したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ルナ9号……

3じゅんじ(管理人):2008/04/17(木) 15:07:09
そうそう。1959年1月から、1964年5月まで「コスモプラン」という、
「有翼」惑星探査機計画が大真面目に検討されていました。
ttp://www.astronautix.com/craft/kosoplan.htm
火星または金星を周回後、地球に帰還。とまぁここまでは、当時の通信技術では
到底得られない鮮明なカラー写真を持ち帰るとか、目的はわかるような気が
するんですが、凄いのはその帰還方法。
「landing at conventional airfields」、つまり既存の空港に翼で
着陸です。データ回収だけなら、ゾンド5号やルナ16号のようなカプセル式で
十分なのに、なぜ滑空して既存の空港に帰還???
それはもちろん「大衆ウケ狙い」でしょう。別の惑星に行ってきた翼付きの
宇宙機が、まだ見ぬ鮮明な惑星のカラー写真を携えて、
一般大衆やマスコミが見守る中、おらが町の空港に着陸…
単純にファンタジーだわな。

惑星探査プロジェクトを「歌謡曲」に例えるとしましょう。
歌そのものを惑星探査で得られた知見とすれば、アメリカ惑星探査機は
歌唱力そのもので勝負する本格派演歌歌手。ソ連宇宙探査機は歌唱力だけでなく
ビジュアルと踊りにも凝った子供が見ても楽しい若いアイドル(ピンクレディーとか)。
コスモプランに至っては、歌がどうこうではなく、その登場方法と
衣装で老若男女問わず年末年始の話題になる紅白の小林幸子と美川憲一です。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板