したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

18才未満は見ないでくだちいSSスレ

88花火志願の名無しさん:2005/10/19(水) 20:00:15
影の一つが部屋の明かりをつける。
人影から影がはがされ、姿形が露になる。カカロットの子供達、悟飯と悟天の兄弟がベッド の上のベジーティアを、普段の彼らからは想像も付かない表情のない顔で見つめている。
これは、夢の続きか?あまりにもちぐはぐな光景に、ベジーティアは混乱する。
「きさまら…何の用だ!」
それでも自由になる口で、精一杯強がるも不利には違いない。夢の中だからといっても向こうは二人でこちらは一人、いやそれ以前の問題で、ベジーティアは全く動けないのだ。

「夢などと考えるとは、猿の脳みそは単純きわまりないな」
突然響いた声に、ベジーティアは顔を強ばらせる。それは、悪夢の中で彼女を支配した声だった。
唯一動く頭を、声のしたほうへ動かすと、彼女の腕の兄弟に傷つけられたあたりに。なめらかな肌を醜く変型させてニヤニヤ笑いをしている小さな顔があった。
「…!!!きさま、」
言いかけたベジーティアの舌が、突然動かなくなる。
「奴隷が主人の言葉を遮るなど、許した覚えはないぞ」
肩の人面は、そう言って楽しそうに笑う。
(なんてことだ、あれは夢じゃなかったのか…)
ベジーティアが考えたとたん、人面は即座に答えた。
「そうとも、お前は俺の奴隷になったんだ、猿の王女様!」
外側からの支配ならばはね除けられる。しかし細胞レベルで寄生され、内側から支配されてはどうにもならなかった。
言葉のひとかけらすらベジーティアの思い通りにならない。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板