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銀河英雄伝説スレ

1真ナルト信者:2016/03/12(土) 17:20:18 ID:???
マンガ、再アニメ化も決まったので1つ

18修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/03/27(日) 09:43:41 ID:lABoF2ek
パエッタ中将って、なんだかんだで最後まで同盟の軍人として戦って戦死もしてないんですよね。
まぁ結局は、ラグプール刑務所の暴動で死んじゃいますが

19タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/03/27(日) 14:17:03 ID:JMrCr2BE
>>17 園田英さん
そうですね…確かに彼は色々と別格でしたね
というか2000万って、あらためて見ても恐ろしい数字だなぁ
有能な将帥もこの戦いでばんぱん死にましたし、この損失はあまりにも大きすぎたのですね…

20ゆとりのぽこぺん:2016/03/27(日) 22:17:59 ID:IxQ2aCvE
フォーク(王天君顔)「戦争を裏で操るフェザーンのハゲを倒す方法は一つしかない。
あいつが対応出来ない程の短期間で修正不可能なまでに戦力バランスを崩す事だ」

21タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/03/29(火) 21:31:37 ID:JMrCr2BE
まあでも、フォーク君だけの責任でもないですけどねー同盟の末路は…
支持率目当てで出兵案をゴリ押した女議員とか色々とひどい人もいましたし。

22ハンセイ:2016/03/29(火) 22:11:08 ID:X41tX54w
そもそもの話、内閣に当たる政府の最高機関が最高位である議長にも一票しかない単純な多数決という時点でクソでしたからねー。
民主主義が生んだ弊害というよりは、あまりにも現実離れした最悪の制度のせいで同盟が崩壊していったのは
アニメ版を見ていた頃から残念に感じました。

23タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/03/29(火) 22:12:54 ID:JMrCr2BE
密室の中で全てが決定される、というのも民主主義か?という気もしますね。

24ハンセイ:2016/03/29(火) 22:23:41 ID:X41tX54w
>>23 タイツマンさん
民主主義の解釈は色々あるのは知っていますが、国家ではなく民主主義というイデオロギーの信者だったヤンには
自身の奉じる民主主義を嘆くだけではなく、同盟政府は実際には民主主義を達成してはいなかった
という目線からの批判をしてほしかったです。

まー、それだと「いわゆる善とされている民主主義の腐敗を描きつつ、それでも民主主義を守ろうとするヤン提督」という構図から外れて
物語が更にややこしいことになっていったであろうことは間違いないですが……。

25ポポイ:2016/03/30(水) 14:14:33 ID:vkd36LTw
>同盟政府は実際には民主主義を達成してはいなかった
>という目線からの批判をしてほしかった

作者が考えてない事に関して難癖付けてもw

「民主主義の国の市民が自滅を選んでしまうその矛盾」、てのが味噌ですので。

26タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/03/30(水) 22:18:27 ID:JMrCr2BE
宇宙なのに二次元戦闘と同じく、リアリティーよりもある程度のフィクション的な面白さを重視してる作品ですからねー。

ハンセイさんのおっしゃるような展開はよりテーマとしては深いものになっていたかもしれませんが、
分かり易さ、面白さについて言えばポポイさんのおっしゃるような矛盾こそが味噌ですからねー。
個人的にはある程度ものごとを抽象化することで、分かり易くテーマを伝えるという意味では悪くない手法だとも思いますが。
それでも、現代から見るとやっぱりツッコミどころだらけになっちゃいますかねぇ補給線の話を筆頭に…。

27タイク:2016/03/30(水) 23:24:00 ID:Wi.0UJyA
個人的に一番謎なのは、建国からこっちバリバリの戦時体制で延々やってきてて、作中時代も「選挙で勝つためには大攻勢」ってぐらい好戦的な国民性なのに「軍部の政治に対する発言権が極めて弱い」という同盟の政治体制というか議員・高官の体質
議員の大半が退役軍人でもおかしくないというか、「打倒帝国」じゃない政党には政権取らせない勢いの国民が何故か「戦場に出たこともない奴に政治を任せる」選択をしてるのが
ルドルフの件があったから退役軍人に権力握らせるのがアレルギーなのかとも思いましたけど、確か「ヤンが政界進出したら当選確実」みたいに作中で言われてたんですよね……
まあ政治家を軍事に無知なアホとして話を進めたかった都合は分かるんですが

28タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/03/31(木) 00:36:52 ID:JMrCr2BE
むむむ、確かにおかしな話ですね…

あえて無理にでも仮説を唱えるなら、実際に戦場に行った軍人は悲惨な現場を知っているために非戦論を唱え、
現場を知らない文化人などは理念に基づいた勇壮な主戦論を唱えるため、好戦的な政治家を好む同盟市民は後者に票を投じ、
結果政治家の大半を軍事に疎い人々が占めるようになった…とかの筋書きはどうですかね?
実際、作中でも「主戦論者は戦争を知らないからあんなことが言える」というような話はちょくちょくありますし。

…問題は、ブルース・アッシュビーなんかのような「現場をよく知る主戦論者」ががっつりと作中に登場することですが…w
アッシュビーなんかは、旗艦不運が踊っちまったりしなければ普通に政界に出て、多くの票を獲得していたでしょうからねぇ。

29タイク:2016/03/31(木) 01:06:19 ID:Wi.0UJyA
ただ、そもそもその(投票権を持つ)同盟市民も、大半が「現場を知ってる」軍役経験者かその親族・友人のはずなんですよね
レベロが「21歳から69歳までの男性がほとんど徴兵されてる」って悲鳴あげてますし
ジェシカ・エドワーズも「有力者の子弟は15%しか徴兵されてねえじゃねーか! しかも前線に送られるのは1%だけ!」ってブチ上げてたわけで
この辺りが単なる政敵叩きのための印象操作でないなら、実際きわめて高いと考えざるを得ない

30園田英:2016/03/31(木) 01:51:48 ID:oRKmW3fI
>>24ハンセイさん
ルドルフが作った「腐敗した専制主義」は悪としてますけど単純な二元論では言ってませんでしたけどね

寧ろ民主主義を信望しつつも「清廉な専制主義」と「腐敗した民主主義」
に悩んでましたし

物語視点で言うならラインハルトの
「貴君程の男が縛られるほど民主主義とやらが良い物に思えないが。
無能共の寄り集まって結局自滅するだけではないか?それがルドルフを産む切っ掛けでもあるし」や
黒猪の
「民主主義者とやらは口先だけは立派だが言った事の1%も実現出来んではないか」
ってのもありますし
>>28タイツマンさん
外伝2のユリアンの日記でもアッシュビーが死ななかったらには諸説あったと
言われてますね。勿論政界進出説もあったとか

31ゆとりのぽこぺん:2016/03/31(木) 06:18:41 ID:IxQ2aCvE
「銀河の歴史がまた一ページという芝居がかった語り」「本が開かれていく描写」、
「所々に見られる矛盾」、この三つから導き出される答えは・・・、
そうか、銀英伝はラインハルト没後数百年経って作られた大河ドラマだったんだよ!

32スパイク ◆qPwjzNYYys:2016/03/31(木) 07:27:15 ID:Lo9YSlPU
小説版は、実際そんなノリじゃなかったでしたっけ?w>没後数百年たって作られた大河ドラマ

33タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/03/31(木) 20:37:48 ID:JMrCr2BE
原作は確か後世の歴史家の視点が登場しまくるんですよね。
個人的には、あれだけ戦争があり、最終回の後にはいかにも乱世に続きそう世界でも、未来には
歴史を学ぶ程度の自由はある人類の社会が存続しているということになるので、好きな設定ですねー。

>>29 タイクさん
い、言われてみれば…
うーん、そうなるともう同盟市民が好戦的な性格になったのはトリューニヒト等の扇動政治家の登場によるもので、
実はつい最近の風潮…とかぐらいしかないですかねぇ。それにしたって、人口比率的に軍人出身者が一定数政治家にいてもよさそうですが。

>>30 園田英さん
いっそ本編の時点まで生存していて、アッシュビー統合作戦本部長(御年80歳)とかのifルートはどうでしょうかね?w
>アッシュビーが死ななかったら

34さぼてん:2016/03/31(木) 21:39:47 ID:IPEq99Jk
今週の艦隊戦って「奇策に敗れた」って扱いなんですかね?
単に地力で劣ったので正攻法で(敵の動きを読み違えて)敗北したような気もするんですが

35修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/03/31(木) 22:38:23 ID:lABoF2ek
歴代皇帝の話はあっても、歴代議長の話は無いんでしたっけね。

36タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/03/31(木) 23:24:48 ID:JMrCr2BE
>>34 さぼてんさん
斜行陣は実行の難易度が高く、一歩間違えれば逆に側面を突かれたりして大損害を被る危険がある戦術です。
実際、今回の戦闘の元ネタであると思われるロイテの戦いでフリードリヒ大王は斜行戦術を駆使して2倍の敵を撃破していますが
コリンの戦いでは側面に回り込むことに失敗し、かなりの損害を受け撤退しています。

実行には優れた指揮能力が必要であり、成功すれば大戦果だが失敗すれば大損害の恐れあり、という辺りでは
少なくとも堅実さとは無縁の、正攻法とは呼べない類の戦術だと思います。

37さぼてん:2016/04/01(金) 15:48:13 ID:IPEq99Jk
>>36 タイツマンさん
なるほど、机上では成立しても実戦では失敗しやすい危険な陣形だったんですね
ただ、成否が指揮能力の高さに左右されると言う事は「策の奇抜さで勝てた」と言うより、「難しい策を実行できる艦隊の地力の高さで勝てた」って印象を受けるんです
となると「ヤンの奇策を机上の空論と侮ったが実戦でも有効だった話」なのか「まともな戦いなら自信があったが上には上がいた話」なのか、どっちなんだろうなと思いまして

38タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/04/01(金) 20:06:47 ID:JMrCr2BE
>>37 さぼてんさん
うーん、どっちでしょうね?

ただ、奇策は実戦では通用しない、という考えに「そのような策を実行するにはとんでもない指揮能力が必要」
という前提があるとするならば、それ自体は別に間違ってもいないと思います。
問題は、ヤンとラインハルトの二人はこの時代において並ぶものがいない用兵の天才のため、
その前提条件を満たしてしまっており、結果奇策を実行してしまうんですよね。

つまり「あのような策は机上の空論」「堅実さこそが重要」という信条はほとんど正解であったものの、
それの数少ない例外であるラインハルトに出会ってしまったため破れた…という話ではないでしょうか?

まあ、ワイドボーン君は唯一ヤンとラインハルトの両名に敗れた人物ですからね。
色んな意味で運が悪かったんでしょうねー。

実際、帝国にもその用兵を「堅実にして隙なく、常に理にかなう」と評され、
2倍の敵を各個撃破する大胆な策を机上の空論と判断してラインハルトに馬鹿にされた老提督がいましたが、
彼は優れた指揮官の元ではその手腕を遺憾なく発揮して、作中でもかなりの名将ぶりを見せていました。

ワイドボーン君に足りなかったのは、経験と少しばかりの幸運だったのかもしれませんね。
ヤンやラインハルトのような規格外の天才と遭遇せず、長く生き延び軍歴を重ねていれば、
あるいはその老提督のような名将として同盟の歴史に名を刻んでいたのかも?

39ゆとりのぽこぺん:2016/04/01(金) 22:21:47 ID:IxQ2aCvE
アニメの最初の頃、帝国軍の出撃の度にコールドスリープ室前で会話している
兵士二人がいて彼らのやりとりで視聴者側に現状が伝わってくるのが好きだったのですが、
物語が進むと出撃前の彼らの掛け合いがいつの間にかなくなってました。
あの二人どうなったんだろう・・・。

40タイク:2016/04/02(土) 11:59:56 ID:Wi.0UJyA
根本的に「指揮の難しさ」自体がピンと来ないのがあるかもですね
最近の『パンプキン・シザーズ』『ドリフターズ』なんかが、

「戦場の状況を把握するのも指示を出すのも(本来なら)大いに手間がかかる」
「リアルタイムで俯瞰的に状況見て指示出して即時で動かせるってどういうチート?」

ってな話をしてるんですが、銀英伝だとこの辺の情報伝達のタイムラグが無いような描写だったり

あと同盟に関しては徴兵制にも関わらず兵卒が異常に戦意旺盛士気軒昂で、概ね規律正しくどんな負け戦でも反乱とかしないというのも……

41修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/04/02(土) 12:05:28 ID:lABoF2ek
>同盟に関しては徴兵制にも関わらず兵卒が異常に戦意旺盛士気軒昂で、概ね規律正しくどんな負け戦でも反乱とかしない
この部分は、そうでもないんじゃないかなとも思いますけど。クーデタは起こるし、帝国領での略奪の話も今後起こりますしね。
タイムラグに関しても、勝手に動き出すやつとか勝手に追いかけるやつとか、しばらくたってから死亡が伝えられた人物とかも今後ありますしね

42タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/04/02(土) 13:38:29 ID:JMrCr2BE
原作で指揮能力が分かり易く高い人というと…ヤン艦隊の生きた航海図ことフィッシャー提督や、
あまりに艦隊の行軍速度が速すぎて敵と並走してしまうほどの疾風ウォルフとかですかね?

というかヤンは戦術・戦略眼に関しては凄まじいものがありますが、艦隊指揮能力はそこまででもないので
艦隊運用を担当するフィッシャー提督や分艦隊で偽装逃亡をこなすアッテンボロー等がいなければ作戦を実行できないんですよねー。
その辺りも「あのような作戦は実戦で通用しない」というワイドボーンの台詞にかかってるんですかね?

あの補給路を断つ作戦も、的確に2個の艦隊を連動させる指揮能力と敵の半分の戦力で
相手に撤退を考えさせない程度の距離を保ちつつ逃げ回る分艦隊がいてこその補給切れの勝利ですから。
試験ではシュミレーションがやってくれましたが、実戦ではフィッシャーやアッテンボローがいないと実行はままならないでしょうからね。

43修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/04/15(金) 23:20:31 ID:lABoF2ek
アニメとかが特にそうですが、
重要人物が死ぬと時は、攻撃来ます→何!→ドカーン→はっ!か、閣下!、的な展開が多いですが、
一般兵士が死ぬと時は、ドカーン(戦艦爆破)、で全て終わってしまうところがちょっと気になる部分だったんですよね。
まぁ、西部戦線異状なしじゃないですが、一般兵士が死んだところで戦争自体には何の影響も及ばせないということを表現しているともいえますが

44園田英:2016/04/15(金) 23:23:53 ID:oRKmW3fI
アニメと原作で一回やってましたけどね
自分の腹から出た内臓かき集める一般兵や
下半身潰れた状態で「母さん・・・母さん」と呟く一般兵が

45修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/04/15(金) 23:30:23 ID:lABoF2ek
アニメは、時々グロ描写もありましたよね。
まぁ毎回毎回、一般兵士が死ぬ時にそんな描写はやってられないからしょうがないのでしょうけど、
戦艦が一隻沈むだけで実はものすごい数が死んでいるという事を忘れてしまうそうになるという点がやはり銀英伝が描く戦争のむなしさなのかもしれませんね

46タイク:2016/04/16(土) 06:16:45 ID:Wi.0UJyA
実際作中でもそこにまともに触れてるのはオーベルシュタインぐらいですよね……
「華々しい宇宙艦隊の決戦で自国民を何万人と死なせてヤンと決着つけるのと、卑劣な謀略でヤンひとりを暗殺して問題解決するのとどちらを選ぶのか」という

47ゆとりのぽこぺん:2016/04/16(土) 06:33:26 ID:RkMJhPNo
アニメ版だけを見た私の印象(主にフレーゲル関連)
・フレーゲル登場時
うわー!見るからに雑魚。銀英伝キャラ中でも屈指の無能感。どうせすぐ死ぬんだろうな。
・フレーゲル死亡時
まあ、割と頑張ったかな。あの性格で反乱終盤まで生きて戦っていたのは立派。
最後のアレも他の貴族達の死に方に比べれば優遇されてると思わなくもない。
・フォーク無双時
おい・・・フレーゲル君はあの世界のゴミの代名詞じゃなかったのかよ。
なんで彼を下回る人材がホイホイ登場するんだ。
・アルフレッド登場時
あ、フレーゲルだ。フレーゲルが綺麗になって帰ったきた。フレーゲル君ファンとして応援せねば。
・アレフレッド超テケトーな退場時
ふぇ!こんなのってないよー!ゴールデンバウムの血は絶えなかったかもしれんのが唯一の救いか。
・トリューニヒト、フェザーンのハゲ、地球教のハゲがグレートテキトーな退場しアニメ終わった後
フレーゲル君も綺麗なフレーゲルもキャラ格の割には優遇されてたのかもしれんな。

48タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/04/16(土) 08:01:35 ID:umxNVSYo
>>46 タイクさん
オーベルシュタインは作中ではかなり珍しい人命尊重型の思想ですよね
そのオーベルシュタインが作中でも忌むべきこととされるヴェスターランドの虐殺を見過ごした、というのが面白い話ですね。
まあ、究極的には「少数の犠牲で多数を生かす」ということで一貫はしてるんでしょうが…それにしたって民間人の虐殺はなぁ…

ヤンも同じく人命尊重型ですが、「民間人を守ることが軍隊の存在理由」という信念なので二人が出あっても相容れることはないでしょうね

49園田英:2016/04/16(土) 09:53:54 ID:oRKmW3fI
いやオベが尊重するのは客観的正しさですよ。人命を尊重するのもあくまで義務
それはラインハルトも同じですけどあの世界の専制主義では正しいからな
少なくとも黄金樹よかよっぽどマシだし


作内で言われたように頑丈な木造建築見てもシロアリに喰われる危険性説いて
柱抜きまくり倒壊させて何人も死者出しそれで攻められても
「シロアリに柱食われて倒れたら被害はこんなもんでは済まない」
と平然と返すタイプ

人命尊重タイプは新帝国最初の腐敗官僚ラングでしょう
ワイトボーンの前例で
出番あるまで漫画続いたらどう改変されるのか楽しみなキャラでもあります

50タイク:2016/04/16(土) 10:51:54 ID:Wi.0UJyA
「こんなもんでは済まない」が実際ド正論だからこそ、ラインハルトも重用してたわけですけどね
……「ゴールデンバウム氏ね」の一念で動くあたりに共感してたというのも無きにしもあらずでしょうが

>>48
そこは本人が言っていたように、
「見過ごす方が事態解決にかかる死者が明らかに少ない。
 むしろ阻止して死者を増やす方が間接的に虐殺に加担しているも同然」
といった論なのでしょうな……

「信念ほど愚劣なものはない」と度々言ってたヤン自身、実はかなりガチガチの信念で動いてる人という……

51園田英:2016/04/16(土) 11:05:00 ID:oRKmW3fI
>>50タイクさん
最終巻の
「もし私が新政権に有害な存在になったら排除に動くだろうな」
「ああ、あの男のやる事には常に意味があったな」
は地味に好きな台詞です

信念関係はその台詞出るとユリアンが「それが提督の信念なんですね」
と返してますよね

52タイク:2016/05/08(日) 20:33:03 ID:Wi.0UJyA
読み返してて思った。リアルの超有名な政治家に、

・母国が戦争に巻き込まれる中、二度に渡って徴兵拒否
・徴兵拒否で逮捕され、後に最下級の兵卒として前線に赴くも、砲弾による負傷や毒ガスによって後遺症を患う
・敗戦後、戦争によって荒れ果てた母国を前に「二度とこのような事態を招いてはならない」と決意し政治家を志す
・政治高官に高級軍人が多かったため「将官どころか士官ですらない兵卒ごときが国を動かすなど!」という偏見に幾度と無く妨害を受けるが、民衆の支持を受けついに国家元首にまで上り詰める

という方がおられるのだが、この方がどのような政治を為したかを見れば、やはりジェシカ・エドワーズの言論に一切の説得力は無いとしか……


誰のことかって? 画家志望だったチョビ髭の伍長殿ですよ
「最前線の悲惨さを知っていれば兵士を犠牲にする戦争なんかしたがらない」とか寝言すぎる

53修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/05/09(月) 18:50:50 ID:lABoF2ek
>>52
そんな超極端な例を一つだけ持ち出されても…。
それにヒトラーを単純に「最前線の悲惨さを知っている兵士」とすることも非情に疑問。むしろコンプレックスの塊だったということを考慮すべき。
「このような事態を招いてはならない」の方向性もだいぶおかしな方向に向かった人だし。
まだ、パウエルとかジョン・マケインを例にしてくれたほうがまし。

あと寝言と言い切るのも疑問。確かに元軍人が反戦平和思想にならないこともあるが、日本でもアメリカでもがっつり反戦平和運動に関わってる例はいくらでもある。
あと、銀英伝で言えば、軍事クーデターを起こそうとした連中も「兵士を犠牲にする戦争」をしたがらなかった連中だと思いますよ。方向性が無茶だっただけで

54タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/05/09(月) 23:58:05 ID:JMrCr2BE
作中でよく出てくる「安全な後方から戦争を賛美することは恥ずべき事」系の話は結構解釈が難しいですよねー。
なにせ、ヤン自身が革命戦争で大勢の人命を浪費させていたりするわけですから。

それに関しては「前線に出ていれば戦争を賛美(あるいは扇動)してもいい」ということだと解釈すれば矛盾は無くなりますし、
実際ヤンも個人の誇りのために戦争を主導したラインハルトを「あなたは常に陣頭に立っておられる」って擁護してますが…。

問題は、「前線に出ればセーフ理論」がヤンの主張だとすると、ジェシカの「死ぬ覚悟があれば何をしてもいいの?」と矛盾するという…うーむ難しい。

55ミドリムシ:2016/05/10(火) 00:27:34 ID:r945F6bA
作中では、ヤンのその点に関しては地の文で、後世の評論として客観的には賛成とも反対ともならないようにしきりにバランスをとろうとしてましたね。

56修都 ◆7VC/HIVqJE:2016/05/20(金) 19:34:45 ID:lABoF2ek
ミュッケンベルガーは有能ではなかったかもしれませんが、身分や生まれで人を判断するような人物ではなかった。
フリードリヒ4世は有能ではなかったかもしれませんが、ゴールデンバウム王朝が永遠だとは思っていなかった。

ラインハルトは絶対に考えないでしょうが、上にいた人物がこういう人達だったというのはラインハルトにとって幸運だったのではないでしょうかね

57ポポイ:2016/05/21(土) 01:59:29 ID:vkd36LTw
>「安全な後方から戦争を賛美することは恥ずべき事」

イゼルローン要塞第1次奪取で、終盤、特攻を仕掛けるゼークトに、「武人の誇りだって!?」と、珍しく怒りを顕わにしてましたので。
単純に、「前線に出ていれば戦争を賛美(あるいは扇動)してもいい」の、「前線に出ればセーフ理論」でもなく、ジェシカの「死ぬ覚悟があれば何をしてもいいの?」と同じだったのではと。

安全地帯に留まっての戦争(特に「無名の師」)の扇動者への軽蔑と、他者へ自分と同じ信念を強制する輩への否定は、共存し得るのではと思います。
まさに、ラインハルトへの評価の様に。陣頭の勇者としての彼は認め、独裁者・専制君主(思想の強制者)としては否定する、と。

ヨブの様な扇動者は、多様性を否定し不寛容な状況を構築するという点で、救国軍事会議と同類なのですね。
其れは、卑怯者であれ身勝手な勇者であれ、ヤンの忌避するところです。


>ヤン自身が革命戦争で大勢の人命を浪費させていたりする

で、前提として、戦場へ出る事への自由選択の余地の有無が重要である筈です。
同盟では、良心的徴兵忌避の権利が有りましたし(一方、救国軍事会議は其れを非合法化すると表明)。
同盟から離れた革命戦争でも、「伊達と酔狂」で志願者のみ率いて戦っている訳です。
帝国側の戦死者で、否応無しに徴兵された連中が居たら気の毒ですが、其れは、専制君主ラインハルトの責任ですね。

58ポポイ:2016/05/21(土) 15:28:53 ID:vkd36LTw
>>57 補足

《特攻を仕掛けるゼークトに、「武人の誇りだって!?」と、珍しく怒りを顕わに》
これは、自分だけで特攻するのではなく、部下達を巻き添えにしている辺りが怒りポイント。

でも、ゼークトの旗艦だけ吹っ飛ばされ、他艦は撤退した訳だけど。
旗艦の乗員たちは災難だよなあ……と、初めて読んだ当時思ったナリ。

それと、純軍事的には、1個艦隊を殲滅しておくのは、有意なんじゃないかなあ、と。
生かして帰せば、普通に、その後の、同盟軍の脅威に成るもの。

59タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/05/21(土) 16:09:43 ID:JMrCr2BE
あの時点ではヤンはイゼルローンを陥落させることで和平が成ると思っていたので
すでに戦意喪失した敵兵を無駄に殺したくなかったんではないでしょうか?

60スパイク(新トリ) ◆KuPMOslVaQ:2016/05/21(土) 16:16:22 ID:Lo9YSlPU
ヤン提督の一番嫌いな事だったでしょうしねー>戦意喪失した兵を無駄に殺す事

61ポポイ:2016/05/22(日) 14:58:15 ID:vkd36LTw
>>59
>あの時点ではヤンはイゼルローンを陥落させることで和平が成ると思っていたので
>すでに戦意喪失した敵兵を無駄に殺したくなかったんではないでしょうか?

「同盟側からの逆侵攻などというバカなことをしない限り、少なくとも大規模な戦乱の拡大は無い」
て事じゃなかったですかね。
帝国側による要塞攻略の可能性は、排除されていない訳です。


ヤンの意図の要諦は、「同盟側による積極的な戦乱続行の抑止」でありましょう。

帝国と同盟の双方が攻勢に出ない結果として、事実上の休戦期間が纏まった年数発生し、それは両国の何れかが戦端を開く事によって破られた由の記述が、有ったかと思います。
よせば良いのに、同盟側が、要塞攻略とかティアマト星系完全制圧とか、試みた事が有ったのでしょうね。
多分、選挙が近づいたらw

62タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/05/22(日) 20:31:37 ID:JMrCr2BE
>>61 ポポイさん
一応「何とか満足のいく和平条約を結ぶことも可能だろう」と言っているので、きちんとした停戦までは期待していたんじゃないでしょうか。

まあ、実際にそれが実行できるかはさておきイゼルローンを手に入れた時点で一個艦隊程度の戦力は防衛において誤差の範囲になると思いますがねー。
それこそわざわざ逆侵攻なんて愚を犯さない限りw

…あ、でももし帝国軍がフェザーン回廊通過による同盟侵攻を思いついた場合、逃がした一個艦隊は十分脅威になりますね…。
ラインハルトが権力を握った場合いつかは思いつくことでしょうし、ヤンもその危険に気づいてもよさそうなものですが。
まあ、そこまで予想したとしてもヤンは逃げる敵を撃つことをあまり良しとはしないでしょうが。

63ぶぶ漬け:2016/05/25(水) 13:30:15 ID:CW9XDwiM
>>62 タイツマンさん
あの時点だとヤン込みで同盟内でのラインハルトは帝国の一指揮官だったはずですので、そこまで予測しろというのは酷でしょう

ヤンの中では少しの小康状態の後に、要塞挟んで反対側で今までのように定期的に要塞攻略戦があるくらいだったのでは?
それなら二個艦隊分くらい要塞に駐留させてれば問題ないでしょうし

64タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/05/26(木) 19:59:26 ID:JMrCr2BE
>>63 ぶぶ漬けさん
確かに、あの時点でそこまで予測するのは難しいですよね…これは失礼しました。

ところで少々話は変わりますが、もしヤンの希望していた「たかだかこの先数十年の平和」が成立していたとしたら、
果たしてラインハルトが宇宙を統一することは可能だったのでしょうかねー。

単純に出世の機会が減りますし、同盟の国力も帝国領出兵が存在しないので健在なはずです。
そもそもラインハルトの寿命の問題なんかもありますし(まあこれはこの際無視してもいいでしょうが)、かなり難易度は上がるんじゃないでしょうかね?

65ぶぶ漬け:2016/05/26(木) 20:56:58 ID:CW9XDwiM
>>64 タイツマンさん
とりあえず出世の機会といってもアスターテ終わってる時点で元帥府は設立できてますから戦力は集めることは可能だったはず
その上で間もなく皇帝崩御で内乱発生、後ろ盾を欲したリヒテンラーデ候と手を組み、以下賊軍殲滅までそこまで違いはないかと
キルヒアイスがどうなるかはまぁアレですがここも同じとしておきましょう、同盟健在だからといってあの流れは変化ないでしょうし
向こうが攻めてこないからといってラインハルトが遠慮する謂れはありませんし、そのあとは同盟進攻でしょう

内乱に同盟が手を出してくるかどうかでまた分岐しそうですが、アムリッツァの大敗がないからリンチのクーデターは起こらないと見て良さそう
そうなるとかなりの有能な将帥、艦隊、兵士が無傷で残ります…ですが逆にフォークやドーソンみたいな患部はそのまま残ってます
アムリッツァ見るに如何に有能な将軍達でも政治面では大した発言権なさそうですし帝国全戦力を自由に動かせるラインハルトが相手ではかなり分が悪そうですね
そしてラインハルトも侵攻するからには本気でしょうし一撃必殺です
なんだかんだでラグナロック作戦発動して史実よりは抵抗できるでしょうが戦力差で潰されて終わりそうです

そもそも全面戦争になったら物量でも人材面でも帝国が圧倒してるでしょうし
なんせ同盟側アムリッツァで三艦隊壊滅したらもうどうしようもない大損害で、軍もそれ以外も人材が枯渇せんがばかりに扱ってるのに
帝国側ときたらヤンにどんだけ損害被っても普通に補充して終わりですし、社会への影響も微塵も感じさせません
それどころかフェザーン侵攻後は要塞二基を増設する計画まで立つ始末です
正直アメリカと日本くらいの物量差を感じます

というわけで僕としては多少統一までの時間が伸びるだけで普通に帝国勝利で終わりじゃなかろうかと
正直同盟が勝とうと思ったらアスターテの前くらいまで戻った上でヤンがガチでやる気出してもらうくらいしか…

66タイツマン ◆qCreO8cZxQ:2016/05/26(木) 21:37:12 ID:JMrCr2BE
>>65 ぶぶ漬けさん
確かに、同盟の外交政策に関係なく皇帝の寿命は残り少ないので、どの道ラインハルトが権力の座に付くのは変わらないですね…

こうなったら地球教徒によるラインハルト暗殺が上手いタイミングで決まるぐらいしか同盟存続ルートはないかな?
キュンメル男爵辺りに頑張ってもらうしかないのか…w

67T8:2021/01/26(火) 17:52:55 ID:kBWFqkqM
TESUTO


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