したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

金融市場総合予測

91名無しさん:2016/09/02(金) 18:04:14
 
  アンダースランド氏は「債券に少し、株式に少し、というように普通は分散投資でリスクを管理しようと考える」とした上で、「だがこの2つの相関性が高まれば、分散投資に基づいたリスク管理は役に立たない」と指摘した。

  国や業界、株式のトレンドに投資するセクター社では相関性の高まりに対し、デュレーションの短縮や、ボラティリティ(変動性)上昇時に利益を得られるような投資で資金の保全を図っている。アンダースランド氏によるとこれを実行するために現金の保有を膨らませ、株式を空売りし、割安なプット・オプションを購入しているという。

  同氏は「世界全体が誤ったポジションをとっている。不動産や株式、債券などすべての共通分母は長いデュレーションだ。いまやあらゆるものが金利にはるかに影響されやすくなった」と語った。

  同氏は国際マルチストラテジーファンドのセクター・ポラリスのほか、同社傘下の11のファンドのうち2つの国際株式ファンドを運用する。絶対収益を目指すポラリスは2006年の開始から今年7月までのリターンが50%と、MSCIワールド指数の81%を下回る。だがボラティリティはMSCI指数の16.7%に対し、ポラリスは5.4%でしかなかった。ポラリスは運用資産の約50%を現金で保有している。

  「リスクとは考えもしないことであり、それを見積もることはできない。個人的な分析では、世界の株式はあと5-10%の上値余地があるが、下値の余地は40-60%だ。従って、極めて偏っている」とアンダースランド氏は続けた。

 2016年9月1日 ブルムバーグ


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板