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ながされて藍蘭島なりきりスレ

17名無しさん:2016/12/29(木) 11:29:36 HOST: softbank126083086022.bbtec.net
 ベルベットがマギルゥとライフィセットを準備に行かせようとしたとき、またも新たな声が割って入ってきた。
 その声の主はライフィセットの後ろにすっと現れた。
 それはエレノアだった。側にはロクロウもいる。
「私も一緒に連れて行ってもらえますか? 実は少し欲しいものがあって」
「おいおい、みんなで行くんなら俺だけ置いてけぼりってことはないよなぁ?」
 真面目そうな笑みで言うエレノアと、対して面白そうだからという考えが透けて見えるロクロウの笑み。
 その二者の笑みを見て、ベルベットは軽くため息をついて、言った。
「……わかったわよ! もうみんなでいくから早く準備なさい!」


   ◇◆◇◆◇
「……なし崩しって感じねぇ」
「ん? 何か言ったか?」
 思い出し独り言を呟くベルベットに対し、アイゼンが聞く。それに対し、ベルベットは静かに頭を振った。
「いいえ何も。あ、そろそろ着くわね」
 ベルベットが言ったように、一行の車はすでにスーパーかめにんの駐車場についていた。駐車場には多くの車が止まっており止める場所を探すのに少しだけ苦労したが、車の台数にしてはわりとすぐに停車できる場所を見つけられたため、それほど時間はかからなかった。
 一行は車を止めると、一斉に車を降りる。
「おー! ついたのー!」
「マギルゥ、うるさいです」
 大きく背筋を伸ばしながら言うマギルゥをエレノアが諌める。その光景を見て、ライフィセットとロクロウは思わず笑い声を上げた。
「はいはい傾注傾注」
 そこで、ベルベットがパンパンと手を叩いて全員の注目を集める。
「それじゃあこれから買い物に行くわけだけど……それぞれきっと欲しいものがあるでしょうから、最初はみんな自由に行動していいわよ。その代わり、帰りには荷物運びを手伝ってもらうから。それとちゃんとお小遣いの範疇で買い物すること。オーバーは絶対にさせない。いいわね?」
「うん!」
「うむ!」
「おう!」
「分かりました」
 アイゼン以外のそれぞれが一言返事を返す。残ったアイゼンはと言うと、ベルベットの隣で少しばかり考え事をするように視線をずらしたかと思うと、ベルベットに耳打ちするかのように聞いてきた。
「……本当に全員バラバラでいいのか?」
 それに対し、ベルベットも小声で返す。
「ええ。何か一つの目標があるならいざしらず、このメンバーを一つにまとめ上げろって言われたらどう思う?」
「……無理だな」
 ベルベットの言葉にアイゼンは深く頷いた。
「でしょ? だから最初は好きに行動させて後でまとめて締め上げたほうが楽なの」
 ベルベットが悪い顔でそう言う姿に、アイゼンは苦笑いをした。
「それじゃあ行くわよ」
 ベルベットが全員に背を向け歩きながら告げる。
 こうして、ベルベット達一行の買い物大作戦が始まるのであった。


   ◇◆◇◆◇


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