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エレン「この長い髪を切る頃には」2

158進撃の名無し:2014/07/31(木) 19:45:07 ID:2GnQ2kgk0
そんなこんなで、ひと騒動は何とか収まったけど、正直、心臓に悪かった。

女のああいうの、生で見たの初めての経験だったからな。

教室に戻りながらオレはミカサに言った。

エレン「とりあえず、良かったよな。リヴァイ先生の件、保留になりそうだな」

ミカサ「うん。一番いいのは、リヴァイ先生が必要以上に女子生徒に優しくしない事だと思うけど」

エレン「自覚ねえんだろ? 難しくねえか? それは」

ミカサ「これからは、自覚するべき。嫁を一番優先するべき」

と、ミカサは「むふーっ」と言い切っている。

ミカサ「もしくは、もっとリヴァイ先生のダメで悪い部分も生徒に見せるべき。皆、美化し過ぎているので、イメージダウンをさせるべき」

エレン「あーそれはオレも思ったんだけど、エルヴィン先生が「諸刃の刃」って言ってたしなあ」

ミカサ「でも、それはエルヴィン先生の判断であって、リヴァイ先生自身の判断ではないので、リヴァイ先生にその件を話してみても良いのでは?」

エレン「…………」

そっか。それもそうだよな。

肝心な事を忘れていたぜ。ちょっとオレも慎重になり過ぎていたかな。

エレン「そうだな。ミカサの言う通りかもしれねえ」

と、オレは納得して、今度その機会があればリヴァイ先生に話してみようと思った。

そう思いながら、2人で教室に戻るのだった。


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