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ブラクロラジオ

441さぼてん:2015/07/22(水) 01:33:36 ID:IPEq99Jk
ラックさんのトラウマ克服描写について考えてみた

◇ラックさんのトラウマとその解決法
一人ぼっちのラックさんは「貴族(=強者)に勝った時に母親に褒められた思い出」だけを心の支えにして生きていました
なので思い出を反芻する為に強者と戦って勝つ事しか考えていません
しかし新入りのアスタ君の仲間宣言によって一人ぼっちではない事に気づき、母親の思い出だけにこだわる必要がなくなりました
その結果、共闘ができるようになりました


◆疑問点1:ラックさんは本当に一人ぼっちだと感じていたの?
登場回では暴牛の面々と普通に馴染んでいたしヤミ団長にもなついていた
ただ表情は一貫して半笑いだったので、楽しそうなフリをしながら寂しさを抱えていた?

◆疑問点2:なぜアスタに言われるまで仲間の存在に気付かなかったの?
独白によると「気づかないようにしてた」らしいので、正面から「仲間だ」と断言されて目を逸らしきれなくなったか

◆疑問点3:「気付かないようにしてた…ごめん 母さん…僕は一人じゃない」の意味
無意識に目を逸らしてしまう程、仲間の存在を認めるのは母に謝るべき事らしい

「『一人で勝って特別さを証明し続けろ』という母さんの言いつけを破るね、ごめん」
…と言う事なら意味は通る気がする
しかし、ラックは母の言いつけ守ることを約束したり信念を持っていたりした訳ではなく、寂しさを埋める手段を他に知らなかっただけにすぎない
新しい生き方を見つけた事を謝るというのもなんだか変な気がする

「僕は母さんの望んだ『一人で強者に勝てる特別な存在』じゃなかったよ、ごめん」
…と言う事だろうか?
ただこの場合、今まで自身の寂しさを埋める事しか考えていなかったラックが突然母の無念を慮るキャラになってしまう
思い出と言う誤魔化しではなく、仲間の存在によって正しく寂しさが解消された事で母の気持ちを想う余裕が生まれたのだろうか?

◆疑問点4:勝ち続ける事と共闘する事は両立不能なの?
母の言いつけは「勝ち続けろ」だが、ただ勝てばいいという訳ではなく強者に勝つ事で「特別さの証明」を求めていた
共闘してしまうと例え勝てても「ラック個人の特別さの証明」にはなりえないので、トラウマに囚われたままでは共闘はできなかった

◇まとめ
疑問1,2,4については描写不足ではあるがなんとなく補完できなくもない
ただし疑問3については何に対して謝っているのかがよく分からなかった
「ごめん 母さん」という台詞を抜けば、「仲間がいた!一人じゃなかった!」という分かりやすい描写になるが、そうなると今度は仲間から目を逸らしていた理由が消えてしまう
最近のマルスの回想でも感じたが、無理のある展開のシワ寄せがキャラの内面に及んでいる気がする


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