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【上野】日頃スレ65【オークラ】

56名無し部員:2020/02/02(日) 21:45:53
関根和美『おせんち酒場 君も濡れる街角』
▽晴れて自ら法律事務所を開設した弁護士の折笠慎也。過払い金問題のネット広告を大出稿
 したにも関わらず客が来ない折笠に、妻の梨々花は心配して励ます。梨々花は、折笠の大学
 の同窓生である。そんなある日、折笠のもとに一通の手紙が届く。差出人は、同じく同窓であっ
 た安藤ヒロキオ。大学時代、折笠と安藤は大学のマドンナ・梨々花を巡ってどちらかが落とす
 かのゲームをしていたのだった。。。関根和美監督の最終作。
▼関根和美が得意な、少しシリアスタッチな恋愛ゲーム物。関根和美らしく、トリッキーで長回し
 な回想シーンに度肝を抜かされる。回想シーンの終了で驚かされる映画監督も、多分、
 この人ぐらいだろう。もはや新作では観られないかと思うと、寂しさが募る。
▽梨々花は大学のマドンナらしく、ややクールな感じ。折笠と安藤にコクられる場面では、本当に
 困惑してそうな感じ(^^; 自宅のアパートで安藤に組み伏せられるが、「一回で堕とせると思っ
 たんでしょ」「安い女と思わないで」関根和美必殺のセリフがビシッと決まる、いい女である。
▼一方、水城奈緒は、安藤の愛人。童顔ながら豊満で包容力があり、安藤の横暴にも付き添っ
 てくれる。愛人でありながら安藤の女性関係にも鷹揚な、正しく都合のいい、もとい、大人の女
 である(←余計な事書くなよ。。。)。
▽しかし、真の主人公は、やはり折笠と安藤という事になる。真面目一徹な折笠と、どちらかと
 いえば曲線的な生き方をしてきた安藤。この二人がなかなかいい。関根和美の(目茶苦茶な)
 回想と現在の混淆も功を奏し、なかなか厚みがあると思う。
▼法律の勉強中、折笠は梨々花の事が忘れられず、おもむろにズボンを脱ぎだす。シコり始める
 折笠。と、すると、そこに全裸の梨々花が現われてM字開脚でオナニー開始(苦笑)。すぐに
 見せ合いっことなり、相互オナニーに至る(苦笑)。妄想は妄想に終わるという事だが、こんな
 事がやれてしまうのがピンク映画の豊潤さと醍醐味である。
▽関根監督、長い間、お疲れ様でした。面白いピンク映画を作り続けて、本当に有り難うございました。




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