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【個】『学生寮 清月館』
819
:
飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』
:2021/10/05(火) 00:29:17
>>818
「私が出来るのは逃げるところまでだから、逃げた後は病院に頼ることになっちゃうけど…。
できるだけ頑張って赤月さんを『護る』から」
私はそう言ってまた手を握った。
戦いの主役はもちろん赤月さんで、私はもしもの時のお手伝いだけど、できるかぎりのことをしたい。
「……どうやったら、お姉ちゃんを越えられるのか、
私もわかんないけど、赤月さんに心配されないような方法を考える」
「うん…たしかに、『敵意』は…私にはたぶん捨てられない。
お姉ちゃんを越えたいのは私の根っこだから、『敵対心』を捨てたらきっと私は私じゃなくなっちゃう。
できそうなのはその一抹?って人に向けないようにするだけ」
お姉ちゃんと私は近いようで近くない。
環境の違いがたぶん大きいんだろうけど…お姉ちゃんにできて私にできないことは多い。
だからこそ、越えたい――認めてもらいたいんだと思う。
「私の身を護らないと赤月さんを『護れ』ないから気をつけるね」
私はたぶん赤月さんの求めてる答え――いざとなったら赤月さんを置いて身を守ってほしい――から逃げるようにそう言ってから、
思い出したように近くにある『紙の包み』を手にとって声を上げた。
「あ、そうだ!
赤月さんに『プレゼント』があるんだけど…」
そう言って『紙の包み』を見せる。
中に入っているのは『赤いシクラメンの陶器』だ。
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