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ライトノベル総合
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The 男爵ディーノ掲示板のノリでライトノベルを語りたい人とか
とにかくライトノベル総合
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>>398 ミドリムシさん
なるほど、そこは理解できますな>基礎知識も共通認識もない、まったく別世界の歴史を勉強する必要がある、って感じ
(……ホント、コレも一番初めの頃にはこうなるなんて予想も出来なかったよなぁ)
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>>400 ミドリムシさん
>ラノベって、外国だとどう翻訳してるんだろう。
「ライトノベル研究会」というブログが参考になると思います。
「海外ライトノベル翻訳事情 アメリカ編再び(1)」
という記事では、アメリカの大手出版系2社の翻訳姿勢について説明しています。
また、「ライトノベル翻訳事情 文体編(1)」では、これもアメリカの出版社を例に挙げていますが
原文と翻訳を並べ、各社がどのように翻訳しているかを説明しています。
余談ですが、
アメリカの『ハルヒ』のオリジナルカバーは、センスいいなと思いました。
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あの、このスレで聞くことではないかもしれませんが
ガル茂のガルシア部分って日本だとほぼ情報出てこないのですが
地元の方ですと「あ〜はいはいセヴァリョスね」みたいな感じだったのでしょうか?
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セヴァリチョスは地名らしいので土地の名前は知られてるぐらいじゃないでしょうか
日本で郵便を事業化した人の名前なんて教科書に載ってるか怪しいレベルですし
アニメ放映時に作者がTwitterで捕捉してましたが、どこで見つけたのでしょうね
スペイン語読める人がスペインのWikipediaで調べたら郵政の項目に名前だけあったそうです
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日本で言うなら前島密ですから、超メジャー(小学校で習うレベル)かもしれませんよ
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チがついてた……!
16世紀ぐらいの人だからさすがに郵政作った人とは比べられないんじゃないでしょうか。
試しにGarcía de CeballosでぐぐってみたらMuneshige Tachibanaとか出てきて吹きました。
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なんだ日本と変わらないレベルw
どこから引っ張ってきたんだ氏は
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各国の転居や帰化が割と容易で異人種だけでなく異種族が混ざりに混ざっているので
極東(武蔵)の大人達が恐れている、各国による極東の奴隷化とかがいまいちピンとこない。
各国から武蔵に転居する分には自由だけど、武蔵から出るのは制限がかかってるのかな。
三河から西班牙に帰化するのは簡単みたいですが。それとも愛国心とかあるんだろうか。
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各種族に関してはそもそも個性の内になっているので
混ざり会うというつもりすらないはずです
種族によって住みやすい土地があったりはしますが
武蔵は元々各国から様々な制限を受けていますが、
その制限からの特色として他国で行き場を失ったものの集まりになっています
武蔵が完全に奴隷化しても役職付きは元より一般人も武蔵の他にいける場所のない連中がほとんどです
また、他国に亡命するにしても、当然自国の利になるようにしか受け入れてくれないため
悲惨なことになります
ネイトがやろうとしていたのはその辺りの事情を緩和して武蔵住民が持つ利を増やすためですね
デメリットも大きいわけですが
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しかし、考えてみたら90年代の電撃作家で今もメインを張ってるのって川上先生くらいなのかな?
(上遠野先生や時雨沢先生の新作を見かける時はあるけど、メインって感じではなくなってるし……)
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>>410 徹さん
1巻途中までしか読んでいないのでネイトが誰かは分からないのですが
武蔵の抱える閉塞感とかは神州の子孫という人種や国家の別によるものではなく
各国からの掃きだめみたいな扱いだからということでしょうかね。
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文庫の売上的にはまだ上位の方ではありますけどね
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>>412 ハンセイさん
トーリに胸を揉まれた人です。ミトツダイラです。
高橋先生、H2Oの新刊まだですか……
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どちらかというと神州の子孫の土地であるという負い目を敗戦国に振りかざして頭を押さえつける政治カード切られてるだけなんじゃないでしょうか
そんなところだから他にいくところない奴が行きやすくて結果掃き溜めとか
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>>413 HINOさん
ですなぁ……しかしそう考えると、アレは「今の時代に合わなくなったからあまり単行本を出せてもらえなくなった」んじゃなく「ネタがなくなってきているからあまり単行本を出せなくなった」って考えた方が正しいのかなぁ……>上遠野先生
(個人的にはブギーポップなんかは今の時代だからこそさらに輝く作品という感じはありますし、出来る事なら昔みたいなペースでもっと出てほしいっていうのはあるんですよねぇ……)
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川上氏のキャリアは電撃文庫全体でもかなりの古株ですからね。
具体的に言うと電撃小説大賞第三回の金賞なので、これより上となると古橋先生とか土門先生とか高畑先生とかそういう類。
ちなみに、第四回の受賞者が上遠野先生、阿智先生、橋本先生だったりします。
あ、それと川上氏は先生付けされる事を好まないのらしいんので避けたほうがいいかと。多分、敬称としては「氏」が一般的。
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あ、そういえば確かに……失礼、失念しておりました(汗)>先生付けされる事を好まない
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H2Oかあ…
ユニコーン内での主人公の地位は今どの辺なんですかね
まだ平隊員?
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平隊員になったあと過去話を始めて、過去話が完結してから出なくなりました……
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○ハルヒ
ハルヒに願望を実現する能力なんてじつはなかった。
ただ彼女が普通のひとよりほんの少し優秀だっただけ。
みたいな説を二週間くらい前に考えた(朝比奈さんよりの考え)。
もちろんそれだけでは説明がつかないこともある。
古泉くん曰くハルヒ、キョンを除く(?)SOS団メンバーは各所属グループの末端らしいけどじつはトップもしくはそれに準じるもの?
長門がマグロなのは頭が良すぎるから?
みたいなことを二週間前に考えたけど消失事件から察するにその線はやや薄い。
異世界人のトップとは如何なるものなのか?
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>>420 徹さん
やっぱそこで止まってるんですねー
正規兵昇格試験のときの教官が格好良かったような…あかん、全然覚えておらん
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秋山先生「ミナミノミナミノは、もういいでしょう」
……まだ信じてるぞ、二巻はEGFと同時発売なんだと信じてるぞ、きっと出るんだと信じてるぞ
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☆人類は衰退しました6
鳥人間コンテストの話とYが「類人誌」にハマる話でした。
鳥人間は人力飛行機の事をよく調べてるなあって感じで、
類人誌は男×男の愛の漫画の話なんだけど、これはアニメの出来が良すぎて第本を読んでるかのようでw(2度目)。
でもアニメでは聞き取れなかったセリフが解って満足です。
「萌え絵がないと、ピコ手のままで終わる」自分もぴこ手って何?って思いました。「・・・・って意味。ふふふ」(聞き取れなかった)
「た・ち・さ・れ!」(笑)
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誤り・・類人誌ではなく同類誌でしたね。
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東京タブロイド3
宇宙人に誘拐され、改造されたと主張する少女の取材
宇宙人だったらどんなにマシだったかと思えるオチ
一応、救いはあったけれど
目的の為ならチャイナドレス着てサーカスの出し物やったり、
宇宙人の着ぐるみ着て米軍基地に潜入する主人公はなかなかのナイスガイだと思う
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『往きてまた還らず』Kindle版(西村寿行)
新宿爆破! 全焼家屋240戸、炎上車1300台、死者830人。犯人は一体何者か?
警察庁公安特科隊隊長の中郷、隊員の伊能が犯人を追い詰める話です。
本作はとにかく「犯人」の超人ぶりに目がいきます。
超人と表現するのも生易しい、人の皮を被ったバケモノです。
この犯人の狂気に日本が振り回され、国家壊滅の危機にまで追い込まれる過程は圧巻です。
相変わらず、作者の書く物語はスケールがデカい。
難点は主人公2人が何度も醜態を晒し、あまりにも間抜けに見えるところや
犯人の都合のいいように物事が進むところですね。やや興ざめしました。
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東京タブロイド4
有名な俳人の記事を書く為、山奥の生家を訪れるがそこで遺産相続争いに巻き込まれる主人公たち
記事を書く切っ掛けになった友人の一族が揃いも揃ってロクでもない
友人の出生の秘密と併せて、人間らしさとは何なんだろうかと思わされる
この巻からサブキャラの掘り下げもされるのだけれど、正直事件と並行しつつじゃちょっと足りん
ただの自堕落な金髪ねーちゃんだと思ってたキザイアが
稀にまともな事も言う金髪ねーちゃん位にランクアップしたのは良かったけども
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★TheBloodScoo
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★TheBloodScooer
なんて訳せばいいのかな。血(人・家族)をすくう物=刀。血()を救う・掬う者=主人公、侍達、刀に信念を持つもの。血()を取り上げて報道するもの= 竹の石、竹の石信仰。
あえて断定しない曖昧な世界観がいい味を出している作品。
淡々とした裏のない口調、世間を知らぬ故の探究心、愛すべき愚直さを併せ持つ主人公と、彼を中心に甲乙付けがたい様々な好人物とその物語。いいなあ。
最初はなんだこれと思っていたが、読み終えて、いろんなものが詰まっていることが分かる。口説くないところがいい。サラっと読めてあとに残る。
また最初から読み直したくなった。
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↑ググッてみたらこれって続編なんだ。
読みたい本が増えた。ウシシs
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・ゲート 自衛隊〜
ネット小説だったらしいですが、評判なので買ってみました。
買ったときは知りませんでしたが、文庫版も出始めていてそちらは挿絵つきで安いため
これから買う人はそっちの方がおすすめかもしれません。
話的には主人公はいるもののメインではなく、群像劇に近いかもしれません。
一介の隊員の思惑とは別に政治は動いていくという感じです。
ちょっと政治批判なども多いので、そういうのが苦手な人には向きません。
私は買って損したとも感じなかったため主食が本なのに読むものに困った人にはおすすめです。
内容的には自衛隊、ファンタジー世界と交流、みたいな感じです。
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・空の境界
再読。初めてこの本を手に取ったときは型月世界の設定を知らなかったから流していましたが・・・
コクトーさん凄い・・・!!
戦闘能力が低い守られ型ヒロインなのに、一見草食系男子なのに、うざさも感じないしスペックは高いし、何なんですこの人。ヒロイン補正?抑止力?西尾先生作品の『普通補正』???
ラストバトルの相手が変態+小者なのはご愛嬌ですか。
・ハリーポッター
ラノベと呼ぶには抵抗感ありますけど。書かずには居られない・・・
魔法省がやばすぎる・・・無能の巣窟というか無能しか居ないというか・・・
有能そうな人材は早期に殺され尽くした結果ああなったのかもしれませんが、一番有能っぽいのがクラウチさんってどういう事だ(この人も大概)
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ムヒョはハリーポッターに似てるとよく言われてた記憶あるのですが
そういった所(無能の巣窟)な所もオマージュだったのでしょうか。
まあそこに屑というオリジナリティをブレンドするのが良くも悪くも西先生の個性なのでしょうが。
(魔法省も屑って結構いたっけかな?)
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大臣職にしがみつく為にマスコミを扇動してデマを垂れ流していたコーネリウス、
体面の為に犯罪者の息子を監禁していたクラウチ、サディストの体罰教師アンブリッジと人材豊富です
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ああそういえばそんなんだったなー。
あれ? もしかして魔法率協会以下なのかしら?????
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あとギャンブルにハマりゴブリンに借金して学校対抗の競技に干渉した
ゲーム・スポーツ部部長もいましたね。
魔法省と魔法律協会のどっちがクズかは微妙なところですねえ。
ハリー・ポッター世界の最も恐ろしいところは
最大手紙にしてほとんど唯一の新聞が、日本のマスコミが可愛く思えるほどの
便所の落書きレベルの記事を垂れ流すところですね。
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人格面はイーブンですが、
魔法省はヴォルデモートに脅威を与えられる戦力(闇祓い)を持っているので、多少ですが魔法律協会よりはマシかと
魔法律協会は箱舟相手にペイジが辛うじて戦力になるレベルだったような
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なるほど。
とはいえ魔法省も終盤は完全にヴォルデモートに乗っ取られたので
主戦力になったのは魔法省という組織からは離れた不死鳥の騎士団だったような。
そういう意味では対箱船戦とドッコイドッコイかも。
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ハリー・ポッターは原文を読むと
様々なことへの批判(ハリーの思考も批判されるものの一種)を含んだ作品だと聞きますが
実際どうなのでしょうか。
原文を読める語学力がないのです。
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古典名作のパロディも仕込まれているそうですね
翻訳はもっとマシな人つけられなかったのかなあ…
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精通した人に再翻訳して欲しい、という声を聞きます。
検索してみたら、誤訳・珍訳を指摘するサイトが出てくるので、
翻訳はよほどひどかったみたいですね。
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洋ゲーのローカライズもしばしば問題になってましたよね(最近は大分改善されたんだったかな)。
言語の壁ってのは厄介ですなぁ。
ハリーポッターは読んでて何だか妙に引っ掛かる言い回しが多かったり
ヴォルデモートとかの一人称に違和感あっただけに「翻訳がおかしかった」というのには納得。
そういや、やたら色んなフォント使ってたり大文字や太字の強調が多くてどーもモッサリしてんなーって思ってたのですが
あれも日本版だけだったんですねー。 正直滑ってたと思います
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翻訳者(出版社社長)が原作者に頼んでみたら選ばれたという経緯だったと思いますが
熱意はともかく翻訳未経験者に任せて、小さい出版社だったので外部に翻訳を出さなかったのですよね
再翻訳してもらいたいですが、原作者はぶっちゃけ日本に対して興味ないでしょうし、難しいですよね
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個人的には日本は識字率がバカみたいに高くて本好きの奴が多い(最近減ってきている傾向はあるけど、でもやっぱり多い事は多い)から「本を売る側としては」結構魅力的な市場だとは思うのですけど、それは編集部(企業)の思惑であって作者の思惑とは違うからなぁ
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◆The Void Shaper
訳すと「無を形作る人」とでも言いましょうか。主人公はとある薬師から「刀を隠すこと」という言葉を承るのですが
それは「殺気を隠すこと」=「無心になる事」という一つの答えをとある人物から得ます。
多分その人やその師匠のことを表してる気がします。
淡々とした文調、なだらかな坂を下ってるような展開、盛り上がらないが面白い。スカイ・クロラを読んだ時もこんな感じだったが、あれよりも解り易い(ライトノベル)のもいい。
間違って2巻から読んだが、スターウォーズ的な気分を味わってそれも良かった。
一緒に旅をしている気分になれる。いちいち今夜の飯を吟味してるので、グルメ番組を見てる気分にもなれる。
やっぱ昔は食にありつくのも必死な時代で、寝床があって、風呂に入れて、食事がスッとでるのは嬉しいよな。いろんな人との出会いと別れも楽しい小説でした。
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東京タブロイド5
木っ端微塵になった怪死体の謎を追う主人公
昭奈の親父さんには夢への情熱と同じくらい、
娘への愛情も持ち合わせていて欲しかった…多少歪んでいても良いから
道具としてしか見てないんじゃ、昭奈が主人公側に居る事を選んでも「ですよねー」としか
君は私の娘と新世界のアダムとイブになれ、と言われて断れる主人公が10代に思えない
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○もえない-Incombustibles-
間違えて同じものを2回読んでしまった。読み始めてあれこれ読んだことあるみたいだというやつである。
でもまた引き込まれれて最後まで読んでしまった。
そしてまたもやもやする。なぜかと言うと謎が解けないまま終わるからである。あとは自分で想像しろってやつである。
でも、恋人が悩んで死んだからって、追いかけ自殺なんかするだろうか?とモヤモヤするノベルでした。
ちなみにIncombustiblesとは不燃物である。
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東京タブロイド6
ヤクザと猟奇王のM資金争奪戦に巻き込まれる主人公たち
内容は上に加えてサブキャラの晶の掘り下げと、過去の変人怪人総進撃の同時進行。正直どれか一つにして欲しかった
晶を庇って被ばくし、残り少ない寿命を彼女の将来の為に金策に走った幼馴染と「あんたが居れば金なんて」な晶のすれ違いには胸が痛くなりました
互いが互いを思い遣ってるだけなので、幸せになって貰いたかったんですが…
怪人総進撃の方は、再生怪人とは思えない位頑張ってた2巻ゲストの黒猫女給が印象的
「銃かリンチで殺されたら死体の損壊が酷くて愛でられない」とサイコな理由で、ヤクザから逃走中の主人公達を手助けする様はある種の感動すら覚える
欲望に真直ぐで他を顧みないキャラから感じがちな下品さを、望みの為に命を掛けていると言う描写を入れることで上手い事かき消していると言うか
方言、男装、男勝りと色々要素はあるのに、それを生かしたエピソードがあまりないのが残念
主人公の手を自分の胸に押しつけての「これが舞衣子だったら、もっと反応が違うんかねえ…」位だろうか
ハーレムかよ…と思ったら、幼馴染が消息を絶ったのは他で女でも作ってんじゃ、的な描写がされてぐさりと来た
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○レイン
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○レイン4 世界を君に
だんだん王女シェルファがうざくなってきたw
可愛らしいわがままからただの我侭な王女になってきた。
でもそのワケは番外編ゴースト物語でなんとなくわかるのだが、
本編297ページにたいして、その番外編が100ページもあるのは多すぎなのでは。
このペースだといつ終わることやらなのである。
相変わらずのレインはダークシュナイダー状態である。
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十二国記新刊が7月かぁ
出れば良いなぁ
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東京タブロイド7
世界を導く組織ロッジ登場
「有力政治家の顧問になり、緩やかに世界を変革する」「その為に自分たちを超能力者と信じ込ませる」
って方針はまぁ良いんだけれども、その為にとった手段が旅行中の政治家に
「すまん、超能力が暴走して恐竜時代にタイムスリップしたようだ」と宣言&周囲を恐竜の着ぐるみを着た部下が徘徊、はちょっと
作戦担当のロッジの奇術師の鉄面皮キャラと合わさって、シュールギャグにしか思えなかった
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○レイン5 武闘会、開幕
人材集めのために、武闘会を開くのだが、上位を占めたのは他国の腕自慢とか自国の重鎮の返送とか暗殺者とかばかりであった。
いろんな人が出てきて、初めてこのシリーズを楽しめたような気がする。
相変わらずの無敵超人のレイン、レイン一筋わがまま王女シェルファであった。
可哀想なのは、ヤムチャ化したラルファス。一巻ではレインと双璧を成す存在だったのに。
魔人、魔女、天才にすっかり置いてかれたね。
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間違い訂正
返送→変装
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東京タブロイド8
古代文明の遺物が発見された村へ取材に行く主人公たち、しかしそこはロッジの支部だった
「解読者が消滅する古代文字の碑文」は消滅現象に一体どんな理屈をつけるんだろうと少しワクワクしただけに、ネタばらしでおい!?と。
ネタを仕込んだ人間の説明を聞いて、一応理解も納得も出来たけどもなんだかな
ナイスタイミングで湧いて、ヒロイン二人の処刑を阻止した猟奇王は文句なく格好良かったですが
普段の言動は頭が不自由な人にしか見えないのに、口絵での仕込みや昔の仲間を心配する描写、
猟奇王と名乗って奇行に走るようになった原因が描かれたおかげでもあるだろうけど
片目でも戦えるよう修行してたら、両目で戦った時もっと強くなるんじゃね?と言う理由で眼帯してる自称忍者、
科学者の嗜みと称して吹き矢に精通しているヒロインと、ラノベっぽいギャグもまぁ笑えた
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○レイン6 大戦勃発!
この巻にこの世界の地図が載ってるんだが、縮尺がわからんが、大陸といいながら、結構こんじまりとしていて
ロードス島ぐらいにみえる。
海向こうの世界もあるから、本当の世界の大きさはわからないのだが、魔人達はは巨大な力でいばってるけど、
こんな島みたいな世界も征服するのに四苦八苦してるんだと思うとちょっと失笑してしまう。
最強の古龍達ももこんじまりとした森に押し込められててなんか可愛そうw。パワーバランスどうなってるん?
それは置いといて、レインだけでも無敵なのに、二人も無敵超人が仲間になって、王女様にも強力な守護霊がついて、
魔人レイグル王はますます四苦八苦するのであったw瞬間移動は便利すぎ。
あとレインの周りに女性が多すぎて誰が誰やら解らんようになった(なんとか思い出したけど)。
ゲーム「ドラゴンフォース」がやりたくなる小説ですね。
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・プレオーフェン
色褪せた、主人公とそのクラスメイトの集合写真風の表紙に目頭が熱くなった
ベルセルクの黄金時代もそうだったが二度と戻れない幸せな日々、在りし日の姿を見せつけられるのは物凄く刺さる
話の内容自体は、理不尽な姉に主人公が振り回される不条理ギャグだけども
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○レイン外伝 仄暗き廃坑の底で
無敵超人は無敵超人を知る。魔人レイグル王もだんだん霞む外伝。
しかしこの世界一番弱いはずの人間が一番繁栄・張遼跋扈して広い土地を占領していて、
強き者・強き魔獣たちは隅へ追いやられているという不思議な構図。
小さな力も数が多けりゃ魔人も手に負えない、人間の繁殖力は武器ってところですかw
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○レイン7 星祭りの夜
ミラン出世したなあw最初の頃はモブキャラだったのに。
番外編を読んでるとジャンプ打ち切り漫画の「鍵人」を思い出す。
どっちかが参考にしたのかな。
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ホライゾン特典小説 きみとあさまで
ミトツダイラによる乳論評
・浅間は指の隙間から溢れてくる
・賢姉は指を押し返してくる
鈴さんによる乳論評
・サイズを計ろうとしてメジャーを当てると変形するから計り方が判らない
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・東京タブロイド9
ロッジのトップとケリをつける完結編
16にもなって「男女が裸で夜通し踊っていると、コウノトリが現れて子供を授けてくれる」とか言うヒロインに頭が痛くなったけれど
戦後の混乱期に親を亡くしたなら真っ当な教育を受ける機会もないだろうから、全般的に常識がないというのはそう無理もない設定なんだろうか
今まではまぁラノベだし、位に思っていたが
あと過去編で可愛かった編集長が、たった数年で怠惰な無感動キャラになり果ててしまう辺り
読心能力なんて自分が持つにも他人が持つにもロクでもない能力だなぁと
・鋏の宣託
真面目な感想は他で書くとして、とりあえずジェイコブズは「望み通りの世界が欲しい」なんて欲を出さずに
辺境でシスター・ネグリジェと一生静かに暮せばよかったんじゃないかな…
5年も経てばシスターの精神面も大分育つだろうし、刷り込みの要領で懐いてもくれると思う
忍耐と身の程を知る事は大事
あと全登場人物でほぼ唯一プラスに働く可能性のある代償持ちのイシリーンは
ほんの少しで良いから旦那のマヨールに主人公補正を分けてやって欲しい
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○イナイ×イナイ
また同じのを読んでしまった。読んだ印象が薄いのであろう。
途中まですっかり忘れていた。
内容はとりとめもない殺人事件に偶然巻き込まれれて、偶然に推理してあやふやののまま終わる。
しっかり状況を把握してないとあれもう終わりみたいな、徒然なエッセイみたいな探偵推理小説である。
いきなり女が男とか言われてもなあ。ラストの遺体は本物の鎮雄さんとその母親の骸骨なのであろうか?
どうでもいいじゃんで日常へ戻る。あとはご自分で妄想してください。
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ちょっと思い出したので
・獣の奏者
幼児に読み聞かせるには対象年齢が高すぎますが、小学校高学年ぐらいの子供に是非読んでみてもらいたい作品
前半はハラハラほんわかしながら読むことができます。
しかし、後半は世知辛いです。
主人公が真実の追究を家族の生活のために諦める作品は滅多にないんじゃないでしょうか。
いえ、数で言えばあると思いますが、急転直下というか、個人的にはNHKでアニメ化されたのが信じられませんでした。
読み終わると複雑な気持ちになれる作品です。素直におすすめできます。
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1月末に出た仮面ライダーファイズ小説版、異形の花々の再録+書き下ろし40Pなのか
役者さんと原作者の解説もカットとか
中古のオリジナルが売れても版権元の得にならんのだから、入れてくれればいいのに
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カイザ村上と敏樹のイチャイチャが収録されてないとか理解に苦しみます
「『木場に殺されるのだけはイヤだ』って言ったのに…」とか最高でした
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何と言うか、彼氏にせがまれて渋々アブノーマルなプレイに付き合った女の子の愚痴みたいなセリフですね
>>「『木場に殺されるのだけはイヤだ』って言ったのに…」
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・ボイス坂 〜あたし、声優向いてない〜
声優志望の女の子の話です。
アニメ好きで人気声優に憧れるヒロインが
声優のライブ会場で『あちら側』に立ちたいと大成する事を誓うのですが
現実はそう甘くなく挫折を繰り返し
いつしか一人アパートで他者を恨み自分は悪くないと
自己正当化する日々へ‥。
著者の高遠るいさんは漫画家なのですが
とても読み易い文章でビックリしました。
盛り上がるべきポイント、作品全体のリアリティのバランス、
伝えたいテーマなども
しっかりコントロールされているので
素人目にも文章力が高い著者なのだと分かりました。
また、著者が描いた表紙の女の子も可愛いです。
1人メディアミックスが可能って何気に凄いですね、この本はオススメでっす!
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『デビル・ボード 上・下』(Kindle版・狂気太郎)
デスゲームです。
ゲーム内容は、極めてあくどい『グリードアイランド』のようなものと思っていただければ。
ゲームに翻弄されていたプレイヤーが、ルールに詳しくなり、他プレイヤーや
ゲームマスターの裏をかく面白さが、たっぷり味わえます。
電子書店パピレスで抜粋を読めますが、良くも悪くも狂気先生らしい筆致です。
とにかく、全体的に残虐・悪意など、こちらを陰鬱にさせる描写が多いです。
では、「善性」を軽視し嘲弄しているのかというと、実はそうではなく、
作者は「善性」に対して、願望に近い強烈な希望を持っています。
主役含め登場人物の言動から、露骨に滲み出ているんですよる。
(これは、狂気先生の商業作品によく見られる傾向です)
したがって、色々な意味で読む人を選びますが、狂気先生の感性に合えばハマります。私のように。
「蛾の小便」とか「糞虫の糞」とか「ヘニャーン」とか最高ですね。
狂気太郎の世界に触れる、最初の1作としてオススメします。
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○タカイ×タカイ
これも読むの2回目。すっかり忘れていたなあ。
手品師の自宅で高いポールの上に引っ掛けられてマネジャーが死んでいたというもの。
今回もなんとなく関わって、真相までたどり着着く前に まあいいや で終わる。
他シリーズの女性(西之園萌絵)が出てくるのであれ?と思うが、森博嗣ワールドを作ろうとしてるんだな。
上遠野ワールド・京極ワールドとかみんな壮大な世界を作りたがるなあ。西尾維新ワールドもあるんだろうなあw。
スラスラ読めるので暇つぶしにちょうど良さげ。肩がこらないミステリー。
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○レイン8 孤高の戦士
このノベルを読んでると、凄い戦士が出てきたぞって期待しても、肩透かしが多いな〜w
高位魔人を一瞬驚かせるレベルというか、時間稼ぎレベルなんだね。
ラルファスが空気化して、内政が上手いレインの飲み友達になってしもた(ヤムチャ化?)。
愛の戦士シェルファが愛にワガママすぎて、少しは内政を勉強しろよ、浮かれポンチw
でも誰も文句を言わないのは、前の政治が余程酷くて、今の女王が扱いやすいんだろうな。
この世界はミュールケニア大陸だけなのか?そうじゃないなら、
世界征服とか言ってて実はたった一つの大陸さえままならない魔人たちは馬鹿じゃないかい。
今回は貧乏騎士セルフィが活躍するんだけど、どうせ敵わないシェルファ王女の恋の当て馬になってなんか可愛そうだ。
レインは何人の女の子を泣かすんだよw
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ttp://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/90008
……ラグナロクだ、もう色んな所がまんまラグナロクだ!w
(作者さんいわく「ラグナロクは打ち切り、少なくともスニーカーでの続編刊行は難しい」らしいけど、やっぱりというか何というか相当未練を持ってたんだな……)
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>>472
打ち切り確定ですか…。ショックです。
リロイはかなり好きな主人公だったのになぁ。
後は高畑さんのH2Oがどうなるか…。
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>>473 トムソンさん
一時期は、マジでザ・スニーカーの「顔」的な存在だった時もありましたしね……>ラグナロク
同じく打ち切りになったらしい「されど罪人は竜と踊る」はスニーカーとは別のレーベルで連載を再開したらしいですけど、出来る事ならこっちもそういう風に別レーベルでも良いから連載再開して欲しいっていうのはあるなぁ
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ラグナロクも長期に渡っていたのでよほど売れていない限り厳しかったでしょうね
個人的にも思い出せなくなっているので一度区切りをつけて再出発してほしかったところです。
H2Oはどうしてでないのでしょうか。
レディ・ガンナーシリーズも好きだけれど、刊行ペース遅いからなぁ。
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され竜は何かと特殊なケースっぽいですしね
ハルヒに比べれば大分落ちるとは言えスニーカー文庫内では売り上げも良い方だった様ですし
やはり揉め事が休止の主な原因だったんでしょうね
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個人的に、ラグナロクは「売れたからと言う理由だけで、仕事に慣れてない新人に超ハイペースな仕事を強いる→無理なペースで執筆した結果、展開やら何やらに無理が出てくる→最終的に行き詰まり、執筆が遅くなってしまう→スニーカー編集部、何のフォローも入れずに切り捨て」っていうのは確実にあったとは思うんだよなぁ……
(僕自身長編も短編も「早く続きを読みたい」というノリで読んでたのは確かに事実ではありましたけど、でも冷静に考えて見ればデビューしたばかりの新人さんが毎月短編を出しながら同時に長編も描くっていうのはやっぱりムチャではあったんだよなぁ……)
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当時の角川系列の王道パターンでしたねー。
外伝を短編で毎月連載させて、長編と並行って。
ラグナロク再構築版とか出せないのでしょうか。
確実に話を整理して初めから書き直したほうが面白くなると思うのです。
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H2Oは大宇宙の意思とでも思わないとやってられないです
され竜懐かしいなー
7年くらい前に読んだ気が
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オーフェンやスレイヤーズが成功したから、他もイケると思ったというのはあったんでしょうねー……>外伝を短編で毎月連載させて、長編と並行
……さっきの話ではありませんけど安井先生的にはまだラグナロクに未練をたっぷり残している感じではありますし、ホント状況が落ち着いたらラグナロクの再構築版とかやってほしいなぁ
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●レイン 9 過去からの亡霊
魔法を使えば簡単に敵国を制圧できるのに、いつの間にか核兵器扱いで普通の戦争では使ってはならないと言う不文律が成立しているらしい。
なんともどかしい設定だなあ。じゃあもう和平で冷戦状態でいいじゃないかとも思う。ガンダムファイトのように各国が魔法を使える者同士戦わせて決めろよ。
戦ってる兵士も「本音は死にたくなくないし、さっさと魔法で決めちゃってよ」って思ってるよw敵のザーマインも魔人なんだからちまちま人間の兵士で攻める意味があるのか?遊んでるだけじゃん?
そこが最大の疑問である。ていうか、主人公たちは魔人をいつも投入している上魔法剣能力バンバン使ってるのに、相手には魔法を使うなとは卑怯じゃないかなw魔法だって努力して習得したスキルでしょうに。
戦争で負けそうに成るたびに、マ・クベの水爆発射!みたいになるなら、最後の手段で魔法使い・魔人投入となるなら最初から魔人投入でいいじゃん。
どんどん風呂敷を広げてくる展開に、ワクワクもするが、マンネリ化の体も要してきた。
もうそろそろ、新しい超人や外界人を出してくるのは止めてほしい気もする。
実にSEGAのドラゴンフォースがやりたくなる小説ではある。
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■ベティ・ザ・キッド
秋田禎信が描くザブングル的冒険活劇、あのアニメが好きだった人なら多分お好きになれる一冊。
(……まあもちろん明言されてはいないのですけど、僕はこの作品は確実にザブングルの影響を受けているとは思うのです)
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後書きでタイトルを「魔術士」表記する理由がガンダムのオマージュだとか
主人公の異名が白い悪魔だから、こっちは黒い悪魔にしようとか書いていたんで、
作者が同じそれからも影響受けてると思います
ベティはオーフェンほど話が長くなく、
エンジェルハウリングほど文章がくどくないので人に勧めやすくて有難い
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■とらドラ!(第一巻)
……あ、あれ、僕はアニメ版のとらドラって結構好きだったんだけど、コレってこんなにもつまらない作品だったっけ……?
(基本的にDQNな癖してそれに見合ったレベルの「罰」を受ける事がないヒロイン・大河、みのりんが好きと言いながら大河の方ばかり向いている竜児)
(……ニセコイじゃねーか、基本設定からしてもうニセコイと同じくらいのレベルじゃねーか!)
(おかしいなぁ、アニメ版でもその設定は同じだったはずなのにこっちは不快さしか感じない……)
(……アニメ版は見せ方が上手かったのかなぁ、見せ方が上手だったからこの不快さを上手く中和できていたのかなぁ?)
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大河の初期の暴力描写自体は人によってはアニメの方がきつく感じたんじゃないでしょうか
とらドラのアニメは1巻2話ペース(通常のラノベの2〜3倍)で進んでたので
それでさらっと流された部分もあったかもしれませんね
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『少年舞妓・千代菊がゆく! 花見小路におこしやす』(奈波はるか)
10年以上も続いているシリーズの第1作目。
13歳の男子中学生・美希也が舞妓「千代菊」になり、男たちをメロメロにしていく痛快BL小説です。
(客は千代菊を「女の子」と思って接しているので、痛快ロリコン小説でもありますね)
BL小説とはいえ、美希也は外見が女装栄えするだけで、内面は男の子。同性愛的な雰囲気は極めて薄いので、取っ付きやすいです。
また、舞妓や花街の細かな説明にページを割いており、その部分だけでも十分楽しめます。
私はこの方面に疎かったので、書かれている内容は新鮮でした。
リアリティがある、というのも本作の魅力のひとつです。
美希也が舞妓に扮するなんてムチャな事態。ところが、その経緯はなかなか説得力のある形で書かれています。
舞妓が逃げ出してしまった。祇園祭の宵山なのでみな忙しく、空きのある舞妓がいない。
困り果てている母親を助けるため、美希也が「僕が代わりをする」と提案するわけです。
当然、母親は反対します。
髷を結い(元から長髪の理由も書かれている)、化粧を施し、振り袖を着て、
仕草から言葉遣いまで舞妓になり切った息子を見ても、「男をお座敷に出せるわけがない」。
屋形の女将らしい常識を見せてくれます。まぁ、最終的に、息子を舞妓として送り出すわけですがw
魅力のふたつ目は、美希也の性格です。
彼は「接待のプロ」である舞妓として申し分なくふるまいますが、一方で年相応のガキんちょらしいところも見せます。
客にしっとりと応対しながら、内面では美希也として辛辣なツッコミをしている、というのが爆笑もの。
例えば、「関西実業界のプリンス」楡崎(32歳)が千代菊に、「あなたの色香に、頭がおかしくなったんですよ」と言い放ちます。
アホやこいつ^^;……と思っていると、
千代菊が即座に心のうちで、「13歳に、色香もなにもない! アホの楡崎。マジで言ってるとは思えないよー」。
的確なツッコミです。この手のツッコミは、たびたび入ります。これが、実に笑えるんですよ。
まぁ、このおかげで、作中の客ほど千代菊に惹かれないんですけどね。テレパスの苦悩が少しだけ分かりました。
ところで、楡崎は千代菊にベロチューまでしやがったわけですが、正体が男子中学生と知ったら卒倒するだろうなwww
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>>484
まあトラドラは高橋留美子の影響を受けてるらしいしニセコイもかなりらんまリスペクト多いからな
鶫は無駄に照れる右京っぽいし鶫との決闘でプールに飛び込むネタもらんま出し・・・
マリーは多分コタチとジャンプーを足して2で割ったキャラっぽい・・・あれ、面堂了子かな?
小野寺さん見たいなのは留美子作品にはいなかったかな?
(作者が留美子ファンの神のみの天理が近いか?)
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ただニセコイがトラドラリスペクトだとすると
千棘はぶっちゃげ忘れてるかな
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>>485 HINOさん
なるほど、確かに>アニメは展開が速かったので、それで流されたというのはあるかも
(原作付きアニメが展開を速くするのって批判を受ける事も多いですけど、「原作の悪い所をうまく中和できる」って意味では良いって事もあるんだよなぁ)
>>487 ミュンヒハウゼンさん
……ああ……なるほど、言われてみると物凄い納得という感じはありますな>とらドラが、るーみっくの影響を受けている
(とらドラってギャラリーの生徒が大河の凶行に甘い事が多くてそれも個人的には結構ゲンナリしてたんですけど、考えてみたらるーみっく作品もそういう風に「主人公たちのトンデモ行動に、甘いというかむしろ煽るようなノリでいる事が多い」ってのはあるしなぁ)
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『少年舞妓・千代菊がゆく! 身代金は母の恋文』(奈波はるか)
第2作目。サブタイトルで一目瞭然ですが、千代菊が誘拐・拘束されます。
楡崎の家庭の事情、弟の確執も深く書かれ、そのもつれた糸をほぐすため千代菊が大活躍。
ダイナミックな内容で、読み応えのある1冊でした。
相変わらず、千代菊はモテモテ。1週間のお座敷で、男たちを魅了(誘拐犯すら参らせてしまう)。
「店だし(舞妓デビュー)」のために、室町の呉服屋の社長が紋付きを、京都一の宝石商がべっこうのかんざし一式を贈るという。
数千万クラスだろう、というから驚きですよ。「関西実業界のプリンス」楡崎も負けてはいません。
日本画壇の最高峰に君臨する画家に、肖像画を描かせようと提案。当然、数千万。大きければ、億はするという。嫉妬鮫パネェ……。
ところで、「13歳を抱いたら法律で罰せられる」と千代菊が思う場面がありますけど、13歳で舞妓するのも法律で罰せられるんですよねw
そのことに作中の大人は誰も触れないんですが、このまま完全にムシして話を進めるのかな。
『少年舞妓・千代菊がゆく! 最後のお座敷』(奈波はるか)
第3作目。今回は、手描き京友禅と京町屋を題材にしています。
その解説も興味深いですが、本作の見所は千代菊が大化けするところです。
元々、千代菊は魅惑的だったのですが、そこに一段と「妖艶さ」が加わり、男たちの理性を揺さぶります。
着物のせいです。この着物は、ロトの剣のようなもので、千代菊が着ると「攻撃力(魅力)」がケタ違いにハネ上がります。
その結果、千代菊の正体を知っている従兄(26歳)ですら、「少女から女になった」「フェロモンを撒き散らしている」などと指摘するほど。
おかげで、楡崎の理性が吹っ飛びます。千代菊の耳たぶを甘噛みしたり、フトモモを撫でたり、挙句の果てには押し倒して抱こうとしたり。
前作では、わりとカッコ良かったのに、本作では発情鮫と化してしまったw
千代菊のほうも精神が少女になりつつあって、前2作とは雰囲気が違いますね。エロ鮫のキスに感じかけたり(たぶん、勃起してたはず)、男に淡い恋心を抱いたり。
今回は妙に甘美かつ官能的で、読んでてくすぐったくなりましたが、BL小説っぽい(まだ、私の中でBLの定義は曖昧ですが)気がして楽しめました。
ところで、1作目から登場している従兄(26歳)は大学院生でギリシャ哲学を研究しているわけですが、千代菊が舞妓になることにわりと肯定的だったんですよね。
人類最古の同性愛者・ソクラテスがチラチラと脳裏に浮かんだわけですが、それは冗談として、
この従兄は京大生なのですが、京都大学はギリシャ哲学で有名なんでしょうか。
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とらドラはアニメの一話しか見てませんがヒロインらしき女が
主人公の家に押し入って木刀で殴り殺そうとしてるのが印象的でした。
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しかも理由が(中身入れ忘れ)ラブレターを入れたカバンを間違えてバレそうになったから・・・何か千棘よりギャングの娘臭いな逢坂さん・・・というか鶫に近い?
留美子要素的な理不尽だけど留美子キャラを上回ってるような・・・
化物語の忍野忍臭いかも知んない・・・
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『少年舞妓・千代菊がゆく! 濡れ衣で祇園追放!?』(奈波はるか)
第4作目。祇園における、舞妓・芸妓の先輩後輩の上下関係、人気を集める仲間への嫉妬、恐怖。
そういうものを題材にしているため、前作までとは読み味がまったく違います。
半分以上まで読み進めても、そういう話は終わらず、かなり気が滅入りました。
最終的には気持ちよく終わるので、読後感は悪くはなかったですけどね。
女のドロドロした嫉妬や千代菊が落ち込んでる描写がほとんどで、BL要素はわずかでしたが、
千代菊の従兄が楡崎に嫉妬してるっぽいのが、印象に残りました。
彼は千代菊が男の子であることを知っているので、このショタコンめ! ですよ。
そして、楡崎ですが……今回は発情しない。クールでカッコ良い一面を見せてくれる。
前作とのギャップに吹きだしそうになりました。
従兄が千代菊へ見せた態度、そして楡崎が千代菊に「ありのままを愛する」と発言したのは、重要な伏線になりそうですね。
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DDD(1巻)
一見、魔人探偵ネウロですが、その実は全く別物。です。
茄子先生を象徴する作品で、読後感が「ああ、いつものきのこだな」という、よく茹でられた作品。
あるキャラの描写に物凄く力がっていて、先生はこれ書いていて楽しかったでしょうねぇ
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個人的に、DDDは二巻の野球話が一番大好きだったなぁ
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奈須きのこ先生の作品はDDDくらいしかまともに読んでないけど
2巻のオリガ病院の悪魔憑き最強決定戦が好きだった
3/16事件も面白い
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野球の話はよかったですね。物語の切なさも好きだし、下敷きになってる高校野球の話も、確かに世の中にはこういう夢破れた人間のほうが多いんだろうなと考えさせられる。
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○ゴーストハント 7 扉を開けて
失敗した!何気に取った本がシリーズ最終巻だったなんて、もう笑うしかないww
表紙が綺麗だったんでこれを選んでしまった。でも読みました。ということで感想です。
アニメでチラッと見たがいかにも美少年が出てくるお座なりな少女漫画の妖怪退治ものと思って打ち切りました。
でもあの小野不由美だったんですね。びっくり。
人物把握が難しかったんだけど、それなりに楽しく読ませていただきました。
「十二国記」や「屍鬼」の前に書いた作品でこれが原点なんだと思うとなんかしみじみします。
唯一親近感を覚える「ぼーさん」て体が大きくてバーニング!って叫んでそうなんだけど、絵で見るにやっぱ少女漫画なんだなw
安原さんが影が薄くてあれ何時いなくなったの?この幼い子は何時でてきたの?ってなりました。
ラストはナルの謎も解けて、大団円。糞最初に読んでしまった。笑うしかない。
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■デュラララ(一巻)
群像劇だと思っていたら、純愛系のラブコメだったでござる。
人体実験も人死にも街の人々も彼らの想いも、それは全部「バカップルが『バカバカバカぁ、ダーリン大好き!』『僕も愛してるよ、ハニー!』と抱き合うまでに生み出した迷惑の度合い」を表現するための小道具だったでござる。
……バカ野郎、そーゆーの大好きだよコンチクショウ!w
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●小説 仮面ライダーファイズ
子供向けの枠を外した真のファイズの物語(らしい)と、新録書き下ろしの後日談
・異形の花々(再録)
エログロい牙狼が深夜帯でとはいえ放送出来てたんだから、これも時間帯を選べばやれたような気はする
……ありんこを食べられる位、気合の入った子役が居るかが問題か
キャラと話を大分忘れてしまっていたので、TV版を視聴し終えてから読めば良かった、と後悔
転生直後に他人を気遣いつつ自虐ジョークが言える海堂さんが素敵
・5年後(書き下ろし)
オルフェノクのデザインは「戦う姿の具現化」らしく、あの人の怪人体が蜘蛛なのには納得
常人なら数回は人格崩壊してもおかしくない仕打ちを受けたにもかかわらず、
良い意味でも悪い意味でも全くブレていないのには笑ったw
精神力だけなら冗談抜きで主人公の器だと思う
●小説 仮面ライダーブレイド
本編のEDから300年後の世界を放浪するケンザキの物語
作品世界の秘密がトートツと言うか、世界観にそぐわないと言うか
執筆者の宮下さんが脚本担当していたビーフイターの世界観ならアリなんだけど、剣ではちょっと…
メインライターの會川さんが書いた、公式後日談に触れてくれたのは嬉しかったけども
あと剣として見ないとしても、作中の悲劇のほとんどが黒幕による「大体全部ワシがやった」状態なのはどうかと
そこまで出来るなら、回りくどい事しなくてもアンデッド解放できるだろう
素直に良いと思えたのは始関連だけか
あと橘さんなら実験のお陰で300年後も普通に生きてるか、トライアルに記憶を移植くらいしてると思う
それと幾ら本編でヒロイン()状態だったからって、広瀬さんを忘れるのは酷いです…虎太郎は居るのに
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成田良悟さんの作品は全部読んでいたのですが、
伏線やら、横の展開やらを追い切れなくなって読むのやめてしまいましたね……
時間がなくなるとは悲しいことです。
・榊涼介版ガンパレードマーチ
10年以上続いているシリーズです。
ゲームのガンパレードマーチを元にしていますが、九州撤退戦以降は完全オリジナルになっています。
消耗し狂っていく少年兵たちが描かれます。
最近の作品では瀧川が自分でも気付かないで戦闘ストレス反応を起していて痛ましいです。
固定ファンがいる作品なので読みごたえがあります。ガンパレードマーチを知っている人も、知らない人もおすすめです。
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