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【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】

1『星間通信局』:2016/02/21(日) 21:16:04
★―――――――――――――――――――――――――――――――――――――☆

  このスレはPC間の電話、メールアプリなどでの連絡や交流、                     
  およびPCの利用するSNSやネットコミュニティの描写に使用できるスレです。
  特定の相手を指定して連絡する場合、相手にそれが分かるように書くことを推奨します。

  PCを介さない、PL同士の連絡は『点呼スレッド』でどうぞ。
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051129/

  また、描写として『ネット上の匿名の声』を持ち出すのは問題ありませんが、
  自キャラや自分の活動を過度に、また不自然に持ち上げさせたり、
  特定のキャラや板上の活動を一方的にsageたりするのに使うのは非推奨です。
  マナーを守って、楽しいネットライフを!

☆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――★

122鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/08/01(土) 00:54:46
>>121

命を懸ける覚悟というのは、誰しも持つものではないですし、持つべきだとも思いません。
…ですので、塞川さんには本当に感謝しています。
了解しました、『二時間後』に湖畔の『コンサートホール』で集合ですね。

(承知!と書かれたデフォルメサムライ風のキャラスタンプ)

123小石川文子『スーサイド・ライフ』:2020/08/29(土) 17:27:01

斑鳩翔様

私を覚えておいででしょうか?

突然のご連絡を差し上げる失礼をお許し下さい。
お伝えしたいことがございます。
以前お会いした場所でお待ちしています。

暑さの厳しい時節ですので、お身体にお気をつけて。

                         小石川文子

124斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/11/20(金) 21:43:02
>>123

Re:遅れました

読むのが遅れ、申し訳ございません
どうも別のメールボックスに入っていたようで、返信が遅れました

以前お会いした場所というと『公園』ですね 遅れた以上は
すぐにでも行くのが当然と考えますが、残念ながら行けるのは最低でも『2週間後』になりそうです。

既に終了したとはいえ、何かのはずみで巻き込みたくはない事なので
大っぴらには言えませんが、今、僕は負傷して『病院』の方にいるのです。

最後に、返信が遅れた事を重ねてお詫び申し上げます。

 追伸:樹木の先端が色づく頃合いになりました、体調には御憂慮ください。

                                       斑鳩 翔

125『テレビ報道』:2020/11/26(木) 20:29:29
【ミ】『念然』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1604323728/

――――凄惨な事件でしたが、やっと進展がありました。
『S市』で起こった『切江ギヤマン』さんの殺人事件について、
『傷害未遂』で逮捕された『飯塚英夫』容疑者を『殺人』及び、
警察官である『立石晴人』さんへの『殺人未遂』の容疑で再逮捕しました。

『飯塚容疑者』は『中学生』に対する『傷害』を自白しましたが、
その際に使用した『凶器』と事件に使用した『凶器』の特徴が一致したことから、
『警察』では一連の事件の『容疑者』として『立件』する見込みとなっております。
『飯塚容疑者』は『殺人』及び『殺人未遂』への関与を否定しております。

――――『一命』を取り留めました。
ラウンジビルで『意識不明』の重体となっていた『立石晴人』さんについて、
本日未明、意識が回復したと『警察署』から発表がありました。
全身を切り刻まれての『重症』で永らく昏睡状態でしたが、
話が出来るまでに容態が回復した模様です。

――――長い『逃走劇』にも終止符が打たれました。
『S市』で『押し買い』を繰り返した『詐欺グループ』について、
行方を眩ませていた『松本尊氏』容疑者が出頭し、その場で逮捕となりました。

容疑者は『詐欺グループ』のリーダーであり、他の構成員が逮捕された後も、
逃亡しておりましたが、本日夕方に最寄りの交番にて自首しました。
交番の巡査に対しては『逃げるのには疲れた』、との旨を伝えており、
警察では本日より事件についての取り調べを行う予定となります。

……『S市』を騒がす事件も大きく進展しましたね。
さて、『S市星見町』の『城址公園』では年に一度の『祭り』が行われ――――

126鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/26(木) 22:29:20
>>125

病院の中、早朝のニュースでそれを知った夕立は、胸を抑えて深く息を吐いた。
これで、自分の中で本当にあの『通り魔事件』は終わったと言える。
余計な罪まで背負うことになった『飯塚』にも思う所はあるが、
その領分には『タダヒト』さんかいる。過剰な罰を受けることはないようにしてくれるだろう。
もっともタダヒトさんの力が及ばなかったとしても、哀れだと思うがそれだけだ。
元より罪のない一般人を毒牙にかけた、またかけようとした罪は重いだろう。

「・・・・・・・・・・」

『立石』さんに電話をかけてみよう。

127『その夕立に雨傘を』:2020/11/26(木) 22:40:08
>>126(夕立)

   とぅるるるる〜〜〜〜〜

        とぅるるる〜〜〜〜〜〜


     PI♪

    「君か……。すまなかったね、此方から連絡すべきところを」

    「何とか、目覚められたよ。
     ――――事件は、無事に『解決』したようだね」

声色に『疲弊』が感じられるものの、
『立石』はハッキリとした語調で会話が出来る。

128鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/26(木) 23:39:16
>>127

「いえ、こちらこそ、立石さんの元気なお声を一日も早くお聞きしたかったので」

「無事にご帰還できて、何よりです。『真犯人』との戦いも終えて、事態は収束しました」

実はその真犯人が、自分の胸の内に未だに止まっていることは、言わなくていいだろう。
自分がこれから『殺意』を抱くことがなければ、死んだのと何も変わらないのだから。

「立石さんは、何日ほどで『退院』できそうなのですか?」

129『その夕立に雨傘を』:2020/11/26(木) 23:52:55
>>128(夕立)
「そうか……本当にありがとう。
 『夢』の中といい、危険なこともあったと思うが、
 君が『無事』でいられて、ホッとしているよ」

『立石』は柔らかい声色で『夕立』を労った。
彼もまた『事件』の終わりに胸を撫で下ろしている。

「『塞川』も変わりはないのかな。
 ……ククッ、今思えば彼女には引っ掻き回されたが、
 それも今となっては楽しい思い出だよ」

「私は『一ヶ月』は入院することになるが、
 その間に『引き継ぎ』もあるからね。
 やれやれ、最後の最後まで休ませてはくれないわけだから、
 この仕事も難儀なものだよ」

過去を懐かしむように『立石』は語りかけてくる。

130鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/27(金) 00:19:33
>>129

「ええ、お互いに無事に復活できそうで何よりです」
「ですが、また何か『スタンド絡み』の事件が起きないとも限りません」
「『入院』しない程度の事件で済みそうでしたら、是非ともご連絡を」

「『塞川』さんも、同じく入院してはいますが、戦い終わった後も元気そうでした」
「…そういえば、最後に何故かふらりと姿を消していましたが…」
「学生の間に混じるのが、恥ずかしかったのかもしれません」

あの人は、意外と『繊細』なところもありますからね、と付け加える。

「『引き継ぎ』、ですか?」
「『捜査』中の怪我が名誉の負傷として、現場には出にくくなるほど出世をする、ということでしょうか」

とはいえ、立石さんなら性格上、現場に戻ってこないこともなさそうだが。
警察の人事とはそこまでままならぬのだろうか。

131『その夕立に雨傘を』:2020/11/27(金) 00:29:21
>>130(夕立)
『立石』はゆっくりと息を吸ってから、噛み締めるように言葉を紡いだ。

「ケガがヒドくてね。……『刑事』としては復帰できない。
 『配置変え』になるが、恐らくは『内勤』になるだろう」

「『捜査』からも離れることになる。
 君達の手を借りて解決したい事件もあったが、
 それは『本職』に任せることになるな……」

全てを言い終えた後、『立石』は肩の荷が下りたかのように、
努めて明るい声色で続きの言葉を伝える。

「なぁに、『遺失物係』かその辺りに収まるさ。
 君も『イヤホン』の片っぽでも失くしたら、頼りにしてくれ」

132鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/27(金) 01:06:57
>>131

「───────────────」

自分で言葉にしてなお、その不自然さに気付いていたかもしれない。
亡くなったわけでもないのに、階級が上がることなど中々ないことだと。
だが、素直に認めたくはなかった。
熱意と誠実さを持って捜査に挑み、市民を守る為に、不可視の超能力事件にまで足を踏み入れたこの人が。
現役の、その能力をもっとも活かせるであろう場所から離れなければならない事を。

「・・・・・探してみます、完全に『後遺症』を治せる『スタンド使い』を」
「でなければ、あまりに惜しいです。まだ一般市民のオレから見ても、あなたは『警察』に必要な人材です」

悲惨な雰囲気を出すまいとする立石さんの声に、かえって胸が締め付けられるような思いになる。
何故この人が、事件に巻き込まれただけで、こんな目に遭ってしまうのか。

133『その夕立に雨傘を』:2020/11/27(金) 21:25:10
>>132(夕立)
>「・・・・・探してみます、完全に『後遺症』を治せる『スタンド使い』を」

    「――――止めるんだ。それは『捜査』とは違う。
     既に起こった『事件』を探り、絶対にいる『犯人』を探すのとは、
     『難易度』が違うんだ。――――『悪魔の証明』と言っていい」

    「『素人』の私でも解るんだ。……ここまでの『怪我』や『病気』を治せる、
     『聖人』のようなスタンド使いがいるのなら、この『病院』は成り立たない」

先程までと打って変わって、『立石』は低く押し殺した声で『夕立』に釘を刺す。
僅かな可能性にも縋りたい。その気持ちに蓋をするように、電波越しに吐息を漏らした。

    「それに、日本の『警察』は優秀だ。
     我が署にも、危なっかしいが気迫に溢れた『安山』や、
     冷静に署員を動かせる『讃岐』さんがいる」

    「何より、この町には善意に富んだ『スタンド使い』がいる。
     私達に解決出来ない『裏』の事件があったのだとしても、
     ――――彼等がいるのなら、きっと正しい道へと導いてくれる」

134鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/27(金) 22:02:23
>>133

「ッ・・・・・」

でも、と言葉を続けるには、立石さんの覚悟はあまりに重過ぎた。
『無敵』のスタンドなど存在しないように、物事には一定のルールがある。
強力なパワーを持つ『シヴァルリー』が遠くへ行けないように、『クリスタライズド・ディスペア』は発現できる数が決まっているように。
何かが優れているなら、何かの欠点はある。
だからこそ、何のリスクもなく立石さんの怪我を治せる『スタンド』など、いないのだろう。

「・・・・・・・・・・」

「『警察』で、『スタンド使い』なら・・・尚更この街の為になると思いませんか。立石さん」
「もっとも事件経験は浅いでしょうから、あなたのような歴戦の方の意見を伺う事になるかもしれませんが」

135『その夕立に雨傘を』:2020/11/27(金) 22:21:07
>>134(夕立)
電話越しの『沈黙』に心情を悟ったか、『立石』を無言を保つ。
ややあって、『夕立』の提案へと耳を傾ける。

>「『警察』で、『スタンド使い』なら・・・尚更この街の為になると思いませんか。立石さん」

    「――――『街の為』、か。

     世論を言うのなら、どんな仕事でも『自分』の為にやるのが、
     最も自然で、尊ぶべきことで、結果として『他者』の為になる」

    「そう言われている。……だがね、『街の為』、『誰かの為』だと、
     『初心』を以て挑める男に、……俺は『警察官』になって欲しいと思っている」

    「そういう『スタンド使い』がいるのなら、是非とも『歓迎』したいよ。
     ――――それと、これは『刑事の勘』ってヤツなんだがな」

『立石』は寝台に身体を預け、『安山』に語った言葉を思い出した。
ジンと混み上げる情感を誤魔化すように、茶目っ気を作って次の言葉を伝える。

    「――――彼にはきっと、警官の『制服』が似合うと思うよ」

136鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/27(金) 23:00:41
>>135

「ありがとうございます。その頃には身体も心も、より相応しい姿になっているでしょうから」
「そいつは、決して才はなくとも、その夢を諦めないと思います」

立石さんの言葉を心に刻み、頷く。
自分が『スタンド』を欲したのも、周りの人やその夢を守る力が欲しかったからだ。
それは最も自然な生き方からは離れているのかもしれない。
しかし、それが自分だ。ならば、こうして『警察官』を目指すのも道理だったかもしれない。
願わくば、『干天の慈雨』となれるように。

「ひとまずは、区切りとして。───お疲れ様でした、立石さん」
「今はゆっくりと、養生して下さい」

137『その夕立に雨傘を』:2020/11/27(金) 23:28:28
>>136(夕立)
>「そいつは、決して才はなくとも、その夢を諦めないと思います」

    「ああ。楽しみにしているよ。
     あまり後輩に威張り散らさないように、
     『安山』にも釘を刺しておくよ、……ククッ」

自然に笑ったのは何時ぶりだろうか。
『立石』は重症の身を弛緩させながら、朗らかな声を伝える。

    「君こそ、今はゆっくりと休むんだな。
     ――――それじゃあ、元気でな……」

    PI♪

スマートフォンの電源を切り、『立石』は天井を眺めた。
うつらうつら、と眠気が襲う中、駐車場に通じる『窓』を眺める。

    ポツ
             ポツ

    「雨、か――――」

『足跡』は薄れ、『血痕』も『毛髪』も流され、少ない人通りでは『目撃情報』も得られない。
あらゆる『証拠』を洗い流す『雨』を厭う心は、職務によって培われていた。

    「悪くないな、こうしてみると……」

雨音に誘われるように、ゆっくりと夢を見ることにした。
願わくば、今度は善き夢であることを願いながら――――

138鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/11/27(金) 23:43:11
>>137

「その心遣いに感謝しています。最初は目の敵にされてしまうかもしれませんが、
 『安山』さんとも目指しているものは同じだと信じていますから」

「ありがとうございます。では、次にお会いする時は互いに壮健な状態で」

そう言って、スマートフォンによる通話を切った。
正直に言えば、立石さんが現場を離れてしまうのはとても悲しく、辛い。
だが、それが避けようもない出来事であるならば。少しでも心置きなく行けるように。
その意思を継ぐものはここにもいるんだと示すことは、出来ただろうか。
出来たならば、この悲しみも少しは紛れるだろう。

見方を変えれば、殉職の危機を乗り越えて、危険な現場から去ることができた。
それは職務中に亡くなってしまうよりも、嬉しい事だ。
生きているからこそ、彼から受け継ぐことの出来るものは沢山ある。
今はそれまでに、警察官となるための勉学と、実技に励むとしよう。

「…だが、その為にはまず休息だな」

スマホを置き、雨音を耳にしながら、ゆっくりと瞼を閉じた。

139風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/03/20(土) 09:12:01
アリーナでの戦いを終えた風歌には、一つの考えが浮かんでいた。
『準備』自体は、一人でも出来るし、出来なければ話にならない。
しかし……『場所』に関してはどうにもならない。今、考えている事を『試す』には、神社でも『人目』の危険が濃い。
さて困ったと唸った風歌は、蛇の道は蛇と――『スマホ』の電話帳から、一つの番号を引き出し、入力。スマホを耳に当てて『反応』を待つ。
風歌の連絡先は――『アリーナ構成員』の『ミゾレ』であった

140ミゾレ『クィダム』:2021/03/20(土) 09:56:56
>>139

 pllll pllll pll……

「よぉ、どうした風歌?」

コール音が三回出る前に、風歌鈴音の呼び出しに以前共闘をした
アリーナの警護の一員たる女性は応じた。

「なにか仕事が無いかって言う話なら、残念だがエクリプスなり
騒ぎを目だって起こす輩を懲らしめるようなのは今のところ無いな。
それ以外でも、他ならぬお前だしな」

出来る範囲での頼みなら、請け負うぜと男らしい感じで電話口で応じる。

141風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/03/20(土) 10:15:30
>>140
仕事に関しては今の所はいらねーよ。『一勝負』でどうにか当座の生活費は手に入れたし、ホームレス稼業でもギリ金は入ってるからな」

久しぶりに聞くミゾレの声に自然と笑みを浮かべながら、風歌は本題を切り出した。

「いやさー、アタシ『スタンドの訓練』をしてーんだけどさ。今やろうとしてる訓練、どう考えても『人に見られたら誤魔化しが効かない』類なんだわ」

『ダストデビル・ドライヴ』の能力の本格行使は、どうしても『本体が飛ぶ』事態を招く。
一般人に見られたら明らかに異常事態であるし、風歌が行おうと思っている訓練は、一般人に見られたら言い訳に困るものばかりである。

「まさか、野良で試して『口封じ』なんて訳にはいかねーだろ?」

流石に『スタンド』の能力実験を――自分から仕掛ける様な形で行う積りにもなれない。

「だからさ、なんかねーの?『アリーナ登録者が使える、スタンドバレを気にしないでいいトレーニング場所』みてーなの」

ならば、である。『バレても問題ない場所』があるのではと、風歌は考えたのだ。
『スタンド使いの組織』であり、『スタンド使いと闘技者と関わる』『アリーナ』であれば、『スタンド能力を試す場所』の、一つ二つはあるだろうと。
純粋な構成員専用は当然あるだろうが……それとは別に、『登録者』に開放されているような場所があってもおかしくはないと、風歌は踏んだ。

「アタシの『今の手の内』は前の試合で全部ぶち撒けちまったし、風通しは気にしねえよ」

当然、それは『手の内』を晒す事にはなるだろうが……手の内は、もう裏の衆目には晒した。
『知られぬ』事は力であるが、既にアリーナ関係者には『知られて』いるのだから、特に問題はないだろう。場合によっては闘技者にすらバレているかも知れない。人の口に戸は立てられないのだ。

「『入場料』が居るってんなら、勝負の賞金でどうにかする……それで――『心当たり』あるか?」

風歌は、ミゾレの反応を待った。

142ミゾレ『クィダム』:2021/03/20(土) 21:49:52
>>141
(軽くミッションする意欲はありますか?)

「『スタンドの訓練』ねぇ。
確かに、お前のスタンドは本気を出すと人目付くだろうし。
トレーニングルームか……いや、ある事はあるんだが」

どうやら、彼女の返答は肯定だが。歯切れが悪い

「あそこ、私等のアリーナの専属で。以前外部協力してくれてるとは言え
登録してない奴が使えるかわから……ぁ」

そこで、彼女は何かに気づいたような声を上げ。そして、ちょっと誰かと
少し電話より離れた所で喋るような物音と共に十数秒の間の後に再度
電話口から聞こえて来たのはどうやら別の女性の声だ。

?「あぁ、済まん。あんた、名前は風歌 鈴音だったか
私は『ベリル・ストック』。以前は、こいつが色々と迷惑掛けたり
世話になったって聞いてる。私からも詫びと礼を言わせてくれ」

どうやらミゾレの上司のようだ。

ベリル「ミゾレから事情は軽く聞いた。私達の所属する『アリーナ』の場所は
総合体育館の地下を拠点としていてな。
 そんで、そこで極力死者出さないようにスタンドありの格闘チャンピオンを
決めるって言う内容で興収にしてる。だから表向きのジムも地上にあるし
スタンド使い専用の練習場も地下で使用可能だが……後者の条件は
『アリーナの選手』としての登録が義務付けられてる。
ここまで言えば、わかると思うが。『一度は私達のアリーナの選手と戦う』
それがスタンドのトレーニング施設を使用する条件だな。
 例え、あんたが別の所で選手として登録してたとしても。他所は他所
うちはうちって言う感じなんでね。面倒だろうけど、我慢してくれ。
若しくは正式に、アリーナの従業員となる事でも使い放題だが……」

あんたは、まだ自分の道筋を模索してるんだろ? なら軽くアリーナで
バトルだけを薦めるよとベリルは忠告した。


……トレーニング施設の目途は立った。ただ、彼等なりの流儀があるらしく
一度は風歌も別のアリーナの選手として登録してるもののスタンドトレーニングの
施設を自由に利用する為には、別の試練を受ける必要があるようだ。

143風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/03/20(土) 22:09:45
>>142
(やります! けど、返信は夜10時以降は厳しそうです)


「もう一勝負か……」

ベリルの提案――迷うことはない。。
『訓練』を望むのは、『実戦』での戦術を磨くためである。
そして、昔から言うではないか――実戦こそが最大の訓練であると。

「解った、そっちのアリーナでも『試合』すりゃぁいいんだな――アタシは、やるぜ」

風歌は、はっきりと『了承』を告げた。

「そもそも、色々と『試したい』事があるからの『トレーニング』だしな。『勝負』で試して、洗い出すのも悪くねぇ。勝つ積りだが、負けた所で『損』はねぇさ」

それで――と、風歌は前置きした。

「いったい、何時頃の試合になりそうなんだ?」

144ミゾレ『クィダム』:2021/03/21(日) 19:24:07
>>143
(了解しました。基本1日1レスが、ゆっくりペースで楽しみましょう。
何事もなければ、こちらはこのレスで〆ます)

風歌の力強い了承の受け答えに、電話口のベリルが微かに笑ったような気がした。

「いい返事だ。ミゾレが好きになるのはわかる……んっ、そんなんじゃないって?
はは、照れる事ないだろ。あぁ、済まん こっちの話だ」

そんなんではないと、貴方の友人が恥ずかし気に否定したのだろうと容易に
解る、ちょっとしたやりとりの後に日程を彼女は告げる。

「それじゃあ、これより二日後。20時頃に総合体育館の入り口に行けば
直ぐに迎えとして、こいつが連れて行ってくれる。
勝っても負けても、選手登録してトレーニングルームは自由に使えるようになるが……
――勝てよ。私が目に掛けた奴の友人ならな」

そう、発破を告げると共に彼女から話は終えた。

ミゾレ「あー、って訳だ。予定は大丈夫か?」

再び、ミゾレが貴方に確認をとってくる。

145風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/03/21(日) 19:55:28
(了解です、絡みとお誘い、ありがとうございました!)

>>144
「ホームレスの予定はたった一つ、『その日を生きる』それだけだ」

ミゾレの問いかけに、風歌は言葉を返す。
自らを社会のゴミと定義しながらも、その声色には紛うことなき興奮が宿っている。
その興奮は、こう、言い換える事もできるだろう。

「当然、『問題なし』だ。そして、その日の予定は、もう一つある」

――戦いへの期待と。

「勝つ事だ」

何の迷いもない、真っ直ぐな答えであった。

146村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/04/18(日) 22:27:09
>【ミ】『コメットテイルの止まない町で』452より―
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591890858/452

『小林』が通話を受ければ、そのまましゃべり始める。

 「―よォ。景気はどうだい『小林』。
 そこそこ修羅場なんだろうから、こっちでわかったことをかいつまんで話すぜ。」

 「被害者の『ルナ』って女、『日沼ルナ』って名前だが・・・こいつは『スタンド使い』だったそうだ。
 お前の出会った『薙刀』のスタンドに捕まって、殴られたそうだ。
 被害者二人を暴行した手口は同じ。『身動きが取れなくなって、その間に殴られた』。
 お前の垣間見た『隙間』を作る力を何かしら応用したものだとは思うが、何とも言えないな。」

147小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2021/04/19(月) 01:20:37
>>146

『水槽』で『アンファン・ドラグレイヴ』と自身と黒羽さんの
周囲を監視しつつ村田さんへ応対する。

「こちらでは、件の尾行している薙刀のスタンドの女性が協力関係と
思しき存在に電話で連絡してるのを遠隔で動かす水槽で監視してる所です。
追跡が察知されてるのかどうかは……正直不明です」

「私の能力の水槽や牽制で飛ばしたゴミ箱も薙刀を向けられると
数センチの何も無い空間に固定されたので『間隙』が能力に絡んでると
思います。正直、私の遠隔操作型ではスピードで競り負ける(ス:B)
力は常人並みでも獣に近しい速度を有した相手です。
是非、村田さんの助力を願えるなら来て欲しいかと」

そこで話を終え、今いる現在位置を伝える。

148村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/04/19(月) 12:09:44
>>147
 「最初からそのつもりだ。音声データにあった『ゲーセン』に近い通りへ着けたところだ。じき合流する。」

 「それからこれもルナって女から聞いた情報だが…その『薙刀』のスタンド、『2体』いたらしい。
 おれたちに見せてない『奥の手』がありそうだが、それでも『2on2』。どっこいどっこいってとこだ。
 おれは好き勝手暴れるが…お前のバックアップを頼りにさせてもらう。」

      ロックンロール
 「さあ、『作戦開始』だ。」

通話を切断。戦いの場へ―!

149『相克竜頭龍尾ドラゴニュート』:2021/04/19(月) 13:36:39
>>148(村田)

>それからこれもルナって女から聞いた情報だが…その『薙刀』のスタンド、『2体』いたらしい。

アオバの話では『本体一人にスタンドが二体いた』と、『殴ったスタンドは薙刀を使っていた』のみが
明示された形であり、『スタンドが二体いて、どちらも薙刀を持っていた』意図の描写ではございませんでした。

これは明らかにGMの表現ミスによるすれ違いのため、お手数ですが、
必要であれば>>148について『訂正』を入れていただいて大丈夫です。

150村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/04/19(月) 19:34:11
>>149
承知しました。では、以下のように>>148について訂正します。

>>147
 「最初からそのつもりだ。音声データにあった『ゲーセン』に近い通りへ着けたところだ。じき合流する。」

 「それからこれもルナって女から聞いた情報だが…その『薙刀』のスタンドとは別に『もう一体』、その場にいたらしい。
 おれたちに姿を見せてない『敵』の影がありそうだが、それでも『2on2』。どっこいどっこいってとこだ。
 おれは好き勝手暴れるが…お前のバックアップを頼りにさせてもらう。」

      ロックンロール
 「さあ、『作戦開始』だ。」

通話を切断。戦いの場へ―!

151御影憂『ナハトワハト』:2021/05/09(日) 17:13:33
>飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』

「『確認』………………しとこうかな………………」

――――――――――――――――――――――――

〔あれから何もなかった?〕

〔大丈夫だと思うけど〕

〔一応〕

――――――――――――――――――――――――

「………………」

    ススッ

少し考えて『スタンプ』を追加する。
『暗闇で壁際から見つめる市松人形のスタンプ』。
『ゾクッとする系ホラースタンプ』の一つだ。

「………………よし」

152飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/05/09(日) 17:48:30
>>151
ティロン♪

あれ?誰からだろう?
スマホのメッセージアプリになにかが来たみたいだ。クラスの誰かかな?
スマホのバックライトをつけて、通知を確認…御影さん?

「ぴゃっ!?」

『市松人形のスタンプ』が表示されてびっくりした…。み、御影さん、ホラー好きなのかな…。
も、もしかして、あの『ジャパニーズホラー』みたいな格好って…わざとだったり…?

「えと、とりあえず返信返信っと」

『パステルカラーのくまが片手を上げてるスタンプ』をぽんっと押して挨拶を返した。
そして、"御影さん、この間はありがとうです!"とコメントを添える。

153御影憂『ナハトワハト』:2021/05/10(月) 12:58:24
>>152

(大丈夫そうかな………………)

―――――――――――――――――――――

〔どういたしまして〕

(暗闇で頭を下げる市松人形のスタンプ)

〔友達に寮生がいたら教えてあげるといいかも〕

〔危ないし〕

〔ところで〕

〔お姉ちゃん見つかった?〕

(暗闇に並ぶ市松人形とフランス人形のスタンプ)

―――――――――――――――――――――

(………………『スタンド使い』じゃないのかな)

154飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/05/10(月) 13:19:44
>>153

あ、返信きた。
本当に御影さん、優しい……けど、やっぱりスタンプ怖い!
同じところのスタンプかな…お人形シリーズ?

えっと…


"はい!友人にも不審者情報は伝えていきます"
"寮とはいえ一人暮らしですから、不審者情報の共有って本当に大事ですよね…"

『ハの字眉のくまのスタンプ』をぽんっと押して、続きを書く。

"お姉ちゃん、まだ会えてないんです"
"学年も違いますし、お姉ちゃん結構出歩くの好きなんですれ違ってるのかも。。。"
"お姉ちゃん、私がこっちに来てることとか知らないし、連絡先もわかんないからいつ会えるかわかんないです"

『涙を流すコミカルなくまのスタンプ』を押して返した。


お姉ちゃんは私のこと意識してないだろうから会いたいのは、越えたいのは正直自己満足でしかない。
私は妹だけど、お姉ちゃんにとっては妹でもないだろうから。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
飯田はどうやら姉が『スタンド使い』か否かもわかっていないようだった。

155御影憂『ナハトワハト』:2021/05/10(月) 15:45:47
>>155

(だいぶ疎遠なのかな………………)

(まぁ………………それは置いといて………………)

―――――――――――――――――――――――

〔会えるといいね〕

(暗闇から迫ってくるフランス人形のスタンプ)

〔あ〕

〔他に仲間の人とか見つかった?〕

(グルグルと首が回る市松人形のスタンプ)

―――――――――――――――――――――――

仲間というのは、もちろん『スタンド使い』の事だった。
直接の会話と違い、普段よりも不気味さはかなり薄れる。
『スタンプ』は別だが。

156飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/05/10(月) 16:25:43
>>155

会えると…本当にいいな。がんばろう。

『仲間』。つまり、『スタンド使い』の人かな?
この間、『フラジール』さんに会ったからそのことを話してみようかな?


"あ、この間、一人会いました!"
"フラジールさんって女の人で、献血のスタンドとその人に似た格好のスタンドを連れた人でした"
"私がスタンドの使い方に悩んでるって話したら、戦いの練習?をさせてくれて代わりに血を採らせてって言われたんです"

『目をばってんにして怪我してるくまのスタンプ』を押して続きを書く。

"私の『シスター』、襲われてる人がいないと使えないって話したら"
"そっくりな方のスタンドにフラジールさん自身を襲わせて私に護らせたんですよ?"
"なんとか守れたんですが、ちょっと…怖かったです…"

この間もらった『フラジールさんからのアリーナ紹介状』を引き出しから取り出して写真を撮って送信。

"あ!そういえば!"
"その時、こんなのもらったんですよ"
"「もし知り合いで血気盛んな方が居れば渡して下さい」って言われたんですけど…"


御影さん、そんなアクティブな方に見えないし、いらないとは思うけど。ちょっと聞いてみよう。
私は…そうそう使わない気がするし…。

157御影憂『ナハトワハト』:2021/05/10(月) 18:36:21
>>156

「………………?」

(『献血のスタンド』と………………)

(………………『その人に似た格好のスタンド』?)

一人で『二つのスタンド』を持っているのだろうか?
有り得ない話ではない。
例えば『スタンドの成長』。
もしくは何か特殊なタイプなのかもしれない。
聞いただけでは判断できないが……。

――――――――――――――――――――――――

〔え、怖い〕

(首が落ちる市松人形のスタンプ)

〔フラジールさんってどんな感じの人だったの?〕

(首が戻る市松人形のスタンプ)

――――――――――――――――――――――――

送信した直後に『紹介状』の写真が送られてきた。
こんなものを配っている所を見ると、『アリーナ』の回し者か。
胡散臭い。

――――――――――――――――――――――――

〔アリーナって世良楽から聞いた事ある〕

〔でも、乱暴なのは嫌だから、ちょっと遠慮したい〕

(バラバラになったフランス人形のスタンプ)

〔かも〕

――――――――――――――――――――――――
『アリーナ』については、
違法行為で摘発された『多国籍料理店』の前で、
前に『世良楽』から聞かされた。
もっとも、それ以前から知っていたが。
表向きは、『そこで初めて知った』事になっているのだ。

158飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/05/10(月) 19:09:54
>>157

フラジールさんがどんな人か…。うーん、あの人もちょっと変な格好してたよね。確か……


"フラジールさんですか?"
"そういえば…顔とかは見てないです…"

『首を傾げて?マークを出すくまのスタンプ』と『しょぼくれているくまのスタンプ』を連続で返す。

"えっと、黒いローブとフードで、白い手袋してて…なんだか魔法使いみたいですよね?"
"声は年上の女の人っぽかったです、ちょっと穏やかそうな響きでした"
"献血も誰かのため…だったのかな?"
"「『スタンド使い』の血液が人助けのために必要だ」って話してました"

今度はくまのスタンプじゃないのにしよっかな。
ハロウィンの時に買った『可愛いタッチの黒ローブの魔女が笑ってるスタンプ』をぽんっと押す。


御影さんの返信からすると、『アリーナ』ってやっぱり『乱暴』なんだ…。
『血気盛んな方が』って言うくらいだもんね…。
うん、この紹介状は引き出しに封印しておこっと。


"乱暴なのって怖いですよね…、わかります"
"ごめんなさい、変なの見せちゃって"

『可愛いタッチのフランケンシュタインがごめんねとしてるスタンプ』も合わせて返した。

159御影憂『ナハトワハト』:2021/05/10(月) 19:46:28
>>158

「………………怪しい」

自分の風体を棚に上げて、勝手な感想を漏らす。
その格好は能力に関係あるのか?
もしくは、単に身元を隠したいだけか。
その点は、こちらも似たようなものだ。
『アリーナ』などと一緒にはされたくないが。

―――――――――――――――――――――

〔別にいい〕

〔気にしてないから〕

(首を交換する市松人形とフランス人形のスタンプ)

〔そろそろ寝るね〕

〔あ〕

〔遊びに行く時は、また連絡するから〕

(暗闇に消えていく市松人形のスタンプ)

〔おやすみ〕

―――――――――――――――――――――

                …………ガチャ

送信を終えて、自宅を出る。
夜も更けた。
『狩り』の時間だ。

160飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/05/10(月) 19:55:56
>>159

相変わらず、スタンプは怖い…。
だけど言ってくれることは優しいし、やっぱり良い人なんだよね。御影さん。


"ありがとうございます"
"おやすみなさい、いい夢みれますように!"

"またぜひ遊びましょう!"


『くまが手を振るスタンプ』を押して、スマホを机に置いて伸びをする。
いつ会えるか、楽しみだなー!

161御影憂『ナハトワハト』:2021/05/22(土) 06:09:23
>飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』

「――――――………………」

〔今、『歩道橋』の前にいるの〕

(迫ってくる西洋人形のスタンプ)

      スタ スタ スタ

〔今、『コンビニ』の前にいるの〕

(迫ってくる西洋人形のスタンプ)

      スタ スタ スタ

〔今、『清月学園』の前にいるの〕

(迫ってくる西洋人形のスタンプ)

      スタ スタ スタ

〔今、『清月館』の前にいるの〕

(迫ってくる西洋人形のスタンプ)

      スタ スタ スタ

〔今、『飯田咲良さんの部屋』の前にいるの〕

(迫ってくる西洋人形のスタンプ)

             ………………ザッ

162遊部『フラジール・デイズ』:2021/05/25(火) 00:15:23


 LINEにて、こう送信が『関』へ送信された。


『関さん、こんにちわ。献血は順調ですか? 私は結構色んな人に
頑張って話しかけてみて、今日も何とか一人、親切な人から献血して貰って
加宮さんへ届けに行きましたけど、かなり体調悪そうでした……(悲しそうなスタンプ)

多分、出来るだけ早くスタンドを使える人に頼んだほうが良いと思うんですけど
関さん、誰か知り合いに心当たりはありますか?』

(まぁ、心当たりがあれば直ぐあちらが、その人物に献血を頼むと思うが
彼女のほうの人間関係を探る上でも、こう言った情報収集は大事だ)

 返信を待つ……。

163関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/05/25(火) 00:30:42
>>162

       ポン

お辞儀をする雀のスタンプが、まず押された。

       ポン

『こんにちは。連絡ありがとうございます。
 こちらは二人の人にお願いしました。
 遊部さんはもっと沢山の人にお願いしたようで
 同じお仕事仲間としてコツを聞きたいくらいです』

       ポン

『血を渡すとしばらくは良くなるようです。
 加宮さんは辛いと思いますが
 血を地道に集めていくしかないですね。』

       ポン

『知り合いにスタンド使いはごく少数、います。
 ですが普段から密に連絡を取る間柄ではないので
 急な勧誘は、むしろ成功率を下げると思います』

      ポン

『とはいえ最終手段としてはなりふりかまわず
 連絡できる全員に連絡をするつもりです。
 遊部さんの方はまだそうしたコネは残っていますか?』

164遊部『フラジール・デイズ』:2021/05/25(火) 00:53:37
>>163

>遊部さんの方はまだそうしたコネは残っていますか?

(……小石川。
…………いや、あの女性は余りに自身の正体に迫っている。
出来れば、どうにか私なりに対応しなければと思っているが
性格的な事も踏まえ、今すぐどうこうしないといけない人物でない。
それに、余り過剰な行動は余計に自分の首を絞める)

自分と以前共闘した、心に影を帯びる人物。
されど、その影は己と違い光に向かい伸びる影だと考えられる。

だから、こう送信する事にした。


 pi

『えーっと、以前に
夢見ヶ崎さん
弓削さん
その人たちとスタンドを扱ったシミュレーション問題? 見たいなものに
参加した事あります。けど、連絡先知らないんですよね……(困り顔スタンプ)
あ、けど私と同じで学生さんって感じでしたし。此処周辺の大きい学校は
やっぱり自分も通う清月学園ですから、其処ら辺を中心に色々と散策して
みるのが一番確率高いのかも知れません』

 フーっ

(ま、この辺の内容が無難だろう。
嘘はついてない。私の表の姿で伝えられるものとして、これが最大限だろう。
これ以上、突出した内容をするとなると。『私』の正体に勘付かれて
可笑しくないのだからな……)

165関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/05/25(火) 01:27:43
>>164

      ポン

『教えてくれてありがとうございます。
 どちらも知らない名前ですね、、、
 今私が集めた相手もみんな若い人ですし
 スタンド使いには若い人の方が多い気がしますね』

      ポン

『それも念頭において、私も学園を探してみます。
 あとはスカイモールのテナントフロアとか
 大通りあたりも狙い目かもしれませんね』

      ポン

『出遅れていてしまって申し訳ないです。
 引き続き、加宮さんの血を集めていきましょう』

      ポン

深々と頭を下げる雀のスタンプだった。
調べると、企業のキャンペーンかなにかで、
無料で配布されていたものらしいのが分かるものだ。

166遊部『フラジール・デイズ』:2021/05/25(火) 01:32:16
>>165

『はい、お互い頑張りましょう(握りこぶしのマーク)

献血が終わって、ぶじ加宮さんが健康になったら
お祝いに、どっかのお店でケーキとかで乾杯しましょうねー』


 ……pi

「……スカイモール、大通り。
確かに、そちらか狙い目か。
学園は、流石に動きすぎると目立つ」


「フラジールとして、献血を掲げ多数の使い手と縁が増えていく。
……今後に支障が起きなければいいんだがな」

167関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/05/25(火) 01:40:32
>>166(メール欄)

168一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/05/26(水) 15:31:19
>>七篠先輩

『退院しました。ところで、最近は蒸し暑いですね?』

『前回は役立たずでしたし、クッキーのお返しがしたい
 のですが…』

『ちなみに冷房は…冷房はありますか?』

『有ると非常に助かります。えぇ、本当に…』

『食材は自力で集めたのでどうか…』

(袋にぎっしり詰められた雀たちの画像)

169七篠 譲葉『リルトランク』:2021/05/26(水) 15:48:58
>>168

 ブブブブ ブブブブ…

――……?
――あれ? 一抹くん??

 七篠はスマホのメッセージアプリを開いて、『袋詰めされた雀の写真』を見て目を見開いた。

「な、な、な!?」

――どうしてこんなことを…。

「と、とりあえず返信を…」



 『うちわで扇いでいるうさぎのスタンプ』をぺたりとして返信を書く。

"お返しとかあまり気にしないで大丈夫ですよ?"
"はい、冷房はありますよ。寮なので"
"もしよければいらしてください"

 そして『考え込んでいるうさぎのスタンプ』を押し続きを書く。

"……雀さんは、食料ではありませんよ…?"

 七篠の常識では少なくとも雀は食べないようだった。

170一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/05/26(水) 16:05:46
>>169
『人間は食べようとすれば、何でも食べられますよ?』

『蛇とか食用蛙は貴重な肉です。お米が買えない時期
 はお世話になってます』

『冬に備えて食べておかないと死んでしまいますから』

『よろしければお邪魔します。どうか、お願いします』

(土下座する一抹の画像)

『食べたい物はありますか?』

171七篠 譲葉『リルトランク』:2021/05/26(水) 16:26:56
>>170

 一人、部屋の中で七篠は額に手を当てて空を仰いでいた。

――これが、欠食児童…。それにDV…?
――とりあえず、ちゃんとご飯を食べさせないと…。

 中学生になったばかりの、義務教育を受けている子供が蛇や蛙、雀を食べている。七篠にとっては衝撃だった。
 土下座の写真を送ってくるあたり、普段からどのような環境に置かれているか。
 七篠は小さい胸を痛めて、返信した。

"ご飯、多めに炊いてしまったのでお気になさらず来てください"
"下拵えした鶏肉もありますし、今朝の残りでよければお味噌汁もありますから"

 『お皿を前によだれを垂らすうさぎのスタンプ』を押してから、七篠は一抹を庇護しなければならないのではと考え始めた。

172一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/05/26(水) 16:41:04
>>171
『ご飯が有るならデザートですね。雀は要らないかな?
 チョコムースとかスフレケーキの材料を調達します』

『要らないから雀の皆さんは解放してあげましょう』

(飛び出す雀たちが顔面に激突する一抹の画像)

『〆とくべきでした。次こそは…』

『寮の前に到着したらお知らせします。
 受け入れてくださり感謝です』

(土下座する一抹の鼻から血が滴り落ちる画像)

173七篠 譲葉『リルトランク』:2021/05/26(水) 17:02:04
>>172

 七篠は頭痛がしてくるのを感じた。
 ひとまず、鼻血を拭くようにティッシュを準備し、来訪を待つようだ。

"……えと、気をつけて来てくださいね?"
"デザートは柑橘類なら『リルトランク』で準備できますから"
"お待ちしています"

――雀は、趣味だったのかもしれない。
――ケーキの材料が買えるのであればそこまで困窮はしていない…はず、だし…。…だよね…?

 七篠は自問自答しながら、部屋を整える。

174一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/05/26(水) 22:53:12
>>七篠先輩

『た、助けて…くだ…』

『潰れてしまう…デザートの重さで…』

『寮の前で、私』

『腕の』

『あ』

次第に力尽きる一抹から送られるLINE。
もしかしたら悪戯である可能性も…

175氷山『エド・サンズ』:2021/05/30(日) 21:44:27
【場】『自由の場』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/62-81

あの銭湯で起きた出来事から数日後
氷山は『鈴蘭畑の幽霊少女の噂』について調べるために図書館を訪れていた

   ドサッ!


山のように積まれた星見町の地方新聞に目を通していく
『鈴蘭畑の幽霊少女』・・・もしかしたら、実在した事件が元になっているのでは?
そう考えて、資料を漁っているのだ

※りんPLへ
鈴蘭畑で起きた出来事について資料を漁っていますが
この方法で得られる情報はありますでしょうか?
気がつかれましたら、御返信をお願いします

176りん『フューネラル・リース』:2021/05/31(月) 08:27:34
>>175
昔の新聞だ、今から約20年程前
某製薬会社に勤める『君影』という研究者が『鈴蘭の毒』を無毒化し、『万能薬』を作る研究を行っていた
その仕事柄、家には大量の『鈴蘭』があったが、子供達の手には届かない所に置かれていた…はずだった
だが、何故か長女の『鈴(享年10歳)』は『鈴蘭の入った花瓶』を手にしてしまった

親の仕事の影響か、『鈴蘭』が好きだった『鈴』は何故か『鈴蘭の漬け込まれた水』を美味しそうだと思った
そして家族にもそれを飲ませたいと思った
食事に『鈴蘭水』をこっそりと入れ、それを知らずに飲んだ父、母、『鈴』は亡くなった

葬儀の少し前に、『鈴』の遺体は消失したという
それから、『鈴蘭畑』に少女の霊らしき物の目撃情報が多数報告された

妹の『すず(当時8歳)』は行方不明
未だに見つかっていない

尤も、この新聞社はある事無い事を書くためあまり評判は宜しくない

177氷山『エド・サンズ』:2021/05/31(月) 15:36:28
>>176

「『鈴蘭』・・・・そうだ、あの子の頭に咲いていた花も思い返してみれば『鈴蘭』でした
 10歳の女の子、『鈴ちゃん』・・・・あの子も確か10歳くらいの年頃に見えましたね
 それに、あの時私の身に起きた症状は『鈴蘭の中毒症状』によく似ていて・・・・」

あの日起きた『現象』とこの事件、奇妙な符合がいくつもある
好奇心が満たされる感覚と同時に、背筋に冷たいものが走る
消えた『遺体』、少女の『霊』・・・・心霊現象は苦手なのだ

「それでも、調べてみる価値はありますね」

氷山は『鈴蘭の事件』についての記事をその場でいくつかコピーし、
図書館から去って行った

178黒羽 灯世『インク』:2021/06/05(土) 14:09:50
>百目鬼小百合『ライトパス』

          〜♪

            〜♪

消音モードなら音は鳴らないが――
ともかく、百目鬼の携帯に『着信』が入った。

179百目鬼小百合『ライトパス』:2021/06/05(土) 18:39:39
>>178

     フゥゥゥゥゥ――――…………ッ

その時は、ちょうど自宅で一服していた所だった。
縁側に腰を下ろし、父が拵えた庭を眺める。
砂や石で風景を表現する様式――『枯山水』だ。

          「…………ン」

この番号は、以前『ゲームセンター』で知り合った相手だ。
どういう用件だろうか?
少なくとも間違い電話って訳じゃあなさそうだが……。

              ピッ

        「――――もしもし?」

片手に持った煙草から紫煙を立ち昇らせながら、
通話ボタンを押して電話に出る。

180黒羽 灯世『インク』:2021/06/05(土) 19:02:27
>>179

「――――もしもし? 小百合さん? 私よ、灯世」

         「覚えているかしら?」

電話口の向こうから声が聞こえる。
間違い電話ではないようだし、
かといって緊急事態の雰囲気でもない。

「前にゲームセンターで言ってた件……
 アレが、一応『ひと段落』したから。
 小百合さんはまだ知らないでしょうし、
 それを、伝えておこうと思ったのだわ」

『まだ知らないでしょう』――
そこに強いアクセントの乗った語調だが、そういう事らしい。

181百目鬼小百合『ライトパス』:2021/06/05(土) 19:22:46
>>180

「あぁ、『アレ』の事だね。覚えてるよ」

その件は記憶している。
積極的に調べていた訳ではないが、
頭の片隅には置いていた。
解決したなら結構な事だ。

「あ、ちょっとだけ待っててくれるかい?」

そう言い置いて、口元からスマホを離す。
自分を呼ぶ声が聞こえたのだ。
振り返ると、和室の奥に父が立っていた。

「え?『ねじ回し』がない?多分そこらにあるよ。
 そりゃまぁ……前に使ったのはアタシだけどさ」

「分かった分かった。探すよ。探しゃいいんだろ。
 だけど、この電話が済んでからだよ」

「――――悪いね。ちょいとバタバタしてて。
 アンタが片付けたのかい?ご苦労さん」

父の小言を聞き流しながら、通話に戻る。
詳しい話は別の機会でもいいが、
わざわざ知らせてくれたのだ。
概要程度は把握しておいてもいいだろう。

182黒羽 灯世『インク』:2021/06/05(土) 21:16:52
>>181

「あら、お忙しいみたいね――――
 ま、手短に済まさせていただくのだわ」

黒羽としても、然程長く話せる内容は無い。
現時点で確証があるのは断片的な情報だ。

「ええ私も…………解決に『貢献』したわ!
 解決したのは、まあ、一人でじゃあないけど……
 あくまでもジャーナリストとして出来る事は、ね」

念を押すような言い方の後、
少しだけ間を開けて黒羽は話し出す。

「……加害者は『スタンド使いの二人組』だったわ。
 どちらも学生。個人情報はシークレットよ。
 動機はあまりはっきりはしないけれど、
 ひとつだけハッキリしてるのは…………」

    「この件……まだ、『裏』に何かがいる。
     私の…………協力者からの情報と、
     その加害者の片割れが言っていた話。
     そこに一致があったの……『刀傷』」

「『刀で斬られた傷』よ。……そんな話、聞いたことは?」

電話を掛けたのは情報共有のため。
すなわち、黒羽側も百目鬼に、何らかの情報を期待している。

183百目鬼小百合『ライトパス』:2021/06/05(土) 21:37:03
>>182

(『二人組み』――『目的』の一致か、『相性』の問題か……)

まぁ、その辺りは良しとしよう。
既に片付いた話なら、深く詮索する必要もない。
今は、それよりも気になる事がある。

「『刀傷』とは穏やかじゃあないねえ。『銃刀法違反』だよ」

口調は冗談めかしていたが、
表情は真剣なものに変わっていた。
この現代において、刀で斬られる機会がどれだけあるか?
普通は、まず有り得ない事だ。
だからこそ、そこに『異常性』を感じる。
黒羽の言う『裏』というのは、
おそらく尋常な相手ではないのだろう。

「生憎だけど、アタシの方は何も情報はないねぇ……。
 少なくとも『今の所は』ね。
 もし何か掴んだら、アンタにも伝える事にするよ」

「そいつについて、他には何もないのかい?
 たとえば『傷の位置』とか、
 そういうのが分かってると助かるんだけどねぇ」

184黒羽 灯世『インク』:2021/06/05(土) 21:44:11
>>183

「そうよね、そうだわ。
 スタンドで犯罪をするのは『出来る』
 ……いえ、するつもりはないけれど、
 バレないようには出来るでしょう?」

「でも、刀で斬るのは『バレる』犯罪だわ。
 ……『それを厭わない人間』が動いてる。
 あるいは、バレないように出来る能力がある、か」

百目鬼の言葉で、事の危険性をより理解する。
同じ凶行でもスタンドを使うそれと、
一般的な凶器を使うそれでは意味合いが違う。
危険性は前者の方が上かもしれないが…………

「残念ながら他の事はよく分からないのだわ。
 ハッキリしない情報でいいなら、
 恐らく男性……それで、見た目は柄が悪い感じ?
 どこを斬って来るとか、そういうのは知らないの」

「あとは……『スタンド使い』なのも、ほぼ間違いないでしょうけど」

185百目鬼小百合『ライトパス』:2021/06/05(土) 22:18:19
>>184

「あぁ、そりゃあ――――」

『バレないように出来る』のか、
それとも『バレてもいい』と思っているのか。
どちらにしても危険な人間だが、黒羽の言う通り、
見つかっても平然としている相手の方が面倒だ。
『罪』を犯せば拘束されて、『自由』を奪われる。
それが『抑止力』として働き、
犯罪を防ぐ大きな力となっている。
『スタンド絡み』であれば、『アリーナ』の存在が、
それに相当する事になるか。

「――――『極めて危険』だね」

だが、犯罪者の中には、
『やった後』の事を考慮しない人間もいる。
『罰』を恐れない人間には、『躊躇い』も『迷い』もない。
相手としては、『バレないように出来る奴』より厄介だ。

「『人相の良くない男』…………か」

「ま、大体そんな所かねぇ。
 『刀』を持って歩いてるんなら分かりやすいけどね」

特に『歓楽街』の辺りなら、
ガラの良くない男は幾らでもいるだろう。
『スタンド』についても、
実際に出していなければ見分けはつかない。
それこそ、堂々と『刀』を持ち歩いてでもいない限り、
分からない可能性が高い。
ただ、詳しい話については、さほど期待はしていなかった。
もし有力な情報があったのなら、
黒羽も連絡してこなかったかもしれない。

「ありがとう。アタシも注意はしておくよ」

「『分かってる事』がそれだけなら、
 早速これから街に出てみるとするかねぇ」

聞くべき事は、大方聞いたと思っていいだろう。
黒羽の方から何か付け加える事がなければ、
通話を終える事にする。
手掛かりがある訳でもないが、自分の性分として、
『知った』からには動かなければならないからだ。

186黒羽 灯世『インク』:2021/06/05(土) 22:34:27
>>185

「帯刀してるなら流石に騒ぎになってそうだし、
 何かに隠して持ち歩いてるのか…………
 刀自体がそんなに大きい物じゃないのか、
 刀自体が能力に関係している、もあるかしら?
 何にしても、見た目で見つけるのは難しそうね」

百目鬼の意見に得心した様子の黒羽。
実際、その推測は理が通っている。
仮に『警察』の目を逃れたとして、
現代は無数の『カメラ』が張り巡らされる時代。
容姿が不明な点含め、人探しの延長での発見は難しそうだ。

「貴女は私より『ベテラン』なのだし、
 ま、言うのも野暮でしょうけど…………
 明らかにまともな相手じゃない以上、
 何をして来るかは分からないのだわ。
 私もそうするけど、くれぐれも気はつけましょう」

口ぶりからして、黒羽もまた調査を続けるのだろう。
それが実るか含め、お互い不明瞭ではあるが、
決して『無意味』ではない――――そんな気はする。

「それじゃ、切るのだわ。忙しい所をありがとう」

百目鬼から何かあれば、それは聞いた上で黒羽は電話を切った。
…………光ある所に影はある。だが、『光がある』事には変わりない。

187百目鬼小百合『ライトパス』:2021/06/05(土) 22:56:09
>>186

「なぁに、こちらこそ。貴重な『情報提供』に感謝するよ」

           ピッ

それだけを言ってから、通話を終了する。

「さてと……『仕事』が出来ちまったね。
 非番だからって、
 家でのんびりしてる訳にもいかなくなった」

      スッ
          バ サ ァ ッ

スマホをしまい、片手に持っていた煙草を咥える。
そうしてから、縁側に置いてあった上着を羽織った。
自分のトレードマークでもある白のジャケットには、
小さな汚れ一つ付いていない。

  「『準備良し』と――――」

           「『ねじ回し』を見つけてからだ」

気合いを入れて立ち上がった直後に、
容赦なく『父の声』が飛ぶ。
一瞬の間を置いた後、渋々といった調子で、
どこかに行った『ドライバー』を探し始めた。
『刀傷』について調べるのは、
もう少しだけ先になりそうだ――――。

188ジョン・ロブ『グラム・スラム』:2021/06/08(火) 21:39:12
>>ピエール
ピエールの携帯にメッセージを送る

「すまない。アリーナの件で相談したいことがある」

189音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2021/06/13(日) 22:47:15
>>188(ジョン)

    PI♪

    「出場?(^=^)」

    「(^0^)b」

スタンプ混じりのメッセージを送る。

190ジョン・ロブ『グラム・スラム』:2021/06/14(月) 20:36:59
>>189
(なんだこいつ、、、)

あの濃い顔とスタンプのノリの食い合わせの悪さに、白米に生クリームをぶっかけられたような気分になる。

「いや、今回は出場の話じゃなくてだな、、、、」

繁華街で出会った赤月の話をする。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/309-336

「アリーナのことを調べて回っている女の子と出会ったんだが、
目的をはっきり言わないし、やたらと喧嘩早いしで明らかにワケアリなんだよ。
放っておくと方々でトラブルを起こしそうなんで、監視付きでアリーナに連れて行った方がまだマシかなと思っているんだが、どう思う?」

191音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2021/06/18(金) 23:35:55
>>190(ジョン)

     Pi♪

通話モードに切り替え、『ジョン』からの話を聞く。

     「話を聞くに、随分と危険そうじゃあないか。
      だが、放っておくのも危険だな。……どっちに転んでも獣道か」

     「少なくとも、『アリーナ』で闘えばケガも治せるのだから、
      とりあえず連れて行ってみようか……」

あまり気乗りはしていない類の曇った声色が露骨に出ているが、
放置するよりもマシだと考え、一緒に来るように提案する。

192ジョン・ロブ『グラム・スラム』:2021/06/18(金) 23:55:04
>>191
「ああ、俺も同意見だ。が、問題が一つある」

一拍おいて、重々しい口調で続ける。

「金が無い、、、まだ仕事が見つからなくてな、チケットを用立てできん、、、、」

193音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2021/06/19(土) 00:16:18
>>192(ジョン)
『ジョン』の金欠を耳にし、『ピエール』も同調しようとした。
――――いや、ここで金がないと言おうものなら、向こうも気にするだろう。

     「それなら、いい手がある。
      チケットが無くても、『コンサート』に行く方法だ」

     「『アリーナ』はスタンド使いだけじゃあない。
      警備から雑用まで運営をサポートする『黒服』がいる」

     「つまり、我々が『バイト』としてアリーナに行けば、
      金がなくとも『アリーナ』に入れる、ということだ」

194ジョン・ロブ『グラム・スラム』:2021/06/19(土) 00:25:19
>>193
「おっ!いいじゃないか!」

露骨に声が明るくなるジョン。

「是非それで行こう!もうそれしか考えられん!ちなみに時給いくらだ?」

195音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2021/06/19(土) 00:38:09
>>194(ジョン)
>「是非それで行こう!もうそれしか考えられん!ちなみに時給いくらだ?」

    「いや、私も雇われたことはないからな……。
     それこそ、コンサート設営の日給くらいは貰えるんじゃあないか?」

『金網』をぶっ壊した『ジョン』が給金を貰える可能性は低そうだが、
『ピエール』はそれを黙っておいた。

    「知り合いに話をしてみるから、大丈夫そうならまた連絡しよう」

196ジョン・ロブ『グラム・スラム』:2021/06/19(土) 01:00:46
>>195
「すまん、恩に着る。いやあ何から何まで悪いな!」

貰えるであろう日給の金額を勝手に想像して上機嫌になるジョン。
が、しばらくしてそれが本題ではないことを思い出した。

「あー、いや金のことは置いといてだ、、、、
 本当に悪いが急いでほしい。あのじゃじゃ馬、、、いやイノシシか?
いつまで大人しくしてくれるかわかったもんじゃないからな」

197音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2021/06/19(土) 01:06:23
>>196(ジョン)
「わ、解った解った。その剣幕じゃあ、何をするか解らんタイプみたいだな。
 私も話してみるから、履歴書でも書いて待っててくれ」

    ブツッ

通話を切った。

198ジョン・ロブ『グラム・スラム』:2021/06/19(土) 10:15:02
>>197
「頼むぜ。それじゃあな」

通話を切る。

「履歴書、、、やっぱいるんだな。資格欄にスタンド能力とか書いた方が良いのかな、、、?」

悩みながら履歴書を買いに行った。

199遊部『フラジール・デイズ』:2021/06/26(土) 12:08:02
(1レスのみ、返信は特に不要です)

  Line  『関』PC


 『血液  二人分、集まりました。
いま加宮さんの住まいへ歩いて向かう最中です。
関さんも、出された感情のアレはどうでしょうか?
集めきれたのなら、宜しければ一緒に加宮さんの元に
行きませんか? 良い返事を待ってます』

200関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/26(土) 13:32:58
>>199

        ポン

『こんにちは。
 私の方でも一人分確保して既に届けました。
 それで2690に達していましたので
 二人分あれば、3000に届くかもしれません。』

       ポン

『加宮さんの体調が悪化していて
 鍵を開けられないかもしれないので
 私の方で合鍵をもらってます。
 なので一応、私もそちらに向かいます』

      ポン

『いま歓楽街にいるので
 近くで少し時間を潰していてくれますか?
 おまたせしてすみません。よろしくお願いします。』

201溝口最中『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/12(月) 20:16:36
注、下記文章はあくまでも意訳であり要約である。
「実際の」文章は堅苦しいまでに形式的であるはずで、長いはずだ。
それを念頭の上、ご覧頂きたい。これは、各派閥のトップ、ないしはトップクラスに送られたメールの文面だ



「ワタクシ、最中派閥を率いております溝口最中と申します」

「皆様もご存知のようにワタクシの派閥は固有の闘技場を有しておりません」

「ですので、出来たら皆様の派閥が有する闘技場の『レンタル』をお願いできないでしょうか。午前中でも早朝でも深夜でも構いません。ウチの北落を初めとしたスタッフがきっちりそちらの次試合までには修復してお返ししますので」

「レンタル料は当日の『あがり』の一割でいかがでしょうか?」

「お返事をお待ちしております」


(無視して次のレスを始めても構いません。それはそれで面白いので)

202アレックス@『セクションX』:2021/07/12(月) 21:37:57
>>201
From : alex_alex@sections-ent.com
Subject : 闘技場レンタルの件

溝口 最中 様

いつもお世話になっております。
『セクションX』のアレックスです。

この度のご連絡、まことにありがとうございます。
ただ、結論から申し上げますと、私ども『セクションX』では、最中様のご要望に応えることができません。

理由を申し上げますと、私ども『セクションX』は、『世界各地での興行』を目的とした、『奇人と猛獣のサーカス団』を通称とした、武闘集団でございます。
『移動サーカス団』と言う組織の性質上、我々は『闘技場』を直接的には所有しておらず、その不動産運用の大半は、各地の『協力者』に頼っております。
この件に関しまして、私どもの方から『協力者』に相談をしたのですが、色よいお返事をいただくことはできませんでした。

私どもの力不足、大変申しわけありません。
ご期待に沿えず恐縮ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

===========================================
E-mail: alex_alex@sections-ent.com

セクションズ エンターテイメント
チーム セクションX
スーパーバイザー
アレクサンダー・アレックス/アレクサンドラ・アレックス

  『奇人と猛獣のサーカス団』

Sections Entertainment
Team Section.X
Supervisor
Alexander Alex / Alexandra Alex

"We go to the neXt sections."

===========================================

203溝口最中『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/12(月) 22:07:00
>>202
最中の返した文章はありきたりなものであり、アリーナという社会の礼節に則った文面であったため、ここでは割愛する。

ただ、それをタイプしている時の最中の顔は大いに顰めっ面であり、事務所用に業務スーパーで買った量だけが取り柄のインスタントコーヒーを飲みながら、送信を果たした。
その後、呻き声が彼女のオフィスに響いたのは、言うまでもない。

(無視して新たなレスを始めても構いませんが、まだまだレスは募集しています)

204『タクミ派』:2021/07/12(月) 22:45:11
>>201

「なあ・・・『あの女』から送られて来たこの『申し出』だが・・・どう思う?」

星見駅近くの雑居ビル、その一角に存在する『オフィス』に二人の男がいた
一人は『タクミ』・・・・『タクミ派』と呼称されるこの派閥をまとめる主である
もう一人は『スミス』・・・・非スタンド使いながら、派閥運営に伴う業務を数多くこなす影の立役者だ

「『最中派』からの提案ッスね
 『性風俗業』をシノギに細々と経営している連中ッスけど・・・・
 申し出自体は面白いんじゃないスかね・・・・・ただ」

「ああ、連中と関わる事それ自体が『リスク』になる可能性だろ?」

「・・・・・そうッス
『最中派』が担う『役割』は『アリーナ』本来の意義から言えば、黒寄りの『グレー』
 火中の栗を拾いに行くようなもので、彼女らに関わる事で他の『派閥』から攻撃を受ける可能性もあります」
「うちのような『小派閥』だと、これを機に消滅する可能性もあるかもしれないッス」

「ふん・・・・・」

室内に重い空気が流れる
季節柄から空調から冷たい風が送られて来るが、それでもスミスの額に滲む汗は止まらない
やや間をおいて『タクミ』が口を開く

「面白いじゃねえか・・・
 こういう『厄ネタ』は『大派閥』程リスクを恐れて取らねえもの
 俺達みたいな『小派閥』がリスクを恐れてどうする?
 『タダヒト派』みてーな『大派閥』の靴でも舐めて暮らしていけってのか?」

「俺は受けるぜ・・・・もっとも、俺の『マグ・メル』が連中を気に入るかどうかは知らんがな」

『最中派』に以下の内容で文章を送る
こちらも、『本来の』文章はより格式ばった文面であるが、要約である

「『タクミ派』のリーダーだが、俺達はあんたの申し出に対して『好意的』に見ている」
「『戦闘に伴う全責任』と『こちら側のスタッフの安全』を確約し、
 『闘技場自体から発生する全ての利益』を俺達に譲渡する条件のもとでなら、
 『闘技場』を貸しても構わないと思っている」
「返答はいかに?」


(※『タクミ派』の『闘技場』は『タクミ』のスタンド能力によって『別空間』に形成されています
 その設定でも構わないのであればOKです)

205溝口最中『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/13(火) 07:52:54
>>204

その返信を最初に見た時の最中の笑顔は見ものであったが、たちまち懊悩へと変わった。
――闘技場から生じる利益譲渡。これは最中の派閥にとって相応のリスクを伴う。
テラ銭は勿論の事、一、二試合だけとはいえ好事家に向けた『試合後録画』の販売も馬鹿にならない。スタッフ経費も存在するのだ。
しかし、である。派閥として試合を行わない訳には行かないというのがもっとも切羽詰まった現実である。

『アリーナ』の選手は流動的であり、派閥所属選手ですら他派閥の主催試合に出るなど珍しくもない。
“ヤミー”や“リーチ・クイーン”、“フィスト・ファック”、そして……“アンチェインド・メロディ”のような選手達は他のルールには興味はソソられないだろうが、尖った粒揃いだけでは試合をやれないというのが現実だ。
選手を抱え続ける為にも、客たちを引き続ける為にも、流血を覚悟で走り続けなければならない――それが、最中派閥の現実である。
だから、最中は迷った果てに、返信を行う

そして、下記文章はあくまでも意訳であり要約である。
「実際の」文章は堅苦しいまでに形式的であるはずで、長いはずだ。
それを念頭の上、ご覧頂きたい。


「ご承諾、ありがとうございます」

「『スタッフの安全』『戦闘における全責任』、および、ワタクシは当該試合の利益と解釈しておりますが……『闘技場における全利益』、全て、派閥の長として『確約』いたします」

「では、『次回』のゲストが決まり次第、また連絡いたします。重ねまして、ありがとうございます」



(その設定で問題ありません。交流ありがとうございます)

206紅儚『ナイトシェイド』:2021/07/13(火) 19:44:46
>>201

拝啓 溝口最中様

この度は御挨拶を頂き、
『代表』に代わってお礼を申し上げます。
『ステュアート派』所属の『紅儚』と申します。
本来ならば『代表』がお答えするべき内容ではありますが、
現在『別の案件』を抱えているため、失礼ながら、
『代表代理』として『代表の意向』をお伝えさせて頂きます。

当派閥が所有する『闘技場』の使用を『許可』します。
事前に連絡を頂ければ、何時でも使って頂いて構いません。
また、『レンタル料』も『不要』です。

『代替案』として、一つ『条件』を提示させて頂きます。
試合終了後に、行われた『試合の内容』を、
当派閥に伝えて頂きたいのです。
『不都合な部分』は伏せて下さって構いません。

以上が、『代表』及び当『ステュアート派』の総意となります。
僭越ながら、今後のご発展をお祈りしております。
今後お目に掛かれる機会の際には、
どうぞ宜しくお願い致します。

敬具

207『タクミ派』:2021/07/13(火) 20:09:57
>>205

『タクミ派』から送られて来た文面を読み、渋々>>205の文面で返信を作成する最中
だが、いざ文章を打ち込むべく端末の画面に向かったときに、ふと一つの『噂』を思い出す
それは彼の能力について語られる不確定な『噂』で・・・・

===================================
『タクミ』のスタンド、『マグ・メル』について

『迷い家』の能力
『霧』に包まれた『別空間』の中に『建築物』を発生させる
その中で発生した全ての『価値』は『富』へと変換される

『マグ・メル』
破壊力:不明 スピード:不明 射程距離:不明
持続力:不明 精密動作性:不明 成長性:不明

===================================

・・・・・『闘技場自体から発生する全ての利益』という回りくどい言い回しは
彼の能力で得られるという『富』の事なのではないのか?

と、そんな考えに思い至るかもしれない

208桜島 明人『サムライ・ショウダウン』:2021/07/13(火) 21:01:25
>>201

件名:
闘技場貸与の申し出について

本文
溝口最中様

お世話になっております。
実況解説担当の桜島 明人と申します。

この度は、弊派の闘技場の貸与について
お問い合わせいただき誠にありがとうございました。

興味深い御提案に大変恐縮では御座いますが、
弊派の保有する専用闘技場につきましては、
運用面において弊派の人材に依存する物の為、
原則、他派への貸与自体が不可能となっており、
人材単位の貸与も原則は受け付けておりません。

闘技の盛り立てに貢献しようという申し出に
応えられず派閥一同忸怩たる思いでは御座いますが、
何卒、ご理解をいただけましたら幸いです。

末文ながら貴派の益々のご発展と進歩を
心よりお祈り申し上げます。

アリーナ 実況解説担当
桜島明人

209漣 世未美『パナケイア』:2021/07/13(火) 21:34:10
>>201

「ドブ浚いっちゅーのは誰かがせなあかん事や。
 ウチはね、それをやる人間の事は尊敬しとります。
 ……それしか出来んくて堕ちた輩やとしてもな。
 けど、溜まっとるヘドロやら住んどる虫やらは、
 ただただ汚いだけ。だぁれも触りたいとは思わん」

         カタカタカタカタ
 
「つまり、ドブ浚いの人にタオルは貸したりたい!
 やけど……そこでエエ生地のタオル貸したって、
 汚すけど後で洗って返します〜って言われても、
 そのタオルは二度と顔拭くのに使えんくなる。
 せっかくフカフカやったのに、台無しになる。
 やから、そういう人に貸したってええのは、
 もう二度と返って来ていらんもんだけやし、
 もっとええのは、『貸す』んやなくって――――」

----------------------------------------------
件名:
闘技場レンタルについての回答

本文:
大変お世話になっております。漣です。
レンタルの申し出、誠にありがとうございます。
残念ながら申し出にお応えは出来ませんが、
最中様に、一つ耳寄りな御提案がございます。

最中様であればご存知の事かもしれませんが、
現在、漣派は闘技用施設を複数保有しており、
その多くは提携各派に貸与中となるのですが、
内一つについて、現状では使用のアテが無く、
有り体に言えば持て余している状態でございます。

もし良ければ詳しいお話をさせていただきたいので、
最中様のご都合がよろしい時にでも、当派事務所まで
ご足労いただけましたら幸いでございます。

漣派代表
漣 世未美

----------------------------------------------

210溝口最中『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/13(火) 22:35:40
>>206

新たな承諾に小躍りし、肘をぶつけて我に返った最中は送信者の名を改めて見て一瞬、『罠』を疑う。
『ステュアート派』の『ナイトシェイド』といえば、その人柄は有名だ。
決して、闘技の場で言葉多くに主張をすることはないが、戦い方を見れば解る。

――ウチの連中といっちばん相性が良くないタイプ。

噂では、自警活動まがいの事までしていたらしい相手である。
『派閥』の女性闘技者相手ならば、事故死の『前科持ち』の上、『タダヒト』派を初めとした他派閥――特に、『フーヴィアン派』からの制裁リスクそのものである、『ラーチ・クイーン』に始まるキワモノ共を除けば少々の嫌悪で終わるかもしれないが、『男性登録選手』……『インダルジェンス』以外のほぼ全員が……特に、『ヤミー』などと顔合わせなど起ころうものなら。

思わず頭を抱える最中であったが、背に腹は代えられない。
昔、聞いた言葉がある――オムレツを作るには、卵を割らねばならないのだ。

試合内容の把握というのが『粛清対象の能力把握』の為である可能性も十二分にあるのだが……それでも、試合場は必要なのだ。異能の上に、明瞭なる精神の異形を抱えた怪物達の戦場が。
血と悪逆に飢えた客達が、金を落とす場所が……
それに、最中個人としては、知らない所で死んでいてくれた方が嬉しい選手もいる。人気はあるがリスクまみれな『ラーチ・クイーン』とか、『ラーチ・クイーン』とか。
出来たら『ナイトシェイド』と潰し合って死んでくれたら嬉しい、『吸血鬼』と『吸血蛭』……血塗れの戦いになるだろう。
いや、『ラーチ・クイーン』が『ナイトシェイド』を殺したら責任問題だ。最中は妄想を振り払った。
『映写機』の詳細は解らないが、それが『記録』に纏わるものであれば、最中にとっての『天敵』足り得る能力。単純に派閥の質でも勝てないのだから、揉めたら潰される。

最中は、ひとまず全ての危惧が自分の妄想である事を天上の神に祈りながら、形式的ではあるが、『ステュアート派』への感謝を込めた文面を『ステュアート派』へと返した……

(ありがとうございます。機会がある時にお借りします!)

211溝口最中「『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/13(火) 22:38:00
>>207

纏めて返信しようと思い立っていた最中は、最終添削を行っていた時、『タクミ』の能力の噂に思い返し、己の愚かさを呪った。
何がすべての利益だ。いくらなんでも、そこまでの所業をしてくるはずもない……されるだけの心当たりは常に持っている最中であったが、気にしていたら返信も出来ない。

今だけはそれを忘れることにした。

よって、最終文面はこの様になる。

「ご承諾、ありがとうございます」

「『スタッフの安全』『戦闘における全責任』、『闘技場における全利益』、全て、派閥の長として『確約』いたします」

「当然の話ですが『ギミック』を選手が要求した場合、『手間賃』は別途に払わせて頂きます」

「では、『次回』のゲストが決まり次第、また連絡いたします。重ねまして、ありがとうございます」



(こちらこそ、過去の文面を確認せずに申し訳ありません。改めてですが、ありがとうございます!)

212溝口最中『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/13(火) 22:41:50
>>208
>>209


――そして、桜島派である。
なんともまぁ、実に、実に格式張った――お断りだ。
無理もないが、新機軸を求めているのだから……ウチと組んでも……惨めたらしい思いに囚われる最中であったが、既存客全員が逃げ出しかねない新機軸を『自殺』と呼ぶことは理解できる。
場を借りる以上は、客同士、スタッフ同士の交流も起こる。万一の事を考えると、最中の胃がしくしくと泣く。

ひとまず胃の痛みを一時的に忘れた最中は、送られてきた文章と負けず劣らずに丁寧で整った返礼を返す。


ついで送られてきたのは、『クソ眼鏡』(漣)の派閥からの文面である。
送り相手を見た時、最中の心臓は止まった。最も返信を期待していない相手であり、もっとも恐ろしい相手だからだ。
『タダヒト』が『アリーナ』の『最強』――少なくとも、そう呼ぶに値する存在であるとするならば、『クソ眼鏡』は『最悪』である。眼鏡の内側には、毒蛇の瞳が収まっている。
何だ! なにか弱みでも握られたか! まさか、『絵』か? 『地下墓地』で写真集を作ろうとしていることがバレたか!?
……如月を噛ませた覚えはなかったが、身内の裏切りの可能性が否定できないのが最中にとって頭痛を生む。すぐに忘れた。


そして、落ち着いて文面を見ると嫌な予感しかしない。
予測できるのは、『施設買取』。
しかし、最中の派閥には明らかに『種銭』がない、代わりに何を要求されるか……北落でも買い取られるか……それをされたら治療係が……

深呼吸した最中は、千載一遇の機会であることは間違いないとした上で、ひとまず『クソ眼鏡』に了承の返事を練り込んで返す。“いずれ伺う”というメッセージを込めて。

そして、『種銭』を思うと、考えなければならないのが、やはり『絵』である。
あれは、間違いなく大金を生む――『カーバンクル』の噂が正しければ、それには劣ろうが……それなりの『利益』は生み出す。
問題は……『誰か』を送り込まなければならないのだ。


――スタンド使いが逃げ込んだ、絵の中に。



(二派閥の絡み、ありがとうございます! 必ず伺います!)

213溝口最中『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/13(火) 22:43:24

一通りの返信を終えた最中は、自分が忘れた事実の数々を確認し――重苦しい溜息を吐く。
思い出した最中は、反動に呻きながら突っ伏したのであった。

214鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/07/16(金) 20:38:32
>『タダヒト』さん

スマホから電話をかけ、通話を試みる。
電話に出られないようなら(リアル時間三日経過)、留守電を残しておくとしよう。

215溝口最中『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/18(日) 19:26:11



注、下記文章はあくまでも意訳であり要約である。
「実際の」文章は堅苦しいまでに形式的であるはずで、長いはずだ。
それを念頭の上、ご覧頂きたい。これは、『ステュアート派』送られたメールだ。。


「ワタクシ、溝口最中でございます」

「先日のご承諾、ありがとうございました。次回の選手に目星が付きましたので、『次回』はそちらの『闘技場』をお借りいたします」

「そこで申し訳ないのですが、ワタクシ達が使用可能な『闘技場』の『基礎図面』と、『場所』を教えていただけないでしょうか?」


(メタ意訳。)


(ステュアート派のアリーナはアリーナの『テンプレ図面』を使いまわしても問題ないでしょうか? 特別な形状をしていたりはしませんか?)

(設定上の場所は? これは特別設定していなければ返答無しでいいです)

(お手すきのときにでも、ご返答お願いします)


そして、これは『タクミ派』に送られたメールだ。


「ワタクシ、溝口最中でございます」

「申し訳ありませんが、急遽、予定していたゲストの予定が変わってしまい、次回の興行でそちらの会場を使用する事ができなくなりました」

「誠に申し訳ありません。次次回は、チケット完売間違い無しの『特別試合』を予定しております。そちらにも莫大な『利益』が発生すること、保証いたします」


(メタ意訳)

(予定変更です。申し訳ありません。次次回は必ずやマグ・メルのギミックをお借りすることになるかと思います)

216紅儚『ナイトシェイド』:2021/07/19(月) 06:29:52
>>215

『ステュアート派』の『紅儚』は、
『正義感が強い』上に『思い込みが激しい』。
ゆえに『暴走』しやすく、
スタンドを使った『連続傷害事件』を引き起こした。
だが、その文面は至って冷静かつ丁寧だ。
『最中派』の内情を知らないのかもしれないし、
『仕事』として割り切っているのかもしれない。
少なくとも、返ってきたメールの内容からは、
何かを隠しているような雰囲気は読み取れなかった。

―――――――――――――――――――――――――

拝啓 溝口最中様

承知致しました。
先に申し上げました通り、
当派閥の『闘技場』はご自由にお使い下さい。
なお、『試合』の前に、
派閥間の『ご挨拶』をさせて頂きたいと考えております。
その際に『闘技場』へご案内させて頂きたいというのが、
『代表』の意向です。
恐縮ながら、下記に示す場所を、
『待ち合わせ場所』に指定させて頂きたく思います。

(『Priceless』という『店名』と『住所』が記載されている
 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/226)

こちらにおいで頂き、
主人に『ブラック・ダイヤモンド』をご注文下さい。
それが『代表』と話すための『合図』です。
溝口様との『顔合わせ』を心よりお待ち致しております。

敬具

217溝口最中『マリー・ザ・ナイト』:2021/07/19(月) 07:57:27
>>216

「ひぃっ」

その文面を見た時溝口最中は悲鳴を上げた。暗殺か、ついに暗殺か!?
ひとまず恐怖を忘れて冷静さを取り戻した最中は、落ち着いて考える。
向こうが呼び出してまで自分を殺す必要など無い、『マリー・ザ・ナイト』は強力なスタンドだが、『暗殺』には弱い。
呼び出すという事は、何らかの意図があるという事……思いつくものは幾つかあるが、しかし、すべてがろくでもない。

深呼吸をした最中は、覚悟を決めた。虎穴に入らずんば虎子を得ずである。

最中は、即座に了承の意を返信した……

218『タクミ派』:2021/07/19(月) 11:56:43
>>215

送られて来た『メール』を確認し、タクミは苦々しい笑みを浮かべる
そして、すぐ近くにいたスミスにモニターの画面を見せた

「チケット完売間違い無しの『特別試合』とは、随分と大口を叩くものじゃねぇか
 連中のやり口を考えると、大方ろくでもないものだとは思うが・・・・」

「いいんスか? このまま連中と絡み続けると、うちまで目を付けられるかもしれませんよ?」

不安の声をあげるスミスの言葉を聞き、視線を合わせた

「これは俺の『勘』だが・・・・ 『利益』は上がる、恐らくな
 それも今回だけじゃない、連中と提携する事で今までに得られなかった『パイ』を食える可能性は高い
 ろくでもねぇカスみたいな『仕事』だけじゃなく、『大物』に行きつくチャンスも増えるはずだ」

「ま、期待して待つことにするさ」

そう言うと、パソコンのモニターに向かい合い、キーの打ち込みを始める
『了承』を意味する言葉を打ち込むと、溝口最中のアドレスに向けて送信した

(PL:了解いたしました 期待して待っております)

219タダヒト『スパイロ・ジャイラ』:2021/07/19(月) 22:53:44
>>214(夕立)

     プルルルルル

             プルルルル――――


     ブッ


    「お疲れ様」


『タダヒト』が通話に応じる。

220鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/07/20(火) 01:07:11
>>219

「こんばんは、『タダヒト』さん。夜分遅くにすみません」

「一つ、お訊ねしたいことがあります。『赤月 保(あかつき たもつ)』…という名前をどこかで聞いた事はありませんか?」

その次に、『タダヒト』さんがどんな反応を示すかを、注意深く耳を傾けよう。
ウソをついているかどうかなど、それで容易く分かれば苦労はしない。だが、やれるだけやってみよう。

221タダヒト『スパイロ・ジャイラ』:2021/07/20(火) 23:55:24
>>220(夕立)
「『赤月保』、耳にするのは久しぶりだ。
 だが、既に終わった話だ。君が深堀する一件ではない」

『タダヒト』はにべもなく、子細な言及をさせる。
気まずさや疚しさを連想させる色はなく、事務的な口振りだ。


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