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雑談スレ(その5)
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平成25年8月17日
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合成の誤謬
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さて表題の「合成の誤謬」とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロの世界では、必ずしも意図する方向に行くとは限らないことを意味します。
ニュアンスは少し違いますが、現在の世界の金融市場が「陥っている」あるいは「これから陥る」状況に近いように思います。
世界の金融市場では「でてくるニュースに対して正しく反応している」ようにみえて、「大きな歪み(ひずみ)が蓄積されている」かもしれないのです。
日本でもそうですが、世界の金融市場では高給を取るエコノミスト、ストラテジスト、アナリスト、評論家が大勢います。それぞれが「小難しく解説」するのですがいっていることは「ほとんど同じ」です。1人だけ「変わったこと」をいうと、外れたときは高給をもらえる職が危なくなるからです。
そうでなくても世界中には、金融緩和で投資資金が溢れかえっているので、結果的に「世界の金融市場は常識的に動く」ことになります。ところが市場というものは「いろいろな相場観をもつ投資家が別個に動いてこそ健全に形成される」もののはずです。
現在の世界金融市場の「最大の関心事」つまり「世界中の高給を取るエコノミストなどの飯のタネ」は、タイミングを含めたFRBの量的緩和縮小の影響でしょう。
FRBが量的緩和を縮小すると「株式市場の上昇が止まる、あるいは下落する」、「ドルの供給が絞られるのでドル高になる」「買い入れが減少するため国債利回り、MBS利回りが上昇する」というのが「世界中の高給を取るエコノミストなどの共通のご託宣」であり、事実そのようになっています。
世界の金融市場の参加者が「自然にそのように考えて行動するから」です。
例えばNY株式市場は、6月19日にバーナンキ議長が量的緩和縮小を示唆した後も上昇を続け8月2日に15658ドルの史上最高値となります。昨日(8月16日)のNY市場は15081ドルなので、史上最高値から3.7%下落しているだけです。
本当に怖いことは、ここから「仮に量的緩和の縮小が起こっても株式市場はあまり下落しない」が市場のコンセンサスとなることです。その結果、本当に量的緩和が縮小されても(実際に世界経済にブレーキがかかっても)NY株式市場だけではなく、一部の新興国をのぞく世界の株式市場は上昇を続けて歪み(バブルです)がますます大きくなることです。
2008年の世界金融危機とはサブプライムローンを含む不動産ローン市場が過熱したからではなく、過熱していても上昇を続けた株式市場が歪み(バブル)を大きくした結果なのです。NY株式市場が当時の最高値をつけるのは、すでに欧州市場でMBSの巨額損失が明らかになってしばらくたった2007年10月のことでした。
「考えすぎ」といわれるかもしれませんが、そのようなところから金融危機の芽が育ってくるのです。まさに「合成の誤謬」なのかもしれません。
今月に入ってから、このような観点から「どうなる世界経済? どうなる世界の金融市場?」を有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」に書いています。お申込みいただければ今月の配信分を全てお送りいたしますので、よろしかったら読んでみてください。購読料の課金は来月分(今月31日に課金)からです。
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