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その他(18)
186
:
幻獣ハンター
:2018/03/18(日) 11:16:29 ID:mdR/LWI6
内田康夫逝去83歳
意外に歳いってたんだな、というのが訃報を聞いた最初の感想。70そこそこだと思ってた。
小説家としてはともかくミステリー作家というには売れっ子の中では正直ワーストだと思ってる。
結構沢山読んだつもりだが面白かったのは最初の数作で他は全て同工異曲と言うのもおこがましい
「同じ作品の地名とヒロインだけ変えたやつ」だった。最大の問題はミステリーを標榜しておきながら
全然論理性がないところ。プロットを考えずラストで帳尻を合わせるスタイル、というのを自慢していたが、
最後の最後で出てきた人物や場所を無理やりトリック(らしきもの)に絡めて悦に入っている、という印象だった。
その癖、正統派作家である横溝正史を「陰惨だ」とか批判していたが、横溝作品の日本文学史上類稀なる
精緻な論理性と日本文学伝統の叙情性という二つを見事にマッチングさせた作品の完成度も読み解けずして
なんちゃってミステリーを量産する自分がどの面下げて否定を口にできるのか、と大層腹が立ったものである。
ちなみに作品では例外的に「王将たちの謝肉祭」が良い味であった。ミステリーと言いつつ全然ミステリーに
なってないのはいつもの事だが、浅見作品ではないのでお約束の「あ、浅見刑事局長!」という
こっぱずかしいやり取りが無いことや、作者の趣味である将棋が題材という事もあって棋士という勝負師の悲哀や
矜持を感じさせてくれる描写の数々はすばらしく佳作といってもいい作品である。
この人文章は悪くないので書いてる題材が悪かったんだろうな。
とか思って昔からネットを見ても否定的な感想があんまり無いし(「軽井沢の先生=作者本人が登場すると
つまらなくなる」という意見は多かったが)ハードカバーも定期的に出てたので受け入れられていたって
事なのであろう。
ただ衰退しつつある日本ミステリーの一翼を担ったという功績だけは誰も否定できまい。
ご冥福をお祈りします。
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