悪のリリア日記。 -Part0003-

2183：りりあ★：2012/09/24(月) 23:23:58: 2012年9月12日（水）晴れ

りりあはえらそーなこと言ってるけど
ホントは自分に自信がないのかなー。

才色兼備であったらいいなと思って
色々頑張ってきたかもしれないけれど、
そんなことに拘ってるりりあは
才色兼備でもなんでもないのかもしれないなー。
けれど、そんなことは認めたくなかった。

自分を天才だと信じ誰もが思いつかない閃きを持ち、
容姿も自分が満足できるくらいであって、
みんなの気持ちも分かって。
そうであったらいいなって思ったけど、

時々怖くなるんだ。
その3つのうち、1つもできてなかったらどうしようって。
小さい頃のりりあは劣等感の塊でした。
今もそうなのかな。
うん、そうかもしれない。

オサレを覚えて、それなりに色々と自分をお手入れすることも覚えて、
お料理も覚えて、
漫画も描けるようになって、
小説も書けるようになって、
ゲームも作れるようになって、
お友達にも囲まれて。

でも、どうして
この恐怖を拭い去れないんだろう。

恐怖がずっと後ろから迫ってくるから
止まることができなくて
ひたすら壊れた列車のように走り続けて、

どこに進んでいるのだろう。
りりあには見えているの？
りりあの視線の先になにが見えているの？
なにもない、暗闇が見えるだけ。
なにもない。
りりあには見えない。

繰り返す悪夢。

壊れたものは直らない。
失ったものは帰ってこない。
死んだ命は戻ってこない。

けれど、それらが何処かで待ってくれている場所があると信じるから
そこに向かえるのかもしれない。

あんまり眠れなかったせいか、
頭がくらくらする。
メンテだったしね。

光よりも早く、速い魂の煌きが
死を持っても壊れない信じられるものがあれば。

本当は生きていない間の時間のほうが長くて、それが普通で、
生きている間の命はほんの少しの間だけの夢であり、奇跡と言われたけれど、
その与えられた奇跡でりりあはなにができるのかな。

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