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ステルス交境曲の失敗に学ぶラジオ

1真ナルト信者:2014/07/18(金) 21:58:38 ID:???
ラジオ:tp://std1.ladio.net:8080/cagami.m3u

384MMM:2014/07/19(土) 13:40:38 ID:2nSdavTU
●ストーリー漫画における情報の種類(主要な情報と修飾情報)
まず、情報は作中で語られるセリフや設定、絵から得られる情報すべてとする。

情報には、著者が伝えたい主要な情報(or メッセージ)と、
主要な情報やキャラクターを修飾のための情報に分類できる。

・主要な情報(忘れさせてはいけない)
  ストーリーの骨格をなす情報で、これをもとに読者が自分の中で
  ストーリーを再構築し、記憶する。
・修飾情報(忘れても問題ない)
  主要な情報のリアリティやキャラクターを深めるための装飾に使う情報
・伏線(忘れてもよい)
  将来主要な情報になる可能性があり、忘れてもよい。
  次に出会ったときに思い出せる程度に印象付ける
  (複数の話で多面的に、主要なキャラにリンクさせて言及するとか。
例:ドン=フリークス)

385MMM:2014/07/19(土) 13:41:52 ID:2nSdavTU
ハンターでたとえると、暗黒大陸の5大災厄を語る話での、
主要な情報は「渡航のリスク(世界が滅びる可能性がある)」である。

残りの、どのような災厄があるか、
G5がどのように災厄を管理・秘匿しているか、
カキンに対してどのような対策をとるのかなどは
渡航のリスクを読者に納得させる形で説明するための修飾情報に過ぎず
それらの詳細は次週以降に忘れてしまってもよい。(忘れられても問題ない)

よって、次週以降に読者が覚えておけばよいのは、
「渡航には渡航者だけでなく、人類に対してリスクがある。
(G5はそのリスクを恐れて渡航をきわめて厳しく制限している。)」
程度である。

(同時に伏線として、資料の著者が誰なのか?という疑問を残しているのが
ハンターがうまくやっているところだと思う。)

ステルスの場合は、物語の前半にほとんど主要な情報
(あったとしても、そう認識できなかった)を提示しなかったのが、
内容を覚えていない理由だろう。

386MMM:2014/07/19(土) 13:42:26 ID:2nSdavTU
●漫画(週刊雑誌連載)と小説(単行本書下ろし)というメディアの差
漫画:一回5分程度。インターバルは1週間、12話で1時間。
小説:3時間以上、インターバルは読者が選べる。

もし、伏線を張ってそれをカタルシスにつなげたいなら
思い出せるように記憶させておくか、読み直せる単位で伏線回収を行う必要がある。
書下ろし小説なら1冊。週刊雑誌ならい1話分。
ハンターは一読では理解できない場合でも
読み直すきっかけをその1話中で作るので、問題がない。

週刊連載の場合、読者の記憶の定着にも気を配る必要がある。
一つの漫画を読むのには5分程度しか使わないし、
ジャンプには20ほどのライバル漫画がある。
これらは記憶の定着を困難にするため、
複雑な事柄は一週や一か月先には覚えていられない。
雑誌は捨ててしまうため、読み返すこともできない。

387743:2014/07/19(土) 20:19:27 ID:ta486QzY
とある編集者曰く、
「ラノベ一巻をコミカライズするなら単行本3巻分は必要」
逆に言えば、ラノベは一巻出せば漫画の単行本なら3巻分(27話程度)は読んでもらえる
という事なのかもしれません。
しかし、ジャンプでは最短1巻(10話)で終わってしまう事もある。
きちんと読者の興味を引き続ける事を上手く出来なかったという事かも。

388お茶妖精:2014/07/19(土) 20:29:19 ID:8r4iR2FY
物語全体(展開)を大事にするあまりキャラクターに愛情を込めなかった、
という感じがします。
「こいつ好き!」「こいつ憎たらしい!」と思う瞬間が一度もなかったです。

389なつ:2014/07/19(土) 21:01:37 ID:ihB58O/Y
累計2300万部でしたかを売り上げたReborn!はスゴかったんだな、
話と絵が合ってたんだなと思わされるマンガでした。
絵はキラッキラしてるのに話に表面的なキラキラ要素がなかったですね。

390スパイク ◆grnJEx99CE:2014/07/19(土) 21:30:03 ID:K2jlkZpw
リボーンは長編に行ってから色々アラも出てきましたけど、序盤のギャグ話は普通に面白いのばっかでしたしねー

391ヤカル ◆mjIpAcBOyk:2014/07/19(土) 21:57:48 ID:SDOKqsww
>>388
お茶妖精さん

怒ったり悲しんだりと言った「キャラの感情の動き」を見せたいと言う気持ちより、
キャラ性のどんでん返しや伏線やらと言った、「仕掛け」を見せたいという気持ちが
勝っているように感じましたね(実際成田先生がどう思っていたかは分かりませんが

で、その仕掛けもキャラ性(実はコイツはこういう奴です)に拠っているから、
最初のセットアップでキャラに興味を持ててないから、どうでもよく感じる

392ちょう:2014/07/20(日) 10:56:54 ID:UkwHecus
設定や仕掛けは良かったんだけどなー
この手の物はひっくり返す前の、土台をしっかり作ってから
そこからどんでん返しじゃないと効果が無いので
土台作りに時間が取れないと成り立たない

ドラゴンボールがバトル始まるまでの冒険
キン肉マンがプロレスになる前のギャグ
スラムダンクが試合するまでの不良恋愛

盛り上がる見せ場になるまでの間も打ち切られないにはどうしたらいいか?
編集と仲良くなる長い目で見てもらうよう相互理解を深めておく、打ち切られない雑誌に投稿する
キャラの魅力を高める
これですね、やってる事は地味でもキャラ人気でなんとか命を繋ぐと

393かがみ ◆NsGJ9t.qAY:2014/07/20(日) 23:53:01 ID:ATecCUIQ
>>392
ドラゴンボールはともかくキン肉マンとスラムダンクはその方向性だと打ち切られそうだから方向転換しただけで、
土台固めだったわけではないのでは……

394ちょう:2014/07/21(月) 22:59:17 ID:UkwHecus
キン肉マンは迷走の結果が大ヒット
スラムダンクは、どっちにも行けるように備えていたら本筋が大ヒット
だったような

まぁ言いたいのは、何をやっていても、キャラに人気が出るかどうか次第
展開も設定も知った事か、キャラ人気至上主義!
という近頃のラノベのような私の結論です

面白い漫画、という点からは離れて行くのですが

395K:2014/07/22(火) 16:28:56 ID:cDDYyMbQ
人気漫画は盛り上がる見せ場に到達する前から面白いんですよね。
最初から高得点で、打ち切り回避して軌道に乗ったら更にブーストかかる感じ。
ナルトのザブザ編→中忍試験でキャラ放出
ブリーチのグランドフィッシャー編→ルキア奪還編でキャラ放出
みたいな感じで、世界観を1つ拡大するタイミングがあって、
それまでに既に十分面白い漫画になってる。
セットアップ段階がつまらないならそれがその漫画の地力なんですよね。

396スパイク ◆grnJEx99CE:2014/07/22(火) 16:47:49 ID:K2jlkZpw
前にかがみさんも無刀ブラックの感想の所で仰られていましたけれど、ジャンプの打ち切り作品というのは「世界の見せ方に失敗している」というとこが不思議に共通してるんですよねー

397なつ:2014/07/22(火) 19:19:33 ID:ihB58O/Y
天野先生はキャラ立ち絵や顔アップがメチャクチャ巧くて動きのあるバトルシーンはそこまで得意じゃない印象だったので
(絵はものすごく上手くのに動きがわかりにくい)
得意分野封じて不得意分野を開拓してるのかなぁと思ってました。

398やまがた:2014/07/23(水) 16:55:41 ID:jXJZPahk
ドラゴンボールは始まる時は好評だったのがすぐに人気が下がって
このままだと打ち切られるってなってすぐにバトルメインにしたらしいですね


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