アリア様とリリア様日記　-Part0002-

808：悪のリリア★：2007/02/28(水) 02:24:56: 2007年2月27日（火）晴れ。

今日は一つの命が消えた。

ペットを飼うのは反対だった。
小さい頃、ある犬が我が家にいたことがある。

とても懐いてくれたし、
大好きだった。
だけど、亡くなった時は
とても悲しかった。

それ以来、ペットを飼うことはないと思っていた。

今の自分には
３年前から心に損傷箇所がある。

それを埋めようと色々なもので補ったけれど
代用品などはなく、
またそれらを代用品というには非常に失礼だった。

今月に入り、錯乱していた自分は
２月７日、ハムスターをお迎えする。

名前はつけない。
愛着を持つと
死んだ時に悲しいから。

１３日、とんでもないことをしてしまい、
ある事実に気付く。
７日にお迎えしたハムスターに愛着を持っている。

本日、かなり不自然な状態で
ハムスターが亡くなっていた。

不自然だから、明確な原因は分からないけれど
飼育環境と方法に原因があった可能性が高いと思っている。

名前はつけていなかったし、
情も必要以上に移していないつもりだった。
だから、遺体を発見した時、
擬似冬眠の線を疑いつつも
（死んでいるのでも、冬眠しているのでも、かなり不自然な状況だった）
冷静に遺体の処理のことを考えていた。

だけど、手製の棺に遺体を入れていると
悲しくなった。
今朝まで散歩させても、元気に走っていたのを思い出すと

涙を流してしまった。
まだ流せる涙があったんだ。

巣箱の中にあった巣材を棺に一緒にいれ、
今日あげるつもりだったものを与えた。
そして巣材に埋め、
棺のフタを閉じた。

我が家にいたのはたったの３週間、
しかも名前もつけていなかった。
それでも、これだけ悲しいんだ。

最期に名前をつけてあげようと思ったけれど
やっぱり止めた。

もう日付変わった。
このハムスターの遺体を
葬ってあげないと。

何処かに埋めてあげたいけれど
調べたら
山とかに埋めるのは違法らしい。
遺体は廃棄物という扱いになるらしい。
法がどうとかというよりも
死んだあとまでヒトによくない感情を持たれるのも可哀想だ。

３月１日、木曜日の１３時。
この時に
自分の手で最期を迎えさせてあげることにする。

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）

アリア様とリリア様日記 -Part0002-

アリア様とリリア様日記　-Part0002-