは正直『まだ分からない』。
またこれまで行った『実験』の結果、
『嗅覚』だけではなく他の『3感』を『センサー』のように行使する場合、
かなりの『集中力』を要する事が理解できた。『片手間』で行うのは不可能だろう。


>>153(矢貫)

『相棒』の『夢見ヶ崎』との『サイン』の打ち合わせを入念に行う。
『生き返る』為には、やれる事をやるだけだ。


>>154(小林)


      「へ?準備っ!?」


      「それが『必要』だって言うなら致し方ないですけど、
       急いでくださいね!ハリーアーッ!!」


ガド子に急かされる『小林』。
どうやらあまり時間はなさそうだ。


(『小林』は>>150で『水槽』内は時を止める効果があると言及したが、
 『能力詳細』を読む限りそんな記述はありません。
 『水槽』内の『液体』は『水槽』が形成された時点での状態を保つだけです。
 『液体』に混入した『液体』以外の固体および気体は普通の状態と変わりません。
 『水槽』内は『真空』となり『酸素』がない為『炎』は『鎮火』されると判断します。

 能力詳細に記載のない部分については基本的にはGMの方で判断させていただきます)

157小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/12(火) 18:50:34
>>152(お待たせしました)

ひとまず、行動として。

『マスカット入りジャム小瓶』を砕き、更にマスカットジュースを注ぎ
瓶の砕けたガラスとジュース入り『水槽』ソフトボールサイズを一つ作成。

更に探索用のビー玉サイズの『水槽』を一個作成。

ポンナイフにテグスを巻き付け、先端に40cm程度に普通の輪を作成した
約19m程のテグスの投げ縄を作成する。

「お待たせしました」

これで準備は一先ず終了する。後は現地の『夢』がどのようかで
行動も変わっていくだろう。

158『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/13(水) 22:58:56
>>157(小林)

>ジュースと割れたジャム瓶を用い『水槽』を作成
『許可』

>簡易的な投げ縄を作成
『許可』


>ALL

「皆さん、準備完了っすねー。
 夢見ヶ崎のご主人様と矢貫のご主人様のペア。
 そして小林さんと一抹のご主人様のペアっすねー」


         「さて」

ガド子が空間に浮かべた二つの『渦』を指さす。

「これから『夢』の世界に行ってもらう訳なんすけど、
 『夢』の世界には二つだけ『ルール』ちゅか『マナー』が存在します。
 いいすかー、よく聞いてくださいよー」


「1つ、まず『スタンド使い』であるご主人様達は、
 『夢』の世界の人達に対して優位な存在です。
 勿論、『スタンド』の概念を知ってる人の『夢』とか、
 あまりにも荒唐無稽な夢だったりしたらその限りではないっすけどー。

 まず『夢』の世界の住民は絶対『殺害』しないでください。
 てか出来れば危害を加える事も避けて欲しいっす。
 理由ききます?話すとすげー長くなりますけど」


「2つ、他人の『夢』の世界に入ったのならば、
 今いる世界が『夢』である事を匂わすような言動も
 極力避けてほしいっす」

159小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/13(水) 23:07:39
>>158

> まず『夢』の世界の住民は絶対『殺害』しないでください
> 今いる世界が『夢』である事を匂わすような言動も
 極力避けてほしいっす


「いえ、ご説明せずとも何となく察せられる部分はありますし。
手間暇かけた私が言うのも本当可笑しな話ですが。こうしてる間にも
『ウルトラ星見ボーイズ』の魔の手が、その『夢』に及ぼうとしてますし
迅速に動くべきでしょう」

まぁ、動く舞台は『他人の夢』だ。馬場ガド子さんが細工しても
不安定な場所なのだろうし。仄めかしたり、直接的な破壊も自分達同様
魂の損失に繋がる事は明白だ。説明よりも行動が重要な筈だ 今は


「…あっ、矢貫さん。ライターと煙草は有難く借りておきます」

作成するにあたって必要なくなったが、『ライター』と『煙草』一本を
携行していく事にする。火種や、煙草自体も何かしら有用に使える可能性はある。

160夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/13(水) 23:32:37
>>158

「いや、リユウとかイイよ。
 セツメイすんのメンドくさいでしょ??
 ウチらも、『ながくなる』ってわかってるハナシきくのなんてメンドくせーし」

「まぁ、だいたいは『クウキよめ』ってことでオッケー??」

特に質問はない。
『夢の中』に関してはガドちゃんの方が詳しいんだろうし。
彼女が『するな』と言うことをワザワザやろうとする必要もない。

「やっぱ、ゼンカイいった『ドリームランド』とはチガウっぽいな。
 トーゼンだけど」

>>153

「あとさ、ヤッさん。
 さっき言わなかったけど、『ドクター』のシャテーキョリは『5メートル』だから。
 そのハンイなら、すぐたすけられるってコトおぼえといて」

「それと、オトやニオイをタンチするトキは『シューチュー』しなきゃいけないから。
 そのあいだは、ヤッさんが『アリス』のカワリにケーカイしといてくれるとスゲーたすかる」

161一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/13(水) 23:40:39
>>158
行き先の夢世界が現実的なものとは限らない。
ゾンビが彷徨ってたり近未来な設定の可能性もある。

「夢の住人を殺害すると無意識の部分で警戒されて
 住人達から袋叩きにされるみたいなものですか…?」

「人前で派手にスタンドを使っても危ないかな?
 夢世界の住人じゃないと分かれば排除されそうですね」

「『ウル星ボーイズ』が夢世界での戦闘に長けている場合、
 私達が夢世界の住人ではないと発覚させる罠を仕掛けてくる可能性が」

どれだけの夢を渡り歩いたか知らないが潜伏に慣れているはず。
スタンド使いでなければ、そういった方面の攻撃をしてきそうだ。

「せめて夢を見てる張本人が誰か分かればいいのですが。
 復讐する前に殺害されたら不味いような…」

行ってみなければ分からない事も多い。
どんなトンチキ世界が見れるか楽しみだ。

162矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/14(木) 21:42:46
>>155
>>160
  
「頑張るよ。
 やれるだけのことは、やるから」
  
俺たちは全員既に一度死んでいて、多分これからの『戦い』が生き返れるかどうかの瀬戸際で、
つまり、どう考えても『命懸け』の勝負が待っているわけで。
  
そんな場面で、行動力に乏しく小心者でランチョンマットを敷くのが得意な奴のことを、アテにしたいと思うか?
断言できる。俺だったら嫌だ。
  
だから、たとえ気を遣っているんでも社交辞令でも背に腹が替えられなかったんでも、なんでもいい。
それでも俺なんかに対して『頼りにしてる』なんて言葉を掛けることのできるこの少女を見ていると、
やっぱり俺の中に、妙な気持ちがぞわりと湧き立つんだよな。
俺はまだ、その気持ちを言葉に出来ていない。
  
「でも、そうだな。
 『俺がヤバイ』ってこともあるもんな」
  
そういえば、指摘されるまで考えてもみなかった。
俺が敵に酷い目に遭わされて、もういよいよ死ぬかもしれないって状況も、十分あり得るんだもんな。

おかしいな。
気の小さい俺の事だ、むしろそっちにビビり倒すのが自然なくらいなんだけど。
  
「そしたら俺は握り拳から『人差し指と小指を立てる』からさ。
 そしたら、頼むぜ、助けてくれよ」
  
ツーアウト。ピンチってんならこれだろう。
  
「『射程』も『警戒』も、うん。分かったよ。
 『俺の』は俺から、一応8メートル離れられる。
 俺自身を守らせたいから、あんまり離す気無いんだけどな」
  
>>158
  
「なに言ってんだ」
  
『馬場』から告げられた新たなルールを聞かされて、俺は反射的にそう言った。
  
「理由とかじゃなくて、人を殺しちゃダメだろ」
  
ルールだマナーだなんて言うから何が飛び出すのかと思ったら。
夢だろうがスタンドだろうがなんだろうが、関係ない奴、殺すわけないだろ。
俺たちをなんだと思ってるんだよな。失礼な奴だ。
  
「『2つ目』は、まあ、分かったよ。
 夢壊す気は、別に無いから」
  
>>159
  
「ああ、そのライター安い奴だから、
 別に返ってこなくてもいいよ」
  
むしろタバコの方、返してもらえるのかな。
もうあげたつもりになっておいた方が、気持ち的に楽だよな。

163『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/15(金) 21:55:41
>>159(小林)


「察せられた…。
 とにかく迅速にッ!ですね!」


『矢貫』からライターと『煙草』を1本借りる。
『金魚』がいつまで維持できるかは分からないが、
これで準備は完了した。


>>160(夢見ヶ崎)


「ニーハハ、そうですそうですっ!
 夢見ヶ崎のご主人様、そんな風に思ってくれるとありがたいっす」

あっけらかんと言い放つ『夢見ヶ崎』。
既に『矢貫』との打ち合わせをすませた。これで『準備』は万端だ。


>>161(一抹)

『異世界』での『禁忌』の理由を色々と考察する『一抹』。

「ニーハハ…なんてゆーか、
 人殺しダメゼッタイ!!…じゃあダメっすか?」


>>162(矢貫)

「ニーッ、矢貫さんが倫理観のある人で嬉しいです。
 お願いですッ!人殺しダメゼッタイ!…すよね?」


『夢見ヶ崎』との打ち合わせは既に済ませた。
『異世界』へと突入する準備は万端だ。

164『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/15(金) 22:03:01
>ALL


      「いいっすか皆さん。
       それじゃあ行きますよ。
       
          ―――ご武運を」


ブワァ


    『ぐにゃあぁぁあぁぁぁぁぁあ〜〜』


宙に浮いていた二つの『渦』が、
まるでアメーバのように拡がっていき、4人の身体を覆う。

目の前に広がるは互いの姿さえ確認できない程の『暗闇』。
何も聴こえないし、何も匂わない。
ジェットコースターのような浮遊感が、きた。
決して心地の良いものではない。むしろひどく不快だ。

         キラッ  キラ


暗闇の先、小さな『光』が見えた。
恐らくこの『光』が『夢』への入り口だ。
現在位置から『光』までの距離は伺えないが、
向かう以外の選択肢はありえない。到着までの暇つぶしに
この先に待ち構える『異世界』について想像するのも悪くないかもしれない。

165小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/15(金) 22:40:12
>>163-164

恐らく満腹でなかった事は幸いだろう。長く続くと嘔吐しそうな
平衡感覚を著しく乱しそうな感覚が続いている。

前方に光があるので、そこを抜ければ便宜上の『ワープ』から
脱すると思うが、多少時間ある為一抹君に気分を紛らわす為と言う
訳では無いが話しかけよう。

「出来うる限り、私の能力で周囲の探査はします。
囮などはこちらで任せますので、出来うる限り一抹君は
相手に察知されないよう、体力の温存を心掛けて下さい」

「それと、安心して下さい。
危険が降りかかれば、私が率先して盾になりますから」 ニコッ

ここから先の『夢』はどんなものか。
私の死んだ時は駅前だった。だからと言って夢の主が
星見町での夢を見てるとも限らない。

出来れば全く水源のない見渡す限りの砂漠などで無い事だけ祈ろう。
望ましいのは、小川など水源が直ぐ目に留まる場所に到着する事だが……。

166一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/16(土) 07:18:08
>>163-164
ふと、宗像おじさんの事を思い出した。
彼は既に二人もの人間を殺めている。

「人殺しは禁忌。当たり前の事でしたね。
 命は尊いものですから」

「そのような『価値』を『ウル星ボーイズ』は
 持ち合わせていない。尊重する『価値』が無い」

宗像さんのように正当性さえ有れば肯定したかもしれない。
暗闇に包まれる寸前で振り返りガド子さんに一礼。
そして、気持ちを切り替える。

>>165
チラッと小林さんに視線を移す。
宗像さんには及ばないが虚ろな印象がある人だ。
彼も何かを失った過去を持つのだろうか?

「相手がスタンド使いじゃなければ良いのですが。
 毒物を用意するような連中です。何を取り出してくるやら」

「動けなくなったら不味いので盾になっちゃ駄目ですよ?
 大抵の危険は『インダルジェンス』が排除します。
 拳銃とかは無理が有るので小林さんのサポートに期待!」

落ちているのか浮いているのか三半規管に負荷が掛かっている。
エスカレーター派の自分は少しキツい。

「行き先がディストピアだとかダークファンタジー系じゃない事を祈りましょう」

逆に行き先の夢を分析する事で夢の持ち主を探す手掛かりになるはず。
『ウル星ボーイズ』は夢の持ち主を探して殺害するのが目的。
先に待ち構えるぐらいはしたい。

167夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/16(土) 11:27:56
>>163(GM)
>>164(GM)
>>162(矢貫PC)

「リョーカイ!!」

   ビシィッ

ヤッさんに向けて親指を立てる。
今の時点での準備は、こんなところでいいだろう。
あとは行き先の状況を見て決めればいい。

「――――そんじゃ、いってくる!!ぜ!!」

         ビシィッ

振り返り、今度はガドちゃんに向けて威勢よく親指を立てる。
そして、いざ『夢の国』へ旅立つ。
いや、スデにイマが『ユメのセカイ』にいるワケだから、セイカクには……??
まぁ、いいや。
そんなコトよりイマは、この『アトラクション』をたのしもう。

    「――ちょッ……!!」

          「――うぉッ……!!」

                「――えぁッ……!!」

ゼンゲンテッカイ。
ぜんぜんたのしめねえ。
こりゃあ、ひでえジェットコースターだな。

「ヤッさん、キブンどう??アリスは『サイアク』だけど。
 『セカイサイテーのアトラクションをきめるセンシュケン』にスイセンしてやりたい。
 たぶんユウショウまちがいなしだろうな!!」

「おん??なんかみえてきた??
 アレが、この『ジゴク』からダッシュツできる『キボウのヒカリ』か??」

「まぁ、『ジゴク』をでたら『ベツのジゴク』だったってバアイもあるけど。
 ヤッさん、ドッチだとおもう??
 アリスは、イマよりはマシってほうに『プリン』かけるよ」

ヤッさんに話しかけながら、『光の向こう側』について考えてみよう。
『スゲーうるさい』とか『スゲーにおう』とかだったらショージキこまるな。
テキのウゴキをおえなくなるし、それイゼンにマトモにうごくコトもできなくなってしまう。
よけいな『アシカセ』はめられたジョータイでたたかうのはマズイ。
『静かで強い匂いのない場所』――
それこそが『ドクター』が最大限に能力を発揮できるフィールドだ。

「とりあえずさ、『おいかける』とか『さがす』とかはアリスがやるよ。
 そういうの、『アリス』はトクイだし。
 さっきもいったけど、そのあいだのケイカイしといてくれる??
 『このさき』が、どんなフウかにもよるけどさ」

「――うぇッ……」

多少は慣れたが、不快なものは不快だ。
さっさと出たいと思いながら、『光』に向かって進む。
もうすぐ終わるハズだし。

「イマおもったけど、カエリも『コレ』やんなきゃダメなのかな??
 かんがえなきゃよかった」

168矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/16(土) 23:56:09
>>163-164
>>167
   
「『プリン』はいいよ、『アリス』」
   
こみ上げる『何か』を堪えながら、俺は辛うじてそう言った。
   
「食い物の話、とか」
      「マジで」
      
   「勘弁してくれ」

乳製品、出ると、ヤベーんだよ。嗅いだことある?
これから『異世界』とやらに行くんなら、早く始まって早く終わる所がいいよ。
   
本当に、それだけだよ。

169『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/17(日) 20:21:11
>>165>>166【小林・一抹】


          ぶわわぁぁ〜〜〜〜っ


気がつくとそこは『森』の中だった。
上空で燦燦と浮かぶ『青い太陽』が木々の隙間から光を降り注ぎ、
地面の『ぬかるみ』等といった不快感はない。
すぐ傍には『黄金色の小川』が流れており、



          「〜〜〜♪」


小川では『ホルスタイン』という比喩がふさわしい豊かな乳房と、
ピンク色の髪色に、銀色の瞳が特徴的な『美少女』が、
一糸纏わぬ姿で水浴びをしていた…。


            「…!」


            「あ、あんた達誰っ!
             いつからいたの!名乗りなさい!」


『小林』と『一抹』に気づいた『美少女』が咄嗟に体を隠す。



>>167>>168【夢見ヶ先・矢貫】


      ぶわぁぁ〜〜〜〜〜っ

気がつくと二人は『商店街』に居た。
周囲の『店舗』は軒並み『シャッター』を閉じており、
建物自体も酷く薄汚れており、『生活感』や『活気』の類が微塵も感じられない。
上空に浮かぶ二つの『黒い月』が建物を妖しく照らす…。


      ジャギッ


        「貴様ら、何者だ」

そして目の間には馬上に跨った『甲冑の騎士』。
その手にした凶悪な『槍』を二人に突きつける…。

170一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/17(日) 21:49:24
>>169
色彩感覚が狂った珍妙な光景に不快感を抱く。
殺戮と狂気の成分が少な目で助かる。

「今ですよ。先に着替えましょう?」

ここで彼女に敵対されると面倒だ。
殺傷を禁じられた身で敵を増やすのは良くない。
武器を取り出されでもしたら困る。

「私の名前は一抹。貴女のお名前は?」

ここは彼女の『悪感情』を緩和して味方にしたいところ。
『ウル星ボーイズ』の情報も得られるかもしれない。

「私のスタンドで『悪感情』を沈静化して案内役にします?」

こっそり小声で小林さんに提案する。
あっちが近寄って来てくれさえすれば良い。
絶対に近寄って来ないと思うが。

「スタンドが見えたら厄介ですね」

スタンドの視認が当たり前の世界であれば、
ここでスタンドを発現するのは自殺行為。
相手の出方次第で方針を決めよう。

171小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/17(日) 21:58:58
>>169


不安定な重力磁場の空間を抜け、気づけば周囲の景色は変わっていた。
『青い太陽』 『森』 
森林の樹木がどのようなものか、じっくり観察しなければ分らないが
靴越しの地面は走るのにも問題ない。
青色の太陽。色彩心理だと、青は内向的や悲哀の感情を表すと聞く。
この夢の主の現在の境遇が反映されてるのだろうか?
 切迫した事情が無ければ、作家として詮索もしたいが楽観的に
構えてる余裕は私達に無い。水源も幸いに見つけられたが……。

「……一抹君、周囲を警戒してください」ボソッ

これは不幸なのだろうか? それとも、夢舞台の情報源を確保出来る者と
遭遇できたと喜ぶべきなのだろうか?
 小声で近くにいる一抹君を自分の背に庇い立てつつ
『謎の裸の女性』に視線を合わせつつ。『リヴィング・イン・モーメント』の
一番小さいビー玉サイズの水槽を、背中から足元へ。そして地面に連なるように
移動させ近くの樹木へ移動、更にそこから30m高度へ上昇させ周囲一帯を
上空から360°スタンドの視点を旋回させ自分達と謎の女性以外の人影が
潜伏してないかを確認させる。

この『謎の女性』が。敵のスタンド能力が干渉され産み出された者で
無い等と誰も証明出来ない。
 私の力じゃ謎の能力相手に一対一で太刀打ち出来ない。少しでも
自分の体を盾にしてでも、戦闘能力の高い一抹君のリスクを軽減させて
敵能力を理解して勝機を。生還への道を広げなくてはいけない。

『奇妙』な構図だが。此処が『中世騎士物語』を基盤とした『夢』であると
解釈しつつ、謎の女性の発言を読み解いて。ゆっくり口を開く

「……申し訳ありません。私の名は『タケル』
我々は異邦より、或る外法の術を持って幾多もの同胞を
血と嘆きの糧とした不届き者を討伐する為に旅をしてきた次第ででして
渇きを癒す為に、この森に入り込み……今に至ります」

「見れば高貴なる方のようで、不肖な身でありせりながら
汝のような方へと、何かしらの神の悪戯の出会いでありながら
非礼を深くお詫びします」

女性の裸体だとか、沐浴してるだとか。現実世界で昏睡状態の身の
自分達を生還するのには重要では無いが、夢舞台に幾らか話を
合わせておかなければ、不安定になり状況が劣悪する可能性もある。

 そう言って背を向ける。

「……私のスタンドで、もし敵が潜伏していたら直ぐに教えますからね」ボソッ

一抹君には、謎の女性には聞こえない小声で告げておく。

『リヴィング・イン・モーメント』の武器にもなるソフトボールサイズは
相手にも警戒を与える。死角から移動させた方でも異変があれば直ぐに
察知させる事が出来るので、もし破壊されるようなら『謎の女性』は
十中八九敵だ。直ぐに樹木なり遮蔽物に隠れて反撃出来るようにしておこう。

172夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/18(月) 10:09:38
>>169
今、夢見ヶ崎はスタンドを発現したままでしょうか?
また、騎士の持つ槍は一本でしょうか?
それとも二本でしょうか?

173『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/18(月) 10:26:30
>>172
スタンドは発現したまま。
騎士が手に持つ『槍』は1本、横並びに立つ『矢貫』と『夢見ヶ崎』の間に突きつけている。

174矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド:2019/03/18(月) 20:51:58
>>169
 
こういうの、根っから訳わかんねえトコに連れて来られるより、
微妙に馴染みのある風景にぶっ壊れが挟まってる方が、不気味な感じが際立つよな。
 
俺の知ってる月は黒くないし2つも無いし、
だけど商店街のシャッター街なんだろ?
趣味悪いぜ。
 
なんで商店街のシャッター街に、フル装備の騎士サマが居やがんだ。
 
「俺は『矢貫』。
 『弓矢の矢』に『貫く』の字な。これが苗字」
 
俺は騎士サマに向かって反射的に口を開いて名乗りを上げ、同時に両手も開いて上に挙げる。
ホールドアップ。
どう見たって、敵意が無いのが伝わる姿勢だ。
 
悪趣味な世界にしても言葉が伝わるのは取り敢えずのラッキーで、
だけどこれが本当に日本語のコミュニケーションなのかっていうとイマイチ信用できないんだよな。
 
言語の差はあるけど、不思議パワーで意味は通じ合ってるってパターン、無くも無いし。
こいつ、『漢字』って分かるか?
『姓名』の概念あるか?
『ここ』、どこまで俺の知ってる世界と『同じ』だ?
 
自己紹介で取り敢えずの探りを入れながら、俺は半歩ほど後ずさる。
ビビったからじゃない。『アリス』をその視界に入れる為だ。
打ち合わせ通りに決めるなら、『アリス』が敵を探してくれるんだろうから、
その間俺は、こいつを守ってやらないとならないから。
だから、『騎士』を見ながらも『アリス』を視界に入れる為に、俺は半歩後ずさる。
 
「ごめん。そっちこそ誰だ?
 俺大学出てないから、色々わかんねえんだよ」 
 
言っておく。
ビビったからじゃない。

175夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/18(月) 21:52:43
>>173
回答感謝

>>169

「――とおりすがりの『アリス』です」

ヤッさんと同じように両手を上げつつ、その場のノリでテキトーな返事を返しておく。
コイツがテキの『スタンド』か??
それとも『ユメのセカイのイチブ』なのか??
さっきアリスをやったヤツは、コエもかけずにイキナリぶっコロしやがったからな……。
それとも、ウチらのバックにいるガドちゃんのジョーホーをひきだそうとしてるってコトもありうる。

(『ウマとヤリ』――こんなのとマトモに『ヤリあう』なんてのは『ウマみ』がなさすぎんぜ……)

喋りながら視線を動かし、馬が入りにくそうな狭い路地が近くにないか探す。
もしコイツと戦うことになったら、まず機動力の差が大きい。
それを活かせないようなフィールドを見つけておきたい。

(モンダイは、コイツがツギにナニをしてくるか――)

槍で繰り出してくる攻撃で最も可能性が高いのは『突き』だろう。
その次に考えられるのは『薙ぎ払い』か『降り下ろし』か。
『投げる』という可能性もないではないが、かなり低いと思う。
いずれの攻撃の場合でも、何らかの『予備動作』が入る。
その際に発生するであろう『風切り音』を、『ドクター・ブラインド』の『超聴覚』でキャッチしたい。
できれば路地を探すのと同時に行いたいが、無理そうなら『風切り音』の聴き取りを優先する。
その聴き取りによって次に行われる攻撃の大まかな種類を先読みし、回避の成功率を上げることが狙いだ。

(ドッチをねらってくる??アリスか??ヤッさんか??リョーホーか??)

敵の気配を探知したいところだが、目の前にキケンなヤツがいる状況だとそうもいかない。
まず、目先のコイツをどうにかする必要がある。
ヤッさんには悪いけど、探知するのはココを切り抜けてからにしておくのが良さそうだ。

176『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/18(月) 23:18:45
>>170-171【一抹・小林】
>>171(小林)

           ウネッ  ウネッ  ウネッ

いつの間にか背後に回していた『ビー玉』サイズの『水槽』を、
背中から足元へ移動させる…。
そのまま樹木から更に上空へと飛ばそうと試みるが、
明らかに一挙動で行える『行動量』ではない。『速さ』も『精密さ』も足りない。
その上、ガラス片の混じった『水槽』を晒したままだ(『水槽』は実体化している)。
口で『それらしい』事を言っても、
行動が伴わなければ『警戒』を解く事は――『ありえない』。



>>170(一抹)

目の前の『美少女』を諭す『一抹』。
だがその心中では自らの『スタンド』という長所が
この『異世界』で通用するのか、と思考する。

この女に『スタンド』が視認できるのであれば
当然、『警戒心』を強めない為には『スタンド』を出さないに越した事はないのだが、
真横に立つ『小林』が既に『実体化』した『水槽』を発現している。
(女からは見えないが『一抹』の前に立った『小林』が
 背中で隠した『ビー玉』サイズの『水槽』に奇怪な動きをさせている)
この『異物』を晒したままで『警戒』を解くなど――『ありえない』。


>>170-171(小林・一抹)



     「その『水球』ッ!
      あんた達が『奴ら』の刺客って訳ッ!?
      この『我道アスナ・エスナ・ステラ・ユリエ・ユメ・ハルナ・フレア』様の
      入浴時を襲うなんていい度胸してるわねッ!!」
             コード
     「見た事がない【魔法】だけれど、
         ダークフレア                ホーリーストーン
      この【炎上王】の『我道アスナ(略)』様相手に【水】とは愚行ねっ!
           プチ・ファイア
      ――――【汚物消毒】ッ!」


 ボボ…   ボボボォォッ


裸の美少女の両手から『バスケットボール』大の『火球』が生み出され、
『小林』目掛け放たれた(スC・彼我の距離5m)。

177『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/18(月) 23:20:53
>>174-175【矢貫・夢見ヶ崎】


>>174(矢貫)


         「…………」

槍を突き付ける『騎士』に対し自己紹介をし、
更に両手を挙げ敵意がない事をアピールする『矢貫』。
『騎士』は数秒程の間を置き、構えた槍を下した。


         「どうやら『イオン国』の者ではないようだな。
          矢貫氏、大変失礼致した。非礼を詫びる」

ガチャ

鉄仮面ごしのくぐもった低い声。
騎士が深々と二人に頭を下げた。


>>175(夢見ヶ崎)


       「アリス…?」


矢貫に合わせ、両手を挙げ『降参』のポーズを見せる『夢見ヶ崎』。
そして喋りながらも視線を動かし『路地裏』を探してみるが、見当たらない。
またそれと同時に『ドクター』の『超聴覚』を用いて『予備動作』から『風切り音』を探ろうとするが、
そもそも『風切り音』とは空気の流れによって発生する『騒音』だ。

人間の挙動で『騒音』と感じさせる程の音が発生する条件はかなり『限定』される上、
それよりも『緩やか』であろう『予備動作』で『風切り音』が発生するのは――『ありえない』。

また、もし『奇跡的』に『風切り音』が『聴こえ』ようとも、『それだけ』だ。
『聴こえた』所で『夢見ヶ崎』の『反射神経』が追い付かない。
もし『騎士』が『風切り音』を発生させる攻撃を行ってきても、『聴いて』回避するのは難しいだろう。
(*今後『超四感』を『予知』のように用いる行動に関しては、『判定』が渋くなる事を明言しておきます)


「アリス氏、失礼した。非礼を詫びる」


ガチャッ

鉄仮ごしのくぐもった低い声。
騎士が深々と二人に頭を下げた。


>ALL


         「某の名は『スズリ』。
          この『ショーテン国』の『王宮騎士』」

カパッ カパッ


『スズリ』と名乗った『騎士』が馬上から降りた。
(『ドクター・ブラインド』が見ている様子はない)


「憎き『イオン・モール王国』が、
 またしても我が『ショーテン国』で『悪事』を働いていると聞いて、
 市街を警備していた所だ。何か質問はあるか?」

178小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/18(月) 23:35:58
>>176

 「…………………………はぁ」

一番近くの大樹へと全力で移動し回避を試みる。

 「こう言う場合、一番良いのは撤退する事ですね一抹君
全ては私が発端なようですけど」

ひとまず木々を遮蔽物として逃げる事を試みる。
30m自分の頭上にビー玉サイズの『リヴィング・イン・モーメント』を
浮遊させて地上での怪しい人影は認識させる事にする。

一抹君にも一緒に退避するように促す。

179一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/19(火) 08:30:06
>>176
これはこれで面倒な事態になった。
懸念した通りスタンドが見えてしまうらしい。

「『王道』って感じで嫌いじゃないです!
 すれ違いも時には良い味を出すと思いますよ」

「ただ、逃げるだけではどうにもならないかと。
 それに彼女を追う連中も気になります」

飛来する火球を避けて撤退を否定する。
最初に出会った人物だ。悪評は早期に潰すに限る。
彼女の地位が高い場合は指名手配犯にされる可能性もある。

「小林さんは刺客とやらの警戒を。
 私は彼女と話を続けてみます」

スタンドは発現しないでおく。
子供である私に対する警戒度は低いはずだ。
あとは、彼女の理性と良心に期待するしかない。

「どうか怒りを鎮めてください。お願いします」

火球が飛んで来ない場合は頃合いを見て土下座する。
この夢の主が日本人なら通用すると思うが怪しいものだ。
こういった作品の流れ的には戦わなきゃならないのだろう。
だが、どうにかしてフラグを潰して和解したい。

「やっぱり指を詰めなきゃ駄目でしょうか?」

幸いにも彼女の火球は詠唱が必要らしい。
先程のように呪文名が聞こえた場合は転がって回避。
ここまでして駄目な場合は実力行使に出るしかないが…

180夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/19(火) 14:58:26
>>177

「いえ、ゴリカイいただけてナニヨリですわ。
 ゴシンセツなタイオウに、ココロよりカンシャいたします」

両手を下ろしてスカートの裾を軽く摘みながら頭を下げ、
(以前に見たことのある『天雨サトリ』の『カーテシー』をマネした
 →ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1534589466/131)
世界観の雰囲気に合わせて上品に挨拶する。
この世界がどういう世界なのかが何となく分かってきた。
たぶん『現代』と『ファンタジー』の『合わせ技』ってところだろう。
非日常の中でなければ、こんなヘンテコなセカイには、まずお目にかかれない。
ヒジョーにオモシロイ――ジツにキョーミをそそられる。

「『イオン・モールおうこく』とは、どのようなヤカラなのでしょうか??
 そして、カレラが『ショーテンこく』ではたらいているアクジについて、
 おきかせネガエますか??」

とりあえず、その辺を把握しておきたい。
このセカイで動く上での大事なポイントになりそうなカンジだ。
それから、『ドクター・ブラインド』を通してヤッさんにスタンド会話を送る。

《ほかにも『シンニューシャ』がいたらさ、きっとおんなじようによびとめられるよね??》

《このナイトたちのガワについたら、『テキ』をみつけやすくてベンリだとおもうんだケド》

《――――ヤッさん、どうおもう??》

181矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド:2019/03/19(火) 20:30:54
>>177
  
「突っ込みは無いわけね」
  
ボソリと呟いて、俺は思う。
『漢字』『姓名』辺りはまだしも、『大学』もスルーか。
思った以上に元の世界に近いのかもな。『騎士』がどんな大学行くのか知らないけど。学園祭で馬上試合したりする?
  
あるいは、言う所の『イオン国』の手合いかどうかってのがこの『スズリさん』にとっては大事なトコで、
それ以外の雑多な情報は枝葉末節ってことで丸めてスルーってセンもあるか。
どっちにしても、普通に喋って平気かな。というか、俺にはそれしか出来ない。
  
「でも『イオン』の連中、酷いよな。
 先住民に対する敬意ってモンが無えよ。後入りのクセにデカい顔しやがって、許せねえよ」
  
これが誰かの夢だってんなら、これ、そういう『それ』か?
違ってても、まあ、そんな具体的なこと言ってないしいいだろ。
  
「でも、ごめん。
 俺高校の成績も最悪だったから歴史のハナシ全然ダメだ。
 『アリス』もこう言ってるしさ、色々教えてくれよ」
  
で、その『アリス』に話し掛けられた訳で。
しかし『アリス』、一発で役に入るんだもんな。俺、そういうの本当に苦手なんだよ。なんだか、アレだ。アレ。なんだ?
  
「うん。『スズリさん』は信用できると思うぜ。付いて行っていいと思う」
        「あっ」「違う」  
  
えっ『これ』、俺もできる?
よし。スタンド喋れースタンド喋れー。
  
<<うん。『スズリさん』に付いていくのはいいと思うぜ>>
  
<<あと、さっきのミスは、向こうの2人には内緒にしてくれる?>>
  
頼むよ。

182『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/20(水) 23:00:54
>>178-179【一抹・小林】



     ボボボッ


『小林』は深いため息を吐くが、『失敗』は気にしない。
二人は左右に避けて飛来する『火球』の回避を試みる。
『火球』は『エネルギー』に満ち溢れているが、速度は左程ではない。
この距離ならばなんなく避けれる――


     ボボボッ       『ボッ』 ボボボォ――ッ!!

二人が避けた『火球』は一番近くの樹木に着弾、
火は瞬く間に燃え移り、巨大な一つの『火柱』となった。
まともに食らえば恐らく一撃で『消し炭』だろう。


                   フュージット
           「次はッ!最速の【光矢】でッ!」

追撃の『呪文』を放とうとする『我道』に対し、
あえてスタンドを発現せずに咄嗟に『土下座』をする『一抹』。
(小林の発現している『水槽』は『実体化』している為、
 『我道』がスタンドを視認できるかどうかは『不明』)


           「…へ?」


結論から言うと『小林』の『土下座』は――『成功』した。
『我道』は明らかに『ぽかん』とした表情をしており、
魔法を放つ為に構えていた両腕を下し、前を隠している。
『追撃』の意思は感じられない。
今ならば彼女から色々と聞き出せるかもしれない…。


そして『小林』は、『一抹』が『時間稼ぎ』をしている間に
小玉の『水槽』を浮遊させて周囲を探ってみたが特段、怪しい人影は見えなかった。
また此処から数キロ程先に『町』のようなものがみえた。


「あ、あんた達『奴ら』の仲間じゃあないのッ!?

183『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/20(水) 23:02:52
>>180-181【夢見ヶ崎・矢貫】

手慣れた様子で『スタンド会話』をする『夢見ヶ崎』に対し、
初めての『スタンド会話』で返す『矢貫』。
最初は間違えて『矢貫』自身が喋ってしまったが、
少し意識を集中したら問題なく『スタンド』でレスポンスできた。


           「うぬ」


二人は此処が現実と中世が混濁した奇妙な世界である事をそれとなく察し、
この世界に合わせた『それっぽい』コミュニケーションを取ろうと試みる…。


           「彼奴らは、新興国家であるにも関わらず、
            某達を遥かに上回る『軍事力』や『資金力』を備えている。
            最初は必死に抵抗していたが、
            やはり『数の暴力』の脅威は凄まじく、
            太古の時代より栄華を極めた『ショーテン国』は今ではこの有様ッ!」



「『イオン』の連中は悪魔だッ!」    グッ


馬から降りた『スズリ』が、
拳をぐっと握り、怒りで甲冑に包まれた全身を振るわす。


「勿論、某達も『案山子』ではない。
 『イオン』に数名の『間諜』を忍ばせているのだが、
 彼らからの『定期報告』に少々『奇妙』なものがあってだな――」

184一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/21(木) 01:11:51
>>182
過激なファーストコンタクトだった。
彼女のようなタイプには非を認める言動を取った方が良い。
それ以外は火に油を注ぐ結果になるはずだから。

「私達はぼっちです! 見るからにぼっち!」

「私達が追う集団の名は『ウルトラ星見ボーイズ』
 非常に危険な快楽殺人者の集まりです」

光矢とやらが名前通りの性能であれば足を狙うだろう。
私ならそうする。他にも魔法が使えると容易に想像できる。
なるべく敵対せずに情報を得たい。

「特に『マスミ』は化粧が濃くて貴女と真逆。
 教会の炊き出しに毒物を混ぜる悪女ですよ」

「あっ、身体を冷やしちゃ駄目ですよ。着替えましょう?」

スタンドの視認実験は信頼を得てからにしよう。
異世界の情報も欲しいところだ。
大人しく彼女が気替え終わるまで待とう。土下座のままで。

「 小林さん。索敵の結果を教えてください。
 ピンポイントで刺客を放って来るとは思えませんが…
 万が一にも奇襲されると手加減が難しいので」

185夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/21(木) 11:23:48
>>183

「まぁ、なんとオソロしいコトでしょう!!
 そのようなアクジが、まかりとおっているとは……。
 わたくしも、おもわずイキドオリをかんじずにはいられません。
 まさしくアクマのショギョウですわ!!」

大きく頷くボディランゲージで、語られる話に同意していることを示す。
大まかな構図については想像した通りだったようだ。
同時に、ヤッさんに『スタンド会話』を送っておく。

《そんじゃ、そういうコトで。
 こまかいブブンとかは『アドリブ』であわせていこう》

《え??ミス??うんうん、ナイショにしとく》

ミスなんてあったっけ??
おぼえがないケド。
まぁイイか。

《ところで、『カンチョウ』ってナニ??
 『モンシロチョウ』のシンセキかナンか??》

まさか、そんなキュートなのを忍び込ませてるとは……。
もしかすると、チョウチョみたいなハネを生やした『ヨウセイ』かもしれない。
どうやら思っていた以上にファンタジックなセカイだったようだ。
ハネのはえた『フェアリー』、みてみたいな〜〜〜。
人知れず、そのようなカンチガイをしていたのだった。

「『スズリさま』――『キミョー』とおっしゃいますと??
 ソレはまた、どのような……??」

186小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/21(木) 18:51:27
>>182

>ボボボッ       『ボッ』 ボボボォ――ッ!!

(人一人、完全に殺傷する威力だな。幸いなのは速度がそれ程でも無い
事ぐらいだが……それ程まで、私達と似た格好をしてた可能性のある
『ウルトラ星見ボーイズ』に危険性を抱く襲撃をされたのか……いや
そもそも撃退出来るものなのだろうか)

相手は何人もの夢の主を終わらせてきた、謂わば殺しのプロフェッショナルだ。
それを撃退出来ると言うのが、そもそも違和感がある。

(馬場ガド子さんの『オクタヴァリウム』の支援なのだろうか)

一先ず、私達が敵でないと認識してくれた事は有難い。
 一抹君のフォローには頭が下がる。最初から優先事項ではあるが
彼の事は何に替えても守らなければいけないと再認識する。

「どうやら、近くに怪しい人影は無いようですね。遠くには町が
あるのは見えますけど……」

そこで、一旦言葉を切って頭に再度考察する部分が出来た。

(……夢であるから、と割り切る部分では無いな。そもそも、この女性が
この清流? に沐浴してた理由も不明だし。『奴等』に狙われながら無防備に
そういった行動をしてる事情についても解らない。いや、それがそう言う
女性心理であるから、と言われれば。私には理解しにくくも、納得するべきか)

一抹君には、『リヴィング・イン・モーメント』での視覚情報を告げて
女性に改めて顔を向けつつ緩慢な速度で一抹君の側まで歩く。


「コード
【魔法】 と言う単語は、この地方の言葉なのですね?
誤解が解けたのなら、改めて私達は異邦の者で。彼の言う通り
『奴等』と言うのは誰が知りませんが、多分 私達はソレ等と
敵対する者と考えてくれれば幸いです。まだ疑うようでしたら
こちらは貴方の目に付く場所に置きますので」

そう『我道』と言う女性に告げ、一番大きめの『水槽』は
一抹君の手元に置く。武装を解除しておくべきだろう。
 そして、解りやすく敵対する気は無いと言う姿勢の為に女性に背を向ける。

「それで、私達はこちらの土地について何も知らないのです。
『魔法』は、こちらの方達は全員扱えるものなのでしょうか?
それと、貴方は高貴な身分と思えますが。お付きの方などは不在で?」

(まだ聞きたい情報は沢山あるが、今はこれ位で留める事にしよう。
あと、気に掛かるのは……こちらの夢の者達はスタンドを認識出来るだろうか)

一抹君の側の『水槽』でスタンド会話を試みる。

『青い太陽 けれど私達の住まう場所では
ソレを見る事さえ叶わない・・・』

これに反応するようなら、この『夢世界』か彼女には
スタンドが認識出来ると考えるべきだ。

187矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/21(木) 21:17:52
>>183
 
「分かる。分かるぜ」
 
やっぱり『そういう奴』で、『そういう夢』か。

「俺も、トップバリューのウイスキーで酷い目に遭ったことあるからさ。
 分かるよ。あれホント酷ぇんだ」
 
ま、肝心なのはその『奇妙』なものってとこだよな。
適当に相槌を打って、話の続きを待つとしようか。ちなみにアレ、味は意外と悪くないんだ。
 
で。
 
<<『ノリ』でなんとかなりそうな感じだよな。正直、助かるぜ>>
 
あと、ミスを黙ってて貰えるのも助かるよな。
スタンドで喋る奴、もしかしてみんなできんの?俺そんなの教わらなかったよ。
ひょっとしたら小林クンあたり、できなかったりしない?金魚だし。できるかな。
 
<<『間諜』って、アレだよ。『スパイ』みてーな>>
 
コアな下ネタかと思った。スゲービビった。
 
<<味方のフリして忍び込んでさ、イザって時に裏切ったり、
 変なタイミングでミスって足引っ張ったり、情報流したり>>
 
合ってるよな。その『間諜』だよな。
 
<<そういう奴の事だと思うぜ。なんか、おっかねえよな。
 こっちはさ、みんないい奴そうで良かったよ>>
 
<<俺らン中に『内通者』みてーのがいてさ、『馬場』もグルだったりしてさ。
 そんなの、どうしようもないもんな。どうにもならねえもんな>>
 
いや、俺は本当に心から安心してんだよ。
 
<<だから、みんないい奴そうで、良かったよ>>

188小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/21(木) 21:47:54
30m頭上にあるビー玉サイズの『水槽』には引き続き
周囲の監視を継続して行います

189『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/21(木) 23:55:43
【一抹・小林組】

>>184(一抹)

  「私達はぼっち…?
   『土下座』しながら会話をしている二人組が『独りぼっち』ってどういう事よ。
   あんた達…どう見ても『お友達』同士じゃあない」

          シュルッ  シュルッ

土下座する『一抹』の耳に布の擦れる音が聞こえる。
どうやら小川からあがり身支度を整えているようだ。

   「『マスミ』…?
    ひょっとしてあんた達も『キイリ国王』の依頼を受けた訳?」


>>186(小林)

小林達が警戒されたのは『水槽』を発現したままだったのが原因なのだが、
ひょっとしたら『服装』の影響も僅かにはあるのかもしれない。
『中世風』をベースしているであろうこの『異世界』において、
『現代日本』の服装に身を包んだ小林達は確かに『異質』だ。

           
               スルッ  スルッ

『我道』と名乗った美少女が川から上がり、
近くの木の枝にかけていた衣類を手に取り身支度を整える。
(衣服の他にも『鎧』や『西洋剣』などが幹に立てかけれていた)

  コード
「【魔法】を知らないッてあんたマジで言ってるの?
 今、あんたが手元に引き寄せたそれだって【魔法】でしょ。

 【魔法】にはある程度の『適正』が必要なのよ。
 この国では【魔法】を使うのに必要な素養の『適性検査』を義務つけてるの。
 私レベルの『使い手』には会った事がないけれど、
 全国民の『3割』くらいが何らかの【魔法】を持ってるんじゃないの。

 
           ――ってか、着替えてるんですケド!」


『水槽』の中の『金魚』にポエットな台詞を喋らせるが、
我道が反応している様子は見受けられない。


>>184>>186


     カチャッ カチャッ

     「よっと」

薄手の衣服の上から各所に西洋風の具足を嵌める『我道』。
鎧を着こむと最後に鞘に収まった『剣』を手に取った。


「私の名前は『我道・アスナ・エスナ・ステラ』…ッて『アスナ』で良いわ。
 色々あって『勇者』をやってるんだけど、
 我が国の『キイリ国王』から、『コタ町』の先にある『マヌ平原』に現れた
『マスミ』の討伐の勅命を受け、ひと月程旅をしているって訳。勿論、一人でね」

190『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/21(木) 23:57:56
【夢見ヶ崎・矢貫】

>>185>>187(夢見ヶ崎・矢貫)

『スズリ』と会話をしながらそれと並行しながら、
互いの『スタンド』を用いて会話を続ける『夢見ヶ崎』と『矢貫』。


「その『うぃすきい』は存じあげないが、
 『トップバリュー』は『イオン国』が誇る『兵器』の総称だ…。
 その性能自体は他国のものに比べるとやや劣るが、
 どのような絡繰りがあるかは未だ不明だが『生産費用』が恐ろしく『安価』だ。
 潤沢な資金力で『トップバリュー』を大量に精製している…忌々しいッ!」

              「脱線してしまったな」

「妙な噂というのはだな。
 数か月程前、最近『イオン国城』内をお主達のような服装の『異人』が2人やってきて、
 現れてから僅か数日で『大臣』の座に就任したらしい。
 …国民に『独裁王』と揶揄される程の差別主義者である『イオン国王』が、
 異国の人間を引き入れるなどありえない…。
 それに、その『異国』の人間が大臣となってから、我が『ショーテン国』への攻撃が峻烈さを増した。
 
 某は『異国人』が何らしかの『鍵』を握っていると考える。
 なので単身『イオン国』へと出向き話を聞こうと考えているのだが…」

191一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/22(金) 02:42:25
>>189
こんなにも早く仇敵の居場所が聞けるとは思わなかった。
勇者の討伐対象にされる程の事をやらかしたのだろう。

「仲が悪い訳じゃないからボッチでもないですね。
 友達というより小林さんはお兄ちゃんみたいな…?」

「私達が知らない間に『マスミ』が新たな悪行を…?
 カレーに毒物を混入させたとか」

傍から見ると兄弟に見えるかもしれない。
髪と眼の色の違いで兄弟を装うのは無理そうだが。
それはそうと『マスミ』の悪行を聞いておく。

「私達は依頼を受けたわけではありません。
 単純に復讐がしたいのです」

「お仕事としてアスナ様が『マスミ』を追っているなら
 協力させていただけませんか?」

膝の土などを叩いて落としつつ協力を提案する。
おそらく彼女は足手まといなぞ連れ歩きたくないと拒否、
または単純にプライドの問題で断るだろう。
1ヶ月も一人旅を続けたからには腕に自信があるはず。
性格のせいだとか間抜けな理由じゃない事を祈るしかない。

「私は小林さんと違って破壊だけが取り柄。
 もし、よろしければ同行させてください」

断られた場合は力を示すつもりだ。
それ以前に私達を疑って同行を拒否するつもりであれば、
『インダルジェンス』を彼女に使う他ない。

192夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/22(金) 14:58:00
>>190

元々この世界にいなかった存在というのは目に付きやすい。
ついさっき自分たちも呼び止められた。
この『異人』というのが『例のヤツら』なのは間違いないだろう。

「それはメンヨウな……。
 いえ、もしや『ソレ』は『アレ』では……??
 ヤッさん――ついに『テガカリ』をえられたかもしれませんわ」

《コレにのっかったほうがよさそうだよね??
 『アドリブ』でやってみるから、もしミスったらフォローよろしく!!》

ヤッさんに呼びかけつつ視線を送る。
この『チャンス』を逃す手はない。
できるだけ深刻な表情を浮かべて話を始める。

「スズリさま――ワレワレはゆえあって、その『イジン』をおってタビをつづけていたモノ。
 その『イジンたち』が、ワレらのおうモノやもしれません。
 どうか、ワレワレを『ジュウシャ』としてドウコウさせてはいただけませぬか??」

「ワレらはスズリさまのようなヨロイやブキをたずさえてはおりません。
 ですが、みずからのミをまもるスベはココロエております。
 コレでも、ながらくタビをつづけているミでございますので」

「『イコクじん』であるワレワレがいるとしれば、
 『イオンこくおう』もスズリさまをムシするワケにはまいりますまい。
 かならずやキョーミをもつハズでございます。
 おそらくは、『ダイジン』となった『イジンたち』も……」

『ウルトラなんたら』は、夢の外から来たヤツらだ。
同じような人間が現れたと知れば、それを確かめるために姿を現すハズ。
その場で『やっちまうかどうか』は、またその時に決めよう。

193矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド:2019/03/22(金) 19:54:20
>>190
  
「そうそう。あいつら数にモノ言わせてやりたい放題なんだよな。
 安いモンが売れて、売れてるから沢山作れて、沢山作れるから安くなるんだよな。
 実際俺も、ずるいと思うぜ。……で、ウイスキーは無いのね」
  
『スズリさん』の言葉に適当に相槌を打ちながら、俺は思う。
漢字良し。学校良し。酒、無し。──子供か?
  
ま、そっちのなぞなぞは別に本題じゃ無いんだろうし、
俺は『夢の主』への想像を切り上げて、『アリス』に応える事にする。
  
「おう。早速の手掛かり、幸先いいな。この調子で行こうぜ」
  
<<この調子で行こうぜ>>
  
これでも俺は真剣にやっていて、別にふざけてるつもりは一切なくて、
単純に、別々のこと言うのがスゲーむずいんだ。俺これ向いてないかもしんない。
  
だから俺は要らん事を言わないように口を噤んで、
『スズリさん』との折衝は『アリス』に任せる事にする。
『アリス』の物言いは俺が見る限りこの夢の世界観にいい具合に馴染んでいて、
任せておけばまあ上手いように話を付けてくれるんじゃないかって思えたからだ。
俺にはああいう真似はできない。今の俺には、とても。
  
こういう気分をなんて言うんだ?
情けない、に近い気がするけど、どうにもしっくり来ないんだ。
だけど決して気持ちの良いものではなくて、だから俺は尚のこと要らん事を言わないように口を噤む。
  
俺は、半歩下がって二人を見ている。

194小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/22(金) 20:00:57
>>189

> 今、あんたが手元に引き寄せたそれだって【魔法】でしょ

「……ん?」

真顔で首を傾げる。
 何時、私は『水槽』を動かしただろう? 座り込んだ一抹君の
足元に直に手で置いたと思ったが、気づかない内に動かしてたのだろうか。
または今も頭上で周囲を監視してる『水槽』に気付いてたが故の発言だろうか。
 それと彼女はスタンドの声が届かないのだし。私は彼女に背を向けてるから
怒鳴られる謂われは余り無いと思うのだが。もしかすれば、一抹君と反対方向を
向いてるのが、たまたま着替えてる彼女の真正面だったのかも知れないし、話しかけた時に
彼女のほうに向きなおっていたのかも。
とりあえず、これについては今後考えないでおこう。私の機微な配慮が至ってないのだ。

>>191
一抹君の話にも耳を傾けつつ、黙考する。兄と思われる事はこそばゆくもあるのだろう。
 今の時点だと懸念する部分が多く点在している。まず、私達の服飾は遠目でも
『現実』の者だと判明する。私は緊急時は自ら囮になる覚悟だから構わないが
一抹君だけでも、この夢舞台の服飾を手に入れるべきだろう。

それに、敵が夢の空間に適応した姿で現れるなら……この世界に似つかわしい
幻獣などで現れたり、それを使役しても不思議でない。

それと、彼女『アスナ』だ……。

(『勇者』か……親友『ヤジ』ならば、これを聞いてどう思うのかな)

「……最初にも言いましたがね。我々は此処より遠い遠い異邦から
来た次第でして。こちら風に言いますと、賢者と称して良い方の術で
『ウルトラ星見ボーイズ』が暗躍する場所まで転移させて頂いたんですよ。
それで、彼等は『魔法』と異なる『悪霊』を宿してます……私達も」

説明しつつ、鞄の中の水筒の受け皿部分で『黄金色の小川』の液体を掬う。
……この小川は、単なる水と同じ成分なのだろうか? 気に掛かるが今は良い。

飲み口部分に溜まった黄金色の液体を『アスナ』へ差し出しつつ
『リヴィング・イン・モーメント』を一匹その中に発現させる。

「手で液体の中心に触れてみて下さい。
見えない小さな固い魚のような感触を覚えるでしょう?
一抹君や私にも、はっきりとブリキの小さな魚が見えてます。そして、この魚は
彼の側にある『水槽』のように、液体を包み込む力をもってます。
私の力は、些細なものですがね。私達が追う存在は貴方には見えない剣か
それ以上に危険な力を持ち合わせている」

彼女は『スタンド使い』でない。どんな強力無比な『魔法』が扱えようと
スタンドが使えるか否かで生死は雲泥の差を末路に刻むであろう。

本当の『勇者』であり『蛮勇』を好まざるのなら、敵の脅威を知るなら
一抹君の同行にも承諾を容易に進めるだろう。

それと、叶うなら水筒にも小川の液体を補充させておく。
マスカットジュースは、最初の出発時点で大きく消費してしまったから。

195『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/23(土) 23:04:18
【一抹・小林組】

>>191>>194(一抹・小林)

『アスナ』の旅への同行を頼み込む『一抹』。
そして『水筒』に小川の水を汲み、そしてその蓋に『金魚』を発現する『小林』。


      「ちょ、何なの?あんた達?
       さっきからどーにもイミフな事ばっかり言ってるし、
       指を突っ込んで、って。何もないじゃない」

小林に促され、『水筒』の蓋に指を突っ込む『アスナ』。
『金魚』が見えている様子もないが、『金魚』に触れた様子もない。
(『金魚』は非実体化スタンドであるため、触れさせる事は不可能)


「よく分からないけれど、着いてくるなら勝手にすれば…?
 私はどっちみち『コタ町』に行って、武器や防具の新調、
 それに『魔物』の情報収集をしなきゃだけど」

「『タケール』とその友達だっけ。
 とりあえず、よろしくお願いね」


『アスナ』は二人に挨拶をすると、
ゆっくりと『コタ町』の方向へと歩き始める…。

196『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/23(土) 23:05:40
【夢見ヶ崎・矢貫組】

>>192>>193

「ふむ…『アリス』氏は中々に面妖な喋り方をするな…。
 異国の言葉には慣れていない故、しばらくお待ちを…」

トン トン

『夢見ヶ崎』の子供のような抑揚の口調に戸惑っているのか、
脳内でその言葉をゆっくりと解き、紡ぐ『スズリ』。
(そして、その『スズリ』の横で『スタンド会話』を続けていく…)


「成程、とどのつまり『イオン国』の『客人』は、
 貴殿達の『敵』である可能性が非常に高いのだな…。
 成程、成程…大体把握できた也。

 ――是非ッ!貴殿らに同行して頂きたいッ!
 ならば夜明けと共に『イオン国』へと出発したいのだが構わないだろうか?
 『馬』はこちらで用意しておくが馬術の経験はあるか?」

197『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/23(土) 23:08:22
×「『タケール』とその友達のだっけ。
  とりあえず、よろしくお願いね」

⇒「『タケール』とその友達の『イチマッツ』だっけ。
  とりあえず、よろしくお願いね」

198夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/24(日) 00:06:06
>>196

「はッ!!わたくしからはイロンございません!!
 スズリさま、どうぞヨロシクおねがいいたします!!」

とりあえず話はまとまったようだ。
コレはコレでいい。
しかし、またベツの問題が浮上した。

(――――『ウマ』…………)

《ヤッさん、ウマにのったケーケンってある??アリスはない。どーしよ??》

これは困った。
ウマなんか乗れるワケがない。
走ってウマについていくなんてゼッタイ無理だし……。
だからって、ウチらのスピードに合わせてたら到着が遅れる。
どうにかウマいアイディアはないものか……。

「スズリさま――ウマをヨウイしてくださるコトはタイヘンありがたいのですが……」

「もしカノウであれば、『バシャ』をテハイしてはいただけないでしょうか??」

「これまでワレワレは、みずからのアシでタビをつづけてきたもので……」

おずおずとスズリに提案する。
この前、初めて馬車というモノを見た。
見たっていっても『テレビ』でだけど。
その中には、一頭だけで引いてる馬車もあった。
そんな風なヤツを準備してもらえればスゲー助かると思う。

《――――ってなカンジでどうかな??》

199一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/24(日) 02:26:05
>>195
『水槽』の中を泳ぐ金魚が見えなかったらしい。
これなら安心して『インダルジェンス』を発現できる。
アスナの後をついて行きながらスタンドを発現。

「はい! よろしくお願いします!」

【この人、脳天気なだけですよ。
 もう少し普通は警戒すると思いません?】

小林さんとスタンド会話を試みる。
一言目が陰口で申し訳なく思う。

【勝手に彼女と話を進めてすいません。
 そこそこ話が通じる方で助かりました】

【異世界の知識を知ったかぶると痛い目を見そうです。
 町での誤魔化しが難しくなる前に彼女にスタンドを
 使っちゃいましょうか?】

実際、彼女が私達をどう思ってるか分からない。
サクッと不信感を消しておきたい。

【当面の問題は貨幣と衣住食ですね。
 こういった世界だと彼女の言う魔物を討伐して
 お金を稼げると思います】

【町で『マスミ』の相方の情報も探りましょう
 情報は酒場に行けば見つかるかもしれません】

この夢が日本製のファンタジーに近い異世界であれば、
『お約束』が守られている確率は高い。
森を出るまでに魔物と遭遇したり盗賊が出たり…

「運悪く危険な『魔物』とか盗賊が出ないと良いですね」

悪人と言えど盗賊も不殺の対象だろう。
出るなら不殺の対象外であろう魔物が良い。
町に到着するまでに何事も起きない事を願う。

200小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/24(日) 16:22:18
>>195

(また失敗したかな……いや、ある程度の信用はあるだろう。
そうでなくては背を向いて先頭を歩くような事はしないだろうし
これを糧にして前に進んでいこう……これを糧にして)

受動的でなく、能動的に『アスナ』の指に『リヴィング・イン・モーメント』を
触れさせようとしたが、どうやら透けたようだ。

些細な失敗だが、大事の前の小事を疎かにしてはいけない。注意深さを
忘れないようにしつつ、一抹君の側に置いたソフトボール大の『水槽』を
引き寄せつつ提げた鞄の中に挟み込むように仕舞いながら質問する。

「あの、『マスミ』と言うのは一体どんな姿形なんです?
国王から受けた依頼の詳細な内容を、出来れば情報共有したいと思いまして。
『魔物』と言いましたが。形態はどのような……例えば
バジリスクのような感じか、巨大なスライム状か」

「……ドラゴン とか」

(……ドラゴンか)

「――遠い昔の話だが あの竜は美しかった」

>>199

同じくスタンド会話で返答する。最初の陰口に関しては曖昧な微笑を
勇者さんの死角から、彼に向けるのみにした。

>【町での誤魔化しが難しくなる前に
>彼女にスタンドを使っちゃいましょうか?】

【いえ 止めておきましょう。気づかれるリスクが少ないとは言え
彼女は、この『夢舞台』の中心である方である可能性が高い。
余り無理強いにスタンドの影響は良し悪し抜きで与えたくないですし】

一抹君の刃のスタンド 『インダルジェンス』がどのような能力かは
把握してないが。感情に作用すると言う事は、この夢と言う魂が露呈してる
場所では精神の不安定さは夢舞台に繋がりかねない。敵と確定する者以外
例え魔物であっても余り使用はして欲しくないと言うのが心情だ。

>【運悪く危険な『魔物』とか盗賊が出ないと良いですね】

【そう言うと 俗にフラグが立つと、私の親友なら返します。
まぁ、勇者さんも居ますからね。私達の頭上に監視塔も立ててますから
地中からの奇襲でもない限りは、猶予をもって迎撃出来ると思いますよ】

スタンド会話で返答しつつ、軽く頭上に目を遣る。
 あのビー玉サイズの『リヴィング・イン・モーメント』が今の私達の
命の保障を少しでも高める鷹の目だ。

(ガド子さんは、我々スタンド使いは。夢の中で優位に立てると言ってたが
その真の意味合いは何処にあるのだろう……『ウルトラ星見ボーイズ』にも
条件が当て嵌まるなら。既に入り込んでいる敵はどれだけ盤面を整えてるのか)


「……町、か。
あの、因みに通行手形とか必要だったりします?」

こう言う中世の世界観だと、小規模な村はともかく。ある程度の大きさなら
出入口の門を守る衛兵が居ても可笑しくない。

(……止む得ない時は、一抹君の能力に頼らざるを得ないが。
それ以外の、この世界に適応する方法があれば良いのだが)

201矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド:2019/03/25(月) 19:57:47
>>196
  
「おう」
    「早くイオンの奴らをぶっ飛ばしたいぜ」
  
俺は雰囲気だけでも乗ってみようとそんなことを口にしてみたけれど、多分悲惨な棒読みになっていたんじゃないかと思う。
とりあえず、こう、『イオン』と敵対してるってポーズが伝わればもうそれでいいや。
結構、世話になってるんだけど、まあ。いいや。
  
それにしても早いに越したことがないってのはワリと本音で、
『星見ボーイズ』の連中、俺らが来たらビックリすると思うんだよな。
さっき殺したはずの奴らがなんでか復活して、他人の夢ん中までリベンジしに来るんだぜ?
勿論『ボーイズ』を夢に放り込んでる黒幕みてーな奴が何某か察知できたとしても、
大した準備はできないんじゃないかと俺は踏んでるんだ。
  
ましてや、夢の世界で一方的に分からん殺しを決めてくる連中だ。
やり返される想定、無いんじゃねえかな。
俺たちの方が、『奇襲』を仕掛ける側なんじゃねえかな。
  
だから。
  
「うん。夜が明けたらすぐ行こうぜ。
 馬は、ホラ」
  
<<馬って軽車両だっけ?
 免許要らないんだろうけど、俺は乗ったことないし乗れないよ>>
  
<<普通免許もオートマ限定だし、無理無理。
 馬車がいいよ。そうしよう>>
  
俺は馬に乗れないことを恥ずかしいことだとは思わないので、
いっそ開き直るくらい堂々とそう言った。
  
そもそも、『馬乗れる?』ってスズリさんが聞いてくる時点で、
この世界にも乗れる奴と乗れない奴がいるってハナシなわけだろ。
全員が全員、当たり前みたく馬乗れる世界だったら、そんな質問出ないだろ。
『お箸使えますか?』って聞いてくる店員がいたら、スプーンやフォークの備えがあるもんだもんな。
そういう細やかな接客が、地域密着の商売を生かしてきたんだもんな。
  
だから、『乗れない奴』用のなんかが、あるに決まってんだよ。
例えばそれは、『アリス』のいう『馬車』みたいなモンなんだろう。

202『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/25(月) 23:41:51
【一抹・小林組】

>>199>>200(一抹・小林)
無防備な『アスナ』に対し『インダルジェンス』の『鎮火』を提案する『一抹』と、
(『夢の世界』での影響を考えてか)それを制する『小林』。
また宙に浮かべた『水槽』で監視を続けているが特に異常はない…。

  カツ カツ カツ
           

「何やら『得体』の知れない『魔法』を使うらしいわ。
 その姿形は人間と違わない、とは聞いてるけど」

              「ッて」

『アスナ』が足を止め、
『小林』達に振り向き、にィと笑った。

「手形?フツーは必要だけど、
 私はなんたって国の『勇者』よ?
 あんた達は知らないかもしれないけど『勇者』っていうのは『英雄』なの。
 それなりに『厚遇』なの。門番なんて顔パスに決まってるでしょ? 行くわよ」


『アスナ』の口ぶりから察するにどうやら『資金』や『衣食住』の心配は不要のようだ。
とりあえず、アスナに続いて『町』へ向かうべきだろう。
(*特に質問がなければ場面転換です)

203『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/25(月) 23:42:58
【夢見ヶ崎・矢貫組】

>>198>>202(夢見ヶ崎・矢貫)

   
     「ふむ、馬の心得はなしと。
      承知致した」


馬から降りた『スズリ』が何やら考え込む仕草をする。
そしてしばらくの間。数軒先の寂れた雰囲気の『八百屋』を指さす。


「『馬車』と『従者』は某の方で手配しておく。
 だが少々、時間を頂く故。夜明けまで此方の『ヤオーヤ』で休まれい。
 手配が出来次第、某の方から声をかける」

「――必ずや、『イオン』を討とうぞ」

(*スズリに特に質問がなければ次のレスで場面転換です)

204夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/26(火) 00:15:01
>>203

「モチロンでございます!!
 『イオンだとう』はワレらにとってのヒガンでもありますゆえ……。
 スズリさまとトモに、ゼンリョクでたちむかうカクゴです!!」

なんか、いつのまにか『イオンぶっつぶす』っつーナガレになってんな。
サイショは、ハナシをしにいくとかいってなかったっけ??
まぁ、コレはコレでイイや。
こっちのほうが、ウチらにとってもありがたいし。
『ガーッ!!』といって『バーッ!!』とやって『ジャジャンッ!!』とかえろう。

「それでは、オコトバにあまえて。
 キュウソクもタタカイのうちですからな」

「――わたくしのタマシイにかけてチカイましょう!!
 かならずやショウリし、『ショーテン』にヘイワをとりもどすと!!」

その場の勢いとノリに任せて、なんとなく誓いを立ててみた。
特に意味はなく、雰囲気を盛り上げたかっただけだ。
話が終わったら『ドクター』を解除し、スズリの言った通り『ヤオーヤ』に向かうことにする。
コトバのヒビキがにてるし、『ヤドヤ』みたいなもんか??
キレイなヘヤをたのむぞ!!

205一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/26(火) 01:36:44
>>202
この異世界は人類全体を脅かす脅威が存在しないようだ。
優遇ぶりを見るに人類側に余裕がある。

「おおっ! 流石はアスナさん!
 さっき見た魔法以外にも沢山の魔法を使えるんですよね!」

「町で『マスミ』の魔法について詳しく聞きましょう!」

【夢世界だから細かい事は関係無し。
 筋書き通りに進むって感じですね】

【夢の主は彼女だったりするかもしれませんね。
 筋書きに干渉すると面倒ですし好き勝手にさせてみましょう】

夢は記憶の整理される過程で生まれる作品だ。
であれば、脇役の出過ぎた真似を嫌うはず。
適度に持ち上げつつ守れば良い。

「そうか。あの化粧を見た人が魔物と勘違いしても…
 私の聞いた噂だと『マスミ』には仲間が一匹いるとか」

【『マスミ』はスタンド使いで確定。
 ああいった人間のスタンドは碌なものじゃないと思います】

【予言めいた事を言うと外れるのが最近の流行りですよ。
 連携の糸口を掴むついでに魔物をスタンドで手懐けようかな、と】

私達と同じく互いの欠点を補うタッグを連中も組むはずだ。
こちらは物語の流れに乗れたがアリスさん&矢貫さんタッグは
上手くやれているだろうか。
ただ、これだけは確信している

【今頃、矢貫さんは悟りの境地に至ってますよ、きっと。
 最後にファミレスで見せた決意は格好良かったなぁ】

人が立ち上がり前進する意思は美しいものだ。
自分には無いものだからこそ羨ましい。

【帰ったら親友さんに話してあげるといいですよ。
 トンチキな話すぎて笑われちゃいますね】

206矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド 』:2019/03/26(火) 20:10:38
>>203
  
「サンキュースズリさん。
 絶対に明日を国民の休日にしような」
  
あまりにすんなり話が進むもんで俺としては文句無いんだけど、
でもほら、ここまでスムーズに行くんなら、俺オートマ限定の話しなくて良かったよな。
みっともないと思われたかな。いや、だってMT車乗ることなくない?
  
「──『八百屋』だよなアレ。
 なんでそこだけ発音がおかしいんだよ……怖いだろ。他は流暢に話せてたじゃん」
  
ホントに『八百屋』で一泊すんの?
というか、他人の夢ん中で寝るってどうなんだろうな。変な感じするよな。
  
そもそも、『俺ら』、雑魚寝させられたりしないよな。
こう、部屋とかきっちり分かれてなかったら、俺玄関とかキッチンとかで寝るよ。
最近そういうのうるさいんだってホント。マズイだろ。
  
それは、マジで、ダメだ。

207小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/26(火) 22:26:45
>>202

(上手く物事が進んでいる。これが、夢の『優位』かな。思えば
夢の主だろう人物との最短接触からの同行。
こちらにとっては良い事はあれど今の所は特に悪い事態は無い)

『マスミ』と言うのは一応人型の存在のようだ。だからと言って
警戒に高低の差は生まれない。相手はスタンド使いなのだから

「……因みに、国王からは犠牲者の状態など。そういった
詳細は聞いておいてで?」

『アスナ』にもう少し掘り下げて聞いてみる。これから聞き込み
する段階かも知れないし、その犠牲者の変死体で能力の見当が
付くでもないが、入手出来る情報は聞いておく。

>>205

「町に着いたら、まずは服装を変えないといけませんね。
『勇者』の従者や護衛としても、今の恰好は如何ともし難いものですし」

【町に到着したら、私のスタンドは索敵に向いてますが。人混みとなると
警戒する部分がどうしても疎かになります。勇者さんの周囲は特に気を
配っておきますが、いざとなれば庇えるようにしておきましょう】

町となれば、通行人も多く どうしても死角が出来る。
奇襲する場所としては、森林などよりもある種効率に長けている。

(そう言えば……どの程度時間が経過したかな。余りに時間が
経過すると、スタンドも解除されるから気を付けたい)

二時間程度経ちそうなら、新たに『リヴィング・イン・モーメント』の
ビー玉サイズを水筒の水で発現し、上空のを解除して入れ替わりで高所から監視。

ソフトボールサイズの、ガラスジャム入り『水槽』は新しい
『リヴィング・イン・モーメント』を出して『水槽』の維持。古いほうは解除させる。
これは何時でも失敗して良いように、地面に置いて行う。

208『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/28(木) 00:14:37
【一抹・小林組】

>>207(小林)

「『魔物』が潜伏している『洞窟』の近くに『村』があるの。
 人口『100人』にも満たない小さな『集落』なんだけど、
 先日、偵察に行った兵の話では『無人』となっていたらしいわ。
 方法は分からないけれど、まあ殺されたと考えて良いでしょうね」

           ギリッ


依然警戒を怠らない『小林』だが敵の気配は微塵も感じられない。
『水槽』はまだ持続するだろうが『精神力』は磨り減り続ける。
此処は一度解除してもいいかもしれない。


>>205(一抹)

「流石、ねぇ」


少しでも情報を引き出す為にアスナを煽てる『一抹』だが、
肝心の『アスナ』は素っ気ない態度で、
二人の方を振り向かず、町へと歩き続ける。


「――兵の話では、その『集落』の『跡地』に一人、
 薄汚い衣服を纏った『浮浪者』みたいな男がいたみたいよ。
 村民達の『亡骸』は見当たらなかったけれども、
 周囲は血まみれで、男の衣服にも血がベッタシ。
 武器を持った様子はなかったけれど、どんな『魔法』を使ったのかしらね」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

歩き始めて、およそ一時間。
小林・一抹・アスナの3人は『コタの町』に到着した。
数m程の高さの『石垣』に囲まれた町の入り口には槍を構えた『衛兵』が立っていたが、
歩いてきた『アスナ』の姿を見ると敬礼をし、道を開けた。
(どうやら『勇者』としての知名度があるというのは本当らしい)


町はそれなりに栄えている様子で
『RPG』にある『宿屋』『武具屋』『酒場』など、一通りの施設は揃っていそうだ。
また中世風の服装の町民達が、現代の『洋服』を纏った小林と一抹に奇異の目線を向けている。


         「到着ッと」

         「私は『武器と防具』の店行って、
          装備を新調するけどあんた達はどうするの?
          ――てか、あんた達。通貨持ってるの?
          リイキ王からたんまり『軍資金』を戴いてるけど要る?」

209『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/28(木) 00:17:14
【夢見ヶ崎・一抹組】

>>204>>206(夢見ヶ崎・矢貫)
『スズリ』と別れ、案内された『ヤオーヤ』へと入る『夢見ヶ崎』と『矢貫』。
1階には『食品』を並べる為の平台や冷ケースが配置されており、
ケースの中にはありとあらゆる『青果物』がぎっしりと詰められていた(今はそら豆が旬らしい)
そうして2階で仮眠をとった後に(部屋は別々)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夜明け前、2人は『ヤオーヤ』の主人に起こされると準備を済ませ、
『ショーテン町』の大通りへと出ると、
既に馬に跨った『スズリ』が居り、
その横には『馬車』と繋がった真っ黒な雄々しい馬が用意されていた。


           「矢貫氏、アリス氏」

           「紹介しよう、彼が『馬車馬』の≪ミチノエキ≫。
            少々気性は荒いが馬車を引かせたら『ショーテン』で、
            彼の右に出れる馬は存在しない。」  ≪ブルルルゥゥ・・・!≫


 「まずは某が単騎で先行し、
  そしてその後ろを≪ミチノエキ≫と『従者』の『イカリ』が続き、
  貴殿らを『イオン城』までご案内する
      
           ギイィィ

馬車の扉が一人でに開く。
『乗ってくれ』という事だろう。

210一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/28(木) 02:35:12
>>208
集落の跡地に居た浮浪者も『ウル星ボーイズ』の一員だろう。
誰一人として逃さずに全滅させたのだろうか?

「その浮浪者は『マスミ』の協力者だと思います。
 生き残りが居たら私の魔法が多少は役立つかもしれません」

「死体が見当たらないのは魔法で操作して『マスミ』と
 一緒に居るからだったり…?」

【小林さんのスタンドは持続力を温存してください
 私のスタンドは近接型の割に持続力が高いようですけど】

【単独行動は『フラグ』ですから彼女について行きますか?
 防具屋で服を買えるかと言われたら微妙ですが】

おそらく連中は夢の主を探しているはずだ。
洞窟に潜伏して待ち構えているのはおかしい。
やはりアスナさんが夢の主なのだろうか?

「連中の魔法は私達以外の目に見えません。
 護衛の為について行ってよろしいでしょうか?」

本当について行くかは小林さんの返答次第だ。
許可が出れば彼女について行く。
小林さんから止められた場合は服屋に行こう。

「と、歳上と言えど人のお金を使うのは恥ずかしい…
 服と武器を買える程度の金貨を分けていただけますか?」

「小林さんは盾とか持った方が良さそうです。
 私は遠距離攻撃の手段として弓矢が欲しいかな。
 敵を引き寄せるのに鎖も用意したいですね」

下手に過剰な装備を用意すると邪魔になりそうだ。
弓がスタンドの力に耐えられるか怪しいのでボウガン購入も考えよう。

211夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/28(木) 14:47:25
>>209

「ヤッさんヤッさん、ヘヤはベツベツっぽいよ。
 おなじだったら、さすがにヤベーもんな〜〜〜。
 『ナニが』とはいわんけど!!」

『アレ』とか『ソレ』とかイロイロと。
ようするに『フクザツなジジョー』があるってコトだな!!
まぁ、そんなコトはきにせず、あしたにそなえてさっさとねるコトにしよう。

「――――おはようございます、スズリさま」

「ほうほう、かなりのメイバとオミウケいたしました。
 『ミチノエキ』よ――ドウチュウよろしくたのみましたぞ」

スズリとミチノエキに挨拶してから、馬車に乗り込む。
それから『ドクター』を発現し、念のためにスタンドの手でスタンドの耳を塞いでおく。
その状態で『超嗅覚』に意識を集中し、ヤッさんに渡したハンカチを探知できるか試す。
馬の匂いとかで分からないかもしれない。
ついでに『スタンド会話』もしておこう。

《これから『ホンバン』がはじまるワケだけどさ、なんか『サクセン』かんがえとく??
 いくらフイウチっつったって、ナニもナシってのもナンだし》

《ムコウについたら、まずアリスが『さぐり』をいれるよ。
 ジョーキョーにもよるけどさ。
 いきなり『ターゲット』がでてきたりしたら、そんなヒマないかもしれないし》

《あとは…………『フォーメーション』っていうか、『キホンのウゴキ』でもきめよっか??
 アリスとヤッさんのスタンドは『おなじタイプ』だから、『トクイなキョリ』はイッショだよね。
 じゃあ、だいたいいつもチカバにいればイイかな。おたがいフォローしあえるし》

《スピードは『ドクター』のほうがハヤイけど、パワーはヤッさんのほうがツヨイんだよね。
 ん??そういえばナマエってきいたっけ??『ヤッさんのスタンド』のナマエ。
 しってたほうがベンリだし、おしえといてよ》

《そんでナンのハナシしてたんだっけ。『スキなクレープのハナシ』じゃねーしな……。 
 あ!!『サクセン』か。
 アリスが『ターゲット』のジャマするからさ、ヤッさんはガツン!!とかましてやってよ》

《――――そんなカンジでどう??》

212矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/03/28(木) 22:32:53
>>209
 
「いや『アリス』、頼むぜ。
 俺が『そういうの』マジで意識してたみたいな感じになって、
 結果こう、その、アレがダメな感じになっちゃうだろ」
 
    「これも向こうの二人とか、馬場とかにも内緒な」
 
そんな会話を繰り広げつつ、俺は唯一の懸念である部屋問題が解決したことに胸を撫で下ろす。
そう。『唯一の懸念』だったんだ。
 
だからちょっとした『仮眠』だったにも関わらず、
俺はここ最近じゃ考えられないくらい良質の睡眠を経て目を覚ました。
枕が変わって寝られない、なんてことも全くなくて、普段家で寝るよりずっとずっとよく眠れた。
 
だって起きても、会社行かなくていいんだろ。

朝起きれるか不安でスヌーズ利かせたスマホのアラームとは別に目覚まし時計三つも置かなくていいし、
週にいっぺんの資源ゴミの日逃して部屋がビールの空き缶だらけにならなくていいし、
満員電車に乗らなくていいし痴漢に間違われるか不安にならなくていいし、
家出たのがギリギリだった日に限って電車が遅れて『マジで遅延?寝坊じゃね?』って周りに思われないか気にしなくていいし、
上司に頭下げなくていいし先輩に頭下げなくていいし客に頭下げなくていいし後輩にナメられなくていいし、
昼までにクリーニング屋行かないと会社に着てく服なくなるって焦らなくていいし、
大して仲良くもなかった同級生の結婚式に出なくていいしその度惨めな気分にならなくていいし、
親からの電話に『バタバタしてて』って返さなくていいし実家に帰らなくていいし。

ただ、寝ていいんだろ。
起きたらちょっとスタンド使う変な奴らとっちめるだけだろ。
ぐっすり眠れるに、決まってるよな。
 
 
「いい朝だな。アリス、スズリさん」
 
  「馬もスゲーよ。かっけーな。
   『ミチノエキ』?イカした名前だよな。いいと思うぜ」
 
何年かぶりの安眠を手にして万全の俺は、上機嫌で挨拶をこなしていく。
今ならホラ、アレもできるぜ。『スタンド喋り』。
 
<<連中がシラ切って、ごちゃごちゃトークでなんとかするって場面だったら、
 悪いけど最初は『アリス』、頼むよ。こっちの連中と上手くやるの、得意だろ>>
 
どんなシチュエーションから始まんのか分からんから、基本的にはノリと勢いでケースバイケースなんだろうけど。
まあ、『即バトル』と『それ以外』くらいに分けとくぶんにはいいだろ。多分。
 
<<で、『いざヤる』ってなったら、そうだな。
 一発目、不意討ちできっちり入るなら、『アリス』が先行してくれていいと思うぜ>>
 
   <<たださ>>

<<お互い身構えてよーいどんで、奇襲でも不意討ちでもないぞっつって決まるか分からんってなったらさ>>


      <<俺、出るよ>>

寝すぎてハイになってるわけじゃないと思いたいけど、自分の事だもんな。
そんなの自分で分かるもんでもないもんな。
 
<<『アリスの』は『当てて効く』奴で、『俺の』は『出す』奴だろ。
 当てなくて良い分、俺ののがちょっと『長い』と思うんだよな>>
 
俺はできる限り伝わるように言葉を選びながら話してるつもりになってはいるが、
どうしたってこんな話題自体が初めてだ。通じなかったら、こう、後で謝ればいいだろ。

<<ただ、俺のは当てても当てるだけだけど、『アリスの』は『次が続く』だろ。
 キレイに入って、耳でも目でもアレしてやりゃあ、そっから畳み掛けれるから>>
 
それに『俺の』の『パワー』ってのも知れてるしな。自販機とか持ち上がんないし。
それならいっそ、攻め手の切れなさを買いたいんだよ。
 
<<『アリス』の一発は、キレイに入れて貰いたいんだよな。
 そこまでのお膳立ては、俺が前出てなんとかするよ>>
 
     <<俺と、俺の『コレ』が>>
 
俺は本当に心から俺が正しいと思える作戦を立案しただけで、
つまりこれは完全に客観的な戦術に基づくもので、
俺は俺が生き返るために最適だと思う意見を述べているだけのはずだ。

   <<ああ、『コレ』は>>
 
だから俺の個人的な主義主張だのわがままだの、
子供前に立たせちゃダメだろそれやったら終わりだぞやられるなら俺からだろってのは関係ないんだ。
 
<<『ノーバディ・アンダースタンド』>>
 
         <<って>>
 
    <<呼ぼうと思ってる>>
 
 
本当にまったく、関係ないんだ。

213小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/03/28(木) 23:43:42
>>208

衛兵に挨拶しつつ町へ入る。案の定物珍しい不審な目だが
想定してたよりは穏やかな反応だった。

>私は『武器と防具』の店行って、
>装備を新調するけどあんた達はどうするの?

「付いていきますよ。我々も盾ぐらいは持っておかないと
流石に身を守るのに無防備ですし……そう言えば勇者さんは
魔法と剣以外で得意な武器などあるので?」

やる事は幾らでもある。この服装では流石に道中目立つので
マントなり羽織るべきだし、水槽を解除するにしても
ジャムガラス入りのは、鍋か何かを買って一旦入れておくべきだ。

>リイキ王からたんまり『軍資金』を戴いてるけど要る?


「そうですね。討伐の報酬を先行して受け取ると言う形で
出来れば貸してくださればと……有難うございます」

『軍資金』は借りる事にしよう。一旦 頭上と武器の為に
発現しておいたスタンドは解除する事にするが、それは鍋なり
液体を入れる容器を買ってからにする。

214『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/31(日) 20:57:58
【一抹・小林組】

>>210>>213(一抹・小林)


    「そぉねえ。店長、
     ちょっとこっちの2人に武器と防具を見繕ってくれない?
     それと、えっと…『鍋』だっけ?」

  ガシャンツ   ガシャン!


『アスナ』の呼びかけに応じた
屈強な体躯の武具屋の店主がにいと笑って、
店の奥から『一抹』と『小林』がリクエストした武具を持ってきた。

(盾:木製の『ノートパソコン』サイズの物。取り回しにはそこまで苦労しそうにないが、
   耐久度はおそらく見た目相応。

 クロスボウ:台座部分は木製で弓を弾く機構を『真鍮製』。『弓』は鉄製で貰えた数は『3』。
       小学生である一抹では取り回しに苦労しそう。
 
 鍋:深めの鉄製のフライパン。

 鎖:なかった                                   )


「剣と魔法以外ねえ。私も人並みには鍛えているけれど、
 体術はどうにも苦手でねぇ。本ッ当にヘーボン。
 んーッ!中々、良い剣じゃあないの。これいくらするのかしら…」


展示された刀の剣先を眺めながら、
小林と一抹の問いかけに答える『アスナ』。


「お金はテキトーに分けるから、早く選びなさいよー。
 そっちの店主に言えば大抵のものは揃えてくれるだろうから。
 準備終わり次第、ちゃっちゃと向かうわよー」

215『三界輪廻と終わる世界』:2019/03/31(日) 20:58:52
【夢見ヶ崎・矢貫】

>>211(夢見ヶ崎)

『ドクター・ブラインド』を発現し『超嗅覚』で、
『矢貫』に渡した『ハンカチ』に匂いを探ってみる。
『ハンカチ』に匂いは『それとなく』分かるが、
周囲の匂い、特に『ミチノエキ』の獣の匂いが紛れて、中々に難儀する。
やはり『ガド子の店』で試したように探知にはかなりの『集中力』を要するようだ。


>>212(矢貫)

此処でならばとりえあず沼のような現実世界の事を考えなくていい、
仮眠を取ったお陰なのか、『矢貫』の精神は風のない日の水面の様に穏やかだった。


>>211>>212(夢見ヶ崎・矢貫)


    「では、よろしくお願い候。
     『イオン城』まではおよそ半日程で到着する予定だ。
     最も何もなければ、の話ではあるがな。参るッ!」

            ≪ヒイイイ――ン!≫

            カパラ カパラ カパラ カパラ カパラ




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ガタン   ガタン  ガタン  ガタン

漆黒の馬に乗った『スズリ』の先導で『イオン城』へと向かい始め、
およそ1時間程の時が経った…。
夢見ヶ崎と矢貫を乗せた『馬車』は現在、
緩やかな山を越えて平坦な道に差し掛かった所だ。
馬車の揺れには若干の不快感を覚えるかもしれないが、外の風景は平和そのものだ。

『夢見ヶ崎』は『ドクター・ブラインド』のヴィジョンを維持する為に、
合間合間に一度、スタンドを解除して再発現…と繰り返している(かもしれない)。
今の所、その『超四感』には何も引っかからない――


カパラ カパラ カパラ             ブルォッ  ヴヴヴヴヴ…


いや、微かに聴こえた。
かなり先ではあるが、前方の方向から複数の『蹄鉄』が地面を踏み歩く音、
そしてその複数の『蹄鉄音』に混じり、何か獣の『呻き声』のような音が聴こえる。

216夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/03/31(日) 22:06:46
>>215

「――――このブンだと、まだケッコーかかるカンジだな〜〜〜。
 どうせなら『トランプ』とかもってくりゃよかった。
 『たべものシリトリ』でもする??
 えーと…………『テンプラ』!!」

馬車の中で暇を持て余し、返事を待たず勝手に『シリトリ』を始める。
もちろん当初の目的も忘れていない。
適当に休憩を挟みつつ、『ドクター』で周囲をそれとなく見張り続ける。

「――おん??」

不意に聞こえた『蹄鉄』の音と『獣』の鳴き声。
普通に考えれば『別の馬』だろう。
『複数』ということは、一頭ではなさそうだ。

「ヤッさんヤッさん、なんかマエから『ウマ』がきてるみたいだよ。
 いや、『ウマ』かどうかわかんないけど『たぶんウマ』ってコト。
 で、カズは『フクスウ』だな」

「まだトオイみたいだけど、いちおうチューイしといたほうがイイかも。
 『イチオー』ね」

ひとまずヤッさんに話しておく。
それから、危なくないように用心しながら馬車から顔を出す。
念のために『イカリ』と『スズリ』にも伝えておこう。

「あの!!ゼンポウから、ナントウか『ウマらしきモノ』がきているようですわ!!
 まだキョリがあるようですが、すこしずつちかづいております!!
 わたくしの『ジンツウリキ』で、『タンチ』いたしました!!
 わたくしの『チカラ』をおつたえするイミでも、おしらせいたしますわ!!」

『ミチノエキ』と馬車の音に消されないように声量を上げる。
その間、『ドクター』は耳を塞いでおこう。
同時に『超嗅覚』に意識を集中し、前方から来る『動物の種類』を確認したい。
近くに『ミチノエキ』の匂いがあるから、かなり厳しいだろうとは思ってる。
でもまぁ試して損はないので、やるだけやってみよう。

217一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/03/31(日) 22:26:54
>>214
夢とは言えど本物のボウガンだ。
鎧を貫通するらしい威力に期待と興奮が混じる。
ようやく『インダルジェンス』の精密性を活かせる。

「ふふっ、ほぼ無音の遠距離射撃だァ!
 威力と射程はどのぐらいです?」

「長めの鞭と荷袋はありますか?
 投げナイフと木の盾も有ればください!」

典型的な武具屋の店主に注文をする。
『インダルジェンス』は解除してしまおう。

「子供用の革鎧なんか置いてないかな?」

視界を遮る兜は洞窟では邪魔になる。
刃物は『慈悲の刃』があるし、邪魔になる物は要らない。
荷袋が有ればランドセルを捨てたいぐらいだ。

「アスナ様は洞窟の中を照らす魔法を使えます?
 水で消えない光源が有ると便利ですから」

高威力の遠距離攻撃担当がいるだけで安心感がある。
前衛としての責任感に押し潰されずに済みそうだ。

「これだけ有れば良いかな」

あとは、リコーダーとランドセルを処分するだけだ。
こんな物体を買い取って貰えるだろうか?

218 小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/04/01(月) 09:40:14
>>214-217

出された武器をじっくり見て、顔を上げて武器屋へ口開く。

「木製でなく、素材は良くなくても構わないので鉄製の
バックラー……円形の盾はありますか?
他に必要なものは刺突武器(スティレット)一本。
片腕のみに、腕当てと手甲。
火酒を数本、ささえ(昔の水筒の呼称)を私と彼の分で二つ。
それと、無ければ無くて構いませんが。チャクラム……手の平サイズで
造られた投擲武器があれば欲しいのですが」

「それと、私と彼にブーツとマントを」

盾が全部木製なら、鉄のフライパン一本のみ購入するべきだろう。
相手のスタンドのパワーが高ければ。どちらにしろ嵩張る盾より
幾らか使い道のあるフライパンが一本あれば良い。
 ある程度動けるようにして、相手の攻撃に対処するなら側面のみの
防御で私は構わないから、片腕のみの装具で良い。

道中、他の者に不審の目を向けられない為にも。足先と上半身の大半は
隠せる服飾にするべきだろう。暗器は無ければ仕方がないので
アルコール度数の高い酒のみで我慢しておく。

>アスナ様は洞窟の中を照らす魔法を使えます?

「あぁ、そう言えば。勇者さんが使おうとしてた『光矢』って
どう言う呪文なんです? 他の出来る呪文も僭越でなければ
ご教授して頂きたいですね」

一抹君のお陰で、以前聞きたかったが放置してた事が再び話題に
出て来たので尋ねる。

>>217

「私が考えるに、相手のス……魔法がどのようなものか解りませんが
機動力を大事にして戦いたいので。鎧を着ると、どうしても其処が
削られますから、余り重いものは止めとくべきですよ」

スタンドと言いかけるが、この世界に余り相応しくないので言い換えて
一抹君に警告はしておく。特に、彼のスタンドは近接特化故に
彼自体の動きが削られる事は極力なくしたほうが良い。

「私も荷袋を一つ購入するべきかも知れませんね……それと
リコーダーは良ければ預かっておきますよ」

先端が削られたリコーダー。私か彼 どちらか荷物を失う可能性もある
緊急時戻る事は無理なのだし、持っておこう。

219一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/04/01(月) 19:15:05
>>214
>>218
「小学…子供の私には重すぎますね
 革鎧は要らないです」

子供の自分にはボウガンを持つので精一杯だ。
洞窟到達までに疲れ切ってしまう。

「笛さんですか? どうぞ!
 刺すも斬るも良し。護身用にお使いください」

竹槍コーダーを小林さんに渡す。
もしもの時は投げ返して貰うのもアリだろう。

220矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド 』:2019/04/02(火) 20:40:52
>>215
  
本当にぐっすり眠れて最高だよ。
これ、俺生き返らなくていいんじゃないか?
なんでわざわざ戦って生き返ろうとしてるんだっけな……。
  
まあなんにしても、結構移動に時間かかるみたいでしんどいよな、なんて俺は思う。
てっきり駅前なんかにあるもんだとおもってたから、尚更だ。
考えてみれば、移動中に暇を持て余すってのも随分久し振りな感覚かも知れない。
スマホとか、色々、あるからさ。
  
「『裸婦画』」
  
暇に任せて、俺は出し抜けに一言呟いた。
俺、ゲージュツとかダメだからさ。
裸の女の絵、他にどういう風に見たらいいか分かんねえんだよな。
  
そんな風にふざけてたら、まあ案の定というか、トラブルの予兆があるらしくて。
『アリス』が俺に警告を寄越してくれるんだ。
俺は敵が『迎え撃ってくる』って可能性はあまり大きくないと踏んでいて、
そもそもが昨晩決まったばかりの俺たちの行軍だ。
向こうがまともな編成組んで出てこれる時間的な余裕はないんじゃないか、と、
まあ、俺は期待しているわけだ。
  
「『ガド子』も酷ぇよ、もっと敵の近くに出してくれりゃあ手っ取り早かったのにな」
  
敢えてそんなことを口に出しつつ、俺は『アリス』と、馬車周辺を気に掛けとく。
耳とか鼻とかに集中してる間、近くが疎かになっちゃ困るもんな。
そういや俺は『アイツ』のこと、『馬場』って呼んでたっけか。まあ今は仕方ないよな。
  
「なんにせよ、俺は基本、『出たトコ』で行くつもりだぜ」
  
「絶対の確証なんて、どうしたって手に入らないわけだし」
  
「素人がやる気出して空回りってのもアレだから」
  
ら。
  
「『ラーメン』」

状況がはっきりするまで、シリトリでもして待つよ。

221『三界輪廻と終わる世界』:2019/04/07(日) 22:34:56
>>217>>218【一抹・小林】

>>217(一松)

(鞭:なし 投げナイフ:なし 木の鎧:なし 荷袋:なし)

 
「この辺に『化け物』が現れたっていうだろ。
    だから『兵士』さんたちに武器を供給してな。
    悪イけど、どうにも品ぞろえが悪くなっちまってんだ」


武具屋の店主が一抹の視線に顔を合わせ、申し訳なさそうにする。
だが『ボウガン』だけでも『充分』すぎる程だ。
ランドセルに仕舞っていた『リコーダー』を小林に手渡す。

>>218(小林)

「おっと悪いけれど、未成年に『酒』は売れないねェ。
 あんたの分だけなら見繕えるからちょいと待ちな。
 それに『鉄の盾』もあいにく『在庫切れ』だぁ。
 『戦争』のせいでどうにも需要があってなぁぁ」


(チャクラム:なし 鉄の盾:なし 水筒:あり
 刺突武器:レイピアが一振り。威力は高そうだが取り扱いにかなり難儀しそう)


店主から『鉄の鍋』それに『酒』とそれが入った『水筒』。
そして『一抹』のと合わせた『ロープ』を店主から受け取った。


>>217-218


         「洞窟を照らす魔法?
          そりゃあ勿論使えるけれど、
          魔力を消費するしそこまで多用は――」


     ≪カァーン!≫          ≪カァァ―――ン!!≫

         ≪カァァ―――!!!!!≫


不意にけたたましい『鐘』の音が響く。
その方向は町の中心部からだ…


「てか、その必要はなさそうね。行くわよ」

222『三界輪廻と終わる世界』:2019/04/07(日) 22:36:28
>>216>>220【夢見ヶ崎・矢貫】

『超嗅覚』を用いて敵の正体を感知しようとする『夢見ヶ崎』、
そして『言葉遊び』しつつもこれからの『展開』に備える『矢貫』


        ドゴ  ドゴ  ドゴ  ドゴ  ドゴ

          ドゴ  ドゴ  ドゴ ドゴ  ドゴッ!


「矢貫殿ォ――ッ!アリス殿ォ――ッ!
 『イオン軍』がッ!彼奴等ッ!先手をオォォォ――ッ!
 『奇襲』とは不覚ッ!それにあのァ―――――ッ!
 まさか『トップバリュー』があああぁぁぁぁぁ!!!」


『超四感』で一刻も早く敵の正体を探る事に努める『夢見ヶ崎』だったが、その必要はなかった。
先行する『スズリ』が狼狽えつつも状況を伝えている。


 ドゴ  ドゴ ドドドドドドドドドドドド ドドドド ォォ――ッ!

      ブロ  ブロロロロロロロロォォォォ――――ッ!!


             「あの『桃色の甲冑』はッ!」


先行する『スズリ』の50m程先、
『桃色の甲冑』に身を包んだ5人程で構成された『騎馬隊』。
(その手には『長剣』が握られている)
そしてその『騎馬隊』の中央には――


「それに何だッ!
 あの『鉄の牛』はぁぁ―――っ!!」


    ブロロロロロロロロ ブオオンッ!  ブオォォォン!


フロント部分に何かしらのペイントが施された『4t』の『デコトラ』ッ!
騎馬隊は『デコトラ』を囲うような陣形を取りながら、此方へと真っすぐに向かっている(スB)。
このまま、まっすぐ行ったら確実に『潰される』。
馬車から脱出するにせよ、回避させるにせよ
馬を手繰る『行者』に何かしらの指示を出す必要があるッ!

223小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/04/07(日) 23:19:13
>店主から『鉄の鍋』それに『酒』とそれが入った『水筒』

両手に取っ手のある鉄の鍋
アルコール度数が高い酒が入った皮袋を
一本のみ入手したと言う事で宜しいでしょうか?

>刺突武器:レイピアが一振り。威力は高そうだが取り扱いにかなり難儀しそう

これはウィキペディアなどで記される全長1.2m前後のものでしょうか?

>『一抹』のと合わせた『ロープ』を店主から受け取った

多分誤字だとは思いますが、ローブと考えて良いですか?

224夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/04/07(日) 23:38:05
>>220
>>222

「『ラーメン』ってコトは、ツギは『ン』ではじまるタベモノだな!!
 『ン』〜〜〜??ないぞ〜〜〜??アリスのまけか??」

「いや、なんかあるな!!『ン』……『ン』……『ン』……」

うんうん唸っていた時、外からスズリの叫びが聞こえてきた。
どうやら案の定『トラブった』ようだ。
さすがにコレはナンかしないとダメそうだな!!

           「ふッ」

    「ふざけんなァァァァァ――――――ッ!!!!」

とりあえず驚こう。
どんなパニック映画でも、まずコレがキホンだ。
ゼツミョウなヒメイをあげられるコトも、メイジョユウのジョーケンだからな!!

「ジョーキョーをセイリしようか。マエからテキがきてる。
 カズは『ヘイタイ5』で『トラック1』」

「で――――ここでどうするか??
 『そのばにとまる』。コレはダメだな。
 『あえてつっこむ』。いや、ないない。
 『ひきかえす』。コレもやめといたほうがイイな」

「『ヨコにどける』ってのが『イチバンぶなん』なんじゃないかとおもうんだけど、
 ソレってどうよ??
 モンダイは『つまんない』ってトコだな。
 まぁ、ここで『オワリ』になるよりは、なんぼかマシだけど」

        「いや、まてよ」

「『そのばにとまる』ってのは、いがいに『アリ』かも??
 アイツラをひきつけてから『ナナメまえ』につっぱしって、
 そのまますれちがうってのは??
 ウマはともかく、トラックはコマワリきかなそうだし」

       「――――どう??」

まだ多少の距離があるらしいので、ヤッさんに相談する。
しかし、敵の動きは速い。
スピードでいえば、こっちもほとんど同じくらいだろうが油断はできない。

「ヤッさんになんかアイディアがあるんだったら、ソッチでもイイよ。
 まぁ『ジカン』とか、あんまなさそうだしさぁ」

「だから、サイシューテキに『ウチらがどうするか』はヤッさんにまかせる。
 ヤッさんのほうから『イカリ』ちゃんにシジだしてよ」

相談を持ちかけたものの、最終判断はヤッさんに一任する。
何せ『時間』がないのだ。
その間、向こうから姿を見られないように注意しながら、
馬車から軽く顔を覗かせて、トラックの運転席を見る。
この悪趣味なトラックを運転してる『どっかのクソ』のツラでも確認しておく。
もしかすると、コイツが『ターゲット第一号』の可能性もある。

「『コウゲキされてる』ってコトはさぁ」

「コレって『キシューしっぱい』っておもってイイんかなぁ」

「それとも、ただ『テキのバシャ』がきてるからでてきただけか??」

「『ウチらのソンザイ』をしってるってコトは――――サスガにねーよな」

「『タブン』だけど」

225『三界輪廻と終わる世界』:2019/04/08(月) 01:17:25
>>223
>両手に取っ手のある鉄の鍋
アルコール度数が高い酒が入った皮袋を
一本のみ入手したと言う事で宜しいでしょうか?
その認識で構いません。

>刺突武器:レイピアが一振り。威力は高そうだが取り扱いにかなり難儀しそう
これはウィキペディアなどで記される全長1.2m前後のものでしょうか?
その認識で構いません。

>『一抹』のと合わせた『ロープ』を店主から受け取った
多分誤字だとは思いますが、ローブと考えて良いですか?
『ローブ』の誤字です。申し訳ありません。

226一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/04/08(月) 06:28:27
>>221
現地に赴くまでもないようだ。
スタンドを発現して矢を設置しておく。

「いや、これが有るだけでも助かります。
 気を使わせたようですみません」

「既に異常が見える程度に暴れているようです。
 小林さん、異変の偵察をお願いします」

設置を終えたらスタンドは解除。
残りの矢はポケットに入れておこう。

(町なら洞窟に比べて即席武器を用意できるかな。
 問題は敵本体が見える場所に居るわけがないって事ぐらいで)

クロスボウを抱えてアスナさんの後を追う。
抱えて走るのがつらいようであれば、スタンドにクロスボウを持たせる。

227夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/04/08(月) 14:34:22
>>224

「あ――――『すれちがう』ってのは『ウシロをとる』ってコトね。
 トラックだと『バック』があるから、『ヨコをとる』でもイイけど」

「で、ココが『ポイント』なんだけど、ヤツらがちかづいてきたトキに、
 『ドクター』で『ウマ』を1つ『まっくら』にするから。
 そこからテキの『フォーメーション』をくずせるハズ」

「『フイウチ』じゃなけりゃ『ヤッさんがマエにでる』ってハナシはおぼえてるよ。
 でも、イマのジョーキョーだと、
 『アリスがサキにしかける』ほうがイイんじゃないかな〜〜〜って」

「スピードは、にたようなモンだし。
 それに、ウマは『ナニされたか』しゃべんないでしょ」

「ヤッさんの『シキモノ』でどうにかできそうだけど、
 ソレじっさいにみてないから、まだよくわかってないんだよね。
 だからまぁ、『ヤッさんがサキにでる』っていうなら、まかすよ」

228小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/04/08(月) 23:13:26
>>225(回答感謝)

>>223
(レイピア…十分か)

具合を確かめつつ、ベルトへ剣を挟む。剣術は素人の域を
超えるものでないが、私達の強みはそれでは無い。

提げてる鞄のショルダーベルトの留め金を一旦外し
鉄鍋の取っ手に通して付け直す。こうする事で余計な手荷物は減らす。
歩く際に少々バランスは悪いが背に腹は変えられない。

> ≪カァーン!≫          ≪カァァ―――ン!!≫

「……鐘の音」

(敵襲、と考えるのが自然か」

酒の入った皮袋と、一旦解除しておいたマスカットジャム+ジュース+ガラス破片
その2つを『リヴィング・イン・モーメント』で『水槽』化。ローブを纏った後に
自分の腰の両方へと設置させ、何時でも動かせるようにしておく。

>>226
「一抹君、敵が突然現れたら君は後方に。私が死角となる場所を告げます」

「それと、ローブもどうぞ。邪魔になる場合は預かっておきますけどね」

鞄の中の水筒を取り出し、汲んだ川の水より三体目のリヴィング・イン・モーメント
ビー玉サイズの『水槽』を再び発現させ30m自身の頭上へ上昇。
周囲の状況がどんなものか大雑把で構わないので探る。町中に入る前には
無かった明らかな異常が見えた場合は注視しよう。
 更にビー玉サイズ四体目の『水槽』も胸元のポケットに忍ばせておく。

ローブを一抹が着ない場合、自分が鞄の中に入れておく。

229小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/04/08(月) 23:18:12
順番として、勇者アスナ・一抹君。最後尾に私の順番で
鐘の鳴る場所まで行きます。それとポンナイフはズボンポケットに
差し込む形にしておきます

230一抹 貞世 『インダルジェンス』:2019/04/08(月) 23:52:58
>>221
>>228
「これも使い時が有るかもしれません。
 いただいておきます!」

クロスボウはスタンドに持たせてローブを着る。
ランドセルも邪魔ならスタンドに渡し、着替え終えたら背負い直す。

「両手は塞がるけど蹴り飛ばせば大丈夫かな。
 いざとなればクロスボウ以外は落としても大丈夫ですよ!」

231夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/04/13(土) 00:09:28
メール欄

232矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/04/13(土) 22:10:07
>>222
>>224
>>227

シリトリが終わったところで状況が動いたみたいで、まあ、
とにかくこれ以上退屈するってことも無さそうだな、なんて。
俺が『スズリ』さんの声を聞いてまず思ったのは、そんな呑気な事だった。

「先手取られて無いし奇襲でもないよ、スズリさん」
 
いや、奇襲だとしたらまず『間諜』ってのは何してるんだよ。こういう時に頑張ってくれよ、頼むよ。
なんにせよ危機的な状況なのは分かるんだけど、ほら、全力でトップバリューとか言われると、
なんかもう笑えてきちゃってちょっとマジになれない部分ってあるよな。

「こっちも兵出して、向こうも兵出して、あいこだろ。
 ピンクってトップバリューのブランドカラーだっけ」
 
だから俺はイマイチ真剣味の無い返しをしながら、真正面から突撃してくる一団を眺めてみる。
例えば『トラック』とか。アレが俺やった奴なら話早いんだけどな。
伊藤くんだか佐藤くんだかが乗っててくれるといいんだけどな。

「『アリス』さあ、アレ、牛に見えるか?
 俺には鉄かどうかもぱっと見じゃ分かんねえんだけど、
 鉄の馬とか鉄の牛とか、そういうお約束って誰が言い始めたんだろうな」
 
それでアレか、このままだとまた轢き殺されちまうから、
トラック避けなきゃいけないんだよな。
 
俺正面から向かってくる車の速さとか目算じゃ全然分かんないけど、
馬と並走してるくらいだから、実は大して速度出てなかったりしてな。
その方が厄介な気もするけど。器用に曲がって来られたら嫌だよな。
 
「基本的には『引きつけてかわす』でいいと思うぜ。
 馬乗ってるのが『スタンド』と関係ない一般兵だったらってハナシにはなるけど、
 馬を潰してくれるんならそっちは任すよ」
 
騎兵も全員『スタンド使い』で6対2だってんなら、もう事前の打ち合わせもクソも無いしな。
やる気出してくれるんならもう任せちまおうかなって思う。

「あとはまあ、『ミチノエキ』と『イカリ』さんに上手くやってもらおうぜ。
 俺馬のことは全然知らないから、半分ぐらいそこ頼みだけど」
 
まあ、『出たトコ』で行くって言っちまったばっかだし。
 
「『イカリ』さんさあ」
 
流れ流され人任せって感じで、こう、アレだ。

「馬車のスピード落として、んで、あの『鉄の?牛?』をこう、ギリギリまで引きつけてやって」

落ち着く。
 
「上手いこと避けられるタイミングでいい具合に避けてよ」
 
みんな頼んだぜ。 
 
 
そういや俺とアリスって、横並びに座ってんだっけ。
なんかそんな気がするから多分そうなんだろうと思って、一応イカリさんに一言俺は足しておく。
 
「そんで避ける時、アリスが外側になる方でさ、頼むよ」
 
最近のクルマよく出来てるから、ギリギリ追いすがられて横っ腹にぶつけられるんなら、
まあ俺の側のがいいだろ。俺のヤツ、パワーあるしな。俺くらい。

233『三界輪廻と終わる世界』:2019/05/01(水) 22:43:40
>>226(一抹)
『インダルジェンス』を発現し、『ボウガン』をセットする。
本来は『全体重』を掛けて『弦』を引き絞る『レバー式』だが、
ヴィジョンのパワーを利用し、『1秒』ほどでセットを完了する。

『矢』をポケットに入れようとするが、
『リコーダー』ほどもある『矢』は、到底ポケットには収まらない。
掴んで持っていくか、ランドセルに『収納』するしかないだろう。

>>227(小林)
『鞄』の留め金に『鉄鍋』をぶら下げ、ベルトへ剣を挟もうとする。

     「おおっと、ソイツは危ないよ!

      鞘は用意できないが、とりあえずこれを」

店主は引き出しを漁り、薄手の『腸皮』を寄こしてきた。
ヴィジュアルは禍々しいが、この『皮』に刀身を収めれば安全だ。

      バシャ バシャ

『リヴィング・イン・モーメント(A)』が酒の入った『水槽』を、
『リヴィング・イン・モーメント(B)』がマスカットジュース+αの『水槽』を、
『リヴィング・イン・モーメント(C)』は川の水の入った『水槽』を発現し、
『A』、『B』を追従させ、『C』を上空へと浮上させる。
ビー玉サイズの『D』の水槽はポケットに入れた。

>一抹&小林

      カァンッ
            カァンカァン――――!!

『警鐘』が鳴り響き、外からは人々が逃げ出すような騒音が響く。
上空の『リヴィング・イン・モーメント(C)』の視覚を使い、
『小林』は慌ただしい街中の様子をハッキリと確認できる。

人々は町の中心部にある『トーチカ』にも似た『砦』に避難している。
中には倒れ伏した子供や老人を担いで、逃げ込んでいる者もいる。

                      カース
     「まさか、『マスミ』の『呪術』!?

      『国王』から噂は聞いていたけれど、
      ――――急いで向かいましょう、心配しないで。

      『毒消し』や『呪い破り』は、準備してあるわよ。
      『バシリスク』の毒霧だろーと、私の敵じゃあないわッ!」

『我道アスナ』は軽いウィンクをかまし、余裕を見せる。
ともあれ、二人もまた『我道アスナ』を追って、道具屋から出ていった。

234『三界輪廻と終わる世界』:2019/05/01(水) 22:44:15
>>224(夢見ヶ崎)
突撃する『騎兵隊』を前に、
次なる行動を『矢貫』に一任する。

二人の座席を自動車に例えるなら、
『運転席』に『夢見ヶ崎』が、『助手席』に『矢貫』が座っている。


>>232(矢貫)

   ヒヒィィ―――z____ンンッッ

     「心得たッ!

      ゆけぃ、『イカリ』!
      『ミチノエキ』を駆れェいいいい!!」

『矢貫』の指示通り、『イカリ』は真っすぐに『ミチノエキ』を駆って、
『デコトラ』へと突っ込んでいく。遅れて『スズリ』の号令が響いた。

>夢見ヶ崎&矢貫


    バカラッ
           バカラッ!!


   騎   騎            
     トラ   騎    z-―――― ―  馬車
   騎   騎     /         ス
     ス   馬車 ←′


『馬車』は『騎兵隊』の突撃をすり抜け、その『横面』に近づける。
本来であれば在り得ない『テクニック』であるが、これも『夢』が成せる技か。
何にせよ、絶好の『位置取り』に成功した『馬車』に加え、


       「TooooooYyyyyyyy!!!!」


                ザラシュッ!!!


加速を付けた『スズリ』が突撃槍をがむしゃらに突き出し、
強烈な『チャージタックル』が『騎兵』目掛けて放たれた。
その一撃は『騎兵』のボディを貫き、もんどりうって『騎兵』は落馬する。

      「卑劣にも『ショーカイ』に働きかけ、
       『ヨーカイメダル』や『スウィッチ』の仕入を独占した恨みッ!」

      「この場で雪辱を晴らしてくれる!

       我が名は『スズリ・ハロマック・デ・ラ・カソーカ』!
       姫君より与えられし名は『鎧戸のスズリ』なりッ!」

『スズリ』の名乗りが響き渡り、既に『馬車』は『デコトラ』の至近だ。
両者どちらの『スタンド能力』であっても、問題なく『届く』距離だ。

235一抹 貞世『インダルジェンス』:2019/05/02(木) 01:25:07
>>233
ランドセルのかぶせと収納部に生じる隙間に矢を突っ込む。
途中ですれ違う市民の声に耳を傾ける。
逃げて来た者の中に『ウル星』の能力を見た人がいるかもしれない。

「化粧を落としたマスミが避難民に紛れてたりして…
 わざわざ騒ぎになるように現れたのは不気味です」

小林さんの偵察結果を待ちながら避難民にも警戒。
集落を壊滅させたからには広範囲に影響を及ぼす筈だ。

「アスナさぁぁん! 何処に向かってるんですか!!」

夢の主らしき彼女に置いて行かれては困る。
スタンドを先行させながらアスナを追う。

236夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/05/02(木) 03:58:06
>>234

「ほっほ〜〜〜う!!やるねえ〜〜〜!!イマのスゲーかっこよくない??
 コレがおわったらデートしてあげてもイイよ。
 な!!『ミチノエキ』!!」

「――――あ、『イカリちゃん』とイッショでもイイよ」

こんな光景は夢の中でしか見られないだろう。
文字通り未体験の世界を前にして、サングラスの奥の瞳が輝く。
これが夢じゃなかったら、ちょっと違った反応をしたかもしれない。
なにせ、人が人を槍でブッ刺しているのだから。
夢の中だから、ショッキングな場面に出くわしても落ち着いてるってのはある。

「で、ココからがウチらの『みせば』なワケだ」

手近な馬に対して『ドクター』の爪で切り付ける(パス精DBB)。
それ自体が攻撃ではないので、『切り傷』は僅かなものでいい。
そして、同時に『視覚移植』を行う。

「――――ゴメンね」

            ブラックアウト
これによって、馬を『盲 目 化』させる。
突如として何も見えなくなった馬は、おそらく暴れ出すだろう。
そうなれば、まともに乗っていることは難しくなる。
馬から転落した兵士を、『スズリ』が潰してくれるのが理想的な形だ。
『ドクター』でやってもいいが、後を考えると『スズリ』がやってくれた方が助かる。
また、乗っている人間が落ちても馬は残っている。
その馬が暴れ続けて陣形を掻き乱してくれたら、さらに良し。

「ゲンジツテキにかんがえると、『ウマ』より『トラック』のほうがヤベーよな。
 でも、まずは『ウマ』をかたづけるのがサキだよね。
 『トラック』をどうするかは、ショージキまだナニもかんがえてないッスけど」

もし余裕があって、近くに別の馬がいるなら、そちらにも切りかかるつもりだ。
その際に『超聴覚』を移植してやろう。
馬は自分の耳を塞ぐことは出来ない。
そして、近くにはトラックがいる。
エンジン音も、普通より遥かに大きく聞こえるはずだ。
それによって馬を霍乱し、陣形を崩させたい。
余裕がなければ、次に攻撃できそうな馬に狙いを定めるだけにしておく。

「ヤッさん、ナンかアイディアとかある??」

237夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/05/02(木) 19:15:44
>>236

「『スズリさま』!!わたくしも『ジンツウリキ』でエンゴいたします!!」

『視覚移植』を行う前に、一言『スズリ』に声を掛けておこう。
誰がやったかハッキリさせといた方がいいし、『後片付け』もして欲しい。
ところで、『あばれたウマ』がコッチにつっこんでくるってカノウセイもあるな。
そのばあいのコトは、とくにかんがえてないぞ。
まぁ『イカリちゃん』あたりが、『ウマいコト』よけてくれるんじゃない??

238小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/05/02(木) 22:23:29
>>233

武器屋の店主に一礼の仕草と声を書けつつ皮の鞘に入れた
レイピアを改めてベルトに挟むようにして店を出る。

(・・・警鐘によって民衆の大半が何か起きてるか理解出来ず
パニックが伝染して一箇所に集まってる形だな)

普通なら何かが襲ってきたと考えるべきだ。リヴィング・イン・モーメント
上空の『C』を自分の移動と追従するよう移動させつつ周囲で襲撃と
思しき光景がないか観察してみる。

(或いは…『警鐘』で一箇所に全員を集めるのが狙いかも知れない)

既にウルトラ星見ボーイズが町に潜伏してるなら、何か異常が起きた
際の避難マニュアルを熟知しているだろう。特筆した異常が見えないなら
『警鐘』の方角に注視を向けてみよう。

「町民は、中心区内のバンカー(掩体壕)を目指してるようですね」


「然し、こうも騒がしと何か迫っていても感知し辛い…」

鐘の音、人々の怒鳴り声に悲鳴。余り思い出したくない
出来事を想起しそうになる。 燃え溶ける建物 割れる空

「・・・誰か突然襲い掛かるようでも、行き成り魔法で
致命傷を与えようとはしないでくださいね」

勇者さんに告げておく。最初に出会いがしら火球で消し炭に
されかけたのは記憶に未だ新しい。スタンド能力が人を操作
するものでないとも限らない。搦め手に弱そうな雰囲気が
見え隠れするので、激情を極力抑えて欲しいと願う。

239夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/05/06(月) 16:31:31
メール欄

240『三界輪廻と終わる世界』:2019/05/07(火) 00:27:42
>>235(一抹)
ランドセルに『鉄矢』を収納した。

逃げ惑う群衆の流れに逆行するように、
『一抹』は『我道アスナ』の背を追っていく。

>>236(小林)
上空に飛ばした『リヴィング・イン・モーメントC』。
俯瞰する視界によって、『敵影』を発見した。


    ォ  ォ  オ  オ . . .


深紫色の『濃霧』を纏った何かが、『門』を突破している。
二人を通した門番は倒れ伏している。その様子は確認できない。

>「・・・誰か突然襲い掛かるようでも、
> 行き成り魔法で致命傷を与えようとはしないでくださいね」

    「フフフッ、『致命傷』ってのはね、
      殺っちゃった後で、初めてそー呼ぶのよ」

昂った『我道アスナ』から、答えになってない答えが返ってきた。

>一抹&小林

     ド
        ド   『街門』から中心街へと続く、
            石畳が舗装された『メインストリート』には、
      ド     人っ子一人いない。二人の『眼前』に――――

        ド
                     “ヴァサァァ!”

    『Gyyyyyyyy...』          “ヴァササッ”

                 『GWaaaAAAAァァ!!!』


大振りの羽根を振るう、『キリン』並に巨大な『雌鶏』だ。
その臀部から伸びた『蛇尾』、嘴から洩れる『濃霧』からは『悪臭』が漂う。

     「あれは、『バシリスク』ッ!

      ちょっと二人とも、堪えなさいッ!」


       バチィィ――――z____ンッッ!!


二人のケツが思いっきり引っぱたかれる。
しばらくして、『悪臭』が消えたことを二人は実感した。

     「『呪い破り』の『アミュレット』よ。
      これで『毒除け』になるわッ、 後は始末するだけッ!」

無論、二人の警戒対象は『バシリスク』だけではない。
その背に騎乗した『二人』。『バシリスク』の纏った『濃霧』により、
その姿はハッキリとは見えないが……。

       .キャノン・フレイム
     「【 汚 物 焼 却 】ゥゥ――――!!」

        ゴォォォ――――z______

『我道アスナ』が両掌を翳した時、その中心から空気が渦巻き、
強烈な『火炎』が赤い鳳となって、『バシリスク』目掛けて一直接に特攻する。

         【商店や宿屋、屋台が広がっている】   

                                小 
       バシ   ――――  20m  ――――   ア
                                抹

         【商店や宿屋、屋台が広がっている】      ※道幅は6mほど

241『三界輪廻と終わる世界』:2019/05/07(火) 00:29:48
>>236-237(夢見ヶ崎)

     シュゥ―――ッッ

                 ザシュッ!!

馬車から『ドクター・ブラインド』を飛ばし、
その鋭利な『爪』にて『騎馬』を切りつける。

その狙いは『裂傷』ではなく、『ドクター・ブラインド』のスタンド能力。

     ブルルルルウウゥゥ!!!

               ブロォォォォッ!!!

『感覚移植』によって、騎馬の『聴覚』が強化される。
元々、自然界には存在しない『エンジン音』と並走すれば、
『ストレス』となるのは必然。それを『超聴覚』で受容すれば――――

     バカラッ!
                  バカラッ!!

         「グァ、  に!?」

                       ――――ドサァァ〜〜〜〜ッッ

         「やりましたな! アリス殿!」

『暴れ馬』となった騎馬を制御できず、『落馬』する騎士が二名。
『ドクター・ブラインド』が返す刀で『盲目』を移植し、馬をおびえさせたのだ。

>「ヤッさん、ナンかアイディアとかある??」

『絶好』の機会であった。
故に、残る『トラック』の打開策を問おうと、『夢見ヶ崎』は知恵を乞う。
――――だが、『矢貫』は何も語らない。この好機に、動き一つ見せない。

>ALL


『陣形』は完全に乱れ、トラックから見て『右翼』ががら空きとなる。
だが、トラックは速度を落とし、残る二騎を先行させる。


        ブロオオオン!

                   ――――ブロロロロロロッッ!!!


そして、先行した二騎を、思いっきり、


          ドッバァァァ―――z____ァァンン!!!


『アクセル』を踏み込み、『轢き飛ばした』。
身を乗り出した『夢見ヶ崎』には、その様子がハッキリと見えた。
無論、騎馬を轢殺する轟音は、『矢貫』の耳にも入る。

    ギャギャギャギャギャッッ!!!



そして、ブレーキを踏んだ『トラック』が急停車し、一人の男が転がり降りる。
手にした『ダガーナイフ』は妖しい紋様が輝けど、『装飾』は見当たらない。
遠くから見えるナイフの切っ先が、二人の乗る馬車へと向けられる。

                          ピタァ...

瞬間、急ブレーキの慣性さえ感じないまま、『馬車』が停止した。
先頭を務めていた『スズリ』もまた、微動だにしない。

      「ぬぅ、何奴か!?」

         【シャッター街となった虚しい商店街】 

                          騎(倒)
                   騎(倒)   トラ 
       騎(倒)   騎(倒)            騎(倒)

     ス   馬車               

         【シャッター街となった虚しい商店街】 

※トラックとの距離、20m(道幅6m)

242一抹 貞世『インダルジェンス』:2019/05/07(火) 04:42:38
>>240
ヒリヒリと痛む尻を擦りながら『雌鳥』を睨む。
名前的に石化のイメージが強い生物だ。

「半グレ公害サークルと家畜風情がァ…!」

あの様に目立つ現れ方をしたのだ。
飛び道具対策の一つや二つはしてあるだろう。
孤立状態のアスナに駆け寄りながら『雌鳥』にボウガンを向ける。

「小林さんは隠れるか、隙を作ってください
 あの巨体相手に近接スタンド使い以外が出ては不味い」

無駄撃ちを避けるべく『ウル星』が魔法にどう対処するか観察。
連中が私に気付いてない場合は見える範囲で『雌鳥』の急所を
ボウガンで狙い撃つ(精A)
狙うのは首筋、または飛行に使う翼を射る。
こちらが撃つ前にアスナを狙って『濃霧』から何か投擲されるようであれば、
ボウガンの矢で弾き落とす。

「あの巨大な鶏モドキの弱点とかありませんか?
 毒霧以外に厄介な能力があるなら教えて下さい」

夢世界のコカトリスについてアスナに訊ねる。
商店や屋台に投擲に使える物が置いて有るか見ておく。
屋根が後進国のように布を使ったテントらしき物なら使い道があるかもしれない。

243矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド 』:2019/05/07(火) 22:39:01
>>241
  
「いやごめんマジでホントにスゲーボーッとしてた。上手いこと動けなかった。
 これ多分敵のスタンドだと思う。かなりの強敵かも。
 マジで、マジでごめん」
  
言い訳は得意な俺のはずだったんだけど、ちょっともう、何も思いつかないよな。
ええっと、ほんとゴメンて。
  
「でもほら、まあ、アリスの活躍でもう一網打尽って感じだし、
 俺、適当にやってても大丈夫なんじゃないかな」
 
俺が何度も何度も転職してきた理由を、これでちょっとは分かってもらえたと思うんだけど、どうかな。
ごちゃごちゃしてきて、面倒になると、もう、仕切り直したくなっちゃうんだよ。
  
「適当に、『あれ』とやろうぜ。
 荷台から仲間が出てこないか見ててくれよな」
  
俺にしたってトラック相手に時間稼ぐ程度はやれるつもりでいたけど、
ぶっ壊す算段があったわけでなし。
降りてきてくれるってんなら願ったりだ、なんて俺は思う。
  
「適当にっていうと、聞こえがアレでナニだよな。
 ちゃんとやるよ、ちゃんと」
  
なるべく投げやりにそう言いながら俺は『馬車』を降り、トラックを降りた『ナイフ男』へと歩みを進める。
進めたいと、思う。
  
ちゃんと動けるか?『ナイフ』を向ける動作がトリガーで、『動き』をどうこうしてくる感じじゃねえだろな。
好き勝手にセルフでもできるってタイプなら、さっきの『トラック』の制動の方に効かして俺らの馬車を轢けたろうから、
なんかしらのカラクリがあるんだろうとは思うけど。
  
「ちゃんと、打ち合わせ通りにやるよ。
 俺が前出て相手してるから、美味しいトコでアリスがかましてくれよ。
 もしミスったら、フォローはよろしくな」
  
特に静止されなければ、そのまま『ナイフ男』へと一直線だ。
騎兵を遮蔽物にするような真似はしない。
その辺はアリスがちゃんとやってくれるだろ。
勿論騎兵やら馬やらが改めて襲いかかってくるなら『スタンド』で相応の対処をする腹積もりだけど、
別にトドメ刺すのもな、馬かわいそうだしな。

244小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2019/05/07(火) 22:42:44
>>240

「バシリ……『バチィィ――――z____ンッ』ッ!
…有難う御座いますね」

臀部の疼くような痛みは無視して姿を現した警鐘の存在を見る。
キリンサイズの巨大な魔鶏か。この夢の世界の怪物か?
 乗っているのはウルトラ星見ボーイズの可能性は高いと思えるが。

(上空から観察し、安全な迂回ルートで背後に回り襲撃も考えたいが……
勇者さんの性格を考えると、私を考慮せず大火力の魔法が心配だな)


>>242

>小林さんは隠れるか、隙を作ってください

「隠れるのは無しでしょう。此処で退散させるか仕留めなければ
安全圏など何処にもありませんよ」

「それに」  「此処は『射程圏内』ですしね」

   ヒュッ・・・!

『リヴィング・イン・モーメント(B)』がマスカットジュース+αの『水槽』
ソレを、勇者さんの魔法による炎の波状攻撃と合わせ上空へと投げる。
上空で町を観察してるC水槽と同じ高度まで達したら、バシリスクへ
騎乗する敵影二人の真上まで移動させる(スC)

(少しでも濃霧が魔法で晴れれば、敵の姿を視認出来るが・・・)

勇者君と一抹君に後方に陣取りつつ、スタンドCで上空から自分達と周囲の警戒。
Bにバシリスク及び騎乗してる者達を注視させつつ何時でも動けるようにしておく。

245夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/05/08(水) 20:55:33
>>241
>>243

「ミケランジェロの『ダビデ』みてーにフドウだったぜ、ヤッさん」

「あなた、きっと働きすぎなのよ。
 この仕事が終わったら、休暇を取ってバカンスに行かない?
 私の叔父が、リゾートホテルのオーナーなの。
 眺めのいいツインの部屋と、取って置きのワインを用意してくれるわ」

「――――なんてセリフが、こないだみた『スパイえいが』にあって……。
 ちょうどイマみたいなシーンだったな〜〜〜」

ヤッさんに続いて馬車から降りる。
その時、地面の砂か土を『ドクター』の両手に握っておく。
もし倒れている兵士が起き上がってきたら、投げつけてやろう。
全身を鎧兜で覆われていても、視界は確保しているだろうし。
その隙間に入るようにぶつけてやる。

「よし、まかせろ!!」

それから、ヤッさんの二メートルくらい後ろからついていく。
何か仕掛けてきたらフォローするし、仕掛けてこなくても援護するつもりだ。
この状況で仕掛けてこない事は、多分ありえないだろうけど。

(いまのところ、『キョウツウテン』は『ウマ』と『2』)

トラックで轢いたのは『馬』で、その数は『二頭』だ。
もしかすると、止まったのは馬車を引く『ミチノエキ』と『スズリ』の馬ではないだろうか。
その辺りに何かしらあるのかもしれないし、ないかもしれない。

「アイツひとりならラッキーだけど。
 『ワンオンツー』でボコボコにしてリングにたてなくしてやる」

「お前に試合に出られると困る人間がいるもんでな。
 悪いが、この場で退場してもらうぜ」

「――――ってセリフが、こないだみた『ボクシングえいが』にあってさぁ〜〜〜」

馬に移植した『超聴覚』は解除して、『ドクター』に戻しておこう。
兵士が乗っていなければ、馬は脅威にはならない。
『ダガーの男』を最優先で警戒し、残りの兵士達の動きは『超聴覚』を使って気を配る。
甲冑を身に着けていれば、動く時はどうしたって金属的な音がするだろう。
『視覚』の方は勝手に解除されてしまうので、そっちは放っておく。

246『三界輪廻と終わる世界』:2019/05/08(水) 22:38:07
>>242(一抹)

      バシュッ!

『騎乗者』が『一抹』達に気付いているか、判断する術はない。
故に、『インダルジェンス』の手ずから『クロスボウ』を構え、
『バシリスク』の首筋を狙って放つ。

    「『呪い破り』を貼れば、『毒霧』も吐けないわよ。
     でもね、首や心臓を刺した方が、よっぽど早いわ!」

自信に満ちた『我道アスナ』の回答から、彼女の冒険観が垣間見える。
手近な露店に『重量物』は見当たらない。精々、果物の実くらいだ。
露店は布地と木材で構成され、現実の『夜店』で使われるものに近い。
場所によっては『敷布』を敷き、その上に品物を並べている。

>>244(小林)

       フヨフヨフヨフヨ...

『リヴィング・イン・モーメント(B)』を上空へ移動させるが、
『30m』上空まで移動させるには、もう少し時間がかかりそうだ。(現在:10m)

高度『30m』の『リヴィング(C)』の視覚からは、細かな動きは見えない。

>一抹&小林

        ブワァァァァ〜〜〜〜〜ッッ

『バシリスク』の吐いた『毒霧』が濃度を増し、
『我道アスナ』の放った『火の鳥』とぶつかり合い――――

       バシュゥゥゥ〜〜〜〜〜ッッ!!!

――――打ち消し合った。
そして、その間隙を狙うように、『一抹』の放った『鉄矢』が喉を、

    ガ     一瞬、錆びた『鎌刃』が『バシリスク』の前を横切り、
     ギ     放たれた『鉄矢』を弾き飛ばした。
     ッ!!
                                   ザ
      「なぁ〜〜〜るぅ〜〜〜〜〜ッッ          パ  ザ。
                                   ラ   ハ
         アンタらも『準備』してきたってわけェ?」    ッ   ラ/
                                       ・

      「あ、ア、 ア 丁 了 ァ゙ .。 ―!!」

      「ナ、是!?  コュ |こ  し ) るぅぅ!???」

『バシリスク』は接近し、霧越しに『騎乗者』の姿が見える。
まつ毛の濃い、ファーコートを着た『ギャル』に、
その後ろで定まらぬ両目をギョロギョロさせた『浮浪者』だ。

――――二人を『殺害』した『ウルトラ星見ボーイズ』の構成員であることに、違いない。

                セブンズ ヘ ル
      「流石は【 七 牙 災 禍 】に数えられし魔獣ね!
      だったら、『接近戦』でぶったぎってやるわッ!」

            ダッ!!
                       シュバァ!

言うが早いか、『我道アスナ』は新調した『細剣』を抜き放ち、
一足飛びで『バシリスク』へと駆け、袈裟懸けに斬り掛かる。

      「買ったばかりの『フルーレ』の斬れ味、
       .アンタのペットで試してやるわ!」


           ザラシュゥゥ―――― 




                       ジュワッ .  。  。




.

247『三界輪廻と終わる世界』:2019/05/08(水) 22:38:50
>>246

         ガギィンッ!!


『バシリスク』から飛び降りた『浮浪者』が、
手にした『両手剣』を翳し、『我道アスナ』の一撃を受ける。
『両手剣』はその場でぶち砕け、ボロボロと崩れていく。

   ボ    それは『我道アスナ』が振るった『フルーレ』も同様だ。
   ロ    新品の『細剣』はスプレーで染めたように『錆』が群がり、
    ォ.   . たった一瞬で『風化』するように崩れ落ちたのだ。
    .・
                               i /
        「身の丈|こ  合わナよ ェ 武器 夕 ・ ・ ・」

        「ウッソォ!
         カジノのバカ勝ちで買った最高級品なのよ!?」

驚く『我道アスナ』だが、『勇者』は決して留まらない。
銀髪を彩る『髪飾り』を引き抜き、それは一瞬で『ナイフ』となる。

        「お望みだったらアンタが先に――――」

       ゴフッ!

瞬間、『我道アスナ』の背筋が痙攣し、その場に蹲る。

       グルルルルルゥゥ〜〜〜〜〜ッッ
                             ゴロゴロゴロゴロ

        「あ゙ ぁ  ア゙ ア゙ ァ ァ!!!!!」

獣のような呻き声を上げ、『我道アスナ』はその場に倒れこむ。
美しい『銀髪』は水気を失い、沐浴で雪いだ柔肌は土気色に染まる。
背を屈曲させて表情を見ることは敵わないが、――――『一抹』は悟る。
かつて、自身を襲った『症状』と、明らかに『同一』であると……。

                                       ゴ
   ゴ
      ゴ   「ちょッ ろぉぉぉ〜〜〜〜ッッ
             『美人局』よりカンタンじゃあン」
                                  ゴ
        「ケヒッ 化ッ  ぶ、ぶ、無様ァ 、ギィ」      ゴ

                          ゴ

薄い『霧』が空間を支配する中、二人の来訪者は下卑た笑みを浮かべた。
苦悶の表情を浮かべる『我道アスナ』、その距離は『8m』。

┌─────────────────────┐
│ カンバラ マスミ      イノセンス ・ フェイデッド     ...│
│『 神 原 真 純 』 → 『 色 褪 せ た 潔 白 』    .│
└─────────────────────┘

┌──────────────────┐
│ マダラメ ルンバ       グレート・ディベート    .│
│『 班 目 倫 巴 』 → 『 誇 大 口 論 』  ......│
└──────────────────┘

248『三界輪廻と終わる世界』:2019/05/08(水) 22:39:39
>>243(矢貫)
ひたすら謝罪を繰り返しながら、馬車を降りる。
一歩、二歩、と足を進めるが、『停止』する気配はない。

地べたに倒れた『騎士』達は起き上がっては来ない。

>>244(夢見ヶ崎)
地面は『石畳』であり、砂は握り込めなかった。
馬に宿した『超聴覚』を解除し、自身に宿した。

      「ゥ、 グゥ」
                     「話ガ   、 違ゥ……」
      「ィ ィ ヅカ 様……」

『騎士』達は『味方』に背後から襲われ、完全に『戦意』を喪失している。

>矢貫&夢見ヶ崎

        バダンッ

運転席のドアを乱暴に締めた男は、
傍で倒れ伏した『騎士』の『首筋』目掛けて、

      ドスッ!
              「クソがッ」
                          グヂチィッ

手にした『ダガーナイフ』を突き刺し、更に刃を抉らせる。
『断末魔』を上げる間もなく、『騎士』はビクリと痙攣し、動かなくなった。
おびただしい『鮮血』が石畳の上を広がっていく。

      「や、め……」
                     「テメェら、高そうな鎧兜着て、
        | ! /            高そうな馬に乗って、エラそうに見下ろしやがって……」
        ト
         ス /         「そのイケイケな人生、一発でひっくり返るんだよォ!」
             ・

二人目の『騎士』に罵声を浴びせ、逆手に掴んだ『ダガーナイフ』を振り落とす。
抵抗する間もなく、『騎士』は絶命する。――――血走った目が、二人をにらむ。
ヨレヨレのジャージを着た男。……『矢貫』は、この男を知っている。

      「『矢貫』ィ、つったよなァ」

      「テメェ、俺のこと、見下してたモンなァ〜〜〜ッッ
        .テメェが上手くやらねェから、俺もクビになってよォォ〜〜〜〜ッッ」

      「マジで許せねェ、ぶっ殺してやる、って思ってたら、
       テメェを『生贄』に紹介されるなんて、マジにラッキーだったよ」

      「しかも、殺しの『おかわり』付きなんてなァァァ〜〜〜〜ッッ!!」

 ニイヅカ ヒデオ                          . .      . . .
『 新塚  英夫 』、『矢貫』の勤める派遣会社に登録されていたキャストだった。
しかし、出退勤時刻の改ざん、服装規定の違反、品並べ中の不手際、
電子工場への『カメラ付きスマートフォン』の隠し持ちによって『出禁』となり、
当然ながらキャスト登録も抹消された。二度と関わることのないはずだった。

      「『タカさん』を残してきて良かったぜ。
       テメェと『スズリ』を殺して、ついでに女も殺してやる」

      「テメェらの未来と、クソみてぇな人生がぶつかって、
       当たり負けでぶち壊れる様、愉しみだよなァァ〜〜〜ッッ」

                   「ぬ、ぅぅ! 敵とは言え、『騎士』をッ
                    このような愚弄を、黙ってはおけぬわァ!」

      ザパラッ
                ザパラッ

激怒した『スズリ』は『槍』を手にし、馬を駆って猛然と突き進む。

      「『ドン・ジャーラ』ッ!  我が名誉と共に駆けよ!」

         【シャッター街となった虚しい商店街】 

                          騎(死)
                   騎(倒)   トラ 
       騎(倒)   騎(倒)       新   騎(死)
              ス
         馬車  夢  矢

         【シャッター街となった虚しい商店街】

249一抹 貞世『インダルジェンス』:2019/05/09(木) 02:34:47
>>246-247
ランドセルから縄跳びを取り出しスタンドに投げ渡す。
アスナに縄跳びが届く距離まで駆け寄り、鞭の要領で
彼女の足に縄跳びを巻きつけ引っ張る(パス精:BCA)

「ちょ、チョロすぎィィ!? 何してるんですかァァ!!」

実験台になってくれたのは助かるが死なれては不味い。
アスナを回収した後はスタンドに抱えさせて二人組と得体の知れない『霧』から離れよう。

(バシリスクの毒霧に別の『何か』が紛れている?)

矢を弾き落とした鎌はマスミの持ち物だろうか?
一足先に降りた浮浪者のスタンドも未だに姿が見えない。
浮浪者が手にしていた両手剣の残骸もチラリと見ておく。

「ホームレスさんは何言ってるか分からないし、
 戦闘前に罵倒の一つも言えないとはつらい…」

「こんなの殺して楽しい? マスミさん」

追撃に来るようならボウガンを後方に放り投げ、空いた手で縄跳びの
持ち手をヌンチャクのように振り回し脚部を攻撃。
下手に攻撃すると能力によるカウンターを受けそうだが仕方ない。

「小林さぁぁん! 大き目の布を用意できそうならお願いしまーす!」

大き目な布で風を起こして『霧』を吹き飛ばすのが狙いだ。
だが、今はアスナを逃さなければならない。

250夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2019/05/09(木) 19:02:59
>>248

『人は見かけによらない』という言い回しがある。
しかし、大抵の場合は『見かけによる人間』の方が多いだろう。
目の前に現れた『コイツ』も、そのパターンに入る人間のようだ。

「あぁ、『タノシミ』だね――――」

「アンタのこきたないカオがズタズタにきりきざまれて、
 ナカマでもみわけがつかないツラに『セーケー』されるのがさぁ」

とかなんとかやってたら、『スズリ』が飛び出していった。
これまでのやり取りでも何となく分かっていたが、熱くなりやすい性格らしい。
未知のスタンド使い相手に正面から突っ込んでいくのは危険だ。
スタンドを持たない人間なら尚更だろう。
しかし、あの様子では今さら止められそうにない。

「――ヤッさん、ココは『のっかる』のがよさそうだよ」

考えられる手は二つ。
三人がかりの『同時攻撃』か、立て続けに攻める『波状攻撃』か。
既に『スズリ』が動いてしまった以上、選べるのは後者しかない。

「さきに『スズリ』さまがとびだしてしまわれたので、ソレにつづくべきだとかんがえます。
 『スズリ』さま、『ヤッさん』、『アリス』のジュンバンでしかけましょう。
 どうやらおナカマもいないようですし、イマなら『ワンオンスリー』ですわ」

自分から見て、右斜め前に走り出す心積もりをしておく。
ヤッさんが正面から行くとして、『スズリ』が左からなら自分は右から行くことにしたい。
相手の出方次第だが、できるだけ方向を散らして仕掛けた方がいいんじゃないかと思う。
歩きながら『グレープフルーツジュース』を取り出し、外したキャップをポケットに入れる。
口の部分を手で塞ぐように握っておき、動いた時に中身が零れないようにする。

251矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/05/09(木) 23:37:17
>>245
>>248
>>250
 
「俺、映画もダメなんだよな。終わりまでじっとしてらんないっつーのかな。
 テレビでやってんのを飯食いながら見るくらいなら、なんとかって感じ」

『アリス』の言葉に背中越しに返しながら、俺は尚も『ナイフ男』へと歩みを進める。

いや、『ナイフ男』なんて呼ぶ必要ももうないか。
だってそう、俺は『コイツ』を、目の間で『ダガーナイフ』を握る『ジャージの男』を、
『知っている』から。
 

「『新塚さん』さあ」
 

だから、俺はそうやって『新塚』の名を呼ぶことができた。
 
 
「俺たち別に『友達』じゃないんだし、『呼び捨て』は良くないだろ」
 
 
俺にとってはコイツは特に思い入れのあるキャストってわけでもなくて、
だから今になるまでハッキリ思い出せなかったって部分もあって、
コイツの素行のおかげで派遣先にも自分トコの上司にも大目玉喰らって、
あっちにもこっちにも頭下げ続ける日々が何日も何日も続いて、
『タイムカード忍者』だの『盗撮出禁』だのってあだ名で後輩に裏で馬鹿にされて、
 
 
そんなこともあったけど、別に、いつものことだからな。
 
 
      「あと」
 
 
いつものことだから、いつも通りでいられるもんな。
 
 
     「人を殺しちゃダメだろ」
 
 
「いいトシしてジャージでソト出んのもみっともないし、
 『タカさん』も連れてきた方が良かったし」
 
誰だそいつ。もうひとりの方?

「俺もスズリさんも殺せないし、『アリス』はついでじゃないし、殺せないし。
 ぶち壊せないし、愉しめないだろ」
 
 
適当に並べ立てつつ、ただ、『新塚』へと俺は足を進める。
 
 
「せっかくそんなに喋れて、しかも殺したはずの相手が生き返ってんの見て、
 『おかわり』だなんて思えるくらい前向きで行動力もあるのに、何もできないんだもんな」
 
 
いつも通りに、ドン底のクズを見下しながら。
 
 
    「かわいそうにな」
  
 
一方的に正論を言える気分の良さを、コイツにも分けてやりたいくらいだよ。
ああ、スッキリした。
こっからは、俺が殺された分の恨みを晴らしたりしても良いんだよな。
 
 
なんて俺がスッキリしてる間に『スズリさん』が激昂して特攻しやがって、
もうどうにもならねえから『アリス』の案に乗るっきゃない感じになってるわけで。
 
「じゃあ、『スズリさん』が先行して、俺が続いて、後ろ任せたから。
 俺いま大口叩いたばっかりだから、マジで死んだりしないでくれよな」
 
大体『スズリさん』が勝手すぎるよな。俺『スズリさんも殺せないし』とか言っちゃったじゃん。
マジで頼むよ。なんで『八百屋』だけカタコトだったのかの謎も解けてねえし、なんなんだよ。
さっき馬車がなんかピタッて変な感じになったの覚えてないのかよ。
突っ込んでったらやられちまうに決まってんじゃん。俺、もう知らないよ。
なんなら先に『新塚』の攻撃喰らって、敵の能力のヒントでも引き出してくれりゃいいよ。
 
もう、勝手にやられちまえばいいよ。

252矢貫 湊『ノーバディ・アンダースタンド』:2019/05/09(木) 23:57:18

>>248 (追記)
 
馬を駆る『スズリ』の後を追うように全力で駆け出し、傍らに『スタンド』を発現する。
『スズリ』と『新塚』が接触する直前のタイミングを狙い、左右の掌でそれぞれ『地面』を払い『能力』を行使する。
 
『払った』箇所を短辺に、『新島』の足元へ潜るように『幅15cm、長さ5m』の『ノンスリップテープ』を発現。
『表面』が『滑り止め加工』され、『裏面』の『シート』を剥がすと『接着面』が現れるこの『敷き物』を、
地面を払う動きそのままに『スタンド』の『両掌』で上から抑え付けながら、思い切り手前へと滑らせるように『引っ張る』。
 
接着面のシートは剥がしていないため『ノンスリップテープ』の裏面は地面の上を滑ることができるが、
『新島の足』へは表面の『滑り止め加工』が作用するため強力なグリップ力が生まれるだろう。
 
出来損ないの『テーブルクロス引き』の要領で『新島』の『足を引っ張って』、
転倒させるなりバランスを崩させるなり、『スズリ』への十全な攻撃が叶わぬよう努めたい。
 
 
 
参考:ttps://www.monotaro.com/g/00392216/


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