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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

1名無しは星を見ていたい:2016/01/31(日) 23:55:26
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

929夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/07/30(月) 00:33:11
>>927
>>928

「――いちにちまえ??」

これは予想外だ。
もっとずっと前から、ここにいたのかと思ってた。
まさか、自分達とほとんど変わらないタイミングで来ていたとは……。
これじゃあアオキのことを聞いても大した情報は得られないかもしれない。
まぁ、いちおうきくんだけど。

「『シンショウヒツバツ』??また『あんごう』かー。
 さいきん、はやってんの??」

子供達を見守りつつ、サトリの手際を眺める。
彼女の手腕に任せた以上、こちらから特に言うことはない。
せきにんをもってあじみはするけどな!!

「『シナモン』??うんうん、へーきへーき。
 だいじょうぶっていうか、どっちかというとスキなほうだし。
 えんりょせずいれていいよ〜〜〜」

聞かれてもいないのに、どさくさに紛れて一緒に答えた。
このまま順調に進めば『焼きバナナ』で決まりそうだ。
それを思い、心の中で密かにほくそ笑んだ。
じつは――わたしの『こうぶつ』なのだ!!
さくせんせいこう!!フハハハハ!!

930天雨 サトリ『10cc』:2018/07/30(月) 01:16:40
>>928(GM)
>>929(夢見ヶ崎)

「えっ…………」

(恐らくは『親元に何か事情があった時』だけここに泊まりに来ているのかしら?
 …………よく考えれば『まつり』さんの家が伝統ある『名家』という時点で、
 外部に娘を全て任せているはずありませんわね。つまり、ここは『託児施設』か)

     (……だとすれば方針を変えた方が良い気がしますわね)

「昨日……それより前に、こちらに来たことはございまして?
 アオキさんも含めて、この場所には慣れたようですもの……」

ここも『園』なので、園児と言う言葉の意味を捉え間違えていた。
ここで育っているなら別だが、普通に幼稚園で育っていて、
普通に普段は家に帰っているなら過度な『教育』は不要だろう。
彼女らには彼女らの先生がいて、それぞれの人生があるのだから。

「暗号ではなく――――いえ、『褒める』『叱る』をしっかりやる。
 つまりはそういう事ですわ。褒めるというよりは『報酬』かしらね?
 そして、流行っているというよりは『流行るべき』システムと言えるでしょう」

それとも『スタンド使いとしての教育』をすべきなのだろうか?
しかし、夢見ヶ崎は知らないが自分はその分野では『若輩者』だ。

「では、シナモンはしっかり使わせていただきますわね。
 無くたっていいけれど、味の深みが全然違いますもの……ああ!
 一応、少しだけ使っていないものも作らせていただきますから、
 もし苦手ならカンナはそれをお食べなさい。甘くて美味しいですわよ」

               ガサッ

とりあえず今は焼きバナナを作ってしまう事にしよう。
宣言通り、シナモンを掛けないものもいくつか焼いておくことにする。

931 『ペイズリー・ハウス』:2018/07/30(月) 19:13:07
>>929-930(ALL)

カンナ まつりの説明から、三人とも『託児所』的に
この幼稚園に酷似した大き目の施設で過ごしてる事が明らかになった。
 そうなると、この施設全体の規模が大きめで完全に幼稚園そのものの
模様である事も少し不思議ではある。元々、幼稚園だったが立地条件など
問題点があり、今は特定の相手の預かりとして使用してる線もあるが。


>それより前に、こちらに来たことはございまして?

カンナ「うち、3回!」

まつり「わたくしは4回ほど。アオキさんは殆ど自分のことを
話さないですけど、手慣れてますし何度か来たことあるのでは?
 くぬぎさんは、解りませんわ。昨日来たときはソワソワして
あちこち一人で歩いてた気もしますけど」

 まつりは、この施設の常連に近く。カンナも同じほど
アオキは不明だが、歳も上でか施設内に詳しそう。
くぬぎは、初心者近い事が話からわかった。

   ジュワァァッ

 焼きバナナが完成する。複数シナモン入り、他はなし

 カンナ「おー! 良い香りっ」

 まつり「紅茶が欲しくなりますわねー」

 二人共、その出来栄えを頷いて天雨を賞賛している。

932夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/07/30(月) 22:46:12
>>930
>>931

「へー」

何度か来たことがあるなら、情報を聞き出せる期待は残る。
どうやら初めて来たらしいくぬぎも、そこそこ話してくれたのだ。
まつりとカンナからは、より実入りのある情報が聞けるかもしれない。

「じゃあ、はやらせようぜ!!その『シンシュウミツバチ』ってやつ。
 ことしのりゅうこうごたいしょうにスイセンしよう!!」

勢い任せの冗談を言いながら、頭の中では他のことを考えていた。
まさか一時的に預かるだけの場所だったとは。
あのヒト、そこらへんのコトなんもせつめいしないんだもんな〜〜〜。

いままで『ほぼさん』のつもりでやってきたけど、
あんまりハリキリすぎないほうがいいか??
でも、いきなりタイオウかえるのもつめたいしなー。
まぁ、そこらへんは『アドリブ』でやってけばいいでしょ。

「よし!!まず、わたしが『あじみ』をしてあげよう!!
 『せきにん』をもって!!」

「そう――『せきにん』をもって!!」

     ムシャッ

『責任』を強調しつつ、フォークを手にしてズイと前に出て、
シナモン掛け焼きバナナを口に運ぶ。
豪快に食べたいところだけど、自重して端の方を切り取って食べよう。
――さて、おあじは??

933天雨 サトリ『10cc』:2018/07/30(月) 23:43:31
>>931(GM)
>>932(夢見ヶ崎)

「そう――――3、4回ですのね。
 どうりで、お慣れになっていますわ」

(つまりまつりさんはアオキさんとここでは初対面。
 ……よそで以前に会ったことがないのだとすれば、
 新しい情報元としてはあまり、期待できませんわね)

以前からの知り合いなら違和感がある言い方だ。
とはいえ一日分でも自分より長くここにいるなら、
何か聞けることはあるだろう。当たり障りのない趣味とか。

「流行語とか、そういう流行りでもないのだけれど……
 いえ、まずは大衆に知らしめることこそ重要かしらね」

真面目な顔で言っているが、ほぼ冗談のつもりだ。

「ふふ……ざっと、こんなところかしら」

焼きバナナの出来栄えは自信あり。

「ああそうですわ、どうせですもの……
 さっきの紅茶の残りを飲んでしまいましょう。
 三時のおやつが和風なら、あまり合いませんし」

    「味見は一つだけでしてよユメミガサキさん。
     ……それで、いかがかしら? お味の方は」

さて、それが終わったらすぐにくぬぎのもとに持って帰ろう。
調理に時間がかかる物ではなかったが、やや待たせているし。

934『ペイズリー・ハウス』:2018/07/31(火) 20:42:22
>>932-933(ALL)

この施設が、託児所として使用されており。園児三人とも
一時的に、この施設に遊んで過ごしている事に対して説明不足も
あってか少々色々な思いが過る。
 それでも、この子達は特殊な力をもっていて日常生活では他の子に
色々と気遣う部分もあるだろうし、力を思う存分に開放しても誰も
注意しないでいられる平穏な場所も必要だろう。そういった意味で
彼女たち三人、いや四人が短い間とはいえ楽しく過ごせるように
二人が手伝う事は、とっても大事な仕事だ。

夢見ヶ崎はシナモン入り焼きバナナを味見する。
 脳内を駆け抜ける甘味 口の中を、焼いたバナナの芳香とシナモンの
ハーモニーが……とかの料理バトル漫画的な描写が行われたかともかく
皆で食べられる味な事は太鼓判を押そう。

天雨も、さきほどピザを食べる時に使ったミルクティーを間食の
飲み物にして、四人は遊戯室に戻る。

 「……」 カキカキ

くぬぎは、量も量で少量だった為すでに食べ終えていた。遊戯室に
備えている使い終わったらしい除菌ティッシュを食べ終えた皿と共に
テーブルの端に置いていて。クレヨンで画用紙に何かお描きをしてるようだ。

 「……ぁ  ぉか……えり」

 戻って来た四人に、ぼそぼそと呟く。

935夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/07/31(火) 22:18:45
>>933
>>934

「――うめえ!!」

シンプルかつストレートに、一言で今の感想を表現した。
本当なら、もっと詳しく分析したいところだったが、
今は『超味覚』を使っていない。
本体自身の味覚だけで言うなら、大体こんな感じになるというワケだ。

だけど、みよ!!このまばゆいばかりの『スマイル』を!!
くちさきだけの『コトバ』であらわすよりも、
はるかに『ゆうべん』にものがたっているではないか!!
ところで、『ゆうべん』ってなに??

「ただいま!!おいしいものもってきたよー。
 なんと!!サトリちゃんとくせいの『やきバナナ』のとうじょうです!!
 ジャジャン!!」

「あと、サトリちゃん――くぬぎちゃんのコトはまかすから」

くぬぎに元気よく答えた後で、サトリの後ろに回って小声で伝える。
ここからは選手交代した方がいいだろう。
くぬぎの相手はサトリに一任し、
自分はまつりとカンナの相手に専念するつもりだ。

「そんじゃ、たべよー。
 たべたら、みんなでおかたづけしようねー」

行く前にも言ったセリフだが、忘れられていても困る。
念のために、もう一度だけ言っておこう。
この状況で最も注意すべきはカンナだ。
また彼女が全部食べてしまわないように、皿からは目を離さない。
ついでに、ゴミとか片付けるべきものをチェックして、
速やかに後片付けできるようにしておきたい。

936天雨 サトリ『10cc』:2018/08/01(水) 02:17:42
>>934(GM)
>>935(夢見ヶ崎)

「あら、あら、あら……! それはよろしくってよ」

「それだけ美味しいなら、問題ございませんわね。
 それじゃあさっそく部屋に持って帰りましょう、
 きっとくぬぎさんが今か今かと待ちわびていますわ」

          フッ

眩い笑みの夢見ヶ崎を見て、勝ち誇りの笑み。
俗な言い方ではあるがいわゆる『どや顔』という物だ。
己の家業はパティシエールの分野ではないとはいえ、
近い分野で他人を喜ばせられた自分の才には笑顔も出る。

「……カンナとまつりさんはお任せしますわよ」

夢見ヶ崎の言葉に同じく小さな声で返し、頷く。

「さて! お待たせいたしましたわね、くぬぎさん。
 ただいまご紹介にあがりましたけれど、『焼きバナナ』のお時間ですわ。
 ところで――――くぬぎさん、『シナモン』はお好きかしら?
 焼きバナナなのだけれど、振っていないのと振っているのがありますの」

代名詞は使わず、名前を呼びかける。
意味があるかは人次第だが『名前呼び』は親近感に繋がりやすい。

まつりとカンナの事は任せたので、今は意識から外している。分担するなら、しっかりとだ。

937『ペイズリー・ハウス』:2018/08/01(水) 23:41:12
>>935-936(ALL)

夢見ヶ崎は、特にカンナに対し意識を配りつつ、くぬぎの相手は
天雨へと任せる。不公平にならないように、全員と交流出来る
ようにするのは後々役立つ事だろう。

 天雨は自信作の焼きバナナを、くぬぎの前に差し出しつつ聞く。

>『シナモン』はお好きかしら?

 「……ぇ……と。よく……わかんない」

余り焼きバナナ自体、食べた事がないのだろう。
一切れ、ゆっくりと咀嚼して味わって。

 「……美味し……ぃ。ありが……とう」

 そう、微かにだが顔を綻ばせて お礼を告げた。
天雨と夢見ヶ崎の作戦は、ひとまず成功したと言えるだろう。

 
カンナ「さーて 鬼ごっこもしたし 飯も食ったし
次はなにしよっかなー?」

まつり「あぶない事は止めるようにと言われましたしねー」

カンナ「じゃあ 裏の森にでもいってみる? おやつ食ってから」

まつり「それは良いですわねぇー」

 天雨とくぬぎが、仲を深めてる間に。園児二人は
裏手の木々が生い茂ってる場所に行く計画を立てる。

地理は、この二人が詳しいかも知れないが。子供二人で行かせるのは
無茶ではある。行くのを制止するのしろ、同行するにしても
アオキが誰かが一緒に付いていくべきだろう。

938夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/02(木) 01:03:00
>>936
>>937

(うんうん、リアクションはじょうじょうだ。よしよし)

チラリと横目で見て、くぬぎの反応を確認する。
あとのことはサトリに託そう。
こっちの二人が、また何かしようとしている様子だ。

「おっ、いいねぇ〜〜〜。さんにんでいこうぜ!!」

      チラッ

さりげなく二人の会話に交ざって同行を宣言しつつサトリに目で合図する。
くぬぎをサトリに任せた以上、ここは自分が対応するべきだ。
もし見失ったとしても、『位置』は分かる。

(――ただし、おかたづけがおわったあとでね)

そして、みんなが食べ終わった段階で後片付けを始めよう。
自分が片付ける姿を見せることで、
先程の言葉を子供達に思い出させるのだ。
こういうのを何回も口に出して言うのは嫌われる。
だからこそ、言葉ではなく行動で示す。
子供達が、自分から自然と動いてくれるような状況を作り出す。

それも終われば二人は森へ行くのだろうから、自分もついていこう。
この施設の周辺を知っておくという目的もある。
森に着いた時は、二人の様子を見ながら現地の状況も頭に入れておこう。

939天雨 サトリ『10cc』:2018/08/02(木) 02:52:51
>>937(GM)
>>938(夢見ヶ崎)

「ああ良かったですわ……どういたしまして。
 貴女方を喜ばせてあげられるのが何よりですもの」

          フフ

「また、今日なり明日なり――――お菓子を作らせていただきますわ。
 もし次のもお口に合いそうなら、その時はまた召し上がってちょうだいね」

まだ『アオキも巻き込みます』とは言わない。
くぬぎを加担させるのはハードルが高いし、
あまり『なんでも計画済み』と誤解されたくはない。

・・・まだ考えが及んでいない部分も多いわけだし。

(森……ユメミガサキさんにだけ任せていいのかしら。
 まあ、無理にくぬぎさんを連れて行くこともないですわね、
 森歩きは体力を使いますし、今日はもう運動はしたのだし)

「くぬぎさん、私達は『この後』どうしましょう?
 一緒に何か――――部屋の中での遊びでも?
 それとも、私たちもお外へ出かけましょうかしら。
 まだ天気がよさそうですもの、森林浴も良いでしょう」

        「私は文武両道なのでなんでもオッケーでしてよ」

                  「何もしない、でも」

くぬぎを縛る気はないので、一緒に森に行く選択肢も与えておく。
何もしないつもりは流石に無いが、くぬぎがそうしたいならそれでもいい。
実際にはお喋りの時間を確保できるし、この施設の背景に迫れそうだ。

まあ、とりあえずは片づけをしてからだし、その間に自分でも考えておくけど。
全員がちゃんと食べ終わってから、率先して片付けに動く。子供達の片付ける分は残して。

940『ペイズリー・ハウス』:2018/08/02(木) 20:43:02
>>938(夢見ヶ崎PC)

カンナ「裏の森には、少し広めの川があるんだ! 泳ごっ!」

まつり「その前にゴミ捨てですわっ」

どうやら、小川が存在するようだ。カンナが率先として泳ぎに誘う
水着が用意してる場所は少々不明だ。普通ならロッカーにあるだろうし
『事務室』が可能性が高い

>>939(天雨PC)

 くぬぎに対し、貴方は微笑みつつ声をかける。
少女は、ボソボソと小声ながらも 楽しみにしてる と言う
内容の発言をした。好感触は得たようだ

 「外……行く」

 最初は、殆ど自分の意思を示さなかったが。鬼ごっこから
おやつの時間まで、気にかけてきた事は無駄ではない。
 くぬぎも、段々と自己主張が出来るようになってきた。



 三人とも、各自で自分が使った容器なりゴミ袋へ入れる。
最後に近くにある洗面台で手を洗って一緒にごちそうさまをした。

カンナ「そんじゃー 出発だ! 大冒険が待ってるぞ!」

まつり「虫よけスプレーが欲しいですわねぇ」

くぬぎ「……ん ぼう……けん」

 三人とも、日除けの園に置いてある帽子を被り外に出る用意は出来た。
あとは、出掛ける旨を。もう一人に伝えるべきだろう。
 もしかすれば、気が向いて一緒に森林浴に行く可能性もある。

941夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/03(金) 00:32:41
>>939
>>940

「よし!!じゃあ、よにんでしゅっぱつだ!!」

そういう流れになったっぽいので、そういうことで。
別に泳がなくても、水に入るだけなら裾を持ち上げるだけで済む。
小さい子供が泳ぐくらいだから、そう深いわけもないだろうし。

(でも、まぁいちおうみとくか。どうせアオキもそこだろうし)

「だけど、しゅっぱつのまえに――
 ちゃんといってきますっていわなきゃね!!」

「ほら、みんないこ!!」

三人を促して事務室に向かいたい。
別に一人で行ってもいいが、こういうのは子供の口から言った方がいい。
こちら側の数が多ければ、
それだけアオキを引っ張り込みやすかろうという狙いもある。

「これから、みんなでもりのほうにいってくる!!」

到着したら、まずアオキに伝えておく。
そして、水着がありそうなロッカーを探す。
見つけたら、中を調べてみよう。
なくても別に困らないけど、あったらあったで使ってもいい。
イケてるやつがいいな!!

942天雨 サトリ『10cc』:2018/08/03(金) 00:55:56
>>940(GM)
>>941(夢見ヶ崎)

「お外ですわね、それじゃあ片付けたらお準備しましょう」

(四人――――私は『残るべき』という事かしら。
 それとも自分を数に数え間違えただけか、
 ユメミガサキさんくらい思慮深いと難しいですわね)

施設にアオキ一人を残すのもどうかと思うが、
仕事内容には反していないし、別に遠出でもない。
反応にもよるが、少なくとも挨拶には全員で行こう。

「用が出来たので早速お邪魔いたしますわよ。
 虫除けスプレーの備蓄は御座いますかしら?」

この季節の森だ。真剣に欲しい。

「それと――――」

「何か森歩きで気を付けた方が良い事は御座いまして?」

            「虫とか、動物とか、地形とか。
              あるいは、逆にお勧めの散歩道とか」

熊やイノシシがいる、なんてことはまずないだろうが、
蜂が巣を作ってるとかそれくらいでも十分危険なのだ。
アオキが知らないなら別にそれは仕方ないので気にしない。

言外に森林浴に誘っているのだが、断る余地は与えておこう。

943『ペイズリー・ハウス』:2018/08/03(金) 22:32:29
>>941-942(ALL)

『しゅっぱつだー!』

夢見ヶ崎は四人で出発進行と声をかける! この場合、天雨を含め園児達の
数字を指して自分を除外したと考えるのが天雨の疑問の回答になるだろう。
 三人も(くぬぎは小声だが)元気に応答して事務室に入る。
アオキはパソコンから軽く目線をずらし、薄い表情で貴方たちに視線を
向ける。暇そうではあるが、特別に介入もしなさそうな雰囲気だ。
夢見ヶ崎は元気に森へ行くと告げる。
天雨は虫よけスプレー及び、地形や危険な野生動物や昆虫について聞く。

「……ぁ? あー、森ね。気を付けて行ってきてね」

直接的に勧誘した訳でないからか、アオキは五人で森林浴に行くと
判断したようだ。誘ったら行く気になるかは……また、そこは
心の機微であり何かあちらにもメリットがあれば行くだろう。

夢見ヶ崎が開けたロッカーには、最新式のビキニの水着が!!
……ある筈もない。子供用の水着は収納されてる。
その仕草に、少し怪訝そうにアオキは声をかける。

「なに、あっちの三人はともかく。そっちも泳ぎたいの? 
濡れてもいい短パンは、端のロッカーにあるけど。本格的に
泳ぎたいとかなら、注文するしかないんじゃない?」

 園児達が泳ぐ服は存在するが、大人用の水着は置いてないようだ。
水遊びする時の為に備えている、保育士用の作業着になる短パンや
シャツなどはあるようだが、それで泳ぐのは微妙な気分になるかも。


>森歩きで気を付けた方が良い事は御座いまして?

「確か、小川があるんだけど。その奥となると、蜂の巣があったかな……
川まで良く歩く人もいるし、ある程度 そこまで道は均してる筈
 熊は出ないけど、キツネを偶に見かけるみたい。まぁ あっちも
用心深いし、こっちから触ろうとしなきゃ近寄らないよ」

これから少し泳ごうとする川の奥、そこに蜂の巣はあるようだ。
キツネに対しても、少し警戒はしておくべきだろう。

アオキは、説明を終えると引き出しから虫よけスプレーを二本取り出し
天雨の近くの机に置いた。

944夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/03(金) 23:44:35
>>942
>>943

「……『ごにん』でいこうぜ!!」

だれか、いま『よにんで』っていった??
だれだろーなぁ〜〜〜??
すくなくとも、わたしじゃないぞ??

「まっさか〜〜〜。ちょっとかくにんしただけ」

そりゃそーだよな!!
しってるさ、んなこたぁ!!
いちおーだよ、イチオー!!

「サンキュー、じゃあいってこよう!!」

「そのまえに――はい!!うごかないで!!」

   プシュー 
         プシュー

虫除けスプレーを一本取って、事務室を出よう。
それから、まつりとカンナに虫除けをしておく。
森に着いた後だと、すぐに走り出してしまうことも考えられる。

945天雨 サトリ『10cc』:2018/08/04(土) 00:30:44
>>943(GM)
>>944(夢見ヶ崎)

(言外では向こうから乗ってくる事はない、か。
 まあ当たり前と言えば当たり前だけれど、
 今口に出して無理に誘っても仕方ありませんわね)

くぬぎについても考えていた事だが、
森歩きはそこそこ体力を使う事だ。

行きたくもないのに無理に連れ出す気はない。
連れ出して向こうに何か得があればいいのだが、
彼女の好むものが分からない今、それも分からない。

「ハチの巣は特に気をつけますわ。
 教えてくださってありがとうございまし」

(川までよく歩く人? ……普段いるスタッフかしら?
 それとも近隣の住民とか? 今は関係ないかしらね)

     (狐は……カンナの動向には気をつけましょう)

と、机に置かれたスプレーに気づく。

「あら! 二本もあれば間に合いそうですわね。
 重ねて礼を言わせていただきますわ、ありがとう。
 ……さあ、くぬぎさん。出る前に虫除けをしますわよ」

           プシューーーー

部屋にスプレーの匂いが籠らないよう、
入り口に近い所か、廊下に出てから振りかける。

「それじゃあ行きましょうか、皆」

「行ってまいりますわ、アオキさん」

それから、自分にもだ。露出が少ない恰好だが、
首や手指には欠かせない。蚊にやられて痒くなると嫌な部位だ。

そういえば今は何時だろうか? おやつ作成の都合、その前には帰りたいが。

946『ペイズリー・ハウス』:2018/08/04(土) 22:22:07
>>943-944(ALL)

「それじゃあ気を付けて」

アオキの素っ気ない見送りの言葉を受けつつ五人は外に出る。
嵐は明日。本日は、それを感じさせない暑い快晴だ。

時刻は大体、お昼の二時になる手前。おやつが三時だとすれば
まだ一時間は優にあるので、散歩するには十分だ。

カンナ「今日は暑いから目いっぱい泳ぐぞー!」

まつり「私は綺麗な石を見つけたいですわっ。
ガーネットなどあるかも知れませんもの」

 虫よけスプレーを、目をぎゅっと瞑りつつ浴びた三人は。
水着を各自ロッカーから持参して、他にも小さめのバックを提げたり
日除けの帽子を被り、森を意気揚々と歩く。

 虫よけスプレーもした為、幾らか飛び交っている蠅なり見かけるも
刺される心配は今のところない。

 『川だー!』

 歩いて数分して、小川が見えた。大体幅が4〜5mで三人の子供達で
膝より少し上に浸かるぐらいの深さだ。
 更に下流に行けば、泳ぐぐらいの深さにはなるだろう。

  
 ――カサカサ……

 三人が、楽しく水を掛け合おうとしてる奥の茂みで物音がする……。

947夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/05(日) 01:03:10
>>945
>>946

「――んん??」

たしか『なんかでるかも』とかいってたっけ??
ひとりはこどもたちをみて、
もうひとりはまわりにちゅういするっていうのもアリか。
とりあえず、いまは『アリス』がちゅういするやくをやろう。

   ドギュンッ

『ドクター・ブラインド』を発現し、出てくるかもしれない何かに備える。
音までの正確な『距離』と『速度』も、これで分かるだろう。
ついでに、近くで『獣の臭い』がするかどうかも確認する。

「……サトリちゃん、みんなはまかしたよ」

今の内に、サトリに一声掛けておく。
彼女には子供達の安全確認を頼もう。
もし茂みから何か出てきたら、『ドクター・ブラインド』で対処する。

948天雨 サトリ『10cc』:2018/08/05(日) 01:26:40
>>946(GM)
>>947(夢見ヶ崎)

「綺麗な小川ですわね。自然が豊かで何より」

散歩には実に適しているコースだ。
溺れるような深さでも無いのも、良い。
明日以降『台風』になるならそこは心配だが。

「下流に行き過ぎると深くなりますから、
 三人とも、そこは気を付けてくださいまし」

すぐに川に入ったらしい三人に注意はしておく。
勿論口だけではなく、すぐ止めに入れる位置に待機。
下流方向と子供達の間を遮る様な位置なら、なおよい。

>              ――カサカサ……

さらに、怪しげな茂みからの物音。
極力表情は変えず、夢見ヶ崎に頷く。

「承りましたわ――――無理はなさらないように」

              ズギュン

『10cc』も発現しておく。念のため、というやつだ。

949『ペイズリー・ハウス』:2018/08/05(日) 17:06:00
>>947-948(ALL)

貴方たち二人はスタンドを発現し、森の茂みから出てくるだろう
何かに対し警戒する。

出てくるのは、話しに出て来た狐か。または、もっと恐ろしい
野生の獣か何かが……。
 距離は六メートル、そして匂いだが……強い『フキ』の香りだ。

  ――がさり

「おんや、なんや水が跳ねる音がさわがしーとおもうたら。
めんこい わらしが五人もおるでねぇか」

 と、出てきたのは割烹着を着て、頭に頭巾をつけた老婆。
腰にフキを提げた袋を持ち、いかにも山菜取りに来たと言う感じの服装だ。

 水浴びしていた子供達も、それに気づくと三人とも
挨拶をする。それに、皺くちゃの目を細めて老婆は挨拶を返す。
どう見ても、地元の人間で一般人だろう。
 
 「園の子かぇ? 今年もめんこい子が来てるんだなあ。
よけりゃあ、フキわけたるよ」

 そう、年長者の貴方達二人に。年齢から少しおぼつかない手で
フキを手渡そうとする。

 老婆は五人を見渡すと、少しだけ口をすぼめ聞いてくる。

 「今年は過ごす子らが少ねーんだな。みんな、他所に行ってるんか?」

……どうやら、この老婆は『ひそひそ星の園』について
多少なり事情を把握している人物のようだ。

950夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/05(日) 19:42:54
>>948
>>949

「おん??」

なーんだ、ふつうのニンゲンかー。
いや、まてよ……。
キツネがヒトをばかしているのかもしれない!!
でも、それだと『ドクター』にひっかからないワケがないし。
やっぱ、ただのニンゲンか??

「あ〜〜〜、ありがとありがと、どもども」

とりあえずフキは受け取ろう。
しかし、スタンドは解除しない。
この老婆とは別に、何かしらの動物が飛び出してくる可能性もある。

「さぁ??
 わたしら、さっききたばっかりだから、よくしらないんだー。ねぇ??」

サトリの方を振り返りつつ、言葉による『パス』を出す。
この老婆からは有益な情報を聞き出せそうだ。
こういうのはサトリの方が向いてそうだし、後は任せる。

951天雨 サトリ『10cc』:2018/08/05(日) 23:38:13
>>949(GM)
>>950(夢見ヶ崎)

知らない人間から食べ物を貰うな、と言うのは常識だが、
こういう『田舎の親切』みたいなのは断りづらいものだ。

「めんこいとは照れますわね、言われ慣れてませんから……
 ああ、お騒がせして申し訳ございませんわ、それに良い蕗まで」

               ペコォー

         「感謝いたしますわ」

深く頭を下げ、蕗を受け取っておく。
都合上『10cc』は解除する事になるが仕方がない。

「ええ、園に泊まらせていただく事になっていますの。
 ……あら、これでもけっこう少ないんですのね?
 私、こういった『お泊まり会』の経験はあまりなくて。
 ええ、それに来たばかりなもので、普段のここを良く知りませんの」

   「もしよければ去年のお話を聞かせていただいてもよろしくて?」

年寄り――――それも自ら話しかけてくるタイプの年寄りは、
話し相手を欲している場合が多い。傾向に過ぎないが賭ける価値はある。

その間の子供の面倒は、夢見ヶ崎が見てくれるか、子供たちも話に混じるか。
どちでもいいが現時点では視線を時々向け、危ない事をしていないか警戒する。

952『ペイズリー・ハウス』:2018/08/08(水) 20:06:00
>>950-951(レス遅れ大変失礼しました)

夢見ヶ崎はスタンドを出しつつ言葉のパスを天雨に。
 天雨は、とりあえず持ち前の超能力如雨露を解除して質疑応答を行う。

皺くちゃの老婆は、ゆっくりと上下に首を振りつつ
『とりあえず飴舐めねぇ』と、子供達に缶ドロップを幾つか渡して
園児達が一礼しつつ舐めてる間に話始める。尚、二人にも飴は渡すだろう

「去年はなぁ、大体15かそこらがおったなあ。そりゃあ沢山よ
男の子も結構多くてなぁ、わたすと じっさん(お父さん)の
田んぼの手伝いもしてくれてのぉ、孫がいっぺんに出来たようで
嬉しかったわぁ」

そう、朗らかに老婆は笑う。

「そんでも、わたしゃあ良くても 暮らしてる子らは親なしだぁ。
みんなして今はいねぇって事は、引き取られたって事んだけど
わけぇのに、不憫なこっとよ」

 ……どうやら、老婆の話を簡潔に纏めると。
『ひそほそ星の園』は『孤児院』として使用されていたようだ。一年前は

「おめぇさんら、園の育ちじゃねーんだべ?
なーんも言わんくても、長い事此処で暮らすと雰囲気でわかんべね。
 親は大事にすたらばいかんよぉ。
わたしゃあ、もーちょい先の家でいっつも田植え以外は暇しとるから。
よけりゃー何時でも来っとけ。餅ぐらいは御馳走すんべ」

もーすぐ じっさんが迎えにくるわぁ。と、老婆は告げてゆっくり
上流のほうへ歩いて行く。暇な時にでも遊びに来なさいと
社交辞令を告げて、その背は遠ざかる。
勿論、老婆の足並みなので何か用事があれば直ぐ辿り着いて質問できる。
 あと、森の常連なので帰り道は心配する事はないだろう

953夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/09(木) 14:23:08
>>951
>>952

(――あ)

飴を渡す老婆の動作に注意を払う暇もなかった。
まぁ、まさか毒入りってワケでもないだろうし。
子供達の様子に変化がないなら、それでいいか。

「ふんふん」

老婆の話を聞いて合点がいった。
元は孤児院だったとすれば、建物の大きさも納得できる。
道理で、人数の割には規模が大きすぎると思った。
元々いた子達がいなくなったが、施設を遊ばせておくのは勿体ない。
だから、今は託児所として使っているのだろう。

「うんうん!!みんな、パパとママはだいじにしようぜ!!
 わたしとおばあちゃんとやくそくだ!!」

(ん〜〜〜??)

しかし、そうなると気になるのはアオキのことだ。
彼女は一体いつからいたのだろうか?
もし、園が孤児院だった頃からいたのなら、彼女は孤児ということになる。

「ねぇねぇ〜〜〜、きょねんのハナシなんだけどさぁ〜〜〜。
 11さいか12さいくらいのオンナノコで〜〜〜、
 ミミに『こういうの』つけてるコいなかった〜〜〜??」

立ち去っていく老婆に向けて、イヤホンのジェスチャーをして見せる。
もし老婆が彼女を見かけていたなら、その時もイヤホンはしていただろう。
この質問で、アオキが一年前にもいたかどうかを特定したいところだ。

(ってなカンジできいてみたけど、どうかな??)

そんな感じの意思を込めたアイコンタクトをサトリに送る。
子供達の様子にも注意しておこう。
不意に姿が見えなくなるということもありうる。

954天雨 サトリ『10cc』:2018/08/09(木) 21:53:26
>>952(GM)
>>953(夢見ヶ崎)

(流石に、『知らない人に物をもらうな』とは言いづらいですわね。
 他ならない私が蕗を受け取った以上『説得力』に欠けてしまうし、
 老婆と子供は『泣き落とし』がある……私が悪者にされかねませんわ。
 それも織り込み済みの行動なら……そんなの防げませんわね、
 そこまで慎重な策を練る理由も分からないし、考えないでおきましょう)

(……『異物混入』を警戒しなくても賞味期限切れの可能性はあるし、
 私はこの場では食べないでおきましょう。リスク回避は必要ですわ)

それより、この老婆には謎がある。

あそこが『孤児院』だったと言うのは話の流れからわかるが、
では今はなぜ、方向性を変えて『託児施設』になったのだろうか。
逆なら分かるが――――孤児たちは引き取り手がいないから院にいたはず。

(なぜ15人近くの孤児たちが、そうも一斉に引き取られたのか。
 孤児院の卒院はたいてい、高校生くらいだと思うけれど……
 話からして去年いた子供たちはまだ『児童』のような年齢。
 ……『託児施設にする必要があった』からか、それとも逆で、
 引き取られたから『託児施設として再利用している』のか……)

            (この話、とても『キナ臭』くってよ)

あるいは、アオキなら――――何かを知っているかもしれない。
その15人の中に混じっていた可能性もある。むしろ濃いだろう。

(……もっとも、謎を解き明かすなんて『探偵』染みた事は仕事ではないけれど。
 下手に藪を突いて蛇が出れば、子供達のお世話にはかえって『悪影響』ですものね)

         (とはいえ……このお婆様に聞く分には問題も無いでしょう)

子供たちにはさっきから視線を向けているので、妙な動きがあればすぐわかる。
夢見ヶ崎のアイコンタクトに頷きを返して、自分からは特に質問はしない。

「髪が茶色い子ですわ。ああいえ、去年は黒だったのかもしれないけれど」

アオキの特徴をもう一つ付け加えるくらいのサポートはしておく。
この環境からして、髪を染めた可能性はそんなにないとは思うが――化粧っけがあった。

955『ペイズリー・ハウス』:2018/08/09(木) 23:11:33
>>953-954(ALL)

>11さいか12さいくらいのオンナノコで
ミミに『こういうの』つけてるコいなかった?

>髪が茶色い子ですわ。ああいえ、去年は黒だったのかもしれないけれど

立ち去りかけた老婆は、振り向いて数秒考えてから
あぁ、と理解しえた顔つきで口を開いた。

「アオキちゃんなぁー。そっかぁ 今年も来てんだべなぁ
大人しい子で、他の子らの後ろにひっ付いてで めんこい子だよぉ」

……どうやら、一年前のアオキは。くぬぎのような感じで
今とは違って、人見知り的な子だったようだ。

「……あぁ、んでも あの子は親なしじゃねー筈だったべ。
なんや、事情あるらしくて園には来てたっぺけどね。
まー、こんな婆に全部打ち上げるなんて期待もせんかったし
元気に わらし(童)は過ごしてりゃあ それでえぇからな」

新たに情報も出た。アオキは、孤児ではないが やはり何かしら
背景に事情があるのだろう。園に定期的で過ごしてるようではある。


カンナ「んー! いっぱい泳いだー! また腹減ってきたっ。
飴だけじゃ足りんっ」

まつり「アフタヌーンティーのお時間ですわー!」

くぬぎ「……おや……つ」

 三人も、水浴びして すっかりと運動を終えたようだ。
そろそろ、園に戻ってもいい時間だろう。

ひそひそ星の園には、まだ幾らか謎がある。
 その事情を握るのは、やはりではあるが年長者の『アオキ』か
または、君達に世話役を頼んだ、あの砂金(イサゴ)の婦人だろう。

956夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/10(金) 00:15:58
>>954
>>955

「??????」

アオキが孤児じゃないというのは予想外だった。
ハッキリいって、サッパリわからん。
孤児だから孤児院にいるのは自然だ。
孤児じゃない子が託児所にいるのも納得できる。
だけど、孤児じゃない子が孤児院にいたというのは明らかにミョーだ。

(アオキがいたころから、コジインけんタクジショとしてつかってたのか??
 それとも、イエにもんだいがあるから、ここにいるとか……)

今の時点でも、可能性はいくつか思いつく。
だけど、どれだけ考えてもただの推測でしかない。
やめよう、アタマいたくするだけだし。

(いまできるコトは……さんにんにアオキのコトとか、そのたもろもろきく。
 あとは……『アイツまち』だなー)

アオキについては子供達から情報を得る以上の作戦は思い浮かばない。
今アオキに当たってみても、せいぜいスルーされるくらいがいいトコだろう。
最悪、印象を悪くすることもありうる。
既にそれなりに色々あったが、まだ初日なのだ。
まだそこまで必死になるような場面でもない。

(たしか……『ふつかめ』にくるんだったなー。キンちゃんは)

アオキのことはともかく、イサゴに関しては多少のアテがある。
二日目にやってくるはずの金一だ。
メールでは一度聞いたが、まだ未知の情報を持っている可能性もある。
イサゴのことは一応納得したつもりでいた。
しかし、改めて考えてみると、まだ何か出てきそうな気がする。

    オシャベリ      オシエテ
「かるくシメたら、なんかハイてくれるかも」

「――あ、おばあちゃん、ばいば〜〜〜い」

金一をどうするか考えつつ、ひとまず老婆に別れの挨拶をする。
サトリがまだ何か話がありそうなら控えておくが。
なんだかんだしてる内に、三人も満足してたらしい。

「じゃ、そろそろかえる??アモウサトリさん、ごいけんをどーぞ。
 UMAがでなかったのがココロノコリだけど。
 こんどきたときはみつけたいなー。
 ジャングルのみずべにひそむ、まぼろしのだいかいじゅう!!」

与太話をほざきながら、サトリにお伺いを立てる。
みつけたのっていったら、おばあちゃんくらいだもんなー。
いや、もしかすると、にんげんがたのUMAだったのかもしれない……!!
われわれとはことなるしんかのれきしをたどった、
きぞんのじんるいとはちがうみちのちょうじんるい……。
……ありうるな(ありえない)!!

957天雨 サトリ『10cc』:2018/08/10(金) 00:42:04
>>955(GM)
>>956(夢見ヶ崎)

アオキの事情、あるいは園の事情。
この園はどうにも気になる事ばかりだが……
謎解きに夢中にならず、世話の本分を果たそう。
もちろん――謎が世話に立ちふさがるなら、その時は。

「そう……私もそう思いますわ。子供は、元気が一番」

(アオキさんが人見知りをするタイプだった、というのは、
 それ程意外ではありませんわね。コミュ強には思えないし)

        (……けれどやはり、グイグイ行き過ぎるのは悪手。
          その点がはっきりわかったのは良い事でしてよ)

「それではごきげんよう、おばあ様。
 時間が出来たらお邪魔いたしますわ」

くぬぎにしたように、『一歩ずつ』距離を詰めるべきだろう。
老婆に社交辞令を返して、この場はその背を見送っておく。

「ええ、そろそろ戻りましょう。
 良い時間ですし、私も満足ですわ。
 ユーマ? はよくわかりませんけれど、
 危険な動物に出られても困りますもの」

すべきことが、『おやつの時間』にはある。
勿論任せるがままアフタヌーンティーでもいいのだが。

「そういえば――――皆様はどんなおやつがお好きですの?
 私、先ほどもお見せしたけれど『お菓子作り』が出来ますの。
 もちろん、プロのパティシエールや高級な既製品には劣りますが」

       「折角ですもの、皆様や夢見ヶ崎さん……
        それにアオキさんの好きな味がわかれば
          お口に合いそうな物を作って見ようと思うのですけれど」

「アフタヌーンティーをするなら、お菓子はあるに越したことはありませんもの」

強い口調ではなく、自然に――――いち提案のように切り出す。
既定路線を思わせず、子供たちの会話から思い出したかのように。『恩着せがましさ』は捨てる。

958『ペイズリー・ハウス』:2018/08/10(金) 22:43:25
>>956-957(ALL)

老婆の言葉で、ある程度の情報は得た。しかし、まだまだ。
『アオキ』の過去。それに園の背景にも幾分謎は残った。

とは言え、焦っても仕方がないし。二日目には夢見ヶ崎の
情報に長けた知り合いが来る。禁じ手に近いが、アオキを問い詰める
という やり方も存在する。もっとも、仲を深めれたほうがベストだが。

>皆様はどんなおやつがお好きですの?

天雨の言葉に、三人は一斉に返事をする。

カンナ「うちは、餡子たっぷりの鯛焼き!」
まつり「ブルーベリーが入ったケーキですわっ」
くぬぎ「…………ヨ……グ……ル…ド」

>アオキさんの好きな味がわかれば
 >お口に合いそうな物を作って見ようと思うのですけれど

それに、小首を傾げてカンナは呟いた。

「あれ? おやつは、アオキが作るんじゃなかったけ??
まー サトリの おやつにも期待してるぞ!」

……そう言えば、午前中。最初の挨拶で彼女は調理担当の旨を
それとなく告げていた。おやつも、もしかすれば用意してるかも。

959夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/11(土) 00:41:56
>>957
>>958

「わたし、かきごおりたべたい!!
 イチゴをたっぷりつかったシロップとれんにゅうがかかってるやつ!!
 ひんしゅは『あまおう』がいいな!!」

ふざけているように見えるが、実際ふざけている。
マジでそんなものを要求しようとは思っていない。
この場を和ませるための軽いジョークだ。
こういうのも、ちょくちょくいれていかないとね。
『ハートフルコメディ』には、シーンごとのメリハリがだいじなのだよ。

「――なーんてのがでてきたらビックリだよね〜〜〜。
 わたしのくちにあわないものをみつけるのは、
 ミネラルウォーターの『こうど』をあてるくらいむずかしいぞ!!
 ところで、ブルーハワイって、あれなにあじなんだろうね??」

会話を続けながら、三人とサトリと共に園へ戻っていく。
用意されてるなら、それを食べればいい。
まだ用意されてなければ、
そこにサトリの案を差し入れる隙間があるかもしれない。
どっちみち自分は料理できないので、大したことはできないが。
軽く手伝うとか、子供達の様子を見ておくことくらいはできるだろう。

「もしよういがおわってたら、『ケースバイケース』ってことで。
 まだしょにちだし、きょうのうちにいっとけば、あしたもチャンスあるよ。
 なんなら、『しょくごのデザート』ってことでもいいんだし。
 わたしも、それとな〜〜〜くプッシュするからさ。
 それとな〜〜〜く」

園に着く前に、子供達に聞こえないような小声で、サトリに言っておく。
あれもこれも、まだまだ始まったばかりだ。
焦らずとも、最終的に距離を縮めることができれば文句なしの成功。
そこに向けて、一歩ずつ成果を積み重ねよう。
大切なのは、今できることを精一杯やることだ。

960天雨 サトリ『10cc』:2018/08/11(土) 09:31:48
>>958(GM)
>>959(夢見ヶ崎)

「そう……作る時の参考にさせていただきますわね!」

(ヨーグルトとブルーベリーケーキは自然に両立できるけれど、
 タイ焼きは……餡子の部分だけなら取り込める、かしら?
 いや、そもそもいくら備蓄があってもブルーベリーや餡子までは……
 ユメミガサキさんのは冗談で良いんですのよね、あっやっぱり冗談でしたわ)

           (……それより)

「あらっ、彼女はおやつもお作りになられるんですの?
 それなら……私のは明日にでも回しましょうかしら。
 あまりたくさん食べても夜ご飯が入らなくなりますものね」

(『作る』……もし『手作りお菓子』なら、『私も手伝う』と言えばいいか。
 『フルーチェ』のような『インスタントお菓子』でもそれでいいとして、
 『既製品』を出してきた場合あまり変な言い方をすると嫌味になりそうですわね)

勿論手作りお菓子を出されて『明日は手伝わせて』というのは、
言い方と相手の性格によってはイヤミに聴こえなくはないのだが……
アオキにそういう『職人的こだわり』は今のところ見受けられない。
そういうのがあるなら、出てきたお菓子を見ればある程度判断出来るだろうし。

「食後のデザートはアオキさんの方針からして『食べさせすぎ』と思われそうですし、
 ここは『明日』に回すつもりですわ。どちらにせよ、彼女の好物は聞けませんでしたし」

(金一という男に頼んで食材を持ち込む……のは、その男の性格次第ですし、
 あまり著しい評判も今のところ聞いておりませんし、怪しいところですわね)

夢見ヶ崎には小声でそう返しておく。

重要なのはアオキにも食べさせてあげる事であり、
それがあまり効果的でない現状明日に回すべきと判断する。

(そして、ブルーハワイは『ラムネ』か『サイダー』と果汁の味…………
 本格的な物なら『キュラソー』と『レモン』と、……ええと、確か……
 ああ、『パイン』だったかしら……よしましょう、曖昧な蘊蓄は恥ずかしいですもの)

そしてブルーハワイの正体についても、また今度、調べ直してからに回すべきと判断した。

961『ペイズリー・ハウス』:2018/08/11(土) 22:26:20
>>959-960

貴方たち五人は、おやつの事を話題として盛り上がりつつ
園へと戻っていく。道中に、何か特別に問題が起きたりはしない。

 ガチャ

玄関へ入る。ただいまー! とカンナが先陣をきって小走りに
事務室へ向かう。しかし、アオキの返答はない。

 「あれー?? 寝てるー」

閉まっていた事務室の扉を半開きにして、カンナが素っ頓狂に告げた。

まつり「あら、本当ですの。もう、お昼寝を先にしてますのね」

 他ふたりも、事務の中を見て肯定の呟きを行う。

確かに、事務室の中で。アオキが机に腕を枕にする姿勢で
スースーと寝息を立てていた。今日は、気候がまだ良いし
ずっとパソコンを見続けるだけだったら、眠くなるのも無理はない。

パソコン画面はスリープモードだ。少しマウスを動かしたりすれば
何を見ていたかは分かるだろう。

962夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/11(土) 23:27:46
>>960
>>961

「ん〜〜〜??」

あの素っ気無さなら、返事がなくても不思議には思わなかった。
だけど、それで終わってしまってはつまらない。
そう!!『なにか』がおこるべきだ!!
『ハートフルコメディ』feat.『サスペンス』……。
いま、ものがたりは、あらたなきょくめんをむかえる……!!

「へんじがない……。これは『じけん』のよかんがするな……」

サングラスの奥の瞳をキラリと輝かせ、閉ざされた扉の前で立ち止まる。
その佇まいは、さながらベテランの捜査官を思わせた。
傍らには、まだ発現しっぱなしだった『ドクター・ブラインド』が控えている。

「たのしいじかんをおえて、もどってきたしょうじょたち……。
 しかし、そこにいるはずのアオキからのへんとうはなかった……」

「それをかわきりに、つぎつぎにきえていくひとかげ……。
 さいごにのこったひとりがもくげきした、
 しょうげきの『しんじつ』とは……!!」

「――まぁ、ようするに『オネンネしてる』ってことなんだけど」

『ドクター・ブラインド』の『超聴覚』で、室外からアオキの寝息を聞き取る。
それにより、カンナが扉を開く前にアオキが眠っていることを悟り、
一言告げる。
といっても――ただ『やりたかっただけ』なので、特に深い意味はないが。

「ねぇねぇ、これってチャンスじゃない??
 もうオヤツはよういしてあるのかな??
 されてなかったら、かわりにわたしたちでよういするってどう??
 『よういされてなかったから』っていうりゆうがあれば、
 そんなにつよくモンクもいわれないよ、きっと」

サトリに近付いて、小さな声で話しかける。
もし作るとしても、メインで腕を振るうのは彼女なので、
決定権はサトリにある。
提案はしているが、この案を特に推し進めようというつもりはない。

「う〜〜〜ん。あっ、いいコトおもいついた!!
 『アンコとブルーベリーとヨーグルトをたっぷりつかったタイヤキがたのケーキ』
 をつくれば、みんなだいまんぞく!!」

ふざけているように見えるが、実際は『ふざけていない』。
『これはマジで言っている』。
喜色満面で嬉々として話す無邪気な表情が、それを物語っていた。

  シュバッ

アオキを起こさないように、
『ドクター・ブラインド』の繊細な指でマウスを軽くつついて、
スリープモードを解除してみる。
『あんみんようリラクゼーションおんがくしゅう』でもみてたか??
それとも『セミのウカ』かな??

963天雨 サトリ『10cc』:2018/08/12(日) 01:18:34
>>961(GM)
>>962(夢見ヶ崎)

「事件………………って、びっくりしましたわ。
 お眠りになってるだけですのね。それなら良いのだけれど」

夢見ヶ崎の冗談には慣れてきたつもりだったが、乗せられるところだった。

寝ている……のは別に不思議ではない。社会人でも居眠りするのだ。
小中学生の境目程度で、家事まで任されているアオキがしない理由はない。

「ともかく……お疲れのようですわね、そっとしておきましょう」

              ス

口元に指を当てるジェスチャーをしつつ、部屋には踏み込まない。
そして、部屋に踏み込む『ドクター・ブラインド』を止めもしない。
自分はしないし他人にもするなと言うが、『して欲しい事』もある。

「いい案ですわ、ユメミガサキさん。一先ず台所に行って、
 もし用意が無ければ――――作りましょう、とびきりのおやつを」

夢見ヶ崎には小声で返し、部屋の中からは目を切っておく。
見ていた動画は気になるが、皆でじろじろ見るようなものでもない。

「ひとまず台所にいきましょうか、皆さん。もうおやつが用意されてるかもしれませんし、
 なければ……その時は私が作って見せられるかもしれませんわ。材料にもよりますが」

                      「どちらにせよ、私は楽しみでしてよ」

964『ペイズリー・ハウス』:2018/08/12(日) 22:20:58
>>962(夢見ヶ崎PC)

>アンコとブルーベリーとヨーグルトをたっぷりつかったタイヤキがたのケーキ

カンナ「ま まずそーだぞ……」

まつり「餡子とブルーベリーは合わないと思いますわ」

貴方の捻りだした、新作おやつに関しては余り好評化を頂けなかった。

それは、さておき。スリープモードを静かに解除して アオキが寝ている隙に
画面を覗き込む。

見ていたのは動画サイトではない。フェイスブックなどの、誰かの
プログなどが掲載されている個人向けのようで、青々とした空と
日本ではない山の風景に、人の行き交う町の画像が掲載されてる。

一つの、サイト運営者らしいコメントにマウスの矢印が置かれていた。

『アオキ そっちはどうですか? 私たちは元気に暮らしてる。
こちらでの生活が落ち着けたら、また園で昔のように過ごしたいですね。
 能力の事で悩むのはわかるけど アオキなら大丈夫!
きっと、貴方なら自分の力に振り回されないって信じているよ
もし本当に全部嫌になったら、私たちを何時だって頼っていいから』

どうやら、老婆の話にも出ていたアオキの昔の園の同居者だ。
 アオキは、自分のスタンド能力を持て余しているのだろうか……?

>>963(天雨PC)

アオキは寝ている。そっとしておく事に貴方は決めた。

厨房へと向かう。三人も、睡眠中の彼女に構うよりも貴方に付いて行く
事を選んだ。今日のおやつに関して雑談もしつつ到着する。

おやつは……どうやら未だ用意されてなかったらしい。貰ったフキなど
置きつつ、調理を開始しても良さそうだ。

965夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/12(日) 23:36:28
>>963
>>964

「ふっふっふっ、このよさがわからないのもしかたがない。
 なんてったって『オトナのアジ』だからな!!
 あとじゅうねんくらいはやかったかなぁ〜〜〜??」

子供達の反応を見て、ガッカリするどころか、むしろ喜んだ。
いいねー、そのはんのう。いいねいいねー。
ずっとマジメなことばっかりやってるのもつかれるしな!!
ちょうど、こういうくだけたカンジのリアクションがほしかったところだ。
ついでに、なんとなくフンイキもなごんで『いっせきにちょう』ってか??

(のうりょくでなやむ……??
 じぶんのチカラにふりまわされる……??)

そもそも、『自分の能力を持て余す』という感覚が、
いまいち理解できなかった。
自分は自らの意思で、
『ドクター・ブラインド』を自由自在に操ることができる。
自分の能力を持て余した経験など一度もない。
だから、
『自分の能力は自分自身で完全に制御できるのが当然』だと思っていた。
今まで知らなかったが、
本体の意思で制御できない能力というのもあるのかもしれない。

(なんにせよ、きちょうなてがかりゲット。
 あとでけんさくできるように、
 ここのサイトのタイトルとかかんりにんのなまえでもメモっとくか??
 りれきけされるかもしれないし)

スマホのメモアプリを立ち上げて、
念のためにサイトのタイトルとか管理者名とか、
検索に使えそうな単語をいくつかメモっとく。
なんかすげーわるいことしてるかんあるけど、
サトリちゃんにはにあわないし。
ま、こういうのがわたしのやくわりってコトで。
『それが適材適所という物でしょう?』
ん??あ、これココにきたときにメモったサトリちゃんのめいげんだ。

(そんじゃ、あとはわたしらにまかしてゆっくりオヤスミ)

作業を済ませたら、アオキの寝顔に軽く手を振り、
四人の後を追って厨房に向かう。
会心のアイデアが却下されたから、
メニューはサトリに一任することになりそうだ。
ぜったいウマいのになー。
あとなんねんかしたら、はやるな、たぶん。
しょうらいのせいひんかにむけて、
まえむきにけんとうしてくれるおみせをぼしゅうちゅうです。

966天雨 サトリ『10cc』:2018/08/13(月) 00:10:15
>>964(GM)
>>965(夢見ヶ崎)

(あんこと、ブルーベリーと、ヨーグルト……
 全部加えることが出来るとすれば『アイスクリーム』?
 それは手間がかかりすぎるかしらね、『かき氷』なら……
 ユメミガサキさんのジョークにヒントがあったようですわね)

        (……とはいえ、ブルーベリーだけというのはどうかしら。
         そもそも彼女が食べたいのはブルーベリーのケーキ。
         なら『クリーム』も使って……氷が解けたら惨事ですわね)

    (ヨーグルトも……それだけじゃあ味気ない。
     『ミルク氷』にして、フルーツソースと一緒に?
     ……時間がかかりすぎますわ。出来ても明日以降ね)

(それに、かき氷ではアオキさんに差し入れるには向いていない。
 起きるまで待っていたらほぼ間違いなく溶けてしまうでしょうし、
 起き抜けに氷菓を食べるのは身体に優しいとは言えないでしょう)

            (……何か他のものを考えましょうかしら?
              いえ、氷は『すぐ削ればいい』し……
               今すぐ選択肢から外す程『ナシ』でもないか)

台所を見渡し、おやつが無いのは確認した。
そうなれば作るしかないわけだが――――材料と機材を確認しておこう。

基本的な『調理器具』はあるとして、かき氷機はあるだろうか?
また、名前が挙がっていた食材――――具体的に言うなら、
『ヨーグルト』『あんこ』『クリーム』『ブルーベリー』『いちご』『氷』『牛乳』だ。
今使うかはともかく、あるか無いかは確認しておきたい。今あれば明日もあるだろう。

「――――ユメミガサキさん、後で『見たもの』を教えてくださいまし」

調理器具と材料を探し回る中で、夢見ヶ崎の横を通りながら小声で耳打ちする。
我ながら卑怯なやり方ではあるが、別に『公正』や『明快』を常に志しているわけでもない。

967『ペイズリー・ハウス』:2018/08/13(月) 20:28:34
>>965(夢見ヶ崎PC)

スタンド能力には色々ある。その中には、意図せず自分の意思に
反して能力が作動する事だって有り得ない話ではない。

サイトの名は『イマジン』

管理者の名前は『キーア』と言うらしい。

アオキは、中々深く眠りに入っているようで起きる気配はない。

厨房に入ると、丁度天雨が調理を開始しようとしてる所のようだ……。

>>966(天雨PC)

貴方はこれから作るおやつについて悩む。

この厨房には、お腹を空かせた子供達……十五かそこらの成人
差し掛かる子供達も満足させる為の場所だ。棚などに必要な
調理器具は、すぐ探せば見つかるだろうし。調味料もそうだ

カンナ「早くおやつを作るぞー!」

まつり「あぁ、私はアフタヌーンティーを作るんですわっ
お茶っ葉に、陶器を用意しませんと」

くぬぎ「……」アセアセ

 三人の子達は、調理室を各自好き勝手に動く。
カンナは色々と棚を開いては、食べ物を吟味するし。まつりは
お茶っ葉を取り出して、ポットで湯を沸かそうとしてる。
くぬぎは、そんな二人の間を少し慌てた様子で右往左往している。

968夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/13(月) 21:57:41
>>966
>>967

「お〜〜〜、やってるやってる。みんな、がんばってるなー」

厨房に入るなり、まるで他人事のような調子でノンキなことを言う。
できることといったら、せいぜい手伝うことくらいか。
もっとも、まだ作るものが決まっていないのであれば、それもできない。

   ビシィッ

サトリの言葉に対して、無言で『敬礼』の動作を行う。
後で検索して同じサイトが引っかかれば、もっと詳しいことも分かるだろう。
まぁ、今はオヤツが優先だ。

「で――そのようすだと、まだきまってないんでしょ??
 う〜〜〜ん、『フキをつかったケーキ』……」

先程にもまして不吉な台詞を吐きながら、頭をひねる。
フキをつかったクッキー、フキをつかったアイスクリーム……。
ヘルシーをぜんめんにだしたしんかんかくスイーツ!!
いま、わかいじょせいのあいだで『さんさいスイーツ』がだいにんき!!
こちらのおみせでは、セリとワラビとゼンマイをぜいたくにつかった、
『さんさいパフェ』がいちばんにんきで……。

「そういえば、じつはおひるに『やさいスティック』たべたかったんだよね。
 『サワークリーム』をディップしてさ。
 そんなカンジでなんかできない??」

「しょくパンとかをひとくちサイズにきって、
 それにアンコとかブルーベリージャムとかヨーグルトつけてたべるとか。
 『スイーツけいディップ』??みたいな??
 はやくつくれそうだし、パンだったらケーキとかタイヤキにもちかいでしょ」

「かけるときにスプーンつかえばまざんないし。
 いっしゅるいだけにするもよし、にしゅるいのせるもよし、
 ぜんぶミックスするもよし、そのへんはおこのみでってコトで。
 そんなんどう??」

今は手伝いようがないので、とりあえず手の代わりに口を出す。
野菜スティックとディップに着想を得たアイデアだ。
『タイヤキ型ケーキ』に比べるとインパクトが弱いけど、
そこは涙を呑んで妥協しよう。

969天雨 サトリ『10cc』:2018/08/14(火) 04:11:47
>>967(GM)
>>968(夢見ヶ崎)

(フキを使った……冗談ですわね、多分)

野菜スイーツの一環かと思ったが味は想像したくない。

「お察しの通り決まってなくてよ。案はあるけれど……
 どうにも私が思い付くスイーツは時間がかかりますわ。
 もう少しお手軽で、美味しく食べられる物があれば……」

            「……ディップ」

     キョロ
          キョロ

「ディップは素敵ですわね」

視線と手先で求めるのは『パン』だけではなく、『クラッカー』も。
前者を用いれば昼食や朝食とさして変わらない重さになりそうだし、
複数種の『ディップ』を楽しむなら軽く食べられる物も用意して良いだろう。
調理の必要がなく、また存在を確認できれば朝食や夜食にも応用できるのも良い。

「良いアイディアですわ。ユメミガサキさん。貴女は想像力が豊かですのね。
 パンの細切りを砂糖やバターで炒めた『シュガースティックパン』も作りましょうか、
 それもディップしてもいいし……好みのソースが切れてしまってからも楽しめるでしょう」

              「お紅茶にもそれなりに合いましてよ」

蕗のことはまあ……保存さえちゃんとしておけばいつか使えるかもしれないし一旦忘れる。
ヨーグルト、ブルーベリージャム、あんこ。奇しくも『パン』に合う三つの食材を活かす、
夢見ヶ崎のアイディアを採用しよう――――改めて、材料や調味料を手早く集めてしまいたい。

970『ペイズリー・ハウス』:2018/08/14(火) 21:46:57
>>968-969(ALL)

料理の題材は決まった……『シュガースティックパン』!!

カンナ「おー! なんだか凄くうまそーな、おやつだー!』

まつり「良いですわねぇ。紅茶にも合いますわ
では、わたくしは本格アッサムでも、作りましょうかしら。
カンナさんに、くぬぎさんも手伝ってくださいまし」

反応は上々。ほぼ、作るのは決定と思って良い。

そう言って、二人がおやつを作る傍ら。紅茶を作ろうとするが……
何せ体格は幼児な故、紅茶の缶を持つのも危なっかしい。

カンナ「まつりー、だいじょーぶか? なんか転びそうだぞ。
能力使えばいいのにー」

まつり「へいきですわ〜。何より……紅茶を愛するものとして
軽々しくスタンドで楽はしたくないですわ……おっとっと……!」

くぬぎ「……!」アセアセ!

 まだポットなどに当たって、三人に熱湯が降り注ぐなどの事故は
起きないが、見ていて危なっかしい感じではある。

分担に関しても指示すべきかも。

971夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/14(火) 22:27:01
>>969
>>970

「ふっふっふっ、そーでしょそーでしょ!!
 いや〜〜〜、サトリちゃんはホントほめるのがウマイな〜〜〜!!
 そう!!なんてったって、わたしは『アリス』だからね!!
 ダテに、『このフシギなセカイ』をボウケンしてるワケじゃない!!
 いつもたくさんのフシギにかこまれてるから、
 ソーゾーリョクがオーセーなのもトーゼンってコトよ!!」

褒められたことで上機嫌になり、調子に乗って鼻を高くする。
あらあら、たいへんたいへん。
これじゃ『アリス』じゃなくて『クレオパトラ』になっちゃう!!
『じょおうサマ』もわるくないけど、『アリス』じゃなくなるのはこまるなー。
ギュッギュッ よし、もとにもどった。

「サトリちゃん、りょうりはまかした!!
 わたしは、『アッチのほう』みとくから。
 なんかてつだうコトあったらいって」

サトリに一言言っておいてから、三人の近くに歩み寄る。
そして、まつりの前に立つ。
彼女の気持ちを聞いて、うんうんと大きく頷く。

「ふむふむ、そのこころいきはリッパだ!!
 でもさ、もしこうちゃをゆかにバラまいたりしたら、
 それこそコウチャにたいしてシツレーだとおもわない??」

「だから、そのカンをもつのは、わたしがやる。
 つくりかたはおしえてよ??わたし、しらないから。
 『できることをやる』って、ケッコーだいじなんだ」

苦闘するまつりに対して、片方の手を差し出す。
紅茶の缶を渡してくれることを期待してのことだ。
彼女の性格を考えれば、筋が通った意見なら聞き入れてくれるはずだ。

972天雨 サトリ『10cc』:2018/08/15(水) 00:44:41
>>970(GM)
>>971(夢見ヶ崎)

(――――全ての出来事に学ぶ、という考え方かしら?
 私には無い、けれど『あった方が良い』考え方ですわね)

「想像は創造に繋がる、『上に立つ者』として必要な能力ですわ。
 それを持っている人間を褒めない理由はどこにもなくってよ。
 ……そして人を褒めるのも必要な能力。褒め上手な私をお褒めなさい」

              「フフ」

気を良くしつつ、早速調理を開始しよう。
迅速に進めれば子供達に余計な気を回させてしまうこともない。
特に、火と刃物の扱いは全部『自分でやる』。危ない橋は『練習』に向かない。

(『適材適所』、こういう説得は私がすれば『説教臭い』かもしれませんわ。
 ユメミガサキさんに重ねて似たことを言うのも、いささか『重い』でしょうし)

         (余程手が空いてる子がいれば、バターでも運んでいただきましょう)

バターは軽く、落としても飛び散らず、全てが台無しにならず、安全で、固形物だ。
運ぶのをお願いし『手伝った感』を出させるには最適だろう。頭の片隅に置いておく。

     スッ

「さて、調理を始めましょうか。私、お菓子は『本格派』でしてよ」

期待させるような事を言いつつ(あまり手伝わせない牽制でもある)パンを切り始める。
時間が許すならどんどん調理過程を進めて『ディップソース』の作成なども行いたい。

973『ペイズリー・ハウス』:2018/08/15(水) 23:05:45
>>971-972(ALL)

>そのカンをもつのは、わたしがやる。 つくりかたはおしえてよ
 
まつり「あら、助かりますわ。それじゃあ、お願いしますわね」


さて、調理の過程であるが……。

まつりは、夢見ヶ崎の言葉を好意と素直に受けとり。ある程度の
指示を交えつつ、お湯を〜度で攪拌するだとか、丁度〜度でミルクを
何滴入れるだのと説明しつつ紅茶を作る。

カンナは、ジャムや餡子を入れる皿を用意。くぬぎも、バターを
運んだりなど、彼女達なりに手伝いはしてくれた……そして。


『完成っ!』

……『シュガースティックパン』の完成だ。事前に子供達の見張りを
夢見ヶ崎が受けて、天雨が火の扱いなどを全て任せば 問題や事故が
起きる確率は低い。 

三人は、出来栄えに満足する。早く食べたそうだが、あと一人を
食事に誘わないといけない。

カンナ「さっそく事務室に行こう!」

まつり「お外で食べても良いですわね。砂場近くのタイヤ椅子
で腰掛けつつ、まったりとティータイム」

くぬぎ「……」コクコク

 外で食べる提案も一人はする。そこは自由に決めて良いだろう

974夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/15(水) 23:32:32
>>972
>>973

「りょうかい!!」

そんなにこまかくおんどしていしなくてもかわらないじゃない??とか、
ミルクはもっとおおめのほうがいいんじゃない??とか、
こっそりとおもったりした。
あくまでも思っただけだ。
思うのは自由だが、口にも顔にも出さない。

「――よし、できた!!くうぞ!!」

カンナなみのリアクションを取った直後に、三人の言葉が耳に入る。
別に忘れていたワケじゃない。
ただの冗談だ――少なくとも半分は。

「よぉ〜〜〜し!!じゃ、みんなでおこしにいこうぜ!!」

そう言いながら、サトリの方を向いた。
『意見を求めている』という意味の意思表示だ。
彼女が反対するなら、それに従う。

「ソトかぁ〜〜〜。まぁ、てんきもいいコトだし……。
 うんうん、わるくないね。
 まつりちゃん、ナイスアイデア!!
 ココ、レジャーシートとかおいてる??
 あー、あるとしたらユウギシツか??」

外で食べる案には、とりあえず賛成しておく。
差し当たって反対する理由はないし、目先の変化があれば、
アオキや子供達の違う反応を引き出せるかもしれない。
これについても、サトリに異論があれば、別に中で食べても構わない。

975天雨 サトリ『10cc』:2018/08/16(木) 01:32:27
>>973(GM)
>>974(夢見ヶ崎)

(流石はまつりさん、紅茶を分かってらっしゃいますのね)

聞こえてくるまつりの紅茶つくりの指示に感心しつつ、
どんどん調理を続けて……やがて、今日のおやつは完成だ。

「お二人が手伝ってくれたおかげで、手早く済みましたわ。どうもありがとう」

カンナとくぬぎを褒めつつスプーンやフォークなどの食器を用意する。
手で食べても後で拭けばいいが……アオキはパソコンを触るのだし、あるに越した事はない。

「お昼寝はあまり長く取りすぎては夜眠れなくなりますわ。
 健康的にも、『20分』ほどがベストと耳に入れておりますし」

         「アオキさんを起こしに行きましょうか」

まあアオキが夜寝てないとかそういう可能性はあるが……そういうそぶりも今のところ無い。

「あら、お外も良いですわね、今日は天気もよろしいですもの……
 風が強いわけでもないし、ちょっとした『ガーデンパーティ』ですわね」

外で食べるというのも特に反対する理由はない。
今日は極端に暑いとか砂ほこりが凄いとかでもないし、
……懸念するのは『狐』が寄って来そうというくらいか?

まあ、それはそれで良い思い出になるような気もする。
肉とかならともかく、動物が自然に食べる材料はブルーベリーくらいだし、過度に警戒する事もないか。

976『ペイズリー・ハウス』:2018/08/16(木) 22:34:23
>>974-975(ALL)

 貴方たちは、出来栄えにご満悦になりつつ事務室に入る。

カンナ「おやつが出来たぞー!」

開口一番に、走ってアオキに告げると。肩を揺らして、机に伏して
寝ていた彼女は少しだけ半開きで目頭を手で擦り体を起こす。

アオキ「……ぁ、おやつの時間? わかった、いま作るから」

まつり「もう作りましたわ! わたくし達五人で作りましたのよっ
紅茶もご用意しておりますわ!」

得意気なまつりの言葉に、アオキは意識を覚醒させた顔になると
貴方たち二人にも視線を向けて、呟く。

アオキ「作ったの? ……別に、起こしてくれればやったのに」

くぬぎ「……ぁ……の。一緒に……」

最後に、くぬぎがおずおずと一緒に食べようと言うのを
遮るような、大きな溜息が少女の口から出た。

アオキ「…………言っちゃ悪いけどさ、私なんて
放っておいてくれて良いよ。あんまり変に長く付き合っても
余計な事に後々巻き込まれたって、責任とれないし」

アオキ「それとも何? あんた達に世話を頼んた人が
私と仲良ししてくれって頼んだの?」

 少々、ギスギスとした空気が周囲に満ちる。聡い子供達は
その雰囲気を感じ取って、少し強張った顔に変化しかける。

 アオキには、人と仲良くなれない理由があるのだろうか?
それはともかく、今の空気は色々と不味い。

977夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/16(木) 23:11:47
>>975
>>976

   スッ

アオキの言葉を聞いて、ずっと掛けていたサングラスを外す。
そして、軽く一歩足を踏み出して、少しだけ前に出る。
アオキ以外の人間に、今の自分の顔を見せないためだ。
こんな真面目くさったつまらない姿を見られたくはない。
だが、発せられた声色から表情が変わっていることは察せられるだろう。

「今、『放っておいてくれて良い』って言ったよね。
 それは、『放っておいてくれなくても良い』とも解釈できる。
 だから、私は『放っておかない』方を選ばせてもらうよ」

「もし――もし何かあったとしても、君に悪気がない限り、
 それを君のせいにしたりなんてしない。
 だから『責任とれない』なんて言わなくていい。
 私の身は私自身が守るから」

「私は皆と仲良くなりたいと思ってる。
 そして、その中には君も入っている。
 だから、君を誘った。
 『私が、君と仲良くなりたいから』。
 それが理由」

「私が君を誘うことは私の自由。
 そして、その誘いを断ることは君の自由。
 君が『絶対に放っておいてくれ』って言うなら――
 私は、その気持ちを尊重した対応を選ぶ」

「――ただ、それだけ」

冗談の一切ない真摯な口調で、そこまで一気に言い切る。
言いたいことは言った。
あとはアオキの好きにさせる。
サトリにはサトリの考えがあるだろう。
彼女の邪魔にならないように、サングラスを掛け直して一歩下がる。

978天雨 サトリ『10cc』:2018/08/17(金) 01:35:43
>>976(GM)
>>977(夢見ヶ崎)

(私の中学生くらいの頃に似てなくもないですわね……
 私の場合はもう少し社交的だったけど、この深読み具合が)

        「…………」

「貴女は『私なんて』とおっしゃいますけれどね、
 人と人との付き合いで……『後々に余計な事』なんて、
 たとえどんな聖人君子同士も起きるときは起きますのよ。
 現に私だってそういう『いざこざ』の経験はありますもの」
 
「貴女がどんな事情を抱えているのは存じませんけれど、
 そんなことは人を放っておく理由にはなりませんし、
 そういう理由で放っておいて欲しいなら私は誘いますわよ」

(まあ……そうはいっても私も付き合う相手は選んでますけれど、
 アオキさんは子供。余計な事の規模もそれほどでもないかもしれない。
 もし……『この私でも解決できないような余計な事』を抱えているなら、
 それを見過ごして帰るなんて……『損得』抜きで私には出来ませんわね)

この場にいる誰もが10年以上、世界に『種』を蒔いて生きてきた。
それがいつ、どこで、どう芽吹くかなど誰に分かるというのだろう?
サトリとて身に覚えのある因縁、ない因縁にこの場の人間を巻き込む杞憂は出来る。

               ――――それを一人で抱え込む理由はない。

「それでも……貴女が一人の時間を大切にしたいなら私は尊重いたしますわ。
 一緒に食べるというのも急な話ですし、絶対に来いとはとても言えませんもの。 
 そんな風に、無理に『仲良しだということにする』のは、頼まれる気もございませんわ」

                    (……仕事ならやりますけれどね)

「それで、もし一緒にはお食べにならないとしても……
 バターとお砂糖がお嫌いじゃなければ、このお菓子は少し置いていきますわ」

               「私達皆のおやつとして作ったものですから」

天雨サトリは『配慮』を忘れない。もし、どうしても、食事を共にしたくないならそれはそれでいい。
特に気負う事も無く言い終えたら、後はアオキの反応を待とう。見えない地雷を踏んだならそれはもう仕方ない。
ここは学校でも会社でもない。本人が解決したくない問題を、いちから究明して解きほぐす必然性は無い。

979『ペイズリー・ハウス』:2018/08/17(金) 18:56:23
>>977-978(ALL)
(次ぐらいで、新しいスレッドに移行しようと思います)

 夢見ヶ崎は真摯に、冗談や軽い空気は打ち消し真面目に対応する。

天雨も同上に、アオキに対し自由選択を投げかけつつ答える。

アオキ「…………」

アオキ「……わかった。うん、二人の気持ちは……わかった。
そっちの三人の気持ちもね」

 デスクから、厚手の手袋らしいものを装着して。アオキは
スクッと立ち上がる。少しだけ、涙を堪えるような顔を一瞬
浮かべつつも、天井を一時見上げて 下げた時は元の薄い表情に戻っていた。

 アオキ「――じゃあ 一緒に食事しようか。みんな」

くぬぎ「……!」 パァッ

カンナ「おー! その気になったか!」

まつり「皆で食べると、美味しいですわ。日向で飲む紅茶は最高ですわよ」

 貴方たちの真剣な対応は、功を奏したようだ。
まだ、背景がどのようなものか不明ながら。アオキは少しでも
心を絆したように思える! 捻くれてるようでも、心はきっと善性だ……。

980夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2018/08/17(金) 23:29:32
>>978
>>979

正直なところアオキへの対応は、もうちょっと後にしようと思っていた。
だから、今までは遠慮した言葉を掛けてきた。
マジな態度で接したら、どうなるのかという疑問が浮かんだから、
こういう態度に出た。
――というのは、自分に対する言い訳だ。
本当は、言わずにはいられなかったから言った――それだけのことなのだ。

「ありがとう――」

「よし!!いざ、ティーパーティー・イン・ザ・ガーデン!!」

一言だけ礼を言った後で、すぐに元の表情を取り戻し、音頭を取る。
一歩進んだだけかもしれないが、今までを考えると、これは大きな前進だ。
アオキが少し心を開いてくれたことだけではない。
それによって、子供達も喜んでくれているのが嬉しい。
この暑い中で厚手の手袋というのは少し気になるが、今はいい。

それよりもオヤツをくうぞ!!
くそ!!こっぱずかしいコトさせやがって!!
あんなのは、いちねんにいっかいあるかないかくらいでいいんだよ!!
ことしは、にかい(いっかいめはスカイモールさんしょう)もやっちまったぜ!!
うんうん、やりすぎだ!!

「ところで、レジャーシートどこにあるかしらない??
 っていうか、ある??」

アオキにレジャーシートの場所を聞く。
直に地面に接するよりは、シートがあった方がよかろうと思う。
お茶とかオヤツとか置く場所としても必要だろう。

「――できたやつは、おぼんにのせてはこべばいいよね??」

振り向き、今度はサトリに尋ねる。
全部乗っけると、ちょっと重いだろう。
子供達には荷が重いが、まぁ自分達が運べばどうってこともない。

981天雨 サトリ『10cc』:2018/08/18(土) 00:38:30
>>979(GM)
>>980(夢見ヶ崎)

この局面でアオキを『放任』という形で無視する選択肢は選べなかった。
距離を詰めるなら明日以降、と考えていたが、それは手がなかったから。
機会に恵まれた以上はそれをする。『成功』したのは結果論だが、何よりだ。

(とはいえ、まだ核心には遠いですわね)

(例えばここの『園長』か誰かがアオキさんの『能力』を『独占』していて、
 深く繋がりのある人間がいると邪魔になるから『排除される』とか、
 そういう話なら……そもそも施設に部外者の私達は呼ばないでしょう。
 というより、施設に置いておかない。敷地に容易に侵入できるんですもの)

         (……子供達の世話役をさせる理由もない)

少なくともアオキの抱える面倒とは『外的要因』ではないはずだ。
さきほどアオキが外に出なかったのは『偶然』に過ぎないのだし、
本気で彼女と周囲のつながりを断ちたいと考える何者かがいるなら、
普通に一般人と接触しかねないような場所に一人ではいさせまい。

(だから……恐らく問題になるのは彼女自身の意識、トラウマ。
 あるいは、もっと正直に考えるなら――――『スタンド能力』。
 そういった内的な要因か……私が未だ知らない、鍵になる情報があるか)

(…………手袋? この季節に、それも、今から食事なのに、『厚手』の?)

                  (何かありますわね)

まだ答えにはたどり着けないだろう。思考はそこで止め、笑みを浮かべる。

            ニコ

「ええ、ええ。貴女がそう言ってくださってうれしくってよ、アオキさん。
 『パーティ』は皆でするのが一番ですものね……それでは、行きましょうか」

それから夢見ヶ崎の質問を受け、皿やコップなどを見る。量はいかがなものか。

「運ぶのはお盆でよろしいでしょう、二つあれば乗り切るかしら? 私も一つ持ちますわ。
 もし三つになるなら、分けて運びましょう。両手でしっかり持たないと危なそうですし」  

運搬用のカートとがあると良いのだが、流石にないだろうし、
あったとしても、それは食事を運ぶための物ではないだろう。

お盆を二つに分け、一つは夢見ヶ崎に持ってもらう。べつに二つとも持てる気はするが、
紅茶などの落とすとかなり不味いものもあるし、ここは慎重に行こう。空気を壊したくない。   
同じ理由で子供達には積極的に持たせない。手伝ってくれるなら嬉しい気持ちにはなるが、
彼女らが落としてしまった場合の空気などは想像するだけで恐ろしいし、熱い紅茶などは危険すぎる。


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