ツクールプレイ日記

179：かきぴー　★：2019/03/24(日) 00:29:59: 『I is WORLD 第1章　～灰色の霧～』
野心的な作品だと感じました。

システム的な面ではフリーシナリオな側面が強いです。
パーティの加入順番がどんな感じになってもいいようにかなりの会話パターンを作られている丁寧さが凄いです
経験値共有だったり、レベルアップ画面のメッセージが面白かったりと斬新だな！と。
サンダーの恋心補正とかストーリーに絡む要素のあるアビリティもあるのも面白いです。
アビリティを付け替えしたり、スキルを探す楽しみがあったり、コンボを探す楽しみがあったりと自由度も高くて戦略的な面で楽しかったです。
全体的に攻撃力が敵も味方も高くて早めに戦闘が終わるのがいいですね。こうすることでリカバーのバランスを強くしすぎないようにするということか…！
ボスのバランスが結構よかったと思います。
あとは隠し仲間とか、隠しエンチャントなどの要素も楽しめました。
結構マニアックなキャラも沢山出るので、こんなキャラいたなぁと思いながら会話をまったり楽しんだりとかですね(*´ω｀)

追憶の鏡面白かったんで期待したんですけど、お話も期待通り面白かったです。
キャラクター同士の絡みが多いのも良いですね。
暗い雰囲気のイメージが強いですが、楽しい気分で冒険ができました。
楽しいだけでなくシリアス！シリアスね！
シリアスなもしもを魔法たちで作るのはあまり見たことがなく、難しそうですが…
それに果敢に挑戦する作者さんの姿勢が凄いなーと。
冒険感がとても出ているし、友達を倒さないといけない…という悲壮感やカタルシスも出ていてドラマ性が高い！面白い話ってだけでなく、説得力も高いのが惹きつけられます。

最序盤の逃走バランスや下水道のエンカウントなど確かに辛い面もありましたが、それに目を瞑っても魅力ある作品だと！
こういう作者さんの好みがつまったフリゲっぽい作品はわたしは好きですね。
２章以降も是非遊ばせて頂きます！

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