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バクマンファイト・参加表明スレ
38
:
ズヴァングリャルム
:2008/11/19(水) 01:42:58 ID:RkDG0U6.
「地は月、天に我」
痩せた白猫がいた。
それは細く、どこまでも細く。
毛一本乱れるだけで崩れそうな、危ういバランスで此の世に存在しているかのように見えた。
猫は白地に金の斑で覆われていた。いや、模様ではない。
鈴だ。体中のいたるところに、無数の鈴が飾り付けられていた。
しゃらん。しゃらん。しゃら。しゃららん。
多すぎる鈴は、しかし、予想に反するほど、静かな―――だが、確かな―――音を響かせていた。
此方を見ている。眼は―――異眼(オッド・アイ)。――魔性――。
少年は猫に誘われて、歩みだした。
猫は、しるべ。
救世の道標―――。
瑪瑙の螺旋屋根をそなえた、貝殻のような材質で建てられた家々の立ち並ぶ都市。
少年は迷いながら進む。猫を目指して。
いずれ、少年は騎士となり、猫に追いつくだろう。
月は照る。
ああ、猫に釣られて、少年は見つけてしまう。月の魔剣を。
運命と絆を同時に両断する。魔性の神具―――。
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