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18：匿名：2013/12/18(水) 22:31:01: すみません、賃金の未払いで告訴・逮捕・起訴とありましたが企業が破産してもおこりうるのでしょうか？夫に100％非があるのはわかっていますが、避けられないものでしょうか？子どもに顔向けできません。

又、アスペルガー障害とありましたが、どのような点が疑われるのでしょうか？私自身、そのように感じた事がなかった為、石山様に指摘されとても混乱しています。
19：匿名：2013/12/18(水) 22:49:05: 続いて質問なのですが、会社を清算する為の費用は弁護士費用・裁判所への費用など全て合わせるといくらくらいになるのでしょうか？弁護士費用に全て含まれるのでしょうか？

又、未払賃金立替払を利用した場合は後に請求を事業主にするとありますが、その費用はやはり自己破産後支払わなければならないのでしょうか？
20：匿名：2013/12/18(水) 23:09:00: 昨晩、夫と義両親が話をし夫の考えが以前とは変わっていた様なのでお伝えします。

夫としては、今、破産のタイミングを伺っているようです。
まだ、義両親とどの様な話しをしたのか夫本人から聞いていないので詳細は不明ですが・・・

話しが出来次第、追ってお伝えします。
21：匿名：2013/12/18(水) 23:25:08: 離婚についてですが、今までお金について問題が起きる度に考えてきました。

今回の件でも、子どもに今後不自由な思いをさせない為にも離婚を考えました。しかし、支え合って生きていきたいとも考えています。子ども達にとっては家にほとんどいないし、経営者として失格でも、やはり大好きなお父さんで・・・。

何が正しい答えなのでしょうか？どうしたらいいのでしょうか？

支離滅裂ですみません。
22：石山@代表：2013/12/19(木) 03:04:11: 1.賃金未払いでの逮捕・起訴について

こういった経営者のケースで労基が悪質であると判断した場合は、
逮捕・起訴もありえます。まぁ書類送検位で略式で終わる事が殆どですが前科がつきます。

人の賃金と言うものは最優先(例え経営者の生活がどうであっても)に支払わなければ
なりません。それが支払えない・支払いたくない時に労基が判断して行います。
通常は労働者側からの訴えで労基が警告を出し、労働者側が裁判をするのが普通です。

この場合、裁判では100%負けますのでそれ以後の支払い命令や強制執行には
破産してもついて回ります。賃金は「先取り優先権」が与えられますから
破産して一切合財を処分(可処分財産のみ)しても賃金分は必ず支払われます。
23：石山@代表：2013/12/19(木) 03:11:10: 2.会社の清算の費用

これは会社の規模や財産の有無によって違いますが、最低限必要なのは
経営者２０万円+会社５０万円です。これに弁護士費用と管財人費用です。
会社の清算は株式会社等の会社形式であればかかる費用です。
個人商店に関しては経営者の「無限直接責任」となりますから自身の自己破産で
補完できます。

会社の５０万円も場合によっては２０万円程度まで引き下げられるかもしれませんが
それは地裁の判断です。一般的には５０万円～１００万円程度であります。

会社の清算が高いのは一般人が気軽に会社を立てない為です。
会社にすると社会的信用度が大幅にアップします。そして個人では扱えない様な
大金も扱えるようになる為、収入に関してのメリットが大きい分、破産時のリスクを
高める事で乱立を防ぐのです。

普通、経営者であればこれを真っ先に勉強するのですが、日本の経営者はどれも
こんなことを勉強せず「金・金」と目先の金しか見えていないのが現状です。
失敗すればとてつもなく大きいお金がかかると言う事です。
24：石山@代表：2013/12/19(木) 03:18:30: 3.弁護士費用

弁護士費用は自由化されています。個人で財産もなければ自分で自己破産が
申し立てられる程簡単な書類なのですが、会社になると個人よりも遡って
計算する事が多くあり、又、書類も膨大になる可能性もありますので
地裁で弁護士を必ず立てるように指示されます。

費用は３０万円から５０万円前後でしょう。

この場合、弁護士を雇う最大のメリットは「少額管財」に持ち込めるかどうかです。
先ほどの２で書いたとおり「最低限の出費として裁判所が認定する」事を少額管財
と言い、かなり安く破産が出来ます。
25：石山@代表：2013/12/19(木) 03:23:36: 4.これからの事

まずは「破産のお金が無い」と嘆かずに弁護士を選定する事。
一番大事なのは「平和な時間を取り戻し、考える時間を作る事」です。
その為には自己破産を申し立てる準備をする事です。

弁護士に依頼すると全ての交渉を任せる事になります。自己破産を申し立てる前
であっても貴方たちが債権者に直接話をしなくても良くなります。
無論、支払いも必要な物(保険や光熱費等)以外は支払わなくてもいいようになります。
会社は営業できませんが、すぐに働く場所を決め、積立をしつつ自己破産を目指すようになります。
破産は全て前払いですが、毎月決められた金額を積み立てる事が出来る為、
大金が今すぐ無くとも破産が出来るのです。
26：石山@代表：2013/12/19(木) 03:39:09: 5.アスペルガー障害など

実際に今まで１万２千人以上の経営者を見てきて「アスペルガー的な」方々を数多く見てきました。
この障害には深度があり、いわゆる精神障害者とは違う傾向を持っている方がほとんどです。
「アスペルガー思考」と言う事で明らかに普通では考えられない事をする人が多いのです。

・他人の考えを知る事が苦手。であるから自分の意見が最優先でありそれが普通。
・自分の考えが間違っていると言う事は思わないし認めない。但し、自分が一度認めると反省はする。
・他人に怒れなかったり注意できない。但し、とても身近な人には愚痴は言うし怒りもします。
・仕事が連続してある時に優先順位を付けるのが苦手。だから仕事が遅かったりします。
・なんでも先延ばしにする。例えば今日一本の電話で済む用事も明日・明後日と理由なく延ばしたりします。
・節約が出来ない。お金の計算は好きですが何故かそれと相反する様に浪費をします。
・放っておくと理由なく同じものを毎日食べたり、着たり。それをしないでも別に何ともないですがします。
・変な所にこだわりがある。例えば机に置くものに規則性を持たせたり、毎回変な所に置いたり。
・周りのひそひそ話や小声で話す事がとても気になります。でも本人は気にはしていません。

別に経営者になる人がアスペルガーでもいいんですが結構な数の人が恐らくはそうである
と思います。すごく自分に「理由が無く自信がある人」は注意すべきですね。
別に馬鹿にしている訳では無いのですがこういった方の失敗が私の所ではとても多く感じ
対策を練っている所です。
27：匿名：2013/12/19(木) 13:35:31: 石山様、お急がしいなかとてもわかりやすく教えてくださり本当にありがとうございます。

夫のしてきたことの重大さにただただ反省するばかりです。

やはり企業の自己破産には多額の費用がかかるのですね。夫の会社は資本金100万の株式会社です。
破産には弁護士費用などで最低でも100万は必要ですね。

弁護士に依頼した際、破産までの期間に入ってきた売り上げや敷金の返金などは差し押さえられるのでしょうか？
また、差し押さえられなかった場合、賃金滞納の方へ支払う事は可能なのでしょうか？

《申し立て前や申し立て後に「一部の債権者に許可無く」弁済したり「債権者リスト」に載せない行為　（債権平等の原則違反）》

石山様のホームページに免責不許可事由として上記のことがあげられていたので不安になって。
28：匿名：2013/12/19(木) 13:54:59: 弁護士の選定ですが、弁護士会に企業破産が得意な弁護士の方を聞こうと思っています。

夫のアスペルガーについてですが、何点か当てはまる点があり、「理由が無く自信がある人」という点は彼そのものでした。今後はこの事についても考えていかないといけないですね。

石山様、この後の相談をメールでさせていただきたいのですが、メールも無料で受け入れてもらえるのでしょうか？
掲示板への書き込みでもしかしたら他者に特定されてしまうのではないかと不安になって。
29：石山@代表：2013/12/19(木) 14:24:05: 弁護士会へ言っても無駄です。

弁護士会はそういう所では無く事務的に「名簿の上から当番を決める」だけです。
無論、その紹介した弁護士がどの様な能力を持っているかなど気にしないし、
失敗しても弁護士会は責任を持ちません。「法テラス」の弁護士会の受付業務
だけしている能無しの連中です。これも同様に当番を紹介するだけです。

この様な「天下り団体」があるから日本の司法はダメなのですよ・・・
ニュースで色々取りざたされている意味はここにあるのです・・・。

さて、メールでの相談ですがそれがよろしいのならばそちらで結構です。
ではお待ちしています。
30：匿名：2013/12/19(木) 14:34:15: ありがとうございます。

メールへ移らせていただきます。