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エゾジカ相談所 ばちゅう にゅーす

120エゾシカ:2015/09/28(月) 09:32:24
ドイツ銀のトレーダーは「ありがとう」で始まる電話に要注意
LIBOR操作問題でトレーダーを解雇する場合のマニュアルが存在
ドイツ銀が当局に提出した資料に社外秘の文書などが含まれていた
【記者:Suzi Ring、Ambereen Choudhury】

  (ブルームバーグ):
ドイツ銀行のトレーダーは「ありがとう」で始まる電話がかかってきたら要注意だ。

  ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作スキャンダルに巻き込まれたトレーダーを解雇する時のマニュアルのモデル会話の1行目は「この電話に出てくれてありがとう」となっていた。ブルームバーグ・ニュースがこの文書を入手した。

  始まりは優しげだが調子はすぐに変わる。

  電話は「あなたの重大な不正行為が理由で、あなたとの雇用契約を直ちに打ち切るべきだと決定した。われわれはその不正行為が当行の事業と評判を害するほど重大だと考えた」と続く。さらに、「解雇は即時で事前通知や事前通知に代わる支払いは認められない」と告げられる。

  このセリフは、ギヨーム・アドルフ氏やクリスチャン・ビッター氏などの大物トレーダーを解雇する時にどうすればいいかという行内での議論を記録した文書の中に含まれていた。LIBOR操作の問題が大きくなりつつあった2011年当時の同行幹部の事情がうかがわれる。

  LIBORスキャンダルで名前が挙がった他の多くの金融機関と同様に、ドイツ銀行も内部調査の後、迅速にトレーダーを解雇することを決めた。調査の速さは何人かの高報酬トレーダーからの提訴を招く根拠になった可能性がある。

  ドイツ銀は不当解雇訴訟に敗訴して7万ポンド(約1300万円)を支払う羽目になっても、内部調査を長引かせるよりも安上がりだと考えた。調査を続ければ同行に「悪影響を及ぼす」情報が見つかる恐れがあると社内弁護士が幹部に説明したことを、社内の電子メールが示している。

  ドイツ銀は英金融行動監視機構(FCA)によって、LIBOR問題の調査への非協力的な姿勢を批判されていた。

  隠されていた電子メールや書簡、社外秘の文書は元グローバルファイナンス責任者のアラン・クローテ氏が8月にドイツ連邦金融監督庁(BaFin)に提出した資料に含まれていたもので、LIBOR問題に迅速に対応したことを示して批判をかわすことが目的だった。

  ドイツ銀のロンドン支店はクローテ氏の文書についてコメントを控えた。

  資料からはドイツ銀がトレーダーらに株式ボーナスを満額支払うことを避けようとしたこともうかがわれる。クローテ氏はアンシュー・ジェイン前共同最高経営責任者(CEO)に宛てた11年12月の書簡で、ビッター氏が12年に受け取れるボーナスを考慮すると同氏の解雇が銀行を守るための最善策だと論じていた。

  この数週間には、シティグループやHSBCホールディングス、ロイズ・バンキング・グループなどの元従業員からも不当解雇を主張する訴えが相次いでロンドンの雇用審判所に起こされている。


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