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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その1
799
:
『It's dirty works』
:2020/07/17(金) 21:20:38
>>798
(三刀屋)
『三刀屋』は『サトル』の才能を素直に褒め、
その上で助力を申し出る。肩を叩き、彼への信頼を示すように。
「ああ、……ありがとうな。『三刀屋』さん。
また、一から付き合っちゃあくれない、ですか」
ぎこちない敬語を交え、『サトル』は協力を頼みこんだ。
漫画家と編集者。ビジネスである以上、その付き合い方は様々だ。
だが、たった今。二人は互いを認め合っている。
『三刀屋』は『サトル』の危うくも若々しい『才能』を。
『サトル』は己の才能に気付く程に強烈な、『三刀屋』の『執念』を。
「それだったら、やっぱり『原稿』は描き直させてくれないか?
トレースしたの俺から言うのはおかしなことだとは思うが、
あの『漫画』が世に出たら、編集部だって困るはずだ」
「――――ああ、いや。この件を編集部にしっかりと、
説明をしなくっちゃあいけないから、虫のいい話だとは思っている」
「どの道、あの『原稿』は、『破棄』しなくっちゃあならないよな。
俺の手で、ってよりは、『三刀屋』さんが処分した方がいい」
そしてやはり、『サトル』は『原稿』の描き直しを再度申し出てきた。
『三刀屋』が天才と見込んだ『原稿』ではあるが、まだ『編集部』には提出していない。
コピーもデータ化も為されていない以上、他の編集者が見る余地もなかった。
「おーい、ここにいたのかよー」
二人を探していたのか、『知覧』がノコノコと現れた。
手には『三刀屋』の鞄。そして、『原稿用の封筒』を持っている。
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