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18才未満は見ないでくだちいSSスレ

205花火志願の名無しさん:2005/12/15(木) 22:39:48
417です、ウーロンがコゲに化けてむっふっふです。


クリスマスも近い、寒さこたえる冬。

西の都のカプセルコーポ、その居間にはコタツという東の都の暖房機具が鎮座ましましている。
寒がりなベジーティアのために、ブルマが東の都から取り寄せたものだった。
そのかいあって、今もそのコタツはベジーティアが一人で占領している。
日付けも変わる時間帯、コタツに入って卓上に乗ったミカンに目もくれずに、横になってうつらうつらとしている。
眠いのならば眠ればいいのに、そうしないのは、待っているからだ。
ベジーティアは、ブルマの帰りが遅い時はこうしてひとりリビングで待つことがよくあった。
セルとの戦いが終わって平和になってから…いや、正確には悟空が死んでしまってから。
そこまで考えて、ウーロンはコタツのほうへと、猫の軽い足音をたてて歩き出した。

ウーロンだって西の都で過ごした長い年月のなか、何もしてない訳じゃなかったのだ。
何かの時のために、変身学校通販テキストで勉強し直して、変身時間をなんと20分へと伸ばしていたのだ。
ベジーティアは、コゲが側に寄ってもさせたいようにさせる程度には黒猫と仲がいい。
そして、コタツにあたっているこの時は、妙に無防備になる。この時を逃す手はない。

そう、今、ウーロンは博士の黒猫、コゲの姿になっていた。

うとうととしている様子のベジーティアを、間近で見る。
子供を産んだ後でさえ抜けなかった小娘くささがすっかり抜けて、コタツの温かさに上気する頬も、伏せた瞼も、すっかり女らしさを匂わせている。
今日の目標は、厚手のパジャマの下、ブラを付けていないであろう胸に、与えられた20分で存分に頬擦り、あわよくば猫の肉球でモミモミすることだ。
荒い鼻息を、猫の小さい鼻の穴からピスっと吹きながら、胸元へとにじるように近付いていくと、うとうとしていた瞼が唐突に開き、大きな黒い瞳に固まった黒猫を映した。
固まったままのウーロンをまじまじと見て、それから一つため息をつき、
「…きさまか」
とだけ言って、身を翻そうとした黒猫を片手で摘んで引き寄せた。
殺される!?黒猫に変わっていることすら忘れるほど恐怖で固まっているウーロンの背中を、ベジーティアはそっとなで続ける。
少しの間そうされて、ウーロンはようやく我に帰った。
そうだ、今はコゲになってるんだ!気付いてない!気付いてないぞ!チャーンス!!!
頭の中で浮かれながら、間近にある小振りな胸に肉球を伸ばし…

あと少しで届くというところで、背中を摘んでどかされてしまった。
「待ってなくていいのに」
ウーロンとベジーティアの間に入って来た男は、ネクタイを緩めながら言う。ウーロンを摘んで脇にどけてしまったのは、ブルマだった。
「待ってなんかいない、コタツに入ってただけだ」
ずっと待っていたくせにそんなことを言って、ベジーティアはコタツ布団に顔を埋めて丸くなる。
「…猫が二匹いるみたいだな」
ブルマは言いながら、コタツの、ベジーティアの頭側に座る。すねてしまったベジーティアは逆のほうへと頭を向け直してしまった。ブルマはベジーティアと同じく横になり、髪を撫ではじめる。


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