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ニュース速報

729江草乗(管理者)★:2007/09/28(金) 23:43:36 ID:PXnwqKew
IHI:赤字500億円に拡大 07年9月中間期連結決算
業績予想の悪化について謝罪するIHIの釜和明社長(中央)=東京証券取引所で28日 IHIは28日、07年9月中間期連結決算の業績予想を下方修正し、営業赤字が当初予想より600億円悪化し670億円に、最終(当期)赤字も同420億円悪化して500億円に拡大する見通しだと発表した。エネルギー・プラント事業などで多額の損失が判明したため。同社は「さらに最大280億円の営業損失が発生する恐れがある」としている。
 IHIの釜和明社長は同日会見し、「原価計算に必要な情報が集まりにくいなど、社内体制に問題があった。修正を重大に受け止め、全力で健全な経営体制を構築したい」と陳謝。原因究明のため、近く弁護士など社外有識者による調査委員会を設置する考えを示した。
 また、この問題の責任をとって、伊藤源嗣会長は同日、会長職を辞任する意向を表明した。
 多額の損失が判明したのは、同社の売り上げの4分の1を占めるエネルギー・プラント分野。その中核となるボイラー事業で、今期、海外を含め12のプロジェクトを手掛けているが、社内の体制が不十分で設備の生産が遅れるなど現場が混乱し、多額の対策費用の計上を余儀なくされた。
 さらに、サウジアラビアのセメントプラント事業で下請け企業の欠陥工事が判明するなど、海外の大型事業を中心にトラブルが相次ぎ、エネルギー・プラント分野の収益が急速に悪化。同分野だけで営業赤字が610億円拡大する。
 IHIは現在、同分野の他の事業についても内容の精査を進めているが、原価の見通しが甘く、損失を追加計上する必要がある事例が既に複数判明している。精査が終わり次第、再度、業績修正を行う方針だが、最大280億円の営業損失が加わる可能性があるという。
 こうした事態を受け、IHIは海外のボイラー関連事業の撤退を検討。また、リスク評価や原価の妥当性を審査する組織を社内に新設する。
 IHIは同日、08年3月期業績予想の下方修正も発表。営業損益は当初の黒字予想から一転し、170億円の赤字に転落する。神奈川県のゴルフ練習場など保有資産の売却により、最終損益は260億円の黒字になる見通しだが、営業赤字の拡大によっては最終損益も赤字に転落する可能性があるという。【赤間清広】
毎日新聞 2007年9月28日 21時00分 (最終更新時間 9月28日 21時41分)




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