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『劇場版プリキュア』を楽しもう!
152
:
makiray
:2018/12/24(月) 22:11:41
origin (6/7)
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「変身するだけがプリキュアではないのです!」
ほまれが、え、とつぶやく。はなとさあやの肩が震えた。
「何を笑っているのですか!
私は今、大事な話をしているのです!!」
苦しそうな呼吸の下から、ごめん、という声が聞こえる。
「あなたは、昔の私に似ています」
ルールー・アムールがえみるの隣に立った。
「計算だけで判断していた頃の私のようです。
ですが、あなたは人間。アンドロイドの私とは違って、柔軟な心を持っているはず。
その柔軟さを発揮できない局面があるようですね。想像ですが、ご自分のことになったときに」
「…」
「確かに、あゆみちゃんにはそういうところがあります」
リコがあゆみの手を取った。
「顔を上げて、真ん中にきて。
あゆみちゃんは、私たち『みんなのプリキュア』なんだから」
「私は、そんな立派なものじゃない!」
あゆみがリコの腕を払う。だが、リコはもう一度、その手を取った。
「もしあゆみちゃんじゃなかったら、って思ったら、私は足が震えてくる」
何を言い出すのだ、という視線にも構わず、リコは続けた。
「ヨクバールにドンヨクバール、私たちは色々な種類の敵と戦ってきました。
もし、ミデンが取りこんだのがフーちゃんとあゆみちゃんじゃなくて、そういう存在だったとしたら」
「負けてたかもしれない」
宇佐美いちかが言った。
「ラッキーだったわね。そのラッキーを呼び込んだのはあなたよ」
ゆかりが笑みを浮かべる。あゆみはやはり答えなかった。
「本当に面倒なコねぇ」
ゆかりの言葉に、立神あおいが、どの口が、とつぶやいた。
「ね、誰かあゆみを元気づけるパーティを企画してくれない?」
はいはいはい、と手が上がった。
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