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エゾジカ相談所 ばちゅう にゅーす

98エゾシカ:2015/08/18(火) 18:06:53
緊迫の指令室、記録公開 600件越す110番
緊迫の指令室、記録公開 600件越す110番  広島土砂災害は20日、発生から1年となる。広島県警は被災地域の110番を受けた 通信指令室と現場警察官の交信記録の一部を明らかにした。「家ごと流されている」「脱 出不能」。被害が次々と伝えられる指令室は緊迫感に包まれた。対応に追われた黒川等警 部補(42)は今もこう振り返る。あのとき何が正しかったのか−。  昨年8月20日午前3時。仮眠室から戻った黒川警部補は、鳴りやまない電話に手を伸 ばした。通常は2〜3人が交代で受ける110番を8人で対応。それでも、通報が何十件 もたまっていることを知らせるブザーがずっと鳴っていた。  公開された記録は午前3時すぎから6時ごろまで。午前3時21分「川が氾濫し床上浸 水している」、同58分「水が胸まで漬かっている」、4時16分「自宅がつぶれ、母親 と連絡が取れない」、5時21分「生き埋めの可能性も」。  指令室は通報内容を矢継ぎ早に現場へ伝達。焦りもあったが、「一つ一つ対応していく しかない」と腹を据えた。  現場の警察官からも危機的な状況が次々と報告された。「プロパンガスが噴出」「車両 を捨てて現場に向かう」「胸まで浸水。近づけません」  黒川さんは通報者に「すぐに警察官が行きますから」とは言えなかった。「外に逃げら れるなら逃げて」「2階より上に避難を」の二つを説明、納得してもらうしかなかった。 110番は朝までに600件を超えた。  長い勤務を終え、広島市安佐南区の自宅へ帰る途中、茶色い山肌が見えた。「まさか本 当に山が崩れているとは」。通報で把握していたつもりだったが、大きな衝撃を受けた。 自宅も浸水し、片付けに追われた。  1年が経過しても「何がベストだったのか」と自問自答を続ける。冷静に対応したつも りだったが、「中には励ましで終わることもあった」と、むなしさも感じていたことも明 かす。  一方で「警察官がいち早く情報を取って予兆を知ることができれば、避難誘導も早くで きる」と、災害時の110番の有効性も実感したという。  本来、交信記録は公開されない。県警通信指令課の坂本信哉管理官(57)は「災害時 の警察の状況を知ってもらい、いざというときに役立ててほしい」と話している。


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